…そ、そうかな、
( 真っ直ぐな瞳とかち合い、その言葉に面食らった様に瞳をぱちり。きっと自分を気遣ってくれているのだろう、心が少しだけ軽くなった様な気がして、神妙に考え込んでいた表情を少しだけ緩めて。だけど赤と泥の違いは拭えることのない申し訳なさであり、コートを水の中で擦る手を少しだけ止めると言葉を続け。パンデミック後、死に物狂いで此処へ転がり込んで以来殆ど助けて貰ったりした記憶ばかり。 )
僕にしか出来ない事なんて、あるのかな。
>>87 要くん
ちょちょちょ…て、偵察なんかじゃないよ!
( 注射器の先はきらりと光って見え、思わず毛の先までぶるりと恐怖に沸き立ち、瞳はキュッと固く閉じて。何とか敵意が無い事を示さないといけない、と大袈裟にぶんぶんと首を横に振り、手をパタパタとはためかせ。1歩ずつ後ろへと退きながら、必死の口調で弁明を施して )
この大学の研究室に、用があっただけ!
>>88 杏ちゃん
そーよ、有害なゾンビを無害な人間に戻す実験
( 相手をずるずると引きずりながらそう答えれば、大学内へと到着。椅子に座らせれば足を組んで、にっこり )
杏の何が知りたい?グループのことは言えないけど、杏のことは何でも教えちゃうよーっ
>>89 / 要さま
偵察じゃないのー、なんだ…警戒して損したぁ…えっ、研究室だって?
( ほっ、と安心すれば注射器をパーカーの内側へ。にこにことしながら解放しようとするが研究室、と聞けば態度は豹変。ぴくりと肩を震わせればぎらりと再度瞳をぎらつかせて。何故なら自分の極秘実験をしている最中だからだ。それを阻止しようとだんだん相手と距離を詰めて行き )
>>90 / 千歳さま
杏の顔に何かついてるー?
( 此方を二度見する彼女にきょとん、とした様子で首をかしげれば上記をぼそぼそ。武器を全部仕舞えばふぅ、と溜め息をついて )
>>91 / アンリさま
…さぁ、空耳じゃないの?
( すっとぼけたような表情を見せれば本拠地の中へ強制連行。何処からかガタガタと机を出してくれば、ふざけているのか刑事のような顔をして下記、)
…名前とここに来た理由を教えなさい。理由によっては戦うことになる…と思う
>>92 / 咲さま
あるさ、少なくとも俺は、それに何時も救われてる。
そうだな……俺はさ、あんたの事を兄さんみたいだと思ってるんだよ。
(ブレザーを洗う手をすっかり止めて、晴れ渡る空を見上げ、今は居なくなってしまった実の兄を思いだしながら、上記を呟き。そう言いながらも、自分の中での相手への思いに、自分自身初めて気付いたようで、少し意外そうな顔をしていて。)
……俺が血濡れで帰ってきたら、きっと馬鹿みたいに心配して、馬鹿みたいに世話焼いてくれるだろ、朝凪は。……俺は、そんなあんたが居なくなってしまう事を恐れてるんだ。
(後半は少し、顔や声を強ばらせながら上記を言い。そう言っている今でも、想像すると地に足がつかないような、そんな感覚になって。)
>>90 千歳さん
高校だよ。逆にそこ以外何処があるって言うんだ。
(早口で上記を言いながらも、相手の背後に危険が迫っていて。素早くカッターナイフを取り出すと、相手の命を喰らわんとする彼らに向かって蹴りを御見舞し、その獲物で喉笛を掻っ切ってやり。)
>>91 アンリさん
……その実験は、何処まで進んでるんだ。
(改めてよく考えると、大学に一人のこのこ来てしまったのは流石に不味かったかと内心後悔。だがそれでも、もし相手の言っている事が本当で、そんな事が可能なのだとしたら、と、どうしても実験の内容が気になってしまい、上記の様に質問をして。)
>>96 杏さん
……キツそうだが、やってみるか。
(パンデミック以前は、特に運動をしていた訳でも無く、1日少しの筋トレに留めていた為、相手の申し出に少し顔を引き攣らせるも、これから先、それぐらいの持久力と筋力は必要かも知れない、と思い、挑戦してみる事にし。そして2分後、何とかぎりぎりでノルマを達成するも正直それだけで相当堪えて、教室の床に無言で突っ伏しながら、まだまだ余力の有りそうな相手との差を思い知らされて。)
>>99 雪さん