アカネアゲハ。

織りなす模様は黒と赤。
明るく行こう、未来へと羽ばたける様に。

(/ ....ｻﾃｻﾃ、何をしようか？ )

(/ …久しぶりに、いもーと。…そして子供ふたりが
　　あやされてるから混ざって来たら？…もちろん
　　キミが悪戯、雌のがきっぽくなってもへーき！)

(/ ......にへへへへ ...んひひ、迷っちゃうにゃあ〜〜 ..！ )

(/ ...新入りちゃんの続きでも良いしぃ、う〜〜ん、悩んじゃうねぇ！ )

(/［ぎゅむ］…なぁんでも、いんだよぉ？)

　___後ろから…胸前で腕を交差して抱きしめ

(/ ...へぇ〜〜〜〜〜 )


“そう言う、気分？”

「 …きみのほうがそーゆー気分に見えるけどねぇ 」

( ゆるぅんだ雰囲気 笑み、…人形抱きにして
　撫で撫でしながら __頭に頬擦りする…ぷにぃ )

「 .....まぁさか ...にひひ、余り調子に乗ってるとぉ〜 ... 」


　　　“ 食べちゃうぞ、な〜んて ... ”


　　( ...浮かべる笑み、何処かわぁるく ...
...でも微かに受の要素を含めた様で ... ...ぷにぷにと弄ぶ )

「 …キミが受けさせられるのは、…非力でか弱く
　 まるで魔人のらんぼう等、抵抗しようもない…
　 小さな、黒い女の子くらいじゃなかったかな 」

(［…貧相な白衣の女には、どうかな？］__
　背徳、…煽る声色や笑み 抱きも、緩めて )

　　"…構わないよ　__駄犬君。"

　　「 ....うそつき 」


　　「 期待してるのは貴女なのに 」


　　「 されたがっているのは貴女なのに 」

「 全てを俺に押し付けようとしてる ...なんて悪いんだろうねぇ ...にひ 」

　　( ...目、赤く光り__無遠慮に臀部を掴み )


　　__代償は高いよ、ふふふ ...にひひ！♡

___…寧ろ、見せたのは落ち着き

　　
　　「 おや 」

( 白衣、…デスクワークが多めで読書が好きだけど
　動く時にはかなり動く __締まり良く、…しかし
　豊かとは言えず …どちらと言えば 男性とすら
　思える位に凹凸が少ない体　…魔人を抱き留め )


「 …君がしたこと、一部を脚色少なく口にしたのだがね
　　理不尽にすら思える触発を前に、…この貧相な私には
　 有り余るわんこの元気を治めることは出来んよ …ふっ 」

　　___背中を撫で

　「 ....じゃあ、抱き締めて ...お褒めの言葉って奴位、くれても良いんじゃ有りませんか？ ...ふふふ 」


( ....無茶振り ... ...羨望と言うものを抑えて、ゆっくりリラックス ... )


　　　___ま、だからと言って寝る気もないけど

「 …悪戯好きな、魔人が欲しがる褒め言葉ね…
　 __滑稽に思えるが 悪くはない …そうだね？」


( 抱いて …膝の上、留めながらささやいて )

___"姉御にも"効果を示した…
　 いつもの注射器が…机の上で光る…　

「 .......あの、ねぇ ...思ったんですけどそれ、どんどんパワーアップしてません....？ 」


　　( ...冷や汗、滝の様に流れ出して ...
　　　...それでも膝の上、逃げられなどは出来ずに )

「 …私は初期型しか使ってはいないのだがね…
　__キミが持ち出したサンプル、…一体何方が
　　…"改良"してしまったのやら __まぁ 」

　( …打つ、ではなく　__魔人の手に与え )

　「 君が今欲しいのは …私の抱擁、ではないかね？
　　…故に、今宵に持参したそれは 余りだ、君の勝手に
　　 悪戯か …実験に用いるといい __確か以前は…

　　__姉御殿にやったのだっけか？…
　　…女体に与えるとああなるのは、知らなかったよ 」


　(…"促進液"が、魔人の手元に)

