( グレーの空の下には、生命力が微塵も感じられない貧しい街があった。沈んだ人々は、今日もまた煙草を片手に、社会から除け者にされた者同士で、社会そのものを残酷だと批判し合う。蔓延する絶望と怠惰。僕は、遅かれ早かれ、この最底辺の街に行き着く運命だったのだろう。全ては、時間の問題だ )
330:青羊:2020/04/02(木) 10:44そうだな。法というのは、普遍的権利、つまりは言語を介してお互いに共通した生命身体の安全等の利益を保障したもので、個々人の幸福を保障したものではない。だから合理的支配なのだよ。その一方で、法によって相対主義が保障された現代社会では、虚無主義の蔓延が進んでいるが。
331:青羊:2020/04/02(木) 10:47マリン・パエスト。お前を騙していた輩など捨ててしまえ。お前は精神的に病んでいる。そして洗脳されてしまっている。その原因はお前を騙していた輩にある。
332:マリン・パエスト:2020/04/02(木) 10:48 ……義父さんが間違っているなんて信じたくないぞ。
俺は……あの人を…捨てたくない……
家族で騙し合うなど……
なかった……
(泣き崩れ、下を向く)
「 …あのね子羊ちゃん、今はもう……触れるのはやめてあげて 」
( 肩にポンと手を置いて )
捨てろ。気持ちの悪い過去にすがる必要なんてない。お前ははなから一人なんだよ。お前のことを考えてくれる奴なんて誰もいない。お前は孤独だ。義父さんという奴だって、お前がどうでもいいから、あるいは都合のいい道具として扱いたいからお前を騙していたんだろう。自分のために。お前のなんかのためじゃない。お前はその義父さんにとっても、本来的に無価値な存在だったんだ。でなければ、義父さんはお前を都合のいいように騙したりしないだろう?それにその涙はなんだ。お前は、心の底から、騙されたという認識があるから心が反応しているんだ。お前の言葉は薄っぺらい。だが、制御の効かない心は、本音を示す。お前の心は、自分を騙した奴を捨てるべきだと確信しているのだ。
335:カレン◆u6:2020/04/02(木) 10:53
「 家族の鎖ってさ、心臓に巻き付いて離れないんだよ…だから、さ、無理矢理引っ張るのはやめてあげて 」
( 肩をつねるように )
天使。こいつがどんな反応をするのか、俺は見てみたいんだよ。
337:カレン◆u6:2020/04/02(木) 10:55
「 …あの子みたいに壊れちゃったらどうするつもり?責任は負えないからね、私。 」
……結局な幼き時からずっと一人だったか……
右目のせいで化け物以上だと……恐れられ、怖がれられ……
……誰も俺のことを避けていた……
…やっと幸せが手に入ったら、それは幻想……
【そう言い、ネックレスの中にある写真を取りだした】
壊れたら、面倒はみてやる。俺はもともと精神病棟で精神異常者の腹から生まれたんだ。
( 今度は俺なりに洗脳する。杜撰な洗脳ではなく、使えるコマとして…な )
「 …アハハ、本当の本当に、とってもサイテーだね……!!付き合ってあげるよ、飽きない絶望は嫌いじゃないさ! 」
( 予定調和の希望の五千倍はマシとハイテンションで愉快そうに )
【写真を強引に奪い取り、破る。そして、縦に、横に、斜めからも破る。細切れになったそれらを空中に投げ捨て、俺は地面に落ちた写真の断片を足で踏みつける】
はははは
嗚呼……ラナイザ……お前だけでも……
…俺を見捨てないよな? ……お前を愛し続けたこの俺を…
……まだ、愛してくれるか?
