続きです
少し短くなりました
多分台本書き
─────────
??「チャオ☆帰ってきたよ〜!」
二人がよくわからない会話をしていると,向こう側から良く聞き慣れている声が聞こえてきた
その声の方向を向けば,案の定それは輝美だった
手を振りながら真っ白な道を走ってくる
それより今回は普段よりかなり早く帰ってきた
紘斗「やけに早いな………また何か企んでるのか?」
かなり嫌な予感がするようで,紘斗は苦笑いしながらそう問いかけた
輝美「実は今回、二人にも空の旅を楽しんでもらおってね」
その言葉にきょとんとしている二人
輝美はムッとすれば楓埜を担いぎ,紘斗を引っ張りながら祠の中へと入っていった
─────🌏
目の前に広がるのは無限の青,涼しいような暖かいような心地よい風が髪を揺らす
輝美「どう?空の上は……♪」
ニコッと笑い二人の方を向く
楓埜「村がゴミのようだ」
紘斗「やめろ」
素直な感想を無表情で言う楓埜
どうやら二人とも楽しんでいるようだ
暫くすれば明るかった日が沈む様子が見えた
とろとろと熔けるように陽は大きな湖の向こうに消えていく
空は黄色からオレンジ,オレンジから紫,紫から青…………
美しいグラデーションに染まっていた
陽が沈んでしまうと,辺りはすっかり真っ暗だ
いつもより星や月が近い位置にあるように感じる
周りは一面の星空
そのような風景にも見飽きたのか,紘斗はぽつりと輝美に言ってみた
紘斗「なぁ,この空のもっと上に行ったら何があるんだ?」
その言葉を聞くと,いつも明るい表情の輝美が無表情になった
そして怪しいような怖いような笑みを浮かべ,いつもより低い声で言った
『空の上には行っちゃいけない。馬鹿な魔物が住んでるからね』
その言葉はゾッとするほど不気味に感じた
輝美「それじゃ,そろそろ帰ろっか!」
またパッといつもの笑顔に戻れば二人の方を向きそう言う
二人が目を瞑れば,またいつもの白い雪が積もった野原だった
挿し絵☆
https://i.imgur.com/8EmW6Vg.jpg
絵が完成したから〜
丁度あの二人が宣伝に出掛けた頃,幻想郷の離にある森に何者かが立ち入った
暑さとは真逆の涼しげな風が彼の髪を揺らす
その気配に気付いた副団長,綺斗は窓から外を見る
見覚えのある姿………窓を開けては大声で彼を呼び手を大きく振っている。相変わらずテンションが高い
「颯汰さん!お久しぶりですね!!」
森全体に響き渡る程の大きな声……その声にビックリしたようだったが,その颯汰と呼ばれた少年は落ち着いた様子で手を振り返した
「お主のような若僧が弟子を持つなんて………思ってもなかったのう………」
颯汰を中に迎え入れた澪は懐かしい話でもするかのようにそう言った
過去,この二人の世話になっていた颯汰は話を聞いた限りかなりやんちゃで偉そうに説教なんて出来るほど真面目でも無かったようだ
大事な道具は壊すし,すぐ失踪しては他のところで迷惑をかけたり…………
そのうえ二人が怒ろうとしたら「おばさん達なんかに怒られたくねーよ!」とか生意気なことを言いながら逃げるのだ
二人もまさかこんなに真面目な青年になるとは思ってもいなかった
そこで届いたのが弟子ができたという知らせ
しかもその弟子はうちの劇団にいる魔法使いの兄だと
このときは流石に二人とも驚きを隠せなかった
昔の懐かしい話をしていると丁度話に出てきたその弟子,蓮摩が此方に気付いたようだ
「颯汰殿!遊びに来ておったのか!?」と嬉しそうに駆け寄ってくる蓮摩にまだ子供だな……とか思う
するとノリで「蓮摩さん,実はこのお師匠様も……」と過去の話をしようとした
外を見ればもうこんな時間………夕焼けが紫色の空を覆っている
「それじゃあ,私は此処で………昔のことはあまり思い出させないで下さい」
苦笑いを浮かべて席を立つ青年は,ほんの少しだが成長しているように見えた
END☆☆
描けたよ!友達いないから容姿が私好みになってるし画力は無いよ!
