あなたの目に、ふととある店が映り込む
まだ昼だと言うにもかかわらず、その店は『星空』を体現させたような見た目で佇んでいる
昼間の中の星、常識の中の非常識、普通の中の異常
生き物とは、そんな非日常に好奇心をくすぐられるものだ
カランコロンと扉を開く
『いらっしゃいませお客様、どうぞ、お好きなお席へ』
開いた先に視界に飛び込むものは、あまりに美しい『星』であった
「おや、趣味に近いのかな、そうさなぁ、でも金くらい取れそうだけどね、子猫ちゃんなら」
(そう言ってゴクリと紅茶を飲み干す、カップを置きニマニマと笑っている)
「 お金ならあるから別にいらないし、興味が無いから、だからあくまでもごっこでやってるだけ 」
( 無表情のまま感情のない声で呟き。べつに楽しいからやってるだけだしなぁと思いつつふっとため息をつき、相変わらずじっと見つめたまま問いかけて )
「 それで…ボクに何か用でも? 」
「いや別に?かわい子ちゃんにはとりあえず声をかける、常識だぜ?まァまァいいさ、エトワール〜?金置いていくぜ〜?叢雲くん、行くぞー」
【へいへい、わかりましたよ】
(そう言うと、席から立ち上がり、こう告げる)
「『またどこかで会おう、ホームズちゃん』」
(どこを見ているのか分からない瞳に映っているのは、きっとこの世界線ではないのだろう)
( その言葉を聞き眉をひそめつつも小さくため息をつき、先ほど座っていた人の席を見ながら小さく呟く。今回の事件で必要になった一枚のタロットカードを見つめて小さくため息をつく。これと先ほどまでのことは全く関係はないけど… )
「 破壊、破滅、崩壊……なんて考えすぎか 」
「 また……会うことがないといいけど 」
( ふっとため息をつきながら今までの考えを振り切るように頭をふって )
『……シキ殿はわからないを体現されたような方ですから…、お待たせ致しました、紅茶と、チョコケーキでございます』
(そういうと注文の品を差し出す、)
「隣の休憩所はいつでもご利用していただいて結構です、どうぞ、ごゆっくり」
「 ゆっくり…したいけど多分このケーキが食べ終わった頃にうるさいのが来るからまた今度かな 」
( その言葉を聞き時計を少し見て紅茶を飲んだ後小さく呟き。ケーキがもうそろそろ食べ終わりお会計をと思い席を立つと同時に喫茶店のドアが開き少し息を切らした小さな箱を持ったこの前訪れた青年が一人佇み少女に駆け寄る )
『 あぁもう!探しましたよぉ!お嬢さん、いい加減電話でも持ってくれやせんかねぇ? 』
「 初が持ってるから必要ないし、たいした用もないのにかけてくるやついるからいい 」
「 お会計お願いしても? 」
( 少しめんどくさそうな表情を浮かべため息をつきながら適当にいなして )
『おやおや、この間いらっしゃった…成程あの時の…』
(入ってきた青年の姿に少し考え納得)
『あ、お代はかまいませんよ、既に頂いていますので』
(そう、ぴらりと1枚の紙をみせる、紙には…)
【お話代、チョコケーキ美味しいよねぇ〜、今度また語ろうぜ、ホームズちゃん】
(横に書いたであろう本人の似顔絵も描かれている)
( その紙を見てはぁとため息をつく。仮を作るの得意じゃないんだけどとおもいつつ、少し困ったように額に手を当て少し考えこみ )
「 ありがとうって伝えといて、常連でしょ、さっき話した人……またあったら今度はお代はボクが持つから 」
( そう言ってドアに向かい開けて店を去る前にほんのりと笑みを浮かべる )
「 今度ここに来るときはココアの上にマシュマロが乗ってるやつが欲しい 」
( そう言って二人は店を去っていった )
『…ふふふ、了解致しました、…またのご来店、お待ちしております』
149:◆Qc:2021/02/24(水) 23:39 (夕暮れ、一通の手紙を持った少女が突然店の近くに『現れる』。)
「……今日はやってますかね」
>>149
「…………、ここ、でしょうか」
(ぽつりと、目の前にある店を見て、言葉をこぼす)
「…叢雲さんからのオススメだそうですが、…かふぇ、ですか」
