こんにちは!咲夜(さくや)です!
ここは、少年陰陽師が大好きな人が、それぞれの夢を小説にするところです。
少年陰陽師好きなら誰でも大歓迎!
ルール
・荒らしは無し!
・悪口も無し!
・タメ&呼び捨てOK!
以上!
どんどん来てください!
あとこれから期末考査があってこれなくなるかもしれないから終わってからみんなのキャラ出したいと思います!トリップ小説と短編も!だから紅漓殿はそれまでにキャラ出したいといて貰えると助かる!みんな一緒に出したいからさ!
784:貴璃◆5s:2016/11/09(水) 21:31 ID:amE 國輝〜、今更だけど「殿」はいらないよ〜??
咲夜も私の方が年上だけど呼び捨てだし、紅漓もだよ?
國輝がよければだけど、呼び捨てでいいからねっ
https://ha10.net/up/data/img/14469.jpg
紅漓日女大神です!
こっちの紅漓日女大神もものすごく可愛いし…!
貴璃、貴女は天才ですかっ!w
うん、天災だよ?
禍を連れてきますよ………ふふふ………
て、天災って、そっちかいっ!
あ、あのねー!私も、月苹様描いてきたんだよ〜!
ちょっと描き方を変えてみました!
じゃんっ!
苦情は受け付けませんっ!
https://ha10.net/up/data/img/14473.jpg
やばい可愛い!
可愛い可愛い可愛いすぎてやばいぃ………!!
やばいと可愛いしか言ってなかった…
792:貴璃◆5s:2016/11/11(金) 22:09 ID:sYI 天一のほうの続き書くよ〜!!
「…お前たちが来てくれなければ、天貴の命が危ないんだよ。………わかってくれると思ったんだがな」
「わかりたくもないな」
朱雀が無邪気に、そう、全く何の邪気も持たずに告げた言葉に、勾陣と六合はぞっとした。
こんなに、邪気がないのはいっそ不気味だった。
それに平然と対峙している紅蓮は、やはり根本のところが違うのだろう。
「朱雀。昌浩は何処にいる。そこに連れて行け」
「いや、駄目だ。晴明、お前は呼ばれていない。連れて行けない」
「命令だ」
「駄目だな、いくらお前の命令でも」
取り付く島もない。
一際険しい表情を作った晴明は、紅蓮と勾陣に鋭く命じた。
「昌浩を探せ!!」
答えは、行動で示される。
それと同時に、六合は晴明の前に滑り込み、朱雀の鳩尾に拳をおみまいした。
ぐっ、と呻いたものの、しかし朱雀はくずおれる事はしない。
六合はその手強さに、僅かに眉を寄せた。
「天貴を助けるためなんだ…仕方がない事なんだ」
本当に、一切の欠片もない無邪気な笑みを浮かべて朱雀は言うのだった。
「たとえ、この国が滅びようと、俺は天貴さえいればいい」
ものすごく短い!
意味分からない!!
まともに読んじゃめ、だよ………
誰か貴璃宮大御神も描いておくれ〜
794:咲夜◆.M:2016/11/11(金) 23:04 ID:lZI はいはいはーいっ!
私描きたいです!!
いや、ね…?
貴璃みたいに上手じゃないし、描くのにすっごい時間かかるんだけど、私描きたいなー、って。
そして朱雀がやばい…!
天貴への愛が宇宙を超えている…!
>>794何言ってるの!物凄く上手いでしょうがっ、貴女は!“泣くよ”!?(794)
嬉しい気持ちが100%になりました!!
ありがとう、咲夜♪
>>798そう、なんせ朱雀だから!
…はっ! な、泣くよ、だ……!
気がつかなかった……!
あれ?そういえばもうすぐ800だけど、お次はだあれ…?
確認しておかないと、ほら、私絶対忘れちゃうからさ!
んと…咲夜…かな?
500が私だったから、偶数は多分咲夜だ
そっか!偶数は私ね!覚えたよ!(多分)
そして、『泣くよ』に気づいた時の私の反応は、『泣くな』(797)だった!
すごい…!
じゃあ、いきまーす!
800おめでとう〜!
メンバーも増えたし、これからもよろしくお願いします!
この勢いで、目指せ『其の弐』だ〜!
おー!!
………題名はこのままがいいなっ!
かっこいいんだもん、“幻絵巻”!!
そ、そうかな…?//かっこいい…?
(ちょっと喜んでる咲夜。)
そうだったら嬉しいな…!
(喜びが滲み出てきた咲夜。)
じゃあ次も"幻絵巻"使おう!
(喜びが隠しきれない咲夜。)
やったぁ♪
咲夜大好き〜!
愛してるよ!!
あ、愛してるですと!?
貴璃に愛されてる!?
ほわぁ〜……
(↑楽園へと飛び立つ。)
なに………ユートピアに!?
駄目だ、咲夜、まだそちらに行っては駄目………!!
私を置いていっちゃだめなの!!
ゆ、ユートピア…w
分かった、貴璃を置いてはいかない!
私はなんて愚かだったのでしょう……。
貴璃を置いていこうとするなんてっ!
………そして、貴璃宮大御神様は、まだ待っててね♪
待ってる…いつまででも………!w
………小説のほうも待ってますね、月夜咲夜神様♪
うん、待ってて!!
…氷雨、待ってて。お願いだから、妖しげな微笑みでこちらを見ないでっ!
ちゃんと書きますーー!
そういえばね、図書館で、『日本の古典を読み解く』っていうシリーズを借りたんだ〜
選んだのは、『古事記』と『古今和歌集』!
古事記読んでて【闇淤加美神】って出てきた時と、古今和歌集で【小野篁】って出てきた時は、興奮してしまったよ…!w
氷雨・じいっ(にっこりと微笑みつつ)
圧
昌浩・…(怖い…)
氷雨・じいぃぃいいっ!(迫りつつ)
重圧
咲夜・…つ、潰れるぅぅうう……っ!
(↑パクったぞ、こいつ…!)
氷雨・にぃっこり
超重圧
貴璃・咲夜…早く書いて差し上げて…!怖いぃ…!
月苹の方で続きを書きますですよ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ーーーー月の神殿というのはな、ようは神社のようなものだ。月読尊を祀っている」
月の神殿から使いが来て、10日経った。祭祀の日だ。
晴明と昌浩が神殿に向かっている途中、どういうところか疑問に思った昌浩の言葉からこの会話は始まった。
「月読尊?」
「ああ。だが、月読尊だけなら他にも祀っているところはある。だから、というわけではないが、この神殿の主祭神は、“月夜咲夜神”という星の神だ」
初めて聞く神の名に、昌浩は難しい顔をして首を傾けた。
「………月夜咲夜神?」
「そう、月夜咲夜神。通称は『咲夜の神』という」
兎に角、この神殿はこの神を祀り、星の定めを護る役割を担っている。
晴明はそう言うと、息をついた。
「しかしなぁ…祭祀は今日で5年ぶり………。今まで何があったというのか………」
そうぼやくものの、答えなど昌浩が知るはずもない。
困ったように晴明を見上げ、足元の物の怪へ視線を移した。
「ん?話が難しくて理解できないのか?」
「そんなことないわっ!」
「じゃあ、気楽にしてろって。お前まで難しい顔してると巫女に不思議がられるぞ」
「うぅ…まぁ、今じい様は考え事してるみたいだしねぇ………」
結局この後は特に大きな会話もなく、気がついたら神殿に付いていたのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
短い!!
