とある街、とある路地、そんな場所にひとつ、紙が貼ってある
そこに書かれているのは、願いを叶える何でも屋の話
何でも屋『雅』
【初めまして
この貼り紙を見つけられたということは、貴方様にはなにか望むものがありますのでしょう
もしも当たっておりましたら、どうぞ『雅』に足をお運びください
不死の霊薬でも、若返りの秘薬でも、どんなものでも取り揃えております
用心棒でも、復讐代行でも、どんなものでもお受け致します
この貼り紙を見たあなたに、どうか幸せがありますように】
そしてこの貼り紙を読み終えたあなたの前には、何でも屋へ繋がる道が見えることでしょう
おや、貼り紙には、まだ続きがあるようです
『現在、アルバイト募集中』
叢雲「処刑」
(いつもの飄々とした様子はどうしたのか、能力をフルに使い、敵の背後に移動、『御影』を抜く)
『ガアアッッッ!!!』
雅「え、おっおわっ!?」
(そしてこちらは相棒のふくをくわえて己の背に投げる)
「 .....あちゃ〜..やっぱ駄目?駄目ぇ?..ちゃんと返すしぃ..感情は元に戻すよぉ? 」
( 刀が抜かれれば仕方なく、本当に仕方なく..両手を挙げて降参降参 ..仮面は地面に落ちて逃げられないであろう状況 )
「 ..ん〜、取り敢えず話だけでも聞いてくれると嬉しいかな?ほら、犬にはジャーキーとかあげるよ? 」
叢雲「…感情は一番だめだなぁ、ようやくこのガキが情緒のじょを覚えてきた頃だ」
(警戒はとかず、刀を構えそう告げる)
『ぐるる…』
雅「む、叢雲おじさま…星星…」
(見えぬ視界により、現状が分からない、なんだか、くらくらと頭が回りづらい)
「 ....あちゃ〜..最終戦が近い所で補給と行きたいところだったんだけどな〜..こんなに強いおじさんがいるとか聞いてないよ.. 」
( 警戒を怠らない辺り、戦闘経験豊富な人物 ..此処で無意味なダメージを負うのは矢張り面倒でしかない )
「 .....ん〜、お互いに見過ごす事出来ない?出来たら凄く嬉しいよね、どっちも 」
( ...苦笑、足元の仮面をチラリと見ながら相談 )
叢雲「てめぇにメリットしかねぇだろ、お前さんはこの店であったことをチャラにして逃走、こっちはガキを説明もなく陥れようとしたやつを逃がすだけだ」
(冷静に、冷酷に、たんたんと言葉を放つ、手にもつ『御影』がギラ…と光る)
「 ....はぁ〜〜....分かった分かった...何でも払ってあげるよ、物でも金でも....だからさぁ、さっさと私見逃してよ、おじさん?...お互い温厚に済まそ? 」
( 大きな溜息 ...苦笑を浮かべながら話すも目は笑っていない )
>>906
「んーじゃあこいつら全員に手を出さないことを条件、それならのんでやる」
(そういって刀に入れた力は緩めず、目線でその場の全員を見る)
「のまねぇなら、まぁ、わかるよね」
「 ………なんの騒ぎ?」
( 新しくパンケーキを作っていた所を…
急に喧しくなって、完成した分を皿に乗せて
台所から顔を出す… … )
「 ..........手を出さない、ねぇ..何処までが範囲に入るのか言ってもらえない?......ゲッ 」
( にへらと気の緩んだ笑みを浮かべながら何度も肯く ...本当に分かっているのかも微妙な所で台所から顔を出した者を見た途端...あからさまに顔を歪める )
叢雲「お前が考えついたこと全て、というか危害を加える素振りを見せたら切り落とす」
(そういった所で、なんだか彼女の様子が変わったことに気づく、…目線の先には…)
叢雲「…レイチェル、だっけか」
「 ........うげげぇ、此処は中々面倒な所だったかぁ...ハイハイ、分かりました分かりました...善意で動いている所もあるんだよぉ?その辺は本当に本当!!確かに宗教勧誘もどき的な所はあるって...あんのメイドから言われた事もあるけど 」
( ..何故か顔を下げて軽く舌打ちしながら妬みの篭った発言..?
