大切なあの人へ手向けの花束を

　涙を堪えるように下唇を噛む。少し離れたところで我慢できずに泣き崩れる女の子の姿があった。それをきっかけに周りにいた女の子たちが次々と啜り泣き始める。ギリッと拳を握り、今にも溢れてしまいそうな感情と涙を押さえつけた。


「こんなのって……ないよ……」
「やっと、やっと信じられる人ができたと思ったのに……」


　聞こえてきた声にギュッと目を閉じる。

　瞼の裏に浮かぶ笑顔の姿。


　ずっと真剣に向き合ってくれた人。


　どんなに酷い言葉を連ねても屈しなかった人。


　ときに一緒に笑い、泣いてくれた人。


　同じように馬鹿をしてくれた子供のような人。


　今までの奴等と全然違った。傷みを解ってくれた大人なんて、この人しかいなかった。




　なのに……。




　明るく笑うあの人の写真が、とても切なくて悲しくて。


　クラスの皆と一緒に卒業するんだと笑っていた担任教師。


　卒業を目前にした二月末。
　あの人は、学校の校庭で血だらけで倒れていた。



「……先生を殺したやつ……絶対に許さねぇ……」


　自殺をするような人じゃない。だから見つけ出すんだ。



　あの優しく強い先生を殺した犯人を……。


>>2ストーリー
>>3学校案内
>>4ルール
>>5募集
>>6出席簿(pfの書き方)
>>7主の出席簿

【キャラ表】

《教師》
>>7
>>8
櫻庭春佳(C組担任)
>>73
金田一誠(理科担当)



《生徒》
>>26
>>27
雨ノ宮御影(クラスメート)
>>34
>>35
神宮寺華蓮(リーダー)
>>41
>>42
宮乃悟(クラスメート)
>>55
五十嵐一(クラスメート)
>>59
>>60
八神絢都(クラスメート)

名前:柳沢 啓介
読み:やなぎさわ けいすけ
性別:男
年齢:17歳

性格:何時もニコニコと優しげに微笑んでいるものの、その感情や表情を表に出すことは珍しく、掴み所の無い飄々とした態度で誰に対しても対等に接する。恐怖心や良心と言った感情が根本から欠落しており、どれだけ他者を騙そうが貶めようが罪悪感も感じず、後悔もしない。その心の中は普段の言動とは裏腹に何処までも冷たく、自分が相手よりも有利でいるためには手段を選ばず、それでいて自分から直接行動しようとしない異常極まりない性格をしている。優れた動体視力と観察力を持ち、それによって相手の心情や行動を推測する事も出来る。

容姿:身長は170前後と平均的で色白い。学ランを着崩すしたり、アクセサリーをする事無く、校則通りに着こなし、前髪が眉に少しかかる程度、後ろ髪は襟まで伸び、横髪は耳にかかるぐらいの長さの黒髪。中性的な顔立ちをしており、何時もニコニコと微笑んでいるため、端から見ると中学生のようにも見えるものの、彼が本性を露にした際には、胸元のボタンを二つほど開けて、学ランの上着を脱いでカッターシャツの袖を捲って、細身ながら筋肉質な体格を見せ、髪をオールバックにして逆立て、目付きが鋭くなり、普段は笑っていて良く見えない赤い瞳を大きく吊り上げ、悪意に満ちた悪魔や魔獣のような顔立ちに変わり、全体的に荒々しい姿に変貌する。

役柄:クラスメイト 男

備考:一人称は僕、二人称は君。父親が警視総監であるにも関わらず、物心の付く幼少期の頃からすでにその異常性が現れており、クラスメイトに対して暴力を振るったり、脅す事は当たり前で、小動物の解体の詳細な内容を自由研究として出す、火炎瓶を脅しているクラスメイトに渡し、反抗的なクラスメイトの家を放火させる、教師や生徒の弱みに巧みにつけこんで、周りを自分が常に有利になるようにコントロールし続けて来た。護身として空手を小学校低学年の頃から学んでおり、それに加えて父親から柔道と剣道を教わっているため、身体能力も学力もかなりの高水準を兼ね備えている。両親は学校での生活態度や、彼の人格や人間性について無関心で、運動と勉強でそれなりに成果を出せていればそれで良いとしており、警視総監と言う立場を使って学校や生徒に対しても威圧をかけ、表沙汰にならないようにしている。学ラン内に簡易的な隠しポケットを用意しており、そのポケットの中には折り畳み式のナイフを携帯しており、主に脅迫時に使う。

募集:啓介と共に悪事を働く悪友
(生徒限定ですが学年、性別、人数関係無し)

