そこには誰かが居た
人間かもしれない、化け物かもしれない
それは知り合いかもしれないし、赤の他人かもしれない
ただ、ここではそんなものは関係ない
この場所では、世界の仕切りなどない、多重に重なる世界線の枷は、ここでは意味をなさない
数多の世界の訪問者たちが集う場所
“クロスオーバー”
物語には、番外編というものが付き物である
さぁ、“スピンオフ”を始めよう
>>96
「……んふふ、安心したまえ、ここでは僕はただのお兄さんだよ、ま、我慢が続けばだがね、変に手を出したりしたらボコされる可能性しかないので、今のところ我慢は継続するつもりだが」
(ニコニコと笑いながら告げる)
>>101
「……ご自愛くださいねぇ……」
(その笑みに含まれた成分を感じてやや震えながら想月の言葉)
「……自愛ねぇ……」
(告げられた言葉に、ほんの少し目を張り、ぽつりと呟く)
(自分の得になることのためならこの身を差し出すことも厭わない、それは果たして自愛になるのか、悩ましい)
「……客観的見られる自愛と、主観的な自愛、その差はどんなにおおきいんだか……」
(聞こえるかも分からないこえで、椅子の背に頬杖をつき、呟く)
>>99
>>100
「はい、どうぞ」
(シキを皮切りに次々とどら焼きを手渡していく、どら焼きはまだ仄かに温かかった)
(一方鏡花はどら焼きを頬張り幸せそうな顔で皆の様子を眺めていた)
>>104
「む、どうもありがとう、頂くよ」
(ふと渡されたどら焼きを手に取り、そのどら焼を半分にして真ん中から食べ始める)
「うむ、美味かな美味かな、やはり甘いものはいいね、思考が回りやすくなる」
「主観客観はまあどうでもいいとして。自分がやれる最善を尽くすのがいいと思いますよ――――なんだかんだ言いましたが」
(碧月がもらってきたどら焼きを頬張りつつ)
>>106
「……、……」
(ほんの少し、ほんの少しだけ、驚いた表情をする、そして)
「……僕に最善を尽くさせたら、ここにいる全員実験台にしてしまうんだけど、いいのかい?」
(こてんと首を傾げる)
「ただし」
(見越していたのか指を一本立てて)
「他の人も最善を尽くしますからね」
(やるか……やれるかは覚悟と周りの人次第だ)
「……ふふ、ボコボコにされちゃいそうだなぁ」
(その言葉に楽しそうに微笑む)
「…………ま、もし僕が何かやらかした時には…………殺せるものなら殺してみてよ、それもまた、僕の研究の一環だ」
(椅子の背の上に腕をかさね、そこに沈むように顔を埋める、ほんとうに、楽しそうに)
>>97
オイ、そこの女。
その食いモン全部寄越しやがれ。
(椅子に座りながらテーブルに足を乗せて催促。)
っつーか…さっきからなんか話してっけどよー、俺ぁ実験台にされてみてェな。
「……その時は……」
(祈りを捧げる。シキを倒せるような災害が起こるかはわからないが。)
「……あ、時間だ……」
(そう呟いて三人は不意に帰っていく)
>>111
「……ふふ、楽しみにしてるよ」
(微笑みながら、帰ってゆく彼らに手を振る)
>>110
「おや、珍しいお希望だ、自ら実験台に死亡するのなんて僕ぐらいかと思っていたよ」
(同類かな?と、そちらの声に振り返りながら告げる)
(字間違えてるやん、死亡じゃなくて志望ね())
114:喜怒哀楽◆o6:2021/03/13(土) 00:02 なんだ、帰っちまうのかよ。
つまんねーなァ、…まーいいか。
(茶を一気に飲み干すとシキに目線をやる。)
俺ぁ死なねーからよ、感情だけが生きる全てだ。
実験台になったら楽しいだろーなァ。
そういや、オマエ誰だ?俺様は喜怒哀楽。
唯我独尊、百戦錬磨の魔王だぜ。
>>113
(どんまい´^`)
「ふふ、そうかそうか、ならやはり同類だ、僕はシキ、シキ・アクアティーレ、君と同じ死なないお姉さんだよ、魔王様」
(椅子の座り方を正しいものに戻し、手に顎を置きながらそう告げる)
ふーん、この世には無限がウジャウジャしてやがんだな。
しっかし、女?男?…ま、関係ねーか。
それでよォ、実験台ってなんのことだ?
