本に刻む〜詩〜

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1:秋桜:2013/12/30(月) 11:37

えーと初めまして。秋桜といいます
詩を書きますが少しご注意とルールがあります
1、暗い詩をよく書くと思いますので苦手な方は退散したほうがいいでしょう
2、荒らしはおやめください
3、詩は誰でも書いてokです
4、あまりうまく書けないと思いますが暖かい目でごらんください
できるだけ書けるように頑張りたいと思います!
では、次から書いていきますね

301:詠み人知らず hoge:2020/12/24(木) 00:14



このままで幸せだよって
目を合わせて言えたら良かったのに
いつも目を伏せて
そうやって困ったように笑っている

誰にも見られていないから
誰も見る人などいないから
だから大丈夫だよ
大丈夫なんだよ

明日からはまた
知らない人のふりをしよう
怖がって下ばかり向いていないでさ
ねえそうでしょう?

変われなくてごめんねって
誰に謝っているのさ
自分でも分からなくなっていて
それでも謝ることはやめなくて
 
けれども時間とはやってきてしまうから
下手くそな笑みを浮かべていよう
君はそれでいいのだから
それが君自身だから

このままで幸せだよって
目を合わせて言えなくていいんだよ
なんて
誰も抱きしめてくれないから
目を伏せて
困ったように笑っているのでしょう?

君は君自身のままでなんて
自分でよく言えたものよね

302:詠み人知らず hoge:2020/12/24(木) 00:20



人を救うのが神だと仰るのならば
誰が神を救うのでしょうか

他人に頼るばかりなんて
つまらぬ人生ですよ

ああ、ああ!
どうしてそんな愚かなことが言えるのでしょう!

昔ばかりに固執し過ぎるから
私共は正しい道が見えぬのです

神が人を救うと言うのであれば
私が神を救いましょうぞ!

303:詠み人知らず hoge:2020/12/30(水) 02:22



都会の喧騒に初めて嫌気が差した
不揃いな足音に誰かの言葉が混ざったとき
僕は僕でいることが怖くなった
この世には人間の形が多すぎる
僕と同じ形が多すぎる

前倣えをしたら誰かが後ろを向くような
そんな当たり前の話じゃなくて
もっと違う深いところで見つめ合おうぜ
なんて言っても自分は分からないが
深い話なんて分かるわけがないが

咳をしたら指をさされるような
そんな時代が来てしまった
あの子の笑顔が脳裏に浮かぶ
最後に見たのはいつだったかな
最後に見れたのは

母の声がする
電話越し問いかけられる言葉に
辿々しく僕は答える
ご飯は食べてるの? 暖かくしてる?
早く会いたいね

随分と静かな夜だった
昼間の苦しみが嘘みたいに消えて
僕は何をしているんだろうって
考えても考えても分からなくて
あれどうやって生きてたんだっけ

下を向いて歩くことは得意だった
つま先ばかり見つめて頭を何度も下げて
都会の喧騒が心底嫌いだと思った
混ざっていく雑音が嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で
僕は僕でいていいのだろうか

もたれ掛かるには柱としは脆すぎる
ふらふらと体が揺れる君は
目元を細めて久しぶりと笑った
沢山の人が横切る交差点で
君は僕をしっかり見つめていた

変わらないね
安心したように君があの日のように笑うから
記憶の中の笑い方をするから
僕は久しぶりに泣いてしまった
壊れた感情の治し方がもう分からなかった

304:詠み人知らず hoge:2021/06/02(水) 21:46



今日が終わるころにはベッドの上で目を瞑っている
死んだような顔をして
寝息すら立てずに落ちていくから
まさか死んだんじゃないかって
勝手に心配して
まさか死んだんじゃないかって
不安になって 不安になって

ニュースで煽られる社会情勢に流行り病
ストレスの捌け口って言い訳しながら呑むビール 昨日捨てれなかった残り物
唯一の心の拠り所だったアーティストは姿を消して
初めて当たったコンサートのチケットは
未だに綺麗なままこちらを見ている

來るはずであった華やかな未來とやらに
花を手向ける少年少女
俯きがちな顏を上げても 
笑いかける人は誰もいなかった
画面にはりつき 消えた曜日に なき明日に
答えを求めるなど 馬鹿げた話なのだ

熱を帯びた手に恐怖を感じて
自分自身を抱いた 真夜中三時の夢は
ボロボロに吐き捨てて 可笑しいと叫んで
骨の匂いすら春風に流される

昨日はどこで何をしていたの?
君が笑顏で聞くものだから
すっかり変わっちゃったねって 逆に笑った
逆流するアルコール 冷たい視線 終電前
そんな日々にもう飽き飽きしているのだ

抱きしめ合えたそんな毎日を肩に背負って
歩くゾンビ共をまるで生者みたいに扱って
誰かを悪者にしなければ気がすまない
そんな碌でもない人生を今すぐ殺したい

こんな茶番劇を 終わらせるのだ

馬鹿騒ぎは、

305:詠み人知らず hoge:2021/06/02(水) 21:47



いつも通りの帰り道
君の隣 誰かの笑い声
虫取り網を抱えながら走る子供に
畑から帰ってくるおっちゃん
近所の大型犬の前を
ビクビクしながら通っていって
頭の上で流れる夕焼けこやけを口ずさんだら
もうそこには明日がやって来ている


「また明日」

306:詠み人知らず hoge:2021/06/02(水) 21:49



ネットに流れる徒なニュースに
心を踊らされるのはいい加減に疲れてしまった
削除しても消えない傷
掻き毟っても無くならない痛み

本当にもう 素晴らしいよこの世界は

そう笑ってもゴミ溜めには変わりねえし
けれどもその中を藻掻くしか生きられねえし

最高だ!

そう言ってどこまでも進んでいくしかなかった
終点なんざ何処にもないなら

どうか君が僕にとどめを


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