こんにちは!咲夜(さくや)です!
ここは、少年陰陽師が大好きな人が、それぞれの夢を小説にするところです。
少年陰陽師好きなら誰でも大歓迎!
ルール
・荒らしは無し!
・悪口も無し!
・タメ&呼び捨てOK!
以上!
どんどん来てください!
あ、悪魔……汗
いや、貴璃の妹だったら、いい子に決まってる!
貴璃と同じ血を引いてるんだよ!?
絶対いい子♪
えっ…外面いい悪魔だよ………?
私は腐った人間だけど、妹は、根っからの悪魔!
………姉弟ってこんなもんじゃない?
……………確かに。
こんなもんだよなあ……(遠い目)
ふぅぅ…。
さて、そろそろ寝るね〜…。
実は昨日、一昨日と謎の蕁麻疹が出てるので( ̄▽ ̄)
いやー、久しぶりすぎて笑えたよ〜
ちょっと遅くなっちゃったけど、
おやすみ〜!
蕁麻疹には気をつけて!
って、笑えたんだ………汗
続きいきまーす!
昌浩がいなくなったのは、数刻ほど前のことだった。
いつも通り出仕をし、いつも通り仕事をこなして、いつも通り退出した。
すべては、平穏な日々そのものだったのに。
「ねえ、なんか寒くない?」
ふと、昌浩が言い出した。
護衛についている六合はちらりと物の怪に視線を送る。
その瞳で問われた物の怪は、微かに首を傾げた。
彼等は神将。それ故、あまり寒さや暑さを感じない。
「そうか?確かに最近は、夜かなり冷え込むようになったが……。て、うおっ!」
「もっくんあったかーい!」
「…人の話を聞かんかっ!俺は暖をとるためのものじゃないっ!」
いきなり抱え上げられて驚いた物の怪だったが、すぐに昌浩の腕から抜け出した。
「えー、いいでしょー。もっくんあったかいんだもん」
えへへ、と笑った昌浩の向こうに、白いものが見えた気がした。
視界を掠めた途端、頭の奥で警鐘が鳴り響く。
「昌浩っ!後ろ…!」
何故かは分からない。ただ、無性に『守りたかった』。
物の怪の必死な声音に昌浩が目を瞬かせた、その刹那。
「……っ!」
一瞬にして昌浩の背後に回った白い影。
その影は片手を前に突き出し、息を呑んだ少年の背中に指ですっと一文字を描いた。
「え……」
「おい…っ!」
「なに…!?」
覚悟をしていた痛みが来ず戸惑う昌浩。
予想外の行動に驚愕する物の怪と六合。
三人を置いて、白い影はいつの間にか消えていた。
「ったく。なんなんだ、さっきの」
「………」
「妖の類いか何かか」
「………」
「いや、でも人間のなりをしてなかったか?」
「………」
「ああ。しかし、常人ではないな」
「………」
物の怪と六合が意見を交わす中、昌浩は口を開かない。
「昌浩ー?どうかしたか?具合でも悪いのか?」
「………」
声をかけるが、俯いたままで目を上げようともしない。
不審に思い様子を見ていれば、呼吸が不自然に乱れていく。
本気でまずい、と思った瞬間、荒かった息が突然止まり、そのままくずおれた。
「…おい!昌浩?大丈夫か、しっかりしろ!六合、晴明に伝えてこい!」
昌浩を地面に落ちる寸前で本性に戻り抱きとめた紅蓮は、すぐさま六合に晴明を呼ばせた。
無言で頷いた六合が神足で駆けて行くのを確認し、視線を落とす。
昌浩。
一体、何があった。これはどうなっている。
色のない頬を軽く叩いてみても、反応はない。
取り敢えず邸へ連れ帰るべきだと判断した紅蓮は、昌浩を抱え上げようとした。
その時だった。
叩いても微塵も動かなかった昌浩が、突如として瞼を開いたのだ。
「っおい、まさ……」
「行かなければ」
「は?」
こいつは今、なんと言った。
とにかく先程からいろいろな事態が発生している。
そのめまぐるしさに頭が回らず、今起きていることを理解することが出来なかった。
行かなければ、と言ったか。
一体どこへ。
そもそも、体調は大丈夫なのか。
そんな紅蓮の戸惑いをよそに、昌浩はもう一度繰り返した。
「行かなくちゃいけない。離せ」
自分の身を支えている腕を振りほどき、呆気にとられている紅蓮を一切無視して、昌浩は歩き出す。
「ま、昌浩……?」
名前に反応したのか、それとも思い立ったことがあったのか。
昌浩は、足を止めた。
その背は、こちらに向けられたままだ。
「一体どこへ……」
行くつもりだ、と言おうとした紅蓮は、突然吹き荒れた風に遮られる。
どこまでも冷たい風だった。
舞い上がる砂塵に咄嗟に腕で顔を庇った紅蓮は、顔を上げて愕然とした。
「昌浩……!?」
いない。
昌浩が、いない。
気配を辿るが、近くにはいないようだった。
何が起きているのか、分からない。
何故だ。これは、一体。
「…昌浩……?…昌浩っ!昌浩ーーーっ!」
殆ど悲鳴に近いその呼び声に応える者は、いなかった。
どうして、こんなことになってしまったのだろう。
安倍昌浩は、京の都から姿を消したのだ。
続くっ!
