どうにも人生いい赤色で

幸せったらありゃしない

(/ .....『伝説』ねぇ .... ....ふぅむ ....？ )

「　…　これは　____!!　…　あれ？__ここって…　」




(　―――　その国の名は　『ラノロンド』。

　…それが今、わたしが___辿り着きかけている国なのだ　)



　「　____んん〜〜っ…　最近___行けてないですし…　」




(　…　わたしはこれ以上を遺せはしないだろう

　__この"境界"を抜け　…　到着するのはおそらく…


　――― だが ロマンスを夢見る君たちを止めはしない

　… わたしは、これから素晴らしい旅に出るだろう
　この世界で体験しえない冒険が、発見が待っている

　___君たちがこの冒険を夢見るのなら　…　)




「　行きましょうか　____っ　久しぶりにあのお城！　」

　　　　[ タッタッタッタッタッ_____ ]




(　わたしの旅路を　ここに記して置いていこう

　さらばだ　___夢見る者たちよ、先で待っているぞ


　　　　　【____著者不明の冒険記】)






　　ｴﾙﾀﾞｰ・ｴﾝﾀﾞｰ・ｱﾒｼﾞｽﾄ
〖ELDER　ENDER　AMETHYST〗

(/どうですっ！　気合いいれちゃいましたよっ！)

[どやっ！]

(/ .... ....ふぅむ、いいねいいね！！考察しがいがあるよ！！！！ )

(/　えへへへっ　)

(/ ....ちゃんと生きて帰ってこれる？ )

(/へっ？　___や、…やってもないことに
　あんぜん確認、っていわれても…え〜と[しどもど])

(/ ... ....ふぅ、にひひ ...さて、どう返そうか悩むね ...にゃごろにゃごろ )

(/エラーが出てびっくりしたよ )

(/にゃがにゃが？___ねこちゃんですかっ！？[✨])

(/ .....それは地下で飼ってる奴かな ....おっと )

[ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯｯ]



月尾
「 ……〖冒険家〗に匂わせればこうなると分からんかね？」

[___チューハイ片手]

「 ....嫌いになれない性格してるんだよなぁ、真っ直ぐと言うかなんというか 」


　( ....困った様に後頭部掻いて )

　「 ...まぁ、そもそも俺と土王様以外は許可が無いと入れないようになってるし大丈夫 ....さて
　　　何やら今日は食堂とかも忙しかったみたい、だね？ 」

　( ...ふぁあ、眠そうな欠伸 )


　

[ぐびぐび]
「 … ほお、嬉しいじゃないか ___あとは本人に
　　伝えれば妹の貴重な理解者がひとり誕生だ … 」


「 ___[ぐびっ]…古代遺跡の想像主もきみと同じ

　安直な考え方だったろうに、…ほぉ？私は知らんな
　別段、他人の城にある食堂で飯を食う趣味もない 」

　「 実際喝采楽しそうじゃん、元気そうだし ...何より勇者気質！ ...底抜けに明るくて優しいし ...
　　___あの手の子はトラブル ...引っ提げてくるのが厄介だけどね 」


　( ...酒飲む姿にジト目を向けながら ...小さく頷き )


　「 ...あんま飲み過ぎると後で後悔するよ？
　　....へぇ〜〜〜、それなら俺が飯を作っても興味無いって事だったり？ 」

「 その通りその通り。…[ぐび]…怪しげな身内と違い
　受入易く、より自分らしく精神を育んでいるらしい…

　… まあ、100%善精とまでは言わんがね。自ら進んで
　歴史探求家の地位を捨て、冒険者になる程度には危うい」

[カシュッ]____チューハイ2本目


「 物事の解決に悩むと…人というのは酒に走りがちでね

ふむ[ぐび]…君を"他人"と同一視した覚えや経験はない

ここは何代目[魔王]の城、…つまり私にとってはほぼほぼ
他人に近い者が主人、というわけになる…君がNO.2であれ

支配権は名も知らない[魔王]にあるなら…警戒を敷くに
越したことはない、…と思うのだがね？____とまぁ… 」


[ぐびぐび]

「 … 長々と語ったが、君の部屋でご馳走になるなら
　　是非とも食べて行きたいね… 大いに、興味がある　」

(/ ...今日頑張ったら休みぃ ....また落ち着いたら、ね？ ...色々、しよっか！ )

(/…つかつかれつれかれて)

(/疲れたね、…ふむ　以上)

(/ んみぃ....死ぬ程疲れた )

(/…疲れてると甘え過ぎるから日常パートに行けない…)

(/ ..何しよっかぁ ....本当悩んじゃうよねぇ〜〜 .... )

(/……ベタベタしそうなルートがダメとなると
　　択が急に狭まったように思えるね、…案外
　　私の心がもとから狭いだけとも取れるが…)

(/…さて、どうするか)

(/ .....ふぅ、ま ...月尾が楽しめる様ならば頑張るよぉ！
　...にひひ、な〜〜〜〜んでも大丈夫なのだよ
　　バトルも ...日常も ...なんでも、ね？ ....いつも俺に色々してくれてる分、尚更 ...何かさせてよ )

(/…ふむ)


