ケイ君作品集(東京リベンジャーズ)

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1:影虎◆Vs:2024/03/15(金) 07:30 ID:a5k

ケイ君用の作品だけを載せるスレです!
ついに作りました。今までの東京リベンジャーズの
二次創作は、ここに集結させます。
東京リベンジャーズが好きな方や東京リベンジャーズを
まだ、知らない方も読んでいってね(・∀・)

話のテーマは、それぞれ色んな世界観設定が
盛り込まれてるんで、色んなのを楽しみたい方も
オススメです。

175:影虎◆Vs hoge:2024/08/24(土) 07:36 ID:OK.

ケイスケ「全ては、キサキを、疑っていたからだった。アイツは、バルハラの半間と間違いなく、繋がっていた。俺とカズトラで調べる為に。
千冬とキジネコとの件も、その為だ。
死んだカズトラの携帯を俺は、見た。カズトラの母ちゃんに貰って。
息子と仲良くしてた、俺にって。ハロウィンの日。あの時間、最後に電話を、カズトラによこした相手は、半間の着信で、最後だ。
つまり、あの時・・・カズトラに、半間は、何か喋ってた。
カズトラは、死ぬ最後に「バジもマイキーも、両方殺せないよ」って、
言ってたんだ。つまり、カズトラは、俺とマイキーを守る為に!死んだんだって!?おかしいだろっ!!戦ってる時に、フツー電話よこすか!?
半間は、何か知ってるはずだ!!キサキに、頼まれたに違いねぇ!?」
マイキー「でも、バジ・・・その、キサキを、ハロウィンの日に殺したよな?カズトラのカタキは、成功したんだろ?」
ケイスケ「あぁ、殺した。でも、何か変だよな?あれから、バルハラは、大人しい。キサキの件で、半間が何も、仕掛けてこねぇ。
不自然な気がする。」
マイキー「!」
ケイスケ「弟のシューヤだって、兄貴の件で、キレてるはず。
これだけ、大人しいのは、変だ。」
マイキー「そーいや、バルハラって・・・あの後、行方?元いた所から、別の場所に移ったって?カズトラの件で、俺達・東卍の力に、怯えてるだけじゃー?本気出せば、コッチが勝つ!!」
ケイスケ「だと・・・いいんだけどな?」
千冬「・・・・・・。」
キジネコ「にゃ〜。」
マイキー「最近、聞いた話では、半間やナガレ、シューヤの姿を見かけないって。バルハラは、不自然な感じだ。
用心しろよっ!??」

176:影虎◆Vs hoge:2024/08/24(土) 07:40 ID:OK.

「パサッ・・・(キサキのポッケから、カードが落ちる音)」

キサキ「おっと??ドナー登録のカードを落とした。ん?」

「ピロリン(メールの受信音)」

キサキ「メール?誰からだ?しゅ、シューヤ??誰のイタズラだ?いや、コレはーーーー・・・思ってた通り、か?」

次の日。
待ち合わせ場所と時間に、キサキは現れる。

キサキ「おい、来たぞ?死体は、どこだ?」

約束の昼、11時。

キサキ「?誰もいない、遅れてるのか?」

177:影虎◆Vs hoge:2024/08/24(土) 07:43 ID:OK.


キサキの背後から、近づく半間とナガレ。

「パァーン!パン!(後ろから銃を発砲し、キサキの頭と首に、当たる音)」

シュウジ「殺ったか?」
ナガレ「シューヤのカタキだっ!?」

「パンパンパァーン(床に倒れるキサキに、尚も撃つ音)」

シュウジ「よし、銃のタマは空だ。後は・・・、この銃をコイツらのポッケに、入れる。」
犯人二人「ん〜ん〜。(首を、左右に振る)」

口には、ハンカチ。手は、ロープで縛られている。

シュウジ「キサキ・・・、お別れだ。」

「シュポ(タバコに、火をつける音)ポィ(タバコを、キサキの死体に投げる音)」

瞬く間に火は、キサキを、燃やしてゆく。

178:影虎◆Vs hoge:2024/08/28(水) 14:31 ID:OK.

タバコの箱も、床に置き・・・
敵の口のハンカチや、ロープも外すと・・・。

シュウジ「逃げるぞ!?火が、建物にも燃え広がってきた?事前に建物の周りは、灯油かけといたからなー!」

第2アジトは、炎に包まれる。

ナガレ「へへっ!?やったぜ!兄貴?これで、自由だな!?(笑)」

二人の犯人達も、自分達の罪に恐れてか?逃亡。

次の日。

マイキー「おい!?聞いたか?バルハラのキサキの弟、シューヤが
昨日、アジトで、死んだって?銃で、撃たれて・・・?犯人はまだ、
見つかってねー。おい、バジ3トリオ!(バジと千冬と、キジネコの事)
弟のシューヤを、見つけ出して、殺したのか?」
ケイスケ「俺達は、殺ってねぇーーーー!何も知らねー!?」
千冬「そうですよ!?」
キジネコ「違うにゃ〜。」
ケイスケ「マイキーっっ!?冗談キツイぜ!??」
マイキー「・・・・・・っ。」

その後、半間とナガレは無事に、バルハラのアジト1に、戻る。

シュウジ「久しぶりだ。戻ったぜ〜?」
グッチ「あの!?半間リーダー!?昨日、その・・・シューヤさんが、殺されました!?」
シュウジ「東卍が、殺ったのか?」
シュート「いえ、まだ、分からないです。」
レンジ「銃で撃たれて、炎に焼かれて・・・怨恨かと。」

179:影虎◆Vs hoge:2024/08/28(水) 14:36 ID:OK.

