>>all
(この国には反乱の兆しがある__とは言え、何も街中で反乱の民衆達と国軍が衝突しているなんて事もなく、リヴァループの街は一見平和そのものだ。こういう時、「反乱者」と「民衆」の区別は大切だが、同時に難しいと聞く。実際、広場で行われている民衆を反旗を翻す方へ導く演説も今の段階では「個人の意見を叫んでいるだけ」と言い訳されればそれまでだろう。そうなれば、警備隊も取り締まりにくい。捕まえられたとしてこんな目立つ役を首謀者が行っているわけでは無いのだろうし。右から左へ興味のない演説を聞き流しつつも何故この場に留まっているかと言えば、今自分が広場が見渡せるカフェのテラス席で朝食を摂っているからだ。魔術師達の街だから特別な事でもしているのかと思い店主の作る作業を見ていても中央都市のカフェとそう変わらない。けれどしゃきしゃきのレタスに塩っけの効いたベーコン、卵とコクのあるソースが良く合うサンドイッチは魔法の様に美味しくて、最近朝食を食べに通っているのだ。閑話休題、そんなサンドイッチを頬張りながら視線を向ける先は自然、先程よりヒートアップしている演説の方。明日もここで演説するならば今後はもう少しメインストリートから離れた飲食店に行くべきか…、そんな事を考えながら、先程から演説で繰り返し言われている単語をぽそりと呟いて)
魔術に自由を、…ね…?
(PL/絡み文投下させて頂きます。声を掛けづらい関係性、こちらの文章にからんで欲しい等ありましたら遠慮なくお声かけ下さい。)
>>29 リリィ本体様
(折角素敵な文章を投下して下さっている所、絡みにい行けず、申し訳ありません…!ただいま出先でして、すでに作っていたall宛 >>30 のみ出して行きます。もしお時間空いてるようでしたら絡んでやってくださいませ!)
>>30-31 ▽ セオくん本体様、
【 / お気になさらないでください…!早速、絡ませていただきますね!返しにくい等ありましたら何なりとお申し付けください!何卒、宜しくお願い致します〜! 】
( 久方振りに街へ赴けば、なにやら熱い演説がそこかしこで行われている。少し前まで、こんなことはなかったのに。私もちゃんと聴くべきかしら。こてん、と軽く首を傾げては困ったように静かに笑って。魔術に自由を、かぁ。何度も聞こえるその言葉を胸に残したまま、演説者に背を向け歩き出す。向かうは、サンドイッチが美味しいとあるカフェ。週に一回は、このカフェの為だけに家を出るのだ。るるるん、足取り軽く思わず歌だって口遊んでしまう。上機嫌に店内へ入れば、仲良くなった店主に早くも珈琲を頼み。さて、何処の席にしようかしらと見渡したところで、見慣れない軍服姿の人物を捉えて。あれは、…隣国の方かしら。一応、と距離を置いて席に座れば、邪魔してはいけないと静かにしつつ、視線を外へ向けて。早くも、頼んでいた珈琲が来れば小さくお礼を述べ再び外を見る。ぼんやりと頬ずえをつき、空いた片手をくるりと回す。すると、ティースプーンがひとりでに動き始めて。視線と聴覚は外の演説に向けられ、その間ティースプーンは珈琲に砂糖を入れくるくると掻き混ぜ始める。王国中心街ならまだしも、ここならそこまで驚かれることでもない。当たり前のように魔術を用いながらポツリ呟いたそれは、演説を聞き流すことができなかった証拠で )
…私は間違っているのかしら
>>32 ▽ ダンデライオンさん
【 / わひゃ〜、絡みと有り難いお言葉ありがとうございます(o_ _)o ハッキリしない子ですが仲良くしてくださいませ…! 】
__え? ぁ、ええと、
( ずい、と目の前に広がった深紅に思わず身を引いて。別に嫌だったわけではなくて、慣れない距離感に戸惑ってしまっただけなのだけれど、傷付けてしまっただろうか。声を掛けられた驚きと戸惑いで、その瞳の奥を揺らがせると曖昧に笑いかけて。所謂愛想笑いと呼ばれるものを送る。どうか彼が、傷付いていませんように。心の中でひとつ祈って。さて、彼の言葉になんて返そうかと言葉を探す。態々、声を掛けて忠告までしてくれる方だ。悪い人ではないだろう。安易にそう決め付けると、)
心配してくださって、ありがとうございます。
( ふふ、と笑みを零しながらやっとの事で言葉を返して。改めて、彼の深紅の瞳を見詰め、全体的な雰囲気を掴もうと試みる。 あら、この方ってもしかして…。 見慣れない軍服に気付けば、一瞬ハッとし口許を手で隠す。王国の、…いえ、クレメイユ連邦の方かしら? どちらにせよ、お偉い人に迷惑を掛けてはいけないと思ったらしく。問題ないから心配はいらないと伝えたいけれど、実際、問題しかない状況に、上手く口が回らずあたふたと )
少し道に迷ってしまっただけで、一人でなんとかできますので…えぇと、その、…