(あまり1人でどこかに行こうなどと思ったことはなかった、だが、彼にわざわざ教えて貰ったのだ、…せっかくなら、彼と来たかったが)
「……入口はこちらでしょうか」
(そう呟きながら店の扉の取っ手に手をかける、その時、その視界端に誰かが現れたのを見る)
「…、」
(目的地は、同じなようだ)
「······おや」
(ふと、今から入ろうとしていたカフェの扉に誰かが手をかけたのを見つけて。どうやら独り言は聞こえなかったようで質問する)
「······こんにちは、常連さんですか?」
「……いえ、この店を勧められたもので、初めてですが」
(声をかけられるとは思わなかった、が、特に同様もせずに返答する)
「……あまり会話は得意ではありません、お気に召す回答で無ければ、申し訳ありません」
(そう言って軽く会釈して扉を開く)
「……勧められた……私と似たような感じですか」
(持っていた手紙の他にもう一枚手紙を取り出す)
「……いえ、別に大丈夫です」
(開かれた扉を押さえて中を軽く見る)
『…!おや、いらっしゃいませ、……2名様でしょうか』
「…いえ、1名づつです、たまたま入る時間が一緒でしたが他人ですので」
(扉に手をかけた彼女は、中の店主を見て1つ沈黙を置くが、特に動揺をする様子もなく店主の言葉を訂正する)
『おや、それはそれは…失礼いたしました、1名様ずつでございますね、それでは、どうぞお好きなお席へ』
「……」
(その言葉に、彼女は入口に1番近い席へと足を伸ばした)
「……では、私は……」
(見回すとほぼガラガラだったので、適当に……入り口から二番目に近い席に行く。一番近い席は取られたので、その隣である)
「…………カフェオレを1つお願いします」
(隣に座る相手を数秒横目で見ながら、注文をする)
『かしこまりました、少々お待ちください』
(店主が言葉を返した事にひとつ頷き、カバンから手帳を取り出す、軽く見ただけでもビッシリと文字が書き巡っているのが分かる、かのじょはその手帳の新しいページを開き、ペンを取り出してまた1つ文字を並べてゆく)
「私はブラックコーヒーをお願いします」
(そこそこ仕事……政府の任務や郵便局のバイトがたまっていたので、眠気を飛ばすために注文する。
……そうする間に、隣の席の相手が何か文字を書き始めたのを見て、やや関心を注ぐ)
『承りました』
(店主が返答しこちらも準備を始める、そんななか文字を書き込む彼女は見られている事もきにせず書き込み続けている)
(どうやら内容は医療系や、それに関連した様々な分野についての内容が書かれているようだ)
「…!」
(すると、彼女の持つカバンから初期設定の着信音が響く)
「………はい、天宮です」
『──、─』
「はい?…えぇ、まぁ、構いません、いらっしゃっても大丈夫です」
『──』
「えぇ分かりました、頼んでおきます、では、後ほど」
(会話は淡々として直ぐに終わったようで、すぐに携帯をしまい込んだ)
「………失礼しました」
(そして、いつの間にか、こちらを見ていた隣の彼に、会釈をまたする)
「あっ……いえ」
(そこまで自分は彼女のことを眺めていただろうかと思ったが、とにかく自分が勝手に見ていただけなので頭を下げる。
……そしてこっちも仕事を始める。政府スパイ関連の情報をまとめつつ、郵便のバイトでいくつかの手紙を能力で送る)
「すみません、サンドイッチとココアを追加でお願いします」
『はい、分かりました、…ご友人ですか?』
「…いえ、友人というか、…その」
「雪さぁんっ!!」
(店主と会話をしていると、店の扉が物凄い勢いで開かれる)
「やほやほーっ!!お待たせっ!叢雲サマ居ない〜?居ないよね〜!やったぁっ!!」
「……待っていません、静かにしてくださいアルファさん、他の方に迷惑です」
「あは☆ごめんねぇ、忘れてたぁ」
(テンションの爆弾が飛び込んできたようだ)
「……えっと……?」
(急に賑やかになった店内に目を見開き)
「(……確か、あの人は……マフィアのボス、ですよね?どうしてここに……)」
(別にどうこうする気はないが、……篝は少しずつ混乱してくる)
>>161訂正
(なんか来た。)