なんか文がおかしいねっ!
でも気にしないっ!
今回のは、もっくんの回想です!
昌浩がいかにして姿を消したか。
紅蓮の慌てぶりが凄い………笑
ああもう麗しい…読むの楽しすぎる………!!
もう私書かなくてもよくない?笑
もっくーん!目の前で行かれてしまうのは情けないぞぉ〜?
晴明に殺されるよ〜??
うん……汗
ま、まあ、もっくんはパニック状態で反応出来なかった、ってことで!笑
貴璃が書かなかったら、私死んでしまうかもしれないよ!?
貴璃の小説、好きだもん!!
え、嬉しい…!
じゃあ頑張らなくちゃ!!
「ただいまっ」
「うっ、ふ…ぁ………」
元気な太陰の声とともに、小さな堪えたような嗚咽が聞こえる。
太陰の比較的…というかとても優しい風で三人は帰ってきた。
それを受けて、昌浩は慌ててみんなを部屋に引き入れた。
「お帰り!ありがとう、太陰、玄武。………え、と彰子?は、どう…した?」
泣いている。
戸惑い、僅かに瞳に困惑を滲ませながら彰子の顔を覗き込む。
「昌浩………!!ごめん…なさい………!私、私が一人で外出なんてしなければ………!!」
「え…?え、彰子、何?どうした?落ち着いて、ここなら何も危ないことはないから!」
何やらよくわからないが、取り乱していることはわかる。
そこで、ふと、気がついた。
「あ…れ…?太陰、天一、は………?」
「え…あ………っ!?」
「そうだ…天一、一緒ではなかったのか!?姫!」
「ぁ………てん、いつ…!わ、私の…所為だわ…!」
どういうことだ。
訝しげに目を細めた時、驚愕したような声が背後から聞こえた。
「天貴っ!?天貴が、どうしたと!?姫!天貴は一体どうしたんだ!!」
「朱雀!待って、朱雀、姫はまだ落ち着けてない…」
「天貴、天貴…!!」
もう、聞こえていないようだ。
ひたすらに、焦燥しながら天一の名を呼び続けている。
「私が………悪いの………!!」
そう言って、彰子は泣きながらも、市からの帰りにあった出来事を話した。
「ーーーーそんな、ことが…!?」
「私が、市になんて行かなければよかったのよ…!昌浩の言う通り、他の神将に護衛を頼めば、こんな事には、きっと………!!」
可哀想なほどに泣き乱れ、花のかんばせは涙でぐしゃぐしゃだった。
「………それは、姫だけが、悪いことではない…。俺が、共に二人に付いていれば………!!」
ギリ、と朱雀は奥歯を噛み締めた。
ーーーー穏燈………!
すまない、直ぐにでも、助けに行く。
この命と引き換えても。
お前を失うよりも、ずっといい。
伸ばした手が届かないことが怖いと言っておきながら、その手を離した俺はなんて馬鹿なんだろう。
嗚呼、きっと今頃泣いている。
一人で助けを求めて泣いている。
泣くな。
お前の涙を見る事が、俺は何よりも辛いんだーーー。
「天貴を、天貴を助けに行く!」
「っ!?待て、朱雀!1人であてもなく行くなんて無茶だ!」
「黙れ、物の怪…!天貴は、俺が必ず救う…!!」
「朱雀………!お願い、やめ…て…!朱雀にまで何かあったら…わたし、ほんとうに、どうすればいいの…!?」
泣きながら訴える。
しかし、朱雀は聞き耳を持たない。
必ず救う。
この誓いが、心を満たしていた。
終わりー!
最後に無理やりもっくんをぶち込んでみた( ̄▽ ̄)
彰子は相変わらず泣いてます!
朱雀思考がぶっ壊れてます!
太陰、玄武、お疲れ!
もう殆ど出番はないかな!(ひどい)
きゃふー!(謎の叫び)
朱雀はいいねえ〜!穏燈一筋っ!!
いいなあ〜、誰か、そんな良い人いないかなあ〜……
…私には、いなかった……涙
太陰、玄武、お疲れ様でしたっ!
もっくん、ぎりぎり出られてよかったね…!
そしてぇっ!
なんと、555のぞろ目をむかえましたっ!
ぱちぱち〜!
これからもどんどん進めて1000まで行くぞ〜!お〜!(^o^)/
わぁーい!
私は3次元の男が嫌いだから、二次元のキャラがみんな嫁とか彼氏彼女とか。
私危ない人←
素敵っ!
