フェアリーテイルナツルーグレルー恋愛小説7

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1:みさ:2015/11/26(木) 16:07 ID:IRo


ルール

・楽しく小説を書く!

・荒らしは厳禁!


 LET'S START!

201:もち:2015/12/28(月) 21:45 ID:tc2

り、林檎?何か怖いぞよ?マジでごめんなさい

202:杏奈:2015/12/28(月) 22:26 ID:K9E

なんか久しぶりに来たら…二人もふえてたwwん…まぁタメ呼び捨てでよろ〜!

203:杏奈:2015/12/28(月) 22:27 ID:K9E

なんかID変わってるけど?!(うちの)まぁ杏奈ですから!よろ!?

204:林檎:2015/12/28(月) 22:31 ID:U5o

もっちゃぁん?何の事ォ?^ 言 ^

杏奈〜久しぶり〜♡ちょっと太ったんじゃない!?笑

205:もち:2015/12/28(月) 22:46 ID:tc2

あんなさん、はじめまして、ですよね?新人のもちです。いきなりタメ口でいくんでよろしくお願いします

206:林檎:2015/12/28(月) 22:53 ID:U5o

「ルーシィ…!キレイだよ…!」
ゼレフはルーシィを城に連れて帰ると、服を着替えさせた。
黒の布地に紅い蝶の模様が少し入ったドレス。首にはゼレフとお揃いの水晶のネックレス。ルーシィの右目はゼレフと同じ血のような紅だった。もちろん、ウェンドーラから貰ったピアスはしていない。
「ありがとう…。ゼレフ、愛してるわ。」
「ああ…。ボクもだ。君だけは逃さないよ…。」
ルーシィとゼレフは顔を近づけ、そして、お互いの唇を重ねた。
「ルーシィ、式は明日だ。今日は早く寝るといい…」
「分かったわ。でも、少しだけお城を見学したいの…」
「いいよ…。けど、ボクの書斎だけには入ってはならない…」
「ええ…。分かってるわ。」
「それなら、いいよ。」
ゼレフは消えずに、扉から出て行った。
「なんで、書斎に入ったらダメなのかしら…。まぁ、いいわ…。行きましょ…」
ルーシィはシラナカッタ
ゼレフを愛すると
クルッテシマウコトヲ
ナカマノコトモワスレテシマウコトヲ
続く
すんません。ゼレルーっぽいっスね…ホント、すんません。

207:みるくてぃ:2015/12/28(月) 23:16 ID:BUI


「ーーーという事があったの。」

「異界、か…」

「あたし、ニホンを知ってるの。確か…『アースランドと対なる世界』だった気がする…」

「その話、俺も聞いた事ある。えっと、鏡合わせの世界だったか?」

「そう、それよ!」

ルーシィの声を最後にグレイとルーシィは考え込む。

ーーーナツはと言うと、どこに居たのか知らないハッピーと遊んでいる。

「じゃあ、お金は……」

ルーシィの一言を合図に二人はバッと財布の中を確認する。

「何だ、この金…」

「こっちのお金なのかしら?」

…明らかにジュエルとは形の違うお金。

「とにかく、こっちのお金はある事だし、どこか宿とかないかしら?」

「だよな。……おいナツ!早く来い!」

未だに向こうの方でハッピーと遊ぶナツに嫌気がさしたのか、グレイは思いっきりさけんだ。

「んぁ?別にいいだろ、少しくらい…」

グレイの怒鳴りを聞いても呑気なナツだったが、ルーシィの負のオーラを見て判断を変更したとか。



「すいませーん、まだ入れますか?3人なんですけど…」

ルーシィ達は少し離れたとこにあった、『女神の祠』という旅館にやってきた。

「あら、お客さんじゃない!」という声と共にやってきたのは、綺麗な女性だった。

その後ろには男性の姿も見える。

「あ、すいませんわざわざ。今から3人、入れますか?」

予想内、とルーシィは考えていた言葉を口に出す。

……後ろではナツが「おぉ、慣れてんなぁ」と口笛を吹いているが、無視だ。

「えぇ、入れますよ……って、あなた…姫様じゃない?」

「どうした、美雨流《みうる》……これは!流死那姫!」

奥から出てきた男性はルーシィに礼をする。

そんな言葉を向けられたルーシィは聞き覚えのない『流死那~るしな~』という言葉に首をかしげる。






『ミウル、どうだ』

『えぇ、来てくれたみたいです…彼らは、期待出来ますわ。』

『そうか…ならば、初代破滅号姫を用意させる』

『そうなの?丁度よかったわ。中には…その破滅姫を一瞬で理解する伝説の流死那姫が来たの』

『…これで日本は、救われる。』

(貴方に、分かるかしら。その裏側で、苦しみ悶える人がいる事を…)






