このスレは学園戦争しようぜの続きです
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『…おはよう、そしてさようなら』
騎士が消えると 其れを待って居たように
全てを彩る不思議な光彩を放つ海月が何処からともなく漂って来た
《じい様、じい様、もう手は尽くしました》
この神も、やはりカミサマを呼ぶ
ピエロ「……ぁ、…」
(そして、神の『息子』は
ただ、そこに、佇んでいた)
「…おん、ありがとうなぁ」
(ピエロの前から消え、琥珀色の神に呟く)
《もう直ぐ、次元龍が来ます》
悲しげな声は虚空に響く
《円環ももう回収されます、おいたわしや…》
姿が消えているカミサマに向かって声を放ち続ける
《次元を捻じ曲げるのに関して、次元龍は私よりも上です》
悔しそうに、つらつらと述べる
《決定には逆らえません、申し訳ございません》
「ええよぉ、よぉやってくれたわ」
255:琥珀色の海月:2019/01/03(木) 13:22 《せめて、と思い…あの月の尾の娘は移動させてあります》
鏡を作り出し、おどおどとして山の上に居るサクラナを見せる
《救えるのはあの1人のみ、チカラはこれだけです、ごめんなさい、じい様》
「…ごめんなぁ、巻き込んでしもうて」
257:??◆RI:2019/01/03(木) 13:22 「…ありがとうなぁ」
(それだけつげると、琥珀色の神の頭の部分をぽんと撫でる)
謝罪に向けて、さらに悲しげな声を放つ
《鎧も龍も海月も、じい様に勝手に尽くしただけです》
《謝罪の言葉は必要ありません、私たちの責任ですから》
段々と、姿が薄れる
「ありがとうなぁ」
(何度も、その言葉を繰り返す、まるで、懺悔のように)
《あぁ、あぁ、もうすぐ、次元龍が来ます…》
どうすることも出来ない海月が、諦めて体をだらりとさせる
《海月は他の世界も担当しています、じい様にもう付き合えません》
姿が薄れきり…
《ごめんなさい、ごめんなさい…》
それきり声が消える
「…うん、ありがとう、海月」
262:外なる神:2019/01/03(木) 13:30 『もう、円環に用は無いのか?爺さん』
海月が消えると、ニャルラトホテプに酷似した存在が
虚空から姿を現わす
『暫く次元龍は止めてある、永遠には無理だが』
激闘の後か、体の所々が欠けている
『せめて、後1匹ほど…私の世界に引き込めるが』
「…はは、ボロボロやんけぇ、お前…」
(乾いた笑みをこぼす、布で顔は隠れているが、神たちには無駄なことだろう、…その表情はとても疲れ切っている、いつもとは、まるで違う、)
『鎧とも海月とも、話は終えてるのだろう?』
『私のチカラなら今暫くの時間は取れる…用を済ませておけば良い』
完全に再生が出来ていない、次元龍のチカラ
「…わしは均衡を保つ、1匹だけ、なんや決められへんから、好きな様に連れてったって」
266:??◆RI:2019/01/03(木) 13:36 「…ほんま、何しとんのやろうなぁ、わし」
(薄く開いた瞳にはもう、人間の真似をしていた時のような色彩はなく、まるで星々を移したかのような煌めきだけがゆっくりと輝いている、それは嬉々とした色ではないことは誰にでもわかるだろう)
『そうは言われても決められん』
頭を抱える、神に合わない仕草
『妹ならば決められるだろうが、生憎柔軟さは私には無い』
触手がカミサマに優しく触れる…
『こんな結果を生み出し、申し訳ないと思っている』
「おどれらも巻き込んでしもうて、すまんなぁ、…海月には言われたけど、…やっぱ、わしのせいやしなぁ」
(笑みを浮かべる、その笑みにいつものような柔らかさはない)
「…お前らのせいとちゃうから、ええよぉ、気にせんで、…全ては、わしが勝手にやったことや」
270:外なる神:2019/01/03(木) 13:39 『爺さん、アンタは【人間の心として】間違った事はしていない』
少し考え、低い声を出す
『間違えたのは【神として】だ、私達はお互いに【神として】望まない形になっていたんだ』
『時も空間も、悪過ぎたんだ…爺さん、アンタは悪く無い』
「…はは、ええやんけぇ、それ、わしも真似っ子したかってん、…人間は愛しいよ、美しく、憐れで、残酷で、そして愛しい……かみさま、なんや……まぁ、わしはそうあるべきとちゃうかった、ん、や…な」
(あの日、サクラナとすれ違った時から人情について考えていた、もう忘れてしまった概念を、いちいち思い出して、使い達まで巻き込んで、でも、それが)
