あなたの目に、ふととある店が映り込む
まだ昼だと言うにもかかわらず、その店は『星空』を体現させたような見た目で佇んでいる
昼間の中の星、常識の中の非常識、普通の中の異常
生き物とは、そんな非日常に好奇心をくすぐられるものだ
カランコロンと扉を開く
『いらっしゃいませお客様、どうぞ、お好きなお席へ』
開いた先に視界に飛び込むものは、あまりに美しい『星』であった
『…?、あぁ、珍しいですか?異形頭は』
(客の様子を不思議に思うが、ふと、自分の頭を思い出す)
「 えっ あっいえ、そういう訳では… 」[わたわた]
( 突然の言葉に動揺。無駄な身振り手振り )
「 ん… …ミルク付きで、ココアをお願い出来ますか? 」
『ふふ、大丈夫ですよ、異形と言っても種類も多いですから、私のような異形頭はなかなか見ないでしょうし』
(はい、少々お待ちくださいね、と動揺している彼女に返答する)
「 ……"異形頭"… …ですか… 」
( …その、初めて聞く名称に
若干の思い辺りを記憶の内へ探す )
『…ふふふ』
(考えている客の前で、浮いている頭と離れている胴体、その間にある、本来首があるであろう場所を、手でスカスカとしてみせる、客の反応を楽しげに見ている)
「 ………(人の方々がいらっしゃるなら
お飲み物を頂く所ではないでしょうね…)。」
( 奇妙なまでに…否、奇妙に奇妙が
くっついてるような光景をまじまじと見つめ )
『ははは、お待たせ致しました、まぁ、姿と機能は違いますが、生物という点では同じですので、深く考える必要は無いかと』
(そう少し笑いながら、注文の品を差し出す)
「 ………ありがとうございます… 」
( …深く考えるなとは無理な話を… と、考えつつも
取り敢えずは、品物を受け取って…ミルクを混ぜる )
『ふふ』
(困っているなぁと、微笑ましげに思いながら、己もぐらすをふきはじめる)
( ……ココアを口に含めながらも…
…やはり気になる奇妙な体、…じろじろと
失礼にも視線を向けてしまい… )
「 ………甘い 」
女神様います?
聖水飲まして
『………』
(見られていることに気づきつつ、まぁよくある事だと流して周りのものを片付けてゆく)
「 ……………… 」
( 数秒の間、変わらず観察と呼べば聞こえの良い
妙な視線を向け… …それが迷惑と知れば、ただ… )
「 …………美味しいですね…… 」
( 甘いココアを嗜み …視線をそのまま
別の意味へと変えることにした )
『おや、それは嬉しい、なによりです』
(対象が変わったのか、自分が作ったものを褒められ嬉しくなり、礼を言う)
「 ……事実を舌足らずに述べただけです、…
……マジェスティックな外装ではありますが… 」
( 静かにカップを置き 店の中を眺め… )
「 ……存外、落ち着きのある場所でございますね… 」
『はい、プラネタリウムをイメージした店内になっております、休憩スペースはさらにそれに近しいかと』
(そう言って休憩スペースの方を指さす)
『何せ頭がこれですので、この際、この頭も雰囲気に合わせられる作りにしてしまえと思いまして……』
「 ……失礼ながら、貴方様の容貌でノーマルな店の
カウンターに立つ場面は相当にシュールでしょうね… 」
( 視線の先… 確かに、寛げそうな空間が見えた )
「 適所を自分でお拵えになった訳ですね 」
『あはは、ええ、私のような異形を見るのが初めてな方に、少しでも過ごしやすく慣れやすい空間をと……いえ、一般的な店でも、なれるものは慣れるとは思いますが……』
(そう言って頭をかきながら話す)
「 …流石に不特定多数の方々がおいでになる
飲食系店舗では限界と限度があると思われますが 」
( 何処を掻いてるのかまた気になりつつも
…ココアを飲み干し、カップを置く )
「 …替えをお願い出来ますか? 」
『……う……まぁ、ええ……それはそうなのですが……ハイ』
(痛い所をつかれ、ギギギと顔を逸らす(頭はあれど顔のパーツが無いため、本当にそらせているのかは不明))
『は、はい、少々お待ちくださいね』
「 ……故に貴方様の判断は良いものではあったのでしょう
…少なくとも、私めが此処へいざなわれる程には 」
( …見れば見る程… いや…見なくても気になる )
「 …… 」
『あはは、ありがとうございます、……やはり、気になります?』
