このスレは学園戦争しようぜの続きです
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『…おはよう、そしてさようなら』
「!…やべ、人間入ってくる」
(少し汗を描きながら、亀裂を隠そうと結界を張る、と言っても修復のためだけの結界なので誰でも入ってこれてしまう、急がなければ)
「あ゛ー、もう、わしの本質は直す専門とちゃうのにぃ〜…」
(ブツブツと呟きながらも完璧に亀裂を直してゆく)
「うわぁ、面倒くさそう…」
(顔をしかめながらカミサマの隣に現れる)
「あんの龍…自分の利益だけもって帰りおってぇ…」
(愚痴を零しながらも修復を半分ほど終わらせる、円環を広げた時点であまり力を使いたくないのだが、まぁやるしかない)
「かもんっ!!Numbers!!…や、やっぱり駄目…」
学園に入ってくると、意味のわからない事を叫ぶ、が何も起こらず
周囲から奇異の目で見られている
「…あーあ、折角創ったのに…」
(手に持っていた青薔薇が地面に落ちたのを見て)
「……ふひぃ…終わった…」
(くたりと地面に膝をつけ息を吐く、まったく爺様なんだぞ、いたわってくれとか言いそうな雰囲気)
「まぁ、研究室とかはまだちゃーんとある筈…だよね」
(奇異の目で辱めを覚えている様だが、我慢)
そのまま道が分かっているのか、とある場所へ歩いて行く…
「カミサマ、お疲れ様」
(横目でカミサマを見ながら暇そうに手の中にまた青薔薇を創る)
「……、…お、や…?」
(ぴくりと何かを感じ取る、さっき感じた人間、なにか、覚えがあるような)
「…お、や…おや…おや?」
(ゆっくりと立ち上がり顎に手をやり考える、どこかで見たことがあるのだ、面と向かって、あったことは……まぁ、いい、…でも、…)
([研究室]へ行く途中で、奇妙な思考…)
「…うへぇ、体力…(今度こそ、居てくれるかなぁ…)」
体力が無いのか、若干疲れ気味
「……まさか、の…ぉ」
(…あの少女が、随分と、まぁ……)
「……そろそろ、わしは屋敷に戻った方が良さそうやな」
(学園の何処かに置いてきて、…別れを告げてしまった大事な息子を思い浮かべそう告げる、今回は、わしはここにいるべきではない)
「どうかしたの?カミサマ」
(立ち上がった相手を見て)
「おー…やっぱり…」
地下研究施設に入ってくると『元地下施設責任者兼教師』のネームプレートを
手に取り、難儀そうな顔で眺める…
「…帰るわぁ、疲れてもうたし、ちっとばっかり、用事が出来た」
(見え見えで適当な嘘をつきながら、学園から背を向けあるきだす、校門のところには、使いがまっている)
「…多分、会ったら殺されかねん、ま、殺せへんやろうけどな」
(殺されたいと言った彼は、死にたくないと笑った、それが嘘なのか本当なのかは分からない)
「そう、お疲れ様」
(そう言いながら青薔薇を散らす、)
「『奇跡』ねぇ」
(そう呟くともとの空間に戻っていった)
「…お疲れ様、私」
ネームプレートを静かに金庫に仕舞うと『月舟(つきぶな)』と書かれたネームプレートを置く
「…さーて、何からやれば良いかなぁ」
(地下全体システムのセキュリティを普通に『解除』すると、新しく設定している
慣れた手付きだが、知っているかの様にスムーズである)
(そんななか、一人、生徒会室の椅子にすわり、ぼーっと、瞳を揺らしている者がいた)
………
(ただ呆然と、宙を見ているが、神の言葉を頭の中で反響させている訳では無い、ひたすらに考えていた)
会長、入っていい?