「 .......ねぇ 」

　　( ...促進液、懐にしまい込み ...
　　...向かい合う体勢へと、変わる )

「 何かな？…いざ、こうしてみれば
　中々私の方が面映ゆく思えてしまうね 」

( …何処か、己より小さく感じてしまう存在感に
　__美しい… 紅赤の瞳はまるで宝石のよう… )

「 …ところで、少し重くなったかな？ 」

　　「 .....💢 」


　　( ...口に出そうと思えた言葉は、一瞬にして
　　　胸の中へと逆戻り )

「 まだまだ47kg！！かっっるいんですけどぉ〜〜〜！！！！？ 」

　「 …ふふ、…ルーのような反応だ 」

　( 血の繋がりもない __その割には…
　 わんこめいた…可愛い魔人と かのメイド
　 義兄と義妹はとても良く…似る所が増えた )

　「 すまないすまない …デリカシーが無かったな
　　しかし、…似るものだね　__兄と、妹は。」

　「 ... ....そりゃ、一番付き合い長いですし 」

　( ...溜め息 ...なんだかそっちの気が薄れていきながら ...頬を軽く膨らませて ...暫しの思い出話 )


　　「 ... ...互いに弱点も分かってますし、何より
　　　互いに光と闇との和を取る為には、必要不可欠な存在だったと俺は思ってますし ... 」

____微笑んで…肩に顎を乗せる


「 …言い方が勘違いされかねないな 」

( ついでに…膨らんだ頬、ふぐみたいに指で押し )

「 互い、荒んでいた頃に…出会った筈だが
　奇妙なまでに変わるものだ __角みが取れ
　今やわんことデレの強い …気強なメイド 」

　「 ぷぎゅ ... 」

( ...間抜けな声ひとつ ... ...ニィと笑いながら )

　「 ...ライバルって奴ですよ、にひひ ...
　　あ、勿論友とは書きますけど、ね！ ...あはは
　　まぁ ...本当互いに丸くなっちゃいましたけど 」

___ふふ…

( 人形抱きに戻して )

「 …関係を厳つく言うのは構わないが、…
　仕掛けた悪戯か何かで怒りを買い付けては
…激怒、憤怒の妹に追い回される …、
　
　情けない姿を"よく"見るのでは、…ね？ 」

「 .......俺だって強いんですもん ...皆んなが強過ぎるだけですもん.... 」

( ...ころころ、手の中で薬を転がして )


　　__最近は女体での戦闘スタイルも確立して来ましたし...

「 …一応は、わんこ"くん"である君に
　 プロポーションでも、実力でも負ける…か

　　…そろそろ私もそれ 打つなりして
　　肉でも付けねばならないかな…？」

( 半ば冗談　__頭に顎を乗せる )

　「 .... .....戦闘狂とは違いますけれど、強いってのはかっこいいですし ... ...何より ...貴女みたいな人を護る為に、俺の力はあるんですからねぇ... 」

　　( ...少し、視線が逸れる ...つまりは、そう言う事 )


　　　__肉は、ついてる方がやっぱり、良い

「 ……うぅーむ、…キミも…まぁ
…すけべ、だな。…頑張るけれども　」

(…ない胸にわんこを抱き寄せ)

「 ..にへへ、頑張ってくださぁ〜〜いっ！ 」

( ..すっかりご機嫌快調なわんこ ... ..微かな柔らかさに頬擦りしながら ...べっ、って舌出し )

　「 .... ...大好き、なんですもん 」

「(…お陰様でデータは集まっているのだし
　　まぁ、…やってみようかな 何よりその…
　　期待する視線なんてされたら…なぁ)」


　(…あきれ顔で、…背中を撫でる)

　「 …私も、さ　__まあ…低俗な言葉を使うが
　　君の理想足るぼんきゅっぼん。…とやらを
　　目指してみることにしよう …少し、…ばかｯぽいがね 」

　　「 ....にへへへ！頑張ってね！ ...んひひ 」

( ...今のままでも、変わっても、好きに変わりは無いから ... ...魔人、こう言う所ばかりは素直で
　...口伝えが下手だって言うのが良くわかる 」


　「 ...ん、眠気、だいじょーぶ...？ 」

「…あぁ、…もう、…目蓋が重くてね」

「 ...だろーね、めっ！無理しちゃめっ！ ...ほら、寝る！ 」

( ...お布団開いて ...白衣をそのまま抱え込みながら、潜り込む )