しかもこれどうみても清澄九r((
https://i.imgur.com/kMCR0TE.jpg
作ったけどなんだこいつみたいなのが出来た失敗作☆☆無理☆☆
ちなみにこの名前はクッキーみたいなお菓子だよ!お洒落!←
【名前】ロゼット
【読み】ろぜっと(そのまま☆)
【性別】おとこのこ
【種族】わかんない!
【能力】宝石を創造する程度の能力
【二つ名】jewel prince(宝石の王子様)
【危険度】極低
【友好度】高
【容姿】
めんどくさいからイラスト載せるよ☆
https://i.imgur.com/5uioSW0.jpg
男の娘が描きたかったんだよ。左上は元の姿。真ん中は失敗
まぁ性別なんてノンノン☆ちなみに身長は154p希望
【詳細】
無邪気で明るい性格。そこらへんの子供と変わらない
常に笑顔でいる。子供だからと思うが本人は自分だけは何があっても笑顔ではないといけないと思っている
容姿なんて気にしてない。
外の世界である小さな国の王子をやっていたが,戦いばかりで国が滅び,その時の呪いを解く為城と一緒に幻想郷へ逃げ出した。
呪いは解けたが向こうの世界での記憶はほぼ失っている。
容姿は幼いがいつも持っている宝石の力を使えば一時的に元の姿に戻ることができる(しかし30分のみ)
女の子と勘違いされていることが多いしまぁ実際の性別とかどうでもいいので比較的何処にでもいる
その代わり危険な目に合いやすい
あと日本語の間違えが凄い
普段は主に城の中にいる。一応王子の為、宝石で作られた兵隊や執事,メイド等に守られている
ちなみに普段の姿では戦闘力は0。
【能力解説】
『宝石を創造する程度の能力』
名前の通り様々な宝石を作り出すことができる
いつも持っている杖で宝石を作り出している。ちなみに服や冠の宝石は自作だと思われ
一応安いものから高価なものまで出す事ができる
【スペルカード(これは酷い)】
紅玉「情熱のルビー」
碧玉「深海のサファイア」
黄玉「誠実のトパーズ」
紫水晶「心の平和,アメシスト」
月長石「純潔のムーンストーン」
「輝くダイヤモンドと七つの光」
【台詞】
「はろー!キラキラ,宝石いーっぱい!
皆の笑顔,宝石みたいにキラキラしてる!皆キラキラ、はっぴーだよね……♪」
「さようなら。ボクの故郷。砕け散った宝石の欠片はもう輝きを捨てた………ボクには皆の笑顔でさえ守ることができない………」
追憶〜運夜編〜
心を持った雫の欠片は、貴女の元へ届くでしょう
小さな紙飛行機は、宝石となりあなたの元へ。
そう、その宝石は僕の心。深く暗い真紅色のハート
例え貴女が振り向かなくとも、僕は永久に愛します
これは森の奥深くで暮らす孤独な少女の話
泉の近くの小さな家。そこには一見少年のような金髪の少女。つまり僕が暮らしていた
こんな森には誰も立ち入ろうとしないだろう
僕は産まれたときから孤独だった。親も何も見たことがない
人間達はみんな僕を差別する
そんな孤独な僕の元に、ある日一つの贈り物が
いつも通り近くの泉で一人で遊んでいた僕に、鈴の鳴るような澄んだ声で語りかける
「ねぇ貴女、こんなところで何してるの?」
初めて聞く人の声にゾクリと肩を震わせ恐る恐る声のした方を振り向く
そこには少し癖のついたピンク髪に、美しい顔立ちをした少女が立っていた
少女の問いかけに僕は「別に」と返す
それがこの少女との出会いだった
僕達はすぐに仲良くなり、ピンク髪の少女は毎日の僕に会いに来ては遊んでいた
そんな日々が僕にとっては特別だった
