モテすぎて困るっ!−4カクカンケイ?−

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1:風月◆uM:2017/08/29(火) 11:31


 マイペースに小説を書いていきます。
 素人なので誤字があったり、話の内容がおかしかったりと
 読みにくいかもしれませんが、どうぞ温かい目で読んでくれたら
 嬉しいです<(_ _)>
 コメント・アドバイスもぜひどうぞ。返信はその日のうちには無理かも
 しれませんが、必ず返します。
 長文失礼しました。

 -このお話は恋愛小説です。-

>>2
登場人物紹介(明日に書きます。)
あらすじ(簡単な)

>>3
本編 1.モテすぎて困るっ!

 
 

2:ゆぅ◆uM 元作者.:2017/08/30(水) 11:50

              〚登場人物紹介〛

美津野 恋 ミヅノ レン 楠中学校2年生 主人公
・ニックネームは、恋・れーちゃん。
・部活は裁縫部
・学校1モテるが、本人は自分がモテていることを自覚していない。
・自分より他人のことを1番に考える、優しい性格。
・ある日からイケメン男子達にアプローチされて…!?

神崎 卓 カンザキ タク 楠中学校中3 恋の先輩
・ニックネームは、卓くん。
・部活は、自ら立ち上げた勉強部。
・頭がよく、いつでも冷静。
・恋に一目ぼれして…。

河原 絆 カワハラ キズナ 楠中学校中2 恋と同じクラス
・ニックネームは、絆・絆くん・河原。
・部活は、サッカー部。
・いつでも笑顔で皆のムードメーカ的存在で、男女とわず皆から愛されている愛されキャラ。
・いつもはオチャメだが、恋のために尽くす男らしさがある。

青木 千速 アオキ チハヤ 楠中学校中2 恋とは違うクラス
・ニックネームは、千速くん・あお。
・部活は陸上部。
・スポーツが大好きで得意ないわゆるスポーツ男子。
・恋に振り向いてもらおうといつも熱血。

平塚 文 ヒラツカ アヤ 楠中学校中2 恋と同じクラス
・ニックネームは、文様・文ちゃん。
・部活は塾のため帰宅部。
・生徒会長でしっかり者の恋の親友。普段はおとなしいが、怒ると超絶怖い。
・楠高校に彼氏がいる。

ほかにも続々新キャラ登場するかも。

              〚あらすじ〛
モテ女の美津野 恋、中学2年生がある日突然イケメン男子達3人から
アプローチされて…
そこから恋とイケメン男子達3人の4カクカンケイが始まる。

>>3
本編 1.モテすぎて困るっ!〜プロローグ〜(明日に書きます。)

3:ゆぅ×ふぅ◆uM 作者:2017/08/31(木) 11:14

あげます。

4:ゆぅ×ふぅ◆uM 作者:2017/08/31(木) 11:39

1.モテすぎて困るっ!〜プロローグ〜

「遅刻だぁぁぁっ」

私は美津野 恋。楠中学校に通う中2です!
…って…
自己紹介してる場合じゃないじゃん!遅刻遅刻!

「いってきますっ!」

バンッ

いったぁぁ…ドアに頭ぶつけた。
朝っぱらから最悪っ
うずくまっていたら、頭上からクスクスと笑う声が…誰だ?

顔をあげるとそこには、親友の平塚 文ちゃんが!
文ちゃん寝癖1つもないし、ツヤツヤの黒髪が太陽の光で光ってますっ。

「まったく。。恋ちゃんったらほんとドジ。」
そういってまたクスクスと笑う。
文ちゃんからかわないでよーって、言おうと思ったけれど、
すぐその言葉を呑み込んだ。
文ちゃんのいうことは全部事実…だから言い返せないんだー。。

「私ずっと恋の家の前で待ってたんだから。生徒会長の私が遅刻したらとんでもないわ。恋、行くよ。」

文ちゃんはマジメだなぁ。

「恋?おいていくよ〜」

いつの間に文ちゃん10m先くらいのところの角にいる!

「文ちゃん待ってよーーーっっ!!」

そう言って私は彩ちゃんのところまで走った。

今日はどんな出来事が待ってるのかな?

ふふっ楽しみ!

5: 薫+*Mio+*◆v.:2017/08/31(木) 12:32

恋ちゃん、可愛い!
面白い話になるよ!絶対‼
頑張ってね(^∀^)

6:キコさん♪:2017/08/31(木) 16:55

小説書くの、簡単ではないけど、ファイト!

7:世界一可愛い美奈子:2017/09/01(金) 17:33


かわいいからポッキー食べ放題なわたし☆
私は世界一かわいい美奈子よ。よろしくね
なんか久しぶりね
でも今日は有名なお菓子の日ってことでなんとなく登場してみたわ
この日は毎年男子から大量のポッキーをもらうの
もちろん告白とセットでね
今年は10000箱突破したわ
もう箱の数が私のこの上ない人気を示してるわ〜
ちなみに私は御存じのとおりお金持ちだから
ポッキーのチョコがコーティングされてる部分しか食べないの
残った部分は常にオークションで取引されてるみたいだわ〜
あなたたちがポッキーゲームをやろうとしても
理想の相手がいないでしょうから残念ね〜
おほほほほほほほほっ

8:ゆぅ◆/Q:2017/09/01(金) 17:55

>>6
かおるんありがとう〜><
恋ちゃんは天然な所が可愛いので私も押しキャラ(^^)

>>7
お前誰だ。やめてくれない?
ふざけるな。お前ほかのとこでも荒らしてんでしょ。そーいうのやめたら?
そんな心が荒れてるのかな?w

9:ゆぅ◆/Q:2017/09/01(金) 17:56

ポッキーくらい買えばいつでも食べれるわw

10:ゆぅ◆/Q:2017/09/01(金) 18:10

あげ

11:世界一可愛い美奈子:2017/09/01(金) 18:16


バニーガールの世界一かわいいわたし☆
私はバニーガールで世界一かわいい美奈子よ。よろしくね
朝比奈みくるより似合うのよ
私以外の方たちがやったってただのミジンコね
あなたたちがうさ耳カチューシャつけても
ゴミのようにしか、みえないわね
かわいそうな人たちねー
おほほほほほほほほっ

12:ゆぅ◆/Q:2017/09/01(金) 18:34

2.た、大変‼

ギリギリに学校に到着!
はぁ…よかった〜。遅刻したら学校1怖い先生、怒沢(おこざわ)先生に怒られるから…。
って、早く教室に行かなきゃ!

「恋ー?早く。」

あっ。文ちゃんに謝らなきゃ…だって…。
「文ちゃん!ごめん。文ちゃんまで遅刻するところだったよね…」

ん?そしたら文ちゃん長いまつ毛をパチパチさせちゃって。

「遅刻しそうになったけど、恋と居ると楽しいし。
たまにはギリギリに学校到着もいいかな。」

文ちゃん…っ。
優しすぎるよ。私はそんな文ちゃんが大好き!自慢の親友!

「さーて、教室行こう」

「うん!」

ガラガラッ

「皆おはょ…」
言いかけたその時!

「恋ちゃんーーーっ」
山田くん?
「遅かったねッ!」
木下くんっ?!
「俺恋ちゃんのこと待ってたぜ。」
桐野くんまで?!

男の子たちがワラワラ集まってくる。
って。
何これぇぇぇぇぇぇーーーーーーーー!!!
(※恋は自分がモテていることを自覚していないので、今は自分が何か悪いことをしたのかとパニック中…)

「ふふ。モテモテね。さっ皆座って下さい。1時限目、あと5分です!」
文ちゃん、モテモテって何?意味不明だよー><
しかもっ…こんな時に皆をまとめてるし!

わぁっ助けてよーーー!文ちゃーーーーんっっ
ヘルプミーーーーッ!!


*文side

1人、椅子に座って恋を見つめている男子がいた。

あれは…河原 絆さん…?

普段はうるさいのに、やけに元気がないわね…。

もしかして絆さん…。。。

恋には言わないでおこう。

そのうち分かるから、きっと。

13:りら◆js:2017/09/01(金) 18:39

読ませてもらってるよ。o(・`д・´。)ヵ゛ンハ゛レ !

14:ゆぅ◆/Q:2017/09/01(金) 18:40

>>13
ありがとうりらっち!
頑張る!

