暗い小さなアパートの一部屋。
ただそこに不老不死が住んでいるだけ。
メイドたちよ。そいつとは一体誰のこと言ってるのか分かるのか?俺は今、誰をそいつと言ったのか。そして、そいつとはどこにいるのか指示したか?
メイドの女 「 …は、はい…確かに、そのようなご指示はお伝えになられませんでしたね 」
だろう?メイドたるもの、主人に従順なのは構わない。それはそれで誠実性が感じられるからな。だが、主人が誤った道に進むのは止めてくれないと困る。少なくとも俺はな。だから、ただ単細胞になって従うのではなく、俺の指示について自主的に考え、合理性を確かめろ。いいな?
メイドの女 「 は、はい。承知しました。以後気をつけます 」
よし。なら、他の奴らも集めてダイニングルームの掃除でもしててくれ。それからいつもこき使って悪かったな。
「はぁ、マレンとアリハ! 下がってろ!ドアや窓を封鎖しろ!」
(そう言い、悪井を殴り倒す。床に)
異常は何もないからな。異常がないのだから解除するまでもない。そもそも異常解除とは、通常に戻すことだ。通常である今、通常に戻すもクソもない。
大丈夫だ。俺は俺だ。
「父ちゃんの偽物が言うな! オリャ!」
(両手剣で攻撃する)
なぁ…いつも、お前の思う通りにはならないんだぜ?お前は、それだけのことを今まで多くの奴らにやってきた。自分の大切なものを奪われるとは、こういうことなんだぜ?なぁ、味わえよ…この絶望感を。
688:マリン・パエスト 乗っ取り:2020/04/15(水) 15:38攻撃してくれ。俺は本物であり、実態としてここにいるのだから。
689:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 15:40 「チッ……スペル! 『取り憑いた者が断たれる日』」
(乗っ取りから解除する。強制的に)
アリハ「本物なんかじゃない! トリァ!」
(ナイフで攻撃する)
ばーか。俺は取り憑いてるわけじゃない。悪魔的存在じゃないからなぁ…。そもそも、これを単なる乗っ取りと考えているのであればそれは、愚鈍というやつだ。よく考えてみろ。お前は俺と同化したんだよ。つまり、お前は俺であり、俺はお前だ。
691:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 15:43 「……俺の首を取れ。 不老不死だから安心しろ。 血は出てこないからな?」
(そう言い、マレンとアリハに言う)
意味がない。俺の首はお前のものであり、お前の首は俺のものだ。諦めて受け入れるんだな。現実逃避の時間はは終わりだ。
693:マレン:2020/04/15(水) 15:45 「でも……」 「殺れ! 母さんを守る為にも…」
「……分かった」
(そう覚悟してマリンに攻撃する。首を狙って)
最低の父親だな。やるなら自分でやったらどうだ?
695:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 15:46 >>692
「現実逃避じゃねぇよ、虫けらが!」
(そう言う)
「だったら死ぬよ、ゴラ!」
(自分の槍で首を切った)
現実逃避さ。事実を受け入れることもできず、あまつさえ、論理立てて考えることもできないのだからなぁ。ふははははっ。どうだ、今の気分は。最悪だろう?自分がお気に入りのものが許可もなしに他者に侵される気分は。
698:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 15:48 「………痛いな、ゴラァ……」
(不老不死なのは事実。直ぐに首を再生する)
「ガチで消えろよ、お前……」
(怒りながらも)
非許可だ。「 だったら 」その一言は、そもそも俺に言われたから、衝動的に死ぬのか。また思考を放棄してるぞ?因果関係、根拠、帰結、導出。それらがない以上、全く論理的じゃない。子供の前で自らの決断すらも反故にして恥ずかしくないのか?そもそも子供を巻き込むな。父親失格が。
700:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 15:51 「ウルセェ……ガチで消えろよ…クソが」
(そう言いながら、妻の姿を見る)
消えろよ、その言葉は即ち自分に言っているも同然だ。お前が永遠に消えれば俺も永遠に消えるさ。
702:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 15:53 「……めんどくせぇな、だったらここにいない方が良いな」
(そう言い、屋敷の外に出る。母さんを守れと息子達に託して)
めんどくせえなぁ。だったら、元に位置に戻る方が先決だな。
( そう言い、屋敷の内に戻る。母さんから離れろと息子に言う )
「マレン! 言う事を聞くな! 父さんから離れろ! そして母さんを絶対に離れるな!」
(そう大声で言う)
マレン「うん……絶対に守るから」 (本物のマリンに守ってマレフィの側に行く)
「良い子だ。……じゃあな!」
(そう言い、屋敷から飛び出した。全速力に屋敷に遠く離れた)
マレン!いうことはきかなくていい。ただ、自分の信じる道を進め。俺はダメダメなんだ。父親としても信念の有無にせよ、とにもかくにもクズなんだ。
マレン 「 わかったよ、父さん 」
( 本物のマリンに従う。本物は俺とお前である以上、俺にも従順な息子である )
( 屋敷へと向かって全速力に屋敷に戻る )
「 ただいま」
「お兄ちゃんの馬鹿! 偽物にやられてるの分かってるでしょ? 私は認めないわよ!」
(マレフィを持ち、二人から急いで離れる。屋敷に飛び出して)
「誰か! 助けて!」
(走りながら街に出て、助けを求める)
くっ、…はははっ!