色々な読み〜〜〜

美雨流……みうる

流死那……るしな

流死那姫……るしなひめ

初代破滅号姫……しょだいはめつごうき

破滅姫……はめつき

対なる世界……ついなるせかい

女神の祠……めがみのほこら

208:もち:2015/12/29(火) 06:09 ID:tc2

みるくてぃ»»み、美雨流……難しい……(`〜´;)
林檎»大丈夫!!ゼレルーでも!いきなり一話で中断させた私よりも遥かに素晴らしいですから!!
ここから先は独り言!!グレルーも、好き。ナツルーも、好き。ゼレルーも、好きかも。うわぁ……
決めたZE、ルーシィ総受け!!三角関係的な!!これ、最きy((殴

209:林檎:2015/12/29(火) 09:44 ID:U5o

わあ!ありがとう!もっちゃん!…テメェ、さっさと小説書きやがれ!報告とかいらねぇんだよ!分かるか!?あァ!?…あら、ごめんなさい。私のS魂が目覚めちゃったみたい!うふふ♪

210:めいびす:2015/12/29(火) 09:50 ID:lis

風「まず初めに。神様さん、貴方を信仰していた人達は皆、無事です。もちろん、神主さんも。」

神様は目を少し見開いた。こんな情報を少女が知るはずない…だが、彼女も忍び。信用する価値はあるのかもしれない。

風「そろそろ村へと戻される時期だと思いますから…安心して、元の場所へ戻っていただいても」
ルーシィ・グレイ「「元の場所…?」」



続…



そんな事も知っているのか。
全く参ってしまうな。人の子だというのに。
神様は笑みを浮かべている。

ルーシィ「元の場所って…なんのこと?」
風「えっとですね…その神様はーー」
神『よい。我から言わせてたもう。』

視線が一斉にこちらへ向く。
あまり話したくはないが…話さなければまたややこしくなりそうだ。

神『我はもうすでに…ここでの役目を終えている。』
ルーシィ「役目を?」

自分が人々の願い事を平等に、そして適当に叶えさせ続けた結果、行いが認められ、あらたな大きい境内の主の務めをやらせて頂くことになった。
だが…ここまで信仰してくれた彼等を、安否も知らぬまま移るのは気が引けた。

神『我はどっちかというと思念体じゃ…本体はもう移っている。上の命には逆らうわけには行かぬ。』
グレイ「待てよ。お前が安否を知った今、ここにいる理由はないから戻るって事か?」
ルーシィ「…ここの、代わりの神様は?」

それが…まだ決まっておらぬのだ。
そう口にすると、金と氷は表情を曇らせる。
現在は皆まだ弟子であったり、他のところの務めをしていてここを守る神がいない。
弟子を卒業するのも人が感じる時とは程遠い長い年月をかけて様々な事を会得し、卒業ができる。

神『つまり…ここは、空っぽの状態になる』
ルーシィ「それじゃ…戻ってきた村の人達は…」

とうにその事は分かっておる。
なんとかしたいからここに思念体がいる。

風「その事も…情報を頂いてきましたよ」
シャルル「新たに神様がつくことになったみたいよ」
ルーシィ「じゃあ…!」

金と氷は微笑み合っているが…神様はしばらく信じる事が出来なかった。

神『本当にか?』
リリー「信じられないならこの巻物を見ろ」

手渡された巻物を広げると、新たな神がつくことがかかれており、その最後の一行と判子に目を奪われた。
これは…信じるしかなかろう。

神『ありがとうな…風、シャルルとリリー、だったか。それとルーシィとグレイ。お前たちが来なければ風とも会わなかったかもしれぬ。礼を言おう』

そう言い、頭を下げる。

ルーシィ・グレイ《神様に礼を言われた…名前も久々に…》

見事に心が一致しているのを聞き、頭をあげると金と氷は口を塞いだ。
しらずに我は笑っていたのだろう。
この微笑ましい二人に。



神様編長いですスミマセン。I love グレルー
でもキャラとしてはスティングが一番好きかも

211:めいびす:2015/12/29(火) 09:53 ID:lis

林檎…怖いΣ(・□・;)

212:林檎:2015/12/29(火) 10:40 ID:U5o

もっちゃん、仕方ねぇよ。だって、私の本名はサディスティック星『三代目サディスティック女王』だもん。だから、ドSなんだわ…

213:林檎:2015/12/29(火) 12:42 ID:U5o

もっちゃんちゃうわ!めいびすだった!すまそ!