面倒そうに溜息吐きつつ頭の後ろに両手組み...足で仮面を蹴り空へと舞わせて器用にキャッチ )
「 ...ま、戦ったとしても私は負けないけどね、アンタみたいな老いぼれに
....それより何でアイツが此処にいるの、割と本気で 」
叢雲「老いぼれねぇ、あいつはこのガキに雇われてんだよ、あ、ちなみに俺、客だから、店員でも用心棒でもねーぞ」
(急にやる気のなくなった彼女をみて刀をおろし、雅の傍に行って頭をぐいっと寄せる)
雅「…………」
(視界がなくともよくないことがおきていたことはわかるらしく、片手で狐面を抑えながら無言)
「 ...惹かれあってるなぁ、面倒な存在同士が..ハァァ、分かった分かった..どうにも此処はまた後で来るべき場所なんだろうなぁ 」
( 仮面を軽く被りながらどうしようもない空気の悪さにどうしようかと考える素振り
...強い奴が集まっているのは中々良い )
( ....あの老いぼれ野郎が客かぁ、客なら.. )
「 .....くきひひひひひっ 」
( 考えるだけ、考えるだけでも笑いが止まらない )
叢雲「……雅ぁ、俺当分ここにいるわ」
(どう考えてもよからぬ事しか考えていないであろう笑い方に、ぼろっと言葉を放つ)
雅「!?ほ、ほんまに!?」
(そしてその言葉に、今までの空気を払拭するかのように嬉しそうな空気を出す)
叢雲「ほんまにほんまに」
(そういいながら、ぐるりと笑う彼女の方に目を向ける)
(一般人であれば、気絶するであろう威圧、彼の中ではまだ軽いものではあるが、それを一点に集中し、見る)
「 ………… 何が何だか知らないけど …
………… 取り敢えず、叢雲さん?… チビ助どもは何処?」
( 皿に盛ったパンケーキを手に 争いの場へ )
( 威圧を受ければ..当然身震い、そして____ )
[ ニヘラァ..!! ]
( “皮が剥がれて骨や身が丸出しの顔”になり振り向き裂けた笑みを見せる 眼もニヤケて長い舌も露出し...とてつもなく不気味で気味が悪い
ただただ、嬉しそうな満面の笑みを生の顔で見せていた )
「 楽しみにしてるねぇ?おじさまぁ...♡ 」
( 皮と仮面を被り直しながらルンルン気分...喜の色が出ているのに回収出来ないのを少し残念に思いつつ..そのまま店の中を物色し始めた )
>>915
叢雲「さぁ、奥にでもいんだろ、めんどくせーからあんたもあいつに気をつけた方がいいですよ、自衛とか出来るでショ」
(目の前の仮面をつけた女を指さして告げる)
>>916
叢雲「…うげ…」
雅「叢雲おじさま…」
叢雲「いうな…皆まで言うな…」
(なんだか、おじさんは何かしらにロックオンされたらしい)
「 .....安心して?まずは..あんの旧いにっくきアイツらをぶっ潰してからだからぁ....おじさまはまた違う日にするぅ... 我慢出来なくなったら先に...ね?...戦って戦って....最後は....能力も優秀だし......くひひひひひひひひ! 」
( 甲高い笑い声が店内に響く ...どうにも雅を狙う気は薄くなったみたい..?
...アイツラと言っている所で仮面の八つの目が全て赤色へと光ったが恐らくそれは.. )
叢雲「……………っはぁ…」
(彼女の言葉に顔に手を当てて天を仰ぐ)
雅「お、おじさま…」
叢雲「…いや、へーきですよ、ちょっと目眩がしただけだ」
(まぁ、雅や他が狙われるよりかは幾分とマシだが…竜神といいこいつといい…狙われすぎでは?首突っ込みすぎたな…と、結局また同じようなことをやるであろうと気づかずに後悔)
「 …………… 」
[ トコ トコ トコ ]
( 空気を読めないのか そもそも存在しないのか?
