そこには誰かが居た
人間かもしれない、化け物かもしれない
それは知り合いかもしれないし、赤の他人かもしれない
ただ、ここではそんなものは関係ない
この場所では、世界の仕切りなどない、多重に重なる世界線の枷は、ここでは意味をなさない
数多の世界の訪問者たちが集う場所
“クロスオーバー”
物語には、番外編というものが付き物である
さぁ、“スピンオフ”を始めよう
>>345
「おや、」
(目の前から消え、どこかへ行った彼を探し、机の下の泥に気がつく)
「君そういうのもできるのか…ほんとに興味深いな…」
(机の下に頭をくぐらせ、机を持ってと逆の手を顎に添え、しみじみと告げる)
──それが、お前の名だろ。
魂に刻んでおけ。
(語る、生力を厭わず)
微々たる消費、連中は退けた。多少なら問題はない。
…リィン、俺が感知したのは、お前が変化を有したからか?
>>346
(刹那、変化。戻る泥の肉体。)
まあ、な……それは、そうとよ、疲れたなぁ。
空はこわさねーでおいてやる。
(黒瞳を閉じる、すぐさま矮躯を泥が包み込み、まさに『泥のように眠った』。)
「あ、え…」
(告げられた言葉に、問いかけに、すこし、口ごもる)
「……わ、か、りま、せん、…りぃん、リィンは…」
「リィンは、変化しているので、しょうか」
(見た目が成長することはなく、生は伸びることはなく、ただ変わらずにいることしか知らなかった少女は、両のこめかみたりに手を添え、下を向く、表情は、初めての感情に感覚に、驚いている)
「………これは」
「これは、いいこと、なの、でしょうか」
(顔を起こし、問う)
>>348
「…それはありがたいなぁ、うん、わかった、ゆっくりおやすみよ」
(頬杖をつきながら横目に彼を見て、手を伸ばし、するりと、眠る彼を撫で下ろす)
「………………ふふ、なんだい、やっぱり美しいじゃないか」
…己の正を全うしろ、お前が幸福であるように。
自分の呼吸で生きてみるといい。
「────」
(ここに来て、何度か言われた)
(生を真っ当しろと、自分で生きてみるといいと)
(自分の生まれた場所では、言われたことの無い言葉だった)
「──が、」
(はじめて、いきていいと)
「がんばり、ます…っ!」
(応えなければと、うれしそうに、花が咲くように、笑った)
ふ、……花顔柳腰。
(花のような笑みに、微笑で返す。襟で隠れた口元は見えないが、内心では嬉しい模様。)
「、ふ、へへ、えへ…」
(へら…とうれしそうに口元に手を添えながらも微笑む、あぁこんなにも嬉しいものだったなんて)
「……微笑ましいねぇ」
(独り言のようにつぶやく、美しいものを見た、これはこれで良いものを見れたと、満足気に紅茶を飲む)
……次に会う時は、別の空間を希望するぞ。
どうにも…俺は茶会に向いていない。猫の舌だ。
ともかく、リィン。お前の魂の安寧は任せておけ。…四六時中。
…延年転寿。
(微笑むリィンの頭を撫で、席から立ち上がる。着物の振袖を翻し【出口】へと向かった。)
「は、はいっ、よ、よろしくお願いしますっ、累様!」
(深深と彼に対してお辞儀をする)
「……行った、か……?」
(辺りを警戒しつつ現れるのはどこか軽薄そうな印象を受ける男。
……しかし見る人が見れば隠しようもない気配を纏わせている)
「!おや、気が付かなかった、また新しいお客人かな?」
(そちらの方に振り向きつつ告げる)
「……彼になにかあったのかい?」
「ちょっと昔殺されかけてな?」
(安全を確認したらしく机に近付いてくる)
「あは、なんだいそれ、いいねぇ修羅場になりかけじゃないか」
(面白い、と近づいてくる相手に告げる)
「………」
(新しい人だ、と、シキの傍に隠れる)
「あーそうだ。……危ない危ない」
(冷や汗を垂らしながらもう一度出口の方を見る。
……そしてシキに向き直った時、彼(彼女?)の傍にもう一人――――いや、誰か……人工生命がいることに気付く)
「!あ、ぅ、…」
「おやおや、僕にも懐いちゃった?喜ばしいことだが、隠れちゃ可愛い顔が見えないぞ?」
(気づかれたことに気がつき、なにか言おうと声を出すが、何を言えばいいのか分からず、口ごもる)
「へぇ……なるほど……って、ん?」
(よくできてるな、とかいう興味の視線を投げ掛ける。……が、その隣にいるシキに……生命の可能性の究極を発見し、隠れた少女から意識を外す)
「…ん?あれ、なぁに、対象は僕に変わったのかい?」
(意識がこちらに向いていることに気がつき、わざとらしく問う)
「ふぅん······俺が『やった』人以外で不死身の奴は初めて見たな······」
(興味の目を向けて)
「ん〜?そうなのかい?まぁ僕も他人にこうされた身ではあるけど、きみたちの権能はすごいねぇ」
(興味にまみれているよ、と笑う)
「……し、し、シキさまっ」
「?なんだいリィンちゃん」
(くいっと、隠れていた相手の袖を引く)
「り、り、りぃんは、そ、そろそろ、おいとま、させていただきますっ、その…あまりここに居るのも、…えと…す、すこし、問題がありまして…」
(斜め下に目を逸らしながら、告げる)
「おや、それはそれは、うむ、了解したよ、気が向いたらまた来るといい、まぁ自己意思で来れるものなのかは分からないが」
(まっているぞう、と頭を撫でる)
「え、えへ…は、はい、っ」
(よろしく、おねがい、します、と告げる、その言葉を告げた少女は、もうその場から姿を消していた)
このスレ下がったままにしておくのはもったいない気がする。
369:◆Qc:2022/01/16(日) 23:06 「「······」」
(気付けばここにいた、と言わんばかりに、ここへ現れてからもしばらくは動かなかった。
見渡せば、かつてここが栄えていた証拠と思しき、整然と整理された机、椅子···
月の名残を追い、双月がやって来た。)
「おや、来客とは珍しいこともあるものだ」
(一体何時からそこに居たのか、2つの椅子を並べたベッドに横たわり、シルバーアッシュの長髪を床に垂らすセーラー服姿の少女、彼女は二人の姿を視界に入れると、横たわった体勢のまま笑みを見せて)
「「······遅いですよ」」
(······二人は一瞬前まで全く感じなかった気配に僅かに泡を食った。だが『ここ』はそういう場所だと頭のどこかで理解もしていたので、口をついて出てきたのは恨み節のようにも聞こえるそんな言葉。······実際結構待っていたのだ。)
「別に良いだろう? 待ち合わせをしていた訳でもあるまいし」
(ゆっくりと上体を起こしながら、面白くなってきたと言わんばかりの楽しげな口調で言い、二人に改めて視線を向け)
「さてと、自己紹介が必要かな、私の名は十七夜月(かのう)スフィアだ」
「「わたしは···双月です」」
(がらんどうとした机椅子の群れを見回して、向き直る)
「「とりあえず、少しの間······よろしくお願いします」」
(そして近くにあった椅子を同時に持ってきて、座る。その動きにラグはない)
「ふふっ、まるで鏡だな、意識しての行動でないなら大したものだ」
(何から何までシンクロする二人の動きに感嘆の声を上げ、席についた二人を目だけを動かし見比べて)
「こちらこそよろしく、ミス・ソウゲツ」