ちなみに、貴璃の嫁、彼女、彼氏ポジションにはどなたが………!?
危ない人、かあ…。
私も、その分類に入るかも……笑
ん〜、少年陰陽師だと………
嫁》昌浩、天一
彼氏》紅蓮、朱雀、玄武、じい様、六合、風音(⁉)
彼女》藤花、脩子、章子、太陰、道反の巫女、定子、勾陣、汐、斎
………あたりかな!
すごく多い!その他諸々!
ちなみに、咲夜は嫁だよ(*^^*)
561:咲夜◆.M:2016/10/02(日) 22:28 ID:yfY きゃああっ!?///
一発で口説かれました、私……。
それは反則ですよっ!なに言っちゃってるんですかっ!?//
そんなこと言ってくれる貴璃が素敵すぎて、のぼせそう……
そしてそんな反応をくれる咲夜が可愛すぎて悶える…
うちの嫁最高〜〜!!
かーわい♪
……何度でも口説いてやるぜ(イケボ)
…咲夜、完全にノックアウトです……っ
貴璃の声(イケボ)、聞けないから悲しい……
ふふふ…私リアルでは姉弟の中でも声低い方なんだ〜
友達とかは「そんなことなくない?」って言ってくれるけど…。
あと本当はイケボじゃない(笑)
そうなのか〜!
イケボかどうかは、聞く人によるけどねえ…
貴璃はきっと素敵な声さ♪
ちなみに私は、朝と不機嫌な時(笑)はすごい声低くて、本の話とかテンション高い時は、きゃーきゃー煩いらしい……泣
私は本読んで一人でにやけて泣いて…気持ち悪いってよく親に言われるー(遠い目をしつつ)
567:咲夜◆.M:2016/10/02(日) 23:40 ID:yfY ああ、わかる!!
でも、私人前では絶対泣かないって決めてるから、『あ、この展開はヤバい。くる…!』って思ったら、すぐに鍵のある部屋に避難する……笑
そして、今更なんだけど彼氏、彼女が多いね……!
じい様は、離魂術使ったときの??
あ、若いときの晴明……??
もしくは、今現在の齢80越えの方かしら…?
晴明って、バリエーション豊富だね……
(晴明>>『ばりえーしょん』とは何なのだ?)
え………若晴明(離魂術の)
570:貴璃◆5s:2016/10/03(月) 01:17 ID:py2 晴明様、バリエーションとはたくさんの種類、ということだと思われますよ。
確証は無いですが。
鵜呑みにしてはいけません。
………1000年後もっくんあたりに聞くといいでしょう。
あ、そうなんだ!
齢80越えのお方じゃなかったのね…笑
ちょっと……!
>>570で思いっきり笑っちゃったじゃないですかっ!!…ぷっ!
的確なアドバイスだけどさ……ふふっ!
教えて、もっくん!
貴璃、馬鹿だからわかんなぁい(うざい!)
人によってはうざいのかもしれないけど、
貴璃がやると純粋に可愛いよね〜♪
もっくんは長生きだからね〜。
彼に聞けば、どんなことでも分かる!!
もっくん》当たり前だろうっ!なんせ俺様は超長生きで超偉いんだからなっ!
昌浩》………いやー、もっくんに聞くのはやめておいたほうがいいよ…
もっくん》何を言うっ、何をっ!
昌浩》自信たっぷりにこんなこと言う物の怪は怪しいじゃないかっ!
もっくん》物の怪言うなっ、晴明の孫!!
昌浩》孫言うなぁっ!!!
………久しぶりにこのやりとり書いたなぁ。
573>>可愛くないよ!私は可愛くない!咲夜のほうが絶対可愛いに決まってる!
………そして、言わないけど咲夜の本名わかった気がする…。
aーー?
ああ、懐かしい……!
もっくん、『怪しい』って……不憫……。笑
いや、貴璃は可愛い!
私が保証するよ!
あ〜、そだね、うん。
多分、貴璃が考えてるので合ってると思う…
前に、漢字の話とかしたもんね〜!
うん、じゃあいっちゃうと、わたし、朋という字が入ってる。
579:貴璃◆5s:2016/10/03(月) 22:26 ID:py2あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
580:貴璃◆5s:2016/10/03(月) 22:39 ID:py2あれ、私、壊れてる?
581:國輝:2016/10/03(月) 22:53 ID:2RQ 始めまして。國輝と申します。読み方はこっきです。皆さんの小説を読んで凄く参加したくなって書いちゃいました。
少陰の好きなキャラはもっくんと成親さんと行成さんです❗️タメ全然okです❗️あの私中学生なのですがタメでも良いですか?
小説は書こうと思えば書けますが、文才がないので書けません。今さらですが参加して良いですか?
583:咲夜◆.M:2016/10/03(月) 22:56 ID:yfY ど、どしたの、急に!?
おーい、貴璃〜!無事か〜いっ!!
お願いだから戻ってきて〜!