そうまでして元の鞘に収めたいか?気持ちの悪いやつだ。
「……? あれ、奥さん?」
(見たことある人を見て驚きながら)
最低の父親だよ。俺たちはなぁ…
713:?:2020/04/15(水) 16:02 「大丈夫? お嬢ちゃん?」
(逃げてるアリハに聞く)
「うぅぅ……お父さんが……偽物に……」
(泣きながらそう言った)
さてと、お前の最も忌み嫌うことはなんだろうなぁ。今から、娼館でも言ってくるかぁ?妻がいるのに他の女たちと戯れるのはどうだろうなぁ。お前が、嫌うのは不倫そのものではなく、他者評価から悪とされているものだ。だから、不倫という行為が、他者評価から悪とされている以上、お前は不倫を嫌っていた。
716:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:04 「ウルセェ……偽物が……」
(怒りながら言う)
情けないな。俺たちは。
718:?:2020/04/15(水) 16:04 「あ〜……状況からして理解したわ。 一緒に逃げようか、ニャルさん達も協力してくれるから」
(そう言い、?とアリハ達は瞬間移動で消えた)
うるせえとか消えろだとか、小学生でも言えることを連呼して、恥ずかしくないのかぁ?大人だろ、俺たちは。議論し合おうぜ。
720:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:07アイデンディティを否定されるのはとても辛いものだ。苦しいだろう?心そのものが転覆しそうになるだろう?
721:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:07「勝手に言ってろ……お前とは二度関わりたくない!」
722:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:08もう遅い。これは思考を放棄したお前の罪だ。俺とお前は同一であり、不老不死である以上、永遠にこのままだ。
723:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:09お前とは関わりたくない。うーん、それはつまるところ、自分と関わりたくないと言っているようなものだ。俺たちは引き離せないのだからなぁ。
724:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:09 「言ってろ……ニャルどもがお前を潰すと思うから」
(余裕顔でそう言う)
その言葉は、つまり、俺たちを潰すということだな。
726:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:11 「そう言う事になるな……あいつら俺以上だから何とかしてくれるだろ……
まぁ、お礼を考えないとな……」
(笑いながら)
そうだな。お礼を一緒に考えようじゃないか。
728:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:14さて、一先ずは女で遊んで行こうじゃないか。
729:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:15 「(はぁ……青羊より立ちが悪いな……ノールシ、雪りんご達に伝えろ。 俺は立ちの悪い奴に乗っ取られてるって)」
【ノールシにそうテレパシーで伝える】
ノールシ〔了解……んじゃ、後で息子さんを保護しとくよ〕
【そう言い、雪りんご達がいる方へ瞬間移動で消えた】
「自分で言うけど、女遊びは嫌いだ」
731:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:17 ( 青羊とは誰なんだ?ノールシ、雪りんご達にファッキューと伝えろ。俺は俺のままだからな。心配する必要はない )
【ノールシにそうテレパシーで伝える】
ノールシ〔な、どういうことか分からないが了解。ひとまずこのままでいいんだな 〕
【そう言い、雪りんご達がいる方面から元の場所にまで瞬間移動した 】
「なに、偽物とはなしてんの? 馬鹿か?」
(笑いながら)
人に助けを求めるな。自分の頭で考えろ。情けない。
734:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:19 「良いじゃん、抵抗しようがないし」
(苦笑い)
「はぁ……タバコ吸お…気分悪りぃ……」
(タバコを出して、魔法で火を出す)
抵抗しようがない?それは考えた結果なのか?考えたのであれば、ここで議論をしよう。俺、即ちお前の考えを聞かせてくれ。
737:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:22お前が今の現状に不快感を感じているのであれば、それはお前が正常であることを意味する。自分の一部が、あるいは自分の思考が、全く妥当性もなく否定されるのは不快だろう。
738:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:22 「考えたって……状況的に俺とお前は同化しているし、直ぐお前はあいつらの命令を書き換えるからな。
抵抗しようがないだろ?」
(タバコを吸いながら言う)
「ああ、充分に不快だ」
740:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:23タバコに投げるんじゃない。お前が確定性を求めるのであれば、俺も確定性を求める権利がある。さもなければ、不平等が生じるからな。
741:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:24同化している。だから、諦める。それは単純思考だな。同化状態、すなわち引き離せないのは原因があるからだ。その原因を取り除いて、分離させることはできないと考えられないのか?
742:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:24 「不平等の方が良いよ、俺らは」
(タバコを吸いながら不快な顔で言う)
では、お前のいう不平等とは、具体的に一体何を指すんだ?
744:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:26 「別れるって意味だよ! 能力発動!」
(能力を発動し、偽物から分離する)
俺は偽物ではない。俺はお前だと言っただろう?本物だよ。
746:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:27第一に原因が何か分からないのに、原因を取り除くことはできないんじゃないか?結果を追求するのは構わないが、プロセスを求めろ。
747:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:28結果は、必ず原因、言い換えればプロセスによって得られる。お前がポンポン結果を確定させるのは不平等を生じさせる原因になる。それは理解してるな?
748:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:29 「(おいおい……能力だったら離れると思ったんだけどな〜……マジかよ)」
(無言で思いながら焦る)
「はいはい、理解はしてますよ」
750:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:29能力だから、離れるというのは論理的じゃないな。
751:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:30 「はぁ〜……論理学好きだな、お前は」
(呆れた顔で言う)
論理学が好きなわけじゃない。論理とは、辻褄であり原因と結果の関係性である。物事には辻褄があるんだ。つじつまを追求するのは日常生活を生きる誰しもがやってることだろう?
753:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:32理解しているのであれば、俺がやっているこの行為をお前が悪であるとか間違っていると決めつける権利はない。
754:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:32 「そうですけど〜……面倒くさいな、お前は」
(苦笑いしながらタバコを吸う)
「権利ないのかよ……クソっ」
756:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:34面倒でも結構だ。原理を突き詰めれば、俺はお前と同じことをやっている。
757:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:36 「……………」
(不快な顔をしながらタバコを吸う)
マリン。別段、お前を苦しめたいわけじゃないんだ、俺は。苦しめることが目的じゃない。求めているのは、お前の更生だ。
759:公孫勝◆:2020/04/15(水) 16:38 悪井とやらは何処だ?
俺が祓ってやるよ!
俺の獲物に横から手を出したお前が悪い
__自分も贋作だったクセに、助けてもらえるなんてよく言えるね…同じ事をされた気分はどーう?
( ケタケタ )
黙ってろ、外野。
762:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:40 「は? 更生? いらねぇよ、そんなもんは」
(タバコを吸いながら)
じゃあ、永遠にこのままだ。
764:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:41 「それは勘弁してくれよ……」
(ため息をつきながら)
マリンさんの偽物……私が冷たい結晶の中に閉じ込めてあげる
766:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:42 なら、更生しかない。
どちらか好きな方を選ぶといい。
「……選択はどんなもんだよ」
(真剣な顔で)
俺が提示する選択は二つだ。
一つは更生し、俺はお前に同化原因を教え、分離させてやろう。
二つは更生を拒否し、永遠にこのままでいくか。
どちらかだ。
「更生する方で、そっちの方が俺なりにマシだ」
770:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:48俺なりにというのはどういうことだ?
771:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:49 「そこ気にする?……このまま永遠にお前がいると嫌だからにきまってるだろ」
(また不快顔して)
じゃあ、更生するという方でいいんだな。
更生条件を教えてやろう。つまり、更生を保つためのこれから守ってもらう絶対的なルールだ。いいな?よく聞け
「 ギエピーッ!日本語がおかしいのさッ! 」
( ガヤ )
「さっさと言え。離れるなら聞くよ。」
775:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:54まず一つ目だが、それは戦闘に関して、確定ロルをしないことだ。意味はわかるよな?代わりに戦闘のプロセスを求めるんだ。
776:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:54「……うん」
777:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:56 戦闘におけるプロセスとは分かるよな?
例えば、こうだ。相手に火を浴びせたor浴びせる、という形式ではなく、火を浴びせることを目的に、腕から火炎を放った、という形式だ。
「…うん」
779:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:57二つ目、何事にも限りがあることを自覚しろ。
780:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 16:58「………うん」
781:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 17:01命にも限りはあるし、自分の移動範囲にも限りがある。戦闘においては、魔法だの魔術使う際、必ず魔力というものを意識しろ。魔力はエネルギーだ。エネルギーはいずれ尽きる。とくに、相手を致死レベルに追い込む魔法であればあるほどMP消費は早い。それくらい知ってるだろ?めぐみんのエクスプロージョンを考えてみろ。
782:マリン・パエスト:2020/04/15(水) 17:03 「…まぁ、確かに魔力あって限度がある……使い切ったらただのゴミ……また約束破っていたのか俺」
(しゃがみこみ鬱の状態になる)