… 場の空気を置いてけぼりに、1人すたすたと仮面の女に近寄る )
[ すっ ]「 ……また変なお客か… 取り敢えず、食べると良い 」
( チョコロール。)
>>921
叢雲「」
(なにしてんだあいつ、という目、そして、もう…あいつはいいや…、という諦め)
「 ....うげっ...ま、まぁ仕方がないから…貰ってあげますよ..? 」
( ...やはり何処か苦手視している模様、それでも差し出されたチョコロールを拒む訳にはいかずに... )
[ ガチャガチャ ...シュピィンッ! ]
( 仮面を二つに割ってからナイフとフォークの様な姿へと変形をさせる
...そのまま食べやすい大きさに切ってパクリ )
「 ....美味しいのがまた微妙に...うぎぎぎ...絶妙に甘さが..何でこう... 」
( ブツブツ文句を漏らすばかり )
叢雲「……」(飯で手懐けられるのかよ…などと冷ややかな目)
雅「?、…?、??」
(静かになったおじさまを心配そうに伺う)
「 .....手懐けられてなんかないから、これはアレだから、オヤツ食べてるだけだから ...まぁでもこの人は..旧い者じゃなさそうだしちょっとは良いかも... 」
( 軽く頬を膨らませながら若干心を開きつつ ...ジーっとおじさまを睨むように見詰める
...その後、雅とおじさまを交互に見る )
「 .....弱点、ありそうなんだけどなぁ 」
雅「?」(疑問符)
叢雲「おじさんの弱点さぐってなぁにがたのしーんだか…」
(がしがしと頭をかきながら告げる、ユラユラと袖が揺れる)
雅「…………、あ、せや、おじさまぁ、とうぶんおるんやったら、ぼくもけいこ…」
叢雲「ん?…あぁ、わかった、訛ってねぇだろうな?」
雅「まいにちれんしゅうしとりますぅ!」
(むすっと頬をふくらませる)
『……私も混ぜてください』
(私だって強くなりたい、と頬を膨らませ)
>>928
叢雲「!……うーん、何で強くなりたいかにもよるがな、武器使うのか、体術だけでいくのか、それによる」
(自分も、と声をかけてきた少女をみてしゃがみ、目線を合わせて告げる)
>>875
「······························」
(7割という単語に戦慄しつつ
なでなでとかいう快楽を受ける。
······まだ恐怖感は消えないが)
>>930
雅「あとさんわりは?」
叢雲「ん〜?こいつみたいに反応できたやつがほとんど、そのうち2人は本能的に殺される前に殺そうと俺の脅し避けて首狙いに来た」
(かえりうちにしてやったわ、と笑う)
雅「うわ…」
叢雲「ははっ、まあ、7割に比べたら才能あるよ、がんばれ」
(ぽんぽんと頭を撫でると、脇差を返すように差し出す)
「······うわぁ······」
(脇差を受け取る。
相変わらず白く、綺麗なままであった。
······さて、頑張るかと息をつく)
叢雲「んーじゃあそーだなぁ…とりあえず10キロくらい走る?」
雅「とりあえずのきょりとちゃうよそれ」
叢雲「だって体力身につけねーと話になんねーだろ、譲歩した方だぞ10キロ」
「······10キロなら、まだ······」
(······マジか
一応学生運動で鍛えている上に、毎日歩いているので10キロは走れる、ということでいきなり走り込みスタートしようとする)
叢雲「おら、雅も見習え、やる気だぞこいつ」
雅「ええー!!!!」
叢雲「はいはいすたーとすたーと、シンシン、見張り宜しく」
雅「ぅう…はぁい…」
『ガウ!!』
(気の抜けた開始の合図に、渋々と走り出す店主と、その横を軽々とかける相棒)
「 ....そうそう、体力付けるんならまずはそんぐらい走んないと駄目だよ、頑張れ頑張れ? 」
( ふわりと空に浮きながら肘をつきジッと見ている ...慣れた様に監視をしていると言うのが正解か。 )
「 ....私はしなくてもぉ..別に強いしぃ? 」
( 何か言われる前に先に弁明的な事を言っておく ...叢雲の腰にある刀を見ながら )
叢雲「………んだ、やんねーぞ」
(彼女の目線の先が己の刀であることに気づき、告げる)