証:勧善懲悪

【クラスの問題児をイメージしていたら、もの凄く危険で凶暴な感じになりましたが、クラスメイトで参加希望です】

（／え〜っと、一応正当防衛ってことになってるんで、大丈夫だと思うんですけど……人殺し、ダメかなと思ったんですけど、皆様結構危険なことをやってて大丈夫だったので、いいかな、と思ってしまいました。すみません。正当防衛でもダメですか？警察に知らせないのは、もう警察も知ってて、正当防衛なので、捕まらなかったってことです。説明不足ですみません。親戚の家を借りているというのは、親戚が隣に住んでいて、普段様子は見るんですけど、それに、色々なお金問題は親戚が出しているので大丈夫です。じゃあ、中学生までは、一緒に住んでいて高校生から二人暮らしでいいでしょうか？過去って、もう一回pfを作り直せってことですか？）

>>102様
(/pfありがとうございます。ただ参考となる台詞がないのと、主的には好きな危険思考型のキャラなのですが、懐柔される気が全くないようにも見えてしまうので、せめてこうすれば懐柔されると思われる要素が欲しいです。)


>>104様
(/正当防衛をしたのは男の子のほうですよね？　男の子の両親を殺した通り魔を小３が探し当てるのも無理はありますが、そこは置いておいたとしても、復讐(語弊かもしれません)をするために殺してしまったのは、キャラ本人でまちがいないですよね？　主が言っているのは、ここの話です。
二人暮らしの件は、その設定で変更していただけるならOKです。金銭面は全て親戚が肩代わりしているのであればバイト無しでも構いません。親戚が一部肩代わりとなる場合はバイト必須となります。
それを踏まえての書き直しを提案しました。備考欄(過去部分のみ)作り直したほうが簡単かと思ったのですが、pfすべてを作り直せというわけではありません。)

（／すみません。備考欄には書いてなかったですね。キャラ本人は、通り魔を待ち伏せし、挑発したところ狙い通り襲ってきたので、殺したということです。備考欄のところ作り直すんですか？）

>>106様
(/その理由だと、正当防衛とはなりません。
正当防衛として認められる条件五つ全部満たさないといけないからです。

�@不正の侵害であるかどうか
�A急迫性があるかどうか
�B防衛行為の必要性があるかどうか
�C防衛行為の相当性があるかどうか
�D防衛の意思があったかどうか

>>106様のキャラは防衛の意思がないからです。挑発して相手を怒らせて襲わせている時点で殺人罪になっちゃいます！
男の子の正当防衛は、>>106様キャラを守ろうとしての防衛行為なので正当防衛は成り立つかもしれないんですが……。

難しいことを言って申し訳ないです。
できればそれを考慮した過去を作成していただきたいので、やはりそうですね備考欄の作り直しを提案致します。

頭の固い主ですみません)

備考；家族構成は、優しい母、厳しいけど頼もしい父、そして麗華の三人暮らしだった。父は大手会社の社長で、家は代豪邸。麗華も何不自由なく育てられた。そう小学校一年生までは。小学校一年生の時、家に帰ると父、母ともに無残な死体になっていた。父のライバル会社の社長が仕組んだらしい。当然麗華も殺されそうになったが、たまたまそこを通りかかった男の子に助けられ、胸元の傷だけで済んだ様子。男の子に助けられたものの、住む家も愛する家族も失い悲しんでいた麗華を助けたのは、またもその男の子だった。男の子の家に麗華もすませてもらうことになり、男の子の父も母も優しく接してくれた。でも、麗華は自分を殺そうとした男の顔が忘れられず、毎晩恐怖にうなされていた。そんなある時、ライバル会社の社員が今度は自ら麗華を殺そうとするが、逆に男の子に返り討ちにされ、麗華は無事だった。男の子も正当防衛ということで、警察に捕まることはなく、また仲良く暮らしていけるはずだった。そして、麗華が小学三年生の時、今度は男の子の父と母が通り魔に殺されてしまった。男の子が元気がないのを見て麗華は、今度は自分が男の子を助ける番だと決意。決意したはいいものの、通り魔をなかなか探し出せずに苦労していた様子。そんなある時、偶然近くにその通り魔がいるのを発見。何も知らない可愛い女の子のフリをして、崖におびき寄せ、そこから突き落としちゃったみたい。崖の下は川だった故、命は助かったものの、相当な怪我はおった様子。警察に言うにも、自分が人殺しだから、言えなかったみたい。これで懲りて、二度と麗華と男の子の前には現れなかったって。その後、麗華と男の子は、男の子の親戚の家に住まわせてもらって、仲良く暮らしてたみたい。男の子の友達とも仲良くなり、毎日楽しそうだったが、その時まだ中学生。そんな歳でこんな色々な経験をしていたら、学校という狭い檻の中では、生きずらくなるもの。それが女の子ならなおさら。麗華は中学生の時、ひどいいじめにあってたね。本人はあまり気にしてなかったみたいだけど。ちなみに今は、大きくなった男の子と付き合うようになり、男の子の友達とは親友に。もともと男の子が喧嘩が強いってこともあり、今は不良グループのリーダー。その彼女ということで、不良グループからの信用はすごいみたい。麗華も彼氏と親友とそのグループのことだけは信用してる様子。