ごめんよ!!
次はもっと書くから…。
あと、勝手に月夜咲夜神を出しました!!
お許しをっ、月夜咲夜神様………!!
のわっ!?
つ、月夜咲夜神が…!
登場しておる…!
………。
きゃあぁぁああ!
なんて幸せなのっ!?なんかすごいしっ!
『咲夜の神』、なんかいいしっ!
ありがとぉぉお…!貴璃ぃい!!
おおお、気に入ってもらえて、喜んでもらえて、
感激……!!
一応、最初の方から出そうとは思ってたんだけどね…月読尊に出番を奪われてね………。
そうだったんだ〜!
おお、読み返すとさらに感動…!
はあ〜、幸せ…!
あのね…
き、貴璃宮大御神様、ですっ!
https://ha10.net/up/data/img/14572.jpg
い、イメージと違うと思う……
https://ha10.net/up/data/img/14573.jpg
やばい可愛い〜!!
可愛い、もう、咲夜大好きぃ〜!!
https://ha10.net/up/data/img/14581.jpg
白雪姫!
………の、リンゴ売りの魔女。
童話パロだよ!
後で色つける。
⚠これは、彰子です
ど、童話パロ!
彰子可愛い…!彰子は何やっても可愛い…!
そして美しい!
「鏡よ鏡、鏡さん。世界で一番美しいのは、だあれ?」
『それは貴女です、彰子様…っ!』
…あ。物語がいつの間にか魔女(彰子)中心に…ww
他にもね、彰子でアリスとか、もっくんと太陰で北風と太陽とかあるよ〜!!
822:咲夜◆.M:2016/11/16(水) 22:38 ID:lZI 彰子でアリスは絶対可愛い!
北風と太陽……!ほのぼの…!
パロディはいいねっ!
(妄想広がり中…)
チェシャ猫の代わりにもっくん抱っこさせた!
北風と太陽は、太陰が怖いって極端に距離をとってるの!
もっくんがちょっと困り気味。
はあ…。可愛い…!(妄想が止まらない)
チェシャ猫もっくん…。にやける…。
北風と太陽、二人にぴったりすぎるよ〜!
あ、あくまでチェシャ猫の代わりね!?
あのあの、あの、普通のもっくんを抱っこさせただけなのですっ…!!
あっ、うん、そうね!
『アリスの彰子が、もっくんを抱っこしている』と。
ちょっと勘違いをしてしまいました…。恥ずかしい…!
確かに今考えたら、もっくんの身体が紫色だったり、身体半分消えてたりしたらおかしい…
そもそももっくん隠形できるしっ!
ああ、お恥ずかしいばかりでございます…!
ううん、紛らわしい言い方してごめんね(・_・;
今白雪姫の彰子を塗ってるからね〜、この前載せたやつ。
https://ha10.net/up/data/img/14626.jpg
こんな感じになりましたよ!!
咲夜!
怪しい感じが出ていると嬉しい…
830:咲夜◆.M:2016/11/19(土) 18:31 ID:WAM 怪しいっ!のに、可愛いっ!
ていうか、美しいっ!
さすが貴璃…!
ありがとう、咲夜………!
やはり貴女は咲夜の神の名に相応しい素敵な方です…!!
https://ha10.net/up/data/img/14653.jpg
北風と太陽。
勝者、太陽《もっくん》
敗者、北風《太陰》
久しぶり〜!やっとテストが終わりました。
・・・苦しい道のりだった・・・
ここには来れないし、勉強三昧だし結構きつかった!(笑)でもまぁ、終わったんで?これから小説の方も進めていこうかなって思ってます!あと、もう殿つけないね。よろしく!貴璃!咲夜!紅漓!
何か殿つけないと生まれ変わった感じがする(笑)
835:貴璃◆5s:2016/11/19(土) 21:13 ID:OJU 新生國輝!
もとい國之輝大御神!
お疲れ様!!
837:咲夜◆.M:2016/11/19(土) 22:10 ID:lZI 國輝、お疲れ様〜!
私の方のテストは、年内はもうないかな!
でも、明日は日曜参観です!
その代わり、月曜日はなんと振り替え休日なのだっ♪
え…いいな……。
私、誕生日の翌日から期末テストよ………?
うおっ!
それはきつい……
貴璃、誕生日もうすぐなの…?
12月!
イベントたくさん!良くも悪くも!
そうなんだ〜!
じゃ、12月になったらお祝いしなきゃだね!
クリスマスとか大晦日とか、忙しそう…
うん…忙しいよ…3学期制だから成績も出るし…
843:貴璃◆5s:2016/11/19(土) 23:37 ID:OJU >>841おおっ、月夜咲夜神が直々にお祝いをっ!?
なんとありがたき幸せ………!!
この貴璃、一生ついて行きます!!
ありがとう!12月になったら私もお祝いする〜!
845:貴璃◆5s:2016/11/20(日) 08:07 ID:OJU 國之輝大御神様までっ!?
なんたる幸せ………!!w
いやいや、あたたかく迎えてくれたお礼だから!
847:貴璃◆5s:2016/11/20(日) 09:29 ID:OJU 國輝ほんといい子…。
撫でたい…。
………北風と太陽っ!!
勝者もっくんなのっ!!
太陰泣くのっ!!
https://ha10.net/up/data/img/14662.jpg
咲夜には伝わると信じる。
水晶眺めてる………イメージ………
わかるよっ!琉月でしょっ!?
……あ、自信満々で言っちゃったけど、信じてもらってるのに間違ってたらすごい気まずい、これ…!
合ってる!琉月!!
はわわぁ…部活の時に描いたの………( ´ ▽ ` )
そうだよねそうだよね、よかった〜!
部活かあ……懐かしい……!
そうだよねぇ、もう受験生は引退してるもんねぇ…。
私の弟も受験生なんだけどね、すっごく頭も成績も悪いの。なのに自覚ないのか部活行くからマジもんのバカだって家で言われてるよ………。
咲夜を見習えよぉ………!!
弟さん、受験生なんだ!
…私、見習えるような人じゃないけどねっ!
見習える人だよ…私にとってもっ!!!
素敵な人です、月夜咲夜神様は!!
なんか変だ………!?
856:貴璃◆5s:2016/11/20(日) 20:37 ID:OJUあ、治った…
857:國輝:2016/11/21(月) 01:15 ID:qmI うちもだよ〜!うちは咲夜も貴璃もとっても見習える人達だよ!
とっても尊敬してます先輩!
あら、可愛い子がいるわ!
咲夜も國輝も紅漓もみんな可愛い妹みたいな感じ!
私にとっては!ほんと可愛い!!
https://ha10.net/up/data/img/14697.jpg
みんなに癒しにもならない癒しを供給(*゚∀゚*)
昌彰の痴話げんかですよ!
( ͡° ͜ʖ ͡°)←これなんだろう………。
妹だって!わーい(*^◯^*)
貴璃お姉ちゃん!大好きだよ!モチのロンで咲夜お姉ちゃんも大好きだよ!紅漓は私のしたかな?やった!妹が出来た!・・・妹って可愛いよな〜。絶対。私一人っ子だから妹とか言ってもらえて嬉しいんだ!
………貴女達は可愛い。
しかし、八つ離れたマジもんの妹は悪魔です。
可愛くありません。ほんとです。
………だからここは癒しなの………!!
