嘆け 泣き叫べ 【 2 】 

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1:  空  ◆a.:2018/11/25(日) 23:49




明日にすがりついてた私なんていらないって

  >>2

 

501:詠み人知らず hoge:2024/06/15(土) 11:08



腕が重くて
指が震えて
まともに立ってられなくて
酸素と血液が巡ってない感覚に
何も考えられなくなる

中途半端に緩んだ水道水のように
涙腺はばかみたいにふにゃふにゃになる

 

502:詠み人知らず hoge:2024/06/16(日) 23:39



あの頃のわたしね

ホットコーヒーにはミルクと砂糖がいらないこととか
“ブラックで”ってかっこつけてるみたいで言えないこととか
でもカフェラテにはミルクと砂糖ひとつずつ必要なこととか

あなたのこと何も知らなかったの


あの頃のわたしたちは寒い冬でさ
あなたの吐く煙を眺めてるだけだった

コンビニでホットドリンクを買って
それが冷めてもずっと一緒にいた

ブラックが好きなあなたが
わたしに合わせたココアを買って

そういうところがすきだったの
 

503:詠み人知らず hoge:2024/06/18(火) 23:42



あの人はわたしにずっと
嘘をつきつづけてた

わたしがそれに気づいたのは
別れたあとだったのだけど

でも 彼の素行のわるさとか
 価値観の大幅のちがいとか
そんなことばっかり目に付いて

彼のことを もう好きではいられなくなった
終わりは薄々感じではいたのだけど
でもやっぱり彼が最後にわたしについた嘘が
わたしにとっては痛かった

 

504:詠み人知らず hoge:2024/06/18(火) 23:53



きみがあの人を忘れられなかったのは
取ってしまったのが“わたし”だったからなのもあるんだろうな

お互いをライバル視してたようなものだったからさ
対の関係にあったようなものだったからさ

たしかに あの人はきみにとって
都合が良くて きみは依存してたのかもしれないけど

でも原因はわたしだったよね
ごめんね
 

505:詠み人知らず hoge:2024/06/19(水) 16:34


あの人と別れた次の日から
夜な夜な泣く日は無かった

今の彼がいるからか
もう既に冷めきっていたのかは
いまのわたしには分からないけど

でも2年間の割には呆気なくて
切り替えの早さもお互い様だった

面白いくらいに
あのひともわたしも
もう冷めきってた


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