……はっ!(穏燈と優燐連れてくる)
穏燈>>貴璃さま、無事でございますか…?
優燐>>おい、貴璃。穏燈に心配をかけるな。
穏燈>>優燐、そのような物言いをされては…
優燐>>いいんだ。俺にとって一番大切なのは穏燈だからな。
穏燈>>優燐……。
……だめだ。二人の世界に入ってしまった…
>>581、>>582、
國輝さん!!確か、前も来てくださった方ですよね…?
もちろんです!是非是非!
嬉しいです!貴璃以来なかなか来てくれる人がいなかったので…
よろしくお願いします!
わぁぁあ!
お久しぶり(?)です!國輝さん!
私は多分一番上の数えで16歳。
タメも呼び捨ても全然OKだよ!
國輝って、呼び捨てしても、いいかな………?
咲夜!國輝さんが来てくれたから、私元に戻れたよ!
嬉しいぃ!!
國之輝大御神………?
私が考えると、こうなってしまう…。
読みは、
『くにのひかりのおおみかみ』。
輝で『ひかり』。
國輝さんの國は「くに」って読むからあれ。
大御神は咲夜が考えてくれた「貴璃宮大御神」にあやかった。
ぴろりん♪
國輝さんが神様に昇格したっ!!
おおっ、さすが貴璃っ!!
國之輝大御神…!
すごい、國を照らしてる…!
あ、挨拶だけしておいて、忘れてた…
もちろん、タメOKだよ!
私も、國輝って呼んでいい…?
ちなみに私は、えっと、誕生日を迎えてるから……数えで、16…?
だと、思う……汗
まだ全然途中だけど、別の小説を書きます!
ーーーーその少女は、ゆっくりと瞼を上げた。
「月苹様」
声が、かけられる。
自分の幼い頃から知っている、誰よりも信頼している側近だ。
「月苹様、祈りはもう終わりましたか」
「………在夜(ありや)。ええ、そろそろお食事に致しましょう。月読様も、少し休んできてもいいと仰っていたの」
にっこりと、幼さの残る顔で微笑んだ。
ーーーー月苹は、巫女だった。この神殿での歴代最年少の巫女で、年の頃は14。
他とは違った独特な衣装で、月読尊をその身に降ろし、神の声を聴くのが月苹の仕事。
そして、この『月の神殿』では、神を降ろす巫女が絶対の権力者であるのだ。
だから、仕える者は皆月苹に礼の限りを尽くす。
そして在夜は月苹の生まれた時に世話係を命じられた神官のひとりだった。
月苹よりも15ばかり年上である、が、勿論月苹に丁寧に接する。
そもそも、月苹の家系にしか神の声を聴く力を持った子が生まれないのだ。そして、先代唯一の子供とあれば、大切に、丁寧に育てられるのは当然だった。
「在夜、午後は在夜は自由に過ごしていていいわ。私は月読様のお声を聞かなければならないけれど、今日は時間がかかりそうなの」
食事の間に移動中、ふと月苹が言った。
「いえ、月苹様から離れるわけには参りません」
「違うのよ、“この身に降ろして声を聴く”の…。私は月読様に完全に身を明け渡した状態になる………。力のない貴方では、その言葉が正しいかどうかを判別することは出来ないでしょう?」
………そう、在夜は神官の地位に就いているものの、他の者と違って何の力も持たないのだ。
異形のものと会っても退治る術すら持たない。
だから、こういう時だけは他の者が月苹のそばに付く。
それが、在夜には歯がゆくてならなかった。
「………わかり、ました」
渋々と頷き、前を向く。
月苹は少しだけそんな在夜を眩しそうに見つめると、一度瞑目し、再び前を向いて歩き出した。
「………安倍昌浩………。この、月苹と同じ歳の少年です…。きっと、彼は、この世界に輝かしい光をもたらしてくれる…。今度の祭祀の時に、連れてきなさい…」
月苹は何処か遠くを見るような目で皆を見回しながら告げると、ふっと意識を失った。
「月苹様っ!!」
側近衆の一人が慌てて駆け寄り、完全に神がその身から離れているのを確認し、抱き起こす。
そうしているうちに月苹はのろのろと瞼を上げて、自分を支えている者を見上げた。
「………神の、言うとうりに、なさってね…。私達は、“彼”を何としてでも此処へ連れてこなくては…」
そう呟き、突然慌てた様子で言い添えた。
「か、神の御意志と捉えられたわよね!?」
………こんなところはまだまだ子供っぽい。
その場にいた神官達は、声を上げて笑った。
………文めちゃくちゃ!!
ごめん、咲夜!下手くそな文!
そして、昌浩まだ名前だけしか登場してない!!!
めちゃくちゃじゃないよっ!
月苹、かわいい……
慌てて確認するとことか……むふっ♡
(危険人物…!↑)
名前だけでも出てたら、いいんだよ!
だって私の方、名前さえも出てないしっ!
咲夜、私の方が危険人物だよ!!
