とある街、とある路地、そんな場所にひとつ、紙が貼ってある
そこに書かれているのは、願いを叶える何でも屋の話
何でも屋『雅』
【初めまして
この貼り紙を見つけられたということは、貴方様にはなにか望むものがありますのでしょう
もしも当たっておりましたら、どうぞ『雅』に足をお運びください
不死の霊薬でも、若返りの秘薬でも、どんなものでも取り揃えております
用心棒でも、復讐代行でも、どんなものでもお受け致します
この貼り紙を見たあなたに、どうか幸せがありますように】
そしてこの貼り紙を読み終えたあなたの前には、何でも屋へ繋がる道が見えることでしょう
おや、貼り紙には、まだ続きがあるようです
『現在、アルバイト募集中』
『!あーあ、打たれちゃった、もー、ィアちゃんの場所教えてくれるだけだってのになんでそう頑なに逃げるかなぁ、なんか理由でもあん、の!』
(打たれた途端その場所から影が崩れる、が、ギギギと腕を後ろにひき、勢いをつけてその腕を前に出すと、また失速した蛇が元に戻る)
「 ……… !! 」
( …簡単に行かないのは分かってはいたが、即座は流石に驚いた
ならば と今度は … 走りながら、周囲に油をばら撒く… )
「 …… ( 頼むぞ…!)」
( ある程度進んだ段階で … 火炎壺を落とす。
瞬間着火!自分から背後は火の海となって蛇や虎を迎え撃った!)
『、へぇ、火か』
(すると、燃え上がる周囲の火の明るさにより、己の影が薄まり、形を保てなくなっていく)
『あーあー、俺の影、かわいそー、久しぶりに遊べたのにねぇ』
「 ………!!」
( 火は視界を遮り 更には虎蛇までもを滅してくれた…
だが、それでも望みは薄いのは目に見えている。)
( かなりの距離まで走って来ると 裏路地の影に入り込む )
「 …… っはぁ…… 」
( 一息をつき 使用した道具の数々、そして置いてきた荷物を思い出す… )
「 ……… ( いやはや … 手酷い損だ )」
( そんな事を先程の出来事と関連づけるのを最後、売人への言い訳を考え始めた )
『……自分から、『影に入っちゃうんだ』』
(ずぷんっ、と音が響く)
『ねーえ、そろそろ教えてくれてもいいんじゃない?なんでそんなに頑なに答えないの?ィアちゃんに口止めされてた訳でもないんでしょ〜?』
「 !!! 」
( やられた。と身を翻して散弾銃を突き付ける )
「 …さぁね、君の事が気に入らないのが理由にでもなるか 」
『…気に入らないの?なんで?』
(散弾銃を突きつけられながら、心底分からないという顔をする)
『というか、気に入らないだけで、ボロボロになってまでィアちゃんのこと話さないのはおかしいとおもうけど、他人でしょ?あの子とお前さん』
「 ……そういう態度だよ。… 理解しないその態度が1番嫌いで… ねっ!」
[ ス''タ''ァンッ ]
( 牽制すら怪しいが引き金を前触れなく引いて放ち
裏路地から転がり出、そのまま駆け出す… 理解されない事をこれ以上言っても仕方無い )
『…はぁ、理解してあげようと聞いてるのに…分からない子だなぁ』
(うち放たれた攻撃を、影で飲み込む、また、追いかけようとした時)
『──あ』
(見つけた)
男の目線の先には、ひとつの張り紙
【何でも屋】
『…はは、やっぱり追いかけてよかった、そっかぁ、縁がある子の所にもあらわれるんだっけ?』
『ありがとねーニンゲン、ようやく見つけたよ!もしかして案内してくれたのかな?』
(にっこりと微笑んで駆ける彼女に礼を叫ぶ)
『ま、今日は一旦これで切りあげかな、…じゃあ…』
『今度こそ、迎えに行くからね、ィアちゃん』
「 ………… 」
( …時は不運に傾いた事を後ろから聞こえる声が示す… )
( 建物の上に駆け上がり、気配を隠す布を被る。
そのまま、影の男を眺める事にした … 毒は皿まで )
『〜♪』
(壁に貼ってあるチラシを剥がし、影に何かを埋め込む)
(ずぷんとそれは影に飲み込まれ、機嫌良さそうに男は笑った)
『ィアちゃん、げんきかなぁ、可愛いお目目、ちゃぁんと俺が『持ってる』から、はやく迎えに行くからねぇ』