私も癒しだよ〜!あと、少年陰陽師には感謝してる。こういうところで貴璃や咲夜、紅漓に出会わせてくれたから。少年陰陽師と結城先生には感謝しかでてこない!
863:貴璃◆5s:2016/11/22(火) 21:38 ID:OJU ほんにのぅ…。
運命とは不思議じゃな………(どっかのババ)
菅生の郷のばば様みたいだよww
それにしても最近咲夜と紅漓来ないね。
・・・ちょっと寂しいや。
・・・小説が浮かばない!スランプ状態に陥っている!こういう時、貴璃はどうしてる?
866:國輝:2016/11/23(水) 12:10 ID:qmI・・・小説が浮かばない!スランプ状態に陥っている!こういう時、貴璃はどうしてる?
867:貴璃◆5s:2016/11/23(水) 12:23 ID:OJU 咲夜は受験で忙しいし、紅漓も遊びたい盛りの年だからね…。
………浮かばないときは、咲夜に思いつかないよぉ〜!って泣きついてたよ?
………ごめん咲夜、これからもやる………。
そして、咲夜に好みの展開を聞いてた!
咲夜の意見は良いぞ………!!
あー、確かに。受験か・・・。私ももうすぐ受験だ・・・。咲夜、頑張ってね!紅漓の年の時私も遊んでばっかだったわ。
今咲夜は忙しいし、もう1人の文才がいるからその人に聞いちゃおう!貴璃ー!何か案を下さい!
え、私文才無、待っ、ちょ、國輝の方が優れた脳を持ってるのに!!
870:貴璃◆5s:2016/11/23(水) 22:54 ID:2TI じゃあ、続きを書いてみるよ…。
月苹の方。まぁ、これは咲夜へのお礼として書き始めたものですが。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
晴明達が『月の神殿』に着くと、神官の一人が案内をしてくれた。
「ようこそいらっしゃいました。晴明殿は久方ぶりですね、在夜です」
「おお、あの在夜殿でしたか。ご立派になられて、わかりませんでしたよ」
「ありがとうございます。…貴方は昌浩様ですね?」
「え、あ、はい…」
突然声をかけられ、思わず戸惑ってしまう。
それに、何故か『様』付けで、戸惑いは増すばかりだ。
「初めまして、在夜と申します。貴方より15ほど年嵩です。巫女の側近を務めております。どうぞ在夜とお呼びください」
「あ、えと、初めまして、安倍昌浩です。ええっと、14歳です」
「存じております。では、こちらへどうぞ」
一通り挨拶を済ませ、在夜が先頭に立って二人を誘う。
戸惑いが抜けきっていなかった昌浩は、在夜が歩き出したのに遅れて気づき、慌てて小走りに追いかけた。
ーーーー祭祀は、最初は神官達が仕切るのです。その間は特に暇におなりでしょうから、よろしければ庭でも見ていてください。
少し前に、在夜に言われた台詞だ。
昌浩はお言葉に甘えて、物の怪を伴い、庭を探検することにした。
「おー、流石に広いなー」
「ね。もっくん、大臣様のお邸とどっちが広いと思う?」
「こっちじゃねぇの?道長のとこはもう少し小振りな印象だったぞ」
「だよねぇ。…やっぱり凄いや」
素直に簡単な息を漏らしながら、昌浩は庭の奥へ進んで行く。
自由にしていて良いと言われているので、思うままに歩き回る。
歩いていると、一つの小柄な影がちらりと向こうの建物に見えた。
気になって、近づいてみると、それは少女のようだった。
今まで見たことのない衣装に身を包んだ、整った面立ちの少女。
思わず立ち止まってしまう。
気後れしてしまったのだ。この、自分とさして歳も変わらぬだろう少女に。
風が、吹き抜ける。
ーーーーと、何か気配を感じたのか、少女がこちらを向いた。
(怒られる!)
咄嗟に昌浩はそう思った。が。
「………ああ、貴方が昌浩様ですね?お待ちしておりました」
少女はふわりと微笑み、昌浩へすいと手を伸ばす。
「え………?」
「そちらの異形殿も。神に連なるものかとお見受けいたしましたが?」
「え、もっくんが見えるの!?」
「ええ。…あ、申し遅れました、私、月苹といいます。昌浩様と同じ14歳ですよ」
ひどく大人びて見えるが、確かに年相応の幼さの残る面差しだ。
昌浩は、何故かほっとしつつ、月苹と名乗った少女に質問をした。
「なんで俺のことを知ってるの?」
「今日、晴明様とくるご予定でしたから」
「あ、そっか…」
確かに、この神殿の者なら知っていることだろう。
納得し、今一番聞きたいことを口にする。
「君はここで、何をしているの?」
ーーーすると、月苹は少しだけ困ったような微笑みを浮かべた。
「ーーーーまだ、言えません。ですが、すぐ分かることかと」
「………分かった」
困らせたいわけではないので素直に頷き、じゃあ俺そろそろ戻るね、と言って身を翻した。
「まさか、こんなところで会うなんて………。でも、優しそうな方で良かったわ。このような方なら、月夜咲夜神のご満足なさる結果が出るわよね………?」
きゅ、と唇を固く引き結んで、月苹は風に遊ばれる髪をそのままに、空を見上げた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続く!
がんばれ、負けるな月苹!!
あ、、、
「簡単な」→✖
「感嘆の」→○
私に優れた頭何てないさ(・ω・)b
はぁー・・・さすがだわ。このシリーズ待ってました!もう大好き!貴璃が書く小説!もちろん咲夜の書く小説も大好きだよ!
!浮かんだ!いい感じに!ですが、しばらくお待ちください。(笑)
浮かんだ!?ほんと!?
うん、待ってる!
ずっと、待っていた。
貴方がくるのを。
本当は出会うはずがなかった私たちを、貴方自身が私と出会わせた。
神の導きによって。
………いいえ、神が導かれて、貴方を呼んだ。
この、私の元へ。
晴明は、今まで経験してきたのと少し違った祭祀の様子を訝っていた。
いつもは、最初から巫女が仕切っていたのに。
「さて、皆様に大切なお知らせがございます」
神官の一人が、言った。
いやに真剣な面持ちに、帝も晴明も含めたこの場にいる者が皆背筋を正した。
そして、ちょうどその時に昌浩が戻って来た。
黙って隣へ並ばせる。
昌浩も、素直にそれに従った。
「5年もの間、祭祀を行わなかったのには理由がございます。実は、丁度5年前に巫女が、………お隠れに、なられました」
その言葉に、皆、息を呑んだ。
隠れる。つまり、死んだ、という事だ。
理解すると同時に、巫女の重要性を聞かされていた昌浩も顔を青くした。
それは、相当まずいのでは。
「ご心配なく。巫女には当時9つになる姫がおりました。その姫は幼い頃から凄まじい力と才覚をお持ちで、特に我らの間に混乱や反対はなく次の巫女の座に就きました」
ですが、と神官は続ける。
「なにぶん、まだ幼い身であらせられましたので、せめてもう数年はそのお姿を見せるのは避けようという意見が出たのです。それに、先代巫女もお若かったので、死を知らせるのは混乱を招くことになるだろうと思い、黙っておりました。申し訳ありません」
その神官は、深々と頭を下げた。
そして、顔を上げると再び話し始める。
「そんなわけですから、今日は新しい巫女のお披露目も兼ねて皆様をお呼びさせていただきました」
晴明は、漸く合点がいった顔で頷いた。
唐突な招集は、このためか。
まあ確かに幼い巫女というのも気になる。
確か、9つなら歴代最年少なのでは。
僅かに期待をしながら、晴明は段上の神官へ改めて視線を向けた。
「この方が、今代の巫女の、月苹様でございます」
そう言って姿を見せたのは、凛とした、それでいて幼さの残る面持ちの、先ほど昌浩が会った少女だった。
「あっ、あの子!?」
思わず小声ながらも小さく叫んでしまった。
「昌浩、どうした。…会ったのか?」
「え、はい。さっき、庭を見てる時に会って、誰か聞いたら今は言えないけど後ですぐに分かるって言って…」
驚きを隠せない様子で昌浩は言った。
晴明は、そうかと頷き、一言尋ねる。
「巫女殿に、失礼はなかったか?」
「は、はい。な、もっくん」
「まぁ、そこまで失礼なことはしてないはずだ。安心しろよ、晴明」
「そうか、なら良し」
晴明は、昌浩にはわからない程度にほっとした表情を見せ、新しい巫女の方へ顔を向けた。
出会う運命。
貴方が作ってくれた、私の運命。
貴方は、私の、大切な人。
だから、きっと。
私も貴方を守ってあげる。
私も貴方を、助けてあげるーーーー。
みんなが忘れた頃に……
咲夜登場っ!!(←唐突…!?)