「……楽しかってんなぁ…」
(その一言に、全てが詰まっていた、愛し子のことも、サクラナのことも、じょうちゃんやぼっちゃんたちのことも、全てみてきて思ってしまったのだ、…『あぁ、自分も、こんな風に』、と)
『…理解は出来ないが、楽しそうで何よりだ』
『私の妹も、其れに憧れたのか」
納得するかの様に、触手が蠢く…
『…ああ、もう来る…爺さん、暫く時間は取れるがアイツにも事情がある』
姿を薄れさせて、言う
『だから永遠には無理なんだ、残りを楽しくしてろ』
「…はは、…手厳しいわぁ」
275:??◆RI:2019/01/03(木) 15:58 『…ねぇ』
「…!…なんや、珍しいなぁ、話しかけてくるなんや」
『…だいじょうぶ…?』
「…へいきやよぉ、って、言いたいけど、…ごめんなぁ、頑張ってもらわなあかんかもしれへんわ」
『…うん、…わかった』
(そう答えると、『少女』は神の頬を撫でる、それを返すように、神は『少女』の頬を撫でた)
「…ごめんなぁ、まだ、幸せな世界におらしたげたかったんやけどなぁ…」
『…だいじょうぶ』
(ぎゅっと、『少女』が神を抱き締める)
『…わたしは、…【__】がいてくれたら、しあわせ』
(ポツリと『少女』が放ったのは、彼の____神様の真名である)
(時が止まった白い何もない空間に佇む短い銀髪に瑠璃色の瞳を持った女性がふわりと笑いかけながら藍鉄を見据える)
「うふ、また来てくれたの?」
藍鉄「…聞きたい事が…いっぱいあったから」
「うふふ、でも残念ねぇ、だって彼女『消えて』しまったわよ」
(穏やかな雰囲気のまま藍鉄を見据えるその瑠璃色の瞳は彼女の相棒のもののようだった)
藍鉄「ぅぁ、えっ、嫌、だ、消えちゃ嫌だ」
(感情や記憶が戻った彼女はそのままそこに目を見開いたままうずくまる)
「私、貴女達に言ったでしょう?貴女達は二人で一つどちらかが欠けても『意味はない』って、でもまぁ今回は仕方ないわね…またいつでもいらっしゃい」
(そう言いながら頬をそっと撫でる)
藍鉄「あっ、いや…だ……」
(そのまま気を失った彼女は目覚めても今までの記憶や感情はもう取り戻す事はないだろう)
「医務室はここでいいのよね…」
(抱きかえた藍鉄を医務室のベッドに寝かせる)
「うふ、また今度ね」
(そう言いながらもといた何もない白い空間へ彼女は消えてく)
重く、焦げた印象を受ける金属音が学園前に現れる…
『おい、カミサマ…カミサマ居るか?』
「……おや、また来たんか、あいつ、もうほっとってくれてもええのに」
(屋上のフェンスにもたれかかり、煙草をふかしている、煙管から口を離し煙を吐く、それだけの行動に、なんの意味もない、屋上の入り口には『呪い』をかけてある、誰も、そこからははいってこれない)
「……もう、疲れてんけどなぁ…」
(そう零し、また煙管にくちをつける、その瞳の色は、タバコの煙のような灰色)
『…居ない、か』
『なら、どうすれば良い…全く…』
懐から取り出したのは、くるりと巻かれた紙
『郵便受け、という便利なものは無いのか…?』
ギシャリ、ギシャリと鎧を動かしながら、カミサマを探す
「……壱、弐ぃ」
(そう声を零すと神の目の前に神の御使いがあらわれる)
壱『…』
弐『…』
「……あれ、あいて、したって」
(目の前のいる主の声は酷く弱く、)
『『………解』』
(そう、2人は答えると、その屋上から騎士のいる所へ飛び降りた)
壱『……』
弐『……』
(ふわりと地面に足をつけ、騎士の前に降り立つ)
壱『…お久しぶりでこざいますね、焔の騎士様』
弐『……』
…帰りたいなぁ…
(廊下を歩きながらぼそりと呟く、彼女はあの何もない空間を懐かしく思いながら)
『...ちびっ子達か…手紙だ、渡しといてくれ』
そう言うと、巻かれた紙を放る
弐『…ちびっこっていうなください』
壱『弐、敬語になってませんから』
弐『ふんっ』
壱『…申し訳ありませんね、主様に渡しておきます』
弐『……主様はもう限界だよ、今まで頑張ってきたのに、…だれも、主様のお身体のことを考えねぇ』
壱『っ!ちょっ、弐ぃ』
弐『うるせぇよ、主様も主様だ、いっつもヘラヘラしてるくせして肝心な時には俺達に頼るどころか俺達を関わらせねぇ…それじゃぁ…っ』
壱『っ…』
弐『…おれたち、なんのためにいるんだよ…っ』
「うふ、詰まらないわね〜、あの子はもう先がないし…あの子は失敗してしまったし…」
(そう言いながらただ白い空間で呟く、ただぽつんと置いてある机の上にはチェスの駒が置いてある)