(そう呟きながら地面に己の額に描かれた紋様を描く)
(それが薄く光ったと思ったら、男の姿は消えていた)
(キャラデザ近日中に出します)
368:雅◆RI:2020/10/19(月) 00:41(今日は落ちます、また明日)
369:海恋叶◆Uk:2020/10/19(月) 18:16
『……あ』
(彼女は本来普通の人だ。戻す、と言う荒療治に少し気を失ってしまっていた)
「あら、きぃうしなってもうて…どのくすりがあうかためさなあかんのやけど…まぁ、しゃあないか」
(慣れないことをさせてしまった、奇病の薬であろうと取り揃えてあるから、そこまで心配はいらないが、その前に…)
「…おねぇちゃん、やっけ、」
(根源を、絶たねば)
『……で、も………あたしが悪いから、とけてもいいんです』
(それがお姉ちゃんの頼みなら、と齢6、7の少女からはおそらく出せないような儚く散りそうな笑みを浮かべて)
「…ほんとにいうてんの?それ」
(そんな少女を覗き込み、問いかける)
「おねえちゃんがどうとか、しなんとあかんから、とか、そういうのじゃなくて、ぼくはおまえのおねがいしかきけへんよ」
(ほんとに、しにたいん?)
『……あたしの意見…………?』
(意見……出したことないから……と目を泳がせて)
「だしたことなくてもいまいうて、やないとほんまにとけるまでほったらかしてまうよ?それがねがいやっていうなら、ぼくはほんとにそれをかなえんとあかんくなる」
「ぼくは、みことがのぞまずしぬのはいやや」
『………死ぬのは、怖いよぉ………』
(ぽろ、と一筋の涙を流す。死んだ瞳は涙で星空のように光り…)
「ん、わかったぁ『おきゃくさま』おねがい、うけたまわりましたぁ」
(さきほど、とける、という言葉を聞いて、ひとつの奇病に思い当たった)
(『宝石病』)
(そう書かれた小瓶をあけ、少女の口に流し込む)
【許さない】【許さない】【許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない】
(飲ませようとしたその瞬間、怨念に満ちた地を這うような女の声が響き渡る。刹那、少女の白目が黒く変わり、藍色の目は紅くなり目から血が流れ出す。爪は伸び牙は変形する。
”憑依”…普通ならば難しいそれは、この不思議な場所のエネルギーと親族である適合性、そして溢れんばかりの怨念によってその力を増大させたのであった)
「…うわ…」
(やはり出てきたか、まぁ、このまま上手くいくとは思っていなかったが…)
「きみがれいの、おねぇちゃん、かな?」
【この子がいなければ私は…………!!!!!】
(憎しみ、憎しみ、憎しみ。行き場のない憎しみはいつか妹に。
ごめんね、ごめんね、ごめんね…………
死んでね)
(少女…であり少女ではないそれが、自分の首に手を回す)
「あー、だめやだめや、それはあかんよ」
(とん、と、首を絞めようとする手を掴む)
「おねがいされてるんや、しなすわけにはいかへんなぁ」
【なんでよ…!!死なせて!!!じゃないと私は……!!!】
(一生この子を苦しませてしまう)
(ぶわ、と黒い怨念が辺りを竜巻のように吹き荒れる。
ときたま聞こえる号哭は、怒りにも悲しみにも聞こえて)
「…あや?もしかしておねぇやん、ほんまにうらんどるわけやないんかな」
(せやったら)
「──『おきゃくさま』、あなたのおのぞみはなんでしょう」
【…………】
【……………………】
【……………………………】
【この子を、私から解放してあげて】
「じょうぶつでも、いきかえりでも、ぼくがかなえてしんぜましょう」
「いもうとさまをすくったまま、あなたもすくってしんぜましょう」
___穏やかというか … 変わらない天気のした
( 今日の表通りを浮かない顔で あるく白衣のひとがひとり )
「 …… やれやれ … ( 損した、損した… )」
( 手持ちもあまりない。情報もない … 最近はよく損してばっかり )
「うけたまわりましたおきゃくさま、では」
(ぐっと掴んでいた手を引く)
「しつれいいたします」
(バリッッ!!と、そこから、みこととはちがう、少し大人びた少女を引き抜く)