思ったより長くなりそうだ…。
だって、漸く序盤が終わりだもん!
今後の予想がつかない!!
ネタバレすると、月苹は昌浩にkoiするよ!!
これで先の展開忘れない!!
咲夜っ………!!
忘れたことなんて、ないよ!!
大好きだよ!お帰り!!
月苹だあ〜っ!!
なんだと!?月苹が昌浩にっ!?
なんか全然来れなかったから、読んでない分溜まってる……!汗
>>877
貴璃!!
ただいま〜…っ!!
あったかい歓迎が嬉しい…!私も大好きっ!
なんかね、國輝と話が盛り上がってね、結果、國輝の頭に小説が浮かびました!
何故!?私のを読んで、何故浮かぶのっ!?
受験はそろそろ追い込みだよね…。
試験さえ終わればあとは楽だから、勉強しなきゃ!っていうのは無くなるから、もう少しだよ!
がんばれ!
おおっ、なるほど、そんなことが…!
貴璃に話したら、どんなことでも解決するのだ!!
だって貴璃は文才と閃きと優しさと慈愛でできたようなひとだからっ!!
そして……ありがとう〜!その言葉で、私は受験も乗り越えられるよ、きっと!
本当に感謝しております…!
咲夜〜!久しぶり!素晴らしい小説ばっか読んでるから色々浮かんじゃってトリップ小説書いてないのに他の小説書いちゃいます。てかどうしても書きたい!
884:咲夜◆.M:2016/11/24(木) 23:30 ID:lZI 國輝〜!久しぶりだね…!
どうぞ、どんどんお書き下さい…!
……私も書かねば…汗汗汗(←汗が大量!?)
あの神様を出します!
〜〜〜〜〜
我が君。我が主よ。かの者に力を。
「彰浩様。支度が整いました。祭壇の方へ」 「あぁ」
まだ寒い冬のある日、一つの社で占が行われた。…社の名を天御貴璃宮という。この宮は千年も前からある由緒正しき神社だが神聖な場所ゆえ関係者以外立ち入り禁止の今時珍しい神社なのである。
「我が主達は何を思っておられるのか。私が確かめる。お前たちは下がっていろ。」 「はっ」
………1時間後(早いなんて思わないで)
「!何と⁉…誰か!ここへ!」 「ここにおります。」
「…安部家、天城家、御剣家を呼べ。我が主達がお呼びだ。」
「!それは…。分かりました。すぐに手配します。」
決して交わることのないように見えたそれぞれの者が、神の道標によって出会った時、新たな出会いが始まる・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
貴璃の小説読んでたら書きたくなった。ちなみに我が主って誰だかわかる?
ねぇ貴璃、咲夜。どうやったら2人みたいに長く書けるの?
(イマイチここをわかってない人)
なんか短いよね?長くする方法が?だわ。
ちょっと待って社の名前が!!
嬉しい、ありがとう!!
>>886私の場合は書いてたら長くなった、かな。
あんまり気にしたことはないけど…気力がある日は短くならないようにだけを気にしてる…かなぁ?
分かった!ありがとう!
890:貴璃◆5s:2016/11/25(金) 22:08 ID:2TI 着ぐるみ着て寝る準備万端。
だって私、明日も学校だもん!
土曜日学校とか地獄よ…いじめよ………。
頑張れ!諦めればすぐだよ!
892:咲夜◆.M:2016/11/26(土) 12:17 ID:lZI 着ぐるみとか可愛すぎる……!
頑張って下さい〜!
部活もやってしゃちくちゃん状態でただいま!
頑張ってきたよ!ほめt((
色々と驚きの連続だった祭祀が終わり、さて、自分達も帰ろうと晴明が昌浩を促そうとした時、彼らを呼び止める声があった。
「お待ちください、晴明殿。それに昌浩様と、そちらの化粧殿も。お話がございます」
呼び止めたのは、巫女自身である月苹。
不思議に思いながらも、晴明はもう驚くことはなかろうと、静かに振り返った。
「はい、なんでしょうか、巫女殿」
「あ…ご挨拶が遅れて申し訳ありませんでした。巫女の座に就いたときに、晴明殿には言っておこうと思ったのですが、神官達に反対されて…」
「ああ、いえ、お気になさらず。して、お話とは?」
「ええ…少し込み入った話になります故、中でしたいと思います。よろしいでしょうか?」
「構いません。………昌浩もですか?」
「はい。昌浩様に関わることになりますので」
同い年なのに自分よりもうんと大人びた少女と、孫ほど離れた相手に丁寧に接する祖父。
この二人の間でどんどん話は進み、昌浩は先に帰ると言えなくなっていた。
「…ま、がんばれ。どうもお前に関係するみたいだしなぁ」
「もっくん、逃げるなよ」
「逃げても責めるなよ」
「わかった、責める」
「待て、お前は一体今何を聞いていた、晴明の孫」
「孫言うな!」
そこまでいって、ふと、視線に気付いた。
月苹が、こちらを見ている。そして、晴明は軽く昌浩を睨むようにしていた。
「あ………」
「我が孫が、申し訳御座いませんでした、巫女殿。どうか、ご無礼をお許しいただけますよう」
「ふふっ、気になさらないでください。私達くらいの歳は、このくらいが普通だと思いますもの。さぁ、中へ」
………拍子抜けするほど心が広かった。
いや、神官がいちいち煩いだけかもしれないが。
「………よかったなぁ、昌浩や」
「………うん」
そんなことを言いながら、静かに付いて行く。
やがて、ひとつの部屋へ通された。
「………さて。急ではありますが、お願いがございます」
自身と晴明達が座ると、すぐに話を切り出してきた。
はっきりした性格のようだ。
「実は先日、神勅にて、『安倍昌浩という少年をここへ連れてくるように』と言われたのです。そんなに長くなることはありませんから、恐らくひと月かふた月になると思いますが、昌浩様をここで預からせていただいても良いでしょうか」
すらすらと淀みなく告げられた言葉は、俄かには信じ難く、咄嗟に返事ができなかった。
そんな中、無意識なのか、追い打ちをかけてくる。
「あと、なるべく早めがいいので…できれば、すぐにお返事をいただけると嬉しいです。あ、衣などは私どもがすでに用意しておりますから、気に病む必要はございません」
「………」
あの晴明も黙り込んでいる。
昌浩は、そぅっと月苹の様子を伺った。
まっすぐな瞳で、嘘をついている様子はない。
つまり、良くも悪くも素直な性格なのだろう。
「えっと…必要なら、俺はいいですけど…」
静けさと月苹のまっすぐな視線に耐え切れず、昌浩はそう言っていた。
晴明も、諦めたように息を吐く。
「…わかりました。では、ひと月の間、巫女殿にお預けしようと思います」
「はい。ありがとうございます、晴明殿、昌浩様」
にっこりと、本当に嬉しそうに微笑む。
「神も、きっとお喜びになることでしょう。では、これから暫くよろしくお願いしますね、昌浩様」
「あ、はい!よろしくお願いします」
ーーーーこうして、昌浩は『月の神殿』に居候することになった。
続きを書きましたとさ!
