えーっと、ジャンルは『いじめ』です。
こんな駄作を誰かが読んでくれることを祈ってます。あと、アドバイス等もよろしくお願いします。
授業終わりの休憩時間になり、私はふぅ、と溜息をついた。
そういえば私って熱あるんだったっけ。なんかもうすっかり忘れてたわ。
私が机に突っ伏していると美加がきた。教室を見まわしてみると、歌歩たち4人は居なかった。
「どうしたの」
「ふふっ。」
と笑ったかと思うと、いきなり胸倉を掴まれた。
その汚い手で触れんなよ、って言いたかったけどメンドくさいしやめた。
私は大人しく掴まれることにした。
「てめぇ歌歩たちにこのこと言ってねぇだろうな」
低い声で言ったということは、私を怖がらせようとしているんだろうか。全く怖くないし。
私は薄く微笑みを浮かべた。
「言ってるわけないじゃん。もし言ってたならあんたたちに仲良くしてくれてないと思うけど?
え、もしかしてそんなことも分からない馬鹿だったの?」
「なっ」
私が微笑みながらこういうと予想すらできなかっただろうな。
「なに言ってんだよ」
「意味ぐらい理解して下さいよ〜。説明メンドいんで」
私はおちゃらけてやった。ははっ、クラスのほとんどが目を丸くしてる。
私の態度に美加がより一層怒ったのは確かだ。
「てめぇふざけんなよ」
「ふざけてないじゃん。」
と、私の頬を叩こうとしたその瞬間、例の4人が入ってきた。
女子の手が濡れてるってことはトイレかな。男子は付き添い、的な?
美加が慌てて私の胸倉を放すと、とびきりの笑顔と甘い声で私に話しかけてきた。
「でさっ、すごくおもしろかったの」
なにがだよ。
とジト目で美加を見ていると歌歩が近づいてきた。
「なになに?なんのはなし?」
「え!?えー・・・っと。」
美加は急に話しかけられて明らかに戸惑っていた。
私は心の中でハァ、とため息をつくとニコッと笑顔を見せてこういった。
「映画の話だよ。でも歌歩の嫌いなミステリーだけど、聞く?」
「え。いい」
歌歩は苦笑を浮かべて結花たちのもとへ戻った。
美加は美加で自分を庇った事に驚いているのか、目を見開いて私を見ていた。
勘違いすんなよ。私はお前のためにやったんじゃない。自分の為だ。
私はそれを視線だけで伝え、授業開始のチャイムが鳴った。
続き早く読みたーい。
美加ないわぁー
実夜梨頑張っれ!
美加の「映画の話だよ。でも歌歩の嫌いなミステリーだけど、聞く?」
のセリフを現実で言われたら避けられてるみたいで自分が歌歩だったら悲しいw
実夜梨の美加への返事のしかたがかっけぇw
>>花恋様
いつもコメントありがとうございます!
これからも実夜梨を応援してやってください!
>>しょこら
いつもありがとぉぉぉ!!!
確かにそうかもねw
あ、あと「映画の話だよ。でも歌歩の嫌いなミステリーだけど、聞く?」 は実夜梨のセリフだよ〜^^
実夜梨は怖い物知らずなのかねw自分で書いてても分からなくなってきたw
お久しぶりです!
相変わらず面白いですね!
昼休み、私は美加たちに呼び出しされた。このシチュエーション何度目だろうか。
「ねぇ、明日のいじめはなしにしてあげる代わりに誰かにデートを申し込んできなさいよ。」
「はぁ〜?」
私は思いっきり不満そうな声を出してしまった。
案の定、美加は私のツインテールを引っ張った。なんか慣れて来たのか痛くない。
「良いわね?今日中よ」
そう言って美加たちは去って行った。一体何がしたいんだか。
と、いうわけで誰かにデート申請をしなければならなくなったわけだが、誰にどうするか考えないとね。
翔君はダメ。これ以上迷惑かけられないしね。
あ、舞君にしてみようかな。
「舞君」
「なんだ?」
舞君は翔君と一緒に中庭でお昼ご飯を食べていた。
歌歩と結花が居なくて良かったよー。からかわれるのも面倒だし。
「私とデートしようよ。」
「は?」
あ、やっぱりそういう反応になるよねー。分かってました。でも自分の身を守るためだもんねー。仕方ないし。
言い訳を探し終えた私はニコッと微笑んだ。
「デートって言っても映画身に行くだけなんだけど。丁度チケット2枚あるし一緒にどう?」
「あ、映画なら行く。」
「じゃあ今週の日曜日ね。楽しみにしてるから」
そう言って私は教室に戻った。
ああもう、疲れた。熱があるのに今日一日頑張ったなぁ。ってまだ一日終わってないけどね。
>>愛凛羽様
コメントありがとうございます!
お久しぶりですね♪再度読んでいただけて光栄です!
面白いと言ってもらえて本当に私は幸せです!
「実夜梨。」
教室に戻ると、美加が待ち伏せしていたようだった。わざわざご丁寧に仁王立ちして腕を組んでらっしゃる。
私はなんとなく素通りしたい気分になった。てか早く座りたい。
そういうわけにもいかず、私は立ち止った。
「なに?もうデートは申し込んできたけど?」
「早くない?」
「当たり前じゃん。」
トロトロしてられますかっての。
美加は少し悔しそうな顔をした。私が人見知りだと知っているからだろう。残念だけど私にも友達いるんだよね。
「ふ、ふん!」
そう言って美加は自分の席へと戻った。何がしたかったのかなー。別に興味ないけどさ。
ため息をつくと、美加は私を睨んだ。私は苦笑いするしかなかった。
私は席に着き、机の中のノートを取り出した。
ああ、やっぱり。
そこには今日書かれたであろう、新しい落書きがあった。なんとなくあるってわかってたけどね。
ノートを破り捨て、今日持ってきた新しいノートを机の中に入れた。
「実ー夜!」
「きゃぁ!」
いきなり後ろから抱き着かれ、変な声を上げてしまった。
もちろん誰が抱き着いてきたのかは分かってるけど、こうして急に抱き着かれるのは勘弁してほしい。
「歌歩、やめてよ」
もしさっきのノートを見られたのならば私はどうにもこうにも誤魔化せなかっただろう。
「ごめんごめん〜!あまりにも実夜が可愛くって!」
「勘弁してよ・・・。じゃなくって可愛いってなに!?」
「言葉の通りじゃんかぁ」
「言葉の通りって、意味位解ってるって。」
「じゃあ説明必要ないね。」
「最初っから説明して何て頼んだ覚えはないけど!?」
「うんうん。知ってる」
「だよね。」
こうして普通に笑顔を浮かべて喋っていられるのもこのパーフェクト教室のおかげなんだろうけど。
歌歩がこの笑顔も偽りだって気が付いていないのは、天然だからなのだろうか。
少なくとも私は気が付いているから。
ほら、今歌歩だって笑っていないでしょ?頬ひきつってるよ。
私が歪んだ笑みを浮かべてしまっていたことは、自分でも気が付かなかった。
水音のいじめはどうなるんだぁー
はやく続きが読みたい。
舞彦デートOKしてくれて良かったぁー
>>花恋様
ありがとうございます!