【〜っ…!?】
(咄嗟に引き抜かれ慌てる少女は、どことなく幼い、しかし大人びたミステリアスな魅力を持つ少女であった)
「んふ、いらっしゃいませおきゃくさまぁ、さておねがい、ほかにもありますかぁ?」
(なんだって叶えよう、生き返りでも、成仏でも、転生でも、どんな事でもなんだろうと)
【………この子を、どうか幸せにしてください】
(ぺこ、と頭を下げる。一瞬、くしゃっと顔を歪ませ、そして幸せそうな笑みを浮かべ海恋叶を撫でると…ぽわ、と光の玉となり天へ吸い込まれていく)
「……はぁい、うけたまわりましたぁ」
(想像していたよりも健気な願いに少し驚くが、すぐに了承する)
「…さて、だいじょぉぶかしらぁ、みことぉ」
『………がは、ひゅ、』
(おかしい、心臓が動かない、肺がなにか硬いものに当たっていたい、いたい、いたい、いきができない、しぬ…………)
「……みことぉ、ちょっとがまんしてな」
(そういうと、少女の胸の中心に手を当てる)
「…『───』」
(何かを唱える、すると、『戻す』時のように、周りがふわりと青い光がまう)
『っあ、はぁ、はぁ、………』
(息が戻ってくる。生きてる、生きてるのだ)
『おね、ちゃ、は………??』
「…んー、みことのことおねがいしますぅ、って、おかえりなはったよ」
(ぽん、と少女の頭に手を置く)
「だいじょぉぶ、おねえちゃん、幸せそうやったで」
『…よかったぁ』
(なんだかんだいって、お姉ちゃん優しいから、と確信めいた声で言う。どこか誇らしげな姿は、信頼の証で)
( 屋根の上に立ち、夜闇に揺れるひとつに束ねた藍色の髪をそっと抑え、桜の描かれた帽を深く被り直す。ぱたぱたとはためく隊服はそのまま団子を口に加え街を見下ろす。すぅっと紺紫色の瞳を細め手のひらにある銭を数えため息をつき、ぐぅっと伸びをし、女性にしては低く男性にしては高い声で少し憂いを含んだ声で呟く )
「 ……見廻り隊は解散、このままじゃ無一文だね、はてさてどうしたものか 」
( とんと屋根の上からおり、懐から今度は饅頭を取り出し口に含む。もぐもぐと咀嚼をしながら考えを巡らす。人は斬れないが体術は人並みかそれ以上は心得ている。用心棒でもできたらいいのだが…、果たして女の用心棒を雇ってくれる場所などあるのか。そんな考えを巡らせながら行き着いた路地の先にあった『 便利屋 』と書かれた張り紙をみて小さく首を傾げた後数秒考えこみ、少し口許をあげてその扉を開ける。 )
「んふ、ほんじゃ、みことはきょうはおやすみなぁ、あんせいにしとき」
398:雅◆RI:2020/10/19(月) 19:59 「!、みことぉ、ちょっとまっとってな」
(店から扉が開く音が聞こえ、少女に一声かけて店に向かう)
「いらっしゃいませぇ、おきゃくさまぁ、なにをおのぞみでしょぉかぁ」
(ペストマスクをつけ直し、入ってきた人に声をかける)
『……』
(ふらふらする足取りを踏ん張って耐えて…お茶とお菓子でも、と机に置く)
「 ……!おや、君が『 何でも屋 』の店主かい? 」
( 声をかけられ目を見開きながら尋ねる。少ししてくすりと微笑み帽子を取り小さくお辞儀をし。望みは何かと聞かれ少し考え込むように顎に手を当て。何でも屋ということは職も斡旋してくれるかもしれないそう思い尋ねて )
「 ……実はつい前日くびをきられてしまって、職探しをしたいのだが、なにかおすすめな職はあるかい? 人を斬ること以外ならなんでも人並みにできるよ 」
「あや、それはこまりましたねぇ、…ふむ、しごとのあっせん…まぁ、いろいろありますねぇ、…ちょっとおまちくださいなぁ」
(一声かけるとすぐ後ろの引き出しから何枚か紙を取り出す)
「…ふふ、ぼくのじょうれんさまのところからちょっとあやしいところまで、いろいろありますよぉ」
「…まぁ、ぼくもまだあるばいとさがしとるんで、…まぁ、…みみにいれるだけでも」
(聞こえるか聞こえない程度の声でぽつりと呟く)
『いらっしゃいませ』
(す、とィアの隣に立ち、まだ少し舌っ足らずに挨拶をする)
( __誰か居る… ?)
