人は泣く、人は笑う。最後の最後で騙される。
人間は複雑であり、扱いやすい。はちゃめちゃ笑えてめっちゃ感動出来る小説さ...
そんな人類はある季節が重なり出来た惑星...地球に住んでいた。
そこにある小さい陸...日{。
ある朝、日{で少女が叫んだんだ...世界に向かってさ!
『日{終了のお知らせです』
____この学校には、見る者全てを魅了するほどの美少女生徒がいる……
最近ここ、小堺学園で囁かれる有名な話だ。
あくまで「噂」ではなく、{当の話………
その証拠に、今日も屋上の一角にはたくさんの人だかりができている
「おい……見ろよあの子!」
「わあ……!
噂通りだな………美少女って………」
頬を赤く染めた男子生徒たちの目線は、すでに一点にしか向いていない
男子生徒だけではない
屋上に集まっている者皆が皆、その一点を食いつくように見つめている
皆の視線が行き着く先を辿ると、日陰の隅に横たわっている体が目に入る
………そしていま、その体がむっくりと起き上がった
___太陽の光を受けて輝く、白金の長髪
長い睫毛の下に覗くのは、髪と揃った色の、金剛石のように煌めく、大きな瞳
雪のごとく真っ白な肌を一層際立てているのは、この紅の唇だろうか
「ふぇ…」
小さく首を傾げ、今おかれている自らの状況を考えているようだ
そして、そんな姿さえも愛らしい
小柄で可愛らしい体つきをしているが、胸だけは大人顔負けの大きさだ
「………みんな……?
どうしたの?」
固まっている周りを見て、少女はまた首を傾げる
今度は、人差し指をほおに当てて。
「「か…………」」
「蚊?」
「「可愛いいい!!!」」
……
………確かに、少女の美貌は全校生徒をも魅了してしまうもののようだ。
「ふ、ふぇ?
僕、可愛くなんかないよ………?」
…おまけに無自覚といただいた。
鈍感少女なんだな。きっと。
_______少女の名は、岡{アリスと言う。
この少女が主人公ならば、周りはモブ。
アリスきっと、イケメンに囲まれながら逆ハーレムのような日々をすごすのだろう。
将来は美男と幸せに暮らしたり………ロマンチックな展開も、あるかもしれない。
が。
…………誠に残念ながら、岡{アリスは主人公ではない。
そう、その頃。
アリスがちやほやされてるちょうどその頃、等の主人公は…………
「ぶぇっくしょーい!!」
胡座を掻きながら、ゲームコントローラーを握っていた。
紺色のコントローラーから、コードを伝って繋げられた箱型テレビ。
この二つのものの共通点は、どちらも薄汚れていることだろうか。
……箱型テレビの画面は今はまだ真っ暗で…………画面の目の前にいる少女の姿を、映し出している。
「………フン」
その姿を鏡代わりマジマジと見て、少女は憎々しげに鼻を鳴らした。
少女が首を動かすと同時に、画面に映ったその姿もまた首を動かす。
「どこの落ち武者かと思ったら、アタシかよ」
(女子とは思えないほど)ドスの聞いた低い掠れ声で、ため息混じりに少女は呟いた。
______ピョンと、ところどころ跳ねた黒髪。
その髪が地味に茶色がかっているのが彼女の自慢らしいが、正直どうでもいいと思う。
肌は白めで、よく言えば色白、悪く言えば不健康と言ったところだろうか……
瞳は淀んだ黒、やる気のない半開きの目………
アンハッピーセットで、隈と青白い唇も付いてくる。いらねーよ。