次は天一を書こう。
後で。いつになるかはともかく。
はああああっ!!
貴璃の小説は本当に好きです…!
私は一体どれだけの間、お話を進めていないのでしょう……汗
ありがと、咲夜♪
私も咲夜の小説大好きだよっ!!
大丈夫、落ち着いたらいくらでも書けるよ!!
誰もおらんの〜………。
899:咲夜◆.M:2016/11/30(水) 23:49 ID:lZI いきなり咲夜さん登場っ!!
ちゃんとちょくちょく来るようにする!
そして、900は貴璃、どうぞっ…!
おおっ、ありがとうっ!!
そして、900おめでとう!
12月もスタートだし、今後もよろしくね♪
貴璃はやっぱり小説がうまいね。私なんてまだまだだわ。ついに900いったんで小説書こうかな。
902:國輝:2016/12/01(木) 16:51 ID:X9I トリップ続
ーーーーーーーー
三人の邂逅
「おはよう!六花!咲夜!」
咲「おはよう、澄華」六「おはようございます!澄華さん!」
この二人は私の大切な友達だ。二人とも私が陰陽師というのを知っている。咲夜はばりばり視えているからまぁ、大丈夫だが、六花は自分が見鬼の才があることをわかってないから結構危ないことをする。
「今日私、新入生挨拶があるんだよね。
めんどくさいな〜。」
六「しょうがないですよ。澄華さん頭いいんですから。」
咲「!…澄華。朝だけど、妖がいる。どうする?」「うーん…退治してくる。二人とも先行ってて。」
六咲「「ヤダ」」
咲「近くで待ってるから。大丈夫、澄華が守ってくれるんでしょう?(微笑)」
(!!なんだこの可愛い生物は!)
「うん!守るから。でも危ないから近くにはいちゃだめだからね。」
六咲「「わかってまーす!」」
ならいいけど絶対分かってないような気がする。
「じゃっ、行くよ!」「「うん!」」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「いた!」
妖「来た!極上な餌が!我が糧となれ!」「お断りだ!縛縛縛、不動縛!」妖「くそ!小娘が!調子にのるのもいいがげんにしろぉぉぉ!」
「知らんわぁぁぁぁぁぁ!万魔調伏、急急如律令!」
妖「ぐ、ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ふぅ、終わった。くそ!小娘呼ばわりしやがって!
「終わったよ〜!……?どうしたの?六花、咲夜?」
咲「う、うしろ…!」「え?」
妖「ふはははははは!馬鹿め!過去でお前を喰ろうてやるわ!そこの二人も一緒にな!」
澄咲六「「「え?…う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」」
そうして暗い穴へ私達は落ちてった。何処へ行くのか、どうなるのか分からない不安の中で私はこれからの事を必死に模索していた。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
はい、やっとトリップ小説書けました!
っていっても澄華目線だったけど。貴璃!咲夜!こんな感じだけどどうかな?
彰浩の話もあるのでちょくちょく更新していけたらいいなって思ってます。ww
六花がイメージ通り………!!
すごいよ、國輝!
あと六花は割と甘えたさんだから、構って上げてね♪
澄華の設定
安倍澄華 数えで十七歳
安倍晴明の子孫。陰陽師。体術、剣術、弓道、オールクリアの天才少女。(天才じゃない!努力してるだけだ!)勉強も出来て完璧!しかも、友達思いで物事がはっきり言える子。陰陽師としての腕も凄くて、実力は昌浩以上晴明以下。見鬼の才、霊力は晴明を軽く凌ぐ。天狐の血を一族の中で色濃く受け継いでいる。地返の勾玉は必需品。髪の色は真っ黒で長さは腰より少し高いくらい。目の色は焦げ茶色。学校や出掛ける時以外はだいたい狩衣(夜警の時も)少陰に行ったら男装をして陰陽寮に入っている。
すごい!自分で設定しておいてなんだけど、國輝が書くと咲夜が可愛すぎる!笑
906:國輝:2016/12/01(木) 17:15 ID:X9I はーい!了解しました!
澄「六花も咲夜も二人とも可愛い過ぎ!」
咲「ふふ、ありがとう(微笑み)」
六「ありがとうございます!澄華さん!」
「……もう無理!可愛いよ〜!」
って感じなんで澄華は二人が大・好き・です!
ありがとう!二人を想像しながら書いたらこんな感じになった!
908:咲夜◆.M:2016/12/01(木) 17:21 ID:lZI ひゅー、ぱたん。
(↑可愛くてのぼせて卒倒しました)
咲夜〜〜〜!!!!!
910:咲夜◆.M:2016/12/01(木) 17:55 ID:lZI 咲夜、復活……!
あー、私も氷雨書かなきゃ…
あああっ、もうっ、なんなの、國輝最高すぎるよ!!
………あとね…ひとつだけ、訂正。
「道反」(ちがえし)だよっ………!!
あと國輝もとてつもなく可愛いよ!!!
>>910氷雨様のこと、待ってるねっ♪
私も天一の方書かなきゃね
久しぶりすぎる気がする、続き……
話が繋がってなかったらごめんねっ!
私自身、覚えてないのっ!←!?
「昌、浩……?」
見間違えるはずがない。
あの子は、生きていたのだ。
「昌浩っ!お前今まで何処に…」
「騰蛇、待て!」
勾陣の鋭い静止に、はっとする。
頭のどこかで警鐘が鳴り響いた。
何故、ここにいる?
何故、あの女のそばにいる?
何故、あの女を守る結界を張った?
ーーー何故、そんなに冥い瞳で、俺を睨むようにして見つめている?
掠れた声が、唇から零れ落ちた。
「昌浩、だろう…?」
それは、懇願の言葉。
頼む、いつものように笑顔で返してくれ。
あの笑顔で。なに言ってるのさ、紅蓮、と。
だがそれは、静かに口端を吊り上げている氷雨とその前に佇む少年の言葉により、脆くも崩れ去る。
「昌浩…?俺はそんな名前じゃない。俺の名前は、Y陽《ようひ》だ」
「よう、ひ……」
Y陽と名乗るその少年は、氷雨を降り仰ぐ。
「こいつらが十二神将?」
「ああ、そうだ。人の想いを具現化した神。そして……」
紅蓮、六合、勾陣へと目線を巡らせ、最後にY陽に微笑みかける。
「お前が倒すべき、相手さ」
何も言えずにいた神将達の瞳が、驚愕に彩られた。
ーーー
んー、こんなんだっけ…??