「 .....別に?...ただ、刀にも感情が篭っているのは中々珍しいなと思ってね?......青色がとても多いね 」
( 仮面を被りながら改めて見る ....興味深そうに長く長く見ている ....何が可笑しいのか、ニヤケてゆきながら )
「 ..........おじさま、面白いなぁ!?やっぱりさぁ! 」
叢雲「…………」
(…感情、ねぇ)
叢雲「なぁにがそんなに面白いんだか、おじさんにはさっぱりだ」
(肩を上げ、首を振りながら告げる)
「 .......ま、その辺は人の価値観って奴だよ? .....おじさまがつまらないと思っても私は面白いって思う訳!!...感情が知れるってとても便利よ?最期の言葉とかも大体分っちゃうし.. 」
( 仮面を被りながら続けて叢雲を見る )
「 ......赤も多いけれど...黒も多いし、若干桃色も混じってる....不思議だなぁ!!! 」
叢雲「…………………………さいごの」
(ぴくりと、その言葉に反応する)
叢雲「…その、色言ってんのはなんだよ、こいつらの記録を言ってんのか」
(そう、腰に着けてある三本の刀を撫でる)
「 ....そう!...まぁ、私の部下っていうかぁ....白ちゃん程には及ばないんだけどね? 」
( 今はもう居ないけど、と付け足しながら )
「 ...今言ったのはおじさまの中にある感情!赤が怒り、黒が哀れみ、桃が嫌悪!....あ、でも若干店主のあの子に対して..“期待”してるね?黄色の感情が心の奥底にあるもん! 」
( 仮面を外して憎ったらしい笑みを見せつけながら嘘か本当か分からない事をどんどん言い )
>>942
叢雲「…へぇ、意外といい目してんじゃねーか」
(に、とその己の感情とやらを否定せず口だけ笑う)
叢雲「ま、おじさんは大人だからな、そーいうのは表に出さねーんだが……」
(がしがしと頭を搔く)
「 ......表には出さなくても必ず裏に存在しているんだよね〜!!....ツンツンおじさま!!! 」
( クスクスと笑いながら冗談を含めつつ話を続ける )
「 .....最期の言葉、とても綺麗だねぇ 」
( ....再び一本の刀を見ながらポツリと漏らし )
叢雲「……その、最後の言葉って、なんだよ」
(そんなものは知らない、誰の死に目も見届けられなかったから)
「 ..........気になる?気になっちゃう感じ?も・し・か・し・てぇ〜〜〜??? 」
( 煽りに煽る ...二人の関係性は分かっているのでタチが悪い )
「 ....教えて欲しいなら条件あるなぁ 」
叢雲「…やっぱいい」
(うざ…という感情を全面に押し出す)
叢雲「……それに、今更そんなの聞いても、…………だれももどってこねぇし」
(ぼそ、と言葉をこぼす)
「······ふぅ······ふぅ······」
(10キロ走り終えてきた。
······かなり疲れている、誰かが会話しているのも気づかないくらいに)
「 ......むぅ、ざぁんねん、確かに戻っては来ないけど私の友達に頼めば少しは会話出来たのになぁ〜〜〜〜... 」
( 軽い舌打ちと共に再び仮面を被り直す ...分かりやすい感情にニタァと笑み溢れ落ちながら )
「 ....あ、お帰り〜〜!!! 」
叢雲「…いらねーわ、そんなんしたら、理性が鈍る」
(せっかく『無理矢理』割り切っているのだ、感情を揺らす必要は無い)
雅「ただいまぁ」
『ガウ!』
叢雲「!」
(あぁ、帰ってきた)
「······ふぅ······あ、······ただいまです······えっと、初めましてですかね?」
(浮いてる彼女に向けて一礼)
(あれ、名前消し忘れました)
953:◆RI:2020/10/29(木) 00:14 叢雲「おけーり、結構早かったな、いいタイム」
雅「………?……」
叢雲「…?どした、雅」
雅「おじさま、…なんかあったん?、なんやろ…いわかんが…」
叢雲「…………お、なんだ雅、また10キロはしってくっか?」
雅「いやや!!!!!!!」
(軽口を叩きながら、笑って誤魔化す)
(おけです!)
