暗い小さなアパートの一部屋。
ただそこに不老不死が住んでいるだけ。
[ ヒュン ][ ヒョイ ]「 ……私は貴女を傷つける術がありません 」
( 隣に移動、そっと持ち上げて… )
「 ……お名前を聞かせて頂ければ、貴女の命を保証します 」
「わ、私の名前は、マレフィキウム・パルマコン……です、
私、ただの人間、そう人間なの、だから、魔女じゃないから、
燃やさないで…っ、」
(恐怖に打ち震えながらも蛇を守るように縮こまり)
「 ……ーっ … 魔女と名乗る以上は同族の気配ぐらい分かりなさいな 」
( 溜息を吐き、子供抱っこをして… 守っていたものを眺める )
「 ……( 蛇… )」
「…っ、はぁ、よかった…………」
(殺さないでいてくれたことに安堵の溜息を零して、ふと視線に気づき)
「ああ、この子…私の使い魔なんだけれど」
(途端、ぼふんと煙が舞い上半身は人、下半身は蛇のなんとも不可思議な人魚のようなナニかが姿を現す)
「アタシはウィネフィキウムってんだ!よろしくな!?」
(姫カットの黒髪ロングを揺らしながらはつらつとしゃべり、その蛇目を細めて笑う)
「 私は…… 」
( …さて、困った… 先程、自分を魔法使いのように言ってしまった
……ニャルだと、ボロが出そうだ… )
「 …ディルマチュア、です… さて、使い魔は分かりましたが
貴女の名前を聞いていませんね… 」
( 取り敢えず 触手を用いて体の汚れを拭き取り… )
「マレフィキウム・パルマコン……」
(長くて覚えづらいですよね、ごめんなさいと謝り癖を発揮しながら言う)
「…ニャルおかーさん」
(ふと口にしてしまい、慌てる。なにか、懐かしく、呼びやすく)
「初対面なのに何言ってるの私……ご、ごめんなさい‼」
(慌てて頭を下げてあわあわとして、何故かその時お腹が鳴り)
「…うぅ、お腹空いた……」
「 ……っはー…… 」
( 呆れたような … それとは少し違うため息の後
抱き上げたまま、メイドは近くの廃屋へと入る… )
「 ……片付けましたからしばらく休みなさい… 」
「 …あと、何食べたいですか?…アル 」
「…っ、‼‼」
(そう呼ばれると頭が猛烈に痛くなり、"2億5000年分"の記憶が一気に頭に入ってくる。それは言わずとも前世だとわかり、そして顔を上げた際にはいつもの笑顔で)
「…おにぎり‼‼」
「 ですね 」
( 振り向けば、何時ものようにおにぎりの山を皿に乗せて… )
「ありがとう…うん、めっちゃありがたい………んだけどね
僕今6歳児なんだ。うん。」
(ジト目で頬を膨らませて言う。めっちゃグレードダウンして回復しか使えないし……とブツブツと文句を言いながらも美味しそうに食べる)
「 ……まぁ …その辺りの魔法手ほどきは私がやりましょう… 」
( 水置いたり、全身の傷やらを治したりと… )
「 あと、装備とかは如何するのですか?」
「装備…ねぇ」
「そこら辺はほら、旦那がいるじゃない?」
(クスリと笑い、ペンダントから何かを取り出す。それは"指輪"で、とても大事そうに抱え)
「(………戻って来たけど…? 気が懐かしい……)」
【すみかに帰って来たとこ】
「?……(待って……感じた事のある気だ……)」
【ニャル達にいるとバレないように隠れる】
「(……あいつ、転生もうしたか)」
【苦笑いをし、狐の仮面を被る】
「(……おいおい俺、本当泣き虫かよ……でも良かった、チョウラン)」
【心の中で思う。静かに泣き、指輪を片手に握りながら】
「(猫に化けて、近づいてみるか……多分バレると思うけど)」
【猫に化ける。首に指輪の着いたネックレスを着けている】
「にゃ〜」
【猫の声でマレフィキウムに近づく】
アリーにゃんだよ!マリンさんにゃん!