「……友人、さんですかね……ずいぶん賑やかですが」
(……だが一見騒がしいように見えて、どこか油断ならないような雰囲気も感じる。
撤退も視野に入れて、懐の手紙のうち一枚の送り先を自宅に指定。……そして再びそちらを軽く眺める)
「…友人といいますか、……夫の知人です…………何故か私の連絡先を入手されています」
「あーっはっはっは☆叢雲サマの奥サマとか、情報的には欲しくないわけないしね〜!!」
(表情筋はあまり動いていないのにいかにもどんよりとした雰囲気の彼女とは真逆に、妙にテンションが高い彼はそう告げた)
『………』
(事件性のある匂いがするが、深くは触れない、店主は無言で注文された品々を全員の前に差し出した)
「あはは……」
(コーヒーを一口飲むと頭が回り出した。念のため政府関連の仕事を全部添付して机から消しておく)
「情報ってお金になるからトーっても美味しいんだよ奥サマ、まぁ君の情報売ったりしたら叢雲サマにマフィアとで僕存在ごと消滅させられそうだからしないけどネ」
「……………なんでもいいですが、あまり周りの方々に迷惑をかけないように」
「わかってるよぉ〜、
………ま、『政府』の情報とか、お金になる話はほーって置かないけどね」
(彼女に見えない角度で、口角が歪む、とても楽しそうに)
「ネッ!オジョーサンっ!」
(一瞬鳥肌が立った。いくら立ち位置が重大だといっても所詮篝は下っ端の小娘である。……)
「……うるさいです」
(やや憮然として言う。既に疲れてきた)
「…?」
「んふふ、ぼっくんは情報屋さんだからお金積んでくれたらなぁんでも情報あげる〜って上司サマに言っておいてねぇ!」
(先程の歪んだ笑みをぱっと愛嬌のある笑みにかえ、そう告げる)
「たぶん『α』っていえば上司サマも分かってくれるから、ま、信じるか信じないかはあなた次第っ!…ってやつ!」
「私にそんな権限はないんですがね……あー」
(全否定しようとしたら続く相手の言葉で中途半端になった)
「でもお高いんでしょう?」
(通販型ショッピングみたいに言う。頭のネジが一本飛んだ。
……でも、理性は失わず、情報も抜かれる恐れがあるので、)
「……えぇ、覚えてたら。」
「もちろぉん、お金は多くなくちゃ」
(1円たりともまけないよ、と笑う)
「………ま、それに見合った情報はもちろん出すから、ちゃんと覚えててよね〜♪」
「別に今は何も欲しくないですよ」
(······というよりそれどころでは無い、と頭を振って)
「オジョーサンはそうでも、上層部は色々と欲しいと思うよ?ま、話だけは伝えといてねっ、はむ」
(そういうと、頼んでいてもらったサンドイッチを頬張る)
「あ、これうまー☆」
「……」
「ん、なぁにぃ?奥サマ」
「…いえ、叢雲さんに今の会話、伝えておいた方が良いかと思い、録音していただけです」
「ッゴホッ!!」
(急に振り下ろされた爆弾に、豪快に噎せる)
「ちょっとぉ!?何撮ってんの!!?」
「既に送りました、殺そうとしたら殺します」
「うわ…流石叢雲サマの嫁…もー、商売上がったりだよ…」
(やや冷めた目でアルファを見つめる······も、今の会話で聞こえた名前に聞き覚えを感じて)
「(叢雲さんって······確かこの前来た時にいたような······)」
(······なるほど、どうやら多少は大丈夫そうだ)
「…あ、既読にな「てめぇごるぁアルファア!!!!」あ」
「ぎゃああああ!!!なんかもう来た!!!!うわーん逃げるもんね逃げるもんねぇえ!!!」
(彼女の携帯に既読が着いた途端、『店内に』いきなり男が現れた)
「待ちやがれクソ【規制】!!!」
『おやおやおや、女性陣がいる中でこんなに怒る叢雲様は初めてみます』
(中指を立てて公開できない言葉を叫ぶ彼に、店主は困ったように告げる)
「叢雲さん、落ち着いてください」
「……………ゆきさん、もー!ゆきさんも!あいつを甘やかしちゃダメでしょ〜!」
(そんなキレ散らかす彼に、声をかける、すると先程までとは別人だったかのように話し出した)
(急に騒がしくなる店内、······状況を理解できないのか、はたまた無心で眺めているのか、篝は静かにコーヒーを一口飲んだ。)