こんなんだったと、思う!!
相変わらず文はめちゃくちゃだけど、展開もめちゃくちゃだけど……
一応、頑張って書いてるので!笑
まあ、許してあげて下さい…
私も、天一の方待ってるね!
地反!間違えちゃった!笑
貴璃や咲夜の方が絶対可愛いから!絶対!
あとさ…二人ともさすがです!あんな面白い小説は私には書けない!!!続き楽しみにしてまーす!もちろんうちも書くけどね。
咲夜………こんな、感じだった、こんな素敵なっ…ああっ!
私のレベルでは語彙力が足りない!!!!
もうね、咲夜は神レベルだよねっ!
暗闇に、声なき泣き声が響く。
「ねぇ………、俺、ここにいなきゃ駄目?ちょっとこの辺見てきちゃ駄目なの?」
先程の“声”がどうしても天一のものだと思えてならない昌浩は、意を決して琉月に聞いてみた。
「……別にいいわよ?半刻後までに戻ってくるなら、だけど」
琉月は、あっさりと、しかし相変わらず怪しげで妖艶な微笑みを浮かべながら答えた。
どうせ、ここからは逃げられないでしょうとでも言いたげだ。
しかし、昌浩は気にする事なく素直にお礼を言った。
「ありがとう。大丈夫、すぐ戻ってくるし」
「ええ。といっても面白いものは何もないわよ」
水晶玉をまた覗き込みながら、琉月は言った。
昌浩は困ったような笑顔を浮かべ、行ってくる、と言って駆け出した。
「ーーーー待ってて、すぐに、行くからね」
短いけど天一の方の続きだよっ!
918:咲夜◆.M:2016/12/03(土) 01:59 ID:1Dc 昌浩くん、直感を信じるんだ!!笑
天一〜〜〜〜っ!←謎の叫び
あのね、今更気づいちゃったんだけど、私の小説訂正!!
Y陽ですが、《ようひ》ではなく《ゆうひ》です!まあ、どっちでも読めるんだけどね…
一番短い呪である名前を間違えるなんて…
不覚!!
オッケー、了解した!
天一の方の続きなのに、天一出てない事に気付いた貴璃さん←
あ、ほんとだ!
でもいいんだ、気にしない!
素晴らしい琉月さまと昌浩が出てるから!
ありがとう!
咲夜の小説も天下一品で最高級の私の大好きなものだよ!!
咲夜の事は愛のレベルだけどっ!
あとね、裏設定があるのー。…裏?
ひとつ目、琉月には琉陽(りゅうひ)っていう妹がいる。
ふたつ目、実は神将達と同じ、元は精霊のような存在でした!
みっつ目、神将達とは真逆の存在と思っててね
貴璃、私は感動と喜びのあまり涙が出てきてしまうよ…!
なんて嬉しいことを言ってくれるんだっ!
私も、貴璃のことは愛のレベルだよ…!
えっ、琉月にそんな裏設定が!?
なんと…!(♪)
↑貴璃の小説の裏設定が聞けて嬉しい咲夜。
いや、咲夜の小説も神レベルだけど貴璃もだからね⁉流石月夜咲夜神と貴璃宮大御神ですな。我が身にもこの神達の加護があらんことを。
924:貴璃◆5s:2016/12/03(土) 23:54 ID:uvc>>923國輝………私は、既に貴女を加護しておりますよ…(にこ)ばーい、貴璃宮大御神
925:貴璃◆5s:2016/12/03(土) 23:57 ID:uvc 咲夜は可愛いね〜♪
なんか、今改めて唐突に可愛いなぁとババくさい事を考えてしまったよ…。
なんせ、精神年齢80歳だし………。
>>923
私も、《國輝大好き力》がもう既に貴女を加護してるよ…!
>>925
精神年齢が晴明様と…!?
ううん、そんなはずないでしょ!貴璃は確かに大人っぽいけど、そんなことはない!
そして…貴璃と國輝と紅漓の方が、絶対に可愛い。(断言!)
貴璃かっこいい!咲夜!こんな私を大好きなんて…!私も大好きだよ!貴璃も咲夜も紅漓も!
貴璃は晴明様と精神年齢が一緒なんてないから!私が保証する!貴璃は16歳です!心も体も!
ふぇ?
体は15歳くらいかなっ!
好きなことは茶道で、お琴の先生の祖母に今度教えてもらおうかなって思ってる。
パンよりご飯派。スープより味噌汁派。好きなお菓子は練り切り。
………私、本当に16歳………??
大丈夫!結界師っていうマンガのヒロインで雪村時音って子がいるんだけどその子とほぼ一緒だから!(趣味が)
その子高2だから
あ、趣味………あとは………京都産の物や和的な物を眺めたり集めたり愛でたりするのも好き。
風呂敷集めてみたりとかもしたい!もう既にいくつかあるけど。
うちもだよ!そしたらうちも精神年齢80位だからww
932:貴璃◆5s:2016/12/04(日) 10:05 ID:uvc ………結局、みんなこのくらいなのかな??
私の2つ上のお姉ちゃんとかは、6歳だったけど…。
そして、父君は、43歳だって!!
若っ!実年齢よりも10歳近く若いわっ!!
なかなか来れなくてゴメンナサイT^T
覚えてますか?汗
勿論ですとも!
紅漓日女大神様っ!!
久しぶりだね!
私もちゃんと覚えてるよ、紅漓日女大神様!
936:貴璃◆5s:2016/12/04(日) 12:25 ID:uvc 紅漓、ずっと、来ないな…と思ってたよ…!
だからね、来てくれてとっても嬉しい♪
覚えてるよ!可愛い可愛い紅漓だよ?忘れるはずがない!(^O^)
938:國輝:2016/12/04(日) 15:06 ID:D/Qいきなり小説書きまーす!
939:國輝:2016/12/04(日) 17:52 ID:D/Q 暗い。暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い。
誰か。 ・・・助けて…
混沌の中、一人佇んでいる。
「私は誰?ここはどこ?…誰か…助けて…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「もっくん、暇だねー。」
「もっくん言うな。ったく、でも確かに暇だなー。」
もっくん基物の怪と話しているのは安倍晴明の孫、安倍昌浩である。
「もっ!…妖…。もっくん行こう!」「あぁ!ってもっくん言うな!晴明の孫!」「孫言うな!」
「力を寄越せー!陰陽師!」
「誰があげ「ぐわっっっ!!!」え?」
「…弱い。」
「…お前は誰だ。」
「さぁ?強いて言うならこの世から妖を消す者かな?」
「な!……………」
突然あらわれた謎の男。誰なのか。何故この世から妖を消すのか。わからないことだらけだった…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新しい小説でーす。謎が多い男。誰なのか。何のために妖を消すのか。わからないことだらけですけどこれから徐々にわかります!乞うご期待!
訂正!最初の
「私は誰?ここはどこ?…誰か…助けて…」
の私は誰?を
俺は誰?に訂正!
すいません!
おおおっ!?
凄いっ!楽しみ!!
あ、でも、三本同時、大丈夫??