(/少し待っててくれたまえ、…山の環境音と
座禅で煩悩を祓ってくる…　上手く行くだろう)

(/ ... ...幾らでも待ってよう！なんでもすると言ったのは俺だからね！ ...頑張らせてもらうよ！
...俺から提案するのは途中で流れがぶち切れちゃうだろうから...ね、あはは )

(/…それに対する原因はわたしが過度に色々と
　風呂敷を広げるからだ、…どうにも派手さが
　抜けんのだよ、…気を付けてみよう)

(/ それが良いんだよっ！！！ .....派手さが好きなんだしさあ .... )

(/… なるほど、分かった)


(/… とりあえず 君の心配が及ばない者を
　徴用するとしよう。…馴れ合いが無いような
　殺傷、仕事、私情希薄___…ふむ

　赤城組はしばらく控えようか…
　機械系統の、…別組織に所属する
　傭兵などを使おう　…　色欲沙汰を潰せそうだ)

(/ ........んむぐ、むぅ ....なんか、その ....ごめんね？ )

(/構わん …君との時間を守るために変化が求められ…
それに私が応じる必要がある。…ならば変わるべきだ)


(/ それに謝っても始まらんよ。…

　代案か、…キャラ総入れ換えか…

　今までを続けようとすれば君が思う良くないことが
　起きるのだ、…ならばここらで大きく路線を変えよう

　… 何が良いだろうか？…ふむ、私が色欲沙汰に
　及ばぬテーマを選びたい … 何かあるだろうか )

(/ ....我儘だけど、ごめんね ...？それは、ちょっと ...嫌かも )


(/ 確かに規制は嫌だけど ...でもだからといっても、みんなは悪くないって言うか ... ...
　...ニャルちゃんもナイアもテホプも瑠和もヨグも猫達磨もレイチェルもザラァークもハインネイルもライヒェルも大好きだから ....総入れ替えだけはやめて欲しい )


(/ ...なんだかその、本当我儘でごめんね？ ...大丈夫だよ、色恋沙汰でも、平気だから )

(/ 過激になりそうな時は ....言ってくれたら ...考えるから )

(/ …………その言葉を聞けてホッとしたよ )


(/……その、君が…彼らがやり過ぎるせいで
　　恐れてるのではないかと … 思っていた

　　… 確かに、私自身も　… )


(/ …… 思い描くことをきみとの間で…疲労と不満に
　　　圧され、…肥大化させてしまったのは…　ある

　　…尽くなき欲望が君を…不幸にしてしまったのでは…
　　そう、感じていた。…気を付けるべきだとは何度も
　　思っていた、…だが　…君に気遣わせるのが怖かった )


(/……ありがとう、…しっかりと注意喚起を聞き届けたよ
　　私も気を付ける …… また、始めて貰えるだろうか？)

(/ うん！！！！勿論！！！！！！ )

(/…… ただ癒しが欲しいのと過激の境界線が…
　　　曖昧になりそうなのは許してほしい)

(/…疲れはててると自分でも訳の分からん行動に
　　出てしまうのだよ、…発達障害らしくてね…)

(/……仕事のクセでバッグに商品を入れたまま
　気付かぬうみに万引き寸前になった事すらある…

　…気を付けはするが君のストッパーも重要だ
　今後も、遠慮なく注意喚起をしてくれたまえよ…)

(/ ....それは、うぅん、中々気をつけてね？
まぁ、とはいえ了解 )

(/…… さて、どうしようか )

(/…… 君が心配するかもしれないが
　　単に、…ニャルと絡んでほしい )

(/…………何もかも、今日は疲れはてた
　……大規模な戦闘事も…匂わせも含めて闇も
　…正直精神を毒する全てが嫌になっている)

(/……　何も考えずに今宵はありたい
　…あまりにも荒唐無稽で酷すぎる我儘だが
　叶えてほしい望みがあるなら、…これ位だ)

(/ _____うん、分かったよ )

(/……気分だけでこうも人が変わる、か…)

(/…いや、もう語るのもやめておこう
　スライムが産まれてソフトなキメラに
　なりかねん、…始めてき良いだろうか？)

(/ ... ...大丈夫だよ、疲れてるんだもんね、 ...よく分かってるよ )


(/ 適当でも大丈夫 ...今日はゆっくり、ゆっくりとね )

(/… 不思議なことに仮眠を取ると頭が冴えるようです)

(/ 貴方様にご不満が見え隠れ致しますので

今宵は少々、… 催し物でもなさいましょう )

(/ ま、アレなら寝るまで付き合うからさ ...本当になるちゃんの好きにしてくれて構わないよ
　甘えてくれてもかまわない、愚痴を言ってくれても構わない ..なんでも、よいんだから )

[ぐに]　「　…　〖ニャルちゃん〗です　」


( 頬を引き千切らんばかりにつねり )

　[ もぐに ] 「 ....いたいいたい、いたいってにゃるちゃ、ん ...むぅぐぐぐ 」


　( ...つねられればジト目で見返しながら ほっぺがお餅みたいにぐぃ〜〜〜 ...っと、それはそれは柔らかそうに伸びている )

「 …… 」　　[ボォッ！！]

( 近くにあったサンドバッグにストレートを入れて
魔人の頬を、…撫で　___拳を握り締め… )



[ボォッ！！]　[ボォッ！！ボォッ！！]

　　　　[　ボバジャァッ！！　]


(____サンドバッグを破壊してから義兄を見上げ)


「 ………… 」

「 ... ....ご、ごめんってニャルちゃん 」


　( ....思わず頭を下げる位には魔人も 白黒にはビビった様子で ...
　... 握り締められた拳に手を収めて 上目遣い )


　　「 ...なんかニャルちゃん強くなった？ 」

すたすたすた___…


[ズブゥッ！！][ボシュ__ｻﾞｧｧ〜〜ｯ…][ｻﾞﾌﾞﾁｯ!!]