なんか水音の存在薄くなってきちゃいましたねw頑張って濃くさせたいと思いますw
舞彦がデートを拒否すれば実夜梨はきっともっといじめがひどくなっていたかもしれませんね〜。
もう一つの私の小説、読んでいただいて感謝します!
凄く面白いです!!!!
続きが気になる!!
本当だwよくみたら実夜梨のセリフだw
えっ霜月他にも小説かいてるん!?全然気づかんかった… あんま小説板いかないからなー…
見に行くね!!
舞彦にデート誘うとき横に翔くんいたら超嫉妬しそうw
>>りったん様
ありがとうございます!
また面白いと言っていただけて心から感謝いたします!
>>しょこら
ありがとうー!!今花恋様が読者さまになってくれてて本当に嬉しかったなぁ♪
ネタバレします。次、翔君視点で書きます。そこでしょこらが考えたことが出て来るよw
あ、小説のURL↓
http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1395284687/l50
ネタバレーキター!!!ww
じゃあ次翔くんが嫉妬するのか!すごい楽しみ♪♪
あっちの小説見に行ったよ!!
>>しょこら
あっちにもコメントくれてありがとう!!
楽しみにしててくれると嬉しい♪
じゃあめっちゃ楽しみにしてんねww
146:霜月:2014/03/26(水) 17:32 ID:Dfw -翔雅side-
俺が舞彦と中庭でご飯を食べているときだった。
歌歩と結花は部活のメンバーと食べるらしく、居なかった。実夜梨は知らない。
「なぁ、最近実夜梨さ、俺等と居る時間少なくね?」
「知らねぇよ。飽きたんじゃね?」
「それはねぇだろー」
「翔、お前一緒に住んでんだろ?俺より実夜梨のことは知ってるだろ。」
「誤解を招くような言い方すんなっ!」
舞彦を思いっきり叩くと、舞彦は不満そうに俺を見た。
いや、お前が悪いね。
と、視線でメッセージを送ってやると、舞彦も視線で言い返してきた。
なんで俺が悪いんだ。
誤解される言い方したからだろうが。
誰に誤解されるんだよ。俺ら以外ここにいねぇだろうが。
と、言われて俺がどう言い返そうか、迷っていた時だった。
「舞君」
と女子の声。振り返ると実夜梨が居た。
なんかタイミングよくね?と思って舞彦を見たら頷かれた。伝わったんだな。
「なんだ?」
実夜梨はそう問われると、少しホッとしたような笑みを浮かべてこういった。
「私とデートしようよ。」
「はぁ?」
舞彦は何とも言えない微妙な表情になっていた。
で、俺はと言うと驚きで口を開けっぱなしになっていた。
「デートって言っても映画身に行くだけなんだけど。丁度チケット2枚あるし一緒にどう?」
映画?映画は確か舞彦が好きだったな。
「あ、映画なら行く。」
「じゃあ今週の日曜日ね。楽しみにしてるから」
めっちゃおそくなったけど。。。
100おめでとー!(*^▽^*)
全然読めてなかったから一気読みしますww
次は200目指して頑張っていってほしいです!私も一読者としてこらからも応援していくんで
よろしく(*´ω`) ps:交流でスレ作ったからまた来てね。関係ない話すまそん。m(__)m
がんばれ!
おもしろいね^^
>>バニカ
ありがとう!!!
マジで100行くと思わなかったから嬉しいわー♪
200目指して頑張るな(`・ω・´)ゝ
一気読みがんばれwつまらんかもしれんけどなw
了解♪交流版行くなー
>>モエ
来てくれたの!?ありがとう〜!!!!
面白いって言ってくれてすっごく嬉しい!!
これからもよろしく♪
え?なんだ、なにが起こってるんだ?てかなんで実夜梨の奴急に舞彦をデートなんかに誘ってんだ?
なんか頭の中がグルグルグルグル回って気分悪い。いや、なんかもっと違うなんていうか、沸き上がるような、もっと、こう・・・。
とかなんとか俺が心の中で葛藤していると、実夜梨は足早にこの場を去った。
「翔、手ぇ止まってる」
「お?ん、あぁ。」
気付いたら手が止まっていたようだった。
舞彦はデートに誘われても平然としていた。慌てるわけでも、照れるわけでもなかった。
そんな舞彦を見ているとだんだんと腹が立ってきた。なんでかわからないが、妙に苛立ちがする。
「急になんだったんだろうな、実夜梨。」
舞彦がポソリと言った。
「・・・俺に聞かれても知らねぇよ。」
「なにキレてんだよ。」
「キレてねぇよ」
「キレてるだろ。」
「あー!!!もう腹立つな!!」
俺は思わず立ち上がった。
勢いがついていたから俺らが座っていたベンチがガタガタと揺れた。
「とにかく座れ。ついでに落ち着け。」
「落ち着いてられるか!!ってえ?」
えーと?なんで俺キレてんだっけ?
