孤独な彼に育てられた俺
生まれた理由(ワケ)は知っていた
今でも俺は彼の背中しか見れなくて
喉が焼き切れそうな程叫びたいのも我慢して手を伸ばすのにどうしてもこの手は背中には届かないんだ
その度に苦しい感情が溢れて来る…涙が止まらなくて胸がぎゅぅっとして苦しい筈なのに愛しくて
守りたいのに守られてる俺に嫌悪を感じるのに温かくて
これも全部君が教エテクレタ
優しい気持ちも
悲しい気持ちも
暖かい時間も
寂しい時間も
全部、全部全部全部君が教エテクレタ
見せてくれた
感じさせてくれた
でも、待って居るだけは窮屈なんだ
背中を見てるだけは悲しいんだ
君を…君の顔を君の隣で見たい
守られるんじゃなくて守りたい
だから俺はこの鳥籠から飛び出すよ
君から離れるのは君を裏切る事になるかもしれない
君は孤独で敵が多いから飛び出せば裏切れたと悲しむかもしれない
それでも…構わないよ君の背中に隠れる事俺を終わりにできるなら
例え世界中を…大事な君さえも敵にしても俺は君を守りたい。
矛盾してるのなんかわかってる
でも―…君に心から笑ってほしいこれ以上傷つかないでほしい
俺は今だけ君には敵に映るかもしれない
でもどうか泣かないで俺は君を守るから
今度は俺が君の前に立ってみせるから
>>3 >>5 の相手バージョン(?)
―――
強く打ちつける雨の中
アイツに裏切れた事実だけが渦巻いて
ぐしょぐしょに濡れた俺はきっと滑稽だ…でも、振り返ればアイツが居た
傘をさして困ったように笑うアイツが
守るべき物だと思えた
どれだけ傷ついてもアイツの為なら構わなかった
アイツも俺を想っていると
信 じ て た
それは"勘違い"なのか?
お前は俺が嫌いなのか?
あんなに愛情を注いだはずなのに
あぁ…コレは
裏 切 り っ て 奴
真っ暗闇背負っていてもアイツだけは光だった
心が崩れてく
やっぱ結局俺は独りなんだよな?