955:面皮赤仮◆rDg:2020/10/29(木) 00:17 「 んにひひひ、始めましてかなぁ?....まぁ私の事は気軽に仮面ちゃんとか赤仮ちゃんとかって呼んでよ!!! 」
( 礼儀正しく挨拶して来た彼女には優しく ...よく分からない性格 )
「 .....にひひひひひ!! 」
( 雅と叢雲を見ては笑う ....感情を確認するまでもない )
>>955
叢雲「…………」
(わらう彼女を横目に見る)
雅「…おきゃくさま、なんや、ごきげんやなぁ…」
叢雲「……!」
『ぐるるる…』
叢雲「………は、はは、……流石におまえにはばれるか……シンシン」
『ガウ…』
(本能でいきる獣には、己の感情はバレていたようだ)
「······いいタイム、ですか。······あ、少し休憩貰えますか······?」
(体力は回復したようだが足が痛い)
「······では、仮面さんで······私のことは······麗花とでも」
(名乗ってきたのでこちらも名前を告げる)
>>957
叢雲「……うん、まぁ、よかろうて」
(本当はもう次に行ってもいいかと思っていたスパルタ脳、一旦考え直しOKと頷く)
雅「わーいきゅうけいやぁ」
叢雲「雅は3セット行くかぁ…」
雅「え゛っっっっ」
「(······息上がってないような······?)」
(息を整えつつ天国から地獄と行き来する店主を見て)
>>959
(不思議そうに見る彼女を見て一言)
叢雲「あいつ、俺が稽古する度にこういうのやって10年くらい経ってるからな、慣れだなれ、あとあいつ身体能力化け物だからな」
(とんでもねぇぞあいつの動き)
雅「おじさまさんせっとってうそ、うそやんな、ね、ね?」
叢雲「let's go!!」
雅「うわーん!!」
『ガウゥ…』
(圧も含んだ合図に半泣きでまた走り出す、優しい相棒もついて行く)
「······ひぇぇ······」
(軽く悲鳴。······次戻ってきたら自分も走ろうと準備を始める)
>>961
叢雲「まぁ10キロで息がちゃんとはけるようになったら1セットづつふやしてくから、限界は見極めろよ、ぶっ倒れそうだったらシンシンよんで背中に乗せてもらえ」
(背中を撫でながら教える、が、増やしたセットを減らす気はさらさらない)
>>929
『………えと、出来ればどっちも』
(でも、あたしの体じゃ体術は向いてないから武器使いたいです、と一考してから)
>>929
叢雲「じゃ、武器選んで、そっから選んだ武器にあう体術鍛えるか、店に武器ぐらいあんでしょ、探しといで」
(ただしむやみに引き金とか鞘とか引いたり抜いたりすんなよ、と注意する)
雅「は、っは、っ」
(一定のリズムで息を吐き、3セット目の終わりかけ)
雅「…っなぁ、星星っ」
『ガウッ』
(己の隣で、共に走る相棒に、声をかける)
雅「…叢雲おじさま、って、ちゃんと、っせいかつしとるかなぁっ」
(正直、あの少食がまともな生活を送っている様子が想像できない、毎日のように刺客が来るとも言っていた)
雅「……およめさん、かぁ…」
(そんな彼のそばにいた人は、どんな人だったんだろう)
「························」
(あれから3セット走り、まずそうだったので休憩中)
>>966
『ガウッ!』
「!っあ、おきゃくさま!…へ、へーきですかぁ?」
(彼女を見つけた相棒の声を聞いて休憩中の彼女に声をかける)
「······あ、はい······少し落ち着きました」
(息を整えてまた走ろうと)
雅「…すごいなぁ、おじさまのきちくこーす、しょにちからこんなできるんや……」
(走り出そうとする彼女に、少し驚いた様子を見せる)