そんなことを思っていると、舞彦がハァ、とため息をついた。
「やっぱお前はお前だな。」
「バカにしてるだろ!?」
「あぁ、してる」
「てめぇムカつくなー」
「知ってる」
くっそー。本当にムカつくぜ。スカした態度がより一層腹立たしいぜ・・・。
でも本当になんでキレてたんだったかな。なんか沸き上がるようなこの気持ちって・・・。
翔くん!!それは恋なのだよ((
152:霜月:2014/03/28(金) 11:54 ID:lS. >>しょこら
ハハ八w翔君がいつ気づくのか楽しみにしてくれればうれしいw
-実夜梨side-
水音のいじめは最近増していた。
水音いじめは以前まで主に「精神的」の方が多かった。まぁ、私も精神面を攻められているが。
水を掛けたり、ノートを破ったり、無視されていたり。私も同じような被害を受けている。
しかし、最近水音いじめは違っていた。
「肉体的」のほうが中心的になって来てた。
髪を引っ張ったり、殴ったり、蹴ったり、踏みつけたり。
仕掛けているのは大抵美加だった。
歌歩たち4人は精神面を攻めるほうが良いらしく、最近はいじめに参加していなかった。
だからこそ、美加がリーダーシップをとり、肉体面を攻めることができている。
私は傍観者として見ている。
歌歩たちとは一緒に行動しようとは思えなかった。
理由は、いじめられているということがバレるリスクを避けるため。もう一つは、迷惑を掛けたくないから。
ほとんど自己中心的な理由だけど、とにかく歌歩たちと共に行動はしたくない。
「精神面じゃなきゃバレるかもしれないのにね。」
「そうよね。実夜梨はどう思う?」
「・・・え?何の話だっけ。」
「もう、ちゃんと聞いててよねっ」
歌歩はそういって私を叩いた。私は作り笑いを浮かべておいた。最近作り笑いが上手になってきたような気がする。
私たちは今下校中だ。授業は無事に終わり、歌歩たちと帰っていた。
「水音いじめなんだけどさー、精神面じゃなきゃバレちゃわない?って喋ってたの!」
「あ、そう・・・」
「実夜梨、あんた顔赤いわよ」
「えー?そんなことないって・・・。」
あぁ、足元がふらつく。耳鳴りもするし、本当にもう何なの?
歌歩たちの声も雑音に聞こえてしまう。
「実夜梨っ!」
と言う声を最後に、私の視界は真っ暗になった。
-美加side-
「あぁもうっ!!!!」
私は目の前で泣きながらうずくまっている少女の腹を蹴飛ばしながら叫んだ。
少女はうめき声をあげながら更に小さくうずくまった。
「美加〜。どうしたぁ?」
そう気だるそうに言ったのは、『街本菜月』(マチモト ナヅキ)。
菜月はキッパリいうとギャル。メイクは濃いし、髪も金に染まっている。
皆からは距離を置かれることが多いが、私はそんなことはない。
菜月は小さいころからの幼馴染で親友だから。
「どうしたってなにが?」
「なぁんかイライラしてなぁ〜い?」
その喋り方は正直やめてほしいけど、言ったら殴られそうで怖い。だからやめておく。
確かに私は菜月の指摘通りイライラしていた。
「菜月はムカついてないの!?あの綺秋実夜梨っ!!」
「べぇつにぃ〜。あんな子どぉ〜でもいいしぃ?」
いや、もう本当に喋り方嫌い。聞き取りにくいし。
「だって何してもスカした態度してるし本当にムカつく!」
「強いんだねぇ〜」
「そこがムカつくんだよっ!!効いてませんって感じがして嫌なんだよなっ!!!」
「あぁいう子ほど効いてんのじゃなぁぁい?」
ああもう、そんな事菜月に言われなくてもわかってるよ!!
・・・でも、私は裏で効かれてても意味が無いんだ。
私は正面で実夜梨が泣いてほしい。苦痛に顔を歪めてほしい。苦しみ、のた打ち回ればいい。
私はいつの間にか歯を食いしばって、水音を踏みつけていた。
水音は涙を流していた。
そう、私が見たいのはこの表情だよ。実夜梨がこの表情をしてほしいの。
だから私は腹いせに水音を殴り続けた。
-実夜梨side-
目が覚めると、私の視界には真っ白な天井が広がっていた。
えぇっと?ここはどこだっけ。ていうか私は何をしてたんだ?
「実夜っ!」
「え?」
「起きたのね、よかったわ。」
「歌歩と結花・・・?」
声を聞いてすぐにわかった。
私は起き上ろうとして、出来なかった。力が全く入らない。なんでだ?
「あぁ、まだ起きちゃだめよ。寝てなさい。」
と、結花が言ったかと思うと、ガチャッと扉を開閉する音がした。
「あら、実夜梨ちゃん起きたのね。」
「オバサン・・・?ということはここ、翔君の家?」
声的にはオバサンで間違いないだろう。そしてオバサンがいるのは翔君の家しかない。
でもなんで私は翔君の家で寝てるんだろう。
「そうよ。」
「歌歩ちゃん、結花ちゃん、オバサン買い物に行ってきてもいいかしら?」
「いいですよっ!」
「その間実夜梨はお任せください。」
と、再び扉の開く音と閉まる音がした。
「あの、なにが起きてるわけ?」
「今日熱があるのに学校来たでしょ!ダメじゃんっ」
「なんで知ってんの?」
「倒れた原因が熱があったからよ。」
嘘でしょ・・・。私は呆然とした。
倒れて夏があるってバレるくらいなら初めっから学校行かなきゃよかった。ちくしょう。
「今日一日は寝てる事ね。私、そろそろピアノだし帰らなくちゃ・・・。」
「あっ!!私今日妹の勉強教える約束してたんだった!」
「いいよ、二人とも。今日はありがとう。」
その後、二人は申し訳なさそうに帰って行った二人を玄関まで見送った。
別に良いのに。悪いのは私なんだし。
重い体を引きづって部屋に入ると、自分のカバンが目に付いた。
あぁ・・・。落書きされたノート捨てなきゃなぁ。でもここは翔君の家だし、捨てたらバレるよね?明日学校に持って行って捨てようっと。
私は落書きをされたノートをそのまま放置してしまった。
捨てればよかった、と後悔するとは知らずに。
>>155
誤字↓
× 倒れて夏があるってバレるくらい・・・
〇 倒れて熱があるってバレるくらい・・・
でした、すみません!
美加ひどいね!!水音にやつあたりするとか…!!
誤字は誰でもあるし、大丈夫だ♪
やっぱり面白いですね!!
翔君は、やっぱり実夜梨のことが
好きなんですね!!
>>しょこら
だよねぇ、現実にいたら最低な人物だよね!
ありがとう、許してくれて・・・。誤字があったら読みにくいから大丈夫かなって思ってたんだよね。
>>りったん様
ありがとうございます!!