「 ………… 」
( 困り果ててはまたここの前… けど、誰か。
… きのうとはちがう誰かが中に居る… 商談の話を耳に
今はちがう と、壁に背中を任せて ただ待つ事にした )
>>403
「!もー、きょうはおやすみやっていうたのに…しんどかったらすぐにおくもどるんやで?」
「 それはそれは、確かに少し……人手が足りないようだね、私で良ければここで働かせてもらえると嬉しいな 」
( 小さく呟いた言葉を広いくすりと笑い、ふらついておついている少女の体をすっと支えながらそっと頭を撫で、懐から水晶飴を取り出し微笑みながらどうぞと差し出し )
「 お嬢もお茶とお茶請けありがとう、あんまり体調が優れていないのかな…あんまり無理してはいけないよ…? 」
「!…ん、んふふ、ありがとぉ、じゃあ、おねがいうけたまわりましたぁ」
(ペストマスクのせいで顔は見えないがぽわぽわと嬉しそうな雰囲気を出す)
『大丈夫です、ごゆっくり』
(体調などよりも、……ィアさんは大人の方が好きなのだろうかといじらしい嫉妬心を柄にもなく抱き、それを悟らせまいと無表情で抑え込む。現にこの人とは仲良くなれそうなのだから。)
「 ん、よろしく頼むよ……名前は土御門凛……好きなように呼んでくれて構わないよ 」
( どこか嬉しそうな様子の雇い主にくすりと微笑み小さくお辞儀をし。少しいい淀みつつも名前を告げて、少しだけ困ったように眉を下げる。 )
>>408
「 あんまり無理はしちゃいけないよ…? 」
( ふっと微笑みつつ頭をそっと撫で、目線をあわせてにぃっと微笑み )
「ふむ、つちみかどりん…しつれいやけど、ねんれいきいてもええかなぁ、ごめんなぁ、ぼくめがみえへんもんやから…」
411:海恋叶◆Uk:2020/10/19(月) 20:34
『あ、ありがとう、ございます…!!』
(美しい笑みに少し顔を赤くして、とことこと寝室に戻る)
「 確か…齢は一七……あと奇怪に好かれたりする体質なんだ 」
( 自分の年齢を聞かれ数秒考え込みもごもごと口ごもりながら喋り。そういえば雇用関係にあたるならと思い自分の体質のことを喋り、少し首をかしげる )
「 ある程度は自分で処理したり出来るからあんまり気にないでくれ……前までの職業柄なれてはいるしね 」
「あや、ぼくととしちかいねぇ、ぼくじゅうはち、…たいしつ、もしかするとここやときけんかもね、なんかかおかくしかぶっとき、このまちやとすがおは『魅入られ』てまうから」
(くすりとほほえむ)
「あ、せや、あれやったらみせのなかにあるかぶりもん、すきなんもってき、いろんなんあるよぉ、ぼくのしゅみもあるけど」
(そういってかぶっているペストマスクをつつく)
『ガウゥ!!』
「おわわっ、星星!」
『ぐるるぅ…』
「あーごめんごめん、よんでへんかったねぇ」
(背後からガバッと相棒に飛びかかった)
「 おやおや!ならでは君は一個お兄さんだね」
「 魅入られる、か……でもまぁこれでも一応陰陽師の家の子だからね……ある程度は大丈夫だと思いたいのだけれど 」
( その言葉をきき、再び顎に手を当て数秒考え込みながらマスクを見つめ数秒考え込みながら、懐に入れていた水晶飴を口に1つ含んでコロコロと転がし。じっと考えこめば雇い主に近づく虎を見つめ、じゃれる二人をみてふっと微笑む )
