my story〜Effort from mortifying.〜

努力が報われないのはわかってる。それでも努力するのは、努力が報われない運命に従うのはイヤだったから。
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―いつか、誰よりも努力したって
胸を張って言えるように―

もう、疲れた。

怪我するって、こんなに辛いことだったんだ。

明日、また部活がある。

また、痛くて走れなかったら。そう思うと、怖くて怖くてしかたないの。

でも、やるしかない。もう見てるだけなんて嫌だから。

痛いのなんて気にしない。絶対足引きづらない。絶対できる。大丈夫。

やるしかないんだ。

でも、できない。もう、頑張れないよ。疲れた。前は、どんなに辛くてもいつかのために頑張ろうって思えてたのに。もうそんな風に思えない。

誰か1人でも寄り添ってくれる人がいたら、違ったのかな。

だって、やっとだったんだよ。まだまだ下手くそで、できないことは人より多いし山ほどあるけど、それでも前より上手くなったの。やっとここまで来れたの。他の人にとってはなんでもない進歩かもしれないけど、私にとっては大きな進歩で、やっとだったの。

なのに、なのにこんな時に怪我して、部活したいのに痛くてできなくて、また元どおりで、もしかしたら前より下手かもしれなくて。左足、ハンドボールではすごく大事なのに。

今は無理する時期じゃないって言われたけど、下手くそな私にとってはいつでも無理しないといけないんだよ。やらなきゃ追いつけない。3週間も待てない。休んでもすぐ追いつける上手い人とは違うんだよ。

努力して怪我するなら、努力なんてできないじゃん。あんなに頑張ってたのに。全部水の泡だよ。意味なんて、なくなっちゃった。

みんなは、治らないままやってひどくなってまた部活できなくなるより、治してからした方がいいじゃんって言うけど。それは、上手いから言える言葉であって、私は下手だから。怪我が治るのを待つ余裕なんてない。

みんなとは、違うんだよ。

なんか、後悔してばっかりや。

前より痛みましになってる。よかった。

今日、先生出張で部活のときいなかった！

だから、部活めっちゃ楽しかった

今日も先生いなかった！

やっぱりシュートは入らないけど

うまくいったプレーもあったから。

そろそろランニングとか、再開しないといけないなって思ってる。

このままやめてしまったらきっと、これ以上上にはいけない。

わかってる。勉強が大事だってことも、このままじゃやばい、ダメだってことも、ちゃんと分かってるよ。

ダメだったからいろいろ言われるのは仕方ないかもしれないけど、何も知らないじゃん。

ちゃんと頑張ってるよ。毎日夜遅くまで、ちゃんと勉強してた。苦手な英語だって、今までやった単語全部意味も書いて復習した。

でも、意味なかった。

あんなに勉強して覚えた原子記号も、毎回小テスト満点だったのに。テストの時も、ちゃんとあってたのに。

一問ずらして書いて7点も落とすなんて、思わないじゃん。

本番だったらそんなの関係ないって言うけど、そういうことじゃないんだよ。

ちゃんと答えはあってた。それは、私が勉強した証拠じゃん。どんなに結果が悪くても、ちゃんと勉強して頑張ってた事実は変わらないじゃん。社会にでたら結果が全てでその過程なんて関係ないことはわかってるけど。一回くらい、頑張ったことを認めてくれてもいいじゃんか。全然勉強してないって言うけど、知らないだけじゃん。お姉ちゃんより勉強時間は少ないけど、私はお姉ちゃんとは違うんだから、なんでも同じようにできるなんて思わないで。私は私なりに、できないなりにちゃんと頑張ったんだよ。