96:マリン・パエスト:2020/04/07(火) 11:48「にゃ〜」(通訳:驚かすからちょいと静かにしてくれ)
97:マリン・パエスト 猫の状態:2020/04/07(火) 12:38 「にゃ〜……」
【マレフィキウムに近づき言う】
「にゃ〜」
【後ろから言う】
「うわっ………と」
(一瞬驚くが、マリンだと気づき抱き上げて)
「…ただいま」
「ご主人様めっちゃ嬉しそうじゃないすか、んじゃアタシじゃまそうですし離れますよ〜」
(蛇特有の地面をする音と共にどこかに姿を消す)
「……お帰り」
(泣きながら言う)
「あは、相変わらず泣き虫だなぁ、」
(6歳の少女にしては死んだ目で笑う。きっと今世は、)
「泣き虫なのは昔からだ……お帰りチョウラン」
104:マリン・パエスト 猫状態:2020/04/07(火) 15:27 「……また、会えて良かったよ。チョウラン…」
(一回離れてと言い、元の姿に戻す)
「……前よりもっと幼くなったな」
(狐の仮面を外し、指輪のネックレスを見せる)
「ん。…あ、でもひとついいかい?僕、もう君の前で取り繕うの辞めたんだよねぇ。…だからさ、名前。長いから…まあ好きに呼んでよ。"チョウラン"は死んだんだし、さ」
(消えたら喜ばれるように、って打った悪役の芝居、それをやった人は死んだから…せめて喜んでよ、)
「あっ……そうか」
(少し悲しい顔をしながら)
「……でさ、名前ってなんて言うんだ?」
(元の明るい顔に戻る)
「そそ。まぁ好きに呼んでよ」
(にこ、と笑った拍子にネックレスが揺れる。それには見覚えのある指輪が)
「…マレフィキウム・パルマコン。亡き国の王女でございます」
(義手を器用に使いスカートを摘み一礼。その際にプラチナブロンドのお下げも揺れて)
「……指輪、残してくれたんだな」
(ペンダントを見て)
>>110
「綺麗だな……」
(微笑みながら)
「あはは、全力で守ったからね」
(自分よりも大切だから、と笑う)
「…ありがとう」
(俺もマリン・パエストとして正式に戻ったぜ?と笑いながら言う)
>>112
「6際の少女に綺麗は可笑しいなぁ、っと、使い魔を紹介しなくっちゃ、おいで、【ウィネフィキウム】」
(そう呼ぶと地を張っていた蛇が煙を上げ人型になり)
「アタシは使い魔のウィネフィキウムって言うっす‼よろしくっす‼‼」
(姫カットの黒髪ロングを揺らしながら言う。こちらは左目が鱗でおおわれていて、下半身は蛇でなんとも人魚のような風貌で)
>>112
「綺麗で良いじゃん。 宜しくな、ウィネフィキウム。」
「まぁ、俺の使い魔も紹介した方が良いか……ゲン・マルグイ」
[何ですか? 主様]
「自己紹介」 [あっハイ、ゲン・マルグイです。他にも使い魔いるのですが、代表的で言います]
「まぁ、デーモンウルフだが宜しくな」(笑いながら)
「よろしく〜」
(気だるげに手を振って)
ゲン・マルグイ[はい、宜しくです!](元気良く)
「ハハッ……これから宜しくな、マレフィ」(微笑みながら、手を出す)
「ん、よろしく」
(顔をじーっと見つめて一言、)
「うん、やっぱうちの旦那イケメンだわ
「あ〜……ありがとう//////」
(照れながらも礼を言う)
「んふ、」
(いつもの癖で手を口に当てて笑う、痛々しい右目の火傷を無意識に触りつつ)
「ちょっ!? 笑うなよ〜……後、火傷は悪化するって言ったよね?」
(触るんじゃありませんとやめさせる)
[主様、相変わらず言われ慣れていない言葉にニヤケないで下さいよ]
マリン「良いだろ! 嬉しいからさぁ……//////////」(照れながらも微笑む)
[相変わらず、主様はチョロいですねー…](飽きた顔)
マリン「チョロクねぇーよ! 何故にかよ……」(呆れた顔)
「ね、マリンってほんっとチョロいからいじりがいあるわぁ」
(およそ6歳からは到底出ないはずの艶めかしい笑顔で)
[ですよね〜、本当いじりがいがありますよ。](笑いながら)
