少年陰陽師 〜幻絵巻〜

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1:咲夜:2016/02/11(木) 12:11 ID:K9I

こんにちは!咲夜(さくや)です!
ここは、少年陰陽師が大好きな人が、それぞれの夢を小説にするところです。
少年陰陽師好きなら誰でも大歓迎!

ルール
・荒らしは無し!
・悪口も無し!
・タメ&呼び捨てOK!
以上!

どんどん来てください!

992:紅漓◆e4I:2016/12/18(日) 17:23 ID:wjw

次スレって誰が作るの〜?

993:貴璃◆5s:2016/12/18(日) 17:33 ID:taE

また続き書く〜。
今度は天一ね

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昌浩は、暗闇の中をひたすらに走っていた。

「はっ………天一、どこっ………!?」

どんどん、闇が濃くなっている気がする。
そんなことはあるはずがないのに、闇が重くのしかかり、圧迫してくるようだった。

「天一…いたら、はぁ、返事、して………!」

息を切らしながらも必死に叫び続ける。
ーーー気配は、近いのだ。
十二神将の、神気。天一の神気を、近くに感じる。
だから、こうしてこの辺りをずっと探しているのだ。

「天一………!!」

その時。

ーーー…ひ……ろ…さ………

昌浩の耳に、“聴こえた”。
天一の、“声”が。

「…天一っ!」

同時に、視界が開けた。
今まで巧妙に隠されていたものがあらわになり、闇の檻に囚われた天一の姿も昌浩の目に映った。

「天一!待ってて!!」

昌浩は慌てて駆け寄ると、その檻に手を触れた。
別に外からは簡単に開けられそうだ。
軽く霊力を込めれば、その檻は跡形もなく消えた。

「昌浩様…」
「天一、大丈夫?どこか痛かったり苦しかったりしない?」
「ええ…平気です。ありがとうございます…」

天一は仄かに微笑むと、はっとしたように辺りを見回した。

「あの…朱雀は、朱雀は近くに居ないのですか?」
「朱雀…?俺は、ここに連れてこられてから会ってないな…」
「そう、ですか………」

不安そうな表情で、天一は俯いた。
それに逆に慌てたのは昌浩だ。

「わわっ、天一どうした?…何か、気になることでもあった?」
「いえ、あの…夢を、見た、気がして…。朱雀が、昌浩様達を、裏切る夢です」

昌浩は絶句した。正に、その通りだったからだ。
昌浩のその表情を見て、天一は更に沈んだ面持ちになった。

「夢では、ないのですね…」
「………うん。でも、朱雀は、天一を助けたかっただけなんだよ」
「………はい。そんな、気はしていました。ですが、朱雀は優しいですから…後できっと後悔します。皆様を傷つけたこと、裏切ったことに後悔して、自分がそのことに一番傷つくんです」

哀しげに、言葉を紡ぐ。
いつだって、この二人はお互いが一番大切で、だからこそ相手のためにしたことにお互いが傷つくのだ。

昌浩は、かけてあげられる言葉を見いだせず、代わりにこう言った。

「………帰ろう、天一。みんな、待ってるよ。絶対、一緒に帰ろう…」

天一は頷くと、差し伸べられた昌浩の手を取って立ち上がった。


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はい、今回終わりー!
天一発見しました!!
なんか変なところあったら遠慮せずに教えてね…?

994:貴璃◆5s:2016/12/18(日) 17:35 ID:taE

>>991どんまい………。残念だったね…

>>992咲夜だよ!ここはもともと咲夜が作ったところだから、最後のコメントのところは咲夜が新しいとこ作っただのなんだのコメントできるようにとっとこうね

995:紅漓◆e4I:2016/12/18(日) 18:17 ID:wjw

分かった!

996:咲夜◆.M:2016/12/18(日) 18:34 ID:k2g

え、そんなそんな!
滅相もない……!

あ、次のスレは、
「少年陰陽師 〜幻絵巻・其の弐〜」
でいいのかな…?
其の弐ってない方がいい??

997:貴璃◆5s:2016/12/18(日) 18:48 ID:taE

いや、それでいいと思う!!
其の二だったら、雰囲気にもあってるしね!

998:咲夜◆.M:2016/12/18(日) 18:49 ID:k2g

ほんと!?やった♪

じゃあ、そろそろ建てて来ますねー!

999:貴璃◆5s:2016/12/18(日) 19:52 ID:taE

はーい!!

1000:咲夜◆.M:2016/12/18(日) 20:00 ID:k2g

建てたよー!次のはこちらです!
https://ha10.net/ss/1482054992.html

今までありがとう!みんな大好きです!
そして、これからもよろしく!!

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