月苹、黙ってれば大切に大切に育てられた凛としたお嬢様って感じなんだけどね、喋るとところどころ子供らしさが覗くの。
こんなの可愛くない?って一人で思ってた笑
可愛いです可愛いです、ぜーったいに可愛いです……!
ギャップがあるというかなんなのか…
月苹って名前からしてもう可愛いけどねっ!
えー、そうかなぁ〜(#^.^#)(超照れてる)
そうそう、出てこないけど月苹のお母さんの名前を燈月にしたよ!
なにっ!?
なるほど、その手があったか…!
なんて素晴らしい裏設定……!
だって咲夜が選んでくれたのに使わないなんて勿体無いもん!
月苹》母様良かったですね♪
燈月》そうですね………咲夜さま、ありがとうございます(*^^*)
あっ、いえいえ!
二人のそのやりとりを聞けただけで、私は幸せです……
母様、母様ですって!月苹ちゃん可愛い〜!
私の数えは15歳です❗️皆さんより下なので昌浩の言い方にあやかって殿をつけますね。
貴璃(字あってますか?)殿❗️國之輝大御神という名をくださりありがとうございます❗️殿はつけるけど見てると疲れると思うのでこれからはタメにしますね。
咲夜殿❗️少し前にも御世話になっているのを私自身忘れていました…気ずいてくださりありがとうございます❗️これからはタメにします❗️
皆さんよろしくお願いします❗️
よろしくね、國輝!
あ、タメ平気??
あとえーと、咲夜は中3…だよね?
國輝は中2?3??
いろいろごめんね………
中2です❗️タメ全然okっす❗️咲夜殿,貴璃殿❗️これからよろしくお願いします❗️って好きなキャラ書いてませんでしたね…
好きなキャラ・・・昌浩,紅蓮,若晴明,彰子,風音,六合,太陰,勾陣,比古…(いっぱいありますね…)
好きな神・・・天之御中主神,國之常立神
です❗️
中2かぁ…そんな時代もあったな…(←ババア)
中2が一番いろいろ楽しめる時期だと思うよ!
あとタメでいいし、呼び捨てでもいいからね〜!
咲夜も多分いいって言うよ!
そんなこんなで600です!
おめでとう〜!
そうです!私は中3だよ!
國輝は一個下かあ〜
あ、タメも呼び捨ても大丈夫!です!笑
急に私情いれてくるけど、私、今日は高校の一日入学なんだよ〜!
おお〜!!
高校はさ、楽しいよ…学校によって変わるけども。
少なくとも、悪い先生に当たらなければ授業は楽しい。
色々見てきてね(*^^*)
うん!
というか、見てきた!
台風が来るかもしれないからって、午前だけになったんだ…
貴璃の言った通り、楽しそうだったよ!
早く高校行きたーい!
https://ha10.net/up/data/img/13498.jpg
月苹と昌浩が打ち解けた時の会話↑
https://ha10.net/up/data/img/13500.jpg
http//ha10.net/up/data/img/13499.jpg
失敗した…
606:貴璃◆5s:2016/10/05(水) 19:23 ID:9PM https://ha10.net/up/data/img/13499.jpg
これから上のに繋がるの…
えー!
月苹ふわふわで可愛い!
『特別な巫女』感、出てる…!
>>607 良かった〜(*^^*) 最初の設定と少しだけ髪型変えたら可愛くなったの!(多分)前のはなんか子供っぽくてね…
609:咲夜◆.M:2016/10/05(水) 23:12 ID:RG2 うーん、きっと子供っぽい月苹も可愛い!
(確信!)
むむ………咲夜のお墨付きを頂いてしまった…。
しかしだね、今の方がイメージ………じゃなかった、想像?に合うのだよっ!
なるほど…。
作者の貴璃が言うのなら、きっとそうなのだろうっ!
月苹のこと、貴璃が一番わかってるもんね!
私も、早くオリキャラちゃんの名前出したーいっ!(じたばたじたばた。)
ありがとう❗️咲夜殿,貴璃殿❗️中学でも少陰でも先輩な皆さんを見習って頑張ります❗️
613:國輝:2016/10/06(木) 17:10 ID:2RQ 初めてだし駄作だけど小説書きます❗️
暗闇を照らす一つの光
「もっくん、こっちこっち!」
一つの声が俺を呼ぶ。
「だからこっちだってば、そっちは暗いよ早くおいで、紅蓮」
バサッ
「なんだ夢か。・・・俺なんかがこんな光の中にいていいのか?」「いいんだよ。僕がずっと側にいるから。もっくん」
❗️昌浩・・・
「でも・・・」 「なに心配してるの、もっくんは俺の側にいないと駄目なの。・・・だから急にいなくならないでね、紅蓮」
・・・俺は何を心配してたんだ。昌浩は俺が守ると決めたんじゃないか。
「いなくならないよ。だって昌浩は俺様がいないと駄目だもんな〜^_^」
「な・・・べ、別にいなくても大丈夫だし。もっくんこそ俺がいないと駄目なんじゃないの?」
「俺は大丈夫ですよ〜だ❗️」
昌浩。いつも一緒にいてくれてありがとう。支えてくれてありがとう。俺をあの暗闇から引き上げてくれてありがとう。
お前をずっと守るから。命に変えても、必ず。
お前は俺を照らす最高の光だ。
少しシリアスになっちゃった。どうでしょうか?紅蓮側から書いてみました❗️咲夜殿や貴璃殿には及びませんがこれからも暇と話さえあれば書いていこうと思います❗️駄作ですがよろしくお願いします❗️
はわわぁ〜!!(にやけてる気持ち悪い貴璃)
………よぉし、やる気が出た!