ネタバレを含みますのであまり詳しくは言えませんが、翔君がこれから実夜梨の運命を左右します!w
うんw現実にいたらさいってーw
161:霜月:2014/03/31(月) 08:45 ID:ZX2 >>しょこら
だよね!現実に確実に嫌われてるねw
『嫌だ、もう、やめて・・・。』
『私』はそう呟いていた。「私」の前で蹲っていた。
体は小刻みに震え、声はまるで死にかけ寸前の人のような声だった。
「泣いてるの?」
『泣いてなんかない。』
「じゃあなんでそんな消え入りそうな声してんのよ」
『今の実夜梨には分からないよ』
「分かるよ。今の私があるのは昔の私がいるからだよ。」
『じゃあ私が今何に苦しんでるか分かるよね。何でだと思う?』
「いじめでしょ。」
「私」がそういうと、『私』はさらに震えだした。
もしかして「私」の返答が的確過ぎて泣けてきちゃったのかな?なんてことも思った。
『フ・・・フフフッ。アハハハハハハ!!』
「っ!」
泣いてなんかいなかった。『私』は笑っていた。
今まで蹲っていた顔を上げ、『私』は「私」を見ていた。その目はほとんど狂ったような目をしていた。
私は恐怖を覚え、思わず後ざすった。
『あ〜あ・・・。もうぜぇんぜん分かってないじゃぁん・・・。アハハハハハハハハ!!』
もうヤダ。怖い。なんなの、『私』。
『もういいよ、バイバァイ』
と、『私』が不気味で狂ったような笑みを浮かべた瞬間、「私」の足元が崩れ、落ちた。
悲鳴も上げる事も出来ず、ただただ落ちて行った。
-翔雅side-
「ただいまー」
家に帰ると、玄関にローファーがあった。ということは実夜梨は帰っているということになる。
そういえば今日は部活が休みなんだったかな。あー、舞彦とインターネットカフェなんて行ってねぇでさっさと帰ってくれば良かった。
とか思いながらリビングに入ると、母さんが冷蔵庫に食材を入れていた。
「おかえり、しょーちゃん」
お母さんは俺に気が付くと笑顔で顔を向けてくれた。
「今日はやけに遅かったわね。どこか行ってたの?」
「舞彦とインターネットカフェ行ってたー。」
「あら、そんなお金有ったのね。」
「有るわ!それくらい!」
「そう。・・・あ、今日悪いんだけどしょーちゃんの部屋はあまり立ち入らないでほしいのよね。」
「なんでだよっ!俺の部屋だろ?」
「そりゃあしょーちゃんの部屋なんだけど、実夜梨ちゃんが熱を出して倒れちゃったみたいなの。」
「はぁ!?」
「はぁ、じゃないの。今実夜梨ちゃん寝てるから、入るならあまり物音を立てちゃダメよ〜」
そういって母さんは慌ただしく2階に上がった。
いや、母さんのほうが物音立ててんじゃん!
と、心の中でツッコミをいれて、ソファーに座った。
なんか最近俺、実夜梨に振り回されてばっかだな・・・。
なんて考えているうちに眠気が襲ってきて、ソファーに横になって寝た。
…「舞彦とインターネットカフェなんて行ってないでさっさと帰ってくれば良かった」この時点でもう翔くん実夜梨のこと好きだなw
165:花恋:2014/03/31(月) 23:07 ID:vJM 霜月さんの小説はまた読みたくなる
要素が沢山あって面白いです。
>>しょこら
今思えばそうだなw
翔君、実夜梨に想いを伝えられる日が来るのだろうかw
>>花恋様
ありがとうございます!!
「また読みたくなる要素が沢山あって」などと勿体無いお言葉を・・・!
いつもご愛読ありがとうございます!
きっといつかは告るなw
168:霜月:2014/04/02(水) 08:36 ID:h4U >>しょこら
考えてみる。
でもそれじゃ恋愛系にならない??
あ…wなるほどw
新章としてw
>>しょこら
・・・、考えてみるねw
下手したらこのまま片想いのままで終わるかもねwあくまでもいじめの話なんだしね。
かわいそうに翔。w
いじめの話だしね…
それか番外編でスレたてるか?w
>>しょこら
いやいやいや、もう2つもスレ立てしてるんだしだめでしょw
じゃあ、これは?「いじめ&ちょっとした恋愛」ということで行こうかな。
ハンネ変えました、元・霜月です!
それいいねw
今の名前なんて読むん?←
>>しょこら
ではでは「いじめ&ちょっとした恋愛」というジャンルに生まれ変わるということで!w
今の名前はねー「せきら」といいますw
汐羅か!羅はわかってたけどゆらって読んでたw
いじめ&ちょっとした恋愛小説!w
>>しょこら
「ゆら」でも可愛いけどね^^
じゃあ生まれ変わっていっちょ続き書きまーす!!
汐羅♪
汐羅の小説おもしろーい^^
-実夜梨side-
「ひゃあぁっ!!」
乙女らしくもない悲鳴をあげて飛び起きた。どうせ悲鳴をあげるなら「きゃあっ!」とか「いやぁ!」とか言いたかった。
・・・ぶりっ子か、私は。
「うわっ・・・、汗だくじゃん。」
思わず呟いちゃうほどビショビショだった。気持ち悪いや・・・。どうしよう、お風呂借りてもいいかな。
あれ?今気づいたけど私、制服じゃないじゃん。借りてるパジャマ(翔君の)だ。制服はどこにいった?翔君に聞いてみよっと。
重い体を引きずってリビングまでいくと、タイミングの悪いことに翔君はソファーで寝ていた。
嘘でしょ、私お風呂行けないじゃん。翔君の家広いし、探し回るなんて無謀な真似をしようとも思えない。
仕方ない、翔君起こすか。
と、翔君に近付いた。
「え、女子だっけ。」
思わずこぼれた言葉がこれだ。
率直な意見、翔君の寝顔は女子。完璧的に女子。その辺の女子に負けてないよ、この女子力。
「あー、もういいや。」
なんだか起こす気にもなれず、お風呂は諦めることにした。
というかオバサンどこにいるの?2階かな?まぁ2階もだだっ広いしもういいた。
正直な気持ち、もう寝たかった。
>>いっちゃん
おおお!!!いっちゃんではないですか!
