>>47 ▼ 二尾の人魚サマ、
(/ わわっ、お優しい言葉ありがとうございます! )
それもそうですね 。わたしじゃきっと、人魚サマのお役には立てません
( 彼女の解けない警戒心。流石支配者サマ!一分の隙も見せないように振る舞うなんて、わたしじゃ絶対無理だなぁ。スっと目を細めては優雅に微笑む彼女を見る。優雅で欺瞞的なアリスらしい表情を浮かべると、落ち着いた声色で肯定し。気にする必要は無い、なんて言われちゃったら大人しぃく身を引くしかないじゃない?肩を竦めて残念そ〜に言葉を付け足す。本当に残念なんだよ、あー残念。片手に持った食べ物をひとくち パクリ。かなりお腹が空いていたらしい。人魚姫の国特有の味に舌鼓を打つと、心底幸せそうに笑って。…あ、良いこと思いついたかも!ぴーん、と何かが降ってきたらしく一瞬ハッとして。今日はまだ争奪戦前日。仲良くしたって咎められない日!なんて素敵な日!あまり知らない国をひとりでふらふらするのもいいけれど、なんなら詳しい人に教えて欲しい。美味しいものも見つけたいし、支配者サマだって自国の魅力を自慢したいでしょう?ほら、みんな幸せになれるじゃない!両手をぱちん、きらきらって瞳を輝かせるとひとた提案をして。うふふ、と楽しげな笑い声も交えながら、どうしても了承して欲しいのか言葉を並べ一気に捲し立ていく。その様子は、敵国の者といえどひとりの純粋な少女のようで )
そうだ!人魚サマ、この国を一緒に観て回りませんか? まだ争奪戦前日ですし、国民の様子も見ましょうよ〜。この国の良い所、たっくさん教えてくださいな。美味しいものを食べれば、考え事も一気に解決〜ですよ!
>>48 ▼ エルザ、
( 名前を呼ばれかけるなり、幸せそうにニコリ。女王サマを満足させられる余興…はて。舞踏会に演劇、演奏会、大抵のことはやり尽くしてしまって面白くないはず。そうですねぇ、なんて唸りながら視線を右へ左へと。この前服従させたお国に カジノ なんてあったけどどうだろう?サーカス団は?ぽこぽこと思いつけど、どれも退屈であるような気がして。忘れるためにはぁ〜っと首を振って。周囲に凛として立つ兵に視線を送るが、そっと逸らされてしまう。あーあ、本当につまらない人たち!そうだ、ずっと城内にいることが既にストレスかもしれない!今日は王冠争奪戦前日、自由に出られる今のうちに国内を回るのはどうだろう。確か東の国から、珍しい茶葉と茶菓子の技術が入ったような。華やかでありながらも落ち着きあるあの香り。まだ女王サマは口にしていないはず。兵達や臣下を気にせずにゆったりと優雅に過ごすのも気分転換には最適かな。両手を広げ、掌を上にし外を指す。それから機嫌良く軽やかに指をゆらゆらとさせながら得意気に笑って見せて。女王サマと二人でいたいっていう本音は周りにバレないように隠しつつ。ひと通り喋りたいことをぺらぺらと並べていけば、最後に再び一礼をして。 )
外へ出るのは如何でしょう?王冠争奪戦前日、安全に自由にまわるなら今のうちかと! 東にある国から珍しい茶葉が入ったので、お茶会を開くのも一興なのでは。
いえ、こちらこそぶつかってしまってすみません
…心配してくださりありがとうございます
ですが心配はご無用です
確かに警備は今までとは違い厳重にしていますが
無闇に立ち入らなければ危害を加えることはないでしょう
(ぶつかったことに謝罪をすると
心配してくれたことにはお礼を述べ
だが心配するということはおそらくこの人は自分が
この国の支配者であることを知らない、そもそもこの国に住むものが
自分の国の支配者の顔を知らないはずがない、というか
こんな容姿の人は見たことない、と考えながら
自分の片隅にあった記憶を引っ張りだすと
一応敵の国の毒林檎であることを思いだし
ここは自分の正体を隠そうと決めてあくまで一般人のように
振る舞いにっこりと美しく笑顔を浮かべて
(/絡みありがとうございます!
わざわざ場所まで丁寧に…
政治に疎い毒林檎さん、いいですね!)
>>51 毒林檎さん
丁度私も争奪戦の前に国民の様子を見るため
国の視察に来ているところです
国にとって重要な場所、情報は無理ですが
争奪戦の前であることもあって今日は一段と
賑わっていますわ、それでもよろしいなら
(分かりにくいが重要な場所を案内しないこと
重要な情報を言わないことを条件にして一緒に行くことを許可し
それにしても自分の敵の国の、しかもその支配者に
国の案内をしてほしいなんて、変わった子。と思いながら
相手のキラキラした目を見る限り
この子は多分偵察にでも来たのだろうけど
恐らく目的を忘れ思いっきりこの国を楽しんでいるのではないかと
思い始めて。だがやはり一緒に歩くとしても油断はしないと思い
一段と賑わっている自分の国の街を眺めたあと
アリスの手に持ってる食べ物を見たあとに少し考える素振りをして
まぁ美味しいものと美しいものくらいは教えてあげましょうかしらと考え
>>54 異世界のアリスさん
>>54 ナタリー
エルザ
「それもいいわね!たまには気分転換に城から出てお茶会をすると言うのも良いかも!!」
これまで、城の近くにある赤薔薇の庭園にまで出掛けてお茶会を開いている事はよくしていたものの、そこから更に外に出て何かをしようとは思わなかった。城の中にいるだけで舞踏会も演奏会も開けたし、両親が生きていた頃も城の周辺から出た事がなかった。
確かに王冠争奪戦が始まれば何時如何なる時に襲撃を受けたり、戦争や戦闘が勃発するかわからない。有り余る兵力を有するハートの王国においてもかなりの苦戦を強いられるのは目に見えているため、気軽に外出するチャンスは今をおいて他に無い。
何でも揃える事の出来る城の中で何かをしようと言う考えに捕らわれて直接外に出て何かをしようと言う発想が出来なく無くなってしまっていた自分とは違って外を知っているナタリーに対してより一層強い信頼を抱く。
エルザ
「そういえば、私は東の国についての知識があまり無いのだけど、アリスは何か知っている?」
部下の近衛兵達に外出するための準備や護衛の編成を命じる中でふと、自分は生まれついた頃から西洋文化に囲まれていて、それが当たり前として生活してきたものの、国の急速な拡大と版図の拡張に伴い、東洋の文化圏とも接触するようになって来たにも関わらず、生まれついた習慣や文化とは異なる東洋の文化についての知識がまるで無かった事を思い、アリスは東洋の文化についてどれだけ知っているのかと聞いてみる。