15:世界一可愛い美奈子:2017/09/01(金) 18:53


マクドナルドの店員になってみたわたし☆
私は世界一かわいい美奈子よ。よろしくね
マクドナルドでアルバイトを始めてみたわ
毎日私のレジの列はスマイルの注文が殺到するの
かなり忙しいけど仕事だから仕方ないわね
ちなみに私のスマイルは超高級品だから無料じゃないわ
スマイルの他には、ウインク、 セクシーポーズ、 キス
などのメニューがございますわ。豊富なバリエーションよね〜
それと今ハッピーセットを買うと美奈子のブロマイドがついてくるわ
どんな絵柄かは開けてからの お た の し み☆
話変わるけど、私、ハンバーガー食べまくっても
私の美しいスタイルが崩れることはないわ
あなたたちは肥満にならないよう気を付けることね〜
おほほほほほほほほっ

16:りら◆js:2017/09/01(金) 18:55

いらねー。私も夏休み中、マックのポテト食べまくったけど全然太らなかったよ笑
くそくそくそうざい自慢ありがとうございました

17:世界一可愛い美奈子:2017/09/01(金) 19:00


セクシーな水着姿の成人した私☆
私は成人した世界一かわいい美奈子よ。よろしくね
ファンのみんな待たせたわね〜
ビキニ美奈子がとうとう登場したわ
ぷるっとしたクチビルがかわいいって毎回言ってるけど
今回はこのぷるっとした胸もいかしてるわね
以前もAKBよりかわいいわたしで水着姿は見せたけど
胸は成人してから3ランクパワーアップしたわ☆
つまりGカップってわけね、ほらぼいんぼいんでしょ〜
あなたたちには私ほどのセクシーな人はいないでしょうから
買える水着の範囲が狭まるわね〜
かわいそうな人たちねー
おほほほほほほほほっ

18:叶 ホィ(ノ゚∀゚)ノ ⌒dice6:2017/09/01(金) 21:43

やめろ…まじてめぇやめろ…。。キレたわ。

あ、元ゆぅだよ。

19:澪◆CI:2017/09/01(金) 21:52

荒らしは無視が1番なんですよ。
作者さんは、小説を楽しみにしている方のために小説を書いてください。
それが、荒らしを無くす唯一の方法ですよ。


ガールズトークで盛り上がっちゃお!の薫を見てね!

20:ゆぅ◆uM:2017/09/02(土) 10:58

>>19
かおるん…なの?違かったらスマソ…
うん。小説を書く!いつも通りに!
なんかありがと…。

21:澪◆CI 受験合格*プロジェクト!:2017/09/02(土) 11:06

そうですよ。
メモで察してください。
私も小説楽しみにしてます。

22:*・、ゆぅ×まいむ*・、◆2c:2017/09/02(土) 11:25

>>21
_小説楽しみにしてくれてるなんて私嬉しいっ!これからも荒らしなんかに負けず頑張るよ(By恋

_恋と同じく。(By文

_かおるん、小説をこれからも宜しく!(By作者

23:*・、ゆぅ×まいむ*・、◆2c:2017/09/02(土) 12:05

3.文の勘

*文side

1時限目・2時限目が終わり、休み時間。

恋は机でつっぷしてる。
朝の出来事で疲れたのかな。

それにしても河原 絆さん、恋がす…

「文ちゃーーーん…っ私っ…どうすれば…(グスン)」
わっ恋?いつの間に。
ていうか泣いてるし…。

「恋、大丈夫。私がいるでしょ?ずっと引きずってるとダメなのよ。」

「文ちゃん…そうだよね!引きずってたらダメだよね‼」
恋、すごいにこにこしてる。
切り替え早っ…。まぁ、そういうところが恋らしいけど。

「じゃ、私トイレ行ってくる!」
は。
「勝手に行けばいいじゃない…」

「は〜い」
恋は、朝の出来事が晴れて嬉しそう。トイレに行くだけなのにルンルンモード。
ふぅ。全く、恋と居ると疲れる…。
ハイテンションというか、パワフルというか…。

その時、机をバンッと叩かれた。
「ちょっと!いきなり何?」

「すっすいませんすいません。生徒会長。」
この言い方…
河原 絆さん!

「河原 絆さん…、私に何の用で。。」

「あのさ、、恋ちゃんのことなんだケド。」
えっ恋のこと…!?

「恋が、、、どうしたの?」
そしたら手と手を合わせて、
「生徒会長!協力してくれ!お願いッ。」

はっはぁ!?

「お願いだ。一生のお願い‼早く、こっち来て!」

何勝手に話進めてるのよ…

「ここ(教室)で言えばいいじゃない?」

「恋ちゃんが来たら、ダメなんだ!だから早く!」
うっ…
結局河原 絆さんの言いなりに。

*

私は河原 絆さんに連れられ、廊下の隅に居る。

「で、何の用?3時限目が始まる前に早く言ってくれる?」
正直イライラしていた私。

「あの、言いにくいから、耳。耳かして。」
はいはい…。

_俺…______


・・・

『えええええええええええ!?』

私の勘が、、あたった…。

24:*・、ゆぅ×まいむ*・、◆2c:2017/09/03(日) 11:49

4.絆の想い

*文side

次の日

はぁ…昨日は一睡もできなかった。
だって…。。。

昨日、河原 絆さんに(無理やり)呼び出された時のこと。

「俺…恋ちゃんが好きで_」

『えええええええええええ!?』


っていうことがあったの。
私の勘があたったから、余計に驚いちゃって。

でも、これからが楽しみかも。
河原 絆さんと恋の恋♡(れんのこい)

25:*・、ゆぅ×まいむ*・、◆2c:2017/09/03(日) 12:32

4.絆の想いA

1時限目終了!やっと終わった〜。

「宿題増えちゃうよ…はぁ」

ため息をついてると、

トントン

わっ!誰?

「恋ちゃん!俺だよ。河原 絆!」

絆くんかぁ〜びっくりした。

「どうしたの?絆くん。」

「アッ、、ト、、エーット…///(話す内容を忘れた)」

「?絆くん?」

あっそうだ!

「絆くん!今日私の家で一緒に宿題しない?」

「一緒に?!//宿題ぃぃぃぃ‼//////」

「…嫌…?(うるうる」

「嫌なわけない///行く!何があっても必ず!//」

よかった。嫌なのかと思った。

「じゃぁ決まり!部活は、、早めに終わらせて!放課後ね〜」

「///うん///」

2人ならお互い分からないところ教え合えられるし、絆くんとなら楽しそう!


*絆side

ドキドキ…

放課後がやって来た。

俺、河原 絆は部活を早めに終わらせ、猛スピードで走ってきた。
んで…今恋ちゃん家の玄関にいる。

インターホンが押せない…恋ちゃんの親がいたら、なんて言えばいいのか?「お邪魔しまーす」って
普通に入っていいのか!?

そんなことを考えてたら、ドアが開いた。
中から出てきたのは、天使オーラを出している恋ちゃん…‼

「絆くん!入って入って!」
恋ちゃんに誘導され、家の中に。
やけに静かだな…。

「お母さんとかお父さんは…?」

すると、恋ちゃんはうつむいてしまった。
「どうしたの?」って聞こうと思ったところで恋ちゃんが口を開いた。

「私の家…お母さんとお父さんが共働きで、夜すごい遅くに帰ってくるの。
 一緒にご飯も食べれないし、休日も出かけたこと、そんななくて…」

「そうなんだ。。。」
可哀そうだな、、、

「ってそんなことより、私の部屋行こ?」

「うん」

しばらく長い廊下を行くと、突き当りにあるドアに「恋の部屋」と書かれた板の看板のようなものが
さがっていた。

「ここ!ここが私の部屋」

「わ。。すごいきれい!」

「へへ>ω<。そう?」
はにかむように笑った恋ちゃんの頬がピンク色に染まって、まるで天使のよう!!

ぬいぐるみ、花柄の布団、ピンク色のカーテン、白い机。
いかにも女の子ってカンジの部屋。

「じゃあ宿題しよ〜」

はっ。目的は宿題だった…恋ちゃんに見とれてたら忘れてたよ。

・・・

すごい静か…
部屋に2人っきり。
親もいないし、恋ちゃんにアピールするチャンス!


「ん〜…ねぇ、絆くん。ここ、どうやって計算すればいいの?」

さっそく恋ちゃんが悩んでる!
ここで男らしい姿を見せて。。

「ここはねー…あれ?どうやってやるんだっけ?」

やばい。分からない。。

「難しいよね!文ちゃんに聞こう!」

ああーチャンス逃した!勉強が出来ればなぁ。
恋ちゃんは、電話で生徒会長(文)に電話して聞いてる。

はぁ…俺、恋ちゃんに男らしい姿見せられないな、、、
ショック…!

あ。恋ちゃん電話が終わったみたい。

「あっそういえばお茶とお菓子だすの忘れてた!持ってくるね!」

・・・いっちゃった。

ん?待てよ。

今は親もいないし、今こそ”告白”するチャンス?