シュウジ「犯人を、見つけねーとなぁ!?」

しかし、当然・・・二人の犯人達は、自分達が疑われると思って、
必死に逃げている、最中だった。
外国へと、逃亡したらしいーーーー・・・。

死んだキサキの死体も、携帯も燃えていた為、分かったのは、銃で死亡と、DNAでシューヤでは無く、キサキだったという点だけだった。
全ては、謎に包まれる。

ナガレ「上手くいったな?兄貴?」
シュウジ「あぁー?」

二人は、キサキとシューヤの墓の前にいる。

ナガレ「シューヤ、天国でキサキとは、会えたか?」

その後、半間とナガレは、警察の前では、「東京卍の誰かなら、やりかねない」っと、平気で主張した。
キサキの体には、合計・・・8発のタマが、ブチ込まれていて、
警察は「恨みによる犯行」と予想。
タマから、銃の種類は分かったが、それだけでは、犯人にたどり着けず、
事件のアリバイを、調べたりしながら、色々な者に聞きまくるが、
銃とアリバイだけでは、犯人は掴めずーーーー・・・
逮捕までには、ならなかった。

マイキー「警察から、聞いたぜ?あれ、シューヤじゃなくて、キサキだって?ハロウィンで殺されたのは、キサキじゃなくて、シューヤだった?
気づいてた奴いるか?」

180:影虎◆Vs hoge:2024/08/28(水) 14:40 ID:OK.

ケイスケ「いや、知らなかったーーーー・・・。」

千冬とキジネコも、首を縦に振る。
東京卍の方でも、謎に包まれるキサキとシューヤとの件。何が何だか、不明だった。

その頃、半間とナガレのアジトに、とある人物が、姿を見せる。

謎人物「半間さん、ナガレ?」
半間&ナガレ「?」
シュウジ「誰だ?」
ナガレ「知らない顔だな。」
謎人物「ナガレ!!シューヤだ!」
ナガレ「いや、シューヤは、死んだはず。」
謎人物「死ぬ前に、ドナー登録してた。ある日、思い出して。ナガレとの記憶・・・。今は、キクサスって名前だ。兄のキサキは、死んだって?兄が死ぬ前、メールで、やり取りしたんだ。」
半間&ナガレ「!!」

さすがの二人も、この展開には、驚きを隠せなかった。

キクサス「どうした?」
シュウジ(・・・シューヤが、戻って来る?そんなの予測出来るか、ダリィ〜。)
ナガレ(だったら、キサキを殺したのは、なんの為だったんだ!?)

最高から、最悪な気分に浸る半間と、ナガレであった。



完結

181:影虎◆Vs (ノ ゜Д゜)ノdice4:2024/09/05(木) 08:08 ID:jZY

次に投稿する作品は、また新しい設定の別のお話です。
町名が原作とは、違う「ホクテカ町」で、マイキー達は年齢が小学生設定になります。ただ、ケイスケだけが、中学生。
オリキャラで、バジ 高子(小学校の教師をしている)ケイスケの姉がいます。
更にオリキャラで、バジ 友久(警察官をしている)ケイスケの父さんがいて、母さんはいない設定です。
ケイスケと高子と友久の3人で同居中。
マイキーと千冬とカズトラだけは、小学生です!
タイムリープなし、ブラックコスモは、今回ケイスケに
黒い衝動をかけてます!
投稿は、また別の日にします!読んでくれた方、ありがとうございます。

182:影虎◆Vs hoge:2024/09/05(木) 08:11 ID:jZY

間違えて、あげちゃった(汗)

183:影虎◆Vs hoge:2024/09/05(木) 08:14 ID:jZY

タイトル【東京リベンジャーズ〜バジ3家族〜】

ここは、ホクテカ町。
緑豊かな場所。普段は、事件なんて起こらない、平和な所。しかしーーーー・・・、
3人の秘密基地。

大きな木があって、入口は大きめで自由に外に、出たり入ったりを出来る大木がある。
マイキーと千冬と、カズトラの小学生男児達3人は、ここを
「秘密基地」として、よく学校をサボりたい時などに、この場所で集まっている。
町からも、少しだけ距離がある、隠れ家としては、
持って来いの場所だ。

大木の中にて。

マイキー「今日も、学校サボったぜ?」
千冬「いつもいつも。」
カズトラ「今日は、何する?」
マイキー「この町で、最近、発生してる事件について、どう?話さねーか?」
カズトラ「探偵の真似事?」
千冬「高子先生に、怒られる。(汗)」

高子先生とは、3人のホクテカ小学校のクラスの担任の女先生である。
性格は、怒ると怖い。

マイキー「大丈夫だって。今、その高子先生がいねーから、やりたい放題!」
千冬「マイキー、ヤバい。」
カズトラ「事件と言えば、連続男児行方不明の?」
マイキー「そ、カズトラ当たり!滅多に事件ねーにさ?連続で、3人も・・・。」