(生徒会室をノックしながら尋ねる)
「………」
(どうしても、納得出来ない、そして、納得しなければならないという、葛藤が、彼の中には渦巻いていた)
「……」
「………おとう、さん」
(考え続けた後、そう、零れた言葉と共に彼の瞳からとても澄んだ雫が落ちた)
「………ええ、どうぞ」
(すぐにそのわけも分からない雫を拭い、扉の向こうの陰陽に声をかける)
失礼します、そしてお久しぶり、会長
(腕や首に巻かれた包帯と作り物じみた笑顔以外は以前と対して変わらない)
「…お久しぶりです、すみません、随分と開けてしまって」
(そう笑う彼には、先程までの虚無感は存在しない、いつも通りの笑顔と、いつも通りの声と、いつも通りの雰囲気で陰陽を迎える)
「…なにか、ありましたか」
(包帯を見ながら)
いや、校舎破壊されてなかったから零奈は平気そうだったけど…
(苦笑いを浮かべながら)
>>413
いや…特には何ともない
(そのままそっと腕を後に隠す、手の内側には隠しきれてない呪いの数々がある)
「…あー、…まぁ、大丈夫そうならいいんです、安心しました…修復結界の方が、僕が居ないので消えてしまっていまして」
417:Piero*◆RI:2019/01/06(日) 23:24「……陰陽さん」
418:Piero*◆RI:2019/01/06(日) 23:25 「……僕は、何も言いませんからね」
(優しく、全て見透かしているような瞳で告げる、彼女が言いたくなければそれでいい、分かっているはずなのだから)
はい、何でしょう?会長
(目を反らしながら)
ん、なら良かった…どちみち長くは持たないよ、僕
(ふっとあきらめて笑みを浮かべながら)
[グググググ…][グググ…]
(地下から酷い振動が続けざまに響く)
[なぁぁんんんでぇぇぇ]
…ビミョーに悲鳴も混じる
「……諦めているのであれば、僕は何も言いません、でも…」
423:Piero*◆RI:2019/01/06(日) 23:29 「……僕は、いつでも待っていますからね」
(優しく、とても優しく、そう告げる)
…やっぱ、手のひらだけでも解呪お願いできる?
(包帯を外しながら手のひらを見せて)
なんかさ、加護でも効かないんだよね
(苦笑いを浮かべながら)
「…はい、もちろん」
(微笑むと、すぐに陰陽の手をとり解呪をはじめる)
会長さ、もしこの世界から異能力が全部無くなったらどうする?
(自分の手のひらの呪いを見つめながら尋ねる)
「……、…」
(陰陽の方を向いてパチリと、瞬きをする、いきなり、なんでそんなことを?と純粋に思っているようだ)
「…そうですねぇ、……まぁ、上手くは生きられないかもしれませんね」
429:陰陽◆cE hoge:2019/01/06(日) 23:38…極希に思う事あるんだよね、もし皆が普通に産まれてたらって、この世界はこんな理不尽じゃないのかな?ってさ
430:Piero*◆RI:2019/01/06(日) 23:39 「ifの僕が、というわけでもなく。この世界で、というのであれば、恐らく僕は誰より早く死んでしまうでしょう、持病を、能力で持たせている部分もありますし」
(解呪の手は緩めずそう呟く)
「……それはどうでしょう」
432:Piero*◆RI:2019/01/06(日) 23:40「僕は、平等など、どんな世界線であろうと唯一叶わないものだと思いますよ」
433:陰陽◆cE hoge:2019/01/06(日) 23:42 そうなんだけどね…そうなんだけどさ……
(下を向き呟くとにっこりと笑い会長の方を見る)
ごめんね、いきなり変な話しちゃって
「いいですよ、ifの話は大好きです」
435:Piero*◆RI:2019/01/06(日) 23:43 「…ある種、理想になれますから」
(ぽつりと呟く)
……理想……?
437:Piero*◆RI:2019/01/06(日) 23:46 「…いえ、なんでもありません、気にしないでください、ただの独り言です」
(そう言うと、解呪が終わったのか陰陽の手を離す)
「…はい、これで大丈夫です……また、何かあれば、いつでもどうぞ」
うん、ありがとう、会長
(治った手を見て)
多分、暫くは出ないはずだから
「ええ、…無理はなさらないよう」
440:陰陽◆cE hoge:2019/01/06(日) 23:50それは会長もじゃない?
441:Piero*◆RI:2019/01/06(日) 23:51 「、え、えぇと」
(ぽかんと、一瞬固まるが、すぐに言葉を放とうとする)
無理すんなって事
443:Piero*◆RI:2019/01/06(日) 23:52 「大丈夫、です、最近…は」
(一瞬、カミサマのことを思い出すが、すぐに頭を振る)
「…特に、僕は問題ありません」
445:陰陽◆cE hoge:2019/01/06(日) 23:54 本当に大丈夫?猫さんも零奈も居るんだから、無理はしないでね
(心配そうに)
「…ええ、わかってます、…すみません」
447:Piero*◆RI:2019/01/06(日) 23:55 「……大丈夫です」
(そう、微笑む)
(すんません落ちます)
449:陰陽◆cE hoge:2019/01/06(日) 23:56別に会長が謝る事じゃないって
450:陰陽◆cE hoge:2019/01/06(日) 23:56(おけです)
451:巴マミ:2019/01/07(月) 13:12 ...ふん、今頃になってまで、何故カーシャが恋しくなるのか。
(静かなグラウンドに響く銃声のあと、木から一羽の鳥が地面へ落ちる。精鋭な腕前で鳥を撃ったのは、金髪の少女だった。青い左目に金色の右目、それぞれ違う色を持った双眸を伏せる。少女は、とあるアニメに登場する魔法少女のような格好をしていた。炎を素早く焚き、撃ち落とした鳥の調理を始める。右腕には白く長い手袋がされていた。)
「うひー…つ''か''れ''た''ぁ''ぁ''……」
全身怪我だらけ、危機という感じは一切しない雰囲気で
地下室から出て来た…見覚えのある疲れ方
「…随分違うけどさぁ……気付いてくれるかなぁー…いっっつも鈍感だったし…」
(ブツクサ言いながら机の書類を片付け)
かっそかそで草
455:巴マミ:2019/01/09(水) 01:54(かっこ忘れてた)
456:ミカエル◆RI:2019/01/12(土) 19:47 『………ねぇ、るーちゃん』
「……なんだ」
『ふふ、いてくれたんだぁ、もう僕のこと嫌いになっちゃったのかと思っちゃった…』
「……」
『……僕ね、どうしようかなーって』
「…うん」
『カミサマ、壊れちゃうよ、あんなの』
「…うん」
『……どうしたら、いいんだろうね、……僕じゃ、何にもできない』
「……うん」
『……るーちゃん』
「………うん」
『……次は、おともだちだといいねぇ…』
「…………うん…」
……あら、そんな事が?