だが人間と僕は何もかもが違う。
彼女は永遠には生きられない
時が経つにつれ、少女はだんだんと僕より大きくなっていった
ある日彼女は僕に雫型の宝石がついたネックレスをくれた
楽しい日々にも終わりが来る。
望んでいなかった結末は思っていたより早く来てしまった
いや、彼女からしたら人生のほとんどだったのかもしれない
木々が青々と茂る初夏の日、僕は彼女と出会い彼女と別れた
彼女がいなくなって数年、この森に再び来訪者が訪れた
どうやら劇団への勧誘らしいが勿論断るつもり
だがしかし、それとこれは別だろ。癖のついたピンク髪、宝石みたいに青い瞳。
僕はその少女を見た瞬間息を飲んだ。
何だろうこの胸の高鳴りは……気が付くと僕は少女の手を取っていた。
神様は再び贈り物をくれた
「美しいマドモアゼル…愛しい僕のプレゼント……」
真っ赤な薔薇の花弁が、彼女の美しい髪を揺らした
例え叶わない恋でも良い。僕は永久に彼女をお守りします
首にさげたネックレスを眺めながら、今日も平凡な1日を過ごす
「賑やかだな…」
外では初夏の日差しが青葉を照らしていた
挿し絵だヨ
https://i.imgur.com/TU8P808.jpg
なんか作った記憶喪失くん
【名前】夢密 カナメ 《ヴァルキュリー・NCV(ナイトメア カタストロフィ三世)》
【読み】ゆめみつ かなめ
【性別】男
【種族】思い出せない
【能力】記憶を消去する程度の能力
【二つ名】記憶を無くした悲劇の偶像
【危険度】不明
【友好度】高
【容姿】
イラスト載せる
https://i.imgur.com/OkkUvUf.jpg
鎖で少し察せれる。身長158cm希望
【詳細】
いつもボーッとしてそうで作り笑いのような笑顔を浮かべている
話し方や性格はいつも落ち着いているがどちらかというとどっか抜けている様子
過去の記憶が消えてしまっているため自分は一体何者なのかも分かっていない。
過去に悪者のNC家の血を継いでいると知られ、様々な人間に恨まれ命を狙われるようになってしまった
人間は妖怪や自分達以外の生物を容易く殺める。化け物の彼はそんな人間達を恐れた
そして自分の存在を知る者すべてから自分を消した。しかし能力が暴走してしまい自分自身の記憶も消えてしまった
記憶が無い為、自分の本当の名前はわからない。あくまでこの名前は仮である。まれに記憶が甦って過去のトラウマに怯えたりと毎日大変そう。意外と友好的な性格
ロゼットとは仲がよく、忘れてしまったことを教えてもらったり今は楽しく過ごしている。今の記憶もいつ消えるか分からない為、この幸せはつかの間である。
所詮は神に愛されなかった孤独な化け物なのだから
【能力解説】
『記憶を消去する程度の能力』
相手の記憶を消去することができる。しかし塗り替えたり対象の記憶を操る事は不可能
対象の記憶のみではなく、自分自身の記憶も消すことができる。暴走すると自分の記憶全てが消えてしまう
【スペルカード(無理】
喪失「深紅の瞳」
喪失「記憶の奥底」
喪失「暗闇に閉ざされし記憶」
消滅「望んだ物は幸せな夢」
消滅「誰かの夢に誘い込まれて」
「遠い記憶と無の世界」
【台詞】
「さぁ、今宵はどんな夢を見せてくれるんだろうね……
いつか消えてしまう記憶なんて必要がない……だから俺は過去を消したんだ。」
「この世は悲劇ばかりだね……本当の幸せはいつ来るんだろう……俺は毎日怯えているよ。いつか消える記憶を恐れて」
ゲスキャラが欲しかった
