血の街ヤーナム

ヤーナムに来る者よ、その血が汚れる覚悟をしろ

(ROMってたけど呼ばれたからきったよーん)

「何だ、冒涜者のソウルは持っているじゃないか」

!?みーくん!?

「...おやおや」

「...材料もある事だ、錬成について言っておこう」

......(色々察した)

「ソウルは...有るのだろう？」

ぴーくんおきて、行くよ

初めてなのになんでそんなにじゅんのうしてるんですかぁっ!?

「...恐らくレイチェル先生だな」

あるよ、人斬りと人喰いのでしょ、冒涜者のはぴーくんにわたした、言ってないけど

「それに私自身、散弾銃を放っていたし」

「...話をすっ飛ばすようで悪いが、錬成の事を軽く説明しておこう」

あん時はぴーくん混乱してたから気づいてないんでしょ、まぁいーや、いこー

は、はぁ…

「錬成は大きなソウルから持ち主の力の一部を凝固させて取り出すことができる」

.....ふぅん...

「早い話大きなソウルの持ち主の武器などを得られる」

それってつまり…ミルドレッドさんたちの…

あいつらの使ってた武器が、...ねぇ...

「取り出した武器は持ち主の記憶の一部を持ち、また持ち主の能力の一部を引き継いでいる」

「注意すべき事は、錬成を行うとソウルは大体の力を失う、まぁ、そもそもそのまま使えない以上こうする訳だが」

へー...

「早速錬成を...と言いたい所だが」

？何か問題が？

「...錬成自体に必要な錬成炉が無い...」

……創りますか(カッ)

「ソウルを操る術を持つヤーナムで、錬成をするために開発されたのが錬成炉なのだが」

ぴーくんはなんでもかんでも作ろうとすんな

「持ち運びが効かなくてね、ヤーナムを出るときに置いてきた」

「...作らないほうがいいぞ？」

…だめですか

「やたらと大きい上にソウルの新品はソウルの香りを漂わせる、運が悪ければ巨大な獣が来る」

「まぁ、幸いここはヤーナムだ、使い古しの錬成炉が何処かにあるだろう」

.....めんどうだねぇ、それ

「...私は自分の家を探して来る」

「家にも旧式のものがあった筈だ...」

...俺達も行く？ぴーくん

…うーん…行くべき…ですかね…

「...【加速】」（音速移動）

（コインを後に置きつつ市街地へ移動）

あ、...(察した)
...いや、やっぱやめよー、ダメっぽいし、先生消えたからわかんないし

ん？でもコイン...どっちだよ...(ボソッ)

あ、コイン…これ辿ったらつきますね

「（ギュン！）...見つけて来た」（返り血を浴びている）

...せんせぇ...返り血くらい拭きなよ...

!!!!!?

「旧私の家にやはり錬成炉があったよ...」

そ、…そうですか…

「なぁに、人喰いの豚の小腸を握りつぶして来ただけだよ」（服の下から血を飲む）

おおう...狩人ってみんなこうなの...(血を飲むのをみながら)

「ピエロ君と猫又君はスピードに問題はないだろう？コインを辿って来てくれ」（音速移動）

…行きましょうか、みーくん

...はいはーい、仰せのままにー

寂れた市街地の中に目立って白い建物が見える

…あれですか…

「...ん、来たね」
（また返り血を浴びている、足元には巨大な豚の死体）

.....わぁ

「あれが私の元の家...街医者の家だよ」

ったく...凄いねぇこれ、でか...

「獣はあらかた内臓抜きにしておいた、危険分子は何も無い」
（服の下から血を飲む）

…凄いですねぇ

...よくやるよ...ほんと

「...あったあった...表に出しておいた...」

（黒い渦のような物が祭壇のような物の上に鎮座している）

...それ、ほんとにつかえるのぉ？...見た目ボロボロだけど...

…ブラックホールみたいですねぇ…

「これが錬成炉初期型だよ」

…初期型？

え、これが最初ってこと？

「見た目に反して頑丈なんだよ...（ガチャン！）」（大砲を構える）

!?

「そう、これが最初のっ！（ドガァン！！）...錬成炉だよ」（錬成炉に大砲を放つ）

.....別に試さなくてもいいのに...(耳を塞ぎながら)

…す、…すごい、ですね

煙の中から、埃が取れ下の祭壇が小さく音を立てている、黒い渦は中心に光を灯した

...へぇ...♪

「...初期型は動作を起こさせるのに強い刺激が必要でね、これでもフル稼働していないよ」

「でも、これで錬成ができる」

...それなら手伝うけど(ﾊﾟﾁﾝｯ)(日本刀を取り出す)

あ、できるの

「あ、やめといた方が...」

……つくってみたい(ボソッ)

「稼働している状態で武器を近づけると吸い込むんだよ、これ」

...ぴーくん、欲を全開にすんのやめな(デコピン)

「後で設計図を書いてあげる、先ずは錬成」

...へー...(しまう)

いっつ!?

「...錬成の前にそのソウルで何が出来るか鑑定しておこう」

.....ん、(ソウルを差し出す)

「...」
『人斬りミルドレットのソウル』
肉切り包丁
骨アギト
『冒涜者のソウル』
結晶の魔法書
フランベルジュ（大剣）
『人喰いのソウル』
妖怪の骨斧
血の結晶指輪

…これが

「...こんな所だね、どれにする？」

…選ぶんですか？

「一つにつき一つずつ...かな」

...ぴーくん選びなよ、僕洋式の武器とかあんま扱えないし

!?で、でも…

いーから、はーやーくー

「...」（錬成炉をいじっている）

え、…えと…じゃあ…