平穏な日常、当たり前の毎日の中には、見えない悪夢が隠れている・・・・・
その悪夢がどんなに小さな些細なものであったとしても、気づいたならば決して見逃すことは許されない・・・・・
平穏を崩されたくないのであれば・・・・・
《ズシャッ》
異形の化物
『イヒヒヒ……!!』
蔭枕の後ろ、先程までは確かに何も痛かった筈の場所で体高だけでも優に3mを超えるような巨体かつ、目を見開き、三日月のように大きく曲げて笑う真っ赤な猿のような顔、何十倍も大きくしたような狸のような胴、生きた蛇が尾となり、虎のように豹柄の四肢を持った四足歩行する得体の知れない異形の化物がのっそりとその姿を現し、蔭枕とナズーリン達を見てニタァと不気味な笑みを浮かべている。
【さあ、この化物は誰だ!】
>>ALL
…(人里をふわふわ浮いてふらーっと散歩してると・・・)…ふぁっ!?(化け物がちらっと見えた様で・・・)ヒューーン(すぐに向かう)
>>306 正体不明
>>ALL
おぉ〜・・・・・悪いね・・・・・
(寝癖が凄く、そしてまだしっかりと目が覚めていないのか、呂律があまり回っていないようにも聞こえる・・・・・)
>>305 ナズーリン
んん〜・・・・・?なんだぁ〜?でかい猫かぁ〜・・・・・?
ドテッ・・・・・!
(いきなり現れた異形の怪物を前に、眠気や寝ぼけも一気に吹き飛ぶ・・・・・というのが普通の人間の思考である、しかし、この男、どういうわけか驚くどころかでかい猫と認識しているようだ・・・・・)
>>306 異形の怪物
【だーれだ?(ポケモン風)】
おぉ・・・・・?今朝はお客さんが多いなぁ・・・・・
(男はどこまでも呑気らしく、相手が来てもお客さんが多いというくらいにしか思っていないらしい・・・・・)
>>307 早苗