見に来てくれてありがとう^^こんな駄作を面白いって言ってくれて本当に感謝感謝♪
「・・・夜梨ちゃ・・・実夜・・・実夜梨ちゃん!」
私を呼ぶ声がして不意に目が覚めた。目を開けるとオバサンがいた。
「実夜梨ちゃん、もう朝だけど学校はお休みよね。」
「え、でも、あの、平気なんで行かせてください。」
「あ、いやそういう意味じゃなくてね、今日は土曜日でしょって」
と美しく笑うオバサンに大人の魅力を感じたあと、「はい、そうでした」と頷いた。
「じゃあ、このノートについて説明してもらえるかな?」
「え?」
嫌な予感がした。オバサンの笑顔が少し怖かった。いつもの笑顔のはずが、そう感じることができなかった。
オバサンがノートを見ると同時に、私は息を呑んだ。
そのノートは、あの落書きをされたノートだった。
「それ、は・・・」
「オバサンうっかり実夜梨ちゃんの鞄を倒しちゃって、その時に出てきたの。「死ね」とか「ウザイ」って書かれてるけど・・・これはどういうこと?」
「あの、返してくださいっ」
「聞いてからね。大丈夫、しょーちゃんは部活の朝練に行ってるから今この家には私しかいないからね。」
あぁ、これはどうやっても回避出来ない。言わないといけないパターンだ。
ふぅ、と息をつくと、ベッドから起き上がり、静かに話始めた。
あらかた打ち明けた。
水音いじめのこと、クラスの偽りのこと、私がいじめられていることも。
一言一言が記憶に蘇り、その記憶が心の中に黒く、重くのしかかる。
呼吸が苦しくなった時もあった。真実を語ることがこんなにも辛いことだなんて私は知らなかった。
オバサンはそんな私の背中を擦ったり、手を握ったりしてくれた。暖かい温もりを感じた。
「・・・これが、私に刻み込まれている記憶の全てです。」
オバサンは何も言わずに、じっと私を見つめた。
そして、抱きしめた。
「ごめん。ごめんね、実夜梨ちゃん・・・っ。オバサン、近くにいたのに全く気がつけなかった。実夜梨ちゃんが苦しんでいたのに、なにも出来なかった・・・」
「そ・・・んな、オバサンは何も悪くないんです!なにも言い出せずにいた弱虫な私が悪いんですっ!」
そうだ、オバサンが罪悪感を持つのはおかしい。全て私が悪いんだ。
「辛かったでしょう?もう大丈夫だからね。一人だなんて思わないで。」
「え?」
「きっと実夜梨ちゃんのことだから誰にもこんなこと言えなかったんでしょ?一人で背追い込んでいたんでしょ?
でももうオバサンに話したからオバサンはもう実夜梨ちゃんの味方。だからもう実夜梨ちゃんは一人じゃないわ。」
「あの、私、そのっ、えっと」
どうしてこんなときに言葉が出てこないの?普通に「ありがとうございます」とか「そうですよね」とか言えばいいじゃないか。
なのに、どうして?
「実夜梨ちゃん、無理しないで。何も言わなくていいわ。もう、十分聞いたから。」
オバサンはよく力強く私を抱きしめた。
初めて、大人から抱きしめられた。
初めて、わかってくれる人がいた。
初めて、心から信頼できる人に出会えた。
初めて、本当の優しいを知った。
そして、みるみるうちに涙腺が緩みだし、両目からポロポロと涙が零れ落ちる。
「うっ・・・うわぁあああぁんっ」
生まれて初めて声をあげて泣いた。
オバサンはそんな私を「煩い」とも「目障り」だとも言わず、ただただ私を抱きしめてくれていた。
私は溢れる涙と思いを押さえることなく、声は枯れるまで泣き続けた。
もう、私は一人じゃない。
「ゲホッゲホッ・・・。すみ、ません」
ようやく泣き止んだ私を見たオバサンは優しい笑みを浮かべてくれた。
そしていつの間にか冷たくなった私の手を握ってくれた。
「あの、お願いがあるんですが、この事は誰にも・・・。」
「わかってるって。オバサンを信じて。・・・実夜梨ちゃんがそれでいいのなら。」
オバサンは微笑みつつも悲しそうだった。
そんな顔はさせたくなかったが、そればかりは仕方がない。目を瞑らせてもらう。
「私は平気です。だから何も知らないように過ごしていてほしいんです。」
「努力、してみるわね。」
オバサンは美しく微笑み、そして部屋を後にした。
一人じゃないってわかって、随分と心が楽になり、足取りも軽くなった。
これで、前よりは作り笑いも上手に出来ると思う。よかった。ちょっと心配だったんだよねー。上手く笑えてるか。
「ありがとう」
私は瞳を閉じ、口角を上げ、誰にも聞こえそうにない声で呟いた。
ついにばれましたか…!!でもまぁオバサンならまだいいねw翔くんとかだったらどうなってたことか…w
184:汐羅:2014/04/04(金) 19:49 ID:rac >>しょこら
なんとなく実夜梨にも味方をつけたかったからw
あ〜・・・。感動系目指したけど全く感動しないwまだまだだなぁ、私。w
翔君だったら、ねぇ。想像しただけで恐ろしいw
そして月曜日、私はすがすがしい気持ちで学校へ向かった。
どんなにいじめられてもいい。私は一人じゃない。
そう思うことによって私は学校への足取りが軽くなるのだった。
「はー・・・。」
でもやっぱり下駄箱に靴が無いとなると溜息をつくね。
さて、これをあの4人にバレないようにするにはどうしたら良いのだろう。
「おっはよー、実夜!!」
「お、はよう歌歩。」
「聞いてよー!結花がね、風邪ひいたの!」
「え、それ本当に?今日お見舞い行ってもいいかな。私風邪うつしちゃったかな・・・。」
「大丈夫だって!実夜が心配することはなにもないからね〜。・・・靴は?」
「・・・昨日間違えて持って帰っちゃったみたいで。忘れてきたみたい。」
「あ、じゃあ予備の貸してあげるよ。」
歌歩からありがたく貸してもらい、私は歌歩から遠ざかる方法を考えた。
このまま教室に行けばいじめがバレる危険性がある。
私は最近嘘が上手になってきた気がする。その証拠に近くにいる4人にまだいじめられていることがバレていない。
「歌歩、悪いんだけど私ちょっと図書室行きたいから歌歩は先に教室に行ってて。」
「え、なんで?私も一緒に行くよー。」
「歌歩今日日直でしょ?だったら先生に用事聞いてこなきゃいけないんじゃないの?」
「あ・・・。」
歌歩の顔が青ざめた。
私は「じゃあね」と言って立ち去った。
図書室に行く途中、私は色々と考え事をしていた。
最近私は歌歩たちを避けすぎていると思う。確かにバレる危険性は低くなる。でも、それじゃ逆に怪しい。
仲の良かった子が急に避けだしたら、誰だって怪しいとか何かあるんじゃないかと心配になる。
だからほどほどの距離を保っておかなければならない。
近づきすぎず、離れすぎず。
この距離を保たなければ私は確実に怪しまれてしまう。
そうなっては美加たちの完璧な笑顔の最期のパズルのピースを埋めてあげられなくなる。
このままではいけない。
私は図書室でどうしたらバレないかと色々と考えてみることにした。
あ
187:匿名さん:2014/04/05(土) 13:48 ID:exwすみません、間違えました
188:汐羅:2014/04/05(土) 14:02 ID:u/g >>186-187
お気になさらず。
誰にも間違いはありますもんね。
汐羅さんの小説。二つとも面白いです。
汐羅さん、才能あるんじゃないですか!?