184:影虎◆Vs hoge:2024/09/05(木) 08:17 ID:jZY

マイキー「こつ然と消えた。犯人の手がかりナシ!連続だから、犯人は地元の奴って、言われてる。俺らでその犯人、探さねー?」

その時、3人の後ろには、怒り顔の高子先生が、立っている。

高子先生「なぁ〜にしてるのかな(怒)またココで!?」
マイキー「げっ・・・(顔面蒼白)」
カズトラ「高子先生っ!?」
高子先生「いつもいつも、学校サボってコラァーーーー!!(怒)」

その後、3人は高子先生に、無理やり連れて行かれる。
大体はいつも、こんな感じの日常が、繰り返される。
そして、ホクテカ小学校の終わりの時間。

「キーンコーンカーンコーン(学校のチャイムが、鳴る音)」

高子先生「全く、困っちゃうのよね?探偵の真似事なんて、マイキー、カズトラ、千冬?大人しーくしていればいいものを・・・先生を、困らせないで。」

高子は、学校の窓から外を見て、帰るマイキー達3人の様子を見ながら、
そう、言葉を発した。

マイキー「なぁ?どうだよ、これ。」
千冬「び、ビーズ?」
マイキー「もし、犯人に、拉致られても、ポッケにいれて、下に落として、目印にする。俺達も、いつでも狙われても良い様に。色は、俺は白!カズトラは、黄色!千冬は水色だ!」
千冬「犯人、誰なのかな?怪しい奴なんて、この村にいないと、思ってたけど。」

185:影虎◆Vs hoge:2024/09/05(木) 08:20 ID:jZY

マイキー「いや、それ違うな。その犯人は、怪しまれない奴。だから、周りが、気づかねーんだ。」
カズトラ「子供と一緒にいても、怪しまれない奴なら先生?警察官?それか、子供好きな人?ほら、あそこのマトバおじちゃん!」
マイキー「あ〜。」
カズトラ「いつも、子供集めては、遊んでる。」
マイキー「あの、おじちゃん、子供好きで、戯れてるな。あの人は、昔から、あーだから。」
他の村人は、仲良くしねーけど、子供は、懐くから。子供が友達とかっていうかな?」

「プップー(車の、クラクションの音)」

マイキー「ん?」
千冬「あっ!」
カズトラ「警察官・・・!」
千冬「友久さんっ!?」
友久「やぁ、今から帰り?パトロール中だよ。君達、例の連続事件で危険だから、早く、家に帰りなさい!」
マイキー&千冬&カズトラ「はぁ〜い。」
友久「夜は、特に危ないからね。」
カズトラ「あの人の娘が、高子先生だよな!?」
千冬「うん!確かそう!?」
カズトラ「父さんは、警察官!娘は、女教師!すげ〜家族!?」
マイキー「・・・・・・。」
千冬「あそこ、二人家族だよ。それに・・・」

186:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 12:31 ID:jZY

その夜、バジ家。

友久「おい、高子、どうした?さっきのメール。今、仕事から帰ったぞ。」
高子「父さんっ!ケイスケがっ・・・」
友久「ん?弟のケイスケが、どうした?」

この家には、まだ家族がいて、それが引きこもりの息子・バジ ケイスケ。

ケイスケ「ごめんっ!親父っ・・・」

高子の弟・バジ ケイスケ(14歳)

ケイスケ「また、男児・・・殺しちまった(泣)」
友久「!またか!?これで、3度目だぞ!?(そもそも、息子が、ショタコンで無ければーーーー・・・。こんな事件など、起きなかったのに。)」

そう、あれは、息子のケイスケが、前に12歳の時。
その時は、まだ友久が、田舎町のホクテカ町では無く、都会町にいた頃。

友久「え?」

友久は、電話中。

姉の高子は、問題ナシ。だが、ケイスケだけは、友達も作らず、その内、引きこもりになった。元々、性格も地味で、大人しい。
ケイスケの件で、嫁とは、別れた。
その後、地元のここへ戻って、生活していたがーーーー・・・。
高子は、小学校の先生をしているが、ケイスケだけは、未だに、引きこもり。

友久「なぁ、ケイスケ。そろそろ・・・嫁を作らないか?お見合いすれば、きっとお前も、」
ケイスケ「何勝手に、話進めてんだよっ!?(怒)」

187:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 12:34 ID:jZY

普段、大人しいケイスケが、キレた。

ケイスケ「余計な事するんじゃねーーーーっ!?(怒)それにっそれにっ俺は、女なんか、女なんか、興味ねーんだよっ!?」
友久「!」
ケイスケ「ショタコンなんだっ!?」
友久「ショ?何だ、それは?」
高子「父さん、止めてあげて。この子は、男児愛好家よ?私、知ってたの、前から。」
友久「・・・・・・。」

友久は、初めて知り、ショックだった。
自分の息子が、異性愛者では、無かった事に。
それから、日が経ちーーーーーーーー・・・。

高子「ねぇ?ケイスケ。私は、先生だから、アナタの協力を、出来るわ。」
ケイスケ「姉貴・・・。」
高子「アナタが、好きな男児、誘拐してきてあげる?欲しいでしょ、男児?いっぱいいるわよ、私の学校に。」
ケイスケ「!」

こうして、あの男児誘拐事件は、始まった。

友久「男児の死体は、私が、どうにかする!(全ては、警察である故の恥だった。ケイスケが殺した男児は、その度に町以外の所へ、パトカーに乗せて、別の街に埋めた。バレたくなかった。警察の私の息子が、犯人だと、
知られるのは・・・イヤだった!)」

そう、この事件・・・協力者がいて、家族なのだ。

188:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 12:38 ID:jZY

回想。

高子(男児を、誘拐するのなんて、簡単だった。)

高子は、車に乗り、男児を物色中。

高子(どの子にする?そーだ!)