「 君たちは仲がいいんだね、とてもいいことじゃないか 」
「…いつもおもうんやけど…このみせのあるばいとになるこらはみんな星星におどろかへんよねぇ、けっこうでかいで?こいつ」
『がるる…』
「あーごめんやって、かっこええもんなぁ星星」
『………おはようございます』
(数時間ほど寝てスッキリしたのだろう、パッと起き上がり朝ごはんを作ろうと立ち上がる)
( ___夜中 )
.......
「 …… ( …あの蛇男… 次はタダじゃ済まさんからな… )」
( 焼き芋を腹におさめながら、夜間博物展に足を運ぶ足はとぼとぼ )
「はぁいみことぉ、あんせいにしときいうてるやろぉ?」
(ひょいっと少女の体をつかみ、布団に引っ張る)
「きょうはぼくがつくりますぅ、りんのごはんもつくらへんとねぇ」
「ふんふーん…♪」
(鼻歌を歌いながら台所に立つ、目は見えないはずなのに手際の良さは相変わらずで、次々と時間と比例しない凝った料理達が作られてゆく)
「あ、星星にもご飯あげなあかんなぁ…」
『…』
(ひょい、ぱく。凝った料理についつまみ食いをして…ちら、とィアさんを見る)
「〜♪、?あらぁ、みことぉ?どないしたん?」
(視界がない故数が減ったことに気が付かないまま、少女の方へ笑いかける)
『………お顔、やっぱり綺麗』
(はにかむようにへにゃりと笑うと、私お皿用意しますね、と離れて)
「…………おかお、ねぇ…」
(あまり好きではない、というか、最後に自分の顔を見たのはいつだろう、『視界がなくなった時のことは覚えていない』)
「、ま、ええや」
(今気づいたけど叢雲さんのままだった名前…)
427:雅◆RI:2020/10/22(木) 20:11 「はぁい、みことぉ、りん〜、星星〜ごはんやでぇ〜」
(複数の皿を手や腕、頭などに乗せて、落とすことなく持ってくる)
「あい、星星はこっち、ついでに店あけよぉかぁ〜」
「 飴はまだ大丈夫そうだね…… 」
( 一人、屋根の上に座り深く帽を被ったまま、懐に入った琥珀色に輝く水晶飴を一粒口に含んだあと残りの数を数えて小さく呟き。小さい頃からのお守りの飴。不吉な事、霊や妖を見たときに食べるようにと渡された飴。懐かしいなぁと思いながらもう一粒を口に放り投げて。まだ結わえてない藍色の髪はそのままに手に持った髪を結わえる紐を見てぼうと考え込む。ぐっと膝を抱え込み小さくため息をつく。ぐっと一人の可愛げのない部下からもらった苦無をぎゅっと握りしめる。少しだけ、少しだけでいいから。無防備でいさせて欲しい、そんな思いを裁ち切るように飴玉を奥歯で粉々にして )
( あっ、待って、絡みに気付いてなかった…ぴえろさんの進めたいようにで大丈夫です🙆 )
430:雅◆RI:2020/10/22(木) 20:26 「……あ、おった、りん、こんなとこおったら危ないよぉ?」
(トンと、どう上がってきたのか、凛の前にくるりと回転して立つ)
「ごはん、いっしょにたべよぉ」
(そしてヘラりと笑う、どうやら今日は、まだ仮面も何も付けていないらしい)
(おけ!)