今の言葉じゃアルバイトって言うんだろ?
「おや、まさかのバイトをご希望かい?」
(いかにも驚いた!というふうな反応をする)
「あ、それと、性別は己の体を改造しまくっているので覚えていないから、好きなように考えてくれて結構だよ」
(僕も気にしてないからね、と指をクルクルと回しながら告げる)
改造か…あん時やりゃあよかったかもな。
楽しそうじゃねーかよ、えーっと…シキだっけか?
俺は退屈してんだぜ、バイトでもなんでもやってやる。
ギャッハハハ、久々にコーフンするぜェ。
(享楽に笑い、己の体にうっすらと赤いオーラを纏わせる。)
「ふふ、魔王様がバイトとは、こちら側としては大歓迎だが、いいのかい?威厳とか」
(目を細め、結構本気で楽しそうに笑う)
「まぁ、頼めるなら今度やってもらおうかな、流石にここではしないよ、誰が来るか分からないし、刺激的だからね」
威厳?そんなモンはいらねーよ。
言ったろォ、俺ぁ唯我独尊の喜怒哀楽だぜ。
生きてるだけで世界にゃ十分なのさ。
とにかく、用があったらいつでも呼べよ。
秒で飛んでってやる。
「……ふふ、とんでもないツテが増えてしまった、嬉しいなぁ、うむうむ、わかった、いるかどうかわからないけれどか、一応バイト代も弾ませておこう」
(いつになるかは分からないが、期待しておいてくれ、と笑う)
バイト代?なんだァそりゃ。
クエストの褒美みたいなもんか。
ちょっと前、道端の浮浪者取っ捕まえて聞いたぜ。
そしたらそいつが新薬のアルバイトがどうちゃらとか言っててよ、金貰えるとか言ってたな。
別に微塵も欲しくねーけど、大事なのは中身だ。
実験台って言やぁ、目ン玉ほじくりだしたり腸裂いたりすんのか〜?
「ん〜?まぁそうだね、報酬だよ、まぁなんの実験をするかは……うーん、まあ興味が満たされるまではあらゆることはやっては見たいけど、お求めがあれば優先的にそうしよう、協力してくれている訳だしね」
125:喜怒哀楽◆o6:2021/03/13(土) 00:39 ああ、最優先の特等席にしろ。
…しかし、興味、ねェ。オマエとは気ぃ合いそうだな。
永遠に生きてりゃ命を示すモンは感情だってよ、ガキに言ったことがある。
(追憶を瞳に宿して宙を見上げた。)
「おや、そうかい?……感情かぁ、色々ほっぽり投げてきたきがするが、……命を示す、か」
(そういうものもあるのか、と考える)
本当の死ってのは感情をなくすことだ。
手前の生を否定しちゃ世話ねーだろ?
だから俺は感情で生きている。
おめーはどうだよ、シキ。
「………………………………………………………………」
(ニコニコとした笑み、そして無言)
「…………………………」
(その笑みのまま、首を傾かせる)
「……いくつかは、もう、ないね」
(理解して、捨てた)
(笑みは変わらず、そう告げる)
「理解したものは、まだその場に居続けても、思考の邪魔になる、だから、いくつか、必要優先度の低いものは、捨てたよ」
(そのいくつは、どれほどの数だったかは、覚えてないけどね)
そうか、ならいいじゃねーか。
どんだけ捨てたとしても、最後に一個残ってりゃそれでいい。
理屈なんか関係ねー、命がそこにあんのさ。
何よりまだ殺せんだろ?
(永久を生きた彼/彼女の前で、1000年間の封印を強いられた魔王はただ笑う。
異常性、狂気、そのどちらもを覆うのは紛れもない『享楽』てある。)
「…………ふふ、」
(くすりと、笑い声が漏れる)
「うんまぁ、残っているとも、流石にね、でも」
「うん、君と僕とは、同類だけど、ちょっと違うね、僕はね、興味と好奇心が満たせるのであれば、それが一番効率がいいのであれば、なんだって切り捨てるんだ、感情もね、楽しいとか楽しくないとかもわからなくなっても、知識欲が満たされればそれでいい、……ロボットに近いかもね!思考としては!」
(ぱっ、と両手を顔の横に広げ、笑う)
「……だからまぁ!……お気に召さなかったら、ごめんね」
俺様が嫌うのは生者のくせに死んでる奴だ。
なんも感情もなく神の言いなりになってる天使共みてーにな。
俺は感情を否定しねェ。
だからその知識欲を俺で満たせ。
五臓六腑か飛び出るくらい解剖してもいーんだぜ?