【恋人時代の写真を出し、顔に寄せる】
>>341
「!? 貴様……よくも俺の大事な妻を!!!!!!!」
(神器を出し、襲い掛かる)
抵抗しないぜ、やりたきゃやれ。
345:マリン・パエスト:2020/04/02(木) 11:04 「絶対にお前をサツガイスル……」
(殺意しかない攻撃で高速に襲う)
「スペルリングハツドウ! 闇神槍『ダーク・ザ・エンド』」
(闇の魔力に満ちた巨大な神槍を投げた)
おい天使、助けろ。
348:カレン◆u6:2020/04/02(木) 11:08
《 ディスティニーインフェルノ 》
( 滾る運命の炎が神槍を焼き尽くし、マリンを襲う )
「 前回は手加減を十分にしてたけどさ、今回は容赦しないよ 」
「スペルリングハツドウ! 闇符『スター・オブ・ダビデ』」
(闇の星弾幕が高速に二人を襲う)
「ゼッタイニユルサン!!!!」
(高速で槍で襲う)
贋作《 ダビデの凶星魔法陣 》
( 隕石のように強烈な星弾幕が打ち消す )
さて、俺はここいらでオイトマさせてもらうぜ。また来る。今日は様子見だからな。
( てくてくと歩き去る )
「 負けん気だけはあるね 」
( マリンを魔気で吹っ飛ばして距離を離す )
>>353
「 アホか、キミも責任は負いなよ 」
( アームの様に腕を伸ばし、
走り去ろうと動く青羊の肩を掴もうとする )
ドカンっドカンっ【帰ってきた弾幕を神器で振る】
「スペルリングハツドウ! 闇符『暗闇の毒沼』」
(毒霧を放ち、目を見えなくする)
〔槍で二人を襲う〕
おいおい、俺になんの責任があるっていうんだぁ?
358:カレン◆u6:2020/04/02(木) 11:24
《 リ・フォルネア・ホーリー 》
( 撃ち返された弾幕を即座に消滅させ、視界を浄化し一気に明らかにすれば )
《 死んでくれる? 》
( 槍を持ったマリンを突き飛ばせば強烈な呪縛がその身を蝕んでいこうと襲いかかる )
「 マリンちゃんを怒らせたのだ〜れだっ 」
俺はまだ死にたくないんだ。拡散力がある激しい戦闘は苦手なもんでね。
361:マリン・パエスト:2020/04/02(木) 11:27 「スペルリングハツドウ! 奇跡『呪縛からの解放』」
(呪縛を開放して)
「スペルリング発動! 闇符『鋼の鎖』」
(闇の弾幕とナイフが瞬時にカレン達の周りに無数で襲う)
「 分かった逃がしてあげるよ。その代わり今度アイス奢ってね 」
( 空間に穴を開け、其処から
青羊に逃げるよう誘導する )
「キサマダケデモ、ジゴクニオトシテヤラャャァァ!!!!!」
(弾幕を放ちつつ、青羊の前に瞬間移動する)
「ワガツマヲカエセ!!!!」
(神器で青羊を刺そうとする)
《 二重詠唱エクスプロージョン 》
( 鎖刃物類を超高熱で爆発させ、マリンをも巻き込もうとする
カレンはちゃっかりワープで避難している )
「 死んで 」
( 青羊の目の前に瞬間移動すれば、身体を腕を振るい吹っ飛ばした )
「ソンナテイドデオレガダウンスルカ! アノヤロウ……ドコイキヤガッタ!!!」
(牙剥き出しに探す)
「 うっわ〜あんな泥臭い戦闘しといて雑魚がッとか意気がってんのみっともないな〜っ♡♡♡♡ 」
( 瞳には♡のハイライト、そして既に青羊は避難させている手筈だ )
ナゼカバウ? カゾクノタイセツナモノヲコワシタノダゾ?