「店長さん、チーズケーキお願いできますか?」
(少しずつ居心地が悪くなってきていることを実感するが、もう少しだけ眺めていようと追加で注文を頼む)
『ええ、かしこまりました』
(騒然としている店内での注文に返答し、準備を始める)
「叢雲さん、他の方もいらっしゃいますから、あまりキレ散らかさないでください」
「…なんか冷たくない?外だから?…まぁいいや…って」
(他の人、と聞いて目線をそちらに向けると、1つ瞬きをする)
「…………なーんか見た事ある、えーと…」
(思考をめぐらせる、どこかで見たような)
「…あァ、シキさんの護衛の時にいた」
(そして、思い出した)
「はい、私です······今日も私的ですので······」
(相手に向けて頭を下げる。······というか公的であっても、今の様子を見ていると手を出す勇気はない)
「いや、騒がしくしてごめんね、あのアホになんか言われてなかったか?なんかあったら潰すけど」
(と、既に逃げた男について問いかける)
「大丈夫です······結構危なかったですけど」
(問いかけてくる相手に苦笑を返す。そして、危機は去ったようなので郵便局バイト関連の手紙をいくつか取り出す。さすがに政府関連は出さないが)
「…ならいい、…あー、店長」
『はい、何でしょう』
「あの馬鹿、出禁にしといてくれ、まじでやらかすアイツは」
『え、あ、は、はい』
(言葉から感じる圧に流石に頷く以外の選択肢はなかった)
「はぁ…ゆきさん、とりあえず俺はこのまま上がるんで帰りますけど…ここにいます?」
「…いえ、私も帰ります、頼んだものも飲み終わりましたし…美味しかったので、また、こんどは、その、ふたりで」
「、…了解しました!店長、お代置いときますね、あのバカの分もとりあえず」
「また来ます、…お騒がせしました」
(店長に声をかけたあと、隣に座っていた彼女に会釈をし、2人は店を後にした)
『はい、またのお越しを』
(去っていく二人に会釈をする。
······店内ががらんとした事だし、自分もチーズケーキが来てそれを食べたら帰ろうかと思って作業を進める)
『賑やかな方々がいらっしゃいましたね、お待たせ致しました』
(そう言って作業の邪魔のならない場所に、チーズケーキをおく)
「ありがとうございます……」
(早速食べ始める。……作業は中断、どころかもうまとめて添付して家に送ってしまう)
『ふふ、では、ごゆっくり』
(食べ始めた彼女を見て、自分も片付けを始めた)
(数分後)
「ごちそうさまでした……」
(手を合わせる。……そして立ち上がり、「……では、帰ります」と言って代金を払う)
『はい、確かに、またのお越しをお待ちしております』
(代金を受け取り、お辞儀をして送り出す、扉を閉める時、手を振る店主が見えることだろう)
「ありがとうございましたー!」
(扉から出る時、手を振る店主が見えた。
……さて。またさっきの情報屋がいる可能性もあるので、さっさと帰ろう。
……篝は懐にただ一枚残っていた手紙を取りだし、……消えた。)
(ありがとうございました!!)
「 …疲れた 」
( 少しつかれたようにため息をつきながら手袋を外し、目を抑える。少し首をふったあと目的の喫茶店のドアの前にたち。いつもはしない薄い化粧に、マキシワンピースで立ち姿はお嬢様だが、その表情はうんざりとしていて。いつもいる彼はいないのか、一人でドアの前にたちどうするか少し悩んだ後ドアノブに手をかけ )
『!おや、いらっしゃいませ、お久しぶりですね』
(見覚えのある客人に、挨拶も兼ねて声をかける)
「 ……最近忙しかったから、確かに久しぶりかも 」
( その言葉をきいて少し微笑んで頷いて。少し顎に手を当てて最近を振り返り苦虫を食い潰したような表情を浮かべため息をつき。 )
『おやおやおや、お疲れのようですね、…休憩スペースがございます、少し休まれては?』
(そう言って、人が寝ころべる程度の大きさのクッションが置いてあるプラネタリウムのような休憩スペースを指さす)
「 …もう少し考えることあるから、大丈夫…気遣いありがとう 」