「……ロボットなったら、ほんとに怒られそうだなぁ」
(天使、という言葉に、そう、呟く)
「……んふ、ふふふ、知識欲を俺で満たせだなんて、素敵な殺し文句だ」
「よし、とりあえずまぁ、うん、素敵なお誘いに、答えるとしよう、実験台、よろしく頼むよ、魔王様」
へっ、任せとけよ。
俺は高ェぞ?
逆に自分がリタイアしねーように気をつけるこった。
(そういうと瞳を伏せ、空のティーカップをバリバリと咀嚼する。
口内からだらだらと流れる血。)
へぇ〜〜、ここの陶器はうめーんだな。
痛みもちょうどいい。
「死なないとヒトってここまで異常(おかしく)なるの」
(と鏡花は思った。死ぬのは怖い、けれどそれはある意味救いなのかもしれない)
ああ?俺様は生まれた時から俺様だぜェ、変化なんてモン食ってやるよ。
んなことよりどいつか殴ってくんねーかぁ?
>>133
>>134
「はは、素晴らしい機会なんだぜ?リタイアなんてするものか」
(魔王の言葉にくすりと笑う)
「……いやぁ、まぁ、さすがの僕でも陶器を分解できるわけがないからあればやらないけどね、ま、不老不死なんて狂っててなんぼさ」
ぐはぁ、胃がいてーぜ。
あ〜〜この悲鳴が最高なんだよなァ、ぐるぐるいってやがる。
まーいくら内臓がやられても治るからよォ。
(口の端から血を垂らし、胃が傷付いてもなお嬉しそうに笑う。)
「うーん、流石だ、不老不死を客観的に見たことは無かったが、かなり面白い図だね、僕も客観的に見るとあんななのか……」
(机に顎を置き、だら〜っとした体勢で呟く)
よーよーシキさん。
人を形作るもんは痛みと感情だろ?
だから俺ぁ…心の底から生きてるって実感するぜ。
そんで痛ぇと楽しーわけだ、俺んなかで永久機関があんだなぁ。
ギャハハハハ!
(などと意味不明なことを口走り、最後の欠片をごくんと飲み込む魔王。)
「なはは、たしかに、僕ら不老不死はまさに永久機関とも呼べるものだね、まあ君個人の楽しみは分からなくもないけれど、やはり不老不死って異常性を持っていながら『精神的に』生きられているやつは、みんなこんな考え方なのかにゃ〜」
(まぁ、まともな思考回路をしているやつが、永遠を生きて狂わないわけが無いのだが)
なぁ〜〜に、生きてる奴はよォ…どいつも必死だろ?
(両手の人差し指を立てて人を再現。ちょこちょこ動かしている。)
何千年でも生きてみろ、そんなんどーでもよくなる。
いらねーもん削ぎ落としたら命しか残んねェからな。
もっとも、俺は最強の魔王だし元より心配なんかねえけど。
「……そうか、君は先天性の不老不死だったね!」
(ふと、喜怒哀楽の話を聞いていると、思い出したかのように顔を上げる)
「僕ってば、後天性の不老不死お兄さんなんだよね、そうだそこの違いもあった」
(首を軽く曲げて頬に人差し指を添えつつ告げる)
後天性だァ?いつから不死になったんだよ、巷で話題の実験か?
144:◆RI:2021/03/13(土) 21:48 「ん〜?んーん、違うとも、僕だってただの一般人だったんだよ、だがまぁ、ちょっと盛られてしまってね、薬というか、毒というか」
「呪い」
(そう、目を閉じて口元は笑いながら己の腹をさする)
へぇ〜…そいつのこと恨んでっか?
(机に頬杖をつき、どこか遠い目で尋ねる。)
「……恨んではいないよ、今の生も楽しいからね、……まぁ」
「あいつの顔、思い出せなくなってしまったことだけは、まぁ、……」
(沈黙、表情は変わらず)
(この目で見れば、すぐに顔などわかる、だが、『見なければ思い出せなくなった』、その時点で)
「……ま、いいんだかね」
(紅茶をのむ)
あいつ?
…悲しいか?