>>りったん様
え・・・えぇ!?このクソな私に才能が・・・!?
そんなことありませんよ!!私なんか才能なさ過ぎて泣けてくるほどですよ!!
そんな偉大なお言葉は私にはもったいないですよっ!
・・・でも、りったん様にそう言ってもらえてうれしかったです///
ありがとうございます!!
すいません。何故か規制されコメ出来ず…
その文才分けてくれぇぇぇぇぇ(タメでお願いデス)
あ、元「レイラ」です
汐羅、文才ありすぎ!すごい!!
あと少しで200…!!
すごい早い!!
今日先生がいってたんだけど、いじめって犯罪になったんだってね!!
小説…これ見つかったら実夜梨たち全員逮捕!?ww
>>レイラ&テツヤ
え〜っと、呼びタメでいいってことかな?いいなら遠慮なく♪
文才分けるほどそんな才能ないよ!?ていうか私の文才もらったらもっと変になっちゃうよ!?
>>しょこら
ないないないない!!!!
私は他の人に比べたら本当にないからっ!!
周りの作者様に比べたら私は「作者」と名乗って良いのか疑いたくなるほどだよ!?
はじめまして…!
夕月(ゆづき)といいます!
汐羅さん、文才すごいですね!
中学生ですか?高校生だったりして…?
いじめ系はなんか暗い陰湿な感じなイメージだったんですが、
これはなんか…他の人に迷惑をかけないように頑張るやさしさって
いうのがありますね!
更新頑張ってください!
あ、それと私の小説をもしよろしければみn((すみませんでした☆
†*。.・◆・.。*†*。.・ お願い †*。.・◆・.。*†*。.・
読者の皆様、前回の>>100レスをとらないでほしい、という私の我儘を快く引き受けてくださり、本当にありがとうございます。
そんな読者の皆様のお優しい心に甘えてもよろしいでしょうか?
本当に図々しいですが、前回同様、>>200レスは私が文句はないでしょうか?
心優しき皆様ならわかってくださると思い、こうしてお願いすることにしました。
こんな我儘な私の小説は、200レスまで残り6レスまでに迫りました。本当に感謝いたします。
>>夕月様
お願いを書いていたら読者様が増えていただなんて・・・!!
わ、私に文才なんかありませんよ!!??本当にもう泣けてきますよ・・・。
私は今年から中学生1年生になりますwこれを書き始めたのは小6の頃になりますねw
まぁ小6らしい超子供っぽい文章ですけどお許しくださいww
おぉ、そういっていただけるとありがたいですっ!!!
実はいじめとか全然想像湧かなくって・・・(汗)
こんな主人公がいたらかっこいいなぁ、なんて考えながらかいていますw
コメント&お優しい元気の出るお言葉、ありがとうございました〜!!
200は汐羅のものだ!!((
汐羅は作者じゃなく、作者【様】だよっ!!
>>しょこら
ありがとう・・・!!
ついでに訂正。作者【様】→【駄】作者 だねw
結局いい案も浮かばず、もうどうしようもないまま、私は図書室を出た。
「・・・美加。」
一番会いたくない人と会ってしまった。
というかなんで美加が図書室にいるの?絶対読書っていう柄じゃないでしょ!
「実夜梨。あんた本当にバラしたりしてないでしょうね?」
「バカなこと言わないでくれる?」
私はニコリと微笑んで美加の横を通りすぎた。
何事もなく通れたのはここが図書室の前だからだろう。いつもだったら腕を引かれてただろうね。
人目につくっていいね。
昼休みになり、私が図書室で借りてきた本を読んでいるときだった。
「実夜!」
「なに〜?」
「今日朝私を避けてなかった?」
「気のせいだよ〜。」
私はなんだか複雑な気分で返事をしていた。
避けた、という歌歩の指摘は間違っていない。でも、それを明かしてしまえば一気に歌歩に嫌われてしまう。・・・それでいいんじゃない?
歌歩に嫌われてしまえば、もう歌歩たちに気を使わなくていい。ついでに翔君と舞君と結花と喧嘩すれば・・・。
「ごめん、やっぱり避けてた。」
「・・・え?」
「だぁから、避けたって言ったの!もう私は歌歩のことが嫌い。大っ嫌い!!もう私に話しかけてこないで!」
歌歩は何も言わず私をジッと睨んでいる。私も睨み返す。
「・・・あっそ。じゃあもう話しかけないし話さない。」
歌歩は私の席から離れ、教室の出入り口に言った。
そして、こういい放った。
「実夜なんて大っ嫌い!!」
私はそれを言われた瞬間、心の中のなにかが冷えきっていくような気がした。
それは、歌歩が発言と共に涙を流していたからかもしれない。
なんか…!!歌歩がかわいそうっ…!!w
実夜梨ひどいな〜w
いやいやいや汐羅は作者【様】よ!!
まだ半分しか読めてないんですが
早くコメントしたくて書いちゃいます!
すごい面白いです!
僕は小説はどう書いたら面白くなるかな?と思い面白い小説を探してて
この小説を見つけました!
これからも見本にして書かせてもらいます!!
頑張ってくださいね!
☆祝☆200と言うことでパーフェクト教室〜偽りの笑顔〜を一時中断いたします!
