「 ほら、こんなに飲み物が綺麗に見える器ってないのよ 」
「ねえ、」
起きてよ、と続けようとしたが、なぜか口を噤んでしまった。いつのまにか頬杖をついて、彼女の閉じている瞼を、すっと伸びる睫毛を、少しだけ開いた唇を、ぺろりと片側が剥がれかけた鼻の絆創膏を、朝日できらきらしたミルクティー色の髪を見ていた。朝ってこんなに綺麗なものだったかしら。
そっと、彼女の頬に手を伸ばす。彼女の微かな寝息の裏、なぜか自分の心音も聞こえる。寝息の裏拍でも刻むように、とく、とく、とく、と心臓から腕に、腕から手のひらに、手のひらから指に、と血が巡っているのを感じながら、だんだんと指と頬の間の距離は縮まっていく。あと五センチ、二センチ、一センチ――。
と、そのとき、着実にそれに近づいていた指が彼女の頬を掠めた。そこではっと我に帰ったも束の間、気づくと額にごつん!と何かが当たった。よろ、とバランスを崩す。額が痛くて、思わず手で押さえた。あと、何かしら、すごく、視界がちかちか……。
「いったたたた……あ、雛伊さまだ!起こしにきてくれたんですか?」
まだ視界がちかちかしていてよくわからないけれど、彼女はやっと起きたらしい。寝起きだというのに、彼女の声はとびきり明るい。
「雛伊さまもおでこをやられている……ということはずばり!あたしと雛伊さま、朝っぱらからごっつんこ!ってことですね、」
寝起きなのにいきいきして、にやにや笑っていたり指をぱちんと鳴らしたりしている。
成る程、わたくし、体を起こしたパァルの頭と自分の頭をぶつけたよう。
「雛伊さまー、今何時です?あたし、昨日ベッドの下に目覚まし時計落としたけど、拾うの面倒くさくなってまだ取ってないんですよねー……あとあんまり時間気にしなくてもいいかな、って」
へへ、なんて頭をかきながら笑う彼女の言葉で思い出した。そう、わたくし――!
「――ほら、パァル、早く支度して頂戴、今日はわたくし達、朝からご飯作らなきゃいけないのよ」
わたくし、ぱちんと自分の頬を叩いて、すっと立ち上がる。ばっと彼女の布団を剥ぎ取ると、「いやだあ!」なんて彼女が叫んだ。
「ね、早く!ほら、顔洗って歯磨きして髪梳かして整えて、寝巻きから着替えてちゃんとエプロンつけて」
「一度に言われてもパァルちゃんは把握しきれませんよう」
ぷく、と頬を膨らます彼女にじと、と刺すような目線を投げると、彼女は「ひえ、」と嫌そうに肩を縮める。それがなんだかかわいらしかったから、これからもこの目線使おうかしら。
そんなことを考えていると、ぽつりとパァルは口を開いて、
「そういえば、ですけど」なんて零したから、
「なに?」とぱちり、瞬きひとつ。
「なんであたしたち、ごっつんこしちゃったんですかね」
彼女は緑色の瞳をまるくさせながらきょと、と首を傾げた。え、なんだか、どきりとする。ずりずり、と彼女から目線を逸らさざるをえない。
「なんでかしら、ね」
「雛伊さまが目を逸らすときって大体嘘とかでしょ、あたしから見てもわかりやすいですよ」
「何?そうやって支度を始めるまでの時間稼ぎでもするつもりかしら?そんな卑怯な手なんて使わせないからね、」
ぎろ、ともう一度睨むと、パァル、けち、なんて口を尖らせてる。けち!と言いながらひとしきり足をじたばたさせると、はあ、と息をついて、「顔洗ってきまーす」とベッドからすとんと降りた。彼女の背中を目で追う。ばたばたと忙しく部屋を出て行ったのを見送った。
ふわり、窓から風が吹く。はらりと肩から落ちてきた髪を、わたくしは耳にかけた。貴方に見蕩れてたの、なんて、言うわけないでしょう。はあ、とぐちゃぐちゃになった掛け布団を畳んでやると、わたくしは朝日を後ろに、パァルの部屋をあとにしたのだった。
おわり
くそじゃまなので流すよ
はか なく ちぃってゆく かぜのゆびさきふれて
ながせ
おわり
>>391-393 は ひなぱる だよ
いつみてもながい
ひなぱる原文がここに載ったくらいしか進展ないような
キャッサバにw人権wwはw
ねェよ
正しすぎる使い方だと思います
おれカネカネカネなおとこのこ投下するんですがNLというかBLすら出来なさそう〜〜無気力くんに絡めそうかな
>>391からひなぱるはっじまってっるよー
ぜんぜんつかめない き〜みの〜こと
これってふぁんたじー?あなたとのらんでぶー
じりじりあついしっせんと〜まどう〜あたまからくらくらくら
まぜてみーればこいのよーかん
てをのばーせば
(とぶ)まだはやいとっいう〜け〜ど〜 が〜まんできな〜い さあれっつめいくちゃ〜あ〜んす(れっつだーんす)
めちゃ〜た〜のし〜い めちゃ〜も〜りあ〜が〜ろ
あれ????別の曲かなこれ
なんだっけ ジャンプの名前わすれた!!