432: 凛 ◆cE:2020/10/22(木) 20:43 「 ……っ!おや、おはよう……ご飯、か、 」
( いつの間にか目の前に立っている素顔のままの主人にびくっと肩を震わせ立ち上がり、ご飯を食べようと言われれば少し困ったようにはにかんでから、風に揺れる下ろしたままの髪の毛を押さえて )
「 ……朝にご飯を食べるなんて健康的だね、今までほとんど飴か饅頭だけだったから少しだけ、違和感を感じるよ 」
( など不健康な生活を匂わせるような言葉を発した後、ぐっと伸びをして、地面に降りようとするが、目が見えないと言っていた事を思い出し、降りる直前に振り返り不思議そうに尋ねる )
「 そういえば、主人はここから降りられるのかい? 」
「ん、へいきやぁ、こんくらいならねててもけがせえへんよ」
(そう告げると、彼女の横を通り、屋根の端にたつ)
「ほっ、」
(先程の動き、とんっと屋根を蹴り空中で身をひねって地面にすとんと着地する)
「、ほんじゃぁ、ぼくざしきでまっとるからねぇ〜」
(そうして顔を上げ、ゆるりと手を振り店に入ってゆく)
[ ガラガラ ]
「 … 失礼、主人さんは居られるかな 」
( きょうとて空は嫌みのような曇りの日
この店にでも寄らなければキノコでも生えてしまいそう )
>>434
( TRIP ミス!!! )
「む、あぁ!おきゃくさまぁ、おひさしぶりですぅ、どないしましたぁ?」
(座敷に上がろうとするのをやめ、skullFaceに駆け寄る)
「 まぁ また仕事の依頼ではあるよ … お裾分けも兼ねて だが 」
( 駆け寄るときの元気さにしばし、言葉を忘れてしまった。
ただ どないしましたぁ と付き合いやすそうな表情を見ては )
([ トン ]と背負った袋を地面において )
「 …一応聞くが、君の家は食品お断りでは無いかね?」
「へぇきですよぉ、ちょうどあさごはんですしぃ、おきゃくさまもたべますぅ?」
(こて、と首を傾げる、仮面をつけていないせいで、パラパラと髪が顔にかかる)
「 2つの意味で助かるよ… 流石に一人では食べきれなんだ 」
( 「失礼」と靴を脱いで上がり、袋の中から … )
「 … 意外と甘くてね、このまちに住んでる君なら 知ってるだろうが 」
( うすい紫色の小さな … みかん玉をひとつ つかみ出す )
「あや、これ…あぁ!おいしいですよねぇこれぇ」
(あんま買わへんから久しぶりやわぁ、と出されたものを手に取って手のひらで形を確かめ思い出す)
「…あ、それでぇ、ごいらいって、なんでしょぉかぁ」
(もむ…とひとくち口に入れ、飲み込んだ時にふと思い出し、尋ねる)
「 …ふむ、取り敢えずは君の朝食に預かってから 商談をするとしよう 」
( 彼の動きに やはり盲目のそれを見ると、“ よる ” に見た誰かの言葉 …
引っかかる物事の多くを思い出す … 顔には出さない、意外と小動物的な
可愛らしさのある彼を見れば自然と顔の曇りも無くなるし )
「 ここに置いておくよ … ぅむ ( なんと言うかな? コレは )」
( 戸棚近くに袋を置いて )
「そうですかぁ、なら、おすきなだけどうぞぉ、りょうだけはありますのでぇ」
(そのうち7割は燃費の悪い自分の胃袋に入る訳だが、ということを忘れている)
(たくさんの料理、一般的には和食の括りのものが多いが、どれもこれも、視界がない人間が作ったとは思えないほどに美しく調理されている)
「いただきますぅ」
(しっかりと両手を合わせ、箸を進める
……………ええ、そりゃあもう物凄いスピードで)
「 おぉ… … 中々、では いた …だ …… ? … !!? 」
( 料理を眺めて手を合わせる暇もなく … まず口から出たのは… )