( 少し躊躇ったあと首を振り先ほどの集まりでの事件を思い出しため息をついて。そのあとほんのりと微笑んでお礼をいい。 )
「 ココア、貰える? 」
『そうですか…はい、かしこまりました、少々お待ちくださいね』
(そういうと腕をおろし、ココアの準備を始める)
( そのまま近くの席に座り、ため息をつく。ぎゅっと眉根をよせ先ほどまでのパーティーでのことを思い出す。そのまま目をつむり、首をふる。あの状況じゃ、どちらかしか。その後自分に言いきかせるように呟き )
「 あれが最善だった…って思うしかない 」
『…お客様、大丈夫ですか?』
(用意できたココアを渡そうと客の方を向けば、眉間に皺を寄せているよで、声をかける)
『あまり根詰めるのは宜しくありません、1度リラックスしてみた方がよろしいかと』
(お節介ですが、とココアを差し出す)
「 っ!…そう、だね、うん 」
( 差し出されたココアに少し驚いたように目を見張り、その言葉をきき頷きつつ。眉間のしわを伸ばすように手で押して、目を閉じて )
(_________僅かな寒さが 妙に気になる通りを往く…)
「 ………………… 」
( …稀には、と…気ままに繰り出した先の街…
ヘッドドレスを外し、借りた灰色のコートを着て…
…それでも、ぶらりと眺める風景にも飽きていた )
( …物珍しい物もない …どう、時間を潰そうかと
適当な場所を探してみれば… … )
「 ……………む 」
_______奇妙な建物が目に付いた
『…あぁ、そう言えば』
(ふと思い出したかのように言葉を告げ、ゴソゴソと引き出しを探る)
『こちら、以前お帰りの際に、マシュマロが乗ったココアを、との事でしたので、遅れてしまい申し訳ありません』
(そう言って、可愛らしい小皿に数個のマシュマロを乗せて差し出す)
(____看板を目に 手持ちの金額を眺める…)
…一服、程度には… 時間を使えそうです
[カラン コロン…] 「 …お席は、開いておられますか? 」
『!いらっしゃいませ、ええ、お好きな席へ、メニューは机にございますので、お決まりになりましたらお呼びください』
(そういって空いている席の方に手を向ける)
[!?]
「 っ… …はい、失礼します… 」
( … …予想の斜め上なマスターの姿に
軽く、そうほんの軽く…驚いて、…驚きながら
指された席へと、畏まりながら …座する )
「 ……………………( ……星…? ) 」
『…?、あぁ、珍しいですか?異形頭は』
(客の様子を不思議に思うが、ふと、自分の頭を思い出す)
「 えっ あっいえ、そういう訳では… 」[わたわた]
( 突然の言葉に動揺。無駄な身振り手振り )
「 ん… …ミルク付きで、ココアをお願い出来ますか? 」
『ふふ、大丈夫ですよ、異形と言っても種類も多いですから、私のような異形頭はなかなか見ないでしょうし』
(はい、少々お待ちくださいね、と動揺している彼女に返答する)
「 ……"異形頭"… …ですか… 」
( …その、初めて聞く名称に
若干の思い辺りを記憶の内へ探す )
『…ふふふ』
(考えている客の前で、浮いている頭と離れている胴体、その間にある、本来首があるであろう場所を、手でスカスカとしてみせる、客の反応を楽しげに見ている)
「 ………(人の方々がいらっしゃるなら
お飲み物を頂く所ではないでしょうね…)。」
( 奇妙なまでに…否、奇妙に奇妙が
くっついてるような光景をまじまじと見つめ )
『ははは、お待たせ致しました、まぁ、姿と機能は違いますが、生物という点では同じですので、深く考える必要は無いかと』
(そう少し笑いながら、注文の品を差し出す)
「 ………ありがとうございます… 」
( …深く考えるなとは無理な話を… と、考えつつも
取り敢えずは、品物を受け取って…ミルクを混ぜる )
『ふふ』
(困っているなぁと、微笑ましげに思いながら、己もぐらすをふきはじめる)
( ……ココアを口に含めながらも…
…やはり気になる奇妙な体、…じろじろと
失礼にも視線を向けてしまい… )
「 ………甘い 」
女神様います?