マリン「お前らなぁ〜……そんなに俺いじられキャラかよ」(苦笑い)
[そうですよ? 自覚ないのですか?](首を傾げて)
マリン「ないだろ、普通……」(呆れた顔)
「世界一可愛くてかっこいい僕のおもちゃだけど」
(あっけらかんと言い放ち蛇に戻った使い魔を義手に絡ませながら)
「…俺にとっては銀河一可愛い妻だけどな!」
(照れながらも言う)
「ん、ありがと」
「じゃあね、マリンは銀河1可愛い旦那だね!」
(人差し指でふに、と唇に触って)
「 …… 」
「だから!可愛いじゃなくてカッコいいにしてくれ!///////」
(赤面になりながら)
「ニャルおかーさんっ‼‼‼」
(ぱあっと花が開いたような笑みを浮かべて駆け寄ろう…としてこける)
「っい………」
(目にいっぱいの涙を貯めてニャルを見る)
「!? 大丈夫か? マレフィ」
(マレフィに近づく)
「らい、じょび…」
(痛い、と思いっきり顔に出ながら大粒の涙を流し)
「いや、無理しなくて良いからな?」
(魔法で回復しつつ、翼で抱きしめる)
「とりあえず涙を拭け、な?」
(微笑みながら、ハンカチを取り出して渡す)
「っい、まって、まって」
(魔法をかけられたところがどんどんと焼けただれて)
「まほ、う、ダメみたいなんだ、だからやめよ、?」
「 ……むー …… 筋は通せていませんが… 私が、一度負けを宣言した以上…
……認めるしかありませんね?……アル… で、名前は良いのでしょうか?」
( 短刀を抜き、名を戻した者へと近寄る )
「 ……マリン、と…言いましたか 」
>>136
「あっ……ごめんな! まさか、焼けるなんて……」
(驚きながら)
「アル、で、いいよ」
(途切れ途切れに言葉を紡ぐ)
>>137
「そうですよ、貴方と一度戦ったことある。マリン・パエストですよ」
(真剣な顔)
「回復まほ、うだめなの、……ちょっとね」
(震える左手には数えきれない注射痕、手足には何かで繋がれた跡が生々しく残っていて)
[大丈夫ですか?……アルさん]
(心配な顔で。震えている左手を握る)
「大丈、夫。なれ、てるから、心配、し、ないで」
(いつもだから、と諦めたように笑う)
「 ……… 」
( 触手を用い、持参救急箱による処置をアルへ行いつつ…
男の前で 短刀を鞘に収めて地に置き、その場に座する )
「 ……正直に言えば、まだ… 貴方がアルに事足りるとは思ってはいません。…しかし 」
「……しかし?」
(首を傾げながら、マレフィの様子を見る)
「っい、いたっ…………」
(ポロポロと泣きながら自身の手を血が出るまで握りしめ耐える)
[……(そんなに握りしめない方が良いですよ)]
【テレパシーでアルの頭に送る】
「痛いんだもんっ………」
(心も幼くなったようでポロポロと泣きながらそう答える)
「…大丈夫か?」
(近づきたいが、ニャルが隣にいるため身動き出来ない)
「(マルグイ、側にいてくれ)」
マルグイ[了解](アルの側に行く)
「ふぇ………痛いよぉ……………」
(ついにわんわんと泣き出し)
「 ……アル、後で貴女手術です…こほんっ 」
( 鞘に収めた短刀、マリンを前に… 頭を地に付け、両手を添える )
「 私にはその子に対して… 親身以上に接してあげることが出来ません。
そしてそれが出来るのは… 貴方だけです… 今までの非礼を詫びます
どうか、アルを… 風邪にだけはさせないで下さい 」
「 …… 無理はさせない、しない… 早速、ですよ?」
「いたいのやらぁ…………って風邪なの!?そんなに風邪重要!?」
(泣きながらもつっこみ)
「! はい!」
(マレフィを近づき、抱きしめる)
(獣化に変身して)
「キャンキャン!」(涙を舐めながら、慰める)
「ふぇっ…ひぐっ……」
(泣く姿は本当に年相応のようで、しかし上手く動かない右手の義手が普通ではないと雄弁に物語っていて)
「絶対させませんので! とりあえず、マレフィ大丈夫か?」