高子は、先生をやっているから。
1人目の男児は、自分の生徒を、家まで届けるふりして、そのまま自宅へ。
2人目は、学校休みの日、となりのクラスの子。
3人目は、父親である友久が、村の子の帰り途中を狙い、パトカーに送るよと、言葉巧みに誘い、睡眠薬入りのジュースで、眠らせた。

眠らせた後は、大きめのリュックに、その子を入れて、そのまま、自宅の玄関に置くと、メールでケイスケに知らせ、友久は、そのままパトロールに戻る。
ケイスケは、玄関へ行き、リュックを中へ入れて、その子はまんまと、家の中に、監禁される。

ケイスケ(よし。)

連れ去りは、上手くいった。
だがーーーー・・・。
1人目の子は、パニックを起こして、泣き叫んだので、バジは、殴り死なせた。2人目の子は、最初こそ言いなりになったが、ケイスケが、トイレに行く間に逃げたので、気づいたケイスケによって、

ケイスケ「おい!?何してるっ!」

2人目と3人目の子は、同じ理由で死亡。いずれも暴力。

ケイスケ(クソっ!クソっ!裏切りやがって!?信じてたのにっ!?裏切らなきゃ、殺さなかった!!(泣))

189:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 12:40 ID:jZY

ケイスケ(ヤベェ、また、死なせちまったーーーー。)

最初の目的としては、殺しではなく、性行為だった。
だが、どの子もケイスケを、満足させるどころか、傷つけた。
回想終了。

ケイスケ(久しぶりに外、出るか?)

気晴らしに外へ、散歩しに行く、ケイスケ。

ケイスケ(ん?)
カズトラ「ヤバい!遅れちゃう!?(マイキーと、千冬の所に行かないと!?)」

慌てた様子で、カズトラが、ケイスケの横を、通り過ぎる。
ケイスケの目線は、カズトラを見ている。
とっさに、ケイスケはーーーー・・・

ケイスケ「ユウキ君だっけ?」

話しかける。

カズトラ「え?違います、カズトラです(汗)」
ケイスケ「そっか、ごめん。間違えた。じゃあ・・・。」
カズトラ(あれ?この人・・・地元民じゃ・・・ないよね??)

キョトン顔のカズトラ。
ケイスケは、カズトラの名前を、聞く為にワザと、間違えたふりして、聞いた様だ。
満足したのか、去って行く。

190:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 12:43 ID:jZY

二人の待ち合わせ場所に、カズトラがやって来る。

マイキー「おい?カズトラ、遅いぞ!?」
千冬「待ちくたびれた。」
カズトラ「何か、さっき知らない奴に、話しかけられて・・・。長い黒髪で、地元民じゃなかった。」
マイキー「何だ?そいつ。怪しいなー?気をつけろよ?」
カズトラ「うん。」
千冬「怖い!」

その夜、バジ家。

ケイスケ「姉貴の学校に、カズトラ君って、子はいる?俺、あの子、気に入って・・・。」
高子「いるわよ、私のクラスの生徒ね。でも、あの子・・・いつも、友人達と一緒にいて、連れ出すの難しいわ。そ〜ね、なら良い方法!
3日間お泊りキャンプを、やるの!学校のイベントで。
その日に、うま〜くやるわ?」
ケイスケ「出来そうか?」
高子「父さん、その日は、アナタも協力してよ?」
友久「私もか!?」
高子「父さんがいれば、もっと上手くいくの!(弟は、他の男と比べて普通の恋愛が、無理なら姉の私が、相手探すしか無いじゃない??)」

高子が、主にケイスケの協力をするのは、同情心からだった。

そして、その3日間キャンプの日。
場所は、テントが、至る所に張り巡らされていて、料金さえ払えば、誰でも自由にキャンプが、出来る場所だ。
わざわざ、客が、用意しなくても済む為、ホクテカ町では、大人気の場所である。

191:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 12:46 ID:jZY

高子は、前日から自身の車を、スタンバイさせている。
駐車場も、料金さえ払えば、車を停めていても、OKである。
小学校では、バスを使ってキャンプしに来た。生徒達は、リュックの中に必要最低限の物を、詰めてきた様だ。

キャンプの近くには、ホテルもあって、そこで、泊まる事も出来る。

高子「キャンプは、朝9時〜夕方の4時まで、自由に使えます!その後は、近くのホテルで、泊まる。これが大体の流れよ?分かった?
昼からは、皆で、手作りのカレーライスを、作ります! その時間までは、自由に、遊んでOKよ。昼になったら、先生のいる所に、戻る様に。
テントは、汚したり、穴開けたり、乱暴に、扱わない様にね!?私物じゃないんだから。」
カズトラ「なぁ〜?どこ行く〜?」
千冬「あっち!」