「…せやけど、むりはあかんですから、しんどぉなったらいつでも星星よんでくださいねぇ」
『ガウッ』
『 ……、ねぇ、特訓の内容わりと厳しくない? 』
( そばで聞いていた彼女は、睡眠薬で眠らせた凛を床に雑に置きながらうげぇと顔を歪める。はぁと小さくため息をつきながら昔の特訓を思い出し更に苦い顔をする )
叢雲「すぐに強くなりてぇならこんなもんだろ、というか、軽い方だぞこれでも」
(この男、部下の教育係もしていたのだが、その時ついた呼び名は『鬼教官』である、理由はお察し頂きたい)
叢雲「体力でもなんでも、『早く』したいなら数こなすしかねーんだ」
『 …あはは…、まぁ軽めって言われたら軽めかも 』
( ただひたすら投げられるとか肩を外されたりするのよりは優しいのかもねとさらっと言いながら苦笑いを浮かべる…。自分も死んでもしたくないななんて思いつつ外をちらっと見て )
叢雲「ほんとは真剣で斬り合いとかもさせてぇんだが…武器に関しちゃ雅も素人だしな……あいつにゃ体術しか教えこんでねぇし…」
(流石に構え方も知らないガキに剣持たせる訳にも行かん、と己の『霞』を撫でる)
(······また少し休憩
倒れても死なない体だが倒れたら意味が無い)
雅「ほっ、ほっ」
(いっさい呼吸を乱さず、走る、視界がないにもかかわらず、障害物を綺麗に避けている)
『……』
(その隣で、同じく駆ける)
雅「う゛〜…おなかへったぁ…」
(ここで燃費の悪さが出たのか、空腹に声を上げる)
『ガウッ!』
(とりあえずはしれと厳しい相棒)
(息を整えもう1回)
「······いてて······」
(筋肉痛)
(名前間違える······どうにかしたい·····)
978:◆cE:2020/10/29(木) 23:20
『 ……そう、まぁ剣術は知らないこともいっぱいあるし、関わると面倒ごと多いから、敢えてやる必要はないんじゃないの? 』
( その言葉を聞き顎に手を当てて考え込んだ後はぁとため息をつく。ため息をつくのは癖のようなものなので本人は気にしてはいない。右手に持っている白鞘󠄀に収まる日本刀を見つめながら呟く )
『…ぐるる』
雅「!…ん、わかった、あとでごうりゅうな」
『ガウッ』
(吠えると、並走していたのをやめ、道をもどる)
『ガウゥ』
(そして、彼女を見つけると、くるりとそのまわりを回る)
叢雲「しゃーねーだろ、あのじょーちゃん、神様倒すっつってこの店の神殺し?用の刀借りたはいいが、その刀が扱えてねぇんだ、神様ころすにゃ刀を使えるようにならなきゃいけねぇ」
(…というか、と声を出す)
叢雲「あんたも刀使いだろ、どーせだったらあんたが教えてやったらどーだ」
『 …なんていうか物騒…まぁ、それはそうだけど、 』
( 神様という言葉を聞き、眉を潜めてまたため息をつき。教えてあげればいいという言葉を聞いて、顎に手を当てながら考え込み )
『 教えられないこともないけど初心者ならまず、ひたすら一点をぶれずにつつけるようになるところからじゃないの? 』
叢雲「あいつの刀、脇差」
(真正面からではなく、不意打ち、暗殺であるため、急所を狙うよりも先に『速さ』を身につけねばならない)
叢雲「ったく、なんでリーチの短い脇差を神殺しなんぞにしたんですかねぇ」
(ガシガシと左手で頭をかく)
『 …、神様って今までことした経験ないんだけど 』
( 不意をつくのは得意でよくやるが、彼女斬ってる相手は人間のみ。妖とかは別の人に聞かないと分からないと首をふり )
叢雲「俺だってない、…試したこともねぇからころせるのかわかんねぇけど、」