( ボディブロがバッグを貫通 … フックが千切り飛ばし )


[　ザザザザザザザァッ！！　]___ボス…


( インファイトでボロクズを量産…破けた砂袋が鬱陶しい )



「 …………… 」



[ギィ…]_____　[バタンッ]


_______________



　ｶﾞｼｬｧ"ｯ!!　ﾊﾞﾘ"ﾝｯ　バギｨ"ッ！　バキ"ィン"ッｯ！

　_____ｶﾞｼﾞｬﾝッ　バァンｯ！！　バギャァ"ッ！！

____________



[　…　しーん　]

　「 ....わぁ〜〜〜〜 」

　( ...若干遠い目で眺めれば眺める程 白黒の底力の強さと言うか ...成長性に感心しつつ ...

...折角なので、少しはリラックス出来る様にとアロマや紅茶を用意し始める )


　「 ...にひひ、こうしてみると“逆”みたいだね？ 」

　　[　バリィ"ンッ！！　]


____窓から兵士が吹き飛び




[　メ"ギｯ___　…　バギｯバギｯ!!　バギィッ！！　]


______扉をぶち抜いて鷹人が昏倒し





　　ｶﾞﾊﾞｷﾞｬｯ!!　バギッ___メ"リメ"リ…ﾍﾞﾘｨｯ!!


( 床は剥がれて通りすがりが恐れて離れ
腕ずくで止める兵士が窓から吹き飛び続け )

_____立ち塞がった尸龍の顎が砕けてノックアウト



　すたすたすた____…



「　……………　」

　　「 ......あれは止めるべきなのか ...いや、まぁ
　　　___ニャルちゃんにもそう言う時期があるって事でいっかなぁ ...

　...反省文だとかはちゃんとして貰うけれども 」

　[ ﾄﾌﾟﾄﾌﾟﾄﾌﾟ .... ] ...カップに魔人が煎じた紅茶を淹れながら ...後程謝り続ける事になるのは目に見えてるが、それはそれとして ...



ある意味生き生きとしているから、止める気はないらしい

(/ ちょっと次遅れる、ね？ )

「　………………　」

__________



ﾅｲｱ「 … あらあら、ﾊﾞﾛﾒｰﾀｰが最低値をキープですわね 」

( … 紅茶に手を伸ばし __横取りを狙っては )


「 必要なモノが完全に欠如を起こして、… それ以外で
発散しても常に〖精神値〗がゼロかマイナスに固定…

… そんな状態で仕事続けてるんですもの
夢遊病状態になっても仕方ありませんわぁ 」

(____放置すれば止まらない妹を他人事のように眺め )


___________


　　バリィンッ！！　ガシャァンッ！！

　　　ｽﾞｯ　___　ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｯ…ｯｯ


[…瓦礫が降り注ぎ __遠くの方で土砂崩れの如く
城の一部がずり落ち___中庭に向けてまた数人の
兵士たちが殴り倒され、…回転しながら落ちていく]


_____正常な判断はなされておらず
　　潰れかける程のストレスに対して…
　　防衛本能が働き … 供給できない
　　要素を諦め、__虚しい行動で
　　無理矢理に発散を試みるばかり

　[ ぺちんっ ] 「 ...残念ながらこれはニャルちゃん用の癒しというか .. ...ナイアのはまた淹れたげるから

____で、どうやったら ...ニャルちゃんのアレを止められる訳？ ... ...放っておいて良い感じなの？まだ ... 」




　　_____俺以外の子なら、すぐに止められるかもね

(/ ...お疲れ様、ゆっくり休んでよ？ .....そうだね、色々鬱憤とかも晴らしてあげないと大変だよね
　....よし、それなら明日は .... )

　　「　……　」　_____16時間規制中。


( サーバー入りの柑橘汁を傍ら…反省文を、山積みに。
謝罪に終わった午前中を大いに反省 後悔しつつ____ )


「 (…なんと成長のない事でしょう …失敗の前例が
　いくつも幾つもありながら…私のコトながら本当に…) 」


「 …… (情けない) 」


_______自粛、自制が必要ですね…何よりも



「 ……[ｶﾀﾝ]…… 自己暗示でも試してみましょうか

　____1ヶ月間、汝欲望を忘れよ
　____1ヶ月間、汝欲望を忘れよ
　____1ヶ月間、汝欲望を忘れよ 」


(鏡に向かって、二度三度)

　　[ ばちんっ！！ ]