☆〜★〜主な登場人物紹介〜★〜☆
*綺秋 実夜梨[きあき みより]
本作の主人公。人見知りで気弱。
【容姿】
幼児体型で髪型は黒髪のツインテール
*新島 水音 [にいじま すいね]
とても強気で傲慢。
【容姿】
少し背が低い。髪型は茶髪のフェーブのロング
*水谷 歌歩 [みずたに かほ]
ムードメーカで人気者。
【容姿】
容姿端麗。髪型はミディアムの明るい茶髪
*西沢 結花 [にしざわ ゆいか]
大人っぽい。冷静でクール
【容姿】
モデル体型。髪型は黒髪でポニーテール。
*相川 翔雅 [あいわか しょうが]
元気だけが取り柄のスポーツバカ。
【容姿】
長身で黒髪で少しはねている髪をした、美しい顔立ち
*内田 舞彦 [うちだ まいひこ]
クール&毒舌
【容姿】
平均身長で少し色素の薄い茶髪で、髪の短いかわいらしい顔立ち
☆〜★〜あらすじ〜★〜☆
お金持ちのみが入園を許可される『星華オーヴェスト中高学園』に転入してきた実夜梨。
実夜梨を待っていたのはあたたかい笑顔が溢れたクラスだった。
が、そのクラスにはいじめがあることを知った実夜梨は・・・
☆〜★〜これまでの読者様〜★〜☆
*しょこら 様
*海莉 様
*バニカ 様
*野薔薇 様
*愛凛羽 様
*花恋 様
*なな 様
*レイラ&テツヤ 様
*もみじ 様
*モエ 様
*いっちゃん 様
*夕月 様
** 様
計13名様
☆〜★〜これまでの読者様へのコメント〜★〜☆
いつもご愛読ありがとうございます!
いつしか読者様のコメントが私の癒しとなってきてしまいました・・・(汗)
読者様のコメントを見るたびに口元がニヤけてしまって本当にもう大変ですw
え?キモイ?はい、もうわかっております。自重するべきですよねー。
それにしても13名という奇跡のような数の読者様がいてくださるんですよね!!私はもう幸せ者です・・・!
そんな読者様の期待に添えられるような小説が書けるように努力を積み重ねたいと思っております!
ですので温かい目で見守ってやってください・・・!
あ、私は交流版住民でもありますので交流版で私を見かけたら気軽に声を掛けてやってくださいね♪よろしくです・・・!
こんな汐羅ですが、これからもよろしくお願いします!
☆〜★〜最後に〜★〜 ☆
本当に200来たんですよね・・・!いやもうまだ信じれてないでs((
こんな小説が200いっただなんて誰から見てもおかしいですよね!?ですよね!?
なんかもうテンションがおかしいです・・・。どうしよう・・・
あ…!!ごめん200とっちゃってた…><
気づかなかった!!!本当にごめん!!そして200おめでとう!!これからもがんはれっ!!!
>>しょこら
あ、いいよ全然!200レス行っただけで奇跡に近いし!
ありがとう!本当にいつもしょこらには支えられてばっかだねw
いやいや全然支えてないよ!!w汐羅がいるから私はここにいるっていっても過言じゃないし!!感謝です(><*)
206:汐羅:2014/04/11(金) 15:18 ID:qrM >>*様
(返事、遅くなってすみません・・・)
ありがとうございます!!
面白い小説って、えぇ!?この小説が、ですか!?
本当に嬉しいです!!え、なんか、ヤバいです。マジで嬉しいです!
こんな小説が見本になれるかどうか・・・・。
何がともあれ、頑張りますので、*さんも頑張ってください!
コメントありがとうございました!
これからもヨロシクです♪
>>しょこら
ううん!しょこらはいつも優しい言葉で私を支えててくれてるよ!
わ、私は感謝されること何もしてないよ!!
私もしょこらがいるからここにいるw
そうして私と歌歩は喧嘩をした。
しかし、私は歌歩だけでは意味ないと思い、翔君と舞君とも喧嘩したのだった。
翔君の場合は、廊下で「なぁなぁ、歌歩に事情聞いたんだけど」って話しかけて来た。
だから私は、
「はぁ?歌歩がなんなわけ。というか翔君に関係ないよね?歌歩に事情聞いたならどっかいって。翔君なんて嫌いだし。」
と、言って翔君を押し退けた。
舞君の場合は、中庭で、「デートの理由は?」と聞いてきた。
だから私は、
「別に理由なんてないけど?どうせデートに誘われたからって調子のってたんでしょ?もうデート解消ね。舞君とか嫌いだし。」
と、言って舞君の横を通り過ぎた。
これでよかった。うん、私は正しい道を選んだ。今思っても自分の発想には尊敬するね。
わざわざ歌歩たちに気を遣わなくていいんだから。
これで、私は学校で一人でいられる。いじめもバレずに済む。
あぁ、もう最高・・・だ、よね。
私は家に帰った。
うん、サボりだよ?午後の授業何てとてもじゃないけど受ける気分じゃないし。
「ただいま、です。」
「あら、実夜梨ちゃん?どうしてこんな時間に・・・。」
「・・・。」
私は言い訳を思いつけなかった。低レベルな脳が憎い。
しかし、オバサンはなにも言わずにただ微笑んだ。優しい微笑みだった。
「なにか、あったのね?」
私は首を横に振った。
「隠さなくていいのよ。・・・オバサンは実夜梨ちゃんの味方じゃない。」
結局、私はオバサンにすべて打ち明けてしまった。
ホントに私はオバサンに弱いなぁ・・・。
「実夜梨ちゃん、お疲れ様。」
「え?」
「だって、しょーちゃん達を巻き込みたくなくて、そういう行動に走ったんでしょ?」
「そんな、違います!私の為です!ただ、自分の負担を軽減するために・・・」
「でも結果的にはしょーちゃん達がいじめを知る可能性が低くなってるよ?」
「それは、オマケみたいなもので」
「それに実夜梨ちゃん、「嫌い」だなんて嘘ついたんでしょ?それじゃ負担が軽減されるどころか逆に重荷になっちゃうよ。」
「そんなことないです!」
「実夜梨ちゃんは本当に頑張ってるよ。もう少し素直になってもいいんじゃない?」
「十分素直です!」
「じゃあ明日歌歩ちゃんが死んでも後悔しない?」
「っ・・・!それは・・・」
「ほら、やっぱりそうでしょ?」
オバサンが優しく私の手を握った。あたたかい手だった。
私は不意に涙が零れそうだった。でも、ここで泣くわけにはいかず、我慢することにした。
でも、こんな簡単に見破られると思わなかった。オバサンの言うとおりだった。
私はもし歌歩達が、私がいじめられてることを知って、色々と巻き込まれてしまうんじゃないかと思うと、怖かった。
だから私はわざと冷たく突き放した。喧嘩をした。
パーフェクトな作戦だと思ったんだけどなぁ・・・。私はパーフェクトにはなれないんだなぁ。
そう思うと、苦笑いが浮かんできた。
まぁ、パーフェクトになんてなれなくてもいいんだけどね。
実夜梨は強いね。すごくw
オバサン…いい人!!wwすごくいい人w
これから翔君、歌歩、舞くんとの関係がどうなってくのかが楽しみですな!!