なんで、結果だけしか見てくれないの

だから努力は嫌なんだ。やり方をちょっと間違えただけで、全部うまくいかない。

全部投げ出せたら楽なのに。私にはそれができない。

諦められたら楽なのに。

知らないじゃん、何も。誰も、何も知らない。私が今までしてきた努力も、悔しい気持ちも、毎日のように泣いてることも。

知らないのに、そんなこと言わないで。

今日から職場体験で部活ないけど、体力落ちないように頑張る〜

最後の総体でスタメンなんて、ムリかもしれない。

レギュラーなんて、一生ならないかもしれない。

試合に出れないたびに思うんだ、今までしてきたことは全部無駄だったんだって。意味なかったんだって。

どんなに頑張っても、追いつくことなんてできない。

そんなの嫌だけど。頑張ったのに下手なままなんて、絶対に嫌だけど、でも、

上手くなれない。

いつだって、一生懸命やってきたのにな。どこで差がついちゃったんだろ。

生まれたときから？

運動部になんて、入らなきゃよかった。

叶わない夢ってわかってても、1度みてしまったら簡単には捨てれない、諦められない。

夢なんて、みなきゃよかった。

最初から、叶わないものなんだって諦めとけばよかった。本気になんて、なるんじゃなかった。

つらいだけだった。

流した涙もしてきた努力も、人一倍だったと思う。でも、そんなの関係ないんだね。

努力の数なんて、関係ないんだ。

私、生まれてこなきゃ良かった。

久しぶりの部活。シュート外しまくった。

でも、まだまだだけど、それでもちょっと成長したんだ。速攻、8本中4本だったけど、8本中6本になったの。もし今日も前みたいに8本中4本だったら、8往復だったの。でも、3往復だった。

みんな8本中8本とか8本中7本とかで、6本なんてまだまだだけど、それでも大きな進歩だった。

誰もなんとも思わないと思うけど

私の心の叫びには、何とも思わなかったんだね

私だって辛かったのに。苦しかったのに。なんで知ろうとしてくれないの？

なんで、

なんで、頑張ったことをみてくれないの。なんで、頑張ってないって決めつけるの。知らないだけじゃん。

なんで産んだの。産まなきゃ、私はこんなに辛い思いすることなかったのに。勝手に産んで、勝手に期待して、期待通りじゃなかったら怒って。そんなの、自分勝手すぎるじゃん。

私、生まれてきたくなかった。生まれてくるとしても、もっと違う人のところに生まれたかった。そしたら、もっと運動できる子になってたかも。

死んでしまいたい。

今日、部活休み

でも、やっぱ下手。何も変わってない。

私は上手くないから。そんなことできないの。

やったらやったで、失敗するし。失敗しても怒られるし。何してもダメなのに、どうしろっていうの。

武勇伝の話しよっかな。武勇伝といっていいのかわかんないけど。

こないだの日曜日、私友達と遊んだんだけど、その前の日にケンカしたの、お母さんと。

友達に誘われたから遊んでいい？って聞いたら、前のテスト悪かったからダメとか、普段全然勉強してないからダメとか言われて。この前は悪かったけど、私は私なりに努力してた。ちゃんと勉強してた。知らないだけなのに、そんなこと言われたのが嫌で嫌で仕方なくて、ずっと思ってたけど言えなくて溜め込んでたものが爆発して。勉強してないわけじゃない、知らないだけじゃん、私だって頑張ってるのに、ちゃんと勉強してた、解答欄ずらしたとか関係ないじゃん、なんでもお姉ちゃんと一緒にしないで比べないで私はお姉ちゃんじゃない、そう叫んで部屋に戻った。

そのあと、もう一回聞いたら、勝手にすれば、どうせダメって言っても行くんでしょって言われて。私が言って欲しかったのは、そんなことじゃなかったのに。

結局遊びに行ったんだけど、どうしても家に帰りたくなくて、マンションの階段に19時くらいまで座ってたの。で、しばらくしたら足音が聞こえてきて、親が探しにきたのがわかった。でも帰りたくなかったから、階段ダッシュで降りて途中でエレベーターに乗って一階まで降りた。

それで駐輪場に行ったんだけど、見つかって。でも、帰りたくない、もう嫌、あっちに行って、来ないで、そう言って追い返した。あとで帰ってきてって言われたけど、帰るつもりなんてなくて。ここにいたら見つかる、絶対にそれだけは嫌だ、って思ったから、自転車でどこかに行こうと思った。