【名前】榊樹焔 祕
【読み】さかきえん ひそか
【性別】男
【種族】悪魔
【能力】賭けに必ず勝つ程度の能力
【二つ名】白黒のギャンブラー執事
【危険度】極高
【友好度】低
【容姿】
イラスト載せる
https://i.imgur.com/pig9J9v.jpg
身長160cm希望。
【詳細】
清楚で礼儀正しく、几帳面でしっかりとした性格…なわけ。表側の顔はとても優しいが、裏側に変われば人が変わったように面倒くさがり屋でひねくれた不良のように荒々しくなる
凄く腹黒い。ただの反抗期
魔界生まれの悪魔。一人前の悪魔になるため地上に来てみた。3人の中で実は一番歳下。初めて地上に来て勝手に忍び込んだ城でロゼットに雇ってもらう
最初は凄い反抗していたが最近は大人しくなった
金が好き
ロゼットとカナメにのみ優しい。しかし他をめっちゃ敵対視していて表ではもてなしてくれていても内心凄い言われているのでお気を付けて
たまに毒を吐きますが暖かい目で見てあげてください。わざとじゃないんです(わざと)
いつもどこからともなく金を貰ってくる。多分ギャンブル
銃や小型ナイフを武器に襲撃してくる
二人を傷付けたもの、もしくは彼等の願い、あと自分の私利私欲の為なら戦う。しかしめったに暴走することはない
魔界で結構偉い奴の息子だった為、たまに遊びに来ていた輝美とは知り合い。というか従姉妹のお姉さんみたいな感じでいつもからかわれている
【能力解説】
『賭けに必ず勝つ程度の能力』
金や宝、そして命を賭けたギャンブルに必ず勝利する能力。あまり……というかかなり使う場面は無いが、実は影で「今日の晩ご飯は王子が作ってくれるかくれないか」みたいな下らない賭けをしている(これは外れる)
あと金の為
【スペルカード(無理】
悪賭「純粋で残酷な世界の裏」
悪賭「魔神黒鉛弾」
悪賭「命の賭け勝負」
魔漣「ジャッジメントナイフ」
魔漣「ダークブラッディブースト」
「表か裏か、死のギャンブル」
【台詞】
「金出さねぇなら問答無用だっつーの!やめて助けて命だけはなんて聞かずに発砲!種族性別容姿年齢問わず全員かかってこいよ!賭け勝負なら負けねぇぜ!」
「うわぁぁぁ!?なんで此処にお前がいるんだ!?
逃げろ王子あいつは悪魔より悪魔だ!捕まると終わるぞ!何回背骨折られたと思ってんだよ!」
美麗魔歌追加キャラ
【名前】神楽咲 梓桜
【読み】かぐらざき あずさ
【性別】男の子
【種族】付喪神
【能力】書いたことが現実になる程度の能力
【二つ名】奇怪で愉快なmontage
【危険度】高
【友好度】低
【容姿】
イラスト載せるよ
https://i.imgur.com/uzejYRE.jpg
身長はかなり低く団員の中でも幼い方(見た目も脳も)。身長143cm希望
【詳細】
頭が可笑しいと疑われるほどうるさい&ナルシスト
なにがなんでも自分が一番だと思っていて馬鹿にされるとやけに悄気る。でもすぐ立ち直る。実際うるさいだけのただの子供。発言の殆どが嘘であり本音を言うことは少ない
かなりの我が儘で奇人
文字の付喪神。脳みそはちゃんとしていない模様
とりあえず自分が一番美しいし偉い()
一人称は私と書いて「わたくし」と読むよ
人と関わることを好まず意外と一匹狼
何故か惷と那覩のことを慕っている
常にビー玉を持っていて、このビー玉で透かした文字のみ能力で現実にできる
実は昔惷と那覩が遊び半分で使った魔法で復活してしまった付喪神。能力的に少々危険と思われてしまい昔ある者に封印されてしまった