(『御影』で斬れるなら万々歳だが、まぁ無理だろう、残りの2つならおそらく…)
(空中を飛行している女性が一人…以前店に訪れたことがあるその女性が何でも屋を見つけると、世話になったし顔だしてみるか…と思い着地し、修行をしている皆を見る)
「邪魔するよ…」
叢雲「!…あー、さっきの…」
(飛べんのか…、と驚愕)
「ィア……店主なら外で走ってっぞ、おれ留守番」
「············あ、こんばんは」
(ストレッチ中だが、近くに人が降りてきた為挨拶)
叢雲「…驚かねんだなぁ、…いや、俺が異常慣れしてねぇからか…」
(奇形とか、人外とかは何度も見たこともある、が、飛行系はなかなか…)
「あ…どうも」
(二人に挨拶する)
「背中に飛行用ジェットパックが装着されてるだけ…能力じゃない。私が背負わされた『機能』」
叢雲「あぁなるほど、……いいよなァ、…俺も腕義手でも埋めるか…」
(いくつになっても男児、機械とかロボットとかサイボーグとか、そういう単語には引かれるもので少し楽しそうにしながら、中身のない己の袖が揺れる)
(元々体力には自信があり、最近はやや鈍っていたが、きついトレーニングで無尽蔵の体力が完全復活しつつある)
「······6週目······そろそろ休もうかな······」
(まだ小走りでも体力が回復するという境地には至っていないが。)
雅「…………………なんしゅうめやこれ」
『ガウ』
(ただただボーッと走り続けていて、己が何周走ったのか忘れてしまった)
叢雲「今7、おわったらそうだなぁ…」
(ちょうど店の前を通った時、中からカチッと言う計測器の音と鬼畜の声が聞こえた気がする)
>>984
『 人間と同じ急所で同じ生命力なら指一本でいけるんだけど……やっぱりこういうのって妖刀とかじゃないと駄目とかあるのかな 』
( 殺気などを感じて妖なども斬れるものも、生憎そういうのは自分の専門外。生身の人間しか分からないが、神様をころすというより弱点などに興味が沸いたのかじっと考え込み。 )
叢雲「…ものによるけど、神っつったって弱点はあるよ、『依代』だってか…、おれの曼珠沙華も『妖刀』だし、そいつをこわしゃあしぬやつもいる、…ほんとにものによるがな」
(と、するりとおのれの持つ刀を1本鞘から抜く、全体的に黒く、刃が紅く輝くその刀は、刀を知っているものであれば聞いたことのある『妖刀』出会った)
『 っ!、妖刀って初めて見た……こういうの一本は持ってた方がいいの? 』
( じっと考え込んでいたがまじかで見た有名な刀に目を輝かせて、じっと見つめる。なんとなく感じる禍々しい雰囲気に眉を一瞬潜めつつ興味はあるのぼそっと呟き )
叢雲「…いや、持たん方がいいだろ…そもそも妖刀なんぞ未だに残ってる方が珍しいんだ…こいつはちょっと特殊だから、刃こぼれもないですけどよ」
(食いついてきた彼女にすこし驚きながらも言葉を返す)
叢雲「…やっぱ有名なんだな、『こいつ』、俺も詳しい方だからわかってはいたが……見ます?どっか切ったら血吸い始めるけど」
(一応注意をして問いかける)
(結局休憩を入れずにあれから四周。流石に喉が渇いたので水道水を一口。)
(何かやっているようなのでついでに遠目に眺める)
雅「あ、まんじゅしゃげ…あれ、いまちぃすっとんかな…」
(刀からする微かな血の匂いに気がつき、ぽつりと呟く)
「妖刀…私も初めて見るな」
(叢雲が持つ刀を見る)
叢雲「…ま、まぁ、どれにしたって妖刀は持たねぇほうがいいよ、下手すりゃ乗っ取られるどころの騒ぎじゃなくなるんだ」
(おのれの刀を見るものがどんどん増えていっていることに少したじろぎつつ告げる)