「もうそろそろこの世界も終わりって事かしら?」
(そう呟きながら指を鳴らす、すると残ったのは砕けたチェスの駒だけだった)
「……随分楽しそうやな、相も変わらず」
(チェスを弄っている者の後ろにあらわれる、急に現れたようだが、どうやら無理矢理『ここ』をこじ開けてきたらしい)
「あら、お客さんなんて珍しい」
(ふっと驚いたように振り返る)
「…ちょぉっと暇つぶしになぁ、適当に声掛けに来たんやが…」
(へらっと微笑む)
「……どうやら、あたりやったみたいやわ」
(そして微笑んだまま、未だ灰色に濁った目を薄く開く)
「使い二人を置いてきて大丈夫なの?二人とも心配してるんじゃない?」
(瑠璃色の双牟を楽しげに細めつつ、うっすらと微笑を口の端に浮かべながら尋ねる)
「ええよ、あの子らにはわしを諦めてもらわなあかんからな」
297:??◆RI:2019/01/05(土) 00:02 「まぁええやん、お話しようや、ついでに……藍鉄のじょうちゃんと瑠璃のじょうちゃん、あの二人についてと、なんか知っとることを教えてくれると嬉しいんやけど」
(そう言いながら、かってに椅子をだしチェステーブルの向かいに座る)
「それで、この何にもない空間に何か用事でも?カミサマ」
(壊れたチェスの駒をもう一度机におく。するとその駒はもとの壊れてない状態に戻る)
「…この話を聞きに来たのと…ただの暇つぶしやぁ、…時間までのな」
300:???:2019/01/05(土) 00:07 「あの子達は…そうね…私の能力の一部かしら」
(瑠璃と藍鉄の事を聞かれ少し悩んだ後答える)
「二人で一つ…どちらかが欠けても片方が存在できない」
「…なんや、ほんまにうちの2人みたいやなぁ……やから、関わりが出来てまうんか」
302:???:2019/01/05(土) 00:10「どこにも属せないイレギュラーな存在…そんなものかしらね」
303:??◆RI:2019/01/05(土) 00:12「…んで、藍鉄のじょうちゃんの記憶はなんや、いれぎゅらーっちゅうことは、わしの管理外や」
304:???:2019/01/05(土) 00:12 「うふ、本当に似てて似てないけど…一応あの二人は天使と悪魔でしょう」
(手に持った駒をいじりながら)
「…残念ながら、あれはあれで微妙なんやで」
306:??◆RI:2019/01/05(土) 00:14「わしが創った『最初』の天使と悪魔やから、あのこらの枠はあやふやなんや、見た目でわかるやろ?あんなにあべこべなんやから」
307:???:2019/01/05(土) 00:15「まだ危うい状態の天使と悪魔ってところ?」
308:??◆RI:2019/01/05(土) 00:17「…初めて作るもんって、見本がないからわからへんやろ?やからあの子らはぷろとたいぷの第0号、……まぁ、あやういっちゅうんは、ただしいかもしれへんかもな」
309:???:2019/01/05(土) 00:21「この空間からあまり出れない身からすると二人を視てると面白いけど…本当にあの子達と似てないようで似ている」
310:??◆RI:2019/01/05(土) 00:22「そうやろぉ?やから微笑ましいねん、…見とる分には、愛らしいしな、…やけど」
311:??◆RI:2019/01/05(土) 00:23 「もう終わりや」
(ガラッと声のトーンがかわる、先程まで濁っていた瞳は、まるで星々を移したかのように、宝石のように煌めいている、そこに、あたたかさは感じられない)
「世界がだんだんおかしくなってきてる…それに関係があるの?」
(瑠璃色の双牟を悲しげに伏せながら変わらず手の中にある駒を転がしながら尋ねる)
「【おかしくさせとるにきまっとるやろ?】」
(今までの、神たちや使いの前で出した表情はそこになく、とても柔らかく、ドス黒い笑みを浮かべる)
「自らを中立屋と名乗ってるのにおかしくさせてるの?…、あは、うふふ」
(面白そうに目を細めながら笑う)
「当たり前やん、大体、中立屋なんちゅうのはその場限りの名前や、均衡を保つ…のはたしかにわしの役目やし専売特許や」
316:??◆RI:2019/01/05(土) 00:40「【だからどうした?】」
317:??◆RI:2019/01/05(土) 00:41 「…つまらへんよ、もうおわり、全部全部ぜーんぶおわりや、壊さなあかん、全部つくりなおさな」
(優しく、ニコリと微笑む)