そこは触れないで…ww
943:貴璃◆5s:2016/12/04(日) 21:49 ID:uvc あ、ごめん………。
まぁ、かくいう私も二つ書いてるけどね〜
ーーーーいつも、助けられてるから。
今度は俺が、助けてあげたいーーーー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昌浩は、何処までも続く暗闇の中を駆けていた。
「天一………何処………!?」
根拠はないが、“声”がした。
きっと、陰陽師の直感だ。だから、ここにいる。
近くにいるはずだ。
そして、今探して助けてあげられるのは自分しかいない。
天一の恋人である朱雀でもなく、いつも守ってくれる紅蓮でもなく、自分しかいないのだ。
「かならず………っ!」
必ず、助ける。
だって、いつも助けられてきた。
天一がいなければ、きっと今頃昌浩は生きてはいないから。
いつも、いつも。
朱雀の反対すらも押し切って、自分を守り、助けてくれた。
だから、今度は自分が助ける。
「待ってて…天一………!!」
何処までも暗い闇の中にいた。
何もない。周りの何処を見ても、何も。
一人きりの世界。助けの手の届かぬ、寂しく恐ろしい世界。
天一は、恐怖した。
今自分が何処にいるかもわからない。
助けもない。
ーーーー恐ろしかった。
ーーー朱雀…
愛しい恋人の名を、知らず唇が紡ぐ。
助けて欲しかった。はやく、ここから、でたいから。
そんな時に、声が聞こえたのだ。
慣れ親しんだ、幼さの残る少年の声。
(昌浩様………?)
そう、あれは、昌浩の声。
ここに、いるのか。ならば、この声は、届くのか。
半ば賭けであると知りつつも、天一は声なき声で懸命に叫んだ。
ーーーー助けて………!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日はここまでー!
天一やっとでてきましたな!久しぶり!
頑張れ、昌浩!頑張れ、天一!!
咲夜たちも応援しててー
二人とも頑張れー!!!!天一も昌浩も頑張ってるからな!うちも頑張らなきゃ!
すでに三つ掛け持ちしちゃったからな(苦笑)
うん、國輝がんばれっ♪
947:貴璃◆5s:2016/12/10(土) 14:26 ID:tII テスト終わった〜!!
はっぴはっぴはっぴー!
うん!頑張る!
949:咲夜◆.M:2016/12/11(日) 21:28 ID:LyQ おお〜、貴璃、おめでとう!
國輝、私も応援してるよ〜!
もっくん))応援する前に、お前も書けっ!
……は〜い…。汗
霈瑠(はいる)です!よろしくお願いします。タメOKです!
951:國輝:2016/12/11(日) 23:38 ID:pZA おぉぉ!新しい人だ!霈瑠よろしく!
國輝(こっき)って言います!こっちもタメOK!私が崇拝しております方々から頂いた名は國之輝大御神という恐れ多い名を頂いきました。
霈瑠君!恐れ多いが咲夜や貴璃が私達にやってくれたように私から神の名を付けさせて頂きます。
…霈瑠之君大神(はいるのきみのおおかみ)
というのはどうでしょうか?
きにいらなければ遠慮なく言って!
霈瑠、よろしくね♪
こっちは慈愛に満ち満ちた月夜咲夜神様のスレだから!
文才もあり、優しく、可愛いのです!!
だから、つい甘えてしまう…(苦笑)
もう一人、紅漓(あかり)って子がいて、その子が最年少かな?あれ?そうだよね??
うんうん!私にとっては咲夜も貴璃も慈愛に満ちていて天使だよ!
紅漓が最年少かな!可愛い妹( ^ω^ )
霈瑠之君大神…気に入りました!ありがとぅ!
956:國輝:2016/12/12(月) 07:49 ID:pZA良かった〜!気に入ってくれて!
957:貴璃◆5s:2016/12/12(月) 12:44 ID:6uQ じゃあ、いっそみんなの神名を並べるか!
・月夜咲夜神
・貴璃宮大御神
・國之輝大御神
・紅漓日女大神
・霈瑠之君大神
………ここに入った順で並べたよ!
咲夜はスレ主だから、勿論最初ね♪
…咲夜の神名、もう一文字あった方が良かったかな?
でも名は最も短い呪だから、後から変えるのは駄目だよね………ううむ。
絶対咲夜が一番偉いのに〜!!
………最早、『月夜之咲夜命』とかはどうだろう。
文字数的に私たちと同じで、特別感があり、崇拝しやすい…から。私が←
別名をこれにしようか…?闇龗神(高龗神)みたいな
>>953 そうでーっす(^-^)小5だよー!
>>954 かかか、かわいい妹⁉そんなことお兄ちゃんにも言われた事ないよっ⁉妹もいるから…(*☻-☻*)
嬉しいなぁ〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
>>958おお〜(*^^*)
最近来れてなくてゴメンね〜(−_−;)
みんな小説上手で良いなあ〜(−_−;)
961:貴璃◆5s:2016/12/12(月) 19:58 ID:6uQ 紅漓可愛いから♪
大事な妹達ですよ、みんな………!!
あと、小学生は存分に遊べ!
………中学、高校は遊ぶ時間なんてほとんど消えるから…。
私は土曜も学校あるし…辛いよ…?
ここには5人いるの?
963:貴璃◆5s:2016/12/12(月) 21:34 ID:6uQ そうだね、霈瑠が来てくれたから、5人だね。
夏くらいまでは、咲夜と二人だったのが信じられないな〜…。
その前は咲夜ずっと1人でやってたわけだし…ここに話しかけてみて良かったかな………。
そうだよ!
貴璃が1番に来てくれたんだよね!
あの時、嬉しすぎてちょっと本気で飛び跳ねてしまった…!
突然入ってきちゃってごめんねっ!笑
「いんたーねっと」に何故か繋がらなかったのさっ!
おお、不調か…!?
もう平気?大丈夫??
ここ見つけた時、なんか嬉しすぎて神に感謝したよ!
「こんな素敵なところがあるなんて…!」って。笑
そして、コメントしてみたら咲夜がまたいい子で…!
親戚から貰ったやつでやってるから、機種が古すぎて最近寿命が……
危うい!!!
大袈裟だよ、貴璃ーー!
もしかしたら、すごい腹黒い人間かもしれないじゃないか!笑
全然小説書かないのろまだったり…笑
貴璃がもう一つ季節の方を作ってくれた時も、喜び勇んで入ったけどね♪
ねっ♪
すぐに来てくれて嬉しかったよ〜!!
あと、咲夜は優しいいい子だよ!
私が保証する!!
小説も素敵だし、普段から可愛いし優しいし楽しいし、本当大好きです………!
貴璃に保証された…!?
私はその言葉でノックアウトです…!
やっぱり咲夜と貴璃の絆は強いね!あとね、咲夜の神の名なんだけど、二つ名としてつければどうかな?ほら!紅蓮も神だけど、晴明様から二つ名もらってるから。
971:貴璃◆5s:2016/12/13(火) 06:10 ID:6uQ おお、成程!
國輝は頭いいなぁ!
いやいや、頭良くないよ〜!
バカです。変なところでたまに頭が回るんだよねー。
誰か来ないかな〜
974:貴璃◆5s:2016/12/14(水) 20:48 ID:6uQえ、私一日中ここにいたよ?
975:貴璃◆5s:2016/12/14(水) 20:48 ID:6uQ 学校休みだったし。
今はご飯食べてた
貴璃ーっ!
家のインターネットの調子が悪くてね!?