「…ふむ、…あたたかいなあ」

「 ...明日も、たのしも？ ...ね？ 」

____おやすみ…ふふ

___うん、おやすみっ！

(/ おはよう )

(/ おはよう )

(/ …おや、やってしまった )

(/ ...かっわいぃ〜〜！！！ )

(/ 褒め言葉として受け取るよ
　…お目覚めの調子はいかがなものかな？ )

(/ちょ〜〜げんき！！！...にへへ )

(/ そう　…それはいい。天気は良さそうだ
　…夏はつらい日差しの季節、__しかし…美しい

　山を、眺めるのも悪くはない…
　あの森丘が、陽光を浴びて輝く様も… )

(/ .... ...今日は明るく、暖かく ..白き日光が照らしてくれてます！ ...ですから今日はゆっくり色々、楽しみましょうね？ ...もっとも、夜になってからが本番かもしれませんが！ )

(/ …うたた寝をしてしまったよ
　 やれやれ …どうも、心地がいい )

(/ ...良〜い事、じゃないですか？ ..ふふふ、ゆったりのんびり ..気楽に行きましょうよ )

(/　…ふふ、昨日の件だけどね？
　 試験的な形ではあるが、…何とか
　 形には出来そうだよ __欲張りくん？　)

(/ .... ....うきゅ、んぇ ...あ、えっと、あ、ありがと...ぉ？ .... ... )

(/ ....恥ずかしい、かも )

(/ …なにゆえ、君が頬を染めるのか私は
　　理解に苦しむね　…私を変貌させるのだろう？ )

(/ ....いや、まぁ ...うゆ、そーなんですけど ...見慣れた物から急に変わるってのは ...俺が提案しておいてアレなんですけど ...こう、色々 ... ...意識もしちゃうし )

(/ …愚かな犬だ、私は望みを聞いたというのに…ね
　 それでも君は私の前に尻尾を振って、…雌のごとく
　 乞うて無様に這いつくばるしか出来ない…ふふ )

(/ ....ひゃう ...い、言い方もう少しどうにかなりませんかぁ！！！？ )

(/ 良いのかな？… __意味としては同じじゃないか )

(/ ....恥ずかしい、んですよぉ？...うぅ〜〜〜... )

(/ ___それで？ )

(/ ....へ？ )

(/ …私が、君の要望通りになったとして？

　___何がしたいのかな )

(/ .........あ、甘えたい、です )

(/ …わんこだね。つくづく
　いいよ？…頭ぐりぐり押し付けたり
　膝の上に乗ったりしても。…ふふ )

(/ .....えへへ )

(/ …　可愛がろうか？__わぁんこ…くん )

(/ ...にへ ...おまかせ、するね？ ... ...えへへ )

(/ ...〜〜♪ご飯食べたら、頑張ろっと！ )

(/ …お風呂入ったぁ )

(/ … ふふ、可愛がろうか！ )

(/ ....にゃははは！ )

(/ ふふ、…では　成果をご覧にいれようか )

(/ ...ただいまぁ〜〜！！ )

(/ 遅いよ？わんこ君、…では　__見る？甘える…？ )

(/ .... .... ......待たせてごめぇん ....う〜... )

(/ …ふふ！君は直ぐに感情を示してくれるから
　からかいがいがあるね、…じゃあ　どうしようか )

(/ ...お詫びに何でも付き合う、よぉ？ )

(/ …君の要望、用意したんだけどなぁ )

(/ .......うきゅ ...い、いいのかなぁって )

(/ 君が、何を私にしたいのか …それで考えようかな？
　 ___それにしても… 肉付きを私に求めるとはね
　　　…物好きのように思えてならない )

(/ .......う...うぐぐ.... ....うぅ〜〜〜..... )

(/ ___肉食寄りでも私は良いけどね )