(ニャルにそう言い、マレフィの方に向くと慌てる)
マルグイ[主様、落ち着いて下さい! 人間界と同じ治癒すれば大丈夫ですから]
(マリンを殴り、魔法陣からミニ救急箱を出す)
「大丈夫…えぐっ、大丈夫だもん……泣いてなんか、ないもん…それに治療はおかーさんにしてもらうから大丈夫だよ」
(そうマリンをなだめて)
「そ、そうか?……」
(そう言い、涙を指でどかす)
「おかーさんは神だもんっ‼大丈夫なんだよ‼」
(胸を張ってそう言い切る)
「確かに、一回戦ったことあるから分かるよ」(苦笑い)
マルグイ[あの時は苦戦してましたもんね?](笑いながら)
「戦ってみろよ……キツかったんだから……」
[主様……頭部を結構殴りましたけど、血が出てますよ]
(呆れた顔)
マリン「マジか……これは魔法で治すから大丈夫」(苦笑い)
[相変わらず、岩盤ぐらいに頑丈ですね……](苦笑い)
「ニャルおかーさん強くてかっこよくて優しいの、だーい好きなんだよ!!」
(泣いた後で思考低下しているのか少し子供っぽい口調で、しかし嬉しそうに目をきらきらさせてそう言う)
[ シュルっ ]「 ……その通り… 軽々しく、私を天秤にかけぬ事です 」
( 比較に引っ張り出され続けている事、それは根に持つ事らしくて…
と、暗い気分に浸る間も無く無数の触手がアルを持ち上げ、懐かしの
棺桶型ベッドに入れ込み 全体的な治療を開始する… 傷口の異物除去 )
「…… 」
「(俺らは黙って待っとこ)」
マルグイ[(その間にお孫さまとお話しして下さい。僕一人で此処にいますから)]
「(OK、ありがとうな)」
【テレパシーしながら、マリンは外に出た】
「っ……」
(痛いものからは逃げられない、痛いのから逃げたらもっと痛い
、逃げたら悪い子、逃げたらおしおき、とうなされるように呟き、ぎゅっと目を閉じ耐える)
[…………](黙って番犬の様に待つ)
168:ニャル◆.s:2020/04/07(火) 17:19
「 …… 」[ カ''ブッ ]( 少し、歯を尖らせてアルの手首に弱く噛み付く )
( 内部を診断する間にも治しやすい傷の処置は進み、消毒を済ませて
文様など封印じみたものは[旧ナル者ノチカラ]で易々と中和し、黴菌の消えた
傷口に絆創膏を貼り付けては大きい傷口に薬液の少し染みた包帯を巻く…手早い )
「 …… 魔力の抑制… 無駄に器用な事を… 」
( 本番、触手を用いてあるに重い麻酔を仕込み、少々力を込めた手を用い
触手の一部と腕をアルの内部へ、溶けるように入れる )
「…まじょにうまれてごめんなさい、だから、やめて、注射、やだっ…………」
(痛みでフラッシュバックする日々。地下牢に繋がれ、自らがたったひとつだけ使える回復魔法を封じるための薬物を注射され、日々拷問される。治せば焼け、ただ暴力に耐える日々。)
「(大丈夫……過去は主様が壊してくれる…)」
【聞こえる声で心の中で自分を伝えるように】
「ふ、ぐぅ………」
(マリン、と呟き、少し落ち着きを取り戻す)
「 …… 」
( 自身の体内で中和物質を生成、手遅れな部分の切除 再生、出来る事全てを
集中して処置する…… 苦しげな声を聞けば、無理やり治療できない[痛み]と
知り、それを和らげようと… )
「 ……大丈夫ですよ、アル 」
( 声色柔らかく、そう ささやき )
(姿をマリンに変えて)
「………(大丈夫…よな?)」
(心の中で言う)
「う、んっ、大丈夫、っ、」
(過呼吸もだいたい落ち着き、和らいだ表情でされるがままになる。お腹と足の縫い跡が痛々しい)
「(はぁ……大丈夫そうで良かった)」
【心の中で落ち着く】
「 …………… 」
一旦心臓を《ピー》して内臓に関する問題は解決
ヒビが入ったり傷付いている筋繊維や骨を《ピー》《ピー》
最後に腹と足の縫い跡を《 ピーーーーー 》…縫い跡を出来る限り消し
「 …………ふーーーっ 」
( 汗を拭い、あるの麻酔を解く )