【紀vs霞鴉】
霞鴉
「へぇ?目が見えなくても使えるんだ?
だけど無駄だよ、既に部下達との戦いでかなり消耗したと言うのはわかっている。"これ"もいつまで持つかな?」
霞鴉は馬乗りの状態である事を活かして右肘を少し折って右腕に全体重をかけ、そのまま紀の異能による制止を押し切って紀の喉元を切り裂こうとする……
霞鴉の左手は未だに紀の顔を抑え続け、その視界を遮り続けているものの、既にカランビットナイフの刃は紀の喉に当たっており、一瞬でも気を緩めてしまえばそのまま喉を切り裂かれてしまうだろう。
桜空「っ!!!!!ぁぁあああああぁあああああああああああぁぁぁぁああっ!!!!!」
バキバキバキボキボキィイイッ!!!!!
(両足を潰され、骨が折れていくのがわかる・・・・・
そして、更なる追撃として頭突きを御見舞してこようとする相手に桜空は・・・・・
「っっ!!!!!」
ゴッ・・・・・!
桜空も負けじと頭突きをし、威力を相殺して何とかしようとする・・・・・)
紀「・・・・・っ」
《もう・・・・・ダメ・・・・・》
ぐっ・・・・・ぐっ・・・・・!
(紀も、能力の限界を超え何とかギリギリで抵抗していたものの、とうとう自分の死を悟り始める・・・・・
が、最後にとことん抵抗してやろうという意思はまだ残っており、その執念が自分の首とナイフの先端の間を数ミリ空けることに成功する・・・・・)
>>800
「中川!!!!!私の生死よりも目の前の的に集中なさいっ!!!!!」
絶体絶命とも言える中、中川に自分が今死にそうになっているこの状況に気を取られずに、目の前の敵をねじ伏せることに集中するように叫ぶ・・・・・
本来ならばもう大声など出せないはずだが、最後の火事場の馬鹿力というやつか・・・・・)
>>801
【一応、今桜空は紀や中川さんがいる場所とは別の場所で戦っているということになっています!わかりづらくてすみません!】
>>中川さん本体様