…心がないよ
( 震える足でしっかりと地面を踏みしめて、尚且つ空中を歩くように覚束ない足取りで後ろに2、3歩後退し。周りの人って誰だよ、と疑問に思うもそれを問うてしまえば場の雰囲気を壊してしまうと思い口を噤むと、見るに堪えない芸術品から顔を背け目を伏せて。今のところ、自分は彼の引き立て役になれればいいと思いつつ好感を抱いていた彼にこう言ってしまうのは心が痛む、ような気がしても、それを見て見ぬふりをしようとするが。思わず苦虫を噛み潰したような表情で目を薄く開いては拍子零れた涙も拭おうとはせず、彼の方を気づかれぬように盗み見て )
>>652 瑠璃川君
強情な人ね。
( むむ、とわざとらしく頬を膨らませては彼を見て、“それで死なれたら夢見が悪いわ”とむくれながら紙に書かれた言葉に首を傾げ、ぱちくりと何度か瞬きをしては )
0時…何かしら。
>>653 武亮様
そんな物、とっくのとうに何処かに行っちゃいましたねえ
( 常人からすれば目を背けたくなるような光景、そんなことは判っている筈なのに俺の心が疼き続けるのは何故だろうか。それに関しては生まれた時から幸せ者。そんな俺の気持ちはきっと常人様には分からないのだろう?と解釈をしておいた。疑問が解決されれば忽ち冗談、俺にだって心くらいありますよと涼しげに微笑みながら返し、こちらを見るべきかどうかで視線を右往左往に泳がせている虚凜を捉えて、そんなに警戒なんてしなくて良いんですよ、…そういえば貴方って、物言わぬ死体様と化せば俺の最高傑作になりそうですねえ。とやや脅迫の意を含めて述べる。…これでパターンとしては完璧か? )
だぁって貴方ってば俺に負けず劣らず華やかな見目をしてますもん。
>>654/虚凜クン