咲夜!私、この前の続きを書く!(月苹じゃない方)
夜だけど!
私もこれから頑張ります❗️地獄の塾へ逝って来ます。
616:咲夜◆.M:2016/10/06(木) 19:49 ID:RG2 やった、貴璃の小説だあ〜!
(自分のも書け。↑)
おおっ、國輝の小説!
私もやる気出たよ……!
そ、そして、逝ってきちゃ駄目だよ!
ちゃんと帰って来て〜!
昨日、貴璃と約束したから、絵を載せるね!
私の小説に出てきた『謎の白い少女』です!
https://ha10.net/up/data/img/13531.jpg
還って来た❗️無事に終わりました❗️咲夜殿が呼んでくれたおかげです❗️
619:貴璃◆5s:2016/10/07(金) 16:04 ID:M2I >>617 咲夜………貴女は私を殺す気なのかい…?
美しすぎてずっと眺めてられるよ………!!
あとごめんっ、昨日Wi-Fi繋がらなくてこれなかった!
「優燐、少しこちらへ来て?」
その女は言う。
「優燐…お願いよ………。…私を、助けて…?」
哀しみに溢れたような、それでいて第三者が聞けば毒々しさをも感じさせる声で。
「優燐…たすけて…」
その女は、言う。
「ーーーー穏燈っ!」
その女の手を掴もうと、朱雀は必死で手を伸ばす。
それは、一人で京の都を駆け回って天一を探していた時の事だ。
突然、愛しい女が悲しそうな瞳で目の前に現れた。
真っ直ぐ自分に手を伸ばし、助けてと言いながら。
……二人だけしか知らない、自分の名を呼びながら。
「穏燈………!!今っ、助けてやるっ!!」
そう言って、漸くその手を掴む。
決して離さぬように。
しかし、
「………ふ、ふふ…。ふふふっ………!!やっと、捕らえた…!!!」
“天一の姿をした女”は、真っ直ぐ朱雀を見つめて昏く昏く嗤った。
そして、驚くほどの力で朱雀の腕を掴み、耳元で囁く。
「…この女を、天一を助けたければ………」
「私の言う事を、聞いてもらうわ…」
「私の目的が果たされるまで、天一は返してあげないわ」
「なっ………!?」
「天一は今、私の力で呪縛の中で眠っているの。他の誰にも解けない………さぁ、どうするの…?」
「この女が、大事………??」
「この女の為に、なんでもできる………?」
………やってやる。
恐ろしく昏い光が朱雀の瞳に宿った。
「…私は琉月よ。貴方を役立たせてあげる…」
はい、昨日書くつもりだった続き!!
大分展開進んだな…。急に。それはもう急に。
基本この話昌浩主人公じゃないしね〜…。
ごめんよ、昌浩。君のことは愛しているからねっ!
https://ha10.net/up/data/img/13553.jpg
咲夜ごめん、勝手に描いてしまいました…。
あと下手です。下書きの線ちょっと残ってます。
服装間違ってたらごめんっ。
……咲夜の麗しい絵で月苹を描いて欲しいな〜、なんて…
そして、咲夜。
こちらが琉月の本当の姿だよ!まだ小説では出てきてないけど!
https://ha10.net/up/data/img/13557.jpg
おおおっ!??
なんかいろいろと衝撃が…!
貴璃を殺す気などさらさらないぞっ!
そんなこと言ってくれて、ありがとう(*^o^*)
感激の涙が…!
そして、貴璃の氷雨が可愛い……っ!
すごい笑顔で記憶奪ってる……ひやひや
描いて下さってありがとうございますっ!
取り敢えず、叫ばせて下さい。
優燐ーーー……っ!!!
穏燈ーーー……っ!!!
ふう……
え、私、月苹描いていいの……?
多分イメージ変わっちゃうよ…!?
「え、これ誰…?」ってなっちゃうよ!?
……でも、やっぱり描いてみたいなあ…
おっ、琉月、初登場!(絵では)
そんな感じだったんだ〜
ますますにやにやが止まらない。←!?
うーん、やっぱ咲夜いないと盛り上がらないねぇ…。
咲夜!うん、描いて!!月苹!!