214:めいびす:2015/12/29(火) 18:46 ID:lis

気にすんなーw

215:林檎:2015/12/29(火) 19:12 ID:U5o

ホント、すんません!
おいコラ、もち!!テメェ、美味そうな名前しやがって!私の靴を…















舐めろ。

216:林檎:2015/12/29(火) 20:04 ID:U5o

もーイヤ!話が思いつかねー!書けねー!!もっちゃんにはなりたくないが…話しゅーりょー★
え、異論?認めないよ。何故なら、私はサディスティック星『三代目サディスティック女王』だもん★

217:みるくてぃ:2015/12/30(水) 01:35 ID:BUI



「流死那って、何なのよ…」

部屋にたどり着いてルーシィは呟いた。

ーーー結局あの後、何でもありませんよ、と部屋へと通されたのであった。

「ホント、不思議ね…文字も読めるし。…この鞄に入ってるのも。」

ルーシィは短時間で気付いた事をざっと紙にまとめた。

【・文字が読める。 ・お金も使える。 ・漢字の存在。 ・漢字辞典。】

漢字辞典とは、漢字の意味などを調べる事ができるらしい。

「えーと、流は流れるを意味する。で、死は…これは、絶える。那が…たくさんある、ゆったりとしている」

ルーシィは手元にあった漢字辞典を使い『流死那』を調べていた。

「流死那…流れる、死、たくさん…。」

そこでルーシィの意識がはっきりした。以前も調べた事がある、と。
その時、誰かに教えてもらった気がする。

「えーっと、何だっけ……そうだ!」



『ーーーーーーー死人の血がたくさん流れているーー』



確か彼はルーシィの事を「流死那」と呼んでいた。つまり、自分の名は流死那。

(でも、あたしはルーシィ。向こうにずっと住んでいた…)

ルーシィはぶるっと震える。そんな怖い名が何故自分に、と。



ーーーー翌朝。

ルーシィは起きるなり欠伸をした。いつもは欠伸をしてもすんなり起きれるが、今日は寝付けていないのか、意識がハッキリしていない。

「二人共…よく寝れるわね……!」

ルーシィが寝れなかったのは、2人のせいと言ってもいいだろう。
…ガルナ島だったか…過去にもこんな事があったが、もういちどいう。

『変態と怪獣に挟まれて寝られるわけがない!』

と。

「〜〜〜とにかく!今日は仕事を探さなくちゃ。」

(あれ?なんか周りが…)

ルーシィはきょろきょろと周りを見渡す。
そこには、光が射していない世界が広がっている。
窓からの光はない。

ーーただ人工的な光が少し灯されているだけ。

(今は夜?いや、そんなはずは…)

考え込んでから1分弱。窓の外からカラフルな光が見えてきた。
それでも、人工的な光。陽の光はないのだろうか。
とりあえず、調査をしない事には始まらない。

「ほら2人共、起きて!」

そこでルーシィは勢いよくナツとグレイの布団を取り上げた。

「うぉーーー!!」

「うぁーーー!!」


部屋でナツとグレイの叫び声が反響した。

「何だ、ルーシィか…」

「びっくりさせんなよな、お前…」

「はいはい、調査に行くわよ。…朝のはずなのに辺りは真っ暗。絶対に可笑しいわ。」

ルーシィは考えた事をナツ、グレイ、ハッピーに伝えた。
……いや、殆どはグレイに、だ。

「でもな…そんな事って普通あるか?」

「ここはあたし達の住む世界じゃない。…だから、あたし達では非現実的な事が、こっちでは通常通りってことももありえるわけ。」

3人と1匹は出掛ける準備をした。ルーシィはとりあえずメモと筆記用具、昨日鞄に現れた物も鞄の中に入れる。

「えっと、これは…けーたい?」

鞄の中を見ると見慣れないものが入っていた。昨日、見逃していたのだろうか。
初めて見るものだが、日本の知識が備わったルーシィの頭ではこれが何なのか、すぐに分かった。

「3個ある…じゃあ、はい。ナツとグレイの。絶対、なくすんじゃないわよ?」

ルーシィは赤のケータイをナツに。青のケータイをグレイに渡し、自分は黒のケータイを持った。

「やっぱり、こっちとは少し違うのね…」

中を開いてみると、ある程度のアプリは揃っている。

検索アプリのtootlo。無料メッセージアプリのAE-NE。tootlo同様、検索アプリのKYAHOO!!
………マグノリア、最近のニュース!と日本、最近のニュース!なんてアプリも入っている。

さらに、それぞれのケータイで連絡ができるようにセットされている。

「誰がやったかは分からないけど…ま、仕事よ仕事!」

そうしてルーシィ達は夜空ではあるが、カラフルな光で溢れた賑やかな街へとくりだすのだったーー



色々な読み方〜〜〜〜〜〜

tootle……とーとろ

AE-NE……アイーン

KYAHOO!!……きゃふぅぅ!