(地下室にて…)
「そうそう…あの子鈍感だし、気付いてくれるかなぁ」
(同じく地下室にて)
…気付かないんであれば極刑です
462:月舟:2019/01/15(火) 21:52「やめてって…はー、変わんないね?ルー」
463:ニャルちゃん これでも旧神:2019/01/15(火) 21:53「貴女が変わり過ぎなだけなのですよ」
464:陰陽◆cE hoge:2019/01/15(火) 21:57 楽しかったな〜、ふふっ
(そう言いながら一輪の薔薇に似た花を見つめる)
『薔薇の偽物』ねぇ
金鳳花かぁ
(そう言いながら悲しそうに微笑む)
渡したら意味に気が付いてくれるかな?
(生徒会室前)
「……う、緊張すっご…」
花束を持って扉の前、あの子に色々言う為に勇気を持って此処にいる
「…ふむ、…これは…」
(ブツブツとなにか呟きながら一冊の本を開き、1ページ1ページをとても丁寧にめくっている)
「……これを、やれば」
(そう呟くと、本をそのまま机におき、それに手を翳す、すると、その本は先ほどまでとは違う、何の変哲もないただの紙切れになる)
「……戻れたら、いいなぁ…」
(そう呟く彼の瞳には、最後に微笑んだ、理想(カミサマ)が浮かんでいる)
......ピエロさん、ピエロさん。
(どこからか、ピエロを呼び掛ける声がする。)
「っ!」
(ビクリと驚いたように体を揺らす、すぐに紙切れをポケットにしまい込み声の主を探す)
「……どこ、に…」
473:月舟:2019/01/16(水) 21:01 「……えぇいっ!このっ!(SMAAAAAAASH!!!)来ちゃいましたぁっっ!!」
ヤケ気味の感情で生徒会室の扉を殴り飛ばし、大声で叫ぶ
誰が180度どっからどう見ようが『 キ☆チ☆ガ☆イ 』である
「!!!!?」
(いきなりぶっ飛ばされた扉にビビる、脳内処理が追いついておらず、困惑が目に見えてわかる)
ふふふ、ふふふふ、ここにいますよ、ここに。
(すると、突然空間に白い羽の天使が現れる。)
「!!?」
(色々と困惑が重なって完全に頭が回っていない)
あなた、お辛いのですか?
(短い白髪を持つ美しい天使は、ピエロと距離を詰める。)
「え、っ、あ、の」
(近づいてくる天使から、反射的に後退する)
僕なら楽にできますよ、ねぇ、どうですか?
(笑みを崩さず、ピエロに詰め寄る)
「っ、な、なにを、仰っているんですか…っ、そもそも、あなたは…」
481:シャングリラ:2019/01/16(水) 22:19 ん?なんですか?
(にっこりと笑う)
「…?、??…だ、だれなんですか…というか、一体いきなりなんなんですか…っ」
(急な流れとともに困惑がまだ抜け切っていない、処理が追いつかない)
天使ですよ、僕は。苦しいのでしょう?それなら、終わらせてあげますよ。
484:Piero*◆RI:2019/01/16(水) 22:26 「っ、てん…し…って、っま、間に合ってます!別に、僕は…っ!」
(語尾が消えそうになるも強く声を張り上げる、思い出すな、あの人の顔を、もう、あの人(カミサマ)は)
「……ぼ、くは」
(あの人に、息子と呼ばれたんだ、あの人の願いを、叶えなければ)
「……『続けなければ、ならないので』」