というか、私のキャラは基本自由に描いてもらっていいからね〜
ちょっとだけ続き書く!
昌浩の消息が掴めなくなってから、もう十日ほど経つ。
露樹はまだ、このことを知らない。
以前のように、『やらなければならないことがあるから、遠出をしている』ことになっている。
陰陽寮には長期の『物忌み』にあたったと報告してあるが、その『物忌み』も、あまりに期間が長ければ疑われるだろう。
もう、諦めるしかないのかもしれない。
最初にそう言い出したのは、自分にとっての唯一の光を失った、紅蓮だった。
その言葉を聞いて勾陣が平手を上げたが、言い出した紅蓮も、硬直した周りの者も、もう止めようとはしなかった。
いくら捜しても、見つからない。
いくら占じてみても、手がかりのひとつも出てこない。
手を尽くしたのに気配さえ掴むことが出来ないのでは、希望を持ち続けるのは到底無理な話だった。
「晴明。式占の結果は」
「駄目だ。何度占おうと、見えてこん」
六合が問うたが、その答えはいつも同じ。
それでも毎度占じ続けるのは、どうしても、心のどこかに諦められない気持ちが残っているからだ。
もうやめよう。諦めるしかない。
昌浩なら。
昌浩なら、今もどこかで生きている。
矛盾した思いが駆け巡り、考えるのにも、もう疲れてしまった。
そんなときだった。
「……っ!?」
都の右京側で、絶大な霊気が爆発した。
ーーー
ーー
ー
晴明に言われて得体の知れぬ霊気のもとを探りに来たのは、神将三人。
紅蓮と六合、紅一点の勾陣だ。
本当は、昌浩のことを考えていて、行きたくなどなかったのだが。
晴明の命とならば話は別だ。
勾陣が、うっとおしそうに風になびく髪をかきあげる。
「さっさと片付けるぞ。霊気のもとを探ればいいんだろう」
「だが、妖気ならまだしも、何故霊気なんだ」
六合が目を細める。
不可解なのはそこだ。
妖ならば、その身に纏うのは妖気や瘴気。
だが、先程感じたのは、神烈な霊気だった。
何故、霊気なのか。
物の怪姿で二人の前を行く紅蓮は、何かを感じているのか迷うことなく突き進んでいく。
「騰蛇…」
昌浩が消えて以来、紅蓮は毎日あの姿で都を歩いている。
いつどこにいても、この白く小さな姿なら、見つけられるから。
たとえ何かがあって見鬼の才を失っていたとしても、その目で捉えられるように。
自分の目の前で大切なものを失った紅蓮は、どんな思いで毎夜捜し続けてきたのだろう。
「何としても、取り戻したいのだろう…」
『そうだな。やはり、大切なものを失くしたんだ。諦めきれない、それもまた道理よ』
「……誰だっ!」
突如として入ってきた聞き覚えのない声。
その声は、明らかに笑っていた。
臨界体制で振り向けば、そこには。
白い衣に身を包んだ少女が、妖艶に微笑んで塀に腰掛けていた。
ようやく出せたよ、白い少女!!
まだ名前でてないんだけど。汗
昨日の夜書いてたんだけど、書き終わる前に力尽きて寝ちゃった……
起きたら、昼前でした。
やった!月苹描ける〜!!
あ、でもね、あんまり掴めてないから、服装とか変わっちゃうかも…
それと、描き終わるまでに多量の時間がいります、ごめんよ…
いやいや描いてくれるだけで嬉しいもん!
待ってるね!!
あともう小説最高なんだけど………!?!?
咲夜っ…咲夜ぁぁあああ!!
愛してるぞぉぉぉおおお!!!
うん!
ほんとっ!?最高!?ありがとう〜!
貴璃に愛の言葉を
叫ばれてしまったあぁぁああ〜っ!!///
私も貴璃、愛してるぞ〜〜〜っ!!
ごめん❗️土曜の夜から単身赴任中の父の家に行ってた❗️咲夜殿の続きが気になる❗️貴璃殿の小説はいつ見ても凄いですね・・・俺も頑張ります❗️あっ、俺じゃなくて私。
630:貴璃◆5s 高淤の神は、女神だ:2016/10/09(日) 07:29 ID:Bto 國輝がサラッととっしーとのやりとりを入れてくれた…!!
お疲れ様♪
私はこれから旅行行くよ〜!
5時起きだった。
とっしーだあ〜!!!
(↑いや、國輝だから。)
だよね、うん。私も、続き気になる!
(↑君、作者だよね!?)
貴璃は旅行かあ〜
5時は早いっ!私だったら絶対無理っ!!
気をつけてね、いってらっしゃい!
今山梨にいるっす。
昼飯はカレーうどんじゃっ!
カレーは大の好物なの!!