マイキー達は、自然多い場所で、はしゃぎ回る。
しばらく、満喫する。
そして、昼のカレー作り。生徒達皆で、ジャガイモの皮を剥いたり、人参の皮を剥いたり、玉ねぎの皮を剥いたり、包丁で切ったり。
煮込んで、ルゥを入れるのは、高子先生の役目だ。

高子(ふふ、カズトラ君のカレーにだけ、睡眠薬を入れるわ。)
カズトラ「美味しぃ〜!」
マイキー「うん!」
千冬「うまうま!」

マイキー達は、すぐに、平らげる。

192:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 12:50 ID:jZY

カズトラ「ふぁ〜〜、何だか・・・眠くなってきた。眠・・・い。」

「トサッ(カズトラが、地面に倒れる音)」

マイキー「おい!どうした?カズトラ、起きろよっ!?」
千冬「駄目だ、寝てる・・・。」
高子「コラ!無理やり、起こさないの!?きっと、疲れるぐらい、遊んだのね?先生が、ホテルの方へ、寝かせるから、大丈夫!!
アナタ達は、二人で、遊びなさい?」
マイキー「・・・。」
千冬「はーい!」

ホテル名「ホワイドール」
高子は、カズトラを、腕で抱えながら、移動する。

高子(よし、上手くいったわ!キャンプの日にして、正解ね?
後は、カズトラ君を、リュックの中に入れる。これで、バッチリね!)
ホテルに、事前に置いて用意した、大きめのリュックの中に寝てる、カズトラを詰め込む。

高子(そして、スタンバイした、車の元へ・・・。)

高子は、カズトラを、車の中に用意した、別の鞄に移し変える。
これも、大きめのサイズだ。その後は、車の一番後ろにカズトラを、トランクに入れて、近くを、パトカーでパトロールしてる友久に「ワン切り」で、知らせる。後は、高子は、その場を離れてOK!
高子は、皆のいる元へと戻る。
友久は、ワン切りの合図と共に、ホテルの駐車場へ、到着。

193:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 14:22 ID:jZY

友久「高子の車だ!?後は・・・」

用意していた、高子の車のキーを使って、トランクにあるカズトラの入った鞄を出すと、今度は、友久が、自分の車へと移す。
そして、そのままホテルを、離れて自宅へと、向かう。
自宅のドア前に、カズトラ入りの鞄を置いて、ケイスケにワン切りで、知らせる。
友久は、再びパトロールに、戻ればOK!

ケイスケ「!知らせが、来たな。」

玄関まで行き、カズトラ入りの鞄を手に入れ、ケイスケの部屋に、運ぶ。
中から、寝てるカズトラを、取り出し、ベッドの上に乗せる。

ケイスケ(眠ってる。目隠し、させておくか。今までの男児は、殺しちまったから、今度こそ上手くいきてぇな・・・。)

カズトラに、目隠しをさせて、手もロープで、後ろ手に結ぶ。
その一方で、キャンプでは、カズトラがいないと、騒ぎになっていた。

マイキー「嘘・・・だろ?」
千冬「カズトラがっ!?」

カズトラの方ではーーーー・・・

カズトラ「(ん?あれ、見えない。視界が・・・。)マイキー、千冬?高子先生っ??」
ケイスケ「!か、カズトラ君!?」
カズトラ「えっ、誰っ??」
ケイスケ「静かにっ!俺ね、小6のケイスケ。」
カズトラ「け、ケイスケさん・・・??」
ケイスケ「気づいたら、知らない所で、監禁されてたんだ。」

194:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 14:27 ID:jZY

ケイスケ「君より、早くここにいる。犯人は、二人。」
カズトラ「二人・・・?」
ケイスケ「ご飯を、食べさせてくる奴と、性的行為する奴。」
カズトラ「えっ・・・ヤダ!そんなのっ・・・」
ケイスケ「一人は、家にいて、もう一人は、外で仕事。」
カズトラ「え?じゃあ、俺は、今監禁されて・・・??え、いつの間に!?マイキーと、千冬の二人はっ!?」
ケイスケ「犯人の話によると、その二人の事は、知らない。カズトラ君の事だけ、話されて、二人で、仲良くしておけって。」

もちろん、この話は、全てケイスケの嘘だ。
次の日。

マイキー「な?千冬。高子先生、怪しくねーか??」
千冬「だからって、勝手に、高子先生の車に、近づいて!?」
マイキー「見ろよ!?車の助手席に、カズトラのビーズがある!黄色の!カズトラは、一度、高子先生の車に、載せられた証拠だ!」
千冬「嘘!?何でっ・・・先生の車に!?」
マイキー「名前の「か」の字も、彫られてる。間違いねー。あの女・・・。」
千冬「でも、何で、先生がそんな事?」
マイキー「多分、先生はーーーー・・・犯人の言いなりになってるんじゃねーか?今、先生は、授業中だ。千冬、今の内に先生の家に行くぞ!?
もしかしたら、カズトラは、そこにいるかもしんねー!」