(褒め言葉を貰い、礼を返すが、ココアを再び出そうとした時、見られていることに気づいて声を出す)
「 ……気にならないと言えば嘘になるので
はっきりと、正直に、ココアを待ちながら
今、言わせて頂きます。…めっちゃ、気になります 」
( 無表 )
『あー…………、……』
(その言葉に声を漏らしながら、少しの沈黙)
『……異形頭というのはまぁ、頭もそうなのですが……その……容姿がそもそも目を惹かれやすいですから……実はその……』
(もごもごと言葉を濁らせながら、カウンターの内側から出てくる)
『……えっと……実は……カウンターの中は外より床を低く設計しておりまして……』
(そう言ってカウンターの外に出てきた店主、その身長、210cm、体全体が人と比べると異常を超えるほどに細く長い容姿をしている)
「 ぶっ 」 ( 不意を打たれて素っ頓狂な声が上がる )
( …数秒、流石に数秒、されど数秒だけの間が空き )
「 …………要するに………すごく目立つ、…そう、多方面に… 」
『……』
(その反応に、そそくさともとのカウンターの中へ戻る)
『ですので……これでもまだ色々工夫している方なのです……』
(少し元気が無くなった声で、そうポソポソと告げる)
>>197
( 机に置かれたマシュマロを見て軽くお礼を言った後。ココアの上に数個浮かべて一口口に含み。ふんわりとした笑みを浮かべ目を細めて呟き )
「 美味しい… 」
『……ふふ、それは良かった、そのように、リラックスして頂けると、私としても喜ばしい限りです』
(彼女の様子に、ふふと笑いつつ、安心する)
>>226
「 ……… 」
( 唖然と主人を見る愚行が長引き
視線は奇妙なまま、…ココアを待つ )
「 ……自己実現は困難の様ですね… 」
(えと...ご参加したいっす!出来ますか?)
231:◆RI:2021/03/22(月) 22:13(全然大丈夫です!ご自由に遊んでってください!いらっしゃいませ!!)
232:◆RI:2021/03/22(月) 22:15 >>229
『う゛…ま、まぁ、……私の店にいらっしゃる方は、1度目は驚かれても、2度目の来店では気にして下さらない方ばかりですから…』
(…有難いものです、とグラスを吹く)
「...母のような洒落した店だな」
(カランコロンと音が響きながら扉を開ける。フードを深く被っていて顔は見えないが目だけトープに輝き、下半身から蛇の尾が出ている。小柄な男)
「ッ!?...」
(ニャルちゃんを見たか少し離れ、端っこのカウンターの席に座る)
『!いらっしゃいませ、ようこそ当店へ、ご注文がお決まりになりましたら、なんなりと』
(知り合いなのだろうか、不思議に思いながらも、拭いていたグラスを片付け、告げる)
「...ブルーマウンテンで。砂糖やミルクとかいらないから」
(静かに頼み、砧形のきせるを取り出す)
「...すぅ〜...はぁ〜.....」
(吸いながら、書類を出して確認する。...書類の内容は自殺相談相手のプロフィールや集団自殺のファイルなど色々)
『かしこまりました、少々お待ちください』
(そういって準備に取り掛かる)
「...どうも、マスターさん」
(お礼して、書類をまとめる)
『いえいえ、お仕事ですかね?頑張ってください』
(会釈をしながらコーヒーを注ぐ)
『はい、どうぞ、ごゆっくり』
「どーも...まぁ、見ての通り仕事だけど...警察関係で働いててね、いつも精神が狂っちゃうんだよね」
(出来たコーヒーを飲み、書類を見る。いつの間にか話していた、いつもは離さない)
『おや…』
(精神が、ときいて、イカレまくっているどこぞの常連を思い出すが、すぐに頭をふって消す)
『それはお疲れ様で…ここがリラックスできる場所になれば良いのですが…』
「ありがとう...一応、児童課部長のアケリア・ディラです。多分常連になりそうな予感しますので、自己紹介ってもんです」
(笑いながら、フードを取る。高校生の若さの角と羽が生えた悪魔だ)
「最近になって、部長になれたんですよねー...ま、残業は酷いですけど」
(苦笑いしながらきせるで吸い、書類を横に置く)
『これはこれは、私、エトワールと申します、常連様とは…こちらとしてもありがたい限りです』
(よろしくお願いします、アケリア様、と胸に手を当てて会釈をする)