んーでもなぁいきなりは…

…このチャンスは二度とないかもしれない!

そういえば昨日生徒会長にも言われたな。

昨日

「自分からさっさと告白しちゃえばいいのに。そんなうじうじしてたら何も始まらないわよ。」


って。

うじうじしてたら何も始まらない…そうだよな!

”告白”したら恋ちゃんと付き合えるかもしれない。少しの可能性を信じて!


トントントンン

恋ちゃんが来た!

「おまたせ〜持ってきたよ…」

ギュッ…
俺は恋ちゃんを抱きしめた。
今の俺の顔は真っ赤だと思う。

「わっえっ?!絆くん?!//」

「好きだ!!!」

「えっ…」

「俺と、、付き合って、、、ほしい//」

「絆…くん」

26: アーヤ◆TQ:2017/09/03(日) 13:36

初めまして😆

恋と絆の恋愛が物凄く気になっています!
恋と絆が結ばれて欲しいって思っています

27: 薫+*Mio+*◆v. 受験合格*プロジェクト!:2017/09/03(日) 14:51

うわー!恋ちゃんどうなっちゃうの?
それに、絆くんも年頃男子って感じでいい!

28: アーヤ◆TQ:2017/09/03(日) 15:06

私的には、絆が良いって思う

29:*・、ゆぅ×まいむ*・、◆2c:2017/09/04(月) 17:46

あげ

30:*・、ゆぅ×まいむ*・、◆2c:2017/09/04(月) 17:57

>>26_>>28 アーヤさん

初めまして☺
感想ありがとうございます!

私自身も恋と絆のお話書くのすごく楽しいです(笑)
ほかにもあと2人、恋を好きなイケメン男子が出てきますので、そちらもぜひお楽しみください>v<
さあ、恋と絆は結ばれるのでしょうか…?
お楽しみ♪

>>27    かおるん

感想ありがとう!

恋ちゃん、どうなるでしょうか…?
絆くんも年頃男子ぽくなるように心がけてるよ☺

絆くんは、実は私の好みな男子です。(>ω<//♡

31:*・、ゆぅ×まいむ*・、◆2c:2017/09/04(月) 18:30

4.絆への返事

「俺と、、付き合って、、、ほしい//」

「絆…くん」

しばらくの沈黙が続いた後、恋ちゃんが口を開いた。

返事は…?

「ごめんなさい。。」

えっ…

「そっ...か」

マジか…やっぱ、いきなり告白するのは無理があったかな…。

失恋…したのか。。

「俺、帰る。」

「あっ、、、」

やばっ。冷たい態度とっちゃったかも…。

その時。


今にも涙をこぼしそうな恋ちゃんが、震える手で俺の制服の袖を引っ張っていた。

「恋ちゃん。ごめん。俺、冷たい態度で…」

「違うの。」

「え?」

「私、絆くんカッコイイと思う。優しくて明るくて、一緒に居て楽しい。」

俺の頬が真っ赤に染まっていくのを感じた。
優しくて明るくて、一緒にいて楽しいだなんて…//

「でも私、恋とかよく分からないの。今の私には、告白の返事、「いいよ」って言えない。
 絆くんが嫌いなわけじゃない。ただ、、今の私には返事、なんて言っていいか分からないの。」

恋ちゃんはパッと袖から手を放すと、俺の背中に顔をうずくめた。

「恋ちゃん?///」

「なんでもない…。」

恋ちゃんは、そう言って微かにほほ笑んだ。


しばらくまた沈黙が続いた。
時計の音が妙に大きく聞こえた。

恋ちゃんは俺の背中から顔を放した。

「そろそろ帰る時間?」

「うん。」

「そっか。」

「うん。…じゃ、、バイバイ。お邪魔しまし…」

「絆くん!私、恋ってなんなのか分かったらまたちゃんと返事するね!だから、待ってて。
 告白、嬉しかったよ。」


恋ちゃん…

「分かった。待ってる」

「ありがとう」

「おう//」

窓から差し込む夕日が、俺と恋ちゃんをオレンジ色に照らしていた。

32: アーヤ◆TQ:2017/09/04(月) 18:57

二人の恋が実って欲しい
恋&絆うまくいってね

33:*・、ゆぅ×まいむ*・、◆2c:2017/09/05(火) 18:06

>>32 アーヤさん

おぅ!
まだフラれてはないからこれからも恋ちゃんを振り向かせるために頑張るから
俺を応援してくれよな! ((by絆

わっ私と絆くんの恋が実って欲しいなんて…!
てっ照れる‼///     ((by恋

34:*・、ゆぅ×まいむ*・、◆2c:2017/09/05(火) 18:25

今日は小説書けません。すいません><
明日必ず更新します!

35: アーヤ◆TQ:2017/09/05(火) 20:48

楽しみにしてます!

36:文楓◆bQ:2017/09/05(火) 21:53

こういう子、学年に一人くらいいる

37:魔法少女☆アヤノ◆7Q:2017/09/06(水) 07:37

面白いね! 続きも楽しみにしてます!

38:   輝夜゜kaguya゜◆G. 元スレ主。:2017/09/06(水) 18:35

>>35
ありがとうございます!

>>36
そうなんですか!

>>37
ありがとう!

39:   輝夜゜kaguya゜◆G. 元スレ主。:2017/09/06(水) 18:45

5.恋、文に…

「ふぅ…昨日はドキドキした。」

「恋ーどうしたの?」

わっ。文ちゃん!

「び、ビックリした…」

「えー?そんなにビックリしなくても。」

「そ、そうだね。。^_^;」

「変なの。恋、いつもとなんか違う?授業中ブツブツなんか言ってるし、怖いよ。」

うそ!私独り言なんか言ってたっけ…?

心がモヤモヤする…。

文ちゃんに昨日絆くんに告白されたこと、言ったほうが良いの?それとも黙っとく?

「恋?」

文ちゃん、キョトンとしてる。
ど、どうしよ…う。

よ、よし!言おう!心がモヤモヤするのはもう嫌!

「文ちゃんっあのね!」

「ん?」

やっぱ…言えない…

その時

「文ー。先生が、美術で使う道具、持ってってほしいだってー」

「今行く―!恋、ごめん。後でね。」

「あ、、うん。」

行っちゃった。

あ、なぜ私がこのことを言うのかというと、いつも何かあったら頼りになる文ちゃんに
言ってたからなの。

次はちゃんと言おう!

40:   輝夜゜kaguya゜◆G. 元スレ主。:2017/09/06(水) 18:46

今日は短かったですが、明日は>>39の続き描きます。

41:   輝夜゜kaguya゜◆G. 元スレ主【作者】:2017/09/07(木) 18:14

ごめんなさい、今日色々あって小説お休みします。。
明日書くとか言っといてほんとすいません><

42: アーヤ◆TQ:2017/09/07(木) 22:30

大丈夫です。

私的に面白い展開が見えそうって思うのは私だけですかね?
相談して賛成して実って欲しい

43:   .輝夜.゜kaguya゜◆cM:2017/09/10(日) 11:22

>>42 アーヤさん

そう思ってくれるなんて嬉しいです!
期待に応えられるよう、これからも頑張ります(*>v<*)9ォ-‼

44:   .輝夜.゜kaguya゜◆cM:2017/09/10(日) 11:25

小説書けなくてすいません<(_ _)>
忙しく、小説板に来れませんでした...。
これからはなるべく、1日1回、小説を書きますので、
これからも何卒この小説を宜しくお願いします。

45: アーヤ◆TQ:2017/09/10(日) 11:34

私も平日はあんまり小説を書くの難しいけど、なるべく少しずつ書いているから一人じゃあ無いよ忙しいもんね。

私も毎日書ける様に頑張りますお互いに頑張ろうね

46:   .輝夜.゜kaguya゜◆cM:2017/09/10(日) 11:50

6.相談

文ちゃんに言えないまま、あっという間に放課後になってしまいました…

文ちゃんは週7で放課後、塾に通ってるから早く言わないと
文ちゃんが帰っちゃう…!