(/.....なん、だろ... ...分かんないや )

(/もしくは　__…ショート話でもしてみる？ )

(/ .....寂しくなかったら、何でも幸せです )

(/ じゃあ、名無しの１兵士と…
　そうだなぁ…　きみの　医霊君で
　小話をしてみたいんだ　…いい？ )

(/ その後で新入り君進めよっか！
　 …きみの気分次第で虐めてあげるよ？ )

(/ ....ん！！！そうする！！！てかしたい！！！ )

　… ある日の事だった、夏の日差しが
　　城へ 外へと照り付ける昼過ぎに…


________ 医務室［ルージュの部屋］


( …眼鏡を掛けた、ナース服の矢機が声を掛ける )


『 城内警備15番の隊員さんがいらっしゃいました
　先生に直接、ご相談を願っておられますが… 』


___…普段の矢機は、こうして医霊の手伝いさんとして
　　仕事、身の回りの世話を両立している …公の場で
　　真面目な上下関係を築くのはお手の物。…しかし

__地味ながらも… 格好の露出度は医霊好みにしてあった


　( ただし、…表情や仕草にだらしなさはない
　　とても真面目な、ビジネスタイプの無表情 )

　　　　____ﾄﾝ、ﾄﾝ、ﾄﾝ ...机上にてカルテを纏めて
　　　　　　　...矢機の方へと視線を向ける


　　「 ...ふむ、今なら丁度空いているし、構わないよ
　　...しかし 私に対しての相談 ...さて 叶えられるか 」

　　( ...最近の医霊は紳士服では無く ...医療系らしく、少し赤っぽい染みが付き、それでいて ...妙にポケットの多い改造白衣 ...態とらしく胸元は開けていて、其れを補う様に下は長め )

　　___流石に医霊も公私混同は流石にせず ...寝不足、隈の濃い目を擦りながら呼び寄せる


　　( ...呼ばせている間にふよふよと浮きながら
　　　...プロフィールを探す 何か悩みの種の原因はあったかと )
　　

(赤城としては)普通、不変 …模範に忠実なノーマル


　　　…とくに、変わった点はない人物らしい

_______


　　　　　　　　　〖　白昼夢　〗

_______


「 兵士A、7月生まれの日系。
　　早速なのですが… 是非とも先生に
　　ご相談したいことがあるのです 」

( 普通の、兵士だった　…ヘルメットは
顔のような物なので兵士は誰も脱がない )

　「 ....あぁ、構わないとも ...大丈夫だ 今はドリフトが見てくれているからね ...ゆっくり話すと良い 」

　( ...持病を持っている訳でも、精神的な病を持っている訳でも無い ...しかし 話したいと言う事 ....
　...興味を惹かれては、向き合いながら 片手にペンを持ち ...柔らかく笑みを浮かべ )


　「( ...こう言ってはアレだが、見た目も中身も ...普通で平凡 ...逆に言えば長生きしやすい者、か ... ) 」




　　　

「 いえ、べつに体が悪いわけではありません
　どちらかと言えば、精神的なものかも… 」

( ___ )


　「 昨日、中庭でライブカフェが開催されたのは
　　先生もご存知ですね、はい あのおきつね食堂の… 」

( それは、瑠和が自身が分身を扱えることを活かして
　中庭に黒騎士 蓬莱 猫達磨と協力し 拵えたイベント

　 __特設のステージで、…唄い舞う瑠和と蓬莱
　　…観賞を背景やBGMに 分身瑠和を従えて働く
　　黒騎士や猫達磨の料理を楽しめる _素敵な時間 )


　「 先生がた、上級のかたはもちろん おかみさんの
　　計らいで 兵士も整理券を獲得すればそのカフェに
　　入ることが許されていたんですよ …えぇ、我々です 」

　「 ...あぁ、勿論だとも ...アレは良かったね ...
　見て 聞いて ...五感全てで楽しめて ... ...うん、幸せだったよ ... ...まぁ、その代わりその後が忙しかったけれど 」

　( ...結果的には大成功 ...ただしその後鬼の撒いた酒のせいで酔い潰れた者が多く ...想定よりも遅くまで医霊的には働いた為、なんとも言えない )