( ......白黒の額にデコピンが飛んで来る ...鏡の中から飛んで来たと言うわけで無く ...単にふよふよ浮いた手が突いたらしい
　...そんな手の持ち主といえば ...当然 )



　　「 おっす、ニャルちゃん ....どうも？ 」

「 １ヶ月間、汝よ　ぐっっ…___ 」

[___舌噛んだ]


(　___ヒリヒリと痛むおでこ、…何より舌
　　しかし怨み返せる身分でないことを自覚し
　こほん。…と咳払いで、__効いてないフリを打ち　)


「 … おはようがざいま…　……[ﾋﾘﾋﾘ…]
　 いえ、こんにひはでございますね、魔人様 」


_____気付かぬ間にジト目が浮かぶ

　「 駄目駄目、我慢は体に毒なんだから
　　...まぁ確かに今回の件は色々やっちゃったけどね
　　...俺も謝罪には回ったからその辺は安心してよ 」


　( ...ニヤニヤと意地悪そうな笑みを浮かべつつ 片手には ...手荷物 籠の中に色々入れられてるっぽい
　　...効いてないフリをする白黒に対して 若干子供っぽさを思いながら )


　　「 ...さてさて、と ...にひひ 」

「 … その節は本当に申し訳ございませんでした
　　以後、粗相を許さぬように精進させて頂きます 」


( ___屈辱感で昨晩に抱いた、激情を思い出しかけ
　　…歯をｷﾞﾘ…と噛み締めて __唇や瞳には出さずに )

「 … して、私めに何かご用事にあられますか？ 」

　「 暇してるんなら、と思って ...まぁ、ちょっとね 」


　( ...籠の中は果物だとか ...後はパックに詰められた料理がたくさん
　　....これがお互いにとってはかなり幸せかもと思ったからこその提案 )


　　「 ...ま、お見舞いの品もとい軽めに食べれるもの作って来たからさ ....


　___食べ終わったらちょっと、バトってストレス発散とかどう？ 」

「 … 役職柄、最も言われたくないコトを仰いますね 」

(____ジト目は続き、…時計を眺めつつ)



「 … 頂きます、実際のところ…無い物ねだりに
　　１人、念仏を呟く程度には暇がありましたし 」


___無い物ねだり


「 …… そうですね __今の心境で楽しめはしませんが
　　２日位なら、… 会いたい顔も忘れられそうです 」

　「 ...自分の時間が取れるのは案外大切だけどね
　　ま、俺の方は何してるか分からないだとかサボってるだとか言われるのは慣れっこだし気にしないでよさ ... 」


　( ...籠を机の上に置いて 中身を取り出す ...
　　林檎やバナナやらに加えて ...オレンジ入りフルーツサンドや ....ちょっとお高めそうなローストビーフ )


　　「 ま、流石に食堂だとかの味には負けるよ ...
　　...んな期待しないでよ 昔っから質と量を同時に持たせるの苦手だからさ 」


　　「 ....はぁ、....ま、アレならハンデでもつけよっか？
　___はたまた、なんかご褒美とかでも賭ける？ 」

「 ……… 覚えのない地下施設に妙に高い維持費が
　　掛かっていると報告を受けましたが、覚えは？ 」

( 仕事が匂えば __直ぐに業務状態。…切り替わって
差し入れに丁寧な手を伸ばし __ ﾛｰｽﾄﾋﾞｰﾌを噛み締め )


「 ……… 」

____言葉に、…長い間寂しい背後の寝床を見たが


「 …… ハンディは結構にございます
　　報酬の提示が必要であれば … 900円以上の
　適当な食材等を所望したく、…ございますが 」

(___最終的には諦め、…しばらくは忘れる事を思う)

　「 .....あるにはあるけど個人的な ....まぁ、そうだな
　　... ....ニャルちゃんが勝ったら教えてあげようか？ 」

　( ....薄く 味付けは塩のみ ...だがとても柔らかく 口の中で溶ける様 ...噛めば肉汁も溢れる
　..一方魔人は自分から持って来た食べ物達に興味無いのか身体を伸ばして準備運動 )


　　「 ....ふぅむ 」


　　___色々察しがつけば、人差し指を立てて口を開く




　　「 ...俺が勝ったら、ニャルちゃんの写真とかでどう？ ...負けたら俺の手足をニャルちゃんのお仕事に手伝っても良いからさ 」

「 …… 負ける考えに至らないのですね 」

( 羨ましい事です、…とフルーツサンドを噛み千切り
二回咀嚼し、… ごくん___喉を鳴らして…立ち上がる )



「 ___ご馳走になりました。…さて 」

( お手吹きで指を拭き取り … 呼吸を整えて )


「 … 猟奇趣味はありませんが、… これ以上気の滅入る
　　タネを作りたくもございませんね ___ 今のところ…

　新たに悩みを抱えても、解消に足る癒しも会いに来ては
　くれないようにございますから…即座に勝たせて頂きます 」


(____褪せた言葉… 一応、肩をならして気概自体はあるが)

　「 ( ...ピリピリしてんな〜 ... ....ん〜〜〜、まぁ、て事はやっぱ ...ニャルちゃん、“あの言葉”知らないんだろうなぁ ... にひひ ) 」



　( ....立ち上がり 片手を左右に振りながら ...いつも通りの魔人の雰囲気 身に纏い ... )