「タタッ(マイキーの走り出す音)」

千冬「おう!」

千冬も、マイキーの後を、追う。
その頃、ケイスケと、カズトラはーーーー・・・。

195:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 14:30 ID:jZY

カズトラ「ケイスケさんは、犯人と顔見知り?」
ケイスケ「いや、実はさーーーー長い事、ここにいるけど、犯人の顔も声も、聞いた事ねーんだ。あっちもあっちで、バレたくねーんだろ?
声出すにしても、声を変える機械を、使われたりする。
殺されたくなけりゃあ、犯人の言いなりになるしかねー。俺は、ずっと、そうしてきた。」
カズトラ「親の元に戻りたくないんですか!?一生ここにいろって・・・。そんなの、酷すぎる!」
ケイスケ「しっ!静かにしろって?犯人に聞かれる!」
カズトラ「ご、ごめん!」
ケイスケ「大人しくしてる方が、身の為だ。逃げたら、それこそ、バレたら命取りだ。死にたくないよな?」
カズトラ「・・・・・・。」

バジ家に、マイキーと千冬が、姿を見せる。

マイキー「ここが、高子先生の家だ。父さんの友久も、警察の仕事中。
調べるなら、今だ!」
千冬「・・・(苦笑い)でも、どーやって、中に入る?サッカーボール、持ってきて?」
マイキー「そのボールが、必要なんだ!いーか?千冬、ボールで遊んでるふりして、ワザと、窓のガラスを割る!中に入ったボールを、取るふりして、その間、カズトラを探すんだ!?」
千冬「なるほどー。その手があったか!」

「バリーーーン!(窓ガラスが、ボールで、割れる音)」

ケイスケ「!?(何だ・・・?下で、窓が、割れる音?こ、声がする?誰か入って来た!?)」

急いで、ケイスケは、カズトラの耳に、イヤホンを掛けて、音楽を、聞かせる。

196:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 14:33 ID:jZY

ケイスケ(誰か、入ってやがる。と、トイレに二人で、隠れねぇと?カズトラを連れて・・・。)

トイレは、一階と2階にそれぞれあるので、ケイスケは、2階のトイレにカズトラを抱えて、中で鍵をかけて、大人しくする。

マイキー「どーだ?千冬?カズトラは、そっちにいたか?」
千冬「こっちの部屋には、いない。」
マイキー「全部の部屋を、見て周るぞ?見つけんぞ!」
千冬「おー!」

仕事中の友久の携帯に、メールがきた。

友久(ん?ケイスケからだ。何だとっ!?家に誰か、入ってる?よし、自宅に行くか。一体、何事だ。)

ここの田舎町、ホクテカでは、唯一村の警察官は、友久だけだ。
そうとも知らず、マイキー達はーーーー。

マイキー「変だな、カズトラ、見つからねー。」
千冬「どこだぁ〜??」
ケイスケ(何なんだよ!?コイツらっ・・・まさか、カズトラの友達のマイキーと、千冬って奴らか?マジかよ!?)

その時ーーーー・・・

友久「君達!?何をしている?そこでっ・・・!」
マイキー「あっ・・・。」
千冬「!ごっ、ごめんなさい!ボールを、取りに入ってて・・・!?」
マイキー「サッカーしてたら、窓割っちまって。」
千冬「すっ、すみません!(泣)」
友久「あぁ〜、もういい!これからは、気をつけなさい!?」
マイキー&千冬「はいっ!」

197:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 14:36 ID:jZY

二人は、残念そうな顔で、外に出る。

マイキー「カズトラ、見つからなかったな?」
千冬「うん。いなかった。でもさ、大体の部屋を、確認して思ったけど。」
マイキー「ん?」
千冬「高子先生の家って、二人で住んでる割に、部屋のベッドが、多くて3って、変だよ。」
マイキー「!そうだな、それに一つだけ、開かねぇドアあったし。」
千冬「何か、怪しいよな?まだーーーー・・・。」
マイキー「・・・・・・。」

謎は、残った。
それから、2年の歳月が、経つーーーー・・・

ケイスケ(もう、十分だ。カズトラ君は、開放しよう。満足出来た。顔を、見られてねぇから、返せる。)

その夜、ケイスケの指示で、友久と二人で、カズトラ君を、大きめのダンボールに入れて、外へ運び出す。
途中までは、車で運んだ。

カズトラ(何だろ?何か、揺れて動いてる。)

相変わらず、カズトラは、目隠しされ、手は、ロープで縛られたまま。

ケイスケ(じゃあな、2年間・・・楽しかったぜ?)

ケイスケは、ダンボールに入る、カズトラに別れを告げ、置き去りにして友久と、車に乗り込み、その場を、離れる。

198:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 14:40 ID:jZY

次の朝。

地元民1「みろ、見慣れないダンボールだ。」
地元民2「中に、何が入ってる?」
カズトラ「(声がする!?)だ、誰かぁーーーー!?」

耳は、聞こえるので、カズトラは、デカイ声を出す。
その後、地元民の発見によって、カズトラは、親元へ戻ったがーーー・・・。
警察官の友久には、事情聴取される。

カズトラ「え?犯人の事??顔は、分かりません。でも、犯人は、二人いて、もう一人、ケイスケさんって子も、監禁されてたよ。」
友久「そうか。辛かったね?もう大丈夫。これ済んだら、すっかり元通りだ。」
カズトラ「はい・・・。」