陽の光……ひのひかり

欠伸……あくび

218:林檎:2015/12/30(水) 14:40 ID:uX6

「あら、ウル!それにグレイ君!」
「あ、レイラじゃない!元気してた!?」
二人の女性の腕にいるのは男女の赤ん坊。ウルの腕にはグレイという男の子が。レイラの腕にはルーシィという女の子が。
「ねえ、レイラ…。アンタ、ルーシィをどこの保育園に入れるの?」
「私は…、星氷保育園かしら…」
「奇遇ね!あたしんところもそうなのよ!」
「そうなの…!!じゃあ、仲良くできるといいわね!」
「そうね!グレイをよろしくね、ルーシィ!」
「うふふ。ルーシィをお願いね、グレイ君!」
話していると、ウルとレイラの夫がやって来た。シルバーとロキだ。
「行くよ、レイラ。もう暗くなる。」
「ウル、お前も行くぞ。じゃあな、ロキ、レイラ。」
「分かってるって!じゃあね!レイラ、ロキ!」
「ええ。さようなら。」
「またね、二人共。」
この先、四人の二つの光はどのように動くのか。
続く

219:みさ:2015/12/30(水) 14:57 ID:IRo

最後に何を書いたか思い出せない…。

林檎怖いねぇー(笑)

220:みさ:2015/12/30(水) 15:25 ID:IRo


思い出した!!(前のを見ただけです)


ルーシィ目線

「大丈夫かなあ」
「…ああ」

ルーシィとナツは先ほど雪の中で倒れていた人を担いで(ナツが)いったんギルドの中に寝かせていた。
体系的に男の子だと思っていたが、薄いベージュ色の髪をした女の子だった。
え?なぜ「子」がつくかって?

だって見た目的にウェンディーと同じくらいだったから。

「大丈夫かしらその子」

カップを片手にミラが来た。
カップを机において女の子…少女の額を触るが熱がなかったらしく少し安堵の表情を浮かべていた。

「これ、起きたら飲ませてあげてくれる?温かいから飲んだら体があったまると思うの」
「はい」
「ありがとうルーシィ。今からマスターとこの子のことで相談してくるわ」

そういうと、行ってしまった。

皆は心配して何分かはそこにいたが、私が「あんまり大人数でいると驚いちゃうからここは任せておいて」というと納得したらしく散っていった。

でも、さっきからどうもふに落ちない。
この年で今の時間で歩いていたこと。あの吹雪で歩いて熱がないこと。
ルーシィは嫌な予感がしていた。

「ねぇ、ナツおかしくない?」
「…」

反応がない。

「ナツ、ナ…ツ……」
「…グーグー」

何でこんな時に寝てんのよ…。ハァ、とため息をつこうとした時だった。

「ここは、どこ?」

鈴のような声がした。
ルーシィは驚いて少女を見ると、髪をなびかせ起きている少女がそこにはあった。


続く

221:みるくてぃ:2015/12/30(水) 17:36 ID:Avs


「真っ暗なのに、賑やか?」

外に出ると、テーマパークが広がっている。……いや、テーマパークではない。

「普通の、街よね…」

近くにある時計も、ケータイに映る時間も、7:00を指している。

「うーん、分かんないけど、とりあえず聞き込みから始めましょ。ナツは…心配だしあたしと一緒ね。グレイは、ハッピーと。よし、行動開始、」

助けられるのも時間の問題。もし間に合わなかったらーーーーー

「はやく探すわよ!」

ルーシィは最悪の状態のことを頭に入れ、ナツの手を引っ張って走って行った。


「ねぇ、ナツ。最近起きてる事件の事は分かったの。えっと、ほら、ここのニュース。」

「んぁ?事件?」

「あんた、話聞いてた?」

「おぉ!俺らが助けるやつか!」

「それよ…」

ルーシィはナツに気づかれないようにため息を吐いた。
ルーシィが見せたニュースには驚きの事実が載っている。


【日本、戦力不足のため全ての人は滅びる?!】


「戦力不足…って、戦いか?」

「そうみたい、相手は……『アルビート教』?」

とりあえず画面をスクロールしていくも、聞きなれない単語が飛び交っている。
そしてやっと記事の最後にたどり着く。

記事を読み終えたら次は単語について調べていく。


アルビート教……アルビート、という神を崇拝する者達のによって作られた、非公認仏教。

アルビート……世界を作り、世界を破壊すると言われる神。

戦姫……『初代破滅号姫』を操る事ができる、世界に1人の存在。日本の最終兵器。

大火苦戦争……アルビート教と日本による戦争の事を指す。


「結