　「 いつも通り、参ったって言った方が降参 ...もとい負けでも構わないね？ 」

「　…　[ﾊﾟﾁﾝｯ]」___【 転換 】


(指を鳴らし___世界を一瞬、"黒"に染めて)

___________



[　K____O…ｯ！！　]



『　おお〜〜ｯｯ　とぉっ！！此処で突然の乱入だっ
　愛好尖兵"ナンジョー"・連弾凶器の"カンラギ"が…っ　』


_______

『　ダブルノックア〜〜ｯウト！立ち上がる気配無しーっ　』



(　___両腕にナイフのｶﾞﾝﾄﾚｯﾄを装備した兵士と…
　…槍をへし折られた兵士が足元に転がり __ｻﾞﾜｻﾞﾜと
　観客席が沸き立つ、___【闘技場。…乱入】である　)



　　　　　　　[ｶﾞｯ]　　____ﾌﾞｩﾝｯ!!


… そのルールを覚えておくのは貴方様だけでようございます

(___雑に殴り倒した２名を　…　両門へと投げ捨てれば)




「 … 今現在、負けて差し上げる余裕はございませんから 」



_____"色褪せる渇きの打人【ニャル】"


(　広々と … 距離の離れたコロッセオ　____ニャルは
　ただただ、…無造作に魔人へと歩み始めた。…　)

[ザッ___ザッ____ザッ…]


　「　…………　」

　「 ....あ〜〜あ、まだ荒れてんなぁ ...こうして見ると血の気の多さは ...テホプさんに似てる様な気もするね
　　にしても ...凄いねぇ、ニャルちゃん ...そんなピリピリしてさ 〖狂犬〗みたいだよ 」


　( ....指の骨を何度か鳴らした後で ...目を閉じ 顎を引いて ...両足踏み込んで ..拳を構える )




　　　　____良いよ、全力で来なよ ...そうじゃないと俺も満足しないからね


　　( 観客が見ている事なんか眼中に無い
　　　あるのは ...義妹の『空虚』を少しでも解消する事だけ ...少しで良い )




　　「 ニャルちゃんさ ...それ、結構辛いでしょ 」


　　( まだ魔人には話す余裕がある .. それ程までに今の白黒が『心配』だから )

「 ………… 」


( … 少しだけ、足を止める。__否定する材料を
　 探したが … 遠くにすらそんなものは無いと
　 結論に達し__溜め息混じりに、…右手を引く )


「 …… 何時の頃からか …"癒せる子"がぱったりと
　　私の側から居なくなって ___それからは…確かに
　　鬱屈だけが溜まり、…目に見えて私めの瞳には___ 」


【 マッハスピード:右(ﾗｲﾄ) 】___ギュルｯ!!
( 急激に__目の前に現れたメイド、…腰を深く落とし
鳩尾目掛けて "マッハストレート" を叩き込む！ )


「　… 灰色(意味無し)ばかりが映るようになりました

　… こうして、興味も無かった拳を振るってみては 」



【　ダブル:___インファイトノック　】
　[　ﾄﾞｺﾞｯがガガがガガががｯｯ！！　]


「　今まで鍛えたどの戦いかたよりも強いと実感し

　… 試行錯誤に呆れのような無意味さを思っては
　 こうして、… 突発的にわが身を擲ってしまいます 」


(____直線的かつ、…異様に破壊力の籠った拳の群れが
　　太股、腹、鳩尾、首を目掛けて飛来し続ける…ｯ!!)


「 …　生き甲斐がない、と言うのでしょうか
　疲れたのに ___癒す術が見つからない…だとか 」


____言葉ひとつひとつが白昼の砂のように渇き切り…

　「 それは、フォンミェンの事？ ...ニャルちゃんの様な使用人、もとい後輩 .... そして、ニャルちゃんが大好きなあの子の事？ 」


　( ___あらかじめ来る事が分かっていたかの様に 鳩尾部分に掌を開いて ...受け止める ...すぐに離してしっかりと次の白黒の行動はさせるけれども )



　　　「 ....そうかな、俺にとっては
　　　___今のニャルちゃんは弱く感じるよ ....


　　前みたいに工夫が足りないって言うかさ ...何処まで行っても 空っぽで
　　___守るものが無くなったから、ニャルちゃんは強くもなったし弱くもなってるよ 」


　　( ....何度も向かって来る拳の群れ
　　　....手に取るように分かっているのか受け止め続ける ...時々擦れば殴打の後と言うよりも 最早切り傷の様な物が魔人に残り、残り、残って )


　　「 ま、気持ちは分かるけどね ...一時期俺もそう言う時はあった ...
　　そう言う時こそ、一人で抱え込んでたら余計に苦しくなるっていうのも教えて貰った ...
　　　___自棄になるのはさ、違うんだ ...ってね 」


　　[ ﾋﾞｭﾝｯ ] ...“右肩”を狙って魔人の張り手が飛び
　　　　　　..._______魔力の込められたデコピン 白黒の額に



　　　　[ ﾊﾞﾁﾞｨﾝｯｯｯ❗️] ...大きく響く 衝撃音

　！　____[ ボギィンｯ!!　___ｽﾞﾘｽﾞﾘｽﾞﾘｯｯ… ]