しかし、その後、分かったのは・・・このホクテカ町に、ケイスケなんて生徒は、いないという事だった。

カズトラ(そんな!?じゃあ、あの子は一体ーーーー!?)
友久(よし、上手くいったな。)

そして、その後、ケイスケは・・・。

ケイスケ「父さん、姉貴、俺・・・ここを、離れて都会で、生活する事にする。今まで、迷惑かけてごめん!もう、大丈夫だから。」
友久&高子「!」

こうして、ケイスケは、ホクテカ町を、離れたーーーー・・・。

マイキー「カズトラ、生きてて良かった!」
千冬「もう、死んでるかとばっかり・・・。」
カズトラ「うん!また、こーして、会えて良かった!?でも、謎があるんだ。」
マイキー「犯人、友久と高子じゃねーのか?」
千冬「家に俺ら、入ったんだぞ!?」

199:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 14:42 ID:jZY

カズトラ「いや、犯人の顔・・・見てないんだ。それに、声もよく分からなくて。もう一人、ケイスケって子も、監禁されてて、大体は、その子と会話しまくってた。でも、ケイスケって、地元民じゃなくってさ?
別の町から、さらわれた子なのかな?」
マイキー&千冬「!」
マイキー「声を、出さないのは、カズトラと、知り合いだからじゃあ?」
カズトラ「うーーん、よく分からない。」

その後、当然、犯人逮捕は、進む訳なかった。
友久が、共犯者だからーーーー・・・。
それからまた、月日は、流れて・・更に1年後。

マイキー「本当に、出ていくのか、カズトラ?」
カズトラ「うん、ごめん。事件のせいでPTSDが、酷くてさ。もう、地元には、いられない。」
マイキー「分かった、離れても、仲間だからな!?」
千冬「いつでも、戻って来いよ!」
カズトラ「うん!」

カズトラは、都会の町「ウッドラッド町」へ、やって来る。
一人暮らししながら、仕事の為・・・ペットショップ「ペケハウス」に、務める事にした。

200:影虎◆Vs hoge:2024/09/10(火) 14:46 ID:jZY

店の従業員1「新しく、入って来た、カズトラ君です、仲良くする様に!」
カズトラ「初めまして!羽宮 カズトラです!動物好きです!仲良くして下さい。都会で、暮らすのも初めてで、緊張してます。」
ケイスケ(かっ、カズトラ!??何でここに!たまたまか?)

驚いた表情のケイスケ。何と、ケイスケも、このペットショップで、働いていた。
偶然、越してきたのも、この町だ。

ケイスケ「け、ケイスケです。よろしくっ・・・。」
カズトラ「え!?あれ・・・その声って?け、ケイスケさん!?もしかして、一緒に、監禁されてた!?あの後、犯人に開放されてたの?」
ケイスケ「あっ、あ〜〜〜〜!そうなんだよ!?会えるなんて、すげ〜な、こんな偶然(汗)これから、よろしく。カズトラ君?」
カズトラ「うん。でも、あれ?何か、年齢が、だいぶ年上だね(汗)」
ケイスケ「あん時は、小学6って言ったけど、あれ、嘘なんだ。何でかって、本当の情報を話すなって、犯人に脅されてたから・・・。それで、無事こうして、開放されたんだ。許してくれよ?」
カズトラ「別にいいよ!また、会えて嬉しいから。」
ケイスケ「カズトラ君・・・。」

こうして、偶然の再会を、果たした二人は、ペケハウスで、働き始めたと言うーーーー・・・。

ブラックコスモ「へっへっへっ〜。今回は、ケイスケを、悪人にしてやったモ〜!これで、ますます、エネルギーを食べて大きくなれるモ〜、モグモグ(悪エネルギーを、食べる音)」


完結

201:影虎◆Vs hoge:2024/09/12(木) 07:36 ID:jZY

次に投稿する作品の設定紹介!
今回登場する、マイキー達の年齢は高校生(2年)設定。
原作の三ツ谷とドラケンも初登場します!そして、パ〜ちんも!
主人公・花垣 タケミチも出ます!(やっとか。)しかし、タケミチが主役って、感じの作品でも無かったです。(読んでると。)
橘 ナオトも登場します。(橘 ヒナタの弟)
また、ケイスケ母や、カズトラ母も出ます(笑)
大体が、登場するキャラ人数ですかね?

今回は、ブラックコスモの力によって、またケイスケが悪人になっています。
タイムリープはナシ。
じゃあ、別の日に投稿します。ここまで、読み進めてる方いたら、ありがとうございます!!
ケイ君の作品を楽しんでね!?では(消え)