>>しょこら
ありがとう!
実夜梨・・・強い?w
オバサンは良い人設定!w
楽しみにしてくれてるなんて、めちゃくちゃうれしい!
おばさんはすごいw
だって実夜梨、仲いい子に自分からあんなこと言うなんて超強いよ!!w
私ショコラ姫です!!よろしくー
213:ちくわ:2014/04/12(土) 17:10 ID:6qU どうも、始めてこの作品を読ませていただきましたちくわです
みより必死ですね…頑張れ!
おばさん優しいですね!!
あの、読者になってもいいですか??
OVAさんが殺されかけるとかないっすよね?
216:しょこら:2014/04/12(土) 23:43 ID:h4w >>213
私と名前が似てる!w
>>215
OVAさんw
なんか汐羅の立場?みたいなかんじですみません
>>ショコラ姫様
はい、よろしくお願いします♪
>>ちくわ様
確かに今思えば必死ですね・・・w
読んでいただきありがとうございます!!
>>りったん様
あ、ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!!!
りったん様はもう読者様ですよ!!!
>>202の書き忘れですよね!?本当にごめんなさい!!!
>>215の匿名さん様
おおお!すごい発想ですね!・・・いいですねw
ネタバレ含むので言えませんが、そのアイディアいただきます!
>>しょこら
だよねぇ・・・。現実にいたら人気者になってそうw
>>216
全然いいよ!
えっおばさん死ぬん!?w
219:匿名さん:2014/04/13(日) 13:47 ID:6qU >>215
は、ちくわです
>>しょこら
・・・フフッ
>>ちくわ様
そうでしたか!!・・・申し訳ございません
いえいえ、大丈夫ですよ^^
222:ちくわ:2014/04/13(日) 14:58 ID:6qUあと、タメでおkです!
223:汐羅:2014/04/15(火) 15:20 ID:.ko >>ちくわ
ありがとう!
実は私、敬語とかすっごい苦手だから「タメでいいよ」って言ってもらえると嬉しい♪
その日のうちに私はオバサンと共に私の両親に謝りに行った。
何度も謝り、何度も頭を下げると、両親はあたたかい微笑みを浮かべて許してくれた。
・・・なんだ、お父様もお母さまも本当は優しいんだ。
その後、私はお父様とお母様の優しさを知ることができ、なるべくリビングにいることに決めた。
お母様は「実夜梨が家出したときは警察に行こうかと思った。」と、泣きながら言ってくれた。
お父様は「ずっと謝りたかった。本当にすまなかった。」と、謝ってから私を抱きしめた。
私は泣いた。
こんな温かかったなんて、こんなに優しかっただなんて、もっと早く気付けばよかった。
私は本当に愚かだった。こんな温かい家から逃げ出そうなんて、もう二度としない。
翌日、お父様とお母様にいじめられている、と正直に話した。
これから、もしなにかあったときのために知っておいてもらった方が良いと思ったからだ。
お父様とお母様は驚愕に目を見開いていたけれど、理事長と言う権力のおかげで、その事実は伏せておくことにしてもらった。
お母様に関しては、説得に時間がかかった。心配してくれていることは痛いほどわかる。
でも、これですべて元通り。家も家族もいじめも。
いじめはもう幼少期の頃に戻ったと思えばいい。うん、そうしよう。
私はそう思いながら、新しい一日を迎えるのだった。
フーラーグwフーラーグw
226:しょこら:2014/04/15(火) 19:52 ID:h4wおばさん…死ぬんかな!?どんな死に方をするのかな〜!!ww
227:匿名さん:2014/04/15(火) 23:18 ID:6qU >>226
はっきり言ってしんで欲しくない。
しにかける?かな。あと、人の死に対してワクワクするのはかなりの外道ですよ
>>ちくわ
フラグ立ってる!?w
この際言うけど、オバサンは死なないよwちくわの言った通り「死にかけ」だよー。
>>しょこら
死なない死なないw
「いってきます、お母様。」
「いってらっしゃい、実夜梨〜。」
お母様とお父様とは敬語で喋ることは無くなった。
今までピリピリしていた空気はずっと柔らかくなっていた。
外に出ると、晴天だった。
天気予報ハズレ。今日は雨降るって言ってたのになぁ。
そんなことを思いながら歩いていると翔君と歌歩が前を歩いていた。
・・・うわぁ。超めんどくさいし。どうやってあの人達の目に留まらずに通り過ぎれるだろうか。
とか思っていた矢先に、歌歩が振り返った。
「実夜梨・・・。」
呟いたつもりだったのだろうか。丸聞こえなんだけど?
歌歩の声に翔君まで振り返り、最悪なパターンになってきてしまった。
私は視線を合わせず、二人の横を通り過ぎた。
「待てよっ」
翔君に腕を掴まれてしまった。地味に力強いし。振りほどけない。
別に急いでるわけでもなかったので、一応止まっておいた。
「昨日、なんでなにも言わずに帰ったんだよ!」
「別に元の家に帰るのはおかしくないですよ。確かに感謝はしていますが、翔君の許可なんてなくても、オバサンの許可頂きましたし。」
そういうと、翔君は私を睨みつけた。
・・・まぁ、これはこれでいいかもね。もっと私のことを嫌ってしまえばいい。
「そういうわけなんで、離してください。セクハラで訴えますよ?」
「なっ」
「もういい。翔雅、行くよ。実夜梨に何言っても通じないよ。」
その通り。今の私に何を言ったところで、仲直りする気はないよ。
翔君が悔しそうに私を睨みつけ、ゆっくりと手を離した。
私は二人に背を向け、学校へと歩き出した。