なら、よかったなァ。
まだ生きてるよ、あんた。
だから相手んことも忘れねーでおけよ。
忘れるってのはそいつの存在すら殺しちまうことだからな。
「…………はは、」
(乾いた笑い、表情は変わらず)
「…………………………顔も思い出せず、声も思い出せず」
「だがまぁ、うん、存在だけは忘れられないさ、なんたって、あいつが、僕が不老不死になって初めて、……死に際を看取ったやつだからね」
ふぅーん…辛さも悲しさも、いいもんだな。
俺にとって唯一少ねえ感情だ。
俺もずいぶん多くのことを忘れたはずだ。
でもな…心さえ忘れてなけりゃあ、万事オッケーってやつだろ?
最近の言葉らしーぜ。
「……はは、そいつ以外の必要のない人間なんて、全員わすれたよ、…………今覚えている人間も、興味が無くなればいつかわすれる、思考の邪魔だもの」
(あいつ以外は)
「………いいね、きみは、魔王様の癖して、僕より人間味に溢れている」
(尚更興味がわく、と頬杖を着きながら微笑む)
そりゃあな。
だって俺様は感情の魔王だぜ?
…へっ、おめーのことは百年くらい覚えといてやる。
シキ・アクアティーレ。
「……酷いなぁ、僕らは永遠に生きてるんだぜ?永久に死なない知り合いのことくらい、永久に覚えておいてくれよ」
(はは、と笑う、自分を置いていかない相手なんて、りょうてでかぞえるほどもいないのだから)
また会う機会があればなァ。
用があったら俺を封印しやがって神にでも聞け。
最強最高の喜怒哀楽の居場所を教えろってな。
…つーか、眠ぃ。
(背もたれにもたれかかり、目を閉じる。)
「······」
(······いつの間に現れたのか、長身で地味な、だが猟銃のような物を背負った女性が隅の方でコーヒーを飲んでいた)
「ふむ、了解した、神に聞くのはまぁ、難しいかもしれないが、『目』を使えば場所くらいわかるだろう」
(目を閉じた彼にそう告げる)
>>154
ん…?
(逸らした目の先で女性を発見する。)
誰だおめー、新しー客か?
>>154
「おや、はろ〜そこの君、会話に気を取られて気が付かなかった、また人が増えて嬉しいよ」
(ひらりとそちらに手を振る)
>>155
ああ、分かったよ。
こーいうのを今じゃアポって言うんだっけか?
…ま、なんでもいいか。
よろしく頼むぜ。
>>158
「うむうむ、人間がいなくなった頃にでも行くから待っていておくれ」
(くすりとわらう)
「······んー」
(ふと辺りを見回すと、何人かいた先客のうち一番癖が強そうな人、そして中性的な人と目が合い)
「······そうだね、私は新しい客だけど」
>>160
「ふふ、人が多いのはいいことだ、いやまぁ、1人でいることもいい事だが、何より楽しいからね」
(そう言って、目が合ったことに気がつくと降っていた手を机に下ろす)
「……うん、僕と関わりのない子達が増えてきたし、新しい刺激が多くて嬉しいよ」
>>160
ここは色んな奴が来んだなァ。
ギャハッ、楽しいと全身の血と細胞が踊るぜ。
面のいい女、おめーはなんでここに来た?
「……ここにいる人達……はあ、あの時からだいぶ平和になったんだ、世界は……」
(昔自分がいた殺伐、無法の世界を思い出して)
>>162
「……そうだね。なんで私がここにきたのか……思い出せないんだよね」
(飄々としているが混乱しているようだ)
不老不死に続いて記憶喪失かァ。
いいね、最高だ。
二つ目の質問をするぜ。
その銃を見てなんも思い出すことはねーのか?
>>165
「あるよ。この銃は私の能力の体現なんだけど……」
(そのままコーヒーカップをテーブルに置いて)
「でもね。違うんだよ。思い出す思い出さないの話じゃなくて、その記憶だけが塗り潰されているんだ」
(生まれや育ち、師匠のことは覚えているが、最後にいた世界の記憶がないのだ)
…そりゃあ、困るな。
つまりそれって、行き付けの店の記憶とかも消えんだろ?
で、原因は分かんのかよ。
そんで困ることなのか?
「困るかもしれないね……」
(さほど深刻では無さそうに首を傾げて)
「原因は……時間かな?」
(もうあそこに戻る手段も完璧に忘れている。それほど長い時間、不明瞭な状態で漂っていた)
なーんか楽しそうじゃねーかよ。
記憶を探す旅、手伝いが必要か?