( 唖然 と … 消えて行く食卓の上にあった食物…
はっと 気づき、魚を用いた料理に手を伸ばす )
「んふ…んふふ…」
(幸せそうに美味しそうに、食べる、食べる、食べる)
(実は、本人全くもって気づいていないが、この男、その細い身体からは想像もできないほど、とてつもなく燃費が悪く、食べる量も半端ではない)
(気付かぬ本人は、頬に手を添え、美味しそうに箸を進めている、…まぁ、その分大量の料理を作っているから、なんとか他3人の分もしっかりと残るだろう)
(多分)
「 ……… 」
( なんとか 自分の腹は満たして一先ずの食欲を抑える今 …
みてる所は、異様に減りの早い食物よりも 箸を進める彼の、
… 何だろうか? ハムスターのような … 食べるときの愛くるしさ )
( ともかく 見ていて何処か微笑ましい光景の方を目に収めて箸を置く )
「 ご馳走様でした … 」
( それ以上は…とてもじゃないがなんにも言えない。… 幸せそうで申し訳ないのだ )
「んむ、っんぐ…ふぅ、はぁい、おそまつさまでしたぁ」
(はしをおいた客をみて食べているものを飲み込み、にぱっと笑う)
「にしても、おきゃくさまとごはんたべるのははじめてやわぁ、じょうれんさんにはよぉたべものもらいますけどぉ、やっぱりひとおおいほうがおいしいですねぇ」
「 …君の場合、食物とは違う見所が多いだろうがね 」
( 笑った顔を見て、何を思うたか 頭に手を置く少しの失礼。
相手の反応待つでもなく 勝手に感触を確かめながら撫でる )
「 …… ふむ 」
「む、」
(ぽんと置かれた手の感触に、少し驚く)
「……………な、なんですかぁ?」
(撫でられるのはなれておらず、なんだかこそばゆい)
「お、おきゃくさまぁ…、あ、せっせや!おねがいってなんですかぁっ」
(どうしたものかと考えれば、ふと依頼があったことを思い出す)
「 ……失礼したね 」
( 名残は惜しく、渋々頭から手を離す )
「 …依頼、まぁ いつもの様に妙なのだが … 」
「う〜、…はい、なんでしょぉ」
(パラパラと落ちてくる髪の毛を整えて相槌を打つ)
「 あぁ … 『 〈 グリム 〉血の神話 』という本を探していてね… 」
( その本に関するガイドを懐から取り出す )
「 中世紀の名もない作家が書いたという年代物でね
おかしな内容を記したとだけ、記録が残っている…
入手は私では不可能だ 君なら出来るかもしれない、と … ね 」
「…ほん、ですかぁ」
(あるにはある、店にあるものは『全て』記憶している、が)
「…ちょおっと、たいへんかもしれへんですねぇ…」
(なんでもある、が、故の理由で、こういったものは少し困ったことがある)
「…とりあえず、あるところまでごあんないしますねぇ?」
(箸を置き、立ち上がる、気づけば料理は身内二人の分を残して無くなってしまっていた)
『ぐるる…』
「!…ん、星星もてつだってくれるん?ありがとうなぁ」
カチャン
(店の奥の奥、とても大きな、外からこの店を見れば、一体どこにこんなものがあるのかすら分からないほどの大きさの建物の前にたち、鍵を開ける)
「…、…あるには、あるんです、ですけどぉ…ほんとかっていうのはしょうしょうやっかいでして…」
(扉を開けた先にあったのは)
(本)
(本、本、本、ずらりと棚に並べられたそれらは図書館と呼ぶにふさわしい見た目で、貯蔵図書はこの世の全てなどというとんでもない書庫であった)
『ぐるる』
「ほねがおれそうやなぁ、さすがにみえへんと、どのれつにいれたのかはおぼえとるけど…さすがにこういうえいえんにでつづけるもんはなぁ」
(相棒の背中にのり、そのまま書庫へと入っていく)