暫く来れないかもしれない……泣
絶対に戻って来るから、待ってて……!
咲夜っ………!!
大丈夫、待ってるよ…!ちゃんと待ってるから、ちゃんと帰って来てね?
咲夜と話せなくなっただけでなめくじになりそう…。
頑張れっ!インターネットさんにもしっかり言い聞かせて!
咲夜〜!頑張って!絶対帰ってきて!
979:國輝:2016/12/16(金) 18:19 ID:Rn6もう少ししたら、小説更新します
980:貴璃◆5s:2016/12/16(金) 19:45 ID:taE>>979楽しみに待ってます♪
981:貴璃◆5s:2016/12/17(土) 12:45 ID:Jbk 月苹の方で続き書きますよ〜!
お久ですな!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ーーーというわけで、今日からここに預からせていただく昌浩様よ。皆、失礼のないようにしてね」
月の神殿での生活の初日が始まった。
初日なので、月苹は神官に昌浩を紹介すると、神殿を自ら案内し始めた。
「あ、そうだ、私のことはどうぞ呼び捨てにしてください」
「え、いいの?敬語じゃなくても平気なの?」
「私は構いません。むしろ堅っ苦しくて敬語で接しられるのは少しだけ苦手です」
「そうなんだ。じゃあ、よろしくね、月苹」
「はい」
にっこりと嬉しそうに微笑む。
昌浩はふと思った。
………疲れないのかなぁ?
「ねえ、月苹?」
「なんでしょうか」
「ずっと俺に敬語使うの疲れない?だって俺たち同い年なんでしょ」
「そうですね…でも昌浩様相手ですし………」
「俺のことも呼び捨てにすればいいのに。敬語もいらないよ?俺もなんか気にしそうだし」
「えっ………あの、じゃあ、そうさせてもらいます…もらうね………?」
わずかな戸惑いとともに上目遣いがちに見てくる。
「うん!」
「昌浩よ、お前天然のたらしか?」
「何言ってんの、もっくん」
そして、はたと思い当たった。
物の怪を紹介していない。
「月苹っ、これは物の怪のもっくんだよ!悪いものじゃないからね!!」
「ふふっ、わかってるわ。そっかぁ、もっくんっていうのね?よろしくね、もっくん」
「違う!俺はもっくんじゃない!」
「え、じゃあなぁに?他に名前あるの?」
「………ない」
「じゃあ、やっぱりもっくんだろー。ね、月苹?」
「そうね!ふふー、もっくーん♪」
思ったよりもこの二人は性格が似ていた。
物の怪は今後を思って小さくため息をついた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
疲れたから、ここまでね!
お互いに敬語が消えた…やっとか………っ!!
誰か…かまってちゃんの最年長が待ってますよ…?
983:咲夜◆.M:2016/12/17(土) 22:04 ID:k2g可愛い貴璃の為に、咲夜見参っ!
984:國輝:2016/12/17(土) 23:35 ID:F8s國輝も参上!w
985:貴璃◆5s:2016/12/18(日) 08:25 ID:taE 咲夜!!
國輝!!
二人ともありがとう………っ!!
遅れたーっ!
987:紅漓◆e4I お前たちも永遠の苦輪に苦しむがいい!:2016/12/18(日) 16:04 ID:wjw悲し…(;_;)
988:匿名さん:2016/12/18(日) 16:11 ID:nhQ頑張れ^^
989:咲夜◆.M:2016/12/18(日) 16:35 ID:k2g >>988
どなたですか…?
>>988えーと、私たちの知ってる方でしょうか?
紅漓、どうした?
大丈夫??
妹が大事な写真破った(;_;)
992:紅漓◆e4I:2016/12/18(日) 17:23 ID:wjw次スレって誰が作るの〜?
993:貴璃◆5s:2016/12/18(日) 17:33 ID:taE また続き書く〜。
今度は天一ね
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昌浩は、暗闇の中をひたすらに走っていた。
「はっ………天一、どこっ………!?」
どんどん、闇が濃くなっている気がする。
そんなことはあるはずがないのに、闇が重くのしかかり、圧迫してくるようだった。
「天一…いたら、はぁ、返事、して………!」
息を切らしながらも必死に叫び続ける。
ーーー気配は、近いのだ。
十二神将の、神気。天一の神気を、近くに感じる。
だから、こうしてこの辺りをずっと探しているのだ。
「天一………!!」
その時。
ーーー…ひ……ろ…さ………
昌浩の耳に、“聴こえた”。
天一の、“声”が。
「…天一っ!」
同時に、視界が開けた。
今まで巧妙に隠されていたものがあらわになり、闇の檻に囚われた天一の姿も昌浩の目に映った。
「天一!待ってて!!」
昌浩は慌てて駆け寄ると、その檻に手を触れた。
別に外からは簡単に開けられそうだ。
軽く霊力を込めれば、その檻は跡形もなく消えた。
「昌浩様…」
「天一、大丈夫?どこか痛かったり苦しかったりしない?」
「ええ…平気です。ありがとうございます…」
天一は仄かに微笑むと、はっとしたように辺りを見回した。
「あの…朱雀は、朱雀は近くに居ないのですか?」
「朱雀…?俺は、ここに連れてこられてから会ってないな…」
「そう、ですか………」
不安そうな表情で、天一は俯いた。
それに逆に慌てたのは昌浩だ。
「わわっ、天一どうした?…何か、気になることでもあった?」
「いえ、あの…夢を、見た、気がして…。朱雀が、昌浩様達を、裏切る夢です」
昌浩は絶句した。正に、その通りだったからだ。
昌浩のその表情を見て、天一は更に沈んだ面持ちになった。
「夢では、ないのですね…」
「………うん。でも、朱雀は、天一を助けたかっただけなんだよ」
「………はい。そんな、気はしていました。ですが、朱雀は優しいですから…後できっと後悔します。皆様を傷つけたこと、裏切ったことに後悔して、自分がそのことに一番傷つくんです」
哀しげに、言葉を紡ぐ。
いつだって、この二人はお互いが一番大切で、だからこそ相手のためにしたことにお互いが傷つくのだ。
昌浩は、かけてあげられる言葉を見いだせず、代わりにこう言った。
「………帰ろう、天一。みんな、待ってるよ。絶対、一緒に帰ろう…」
天一は頷くと、差し伸べられた昌浩の手を取って立ち上がった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はい、今回終わりー!
天一発見しました!!
なんか変なところあったら遠慮せずに教えてね…?
>>991どんまい………。残念だったね…
>>992咲夜だよ!ここはもともと咲夜が作ったところだから、最後のコメントのところは咲夜が新しいとこ作っただのなんだのコメントできるようにとっとこうね
分かった!
996:咲夜◆.M:2016/12/18(日) 18:34 ID:k2g え、そんなそんな!
滅相もない……!
あ、次のスレは、
「少年陰陽師 〜幻絵巻・其の弐〜」
でいいのかな…?
其の弐ってない方がいい??
いや、それでいいと思う!!
其の二だったら、雰囲気にもあってるしね!
ほんと!?やった♪
じゃあ、そろそろ建てて来ますねー!
はーい!!
1000:咲夜◆.M:2016/12/18(日) 20:00 ID:k2g 建てたよー!次のはこちらです!
https://ha10.net/ss/1482054992.html
今までありがとう!みんな大好きです!
そして、これからもよろしく!!
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててください。