銀の匙  

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58: ウェル ◆e.:2019/08/25(日) 04:56




  ならこの時間に話しかけたのは間違いだったな

 ( 追い打ちをかけるように思いをぽつりと告げれば、しょぼ、と明らかに動揺したのを目にしてふいと逸らす。別に気まずいとか、そういうのじゃない。それでも俯いてなにかを呟く相手に少しだけの不安を感じれば、これはどう対応すればいいのかと少し悩み。無視してどこかへ行ってもいいけれど、相手は敵ではなく味方。もし無視したとして、これからの戦争になにか影響が及ぼすことになっては困る。そう自身の中でなんとか言い聞かせれば、今度はどう声をかけようかと手を顎に当てたとき、どこか様子を伺うように顔を上げた相手に自然と視線を向け。そして告げられる言葉に、手を離して腕組み直せばまた視線を下げた。…これは、どう言えばいいものか。また頭を巡らせた。それから少しして、ホイップでも絞り出すようなほど小さく口を開けば、薄い声でほんのりと一言 )

  __5分だけだ、

    >>35 リコット


 ( 眉を顰めた相手を見下していれば、さっきのが嘘のように笑いをこらえだす相手に今度はこちらが眉を寄せ。一体なんなんだ。腕を組んだまま人差し指で腕を叩き、じろりと睨む。そうしたら、堪えてるせいか震えた声で上からものを言うような言葉にまた苛立ちが。怒ってるわけではない、苛立ってるだけだ。なんて意味のわからない言い訳をしつつ、こいつはこんな物言いしかできないのかとため息をはきだし )

  誰がおまえと同じことをするか、

 ( 目前に差し出された歪な花を見、変わらず震えた声で問われればあからさま嫌そうに目を細め。そもそも占いだとかあやふやなものに興味はない、結果なんか自分次第だというのに。こいつとは絶対に分かり合えないだろうと感じ取れば顔を逸らし )

    >>43 ココ


  ……それで、まんまとおれが集まってきた、という訳か

 ( むす、と眉を顰めては機嫌の悪そうな声でぼそりと。聞いたまま受け取れば、相手の思惑通りにおれが来たという事になる。なんだかそれが掌で転がされていたような気分で、少しでも心配したのが馬鹿みたいで。あと、なんだ、って言われたのも気に食わない、なんだとはなんだ。その嫌悪感を隠すことなく表情やら行動に表せば、もう離れようかと後ろの廊下をちらりと横目に見て )

    >>54 レイ


 


 ココ ◆AE:2019/09/09(月) 12:48 [返信]




   へー … あ、今どっちだっけ

(  圧で押し返されたような気がする花を持った手はぷらんと引っ込めて。相手が目を細めたから、というわけでもないけど、こちら、目をずうんと開いて肩を竦めてやった。ぐるんと目玉を回してやろうかな、と思ったけど、目がかわいちゃって、しぱしぱ、瞬きを二、三度。それと同時にぷちんと花弁を取ったのだが、も一度目を開けたときに手にしていたこの黄色の花弁はいったい何を指していたのだっけ、忘れてしまった。あれれ、と思ったとき、少しだけ、ほんの少しだけ手の力が緩まると、指と指の間をするんと花弁は通り抜けてぴらぴらとどこかへ落ちた。思わず目線を地面に移したけど、足元にはたくさん花弁が散らばっていて、どれがさっき落としたものかわからない。そもそもここには落ちてないのかもしれない。まあ、別に、いいんだけど。すん、と鼻から息を吐いて目線元に戻すと、ふい、とさっき反らされた相手の横顔が目に映る。ぐしゃぐしゃ、足元の花弁を蹴散らすように靴で地面を撫でると、自分は溜息をつきながらぽつりと下記零し  )

   ウェルって、なんか、楽しくなさそうだよな なあんでも

   >>58 : ウェル


   写真は「 何か 」の一場面を切り取ってるわけだしな、その一連の「 何か 」がひどいものだったらどんなに凝っててもその写真の存在価値はない ような、気がする 人権を保障されたキャッサバは、たぶん、すでに消化されてキャッサバじゃなくて、価値のある写真の中のみに存在するようなキャッサバ

(  人権から写真、と話は移り、彼女の首からさがっているごついカメラを思わず見つめる。彼女の手の黄色い花弁は、人権があるのかないのか? あったとしても、人権が自分のもとにおいて保障されていないのは確か。ぐさ、と地面をふむと、花弁は茶色く縮れてしまった。はあ、と溜息をつくと、相手に影響されたのか自分も真面目な顔つきで語りだし。むう、と自分もしゃがみこんでみて、手で薄汚れてしまった花弁をぴ、と摘んで離し。つ、と音もなく花弁が地面についたところで、ぼそりと日頃から思っていたことをひとつ  )

   そいや、タピオカって吸えなくね

   >>61 : パァル


   いや、そんなに重いわけ… うあ、まあ、重い

(  ぱしゃん、と如雨露から跳ねた水は名の無き草につやりとした瑞々しい輝きを持たせた。うっすらと生えた明るい色の雑草に対して、とっても重いらしいブリキ製如雨露の錆びはひどく悲しく見える。ふうん、と組んでいた腕を解くと両手で如雨露の持ち手に手をかけて。ひょい、と持ち上げ――るかと思いきや、水はたっぷんたっぷんと大きな波をつくりながら、15センチほど持ち上がった如雨露から溢れてゆく。はあ、と息を漏らしてそれを地面に置くと、水のかかった手をひらひらと日光の下で泳がせて。いや、これは、だめだわ。こんくらいの、と胸の前あたりでぽわぽわ手を動かして、どこかにあるはずの如雨露のサイズ感を示し  )

   でもちっこい如雨露なかったっけ? ほら、プラスティックの

   >>63 : 雛伊


 


  ◆/pk.:2019/10/07(月) 17:07 [返信]



  ……まあね

 (  )

  そんな非現実的な理論を展開されても、

 >>57 ココ


    △▼△


  そう、だね…

 (  )

  _何だ、良いんだ

 >>58 うぇる兄


    ▲▽▲


 ( 相手の言葉に、これは完全に失敗だった、しまった、…焦りと自己嫌悪がどっと溢れてくる……それは表情にも滲み出てきて。すこしで良い、考えてもみれば良かったのだ。彼がそこまで戦争……ましてや勝利に拘っていたことがあっただろうか。それなのに今、自らの手で彼のスイッチを点けてしまったらしい。ああ、何てことだろう…早く打開策を見付けなければ、! そう焦る心で決心すると、きゅ、と口元固くして真剣な表情になりつつ、これからの展開に警戒して左足だけ一歩下がりやや上目遣いで睨み上げて / …最後の言葉の調子。あれ、まさか? そんなきょとんとした表情で )

  __ッあ、まずい……、ッ   ……え?

 >>59 オペラニキ

 


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