…あ、その前に名前教えてくれよ。美人の女はいくら知ってても損しねーもんなァ。
「······いや別に、と言いたいところだけど」
(確かに────それが自分にとって大事な記憶だったか知るだけでも違うだろう)
「······ふーん、美人に見えるんだ······へぇ···『スナイパー』だよ。偽名と捉えても本名と捉えてもいいから」
(多少口調に照れが混じる)
名前ってのはどんなに時間が経っても消えねえ。
俺だってな、神殺しの罪で千年封印されても未だに畏怖の対象さ。
なんだ、ゲイノージン? みてーに、「喜怒哀楽だ!殺せ!」ってよ、ギャハハ!
(どこが面白いのかわからないが、本人はツボに入ったようでひたすら笑う。)
…はぁ、スナイパー。
とりあえず、その名が残ってるとこでも調べようぜ。
「そういうものなのかな······でもさ、どうやって?」
(勝手にツボに入った喜怒哀楽を適当な目で見つつ首を傾げる。
······すると、スナイパーの机の上に、いつの間にか手紙が置かれていた)
ギャハハハ、ん、そりゃ…?
オイオイ、なんだぁその手紙?
(ふと机の上に現れた手紙をまじまじと見つめ)
「······ん?手紙?」
(今更気づいたようで、手紙を持ち上げて内容を読もうとした時、横から現れるは少女の姿。
ここに居る人は誰も知らない、石鎚 篝だった)
手品か?今時はすげーなァ。
(突如現れた少女に感嘆の眼差しを向ける。)
「···あれれ、目測間違えたかも······そしてこれは手品ではなく······『異能』です!」
(出てくるなりびしっと指を喜怒哀楽に向ける篝。)
(すいません寝ますー)
178:狙撃手と手紙少女◆Qc:2021/03/13(土) 23:53(スレ間違えた)
179:喜怒哀楽◆o6:2021/03/14(日) 00:10 >>176
異能、だぁ?
中々に俺を楽しませてくれそうなモンじゃねえか。
しっかし奇想天外だぜ、数十年くらい前の映画みてーだ…
(実態はあるのか、と指差した篝に触れようと手を伸ばし。)
「……異能……あぁ!君僕の世界線の子か!」
(しかもなんか面影があるなぁ、と篝を見て告げる)
「魔王様、異能なら僕も持ってるんだぜ?というか、僕やその子の世界線なら持っている奴は結構いる、一人一人中身は違うがね」
なら俺のも異能かぁ?
ちょいと教えてくれよ、その異能ってやつについて。
「ん〜?まぁ僕らの世界線ではそう呼ばれているだけであって、超能力とか魔法とか、そんなもんじゃないか?僕の異能はこのお目目さ!」
(そう言って前髪をかきあげる、その瞳はほのかに輝いている)
目ぇ?目ン玉がどうかしたのかよ。
ビームでも出んのか?
(机に身を乗り出してシキの瞳をじーっと見つめる。)
「『天眼通』というのだよ、まぁこれは仏教辺りの名なのだが……言ってしまえば千里眼だね、過去、現在、未来など、指定したものをなんでも見ることが出来る、ま、情報収集でしか使わないからここではさすがに使わないけどね!プライベートとかそういうの気にする子いるだろうし!我慢するって言ったからね!」
185:喜怒哀楽◆o6:2021/03/14(日) 00:43 ふぅん…便利な能力だな。
俺が持ってりゃ死ぬ未来しか見えねェだろーけど。
過去が見えるっつーのは面白ぇ。おいシキ、いっぺん見てみろよ!