その時、文ちゃんが校門から出てくるのが見えた。

「あっ!文ちゃーーん‼」

文ちゃんは私に気付いてこっちに駆け寄ってきた。

「恋、どうしたの?」

「あのね、私昨日、絆くんに告白された!でもっ恋とかよく分からないから
保留にしたの!」

驚くのかなって思ったけど、文ちゃんは何も言わなかった。

「えっと、文ちゃん?」

文ちゃんは、微かにほほ笑んでいた。

「ううん。なんでもない!で、それについて悩んでるの?」

真剣な顔の文ちゃん。

「うん…。本当に保留でよかったのかな…って。。。
絆くん、一瞬悲しい顔してた。。本当にこれでよかったのかなって…。
彼氏がいる文ちゃんなら、(詳しくは登場人物のところをチェック‼)この気持ち、分かるかと思って…」

すると文ちゃんは、思いがけない言葉を発した。

「恋の気持ち、私分からないや。」

「えっ…?!」

「というか、皆恋の気持ち分からないと思う。」

「どうして?文ちゃんも、皆も分からないの?!この気持ち…」

「…私は、”恋じゃないから、恋の気持ちが分からない”の。」

「…えっ…?」

「恋だって、私の気持ち、分からないでしょ?」

「うん。文ちゃんに、塾のテストで点数悪かったって言われても、
私は塾行ってないから文ちゃんの気持ち、分からないかも…。」

「それと一緒。私は恋と同じ経験したことないし、恋がどう思ってるかなんて私もだけど、誰だって分からないのよ。恋の気持ちは恋の気持ち。
私の気持ちは私の気持ち。」

「うん。。」

「恋は、告白を保留にしたんでしょ?それは恋の気持ち次第で決まること。
恋についてよく分からなかったから、河原 絆さんを傷つけたくなくて保留にしたんでしょ?」

「うん。」

「恋は自分の選択を選んだ。それでいいのよ。恋は恋。だから、今の恋は
自分の気持ちを信じて行けばいいんじゃないかな。」

「文ちゃんっ…ありがとう!」

「ううん。親友が困ってるとき、ほおっておいたら友達失格でしょ?」

そう言って文ちゃんは笑った。

私も微笑んだ。

「あっ!私もう行かなきゃ!塾のこと忘れてた。恋、じゃあね!」

文ちゃんは早足で家へと向かっていった。

「文ちゃん!!相談乗ってくれてありがとーーー〜!!」

大声でそう叫ぶと、文ちゃんは一旦とまってこちらを向いた。

「恋!頑張れ!!」

そう叫んだ。

文ちゃんは私の一番の親友。私に大切なことを教えてくれた…。

ありがとう!文ちゃん!

47:   .輝夜.゜kaguya゜◆cM:2017/09/10(日) 11:52

>>45 アーヤさん

平日は難しいですよね><

アーヤさんの小説も見てます!

お互い頑張りましょう(*>v<*)9

48: アーヤ◆TQ:2017/09/10(日) 12:13

そうなんです,文ちゃんと恋ちゃんの仲が羨ましく思った

49:   .輝夜.゜kaguya゜◆cM:2017/09/10(日) 12:16

>>48
恋は、明るくポジティブな可愛い系。
文は、頭脳明晰で頼りになるクール系。
お互い性格は全然違うけれど、仲のいい親友です…♬

50: アーヤ◆TQ:2017/09/11(月) 21:30

続き気になるよ。

他の男性三人と絆が,どう動いていくか見てみたい

51:   .輝夜.゜kaguya゜◆cM:2017/09/12(火) 18:31

>>50 アーヤさん

続きは明日になっちゃう;
でもあと2人イケメン男子出てくるからお楽しみに♪
新キャラも出てくるかも!

52: アーヤ◆TQ:2017/09/12(火) 19:13

楽しみにしてます

53: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/20(水) 19:06

7.恋がついに恋を…!?

キーンコーンカーンコーン・・・

5時限目の授業が終わったのを告げるチャイムが校舎に鳴り響く。

5時限目の授業は数学。意味不明で、文ちゃんに教えてもらいながらやったんだぁ…。

そういえば次の授業、体育‼しかもバスケって先生が言ってた!
やったぁ〜スポーツ・運動前半は無理だけどバスケは大好き。
バスケの試合をまじかで見たことだってあるんだ〜♪

バスケのことで頭がいっぱいになっていたその時、頭上から声がした。

「恋。バスケの授業に遅れるよ。それに…早く用意しないと体育担当の厚真(あつま)先生に叱られるのと、
体育館20周だよ〜?」

文ちゃん‼

文ちゃんは脅したかのように言うと、教室を足早に出て行った。

バスケの授業に遅れて説教受けるのだけは嫌ーーっ‼

私はふぅ、と息をつくともうこれ以上出せないくらいの猛スピードで走り、教室を出ていった。


体育の授業でバスケの準備中。

体育担当の厚真先生は、20代後半くらいのイケメン先生で、バスケとか野球の習い事を子供の時からしてたみたい。
それで全国大会で優勝したほどの実力の持ち主だって、文ちゃんが言ってた。
だけどそれはそれはもう熱血で。生徒からけむたがれちゃうくらいなの。
でも、厚真先生に告白する人も1ヶ月に4人はいるって、またまた文ちゃんからの情報。
まぁ…イケメンなのは間違いないからね。

すると、周りから女子の歓声が…
あれっ。いつの間に試合始まってる!またボーっとしてたのかなぁ。
ん、でも皆どうしたんだろう?

その時、隣のクラスのある1人の女の子が、「千速くーん!」と黄色い声をあげた。

千速君…?あっ青木 千速君のこと・・・?
千速君っていうのは、厚真先生に負けないくらいの熱血さん。部活は確か…陸上部。
足が速いのはもちろん、スポーツなら全部出来ちゃうスポーツの天才。
だからモテモテ。((これは私が入手した情報✩

でも本当にすごい…
すばやく相手をかわし、バスケボールをタンタンと一定のリズムでバウンドさせている。
千速君はバスケボールを軽やかな動きでゴールに入れた。
瞬間、皆から歓声があがった。さっきに増して多くの声がする。

見入ってしまった。思わず…
すごい!すごいよ…。

「…千速君…か。。。」

私はぼそりと呟いた。
なんだろう。無意識に彼の名前を呟いていた。

脚が勝手に動く。向かった先は千速君のところだった。

目の前に千速君がいる。キレイな黒目がちの目で私を見つめている。

「千速く・・・」

言いかけたその時。

「恋。」

千速君が私の名前を呼び捨てで…
千速君は若干微笑み、言った。

「俺、青木千速。恋、俺のこと覚えとけよ。忘れるな。」

!!!

…今までで一番ドキドキした。

些細な言葉が私を幸せの魔法にかけた。

「じゃ」

青木君は短く言い、さっていった。


これって・・・

胸がドキドキして、

でも苦しくて。


・・・私・・・

これが恋なんだ。

54: アーヤ◆TQ:2017/09/20(水) 19:25

えっ!?
絆じゃあなくて千速なの!!
ちょっと絆にして欲しかったよ……

55: アーヤ◆TQ:2017/09/20(水) 19:25

でも待ち遠しかったですね更新。

56:  るい。  ◆ESlA hoge:2017/09/20(水) 19:28


>>54

他人の小説にそういう個人的な意見は出さない方がいいと思いますよ、、
あくまでも主さんのオリジナル小説ですからね

乱入失礼しました

   

57: 輝夜  (;`・ω・)つdice3:2017/09/20(水) 21:44

いや、まだ分かりませんよ🎵
きずながまた…、ま、あとはお楽しみに!

58: アーヤ◆TQ:2017/09/20(水) 21:48

絆頑張って応援しているよ

59: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/21(木) 18:20

>>54 アーヤさん
でも絆と恋が両想いになってずっと幸せに…って話になったらハプニングもなく、
小説としてつまらないと思います^^;(それに話がそこで終わっちゃう…)
私は読んで下さっている方にドキドキハラハラしてもらいたいので、あえてライバルやハプニングがある
話にしたんです。
それに、アーヤさんは絆が推しメン?でもほかの方は千速が推しメンかもですし。
>>56さんが言ったように、あくまで私のオリジナル小説です。
個人的な意見を言われると少し傷つきますので。。。お控えください(~_~;)

ですがこれからも小説をドキドキハラハラしながら読んで下さいね!

60: アーヤ◆TQ:2017/09/21(木) 18:22

解りました、続き楽しみにしてます

61: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/21(木) 18:23

>>58 アーヤさん

おぅ!って・・・千速ってあの青木 千速?!わっ強敵ライバル・・・
でも頑張るから”俺を応援”してくれよなっ!(by絆

絆は自己中だな…自分で「俺を応援してくれよな」ってふつー言わないだろ。。(-_-;)(by千速

絆君、千速君、喧嘩はしないでねー〜っ(~_~;)(by恋

62: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/21(木) 18:24

>>60 アーヤさん

分かってくれればそれでいいです!
はい!今から続き更新するので楽しみにしてください!

63: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/21(木) 19:04

6.恋してる気持ち.