「そう…つまらないわね…楽しみが減ってしまう」
(どこまでも冷たい目をしながら呟く)
「大丈夫、退屈はさせへんよ」
320:次元震:2019/01/05(土) 00:43 空間に、金属を打ち付ける様な震動が気持ち悪く響き
学園の上空には徐々に広がる亀裂が走る
《返上の時は来た》
「ここはもうガタガタやから『if』を作って移るだけや、…ま、そこに何人生き残ろうが、しったこっちゃないわ、それこそ『神の運命』やろ」
322:???:2019/01/05(土) 00:44 「今度はどんな物語にしていくの?カミサマ」
(笑っている相手を見やりながら駒を壊していく)
「……とりあえずは、まぁ」
(ガタリと立ち上がる)
「……【わしを殺してくれる世界かな】」
(少し、少しだけ悲しそうに微笑むと、神は学園へ消えていった)
「……随分なご登場やな」
壱『あーっ!!主様!どこにいってたんです!』
弐『探した!!』
「あー、ごめんなぁ」
壱『はい、これ、焔の騎士さんからのお手紙です…まぁ』
(亀裂の入る次元を見ながら)
弐『…もうおそいかもしれねぇけど』
《古き知人よ!返上の時だ!》
広がる亀裂から青白い焔が流れ、空に一つの体を描く
次元の巨神 遥を超え 来たれり
「異能力が消えた世界でも面白そうなのに…うふ、でも退屈はしなさそうね」
(薄く微笑み指を鳴らす。すると机ごとこの空間から消えていく)
「……やぁ!久しぶりやなぁ!」
(ケロリと手を振る)
(焦げ付きで文字が書かれてある…)
もうじき空が砕ける、円環が返上されればこの世界の循環が狂うのは承知の上だったな?
まぁ、海月達と悪あがきは考えてみた…お前さんがお堅い龍を説得出来れば、実行出来るが
どうする?
『……説得、な……随分な無茶振りを…』
(心の中てそう呟きながら、彼の表情は嬉々と輝いていた)
《再開の余韻に浸る前に 知人よ...約束の時だ》
青白い焔が半透明の龍を空に描き、その声が明瞭な物となった
龍の周囲は歪み、在らぬ景色を映し出している…
「約束、なぁ…円環の理を回収しに来たんやろ、残念ながら、お前にはできひんと思うんやが」
333:次元龍:2019/01/05(土) 01:02 《...何故我が円環を理解した風をする?》
龍の目付きが鋭さを帯びる
《知人よ 貴様は上の神 我のチカラを知らぬ訳では無いハズ》
「はは、上やなんかじゃあらへんよ、わしはただの爺様や」
335:??◆RI:2019/01/05(土) 01:04「……でも、出来ひんよ、おどれには」
336:次元龍:2019/01/05(土) 01:05 《それとも…》
《貴様我が円環に手を加えた訳ではあるまいな…?》
纏う歪みが龍の怒りに応じて激しさを増す
「ふ、…どうやとおもう?」
(嘲笑うように微笑み、龍の目をみる、その目には恐怖など微塵もなく、ただ煌めく星々が映っている)
《貸し出しの当初に述べたハズだ…我がチカラを持って作り出した物だと》
《もしも我が元に返さぬのならばその次元を引き裂くともな!!》
「おう、引き裂いてもええで」
(ケロリと告げる)
「ただし、困るのはお前や」
341:??◆RI:2019/01/05(土) 01:13「というより、わしは円環の理にはてぇ出てないねん、わしの……息子が、祈りを捧げて、…独自の円環の理を作り上げてしもうた、わしはその間休息で1000年くらいねとったからなぁ」
342:??◆RI:2019/01/05(土) 01:14「起きた時はびっくりしたわぁ、いくら権限を与えたとはいえ、自分で『円環の理』をつくりだすなんてなぁ、…わしも流石に予想外やった」
343:??◆RI:2019/01/05(土) 01:14「…で、まぁ、お前から借りた円環は、この世界をつつんだわしの息子の円環は、この世界をつくった」
344:次元龍:2019/01/05(土) 01:14 《…円環を返上するのだ》
《円環の空間は無限では無い 死者が溜まり過ぎているのだぞ》
《我が元に還らぬ円環に未来はどちらにしろ無いのだ さぁ返せ》
《…何だと?》
346:??◆RI:2019/01/05(土) 01:16「……つまりはそれに『固定』された、……そして交わった、誰も手は出てない、円環どうしの衝突により、それが吸収され、ひとつの物体となった」
347:??◆RI:2019/01/05(土) 01:16 「そして」
(にたぁ…っと、笑う)
《何の冗談だ?次元生ですら無い貴様の子が...この世界の円環だと?》