(嬉々とした顔でシキと向き合い)
「絶対嫌♡」
(頬杖を着きながらニッコリとそう告げる)
「僕の目、現在を指定してみるだけならまだしも、未来とか過去とかを見るには演算が大量に必要なんだ、情報が大量に流れてくるからね、見てるうちに脳がどんどんオーバーヒートして思考回路が焼ききれるか、眼球にダメージが及んで血管が破裂して血が溢れる、だから必要のない限り過去と未来はみませ〜ん、僕は痛みに興味はあれど君みたいに痛みを楽しんでるわけじゃないからねっ♡」
(そう言って、ツンと彼の鼻頭を人差し指で軽く突く)
んだよ、可愛い奴だな。
(弾かれて背もたれの方へ倒れる。)
…思考回路が焼き切れる、眼球血まみれ…ふふ。
(ぞくり。想像して快感が背筋を襲う。こいつ、おかしい)
「んふふ、可愛いか〜い?それはそうだとも、なんだってこの見た目は、僕の傑作だからね!この僕が改造して作ってるんだ!美しくないわけがない!」
(はっはーんと胸にと腰に手をあて、勢いよくドヤ顔で立ち上がる、が、何か想像している魔王を見て、ふむ、と顎に手を当て、口を開く)
「……ま、どんな感じかと言われると………………………………………………こんなかんじ」
(そう言うと、どろりとその目から涙ではない赤色の液体がながれでる)
「あー、やっぱりでた」
(がたりと、ふらついた拍子に背後にあった椅子が倒れる)
ん?あー、おい、大丈夫かよ。
(ふらつくシキに席を立って歩み寄る。)
なぁ今どんな気分だ?
痛ぇ?…ああ、ますます気になる感覚だぜ。
「あー、へーきへーき、すぐなおるさ、きみならわかるだろ?」
(同じ不老不死なんだから、とヘラりと笑う、思考回路が焼けているせいか、舌っ足らずに言葉を紡ぐ)
「ま、そういうわけで、かんたんになおるのだけれど、まぁ、すうびょうはこんなふうになってしまうのさ、あといたい、うん、いたいぞぅ」
(流れ出る血を白衣で拭う、そうすれば直ぐに血は止まってしまう)
「あー、あー、うん、おし、治った、ま、こんな感じだ、興味は満たせたかい?」
ああ、分かるぜ。
段々痛みが引いてく瞬間がたまんねーんだよな。
…おめーの言う通り興味は満たせたぜ。
なら後は『やってみる』だけだな。
(机上のティーカップを手にとり、笑う。
その刹那、パリンと音を立てて握り潰された。)
「いや、僕痛いのは好きじゃな─」
(ふと、ティーカップ割られた音に気がつく)
「───?、???おい、おいおいおい、君何してんだ、また喰らう気か?」
いや?ちと真似するだけだよ。
(ぐさり!躊躇なく破片を目に突き刺した。そして、そのまま奥深く沈み込ませる。)
うーん…脳ミソと目ン玉が熱ぃ、ちゃぁんと繋がってる感じがするぜ。
最高だなァ。
(上の空の瞳から血を流して恍惚の表情。)
「………………………………………………はぁ〜〜〜……」
(その様子を見て、ひとつの沈黙の後、片手で頭を押える)
「……君ねぇ、思い切りがいいのは素晴らしいことだが、………………まぁいいや、お気に召したようで何よりだ」
(そう、投げやりに告げる)
感謝するぜェ、ちょーぜついい気分だ。
へへへ、こんな素晴らしい痛みがあるなんて早く教えろよなぁ。
(笑いながらシキの肩をぽんぽんと叩く。)
「…………痛みなんてものは、この世のほぼ全てと言っていいぐらいには知っているよ、興味があったからね、……軍とかにも、その為に所属していたこともあるし、わざと自分が実験台になったことも多々ある、……それでも痛みは好まない、君は凄いな」
197:喜怒哀楽◆o6:2021/03/14(日) 01:33 痛ぇと一番生きてる感じがするからな。
軍ってのはなんだ?俺様も入ってやろーかな。
っつーか、もっと聞かせてくれよその武勇伝!
(破片が刺さったままの目を輝かせて迫る。)
「……軍というのは国の攻撃手段のようなものだよ、簡単に言うとだが、まぁ僕が主に出たのは戦場ではなく医療と研究と情報収集だがね、ま、勝手に戦場うろついたりもしたが」
(目に刺さってるなぁ、と思いつつも答える)
「武勇伝というかねぇ、らしいものもそうないんだが……」
情報収集ってしょっちゅう出てくるけどよォ…目的はなんだ?
あれか、昔いた魔族の情報屋みてーなヤツ?
(千年くらい前の記憶を最近のことのように比喩する)
「んー、まぁ敵陣の個人の情報とか、作戦とか、行動とか、そういうものを手に入れて自陣を有利に進める為に集めるのさ、僕も興味がある情報を手に入れられてラッキー、一石二鳥と言う奴さ」
(今も昔も、僕はそういう立ち回りさ、それが一番ぼくの利益になるからね)