( 後頭部から地面に直撃し __勢いは止まらずそのまま
10m先まで背中を引き摺り … 吹き飛ばされた。___ )



[ｽﾞﾙｯ]「 ……… 」

( 無造作に __額を抑えて立ち上がる )



「 … 本当に手痛い事を仰います ____

… あの子が離れても、気取った私に戻ればいい筈が
… めっきり駄目でした。__どうとも思わなかった…
　 そんな日々が、苦悩と疲弊に溢れ…しかし、癒える
　 時は１日たりとて無く … なれば何処を見て___ 」


[ … 額を抑えたまま ___眩しい照明を直に見上げて ]

「 … 何に甲斐を見出だせば良かったか 」



【真空:痛打一擲】____ｶﾞﾋｭﾝｯ!!

(正拳突き … 空気を揺るがす衝撃が魔人へ向かって行く…！)


「 … 自問も、他問も繰り返し … 辿り着いたがこの有り様

　　あの子無くして … 私は"甲斐"を感じれない様です 」

__________


「 …… 疲れてもいないのに疲れてきました

　… そろそろ倒れて頂きますが、残すお言葉は？ 」

( 語るのにも飽き、… 抑えた手をずるりと降ろして )

　　「 ...ふぅ____まいったよ 」


　( 両手を上げて ...降参の姿勢 ....ひりひりと腕は痛むが 大した怪我じゃない
　　魔人ならばまだ戦える ...それだと言うのに降参した意味はつまり ... ___魔人じゃ精神を晴らせないと言うこと )



　　「 おかえりは白黒の方の門からよろしくね




　　　　________来客がいるから、さ 」

「 …… (あぁ、そういえば業者の方をお呼びしてましたね)」


( … 腕を降ろして、___"仕事"らしく丁寧に一礼を返す )


「 … お付き合い、ありがとうございます __魔人様 」

_______________

_____"一礼"を終え、… 門から、控え室へと


「 … ( 修理業者の方にお伝えする注文の内容と …
　　　　コロシアムへ謝罪の用意と ___ 午後は
　　　　あぁ…姉様に頼んだ精神剤を受け取りに… )」


( 精神的な胸焼け。… 首の後ろに血流が回っていない感覚
懐から … "精神安定剤"を取り出し、… 中身を確認し… )


「 … (___昨晩で…切らしましたか …… はぁ ) 」

( 扉を開き … 注文を思い出す )


「 …… 疲れましたね 」

　　____[ ｽｯ ] ...白黒の目の前に差し出される白いハンカチ .... ...魔人の物では無い







　　　　先ずは 労いの言葉でしょうか ...それとも、謝罪の言葉からでしょうか
　　　　なンにせよ、...お久しぶりでス ニャル先輩



　　「 ...ご心配を、お掛けしました ...でス 」


　( ...髪の毛が腰元まで伸びた ___白黒の後輩の姿
　　背丈は白黒の頭一つ小さめまで伸びて ...黒マスクはそのままでも若干目が腫れている ...
　　　　　でも、それ以上に



　　白黒をリスペクトするかの様に ...憧れの先輩に近付きたいと言うかの様に ...今までの清掃員らしかった服から ...使用人らしく 白黒と同じの ....ロングスカートな メイド服 ... )



　　　「 スみませン、ニャル先輩がこンなに疲弊しているにも関わらず ...私ばかりが、楽をスる形になッてしまい 」

「 ………… ____？ 」


( 聞いたことのある声、…口調 …波長___気配
沈んだ瞳に"真面目"な視力を戻し、…視線を合わせ )


「 …… …貴女 ……　？ 」


______ふらっ………

( 視界で__理性が理解する前に、…本能的な部分で解かれ

… 自覚することのなかった【疲弊】が途端に重さを増して
　精神を締め落とし___眼を見開いたまま膝から崩れ落ちた )

　　[ ぎゅう ] ...倒れる前に優しく受け止めて ...反対になるかの様に抱き締める


　「 ....遅くなッてごめンなさい 何も言わずに ..中々お顔を合わせられなくてごめンなさい
　　___ニャル先輩がこンなにも疲れてるのに側に居てあげられなくてごめンなさい 」


　( ...目尻に涙が溜まっていく ...自分の事かの様に辛くて ...白黒がこんなにもしんどくなっていたと言うのに関わらず ... ...自分が遅れてしまったのが、情けない )


　　「 ....プレゼントを贈ろうと思ッていたンでス
　　　...それの確保に時間がかなり掛かッてしまいまして ...お金も、私の給料をほとンど使ッてしまいまして

　　何より渡す日は ...もう少し後の3月にしようと思ッていたンでス ...