服装は、上はジャージ、下はスカート_____{人いわく、シワは入れないように常にアイロンがけしているらしいが………
もう一目見てニートである。学校入ってる分まあマシだとは思うが。
良くてもおっさんとしか言えない………不思議。
彼女の辞書に「おしゃれ」と「女子力」を書き入れてくれなかったのは、神様のイタズラだろうか。
「うぃ〜……対戦すっぞー」
少女が掛け声すると、何人か少年・少女がやって来て………
その中から1人、少年が出てきた
「えー……雅か……まーいーや」
「なんで嫌そうなんだよ………
ってもうスタートかよ! はえーよ!」
いつの間にか出ていたゲーム画面に向かい、少女はコントローラーを動かす。
少年も慌てて彼女の側に座り、ゲームを始める……
______柳 クレア15歳、高校一年生
・彼女にあるのは、ゲームとアニメに対する熱意と、愛情のみ
+。✩.*そう…これは私が過ごした素敵なセカイ*.✩。+
【登場人物紹介】
🌸 草薙 華 〚クサナギ ハナ〛♀
16歳、優しい、お花が大好き。
東京に住んでいたが体が弱く”風花鶯丘”という環境の良い所に引っ越すことになった。学校には行っていない。
母親は華が小さい頃に既に亡くなっており、父親と祖母とで3人暮らし。
🌸 橋田 大翔〚ハシダ ヤマト〛♂
17歳、学校のルールを破って停学処分になった。
風花鶯丘に生まれ育った少年。体は丈夫で、運動神経がいい。
基{的に優しい性格。母親と父親は海外に住んでおり、風花鶯丘では祖母と祖父とで3人暮らし。
🌸 東原 夏帆〚ヒガシバラ カホ〛♀
16歳、大翔と同じ学校。大翔程ではないが運動神経はいい方。
風花鶯丘で生まれ育った。学校がつまらなく、時々、こっそりサ{っている。
{ーイッシュな性格で、髪はショートカット。母親と父親と祖母とで4人暮らし。
↑主な登場人物です。
それでは書いていきまーす(^ω^)
華「す………すごい!」
父「おう!いいだろ?ここが今日から我が家の新しい家だ!」
華「ほっ…{当!?やった!…やったね!おばあちゃん!」
祖母「そりゃあよかったのぉ(ニコニコ」
おばあちゃん嬉しそう…笑
でも{当にうれしい、{当に環境がいい、それに………私の大好きなお花や木がたくさんある!
今日からここで暮らすのかぁ…
前住んでいたところよりはちょっと楽しそう♪
父「華ーーー!荷物おろすから!華も車から出なさーい!」
お父さん、いつの間に車から…笑
華「う、うん!!!」
祖母「よかったねぇ、華、おばあちゃん、華が喜んでいるとうれしいよ」
華「うん……!おばあちゃんも降りよう!早く!もっと外を見てみたいなぁ(キラキラ」
祖母「あれまぁ、この子は」
これから楽しい生活が始まるのかなぁ…
{ーカロイドの小説を〜、書くよ〜☆キャラクターは〜、この中↓から〜、
選んでね〜☆
・初音ミク・鏡音リン・鏡音レン
・巡音ルカ・KAITO・MEIKO・神威がくぼ・GUMI・亞北ネル・
弱音ハク だよ〜☆
ちなみに〜、入る人は〜、自己紹介を〜、してね〜☆
〜私のプロフィール〜
名前 しおん
性別 女
好きなキャラ 鏡音レン
似てる(と思う)キャラ 弱音ハク
だよ〜☆
リレー、感想、掛け持ちもOK☆
みんな〜、気軽に〜、入ってね〜☆
何故!?小説はオリジナルだよっ!?
少し{カロ借りてるだけでっ…
ダメなのっ!?しっ…知らなかった…
さくら〜…ダメなの〜…?