イモウトガイルオマエナラワカルハズダ!」
(カレンに問う)
悪い天使だ。
( ブラックホールを彷彿とさせる空間の歪みのようなものが現出されると、俺は躊躇なくそこに足を踏み入れた )
マリン・パエストを殺しちゃダメだ。道具としては最適だからな。
( 一言残し、背を向けたままその真っ暗な空間へ進もうとした瞬間、どこからともなく、マリン・パエストが現れると次の瞬間、カレンによってか、訳もわからずまま吹っ飛ばされ、この場から消え失せる )
クソっ……アイツガイナイ……
372:カレン◆u6:2020/04/02(木) 11:38
「 だってそっちの方が絶望的じゃな〜いっ♡♡貴方の今の顔もマジ絶望♡ってカンジ〜っ♡♡♡あ、妹が死んじゃったらそれはそれで絶望的かもね♡良いアイディアありがと〜っ♡♡♡ 」
( 愛しているからこそ、絶望的なのだと )
>>370
「 お褒めの言葉ありがとっ♡ 」
カチャ
( わざとらしく聞こえやすい茶器の音__ )
「 ……様子見半分で来てみれば… 」
「 やっほ〜っニャルちゃんっ♡今スッゴい絶望的だわ〜っ♡♡ 」
( 完全に絶望中毒になっている模様 )
ヒサシイナ……ハァ…エモノガ……
377:マリン・パエスト:2020/04/02(木) 11:41 オマエサエ、ジャマシナケレバアイツヲコロセタノニ……
(破れた写真を拾う)
………💧
「 ……楽しそうな所、悪いのですが…完全に毒される前に止めさせて頂きますよ?」
( お茶の用意を途中で済ませれば 風に髪をなびかせつつも腕を組み )
嗚呼……妻……ごめんな……ごめんな……
(破れた写真を魔法で直し、涙を流す)
お前だけが……俺の希望だ……ごめんな……ごめんな…
(再び泣き崩れる)
( 修復された写真は完全とは言えなかった。なぜならば、一部の写真のカケラが奪われていたからだ。それは、妻の姿が映った部分である )
382:カレン◆u6:2020/04/02(木) 11:46
「 …どうして? 」
……絶対に取り返すから、待っていろよ。 ラナイザ……
(写真を右目に寄せる)
【 ちょい落ち 】
>>382
?
「 何故…って……まぁ 心配七割と言いますか…無論、其処の変なのは知りませんが 」
( 片手の手のひら、カレンへ向けて )
「 後は暇だからです。付き合って下さい 」
………(今直ぐにもあいつをコロシタイけど、落ち着かせてからにしよう)
【心の中で言う】
「!?」(頭に気が送られる)
「ソコカ……アイツハ……ジャアナオフタリサン」(瞬間移動で消えた)
「 成る程ね、そんなに私を止める気? 」
「 …あの妙なのの命なぞ惜しくもありませんが… 貴女が変わり果てるのには気を使いますよ 」
「 あはは、ニャルちゃんは優しいね。…それでこそ私の親友だよ、絶望的にね 」
「 ……生憎、私はまだ絶望し切る事は出来ませんよ。」
「 ねえニャルちゃん、予定調和の希望なんかより飽きない絶望の方が優れてるとは思わない? 」
「 ……それについてはノーコメントです… しかし、あの虫ケラの
ほざく事など知れた事。そしてそれ以前に…私は旧き者です。」
「 旧き者 そういえばそうだったねえ…… 旧神のニャルちゃんだものね 」
「 …結構刺さる事言ってくれますね… 思えば、この姿以前の私は
貴女好みだったのでしょうか?… 今は関係のない事ですが 」
「 私はいつの時代のニャルちゃんも好きだよ 」
「 …私は同じ旨の事を貴女に言えますね… それで、落ち着きましたか?」
「 落ち着いた落ち着いた、スゥーッと効いてきて… 」
「 ……効いてきて…なんなのか知りませんが… 」
( 机、椅子、頭の上にはお盆とお茶…「 お茶でも… 」と続ける気で一杯 )
「 お菓子、お菓子、お菓子、お茶… この比率で食べ進めるの楽しみだな〜っ! 」
「 糖質取り過ぎは認められませんよ?…故に 持参品がコレなのですが 」
( お茶を注ぐと同時に… バナナチップ、ドライフルーツ、野菜ケーキも並べ )
「 ニャルちゃんのいじわる!…ん、でもコレもなかなか美味しそう……!! 」
( 並べられたそれを見て思わず指を咥えそうになって )
「 堪能するのにはひと口、ふた口と必要ながら… 原材料に果物、野菜故に
やわらかい口当たりが特徴です。食べれば分かるのですが、滲み出るような
甘みは気分を落ち着かせるソフトな物となっています。」
( 椅子を引き、フォークを添える )
>>404ミスですね
406:カレン◆u6 hoge:2020/04/02(木) 16:12
( ナイフで切れ目を入れ、フォークで口に運ぶ )
