>>184
>>185
「さすがにこれで倒れてくれるような質ではないか・・・」
血槍を受けても異能封じの弾丸を受けても尚立ち続ける男を見て残念そうにつぶやきながら、二人のもとへ向う。
双眼鏡がないとよく見えない位置にいたが、現場に到着するのにそう時間はかからなかった。
>>186
「な・・・っ!?」
突如現れた薄灰色のキューブに警戒して立ち止まる。強制解消により溶けた血槍は男の足元で血だまりと化しており、それを見て目を疑う。
「血槍が・・・それにあの男、いったいいつからそこに・・・!」
警戒してすぐさま柱の陰に身を隠す。予想外の展開に思考を巡らせながら血を操作しようと試みるが可能ではないことはすぐに理解できた。
男の異様な雰囲気はただものではないことを本能に伝えるのには十分で、背中に冷や汗を感じる。
桜空《何がどうなってやがる・・・・・また知らねぇ奴が来やがった・・・・・》
桜空「そこのお前・・・・・こいつらの知り合いか・・・・・?」
(次から次へと頭の整理が追いつかない出来事が連続で起きるものの、なんとか冷静さを保ちつつ過去の戦いの場に現れた見物人に向かって一言、この連中の知り合いかと問いかける・・・・・)
>>188