>>3
いくら内容がオリジナルでも{ーかロイドというキャラクターを借りているので、こういうのも二次創作に入ります。
横槍失礼しました。
〜プロローグ〜
私はずっと思っていた。
彼とは…
いくら仲がよくたって恋愛には発展しない。
いくら周りに付き合えと言われても…
私達がずーっと一緒にいた幼なじみでも…
いくら私が好きになっても…
両想いになることはないだろう…
チャットという名の現実逃避―――…。
現実逃避…現実から目を背く事。
「掲示板で話すより、皆と話すほうが数千{も楽しいや!」
これは今から話す少女の【元】口癖…。
気楽で友達が多い少女の長所は、ある事がきっかけで
裏目に出てしまうのだった…。
カタカタカタカタ
「咲ー!ほらっ遅刻するわよ!降りてきなさい、咲!」
カタカタカタカタ
扉を蹴り付ける音がする。と同時に部屋に明かりがつく。
「またパソコンいじって!没収しますからね!ホラ!よこしなさい!」
一度は咲も母の方を見たが、目を見開いて、再びモニターへ向かう。
“インターネットサーバーエラー”
『お前、何した…っ』
「インターネットの線、取ったわよ…学校いけ!!!」
母は咲に{鳴りつける。
鼓膜が破れるほど大きい声量だった。
隣の家にも聞こえていただろう。
近所迷惑だと思いながらも咲は地面に置いてある人形を手にする。
バァン!
「きゃ…咲!」
『死ね 出て行け出て行け出て行け出て行け出て行け出て行け出て行け』
「しょ、しょ…う、咲…?」
『死ねっつってんだよ』
勢いよく咲は白い壁を叩き付けた。手から血が滲み出る。
白い壁に血痕が残る。
母を追い出し、再びモニターに向かった。
ガラガラガラッ
一つ先の何かを見据えているように
無言で扉をあける。
周りのざわつきも気にせず、席に着く。
「あ、きたんだ。」
「あ、そ。」
周りの反応はとても薄く、皆、元の行動に戻る。
直接的ないじめを受けている様子はないが、咲に興味がないフリをしているのだ。
こうすると先生から注意される事もなく、精神的ダメージを受けさせられる。
でも、ついにトップの女子達は、それじゃ満足いかなくなったのだ。
トップは3人いる。取り巻きに2人。
「あっ、おはよぉ〜!来たんだね、学校。サ{って何してたのぉ?」
語尾を延ばすクセがある。ぶりっこではないが可愛いと言われている、安藤真希。トップの中のリーダーだ。
「もしかしてっ、家出ずーっとパソコンしてたとかーっ?」
安藤真希と幼馴染で、ギャルの部分が少しある、金遣いの荒い後藤文美。
「掲示板なんかやってても…意味ない、内容なんて、すぐ見る」
少し言葉遣いがおかしい、庄野美佐。
「あれぇ、名前、なんだっけぇ…?ガチで忘れちゃったよぉ〜」
「ウチ、嫌だけど覚えてるわ。江戸咲。江戸だって!江戸時代〜〜〜」
「江戸…戦争で死んでしまえば…もう…終わり」
「咲、後で時間空けとけよ?」
…
「返事…言う…」
「咲ちゃぁん………返事しろ!!!」
逆鱗に触れた咲は、新たなるいじめを受ける事になる。
まるで朝の親の声のような{鳴り声をあびた咲は、黙ってはいられない。
『やだっていったらどうするんだよ、無計画?』
咲は立ち上がっていった。
次の瞬間
ドミノ倒しのように、イスが次々と倒れていく。
先頭には咲の苦痛の顔。
真希の手がすぐ側にあった。
「返事、ちゃんとしよぉ?「はい」って言うんだよぉ…てめぇにはそれくらいしかする事ないからなぁ!!!」
『絶…対嫌だ…から………なめんなよ…』
真希の体が浮かび上がる。
咲は体が柔らかく、足を伸ばして、思いっきり蹴り付ける。
「こら!江戸!何やってるんだ!こっちへ来い!」
「ふぇ…痛いよぉ…痛いよぉ…っ」
『チッ…バーカ、死んでろヴォケ』
咲は走り去っていった。
「た、退学にするからな!!!」
『義務教育だからムリだよ?アハハハハハハ』
そのまま家へ帰って泣き崩れた
ある夜の事だった。