「どーもです...ま、実際家系で僕も貴族に入りますけどねぇ...アハハ」
(コーヒーを飲み、安らぐ)
『おや、そうでしたか、貴族様…当店には色んな方が来られますが、久しぶりですね…、その上部長と、大変でしょう、本当にお疲れ様です』
(顎の辺りに手を添えて告げる)
「ありがとうさんです...ま、僕の従兄弟も警察ですけど...あいつは本部部長だから凄いんだよな」
(溜め息着いて、きせるを吸う)
『何を言う、あなたも素晴らしいですよ、その地位はあなたの力でしょうに』
(カチャカチャと、音を鳴らして、グラスを棚に片付けてゆく)
「そうですかー...ありがとうございます、エトワールさん。」
(嬉しそうに照れる)
『…ふふ、せめてここではのんびりしていってくださいね』
(薬と微笑むように声が漏れる)
「僕の仕事は名前通り、児童担当なのですが...主に僕の場合は事件に関しての方でしてね。部下は相談相手をさせています。
正直、子供の自殺した死体...他に集団で先生と共に亡くなった事件もあって...キツいです」
(頭を抱えて、コーヒーを飲む)
「ありがとうございます」
(笑顔で)
『…それは…』
(何を言うべきか、と悩む、過酷な環境に声を閉じる)
『…、辛いですね、それは』
「はい...あの、エトワールさん...申し訳ないがスイーツとかあるかな?こういうの甘い物食べないと直ぐにダウンしちゃうんで...」
(申し訳なさそうな顔でお願いする)
『…はい!もちろんございますよ、これでもうちのスイーツは常連様にはとても褒められますので、ご期待を』
(そう言って手早く用意をする)
「ありがとうさんです...エトワールさん」
(嬉しそうに見ていた)
『いえ、お気になさらず、すこしでもここで癒されていただければ、こちらとしてもありがたいことですので』
(そう言ってショートケーキを置く)
「ありがとう...」
(パクッと食べるとキラキラした目で嬉しそうに羽がばたつく)
「お、美味しい...!」
(キラキラした目で美味しさを伝える)
『…ふふ』
(その様子を見て嬉しそうな声を漏らす)
『よかった、気に入って貰えましたかね』
(きゅ、と蛇口を開く、洗い物をしながらアケリアの声に返す)
「凄く美味しいですよ!僕のお母さんにも連れて来たいくらいに!」
(青年の満面の笑みで応えた)
『それは!ありがとうございます、ぜひいらっしゃてください』
(そのときまでにとびきりのものを用意しておきます、と告げる)
「はい!あ、その...なんですけど...僕のお母さんにはまだ僕が部長になった事言ってなくて...
明日母さんの誕生日なんです。だから言うの兼ねて、プレゼントに初めて息子に奢られる経験をさせたいのですよ」
(嬉しそうに話す)
『それは大変素晴らしい提案かと!きっとお母様も喜ばれますよ』
(わっと手を広げて喜びを表現する)
「そうっすかねぇ...えへへ///17歳で部長に正式になれて物凄く嬉しかったのでドッキリしようとね」
(笑いながら写真を取り出す。家族写真のようだ)
『ええ、とても素敵かと、サプライズということですね、腕によりをかけねばなりませんね…』
(ぐっと己の手を握り、よしっと声を出す)
>>232
「 …されど、貴方様がお気になさっているのは
初見の方が故の反応、と… 」
( 実感的に分からずとも、伝わりはする困難の気配…
まさに人に悩みあり。…いや、この場に人は居ないが )
「 …して 催促するようで申し訳ない心持ちですが
ミルク付きココアの…お代わりはまだ、でしょうか? 」
>>234
( 店主への問答を一通り済ませた後
…妙に自分に対する反応の深い、誰かに
ちら と視線を向け …だが見覚えはなく
注意は払いつつも 店主に目を戻す )
「 ……… 」
「えへへ...///あ、写真に母の姿がありますのでお見せします」
(と真ん中の右側の女性、髪がランプブラックで蛇の目のマゼンタ色。黒い上半身コーデで右側だけ天使みたいな羽がある。
下半身はアケリアと同じ蛇の尾であり、チェリー色だ)
「...すいませんね、ニャルさん。不機嫌にはなってないですか?15歳の時、ご迷惑お掛けしたアケリアです。
お久しぶり...ですね」
(申し訳ない顔でお辞儀する)
>>269