体育の授業の時_私は夢の中にいる気分だった…。

千速君が私の名前を呼び捨てで呼んでくれた。

私の心は千速君色に染められていた……

*

放課後…

「ええっ?バスケ部に入る?それ本気?」

?マークでいっぱいの文ちゃん。
そう、私はバスケ部に入ることを決意したのだ‼

なぜかって…。それはもちろん、千速君がいるから…//
でも、バスケが好きっていうのも理由の1つだよっっ!

文ちゃんはふぅ、と一息つくと一言言った。

「ま、それは恋の勝手か!じゃぁ先生に言ってきなよ。」

よかった!

私は足早に職員室に行き、先生にそのことを言った。

「それは恋の勝手だよ。好きにしたらどうかな?」

再びよかったぁ!

「じゃぁ、バスケ部の見学に行こうか。」

先生は椅子から立ち上がると私に手招きをし、体育館の方へ歩いて行った。
慌てて私は先生の後を追う。

バスケ部…

「ここがバスケ部。女子バスと男子バスがあって…明日は女子バスのキャプテンに挨拶をしてね!」

先生がコートを指をさしながら私に分かりやすいようにバスケ部について説明してくれた。

「あっ!」

先生が短く言う。
目線の先には、、千速君!!
今シュートを決めたようで、ガッツポーズしている。

「千速君・・・」

そうつぶやいたと同時に、千速君がこちらに気づき、小走りでやってきた。

「恋。もしかしてバスケ部に入るのか?」

「えっと、、、はい!明日からよろしくお願いします…っ」

「敬語はやめろよ。」

千速君はいきなり怖い目つきになった。

私はどうしていいのかわからず、うつむき、黙り込んでしまった。

すると、千速君はククッと笑い、言った。

「どんな顔してんだよ。敬語だと堅苦しいだろ。それに…俺ら友達だ。」

友・・・達・・・。

千速君が私を友達と言ってくれた。。嬉しい。。

「友達…」

そう言いかけたその時。

「千速。タオル!」

「夢花!ありがとな。」

誰?夢花って…

「あ、こいつ、俺らの男子バスのマネージャー。昨日からマネやりはじめた新人だけどな、
気さくで人思いなんだよ。だよな?夢花。」

えっ・・・

「私、城野 夢花。よろしくね!恋ちゃんっていうの?千速から聞いたよ〜。あと…もう!千速、お世辞言わないでくれる?w」

「お世辞じゃないって!ww」

何これ_

夢花さんは、カールがかった黒髪を頭の上の方でポニーテールしていて、ツヤツヤ。
薄い唇がうすピンク色で可愛い。まつ毛も長く、笑うたびにえくぼができる。
ピンク色のスカートからのびるキシャで細く色白の脚。。

・・・

胸が苦しい。。

痛い…

今何が起こってるの…

それすら分からない。

これが恋なんだ。

苦しみを味わう、それが恋___

64: アーヤ◆TQ:2017/09/21(木) 19:56

絆も良いけれど千速の方も良いね、もっと詳しく二人の事知りたい小説頑張って下さい

65:匿名 hoge:2017/09/21(木) 21:15

>>63

キシャってどういう意味?
華奢( きゃしゃ )の間違いじゃないの?

あと小説に「 w 」とか「 / 」は使わないからそういうのも控えたほうがいいんじゃ

66: 輝夜  ( -.-)ノ ・゚゚・。dice1:2017/09/21(木) 21:46

ごめんなさい…
気を付けます…。

67: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/22(金) 18:07

>>65
キシャは打ち間違えです。正しくは華奢。
「w」、「/」もこれから気を付けます。
小説の基本的なことが分からないのに小説今まで書いてたなんておかしいですよね^^;
教えて下さりありがとうございます。

68: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/22(金) 18:46

7.苦しみを消してくれたのは.

私は、もう居たたまれなくて体育館を飛び出してしまった。
千速君が話を振ってきてくれたのに、無視してしまった。

怒ってるかな。それとも軽べつの目で見てるかな。
不安になったけれど、恋の苦しみが不安をあっという間に消した。

心が恋の苦しみの闇につつまれた。

「はぁ。。はぁ」
行き場所も決めず、ひたすら体育館から離れた。
息が切れて苦しい。だけど今はそんなことどうでもよかった。

涙が溢れ、周りの景色がよく見えない。
ぽろぽろと大粒の涙が頬をつたって床へ落ちる。
まるで雨が地面に打ち付けるように。

だんだん夢花さんが憎たらしく感じた。
なんで千速君と仲良くするの_?
自分が”悪い子”になってる気がして慌てて頬を軽くたたく。

「うぅ…わぁっ…っっ」

私は廊下のど真ん中で泣きじゃくった。
人が時々と負ったのがかすかに見えた。そして、チラチラこちらを見てはコソコソと何かを話す。
だけど、恥ずかしくもなかった。
だって私の心は恋の苦しみしかなかったから。

その時_

頭上から声がした。

「恋ちゃん?!どうしたんだ?そんな泣いて…」

絆君だった。

私は絆君の問いかけには答えなかった。
言ったって、絆君に私の気持ちなんか分かるはずないもん…!

「言いたくないなら言わなくていい。傷ついたんだな…。泣くぐらいに、傷ついたんだよな…。」

「…えっ…」

私はその時始めて声を出した。
すごく驚いた。
なぜなら、絆君が私の気持ちを分かってくれたから。

「泣きたいなら泣いていい。叫びたいなら心の底から叫んでいい。我慢はしないでほしいんだ。」

すっごく優しい声。
優しい言葉。

心が次第とほぐれていき、涙も出なくなった。
絆君はやっぱり優しいなって、改めてそう思った。

「もう泣かないよ。」

私はそう言い、絆君の方を向いて笑った。

「そっか。」

絆君は、短くそう言い、微笑んだ。

土砂降りだった私のどんよりした心に日が差した気がした。
なぜなら、絆君の笑顔、太陽みたいなんだもの。

「またなんか困ったことあったら、いつでも相談乗るからな。じゃ!」

やっぱり・・・!優しすぎる・・・‼
人の気持ちを考えてくれて、1言1言がすごく心にしみる。

「うん!」

私は、コクリとうなずいた。



絆君は、歯を見せてニカッと笑うと、廊下の先の方へ歩いて行った。

頬が熱い。火照った気がしてトイレに駆け込む。
やっぱりだ…もしかして照れてるのかな…。

うっ。そういえば私、絆君と千速君、どっちも気になってるっぽいじゃん…。
気持ちが傾いてる。

あーっ。。。

どっちに気持ちが傾くんだろう。

69: アーヤ◆TQ:2017/09/22(金) 20:03

だんだん気になってきた恋する気持ちは必ずや揺れるから、恋は二人の優しさに揺れていて余計に気にはなってきた

70: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/23(土) 17:05

>>69 アーヤさん
恋する気持ちは揺れますよね〜
恋はどちらを選ぶのか、3人目のイケメン男子登場…等々見逃せませんッ(>v<)9

71: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/23(土) 18:04

8.恋の気持ち@

その日の夜。

私は、ベットに仰向けに寢っ転がると今日の出来事を頭の中で考えていた。

絆君と、千速君…どっちのが私にお似合いかな…。
って、私何考えてんだ1人で!

「そうだ!頼れる文ちゃんにラインしよう。」

スマホの電源をつけると、最初の画面に時刻が表示された。

「10時か…。文ちゃん、忙しいかなぁ。ラインするのやめよう。」

実は文ちゃん、私の住んでいるところでもトップクラスの塾に、週7で3時間も通っている。
入塾テストで落ちる人もたくさんいるらしいけど文ちゃんは、あっさり入塾テストに合格したらしい。
クラスでもトップの学力のメンバーに入っている文ちゃんにとって、ずっと学力をキープするのは、
相当プレッシャーだろうし、不安もたくさんあると思う。

そういえばこの前…

「学校帰ってからどんくらい勉強するの?」

「塾の勉強3時間+家での自主学習3時間くらい+学校の宿題30分だから、約6時間30分かな。」

「ろっ・・・6時間以上も‼そんなやっててめんどくさくなったりしないの?」

「めんどくさく?ううん、ならない。だって勉強好きだもん。将来はお母さんとお父さんの病院を継いで、医者になるのが夢なんだ。」

「医者かぁ…」



・・・そんなことがあったんだよね。
文ちゃんの家は、お母さんとお父さんでやっている病院の医者。
お医者さんなんて無理っ!って私は諦めちゃうかもだけど、文ちゃんは違う。
自分から勉強して、医者を継ぐって言ってる。
文ちゃんに感心させられたのを鮮明に覚えてるよ。

あっ。もう10時半‼
明日文ちゃんに話してみよう。
絆君と千速君が気になってるって報告して…

文ちゃんなら、「それは恋の気持ちじゃない?」って言うかな。
たぶん、そうだと思うけど…。

私は文ちゃんと絆君、千速君の顔を思い浮かべて、微笑んだ。

「皆いい人たちばっかり。こんな友達や好きな人が出来てよかった。」


そうつぶやき、私は夢の中へ入っていった_。

72: アーヤ◆TQ:2017/09/23(土) 18:59

ますます気になる3人目の人はどんなタイプかな?

