>>407の続き書くよ♪
4.【い×若】
【モモside】
「朝子ちゃん。おかしくない?」
「でも、展示していただける字が、モモちゃん書けたってことでしょ?すごいことだと思うわ」
朝子ちゃん、冷静だなぁ。
わたしも、冷静に落ち着けば…
でも、どうしてわたしなんかの作品が飾られちゃうの。
「宇田川さん。関織子って女の子が、宇田川さんに電話です。職員室へ」
担任の、(仮に)高野先生が、朝子ちゃんを呼びに来た。
関織子さん…
聞かない名前だなぁ。
あ、そう言えば、ママって春の屋旅館に書道飾らせてもらうんだよね。
春の屋旅館ってどこだろう?
下見にまた今度行くから、ちゃんと見とこっと。
わたしの将来飾れるかもだしね。
趣味だからないと思うけど。
「モモちゃん!あれ、朝子ちゃんはいないの?」
みずきちゃんが呼びに来た。
となりには、リオも立っている。
あ…薫ちゃんもいる!
いつの間に、みずきちゃんとリオ、薫ちゃんと仲良くなったの!?
「おはよう…」
あいさつすると、元気のないわたしをリオが励ましてくれた。
「薫ちゃん、クラス違うけど、みずきちゃんとリオとも馴染んだんだね」
「もちろ〜ん!みずきもリオも、わたし大好き〜」
みずきちゃんは嬉しそうだけど、リオはちょっとゲンナリしている。
リオ、薫ちゃん苦手なんだ。
「朝子は?」
か、薫ちゃん、朝子ちゃんのことも、呼び捨てなの!?
わたしがビックリしていると、朝子ちゃんが職員室から戻ってきた。
「朝子ちゃんっ!」
「今行くわ」
朝子ちゃんは書類を先生の机に置き、わたしの輪に入ってきた。
「薫ちゃん、今日のシュシュもハデな色ね。わたしが苦手な色…」
朝子ちゃん、普通に薫ちゃんと話せるんだ。
タイプ違うと思ってた。
「朝子の言う通り。わたし的にもハデだと思うカラーなの。似合う?」
「似合うよ」
薫ちゃんは、「ふふふ」と笑って、シュシュをさわり始める。
どうして薫ちゃんとこんなに仲がいいの!?
続く
書くのやめろ
書くのやめろ
>>418の続き
『みんな、本当にありがとう。
続けて小説を書くことができます!』
5【若×い】
「で、朝子。どうしていなかったの?先生とかに呼び出し?」
「ええ。織子って女の子の友達がいるんだけど、その子が来るって」
「わたしも会えるかなあ。織子ちゃん楽しみ〜」
薫ちゃん、織子ちゃんにもベタベタするのかな?
薫ちゃんの発言に、あんまり気にしない朝子ちゃんだけど。
「ウリケン!静かに!わあっ!朝子ちゃん!」
お、織子ちゃんかな?が、来た!
薫ちゃんどうするのっ?
「織子ちゃん。初めまして。真弓薫っていいます。よろしく」
「初めまして。関織子です。みんなにおっこって呼ばれてます。よろしくお願いします。」
おっこちゃんって言うんだ。
短いショートカットの髪の毛。
丸くクルッっとした目。
ニカッっと笑ったときの笑顔。
この子、かわいい。
「じゃあ、おっこって呼ぶね!」
「あたしは、薫ちゃんのこと、かおるんって呼んでいい?」
か、かおるん。
おっこちゃん、ネーミングセンス、結構ある?
リオは、おっこちゃんのことを気に入ったらしく。
「あたし、一之瀬リオ。好きに呼んでよ!おっこかわいいね!」
「そう?ありがとう。リオちゃん。」
おっこちゃん、リオとも馴染んでる。
みずきちゃんはどうだろう?
みずきちゃんの方を見ると、カチカチに固まったみずきちゃんがいた。
「どうしたの?みずきちゃん」
小さな声で聞くと、
「おっこちゃんに話しかけれない。薫ちゃんとリオちゃんが話してて」
みずきちゃんも思ってるんだ。
ま、しょうがないよね。
これだもん。
これから先、どうなっちゃうの!?