202:影虎◆Vs hoge:2024/09/12(木) 07:39 ID:jZY

タイトル【東京リベンジャーズ〜ばじとらふゆ〜】

2007年、東卍からバジ&カズトラ&千冬が消えた。
その頃のマイキー達は、高校2年生。最初に消えたのは、カズトラだ。

マイキー「なぁ?バジ、カズトラとメールが、繋がんねー。そっちもか?」
ケイスケ「あ、そういえば、これ・・・俺の家に届いてた。手紙!?」
マイキー「カズトラからか?何って?」
ケイスケ「えっと、「バジへ 家出しようと思う。前から考えてて。」」
マイキー「はっ?家出っ??」
ケイスケ「「理由は、親と上手くいってねーから!場所は、ネットで知り合いになった奴の所にいる!バジや千冬に頼ると、すぐバレるからさ〜?マイキー達にも、よろしく!手紙のやり取りは、バジとならOK!でも、親にバレたくないから、詳しくは、言わねーけど。カズトラより。」」
マイキー「はっ!?き、急だな!?カズトラの家、そんなに上手くいってねーのか!?」
ケイスケ「あ〜、いってねーよ。俺には、そう言ってよく、愚痴こぼしてた。」
マイキー「戻って来んのか?その内。」
ケイスケ「今は、分かんねー。けど、安心しろ?手紙のやり取りは、こっちで、続けておく!その都度、マイキーにも内容を、知らせるから。」

それから、2ヶ月が経ち・・・。

マイキー「カズトラ、どうしてる?」
ケイスケ「また、手紙きてさ?それによると、ネットの奴が、とある組織の奴で、仲良くなったから、もう東卍辞めて、こっちの組織で生きてく。じゃあ!だと。」
千冬「えっ!?カズトラさん、東卍辞めるって!?」
マイキー「まっ、マジかよ!」

203:影虎◆Vs hoge:2024/09/12(木) 07:42 ID:jZY

ケイスケ「新しい所で、チーム入りするって。」
千冬「バジさん、いいんスか!?」
ケイスケ「いいも何も、アイツがもう、選んだ事だから。」
マイキー「何って、組織だ?」
ケイスケ「それが、書いてねーんだ。組織名。カズトラも、気まずいからかもしれねぇ。」
マイキー「近場か?」
ケイスケ「さぁな?カズトラ、もう、来ねーかもな。東卍には・・・。」
マイキー「何だよ、アイツ。勝手な奴。ま、前から、そーいう所あったけど。たくっ・・・。」
ケイスケ「カズトラが、元気ならそれでいいよ。
組織同士、今の所は、やり合う展開じゃねぇんだし?対決になると、しんどいけどな。バラしちまうと、場所は、特定されたくねーから、組織名を、伏せてんだ。家出中だから。」
千冬「え?じゃあ、バジさん・・・手紙の住所も、カズトラからきた便箋は、破り捨ててんスか?」
ケイスケ「まーな。カズトラから、届いたヤツは。隠してぇから。カズトラの奴が教えるなって、しつけーからさ?だから、俺しか知らねー(笑)」

それから、また一ヶ月後の5月。

千冬「バジさーん?どうしたんです?メール見ました。何です?大事な話って。」
ケイスケ「あ〜、千冬にだけ、教えたくて。」
千冬「何を・・・?ですか。」
ケイスケ「それは、これから教える。ついて来てくれねーか?」
千冬「何処ですか?」

バジに連れられ、とある家に、やって来た。

千冬「ここ、ですか?うわぁ、知らない家。」
ケイスケ「さ、中入って来い。」

「ガチャ(玄関のドアを、開ける音)」

千冬「あの、バジさん?ここって、誰の家なんですか?」
ケイスケ「いーから、こっちだ。」
千冬「あの、話って何ですか?一体、いつしてくれるん・・・、」

204:影虎◆Vs hoge:2024/09/12(木) 07:46 ID:jZY

奥にある部屋に入ると・・・

カズトラ「!ちっ、千冬!?」
千冬「え?か、カズトラさんっ!?」
ケイスケ「・・・・・・。」
千冬「何でここに?バジさん、ここって、カズトラさんの家なんでスか?」
ケイスケ「あぁ、そうだよ。監禁部屋なんだ。」
千冬「え?バジさん、今何って・・・?」
カズトラ「千冬!逃げろっ!」
千冬「え?何がっ!?・・・ハッ?」

「ドゴッ(千冬の頭が後ろから、殴られる音)」

千冬(えっーーーー・・・?あ、目の前が・・・暗く・・・)

「ドサッ(千冬が床に気を失い、倒れる音)」

カズトラ「何でっ!?何で、こんな事するんだよ!?バジ?千冬までっ・・・えぐっうぐっ(涙)」
ケイスケ「お前の為、だろ?カズトラ。仲間増えて嬉しいだろ?それまでは、俺と二人だったからな?」
カズトラ「こんなこしてくれなんて、頼んでねーよ!?うぐぐっ・・・(泣)」
ケイスケ「カズトラ・・・。」

その後、千冬は、寝かされていたが、一気に跳ね起きる。

千冬「ハッ!?えーと、ば、バジさ・・・んっ!?あ、あの、これっ一体、何ですか!?意味が分からないんですがっ!?」
ケイスケ「あーーっと、今から、説明する。」
千冬「え?何の・・・説明ですか?え?何で、さっき、殴ったんですか?」 
ケイスケ「千冬。まぁ、カズトラに聞け。」
千冬「は、はい?」
カズトラ「俺は、バジに、監禁されてたんだよ。」
千冬「え?ますます、意味が、分からないんですけど?ええ??何で、バジさんが!?」
カズトラ「まだ、分かんねーのか!?あの手紙の内容は、バジに書かされた、嘘っぱち!本当でも、何でもねーよ!?全部っ!!」


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