今のナルシストな性格もただのキャラ作りであり発言も文字のように嘘ばかり
その嘘を本当にするために能力を使う
美麗魔歌集団所属。担当は作曲、作詞、台本作り等裏方が主
演劇や舞台には「あいつ」にだけは会いたく無いらしくあまり出演しない
いつも里に出て行っては沢山の人にご迷惑をおかけして帰ってくるのがお約束
どれが嘘でどれが本当なのかは不明。
【能力解説】
『書いたことが現実になる程度の能力』
書いた文が全て現実となる。例えば「明日は晴れ」と書くと本当に晴れになったり。ちなみに本人は自分の良いようにしてる
しかしいつも手に巻き付いているビー玉を翳した文字のみが現実になるため、無くしたりしたらおしまい
【スペルカード(無理】
珠詩「嘘と本音のジグソーパズル」
珠詩「ひび割れた硝子のピース」
珠詩「危険な文字綴り」
夢想曲「封印された詩」
狂詩曲「非現実的な大舞台」
「奇天烈奇怪、狂気の唄」
【台詞】
「私の詞には意味があるのです!此処に記した言葉は全て現実となる!つまり今貴方がいるこの世界も全て私が作り出した夢……というのは嘘ですよ…♪」
「うっ……この私に悪戯をするのは恐るべき罪だと知らないのですか!?はぁ…君達は宝物を雑に扱う人間なのですか?脆くてすぐ壊れてしまうのですよ?」
友達が設定考えてくれました!ありがとう!
【名前】珠美 玖祐
【読み】ますみ きゅうすけ
【性別】男
【種族】魔界人
【能力】性別を転換させる程度の能力
【二つ名】魔界に君臨する独裁者
【危険度】極高
【友好度】高
【容姿】
https://i.imgur.com/K1qdhre.jpg
身長168cm希望。顔の良さが表せない
【詳細】
普通の時はニコニコしていて優しい好青年
しかし男にも関わらず祕にガチ惚れしてしまい彼の前だけで人が変わったように変な性格になる
匂いが好きで隙があれば祕の匂いを嗅ごうとしては逃げられている。逃がさない
ちなみに凄く顔が良い。黙っていればハーレムできるほど女にモテる
魔界生まれの魔界人。祕が幼い頃からの知人でそれから考えると実はかなり歳上
顔は良く祕以外には普通な優しい性格なので彼を好む女の子は多いという噂。本人は別に悪くは無いらしい
相手の性別を変えてでも結婚したい
実は魔界の中ではかなり有名人で偉かったり
祕に近づく為に最近はロゼットとカナメを地上では珍しいもので餌付けしている。
腕に巻き付いている鎖での攻撃が主。そんなに戦闘や弾幕遊びはしないものの戦闘力は祕の何倍も高い
いつも飴やチョコを持っていていつでも子供を餌付けでにるようにしている
昔魔界で祕と出会い、いい匂いがするとかいう理由で一目惚れ。その後しつこく付きまとい不法侵入セクハラストーカー等の行為をしたら二度と家に入るなと祕の両親に怒られ出入り禁止とされてしまった
しかし本人はまだ懲りていないので地上まで来ました
【能力解説】
『性別を転換する程度の能力』
人の性別を転換することが出来る。まぁこの能力でよく祕を女にしたり色々しているが怒られる。凄く怒られる
しかしあまり祕以外には使わない
彼が戻れと唱えることで元の姿に戻ることが出来る
【スペルカード】
鎖鎌「ファンタスティック・クロス」
鎖鎌「月光蝶の鎮魂歌」
鎖鎌「甘い魅惑のドロップス」
色恋「転換リバース♂♀」
色恋「マジカルロリポップ」
「甘い蜜君にも降り注げ」
【台詞】