はにーなんちゃらきっすとかあったような みおんさんの
フルーツバスケット!わかる
オーロラのやつって技名なんだっけ
みおんさんのソロ曲がすき くるし〜み〜(かなしみだったかも)があ〜るだけ よろこ〜び〜がまってい〜る みらい〜しんじて(たったったー)
お題!眩しすぎる夏の日
いきて〜るいみをさ〜がしにゆこう そ〜らのはて〜まで
かなめちゃん!曲あんまおぼえてないなあ
ピュリティのやつすごい難しくて、全パーフェクト取れるまでやろうとしてたからめちゃ覚えてる
てみてみらぶのやつ
わたしもかかせろ〜〜!!(何キャラ)(お題ください)(単体でもcpでも)(てか何かを書いていたいので最悪紅茶じゃなくてもいい)
どんどんまえにすすんでこーよ えがおでれっつ?ー?ー!(ここから怒涛の連打
めるゔぁれで、「桃を食すぜ!」でおねがいします(??)
めるゔぁれじゃなくてもいいけど、桃が食べたい
めるつさんあててす
です
わたしもおだいほしいな!う〜んうぇおぺは掴めてないので飴玉に書かせるのは危険
桃を食すぜ!ってプロイセンの声と切島の声重なって聞こえてくる
ひえ〜今日ミス多すぎ
似た者同士だよね きらいそう
公式での関わりが…いまのところあまりない
きらいだもの、なんだ
あれだな、つ、ってかんじから始まるだろ
あっ…独立戦争に重ねてしまう…へたりあ…尊い…味音痴…ウッ涙が
つ、て始まってどう展開するのかしら
悶々もんもん
也がすきですきだから也をやっていて也をやっているか也がすきですきだから
ねえさまとかかてぃさまとかが独り言を使っているらしいので出戻ったときまたここに住み始めたわけであります
出戻った、というのはここでは小6の6月をさす
すべてはねえさまでありかてぃさまなのですよ!あめだまというやつは
あめあめあめ〜あめいか〜
あめの原材料は砂糖です!かてぃさまとねえさまの土地に自生していますようはははははは
いま試験官に見えてびびった
銃を向けそうなのはどっち
きいてくれ!!!あたしは天才だ ゔぁれちゃんがマスケット銃を使うんだよ〜〜〜うひょ〜〜〜〜でもこれは亀裂が入っているのかな?とか考えた途端気持ちが独立戦争
なんか初期飴玉とがっつりキャラが変わってるのは心をひらいたせいです わたし こころ ひらいた
ほんとだ〜〜3/5
さあ…あなたもめるゔぁれ領へ…
かてぃさまとわたし…かてぃさまとわたしは…ともだちでは表せない何かを感じる…のはわたしだけだったようだ。
ともだちだよ!(にこ)ってやるのは惜しい
みすどさんって呼ぶならみすさんだなあと思ったけど、Missにさん付けって…みたいなつまらないことで笑ってしまった
はらいたいがち 腹の調子が
めだ、めるちゃんは書いてない希ガス
じゃあすどさん…にします?? >>みすさん
https://i.imgur.com/I1vuHnu.png
おいらあんちぢゃなぃもん… > <
あざみさん…ココを書いてください…cpはなんでもいいです…
お題…お題をあげるならば…「鉛筆書きのメモ」はどうでしょうか…
じゃあすどさんにします!なんか 響きがすき >>すどさん
いやだよおわたし神として祀られるとかマジゴメンなんだけどお神じゃないしい(急なキャラ改変)
めださんめるゔぁれかきたい!あとでね
あざみさん!>>458-459
あめさん呼び了解のすけです〜!よろしくお願いしますね( ばんばんざい ) >>すださん
めだぎゃる…
飴玉の口調割とかなりぶりぶりだね ここでは
今日ひとがいるから調子こいて起きてたけど日付変わるなあこれ
ココって誰と混ぜればいいのかわからな ここめるもありではある お菓子だし
日付変わった
ですよう!って机をばんって叩きながら熱弁してるイメージでつかう
あめだまが…ですようインフルエンサー……らひいんですよう!
噛んだんかい
まずは回さないと回せませんよ!!ふれふれすださん🎌
首突っ込んでダメにしたやつ…( ぎくり )( 身に覚えが )( 蘇る記憶 )
自分の名前は伏せて物語書いて誰が書いたか当てっこゲームみたいなの国語でやったけど、わたし最初の1文読み上げきられないままみんなから当てられたんだけどそんなに特徴あるか??ないよ
あめも目を背けたくなるような初也というものがありましてね…あいどるだったなあ…(とおいめ)
どこで練習したっけ?ロルって
でもきいて!そのスレもう消えてるの 恋愛也だったからね えへ ばいばいだ
いつのまにわたしはロルを書くようになったの、、
そろそろねんね
也力が成長するにつれて溜まっていく也 力量は見極めような!あめだま
ねますん おやすみ
今日夢にでてきたくらいにはねえさまの浮上を待っている
まじで夢に出てきたの!わたしが寝るって打ったらねえさまのスレが上がってたっていう夢
夢にしては きもちわるいな
トゥワイスが好きって書かれるとあっち思うよね あの 変なやつ すきだよ
ヴぃらんの方
そんな歌を歌わないで
ちがうか
もういいよ〜〜
うぇおぺ今まだあんまり掴めてないけど、なんか、言ってることはわかった わかった やっと