73: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/24(日) 11:23

>>72 アーヤさん
3人目のイケメン男子も必見デスゾ(・v・)9

74: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/24(日) 12:12

9.恋の気持ちA

次の日。

教室に行くと、皆、朝からザワザワしてる。
いつものことだけど…。
私のクラスは騒がしいんだよねぇ…。

その中で1人、静かに分厚い本を読んでいる文ちゃんがいた。

「文ちゃん。おはよっ‼」

文ちゃんは、こちらを振り向き、微かに笑った。

「おはよう、恋。」

そうだ。
私が絆君と千速君のことが気になってるっていうのと…。

「あっ。皆、HR始まるよー。座ってー‼」

文ちゃんの一言で皆が席に一斉につく。
ていうかまたチャンス逃した!

はぁ〜…休み時間に言おう。絶対にっっ‼

*

休み時間。

「文ちゃん。私、絆君と千速君が気になってるの!」

わわわ…一気に言っちゃった…。
反応は…。

文ちゃんの方を見ると、目を丸くしてる。

やっぱり一気に言ったのが悪かったかなぁ…。
どうしよう!この雰囲気…っ。
なんて脳内で色々考えてたら、文ちゃんが口を開いた。

「恋、よかったじゃん。」

いきなりそう言われて、意味が分からなくなった。

「えっ?えと…」

ふっと文ちゃんが笑う。

「恋、昔から言ってたよね〜「恋がしたい!」って。
その夢が叶ってよかったじゃん。」

あぁ、そういうこと…

「それでっ私はどっちを選べばいいのかなぁって。」

文ちゃんは、うーんとうなってから言った。

「絆さんと、千速さん…どっちの方が好きって気持ちがある?」

「う〜ん…五分五分!」

「五分五分かぁ。難しいね。」

へぇーっ文ちゃんでも難しいと思うことあるんだ。

「それは恋の気持ち次第だよ。前も行ったと思うけど。」

私が昨日予想した答えとほぼ一緒だ。

「分かった。それと、、私も私なりに頑張ってみる。」

「うん。それでいいんだよ。」

そういえば今考えると、文ちゃんに頼りっぱなしだなぁ。

時には自分で考えなきゃ!

そう思った。

ハッ。

今日図書室に本返しにいかないとだ!
もうすぐ休み時間終わるけど、昼休みは用事があるから…

よし、急いで行こう!

私は本をスクールバックから取り出して、廊下を猛スピードで走った。
本当は走っちゃダメなんだけど、、しょうがないよねっ今はっ…!あは…

図書室のすぐ手前まで来たとき、曲がり角から1人の男の子が…

そう思ったと同時にぶつかった。

「わっ!」

「・・・いたた…」

「ごめんなさい!私の不注意です。ほんとにごめんなさ…」

「大丈夫ですよ。それより、、怪我はないですか?」

「えっ…あ、、、大丈夫です…。」

その男の子は身長が高くて、髪が整ってる。
黒縁メガネの奥に、きれいな瞳。美形だった。
会ったこと無いから、たぶん先輩かな…?


「あの、名前はなんていうんですか?」

いきなりそう言われてドキッとした。

「美津野 恋 って言います。中2です。あなたは?」

「神崎 卓 です。中3で、クラスは3−1。」

マジメな子っていうのが一瞬で分かった。
真剣なまなざしでこちらを見る。

「今はごめんなさい。また会ったら、おわびしますっ!ではさようなら!」

テンパっちゃって変な言い方になる。

神崎 卓さんは、くすりと笑った。

「おわびですか。出来たらでいいですよ。ではまた。」


男の子はさって行った。

なんか…敬語でマジメ。かっこよかったも…

って、早く本返さなきゃ!

75: アーヤ◆TQ:2017/09/24(日) 13:27

うっわ、うわっ〜〜〜あ
何か真面目な人もギャップとかがありそうですね、どうなるんだって思う(*≧∀≦*)

76: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/25(月) 18:13

>>75 アーヤさん
3人目のイケメン、神崎 卓君にも注目して読んで下さいね✩

77: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/25(月) 18:50

10.神崎 卓君って??@

本を返しに行って帰ってきたら授業が始まるギリギリだった。

キーンコーンカーンコーン…

「国語の授業を始めます。では、、先生が単語を書いていくのでノートに写してくださいね。」

花園先生はそう言い、ニッコリと笑った。
あ、花園先生は国語の先生。
20代の若い先生で、美人!
栗色のカールがかったツヤツヤの髪が動くたびになびく。
目元がちょっと垂れ下がってて、おっとりした目をしてて、生徒の気持ちを一番に考える、
マジメな先生で、女子生徒から人気が高い。

そういえば、、さっきの神崎 卓さん(年上なので、「さん」呼び。)ってどういう人なんだろう。
3ー1って言ってたから、一つ年上かぁ。私から見れば先輩にあたる。

年上の先輩方とはあんまり触れ合わないし、だから少し気まずくてあまり話さない。
話すと言ったら、廊下ですれ違って挨拶するくらいだし。

う〜ん。謎が沢山‼

昼休みに、3ー1に行ってみようかなぁ。
滅多に年下の学年の人はいかないんだけど、もう1回、、神崎 卓さんに会って、長く話したいからね。


あっやば!ノートに単語書かなきゃ!

*

昼休み。

「あっという間にもう昼休み!さてと、さっそく3−1へ行こう!」

私は3年生の教室前廊下に行ける階段を上っていった。
意外とこれが大変。
3年生の教室まで行くには、14段の階段を4回上らなきゃいけないの。

着いた時にはうっすらおでこに汗かいてた。

「えっと、3−1…あった!」

「3−1」と書かれた板が教室前にぶら下がってる。
ちょうど廊下の突き当たりだった。

3−1の教室前まで行くと、私は教室の中をキョロキョロ見回してみた。
だけど、神崎 卓さんらしき人はいなかった。
廊下も見てみたけど、どこにもいない。

「あれ?早退したのかな?それとも図書室?」

私はあきらめて、階段を下りようとした。

すると腕を誰かに掴まれた。

「誰ですか…」

そう言いかけながら後ろを振り向くと、そこにいたのは神崎 卓さんだった…。

「僕のこと、探してたんですか?」

そう言い、小悪魔のような笑みを浮かべた。

78: アーヤ◆TQ:2017/09/25(月) 21:55

小悪魔タイプのイケメン!?

79: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/26(火) 18:02

>>78 アーヤさん
さぁ、どうでしょうか!

80: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/26(火) 18:53

11.神崎 卓って??A

小悪魔のような笑みを浮かべた神崎 卓さんは、私を廊下の隅まで連れて行った。

「えっ。。あの…」

「僕を探してたんですよね。何か…用ですか?」

そう言い、私を見つめた。

なんか見つめられるとドキドキする!

あ、そうそう、本題忘れてた…。

「私、神崎 卓さんのこともっと知りたいんです‼年上の方とあまり話さないのでっっ。。」

あぁ…私ったらテンパっちゃって早口になっちゃったよ…恥ずかしー!

でも神崎 卓さんは、普通の顔をして言った。

「はい、いいですよ。私も恋さんのことあまり知らないので、謎が沢山あったんですよ。」

私と同じこと思ってたんだ!嬉しいな。

*

「神崎 卓さん、特技と趣味ってなんかある?」


間違えてタメ口で話しかけてしまった…失礼な子だって思われたらどうしよう。
ここまで来たのに全部水の泡に…っ。

「さん、ってつけなくていいよ。それで特技は…地理と数学の授業で、趣味は色々なお城をめぐることと、プラモデル作り。もう時間も忘れて熱中しちゃうくらいだよ。」

えっ、普通に接してくれる…。しかもタメ口!