　　私とニャル先輩が ...敵対していたとは言え




　　　_____初めて出会ッた日に ...でス 」


　　( ...抱く力はとても強い ...それ程までに誠意が硬く ...申し訳なさで一杯に )

「 ………………… 」


(_____脳内も、精神も、…ぐちゃぐちゃに壊れて混ざり

　…… 疲弊が壁を作って___言葉を防ぐから喉も鳴らず
　　 ただ…"夢"だと、逃避する事だけは心体が許さない)

( … 片手で抱き ___大きく息を吸って )


「 … ふふ … つくづく自分が愚かしくて …
　… 敵いませんね … … 貴女を信ずる事が …
　… 出来ていないまま … 私は ……… …私は…

　…　貴女が愛しいだけの…　…馬鹿でした 」


( ___愚かな失念 …… 今はただ

　… 精一杯の誠意を不意にした罪悪感と …
　存在そのものが"無駄"だった【疲労】に

… 眼を開きたい一心を潰され __瞳を閉じる )


「 …… 不甲斐ない私で … 申し訳ありませんね
　　　　　…　本当に…　…ミェン …… 」



_____全てが、…等しく空回り

　　　　……馬鹿だ、…私は



(…眼を閉じながら___激しい自責が沸き上がる

……当面は…自戒せねば、…存在すら保てそうにない
__唯一、…心から安心したことがあるとすれば …

　眼を閉じる場所が ……この子の腕の中で
　……本当に…　よかった)




_____馬鹿だ、…私は

　「 .....そのプレゼントも　ちゃンと手に入れて帰ッて来ましたけど ...今はゆッくり寝てください ...お願いでスから 休ンでください 」

　　( ....瞳が閉じられていく白黒の姿に ...つくづく思う事は自分も馬鹿だと言う事 ...心配も 苦労も 後悔も ....全て白黒一人で抱え込むには大き過ぎたのだ ...

　　...身近な幸せから 離れ過ぎていたから ...だからこそ ...これからはもう ...白黒から ... )




　　[ ....んむ ] ( ....寝ているのを良い事に ...小さな口付けを ...恥ずかしながらも白黒に落として ...眠っている事を確認してから ... )




　　　ぎゅうぅ ....って音が聞こえそうな程強く強く抱き締めて ....静かに ...分かち合う 辛さに


　　　...独に泣いて、...噛み締める

_________:復旧:



___"ニャルラトホテプ"のステータス欄を覗き


ﾅｲｱ「 …ステータス異常【五月病】解消。…きひひっ 」

(魔人の隣で、実に楽しげに)

　　[ ｺﾄﾝ ] ...黒の分の紅茶を淹れて 一息


　　「 ...やっぱ俺ばっかが関わるよりかは
　　　ああしてちゃんと好きな子が関わる方が ...かなり落ち着くみたいだね 」

　　____ ...未だにズキズキ 若干痛む白黒から受けた傷を抑える ...力任せで乱暴で ...でも確かに強かったのも事実



　　_____件の清掃員は思いっ切り泣きながら ...白黒をぎゅ〜〜〜っと抱き締めて離さない ... ...寂しかったのは彼女もだから

「 適材適所は世の常でしてよ、わたくしのコトなら
みぃんなだんな様にお任せして間違いありませんわぁ? 」

(___手のひらにある傷は…バイ菌ごと舌で舐めとり)

[ぺろり___ごくっ]


「 … [けぷ]___あら…不完全燃焼気味でしたら
　　わたくしとやり合ってみまして？…きひひっ 」

　「 .... ...汚いんだけどなぁ！？
　　舐めるならせめて紅茶 ... ...にして欲しいね！ 」


　　( ....溜め息吐いた後で 掌引っ込めて ..黒の頭撫でて )


　　「 ...結構！ニャルちゃんの気分を晴らせたなら充分！ 」

[ｶﾁｬﾝ]____こぽぽ…

「 [〜♪] あら 亭主さまを労うのは家内として
　　　当然の勤めでしてよ？…お疲れさま、ですわね 」

( 広げた手のひら、… 下に組んで__撫でられたら
嬉しそうに脇腹へすり寄って…実際嬉しいから笑顔 )


「　じゃあ ___見せつけられたところで
　お散歩にでも行きまして？ だ ん な さ ま！」

____"フリー・サンドイッチお食事券"。

(/ ....ごはん、いってくるね！ ...どう？少しは心労も紛らわせれた？ )

(/バッチリ。___ちょっと甘えるかもしれないですわぁ？)

(/ ......いくらでも甘えていいよ
　　___呼ぼうと思えば誰でも呼んで来れるし )

P.M/7:35　____鍛造所


[ コロコロ…　___ｺﾝｯ　コロコロ… ]

( … 油を敷いたフライパンに __ﾄｳﾓﾛｺｼがｺﾛｺﾛ
　ガスコンロの栓を回して、… 蓋を被せてﾁﾁﾁﾁﾁ )


____ｼﾞｭﾜ〜〜

「 … ポップ、ポップ　… ポップ コーン 」


[ｼﾞｭｳ〜〜ｯ]

(/…色々、ありがとうよ)

(/ __さて、何のことやらねぇ ...んじゃまぁ、此処からはあたいらの時間だね )


　　[ ｶｼｭッ ]


　「 ....んぐ、っんぐ ...っはぁ〜〜〜！！ ...お？つまみ、できてきたかんじかい？てほぷぅ ...んっはぁ 」


　　( ...赤猫を膝上に乗せて 氷鬼は酒瓶を開けて ...待ち遠しそうに ...尖った歯を見せながら笑っている )