聖水飲まして
『………』
(見られていることに気づきつつ、まぁよくある事だと流して周りのものを片付けてゆく)
「 ……………… 」
( 数秒の間、変わらず観察と呼べば聞こえの良い
妙な視線を向け… …それが迷惑と知れば、ただ… )
「 …………美味しいですね…… 」
( 甘いココアを嗜み …視線をそのまま
別の意味へと変えることにした )
『おや、それは嬉しい、なによりです』
(対象が変わったのか、自分が作ったものを褒められ嬉しくなり、礼を言う)
「 ……事実を舌足らずに述べただけです、…
……マジェスティックな外装ではありますが… 」
( 静かにカップを置き 店の中を眺め… )
「 ……存外、落ち着きのある場所でございますね… 」
『はい、プラネタリウムをイメージした店内になっております、休憩スペースはさらにそれに近しいかと』
(そう言って休憩スペースの方を指さす)
『何せ頭がこれですので、この際、この頭も雰囲気に合わせられる作りにしてしまえと思いまして……』
「 ……失礼ながら、貴方様の容貌でノーマルな店の
カウンターに立つ場面は相当にシュールでしょうね… 」
( 視線の先… 確かに、寛げそうな空間が見えた )
「 適所を自分でお拵えになった訳ですね 」
『あはは、ええ、私のような異形を見るのが初めてな方に、少しでも過ごしやすく慣れやすい空間をと……いえ、一般的な店でも、なれるものは慣れるとは思いますが……』
(そう言って頭をかきながら話す)
「 …流石に不特定多数の方々がおいでになる
飲食系店舗では限界と限度があると思われますが 」
( 何処を掻いてるのかまた気になりつつも
…ココアを飲み干し、カップを置く )
「 …替えをお願い出来ますか? 」
『……う……まぁ、ええ……それはそうなのですが……ハイ』
(痛い所をつかれ、ギギギと顔を逸らす(頭はあれど顔のパーツが無いため、本当にそらせているのかは不明))
『は、はい、少々お待ちくださいね』
「 ……故に貴方様の判断は良いものではあったのでしょう
…少なくとも、私めが此処へいざなわれる程には 」
( …見れば見る程… いや…見なくても気になる )
「 …… 」
『あはは、ありがとうございます、……やはり、気になります?』
(褒め言葉を貰い、礼を返すが、ココアを再び出そうとした時、見られていることに気づいて声を出す)
「 ……気にならないと言えば嘘になるので
はっきりと、正直に、ココアを待ちながら
今、言わせて頂きます。…めっちゃ、気になります 」
( 無表 )
『あー…………、……』
(その言葉に声を漏らしながら、少しの沈黙)
『……異形頭というのはまぁ、頭もそうなのですが……その……容姿がそもそも目を惹かれやすいですから……実はその……』
(もごもごと言葉を濁らせながら、カウンターの内側から出てくる)
『……えっと……実は……カウンターの中は外より床を低く設計しておりまして……』
(そう言ってカウンターの外に出てきた店主、その身長、210cm、体全体が人と比べると異常を超えるほどに細く長い容姿をしている)
「 ぶっ 」 ( 不意を打たれて素っ頓狂な声が上がる )
( …数秒、流石に数秒、されど数秒だけの間が空き )
「 …………要するに………すごく目立つ、…そう、多方面に… 」
『……』
(その反応に、そそくさともとのカウンターの中へ戻る)
『ですので……これでもまだ色々工夫している方なのです……』
(少し元気が無くなった声で、そうポソポソと告げる)
>>197
( 机に置かれたマシュマロを見て軽くお礼を言った後。ココアの上に数個浮かべて一口口に含み。ふんわりとした笑みを浮かべ目を細めて呟き )
「 美味しい… 」
『……ふふ、それは良かった、そのように、リラックスして頂けると、私としても喜ばしい限りです』
(彼女の様子に、ふふと笑いつつ、安心する)
>>226
「 ……… 」
( 唖然と主人を見る愚行が長引き
視線は奇妙なまま、…ココアを待つ )
「 ……自己実現は困難の様ですね… 」
(えと...ご参加したいっす!出来ますか?)
231:◆RI:2021/03/22(月) 22:13(全然大丈夫です!ご自由に遊んでってください!いらっしゃいませ!!)
232:◆RI:2021/03/22(月) 22:15 >>229
『う゛…ま、まぁ、……私の店にいらっしゃる方は、1度目は驚かれても、2度目の来店では気にして下さらない方ばかりですから…』
(…有難いものです、とグラスを吹く)
「...母のような洒落した店だな」
(カランコロンと音が響きながら扉を開ける。フードを深く被っていて顔は見えないが目だけトープに輝き、下半身から蛇の尾が出ている。小柄な男)
「ッ!?...」
(ニャルちゃんを見たか少し離れ、端っこのカウンターの席に座る)
『!いらっしゃいませ、ようこそ当店へ、ご注文がお決まりになりましたら、なんなりと』
(知り合いなのだろうか、不思議に思いながらも、拭いていたグラスを片付け、告げる)
「...ブルーマウンテンで。砂糖やミルクとかいらないから」
(静かに頼み、砧形のきせるを取り出す)
「...すぅ〜...はぁ〜.....」
(吸いながら、書類を出して確認する。...書類の内容は自殺相談相手のプロフィールや集団自殺のファイルなど色々)
『かしこまりました、少々お待ちください』
(そういって準備に取り掛かる)
「...どうも、マスターさん」
(お礼して、書類をまとめる)