「 …ん、柔らかな口当たりに蕩けるような歯触り!美味しいねコレ! 」
( ケーキを一切れ、つるりとしたドライフルーツを載せ )
「 …抑揚を抑えた味なので少しの酸味はよく合います。
ピタリと合うのはブドウとオレンジ、弱い酸味はケーキの甘さを
損なう事のない完成されたマッチになっていますよ。」
( お茶の追加とミルクを添えるのも忘れずに )
(今日も今日とて、最下層の人々が、煙草を指先に社会を非難し合っている。ウイルスが蔓延している最中だと言うのに、彼らは、ポッケの中の僅かな小銭を握りしめて、現実逃避の手段として酒場を選んだのだ。いや、ウイルスが蔓延している今だからこそ、政治部の失策を嬉々として歓迎しているのだ )
…相棒、言うまでもなく俺はあいつらが嫌いだ。これは同族嫌悪じゃない。社会をそこまでに嫌悪しているというのにどうして壊さない?行動すべきだろ?奴らは、結局のところ何の力もない。快楽によって操られた単なる機械だ。正義や信念なんてもの何も持っちゃいない。もちろん目的も。クタバレ、虚無主義者どもめ。
「 あぁん?なんだって兄ちゃん 」
( まさか、口に出してしまってたとは )
( 視界に映るのは、月の明かりを歪に反射した水平線。簡潔に言ってそれは海だ )
考えつく限りで、現状をどうすれば良いか考えてみたんだ、相棒。まず第一に、人間を完成させるにあたって、後悔と満足のバランスを調整しなければならないと考えている。ここでいう後悔というのは喪失で、満足というのは欲望実現だ。今の現代社会は物質的に飽和されている。つまり、おおむね欲望実現が成された社会だ。しかし、なぜゆえか心の飢餓が蔓延し、苦しみに打ちひしがられた人間で溢れている。それは二〇世紀が到来して現代に至るまで概ね続いた人々の心の病である。社会的病理。人生は無価値であると言う虚無主義。しかし、この虚無主義を切り抜けるには、悲劇を、毒を、与えなくちゃならない。人間社会に大きな破壊が与えられれば、人々は二度とこの惨禍を繰り返してはならないという、確固とした精神が宿る。だから、アメコミのようなヒーローとヴィランが実存する社会はあながち間違っちゃいない。つまりバランスだ。
スポットライトは、階級が上位に位置する者にしか当てられない。影は暗闇であり、そこには何も存在はないのと同じさ。光とは、階級上位者のことであり、階級下層者は、その上位者を優越させるためのバックグラウンドでしかない。つまりは、光には絶対になれない。闇でしかないのだ。
411:名を捨てし者:2020/04/04(土) 01:28これは、俺のスレだから、変人としておれがすきなようにする
412:名を捨てし者:2020/04/04(土) 01:28カレンちゃんとかザレッドの語彙力がすごい
413:名を捨てし者:2020/04/04(土) 01:28あとニャル。
414:名を捨てし者:2020/04/04(土) 01:29いつのまにそうなったんだ
415:無能力者:2020/04/04(土) 01:29おーい、雪りんごいるか?
416:無能力者:2020/04/04(土) 01:30雪りんごー
417:カレン◆u6:2020/04/04(土) 01:31語彙力なんぞなかった
418:無能力者:2020/04/04(土) 01:32あると思うけど
419:無能力者:2020/04/04(土) 01:32てか、カレンって精神年齢幼かったよね
420:カレン◆u6:2020/04/04(土) 01:32いや、ないよ。私のは受け売りばっかだし
421:無能力者:2020/04/04(土) 01:32成長した気がする
422:カレン◆u6:2020/04/04(土) 01:32幼かったねえ、あの頃が懐かしいわ
423:無能力者:2020/04/04(土) 01:33ほう
424:カレン◆u6:2020/04/04(土) 01:33ふーん!もうそろそろ寝るぜ!
425:無能力者:2020/04/04(土) 01:33おやすみなさい
426:カレン◆u6:2020/04/04(土) 01:34だってあの頃はさ〜、自分以外が見えてなかったからね。今はそれなりに甘んじてるよ
427:無能力者:2020/04/04(土) 01:34 ニャルちゃんのキャラ好きだよ
なんかバブみを感じるわ
最初、ヤマダだと思った
429:◆rDg hoge:2020/04/04(土) 01:35お疲れ様…やっぱ悪のカリスマが段違いだね
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