「 … (缶酒みたぃな音すんのは気のせーか？) 」


( 酒瓶チラ見しながら __焼け具合を眺め )

「 … ん〜っ ___ちぃ…っと時間掛かっちまうね、こりゃ
　まぁ〜…このコンロも古いし安モンだしな〜 っても

　他にいいモンある訳でもないしねぇ 」


( 塩の入れ物、コンコン指で鳴らして …
古いオンボロに困った様子。…もろこしは
まだまだ、破裂する気配を見せないし… )


「 … おれが火ィ吹いても焦がしちまうし 」

　　( ...飲んでいるのは酒瓶 ...でもまぁ気にせず飲み進めるのが酔いどれ流 )

　「 ....みてのとおり、れぎおんはまるくなってるからねぇ ...このこにとってさむさはてんてきだから ...いつものげんきはどこへやら ...こうしてしずかになるんだよんねぇ 」


　( ...毛並みはもふもふふかふか ...撫でれば柔らかい肉が手に当たるからか ....ご満悦気味
　　...弾ける小気味良い音が聞こえるまでの辛抱 )


　「 ま、きながにまとぉか ...ところでてほぷぅ
　　りはびりのほうはどんなかんじ、だい？ 」

「 …… 炉に火ィ入れっからちょっと待ってな 」


(__すっかり…縮んだお腹をさすりながら炉に近寄り)


「 … ん。___ダッコの卵も…思ったてたより小さくて
　　カラダにも響かなかったし … だいぶ動きも元通りに
　　なってきたかんな、あと何週間か経てばたぶん … 」


(　火を待つ、…炉はまだ昼頃の熱を保ったままだが
部屋に暖を行き渡らせるには火力が足りなかった …　)


「 … ３人目もイケっかな、… ヴェル〜？ 」


_____悪戯っぽい笑みで振り返り

　「 へぇ、そいつぁよかったよかった ...じゃああたいらがいろいろとがんばるじきはおわったってとこかねぇ ...
　やることはないからきほんてきにてほぷにつきあうけど .... 」

　　( ...ぐびぐび飲みながら嬉しそうに語る
　　　なんやかんやで 昔みたいな喧嘩とかもまたしたいと思っていたのだから ...
　　...待ち遠しいとも思いつつ、ゆっくり待つ楽しみが増えた .... )



　　　　　_____ぶふぅっ！！？


　　( ...さっきまでは )


　　　[ ....ぱちぱち ] ...赤猫 若干嫌そうな顔を浮かべた後で ...炉の方へ近寄る ...酒臭い



　　「 じ、じょうだんがうまいねぇまったく！
　　　も、もうじゅうぶんじゃないかい！？ ...あ、あたいのはそもそも ...えぇと、んんと 」


　　( ...珍しく慌てているのは ...色々複雑な問題 )

[ボォーｯｯ]___炉が火の粉を吹く…


( 部屋に…少しずつ熱気が点り始め、… 意外と優しい
明るさの炉は、…近くで眼を閉じれば簡単に眠れそう )


「　っっ　…　はっ はっ はっ！！

なんだいなんだい…っ！あんだけおれをなぶって
呑んで遊んでおいて…！まぁだそんな顔すんのかい…っ！

___はっふっ…ふふ。ま　いーさ！　」


( ___赤ネコの背中をもっふり撫でて…
　… フライパンの方に戻り、どっかりと座る！ )


「　そんときはそん時だ！… まっ、その前に
　二度三度ケンカ挟んでやっから安心しときなっ

　… キライじゃぁないだろ？揉まされんのもっ 」


〖　PON！！　〗____おっ

( … 氷鬼の心境、映すみたいに破裂するﾄｳﾓﾛｺｼ )


「 わちゃわちゃやってりゃそぉら ポップコーン先生が
　ご登場だ、… どぉする？塩で行くかい___えー？ 」


____にゃははと楽しそう

( ...酔いも醒めたのか 呂律は回り始めて ...不満そうと言うか色々恥ずかしそうな話をする )


　「 ....だってねぇ ...育ての親っていうか ...お母さんがそういうはなしをしたばっかなんだもん ...いしきしちゃうよぉ ...しおでいく、たべる
　　...ばとるになったらあたいがうえいくんだから！ 」


　　( ...色々と恥ずかしい想いをした後で ...ポップコーンに向き合う )



　　　_____にゃははははは

　　( ...赤猫も釣られて 楽しそうな笑い方
　　...カイロみたいにほかほかとあったかい )

[じゃらららっ]____ぱらぱらぱらっ


( お椀に盛ったポップコーンに塩をひとつまみ。…
匂いは薄くても、… 焼きたての見た目が如何にも
カリッとしていて___食べたくなりそうっ！ )


「 おー？… ヴェルのおっ母さんってどんな人だい？ 」


____次のコーンを用意しながら…さっくりと聞いて


「　… ん、レギはどーする？　」

(/ ...ん、ねぇてほぷぅ ... ...あたいのおかあさんのはなし、出来るだけ早くするけど ながくなるかもよ？ )

(/きっひひぃ__その態度、…したくてしたくて
たまんないって顔してるよぉ？話しな？いーだろ？)