「はいまた魔界から地上へやって来ました…☆勿論愛しの祕の為にね!なんか甘い薫りがするね…まるでキャンディみたいな!本日限定キャンディドロップ☆★キミにも降り注ぐといいね♪」
「俺は祕と出会う為に産まれて来たんだ!だから祕は俺を好きに使っていいし俺も祕を好きに使える!よしじゃあ結婚しよう!ほら婚姻届ならあと判子だけだよ!」
途中ですがその少年が誰かを……
【名前】憂御蔭 スピカ
【読み】うずみかげ すぴか
【性別】男
【種族】隠し神
【能力】神隠しを起こす程度の能力
【二つ名】人間隠しのディストラクション
【危険度】極高
【友好度】極低
【容姿】
https://i.imgur.com/v7OiZbr.jpg
身長165cm希望
【詳細】
極悪非道で自分の私利私欲の為ならどんな犠牲が出てもどうでもいい。手に入れたいものはどんな手段を使っても手に入れる。独占欲が強く1度手に取った獲物は絶対に離さない。かなり病んでいる
また美しくないものはただの食料だと思っている
好きな食べ物は人間の血肉とザクロ
普通の世界の裏側、幻想郷と反転した世界で独り暮らしている。目をつけた物は必ず手に入れなければ気がすまず、気に入った相手を見つけては自分の世界へ引きずり込む。滅多に此方の世界にはやって来ないものの最近はカナメを取り返そうと現れたりもする。肉弾戦はあまりしないものの、催眠術や魔術を使う
皆が忘れたはずのカナメの記憶を唯一覚えている者
何故覚えているかは彼にしか分からない。実はカナメの家族が亡くなってしまったのも彼に関係したりする。何回も何回もカナメをもう一度自分のものに戻そうとするが、よく邪魔が入り失敗に終わる。幸い玖祐にのみ逆らえない
対象以外にはあまり興味が無い
独りぼっちでも良いと言う彼の過去は謎に包まれている。玖祐は何か知っているようだが、何故か汚いものを嫌いいつも悲しそうな顔をしている
彼の生き物らしい生気の漂った雰囲気を見た物は誰もいない
友達も味方も家族もいない
【能力解説】
『神隠しを起こす程度の能力』
この世にある穢い不必要なものを神隠しに合わせ、自分の世界で自らの血肉に変える
自分好みのものを世界へ引きずり込むこともあるがその場合は相手が壊れるまで遊んでやる
【スペルカード】
骸屍「エインヘリヤルのレゾンデートル」
骸屍「グラン・ギニョール」
骸屍「束縛の縄」
死狂「魑魅魍魎なマリオネット」
死狂「穢れたもののレゾンデートルとは」
「連続少年神隠し事件」
【台詞】
「綺麗な顔の子を見ると、ついついいじめたくなっちゃうんですよ♪ああっ、ヴァルキュリー…今日も美しい僕のマリオネット…♪さぁ、僕の元へ帰っておいで」
「僕だって幸せになりたかった……毎日友人と笑い合い、両親に愛され、キラキラと輝ける場所がある…。
だからって、人の過去のことをぺちゃくちゃ口に出すんじゃねぇ……」
⋆。˚✩追憶 〜ひなた編〜
「ねぇ、次の公演私に主役をやらせてくれない?」
10月上旬。私は勇気をだして団長に提案をしてみた。
ダメ元ではあったが今回の公演はどうしてもやらせて欲しい。
何故かと言うとハロウィンイベントだからだ。ストーリーは主人公の悪戯っ子な悪魔が人間に恋をする話。大切なものを守る悪魔はどうなるのか……つまり私にもってこいの役だった。
「ま、まぁ良いのだけども……」
私がこんなことを言うのだからよからぬ事でも起こるのだと思っているのだろうか…
団長は本当にできるのかとでも言うように首を傾げそう言った