　「 ...それで、君も参加はしたのかい？ ...その感想なら生憎だが私じゃ無く、瑠和君達に .... 」


　( ...と、口を開けていた所で ...閉じては、再び聞く姿勢 )

　　　「 失礼、続けてくれて構わないよ 」

「 いえ　…私は、参加できるはずだったのですが 」

　( A兵士は懐からふうとうを引き抜くと
　　机に封を切って中身をふりおとした )


　［　ばらばらにやぶれた整理券　］


「 …このようになってしまい、泣く泣く諦めたのです 」


　( …原型が見えないほどにびりびりに破けている
　　人の手で破いてしまわなければこうはならない )

　「 ...嫌な事を思い出させてしまいすまなかったね 」

　( ...破る際の力の入れ方、方向で大体は分かる ..
..機械の手では無く、明らかに人為的 ...そして、偶然なんかでもなさそうだ )


　「 ...つまり、これを破いた犯人 ...若しくは君を
__虐めて来る奴をどうにかしたい、と言う事かい？ 」


　　( それならば、理にも適っているし ...医霊に対して相談して来たのも良く分かる )

「 いえ、それが… 私は この封筒を肌身離さず
　この封筒に入れてあったんです …はい 」

( ___ )

　「 そして …整理券が破れていたことに気づいた
　　昨日の6時３０分前… その少し前のことを全く
　　覚えていないのです まるで、記憶が白紙に
　　なってしまったかのように …朧気としか 」

( ___ )

　「 …私は、整理券のことを誰かれに話さず
　　ずっとここに隠し持っていました …なのに
　　その空白の時間を境に いつの間にかこのありさま。

　…気がおかしくなったのかと保健師に診断を求めましたが
　 結果は至って健康　ということで… なかなか納得が行かず
　 なにやら"記憶を覗ける"秘術をお持ちの、先生に
　 せめて、原因を探っていただければ　と… 」

　「 .....ふぅむ .... 」


　( ...“お門違い”だと言うのも躊躇う ...記憶の専門は何せあの月に跳ねる機械なのだから ... ...しかし、こうまでして頼られて何も出来ないと追い返すのは ... .. )



　　「 .....仕方が無いね、少しばかり脳の中に...
　　　__聞かせて貰うよ、君の時間と記憶を 」


　　( やれ無いとは一言も言ってないし ...ただ、彼女よりは劣ると言うだけ )


　　　___両手を添えて ...ゆっくりと透明に 溶け込ませて ... ...耳から脳へ 傷付けないようにしながら


　　　　　“海馬”へ ...意識を傾ける

__________


( 見廻りの記録、書類の整理に区切りを付け
　鍵を閉める …すると 部屋の中心に見慣れない
　…ぴしっとしたスーツ姿の男性がカードを手に… )

　「 どうです、ひと勝負やりませんか 」

________

( カードが得意なこともあり、その人物の誘いへ乗り
　小一時間ほど熱い日差しの中で勝負を続ける… )


　___その後、…集計をしてみると兵士が僅かに勝っていた


　「 中々のものでしょう 」

　「 や、これは参った。…さて
　　ではこれはもらって行きますよ 」

　____そうして、…取り出したのは…

　_____誰だ？この男は ...？ ...城にいた覚えが...

　( …持っていた筈の、整理券が男の手に )


　「 あっ、それは… な、なぜ私が勝ったのに 」

　「 そうです あなたは勝ったんですからね… 」


______そう言うと、男は整理券をびりびりに破いた。



__________



　「 …どうでしたか？　原因は… 」

　「 ...訳が分からない 」


　( 感想としての一言は、其れが一番適切だろう )



　　___行動理由も原因も... ...結果になった意味も



　...見た所で理解が出来ないのは、仕方無いだろう

「 …うぅむ、一体どういうこと… 」


_____ふたりして…頭を抱える難題

　　…何気なく 矢機は机に新聞を置いた




　　〖 おきつねライブカフェ、照明灯落下！ 〗

　　…　妙な、字面が目につく