古びた電球を見上げる。
いまにも消えそうな弱々しい光を放つそれは、僕の人生のパートナーともいうべきものだと思う。子供の時から、僕を見守ってくれているのだ。
ある日、電球を見上げると、前より弱さが増していることに気がついた。
やがて、電球は、五回点滅してから消えた。
「アイシテルのサイン、かな」
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頭がおかしめ
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