「分かった。じゃあ、卓君って呼ぶね。地理と数学私苦手だから尊敬する!お城めぐりもプラモデルも、卓君らしくていいね!」

「分かったよ。僕は恋ちゃんって呼ぶ。
僕らしい。。。?そうかな。尊敬するなんて、、嬉しいよ、ありがとう。」

「うん!
ホントに卓君らしいもん。」

「恋ちゃんの特技と趣味は?」

「特技は、、裁縫。自分の服も時々だけど作るよ。趣味は色々あるよ〜。」

卓君は、目を細め、微笑んだ。

「裁縫が得意だなんて、器用なんだね。自分で服も作るなんてすごいじゃん!僕こそ尊敬するよ。」

嬉しい…!褒めてくれて。

「へへ…そう?」

「うん!」

その時、頭の中にある出来事がよぎった。
ぶつかっちゃった時…

_おわびしますっ!_

_出来たらでいいよ。じゃ_


そうだ!

「卓君。ぶつかった時に、おわびするって私言ったよね。」

「あーそういえば言ったっけ。」

「うん。それで、、私おわびするね!」

「それはありがたいよ。ありがとう。」

「私の得意な裁縫で、卓君に服作る!ねっっ…?」

卓君は、満面の笑みを浮かべた。

「ありがとう!本当に!忙しいと思うけど、、。感謝する。頑張って!」

「うん!頑張る!」

よーし!今日から徹夜で作るぞー!

81: アーヤ◆TQ:2017/09/27(水) 08:16

卓って意外に普通に喋ってくれたから、一緒に話せる接し方して優しいって思えた。

82: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/27(水) 18:05

>>81 アーヤさん
卓君は「頭脳明晰」で「マジメ」なんですが、頭いい・賢い=つめたい、クール。と思いがちです…。でも、意外と普通に接してくれるんです(*>v<*)そして優しい。

83: アーヤ◆TQ:2017/09/27(水) 18:13

確かに頭脳明晰な感じはするって思う、賢そうでクールのところはしたけど……
冷たい感じは読んでて、まだまだ分からないけど少し気になった‼
誰も良いよ

84: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/27(水) 18:24

>>83 アーヤさん
最初のうちはクールですよね、卓君。
これから卓君のホントの性格が明らかになる(ハズ☚)です;

85: アーヤ◆TQ:2017/09/27(水) 18:29

えっ、なんだか裏の顔?
それとも二面性?

でもこんなキャラも好き二面性の方もね

86: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/28(木) 17:37

>>85 アーヤさん
どうでしょうか…っ。
私も二面性の子好きです♡

87: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/28(木) 17:59

サーバー障害でなかなか書き込めないので完全に落ち着くまで
小説お休みいたします。
明日はたぶんサーバー障害も元通りになって小説更新できると思いますので、楽しみにしててくれたらうれしいデス♪

88: .輝夜.゜kaguya゜◆nY:2017/09/29(金) 18:48

12.プレゼント‼

私は、徹夜でお洋服を作った。
疲れたり、眠くなることはもちろんあったけど、卓君に喜んでもらいたいもんね。

1週間後。

私は、お洋服が入った真っ白な紙袋を両手に持ち、待ち合わせ場所で卓君を待っていた。

待ち合わせ場所は、校舎裏の”秘密の場所”。
薔薇やコスモス、オリーブの木などの植物がたくさん植えてあって、オシャレなベンチもある。まるでおとぎ話の中にいるみたいなんだ。
木と木の間から差し込む光が木漏れ日のようでキレイ。

中1の頃からこの場所がお気に入りで、お花や木に囲まれながらベンチに座って本を読んだりするのが特に好き。今も時々ここに来てる。

ベンチに座っていると、卓君が来た。

「はぁ、はぁ、、はー…」

すごい息切らしてるけど、走ってきたのかな。

「走ってきたの?」

「うん。だって、恋ちゃんを待たせるわけにいかないし、俺に作ってくれた洋服も、早くもらいたくて。。」

そう言い、笑った。

嬉しい。そんな楽しみにしててくれたなんて。

私は、お洋服の入った真っ白な紙袋を卓君に差し出した。

「これ、おわびのプレゼント。」

卓君は、すばやく紙袋の中を見た。

「・・・」

でも、無言。

気に入らなかったとか?デザインが変だった?
脳内でダメ出しをしていると、卓君は眼鏡の奥のキレイな瞳を輝かせた。

「すごい…」

「…えっ」

「すごいよ。俺の好きな青と緑色だし、今からの季節にピッタリじゃん。
さすが恋ちゃん器用だな。」

褒めてもらって、すごい嬉しかった。それに、感動した。
なぜなら…
最初はマジメで冷たい子かなって思ってたのに、こんなにも普通に接してくれて、しかもこんな温かい言葉を掛けてくれた…。
冷たい子ってのは思い込みだったみたい。

「ありがとう…!青と緑色好きってラインで言ってたから、その2色は入れてみたの。」

自信気に、でもちょっと照れながら言った。

「こちらこそありがとう!嬉しいよ。」

「うんっ!」

と、卓君がさっきのオチャメな顔から真剣な顔になった。

「ど、どうしたの??」

問いかけてみても返事はなく、沈黙が続いた。

そして数秒たったくらいの時、卓君が口を開いた。

まっすぐに私を見つめる瞳は真剣だったけれど、頬はかすかに赤い。

どうして・・・?なんで?
?マークでいっぱいだった。

「あのさ、」

短く言い、卓君は続けた。

「今週の土曜、あいてる?」

「えっ。2人で?」

「うん。。まぁ…」

「いいけど…。ほかの皆は誘わないの?」

「うん。。」

1回うつむき、言った。

「2人がいい。」

「・・・たく…くん…?」

風が頬をさわり、消えていった。

木漏れ日が私たちをやさしい光で照らした。

89: アーヤ◆TQ:2017/09/30(土) 08:37

卓が今の所、気になるって思う

90: ☆輝夜゜kaguya゜彡◆bk 元*ももの冬華*だよ。みぃ、覚えてる?:2017/09/30(土) 16:58

>>89 アーヤさん
更新は明日になりますがお楽しみに!

91:  ☆輝夜゜kaguya゜彡◆52:2017/10/01(日) 10:57

>>9memo間違いです!ごめんなさいm(__)m

92: ☆輝夜゜kaguya゜ミ◆52:2017/10/03(火) 18:52

13.2人でお出かけ。

土曜日。

私は早起きして、髪を整え、服を選んでいた。

とびっきりオシャレな服を着て行くんだ!
だって・・・卓君、ジャージとか絶対着なそうだもの。
イメージから、そう思う。

集合時間は、9時半。
「8時半とかは?」って言ったら、「朝早すぎてもあれじゃない?」っていう卓君の提案。
さすがマジメ!ホントにそうなんだけど…。

あ、そうそう。服選びを続けなきゃ!

*

「よーし!この服で決まり!」

私が45分ほどかけて選んだ服…。
袖口がふわっとバルーンのようになっているベージュのトップスに紺色のプリーツスカート。
赤いベレー帽に、スニーカーでカジュアルにきめてみた。

卓君はどんな服着てくるんだろう。
どんな反応するかな?

ちょっ私、デートと勘違いしちゃってる?
はー。。最近の自分、おかしいかも…なんか…うん。。

*

集合時間10分前に待ち合わせ場所に行くと、卓君がいた。

私は挨拶より先に言った。

「卓君・・・その、服…」

「あぁ、恋ちゃんが作ってくれた服だよ。3日前くらいにも着たんだけど、気に入ってるから。」

卓君はふっと笑った。
さわやかな笑顔に、仕留められてしまった。

「ありがと・・・私の服…、着てきてくれて。」

「うん。恋ちゃんも、似合ってる。」

「えっ。ホント?」

「あぁ。いつもは制服だから私服とか分からなかったけど、私服すごい…」

と、言いかけて、顔を赤らめた。

「どうしたの?」

「すごい…か、かわいいなっ…て。。」

かわいい・・・

男の子にかわいいなんて言われるの初めて…!
ドキドキする…。

「あ、どこ行く?」

まるで照れ隠しのように卓君が顔をそむけ、言った。

「うーんと…映画、映画が見たい!」

私には前から見たい映画があったんだけど、、この機会に、卓君と見たいなぁ。。

「いいよ!久しぶりに映画、見たかったんだ。」

よかった・・・

「じゃ、この、「青春_君と過ごした日々は忘れない_」って、映画なんだけど、」

「僕も実はそれ見たかったんだ!奇遇。」

偶然なのか奇跡なのか知らないけど嬉しかった。

「奇遇だね!…じゃぁ、行こっか!」

私が言うと、卓君が私の手にふれた。

「えっ・・・」

「はぐれるかもだろっ。。!手…。」

手?
いまいちピンとこない。

私がなかなか答えないので、卓君が私の手を強く握りしめた。

「行くよ…。。」

前を向いてたけど、一瞬見えたその頬が、赤く染まっていたように見えたのは、気のせい?