（／>>98のものです。書き直しました。これでいいでしょうか？）

>>神谷本体様
(/訂正追加ありがとうございます。不備なくなりました。よろしくお願いいたします)


>>all
(/大変お待たせしました！　目標？のレスまで行ったので開始したいと思います。よろしくお願いいたします！)

【キャラ表】

《教師》
>>7
>>8
櫻庭春佳(C組担任)
>>73
金田一誠(理科担当)



《生徒》
>>26
>>27
雨ノ宮御影(クラスメート)
>>34
>>35
神宮寺華蓮(リーダー)
>>41
>>42
宮乃悟(クラスメート)
>>55
五十嵐一(クラスメート)
>>59
>>60
八神絢都(クラスメート)
>>98
>>108
神谷麗華(クラスメート)

(/主のロル仕様がおかしいかもしれませんが、ロル仕様は指定していなかったので目をつぶって頂けたら幸いです(汗))

《第一章　五十嵐一編》

【櫻庭 春佳/三年Ｃ組教室】

(ホームルーム開始前。赴任したばかりの櫻庭にあてがわれたのは、学内でも問題児の集まりとなっている三年Ｃ組の担任。大学の時の先輩の懇意でこの学校にやってきたが、正直にいえば大人の誰もが投げ出した生徒たちを自分がどうにかできるとは思えなかった。それでもここに立ったのは、なにか運命のようなものを感じたからだろうか。教室の前で、一呼吸を終えてから勢いよくドアを開けた。中はまさに絵に描いたようなフリーダムであったが、櫻庭は気にせずに教卓の前まで歩く。生徒たちのさまざまな視線が突き刺さるような錯覚を覚えつつも、櫻庭は持ち前の笑顔を浮かべてから、チョークを片手に黒板に自分の名前を大きく書いた。『櫻庭春佳』)

初めまして！　今日から君たちの担任をすることになった櫻庭春佳だ。あ、この字で『はるよし』て読むんだぞ？　気楽にハルちゃんとか呼んでくれていいからな。よろしく

(どんな生徒たちなのか、まだまだ分からないが。精一杯ぶつかっていこうと、決意を新たにして櫻庭は、満面の笑みを浮かべて自己紹介をしたのだった)

>>111
…………チッ

(一瞬「はるか」と読んでしまった自分に馬鹿か俺はと心の中でツッコミを入れながらも、かなり熱意のこもった自己紹介に対して不満を感じているのかつい舌打ちをして。)

【これって書き込んでも大丈夫ですよね？】

【八神 絢都/3年C組教室】

>>111 春佳先生

（初めは驚いた教室のフリーダムさも今は何とも思っていなく、自分もいつも通り椅子に座って足をぶらぶらさせている。確か今日は新しい担任が来る日のはず、特にする事も無いので今度はどんな先生なのか想像を膨らませていると勢いよくドアが開き新しい担任であろう人が入ってくる。そうすると絢都は足を揺らすのをやめて、ジッと観察する様にその人を見ている。）

うわ〜…。

（観察して分かったことは笑顔が嘘なら心の中で生徒達を底辺だと馬鹿にしていて、本当なら純粋過ぎて直ぐに駄目になるって事。自己紹介だけで決めつけるのは良くないと分かっていても期待出来なさそう、なんて思ってはついあからさまに嫌そうな表情になり嫌そうな声を出してしまい。）


（　/早速絡ませて頂きます！小説ロルぽいの自分としてはやりやすいのですが変なところ無いですかね…？）



>>112

【多分大丈夫やと思います。】


(教室の後ろで見守るようなまなざしで教室を眺めていれば勢いよくドアが開かれ。黒板に何やら書き始め、自己紹介を始める相手を睨むように見ていれば、近くから舌打ちが聴こえ嘲笑しながら下記を。)