行く場所なんて決めてなくて、どこにつながるのかわからない道をただひたすらに自転車で進んだ。

でも、だんだん怖くなって、どこに行くか考えて、おばあちゃん家に行こうと思った。おばあちゃん家は隣の市にあって、車で20分か30分かかる場所だった。自転車だったら、1時間かかるかかからないかくらい。でも、行く場所はそこしかなくて、おばあちゃんなら受け入れてくれると思った。

19時20分くらいにおばあちゃん家に向かい始めた。だんだん暗くなって、そのうち真っ暗になった。車通りの多い道じゃなかったら行けてなかったかもしれない。

何度も、本当にこれでいいのか、戻ったほうがいいやじゃないかって迷った。でも、それでも帰りたくない気持ちとここまできたのに今さら引き返すのかっていう気持ちの方が大きかった。できるだけ早く着きたくて、急いで自転車をこいだ。

実際に行ってみたら意外と遠くて、もうすぐだって何回も思ったけど、全然もうすぐじゃないときがほとんどで、次こそ、次こそ、って思ってた。なかなか着かなくて、道間違えたかなって心配になったりもしたけど、それでもいいやって思って、ただおばあちゃん家を目指して自転車をこいだ。着いた時には汗をいっぱいかいてて、もう完全に真っ暗だった。時間は20時をちょっと過ぎたくらい。

おばあちゃん家に行ったら、おばあちゃんが夜ご飯を作って、食べさせてくれた。おばあちゃんがお母さんに電話して、お母さんとお父さんがおばあちゃん家に来ることになった。

思ってること、全部は言えなかったけど大体言って、ひさびさに親の前で泣いた。いつも、泣いてるのバレないように隠れて泣いてたから。

帰りの車で仲直りした。私はまだ言いたいことはあったけど、言う勇気がなかった。たぶん、変わるのは今だけで、明日になったら元どおりなんだろうなって思ったし、実際にそうだったけど、あの日のことを後悔はしてない。後悔するどころか、逆にあの日普通に帰らなくてよかったって思った。

こんなの武勇伝でもなんでもないかもしれないけど、私にとっては、夜、暗い中1人自転車で1時間近くかけておばあちゃん家に行ったことは、立派な武勇伝です。

話変わるけど、

友達が菜緒さんに、LINEで、菜歩が菜緒さんのLINE欲しいって言ってるのであげていいですかって聞いたらしいの。そしたら、聞いた次の日が菜緒さん修学旅行の日で、返事が、それは別にいいんだけど、修学旅行から帰ってきてからでもいいかな？だったらしい。

で、今日菜緒さん修学旅行から帰ってきたんだけど、LINEどうなったんだろって気になってるの。菜緒さん、忘れちゃってたらショックだなぁ。

LINE欲しいってのは、好きっていうのもあるけど、1番の理由は聞きたいことがあるからで、変な意味じゃないからね。菜緒さんに変な意味だと思われてたらやだー。恥ずかしい！

LINE交換できるかなぁ。もう、話が消えちゃった気がする…。

LINE、交換できますように！

今日、テスト4日前なのに、もうすぐ総体だから1日中練習試合だった。

それで、菜緒さんのポジションサイドなんだけど、いつも最初にサイドででる先輩が交代するときは、絶対に菜緒さんだったの。でも、今日はもう1人のサイドの先輩が交代で呼ばれてて、菜緒さんすごく悲しくて悔しいだろうなって思った。

試合に出れない悔しさは、一番よく知ってるから。

でも、頑張ったら、たとえ総体の12日前でもライバル抜かせるんだなって思った。

だから、頑張る。絶対負けない。だって、あの子より絶対努力してるから。そう言い切る自信があるくらい、頑張ってきた。絶対負けない。負けられない。

諦めない。

今まで、夢見たことを何度も後悔してきた。夢を叶えるための努力なんてしなければ、夢なんて見なければ、簡単に諦められたのに。

絶対に無理だ、レギュラーになんてなれない。わかってても、諦められなかった。1度夢見てしまったら、もう諦めることなんて無理だった。

諦められなくて苦しいなら、全て投げ出しても苦しいだけ。だったら、夢を叶えて苦しみを消したい。