『え!、あ、あぁ、申し訳ありません…』
(動揺、の後、遅れてしまった注文を差し出す…)
>>270
『おやおや、お美しい、良きお母様のようですね、親孝行されてとても嬉しいと思いますよ』
(差し出された写真を見て答える)
「そうっすか..//まぁ、お世話になったお礼ですよ」
(コーヒーを飲み干し、ケーキを食べる)
>>273
『……』
(仲がいいんだろうな、とふわふわとした気持ちになりながら蛇口を止める)
「母には申し訳ないくらい世話になりました。兄弟三人を育てて、兄弟より地位も他では一番下ですけど...それでも同じ
蛇の子に生まれて、一緒に訓練して嬉しかった。まぁ...流石に母さんの武器である、煙草は食らいたくないですがね(笑)」
(と微笑みながら写真を見る)
『ふふ、楽しそうなご家庭ですね』
(微笑むアケリアを見て告げる)
「そうですか?ありがとうございます」
(満面の笑みで応えた)
『ええ、仲良きことは素晴らしい、いつでもおいでくださいね』
(その様子にこちらも嬉しそうな雰囲気を纏う)
「ありがとうございます!では、明日宜しくお願いします!では僕はこれで、今日は楽しかったです」
(ケーキを食べ終わり、書類を持って帰った。....だが、砧形のきせる(赤蛇が青蛙を食う柄)を忘れてしまった)
『はい、かしこまりました、おまちしておりま………』
(出ようとしている時にふと視線が下を向く、あるのは客のものであろうキセル)
『!アケリア様っ』
(忘れ物っ、と呼びかける、どうやら既に出ていってしまった…?)
>>271
( …言葉を聞き 暫し、物思いに浸る )
「 ………… パエストの縁にまつわる方ですか
……謝罪は先の一言で結構です、…蒸し返さない
程度に昔の話は留めましょう… …さて 」
( ココアを一口。…甘い香りに半ば目を閉じ
集中と心持ちの豊かを癒しつつ、言葉を… )
「 …事情は知りませんが 元気にしていましたか? 」
(出ていく前のアケリアです!)
「はい...あれから警察の職場に着いて、最近部長になれて毎日忙しいくらいです」
(苦笑いで応えた)
かたかたかた...
(勝手に揺れるきせる)
『!、…?』
(かた、となる音の発生場所をさがし、ふとキセルが目に入る)
かたかたかた...!
(だんだん激しく揺れる)
『え、えっ』
(揺れるキセル、なんてものに今までお目にかかったことはなく、さすがに動揺)
ガタガタガタ!!
(激しく揺れて、赤い宝石のような蛇の少女が出現した!)
「 …それはそれは、…貴方の成長を大いに望める
環境の様ですね… …今日はお休みですか? 」
( 手を組んで楽な姿勢 )
「ふん...あの小童、どこに行ったのじゃ!」
(少女とは思わない喋り方である。怒ってる様子だ)
『……え、えっと…』
(赤髪の少女、キセルから、と思考が回っていない)
>>288
「いや、仕事帰りです。4件終わらして、疲れた時にここにたまたま寄っただけです」
(と書類のファイルをちょこっと見えるようにだした)
「...そち、あの小童は知らぬか?」
(と冷静な顔でエトワールに尋ねる)
「 ……成る程、気の抜けない街… 」
( …自分からは話題を出さずに
ココアと、聞く話にのみ反応を示す )
「 ……… 」
『えーと…小童というのは、…アケリア様の事で…?』
(目の前の彼女の問いに、頭をかたむけながら聞き返す)
「では、僕はこれで...失礼しますね」
(明日が楽しみだな〜と嬉しそうに帰った)
「そうじゃよ!あの小童...このレング様を置いてけぼりに..!」
(お怒りモードで髪が宙に浮く)
『…またあした来られるようですので…お待ちいただければ会えるとは思いますが…』
(大丈夫ですか?と問いかける)
「 ………… 」
( 目の前に迸るカオスに目を向け )
>>228
「 ココアをもう一杯と…今日は何かおすすめのケーキとかあればお願い、できる? 」
( 今日は家の集まり以外用事はなかったし、少しぐらい長居してもいいかなと手元の時計を見て少し考えたあと注文をして。少し騒がしくなった店内の様子や、周りの人をじっと観察して )
『!は、はい!』
(目の前の少女に会釈をして、ココアとケーキを用意する、2品とも先に注文があったため、直ぐに準備し彼女の目の前に置く)
『こちらザッハトルテです、ごゆっくり』