お前にゃ無理やろ。あほみたい。

>>111


(あ〜、みんな騒いじゃって馬鹿みたい。何をそんな騒ぐことがあるのかしら？なんて考えてたいつも通りの日常。そう、いつも通りスマホをいじりながら、クラスのみんなを馬鹿にする日々。でも今日はいつもと少し違った。扉から入ってきたのは新しい担任らしき男。顔はまぁまぁかしら、なんて考えながらそいつをチラッと見て…)


ハルちゃんとか、キモ。

(黒板に自分の名前を書きながら満面の笑みで語る男。馬鹿らし、こんなやつに時間かける方が無駄じゃんなんて呟き。さらに馴れ馴れしいことに少し違和感を感じて。馬鹿にした様子で、下記を述べ。)

【>>96 ルール再読しました……！スポットの件了解しました！他の方の同じで不自然な所ありましたら言ってくださると嬉しいです…！】

【宮乃 悟／3‐C教室】

…………アレが？
(　相変わらず自由なクラスメイト達、賑やかな教室。もう慣れてしまって勉強の邪魔にもならなくなり、いっそ心地よく感じられる声を聞きながら椅子に座るといつものように机に顔をふせ。話す人もいないため今日のことや次のテストはいつか、などを考えていると勢いよく開けられたドアの音が聞こえビクリとし顔をあげて。明るい笑顔で自己紹介をする担任を見ると、自分には合わないと感じ本気で言っているのかとか思わず声を出して)

>>111 櫻庭さん

(/返信遅くなってしまってすみません！　各々に返すと主がおかしなことになるので纏めます、ごめんなさい。それから一人一人生徒の名前を読んでいく(出席を取る)つもりなので、反応は自由にお願いいたします！)


【櫻庭春佳/三年Ｃ組教室】

(案の定想像していた生徒たちの返しや反応に苦笑をしつつも、だからといって屈するつもりなど毛頭なかった櫻庭は、教卓の上に置いていた名簿を開いて、気にした素振りを一切見せずに生徒たちの名前を読み上げようとあ行に記された生徒の名前に視線を向けると、しばし沈黙をした後に笑顔のままでハッキリと名を読んだ)

あ、あまのみや……おかげ。

(名簿には名前にふりがななんぞ振られていないため、櫻庭は盛大に生徒の名前を読み間違えた。それが天然なのか、狙ってなのかは満面な自信満々な顔からは窺い知りようが難しいかもしれない。)

>>111

【雨ノ宮　御影/教室】

（今日も相変わらず騒がしいクラスを音楽を聴きながらぼんやりと毎日毎日飽きもせずに話していられるなと思っていると勢いよくドアが開いて。そういえば今日は新しい担任が来るんだったなと思いドアの方に目を向けながらそれにしても乱暴な奴だな。ドアの開き方教わらなかったのかとちょっと相手の方を睨んでみるも何かが変わる訳でも無いし、何やってんだと心の中で自分を笑いながらどうせならこの人を人間観察の対象に移してみようかと思いつつ。それにしても。思わずいらついてしまいそうな満面の笑みだ。笑顔が張り付いてる人ってこういう人のことを言うんだろうか。だとしたらあまり好きなタイプの人じゃないなと考えてなんとなく独り言を。）

櫻庭　春佳か…ふーん

>>117

【雨ノ宮　御影/教室】

…
（沈黙の後に発せられた言葉にまたかと思う。だが、やけに自信ありげな表情からは自分を試しているようにもはたまた、単に読み間違えただけにも見える。いずれにしろ、読み上げられた名前は自分の名前では無いので黙っていることにした。この後、その担任がどう反応をするかそれも興味のあるところだ。まぁ、どんな反応をしようが自分にはどうでもいいのだが。）

【返信遅くなり申し訳ありません！】

【ここのスレ主ってだいぶ返信していませんが、もういなくなったんでしょうか？このスレってもう停止してますか？】

>>120様

(/いますよ。ただ他の参加者様たちの返信待ちをしてまして、流れ的に返信しとけよ、ということであれば返信はします。一応名簿順で読んだ生徒だけじゃない反応も欲しかったので……)

【そうだったんすか！】

>>117

【神宮寺　華蓮/教室】


　……。

(担任が入ってきた時と同様に後ろから見ていたものの、クラスメイトの名前を自信ありげに間違えた彼をちいさく鼻で笑う。呼ばれた相手もわざとだろうか、無視をしているためわざわざ自分が言ってやる必要はないと感じ嘲笑うような視線だけを送る。)

(　/　返信遅れてしまってごめんなさい。)

【あげます】

age