トッシーとのやりとりを入れてみた❗️あー早く最新刊でないかな〜
634:貴璃◆5s:2016/10/09(日) 15:49 ID:Bto11月1日まで待つのじゃ(どっかの村のババ)
635:咲夜◆.M:2016/10/09(日) 17:42 ID:G6w いいなあ〜、カレーうどん。
お腹空いた……涙
山梨ってことは、いつもより貴璃が近い!?
だよね、最新刊、気になるよね!
>>って、お前全巻持ってないだろうっ!↑
11月1日、まだかなあ〜!
待ち遠しい♪
>>だから、お前は今までの全部読めっ!↑
11月1日まで待つないと行けないの!?つらいーしかも11月は秋じゃない!
637:貴璃◆5s:2016/10/10(月) 07:54 ID:1tg おはよう、二人とも!
ご飯食べてくるね!絶対豪華………!!
おはようっ!
(11時に起きました、なんて言えない…)
豪華な朝ごはん、食べたい〜!
いいなあ〜……!
ふぅぅ、疲れたぁ………。
ちょっとお姉ちゃんが嫌すぎて色々悲しすぎて泣いた…。
でも声に出してわんわん泣いたりはしなかったよ!
最後の一戦は守ったぜ………!!
楽しかったよー、とにかくご飯が美味しかったけど、豪華なものは庶民の私には恐れ多いのか口に合わなかったものばかり…。
キャビアとか、昨日の夜にでたから!キャビアだよ!?
一般貧乏庶民にキャビア!!
(軽く腰抜けた、とは言えない)
お疲れさま〜!
いろいろあったんだね〜…
守り抜いたのね、よかった…!
きゃ、キャビア!?
私には手の届かない場所だ、すごい…!
……今日の夜ご飯は、味噌煮込みうどん♪
えっ………!?
う、うちも味噌煮込みうどんだったよ!?
よる…じゃなくて夕餉が!!
すごい偶然………!!!
そ、そうだった、よる…じゃなくて夕餉……
って、えっ!?
貴璃のとこも同じだったの!?
すごい、やっぱりなんか運命を感じる…!
味噌味大好きなんだ〜(*^^*)
美味しかった………!!!
続き書こ。
ーーー暗い暗い闇の中。
夢を、見た。
愛しいあの人が堕ちていく、恐ろしい、夢ーーーー。
琉月は、恐ろしく暗い“異界”へ朱雀を連れてきた。
天一の姿を見せることはせず、淡々と指令を出す。
「最初の命令よ。安倍晴明の後継、安倍昌浩を連れてきなさい」
「連れてくるだけでいいのか?」
「構わないわ。ああ、でも傷は付けちゃ駄目よ」
「承知した」
そして朱雀は人界へ送り出された。
琉月は、最後まで見送ることもせずに背を向け、水晶に向かって微笑む。
「嗚呼っ………!長かったわ…本当に、長かった…。でも、もう直ぐよ……もう直ぐ全てを私の物に…!」
狂気に彩られた瞳で、水晶に映った、安倍家の結界に護られるまだ幼さの残る少年を見つめる。
何も知らない昌浩は無邪気に彰子を慰め、また神将達も自ら天一を捜しに昌浩のそばを離れていた。
安倍家の結界の内にいるなら大丈夫、と安心しきって物の怪も昌浩と彰子二人を安心させるために捜索に出ていた。
それが、自らの考えの甘さだとすぐに思い知るとも思わずに。
ーーー人界。
安倍の邸で彰子を慰め、落ち着かせて部屋へ戻らせた昌浩が一息ついていると、慣れ親しんだ神気が降りた。
「………あれ、朱雀?あっ、天一見つかった!?」
「………いや。まだ、だ。しかし見当はついていて、それにお前の力を借りたい」
「えっ!?あっ、うん!俺に出来ることなら何でもやるよ!」
「そうか。では付いて来てくれ」
そう言って朱雀は昌浩を邸の外に連れ出した。
結界から出た瞬間、何処に行くの、と振り向いた昌浩の首筋に手刀を落とす。
一瞬驚愕の色に彩られた瞳は直ぐに閉じられ、倒れる寸前に受け止める。
朱雀は酷く落ち着いた表情で昌浩を肩に担ぐと、先程連れて行かれた異界へ戻って行った。
ーーーーやめて、やめて
この人の心を傷つけるようなことをしないで
ーーーー逢わせて、愛しい人に
寂しくて哀しくて、…恐ろしくて
ーーーー1人になりたくない
あの温かく優しい声で、案ずるな、と言って欲しいの
ーーーー嗚呼、私の大事な主を傷付けないで
それ以上に
ーーーー傷付けたことに傷つくあの人を、利用しないでーーー!!
それは、暗闇に木霊する、悲痛な叫び。
本人も憶えていない、哀しい叫び。
ちょっと進展したかな。
次回で多分琉月が本当の姿を出すよ〜
なんですか、その悲痛すぎる叫びは!?
もうね、感情移入しすぎて、私が泣きそう…
貴璃って、描写が上手過ぎるよねえ…!
次回!?わくわく♪待ってまーす!