はぁ…男の子と手つなぎなんて、これもまた初めて!

その後、映画を見たんだけど、感動で2人で泣いてしまった。
でもすぐ笑顔に戻った。

*

「アイスおいし〜」

「口についてるよ。はい、手拭きタオル。」

「…あっありがと…」

*

「これ恋ちゃんに似合うんじゃない?」

卓君が差し出したのは、フリルが何段にも重なったスカート。

「これ・・・・??」

「あっ。ごめん!これじゃなくてこっちだ。」

「(クスクス)そういうとこもあるんだ。卓君って。」

「べ、別に・・・」

新鮮だなぁ。
新しい発見。。

*

「そろそろ帰る?」

時刻は4時半。

「あ、、うん、、」

卓君は何故かかなしそう。

「どうした?」

顔をのぞいて問いかけると、卓君が言った。

「あのさ、僕、、恋ちゃんのこと…」

「??」

卓君が言いかけたその時。


「恋!」

!!!

「千速君?!」

「ち、千速?」

卓君は目をこれ以上丸くならないくらいに見開いて、愕然としていた。


そんな私たちを無視し、千速君が私の方へ近づいてきた。

「よっ!」

そしてニカッと白い歯を見せ笑った。


卓君はぎしぎしと歯をこすり合わせている。

沈黙が続く…。






な、何この変な空気___。。

93: アーヤ◆TQ:2017/10/03(火) 21:27

修羅場!?

94: アーヤ◆TQ:2017/10/03(火) 21:33

卓が告白先に言うの楽しみにしてます

95: ☆輝夜゜kaguya゜ミ◆52:2017/10/04(水) 18:02

>>93_>>94 アーヤさん
修羅場…、そうですね〜。
卓君が告白・・・かと思ったら…!?展開が色々やばいよ。

96: +*藍<ao>*+:2017/10/13(金) 18:59

14.恋、困る!

「・・・えっと…ち、千速…君…」

私は震えていた。
だって!すごく空気重いし気まずすぎる。

卓君は特に…
なんでか知らないけれど、歯をぎしぎしこすりあわせているし、拳を強く握りしめて、額にはうっすらと
汗が。その上千速君をキッと睨んでいる…怒ってるのかなぁ…。。。

するとさっきまで卓君を不思議そうに見つめていた千速君が私の手を握り、
すぐ隣の子供洋服店に私を連れて行った。

不思議に思い、問いかける。

「千速君…どうしたの?」

「どうしたのじゃねぇだろ。」

「えぇっ?」

いきなり千速君の顔つきが真剣になって、なんか…怖い。

「だぁかぁら!」

ため息をつくと千速君は続けて言った。

「あいつ、誰だよ。」

あいつって…卓君のこと?

「あぁ、神崎卓君。中学3年生だよ。」

「かんざき…たく…?もしかして、あいつの…」

「ん?」

千速君は問いかけに応えず、私の手を握り、店内から出て行く。

「たっ卓君!」

「・・・!恋ちゃん…!!」

「逃げんぞ。」

「にっ逃げる?卓君は悪い人じゃ…」

私の言葉を無視し、千速君と私は人込みを避けながらぐんぐん前へ進んでいく。
後ろを振り向いてみたら、卓君は私を追いかけているのか、走っている。
でも、千速君が前へ進むたび、卓君が小さくなっていった。

意味が分からない!

*

連れてこられた場所は、卓君とお出かけしたショッピングモールのすぐ近くにある公園だった。

意味が分からなくて、モヤモヤするし、卓君のことが気になる。
今頃軽蔑しているかな、私のこと…。
千速君とは久々に会うし話すけど、正直ムカムカしていた。
理由も話さずに…!

「ちょっと千速君!」

怒った口調で言う。

「どういうつもり?卓君は悪い人じゃない!
勝手に私を振り回したあげく、さっきの口調とか、意味分からないよ!」

千速君は、またもやため息をつき、そしてうつむいた。
きつく言い過ぎたかな、なんて、今頃思い始めた。


「あいつと付き合ってるんだろ?」

やっと口を開いた千速君の言葉に驚く。

「付き合ってなんか、、」

「とぼけるなよ。」

私の言葉と重なるように千速君が言ったので、私の声はあっけなくかき消された。

「とぼけてなんか…!付き合ってないよ…?」

「もー、いい。。」

私の言葉を最後まで聞かず、千速君はそっぽを向くと、公園の出入り口の方へ走って行った。

「千速く…」

手を伸ばしてみたけれど、もう遠くへ行っていて、千速君は見えなくなっていた。

その背中が、寂しく感じたのは、気のせい…?


なんか、、誤解されてる?!

どうしよう…千速君との誤解、解きたい!

でもどうすれば…っっ

あぁーっ私、今すごい困ってるよ!

97: アーヤ◆TQ:2017/10/14(土) 08:39

卓と恋の良い雰囲気で邪魔された,千速をどう感じとったのか気になるけどもっと気になるのが卓と恋と千速の関係だね。

恋は鈍くて鈍感なために二人の気持ちか分からないでいることで、卓の良い雰囲気で仲良しだったのかどうなることか気になる。
千速も恋が好きなの?

98: +*藍*+<ao>:2017/10/14(土) 17:50

>>97
これからは千速と卓と恋が主。
でも絆君も登場します(どこかで)

99: *+藍+*<ao>:2017/10/14(土) 18:20

15.恋、困る!A

「恋ちゃん!」

私がつったっていると、卓君が来た。
私を探しに来てくれたのかな、そう思うとドキドキした。

「卓君、ごめんね。いきなり…」

私が悪いから…謝らないとって思った。

「恋ちゃんのせいじゃない。自分を責めないで」

卓君はふっと笑い、なんでもなかったかのようにそう言った。
メガネの奥から見つめるキレイな瞳。
私は見つめられるだけで、卓君色に染まった気分だった。

「うん。。ありがとう、卓君。」

「うん。あの、、さ、、」

「どうしたの?」

「さっき恋ちゃんを連れて行った奴、誰…?」

「…!」

いきなりの問いかけに驚く。

「一緒のクラス?」

「えっと。。」

なんだろ。。いいずらい…。

「怒らないから、答えて?」

卓君に言われ、もごもごしながらも言う。

「あの男の子はね、青木千速君っていうの。私と同学年だけど、クラスは違う。」

「青木千速?あぁ、、、バスケ部のエースの…。」

「うん。私もバスケ部なんだけど、すごい活躍してるよ。男子バスケは全国大会も行ってて…。
強豪チームを引っ張ってるのは千速君で…」

そこまで言って息が詰まった。
なんか、余計なこと言っちゃった気がして…。
だって卓君、千速君に怒ってるっぽいし、千速君について色々言ったらもっと怒っちゃいそう。。

「…そっか。たぶん、、あいつも恋ちゃんが…なんだよ。」

「へっ?今なんて?」

「ううん。なんでも。」

「千速君のこと、怒ってる?」

「えっ」

「なんかさ、そういう感じがして。」

「別に、、怒ってはないよ。。」

「そっか。」

その瞬間、卓君が私の顔に口を寄せた。

「〜〜〜〜っっ?!」

声が声にならなかった。
だって、、これってまさかキ…

「恋ちゃん」

名前を呼ばれて少し横を向く。

「どうした…の…?」

緊張して声が震える。

「今から恋ちゃんに伝えたいことがあるんだ。」

「伝えたい、、こと…?」

卓君は私の問いかけに答えず、私の耳元の髪の毛を耳の後ろにかける。

「たっ…卓君…。。?」

そして私を自分の方へ抱き寄せる。
ちょっと、、これ、どういうこと…?

すると耳元で卓君は言った。












「好き。」














傾いた夕日が私たちを照らす。


卓君の顔をそっと見てみると、少し赤かった。

卓君にばれないように、自分の頬に手をあてる。

すごく頬が熱かった。


絆君には、抱き着かれて告白されて、、
卓君には、耳元で「好き。」だなんて…。。

千速君に誤解されてるみたいだし、卓君に告白され、ハプニング続出?


どうしよ…


「ねぇ、今の、、その、、こく、、告白…?」


「告白、だな。」

そう言われ、今の状況がやっと読み込めた。

卓君はくすっと笑った。

小悪魔みたいに、からかうように。



ドキドキして、胸が高鳴る。。







これが恋っていうの…?

100: アーヤ◆TQ:2017/10/14(土) 19:13

今後は恋と卓と千速の恋する話しか…
余計にドキドキして卓とやったkiss💏って恋にとってはファーストキス?
耳元で抱き締めながら言うの反則だよ、好きになるよ


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