実はその役がやりたいのでは無く、本当の理由がある。私の大切な宝物。その宝物が誕生した日がハロウィンの夜なのだ
そして、これは悲劇の双子が奏でた夜の鎮魂歌
☆+。+☆
ハロウィンの夜、私達は静かな街で産まれた。妖しく光る月の光に照らされその誕生を祝福された双子の私達
でも私達の姿は瓜二つ。どっちがどっちか分からないほどそっくりだった
あまりにも似ている私達は、5歳程の年齢になると近所からは気持ち悪いと言われるように。悪魔だとかなんとか…
でも私に言うのは構わない。でも弟にそんな暴言を吐かれることは許せなかった
ある日私の家に一人の男の人がやってきた。
あまりにも近所の当たりが強い為、お母さんは私達を深い深い森の奥へ連れていき「着いてきちゃダメよ」と泣きながら言いその場を去った。
弟は何も分かっていないのか、元気な声で返事をする
私は全て知っていた。そしてもう二度と家には戻れないって
そっくりな顔で同じ服を着た私達は、秋の星月夜の下母の帰りを待った。もう二度と母が戻ってくることは無かった
あまりにも戻って来ない母に何か気が付いたのか、弟が静かに泣き出した。
私はその弟の背中をゆっくり優しくさすって寂しさを誤魔化した。笑顔で「大丈夫」と呟きながら
二人で手を繋いで道を行く。出たところは人里の離れ。家へ帰れる……!そう思い我家の戸を開いた
中はすっからかんで何も無い。親の姿もそこにはなかった。そして所々焼け焦げている
街にも見慣れない人ばかり
どうやら私達が森にいるうちに何百年もの時が経っていたようだ。お金が無ければ食べ物もない。弟は日に日に元気が無くなっていった
春が来て暑い夏が終わり秋は過ぎ季節は冬へ。久しぶりに外へ出ることにした。森の中で何人かの妖怪とすれ違った。何故この道を進んでいるのだろう
すると道の真ん中にあの金髪の妖怪が立っていた。無視して通り過ぎようとするが、体は反応せず動けなかった。
弟は何にも気が付いていない。いや、私が気付かせていないのだ。だって────
私達はあの時既に死んでいた。母親が来ないのも、全てそこから嘘だった。
母が私達を連れていく話をしていた時、家は熱く燃えた。火は次々と人に移り家は焼け朽ちていく
私も弟も母も父も……
私は弟が死んだ事を本気にしたくなかった。だからその金髪の妖怪を無視して去ろうとしたんだ。
しかし、身体はみるみる光の粒子のようになって行く。私だけじゃなくて弟も……
必死に私は訴えた。「お願いします。私は死んでもいいからひなただけは!お願いします……」と何度も叫んだ
願いが叶ったのか、霊体になった私の前には最愛の弟が横たわっている。
よかった……そう言い私は消えると思ったのだ。
しかしさらに奇跡は起きた
私の魂がひなたの身体に入ったのだ。そう、私の人格のみが弟の中で生き続ける。つまり私は一生彼を守れると。
あの妖怪は、最期に素敵なプレゼントを残してくれた。
☆+。+☆
『HappyBirthday!!大好きなひなたへ
これからもずっと見守ってるよ』
そんな手紙をハロウィンの朝、置いておいた。
気が付けばは公演は千秋楽。彼が主役の晴れ舞台だ
「Trick or Treat!ねぇねぇ、君はどっちにする?表の僕と裏の私……ハロウィンナイトメアは永遠だよ!」
舞台の弟はキラキラ輝いていた。いつも以上に
その素敵な笑顔で舞台に立って、立派に台詞を堂々と言う。そんな姿を見れて幸せだ
ずっとずっと守るから。君はその笑顔で幸せでいて
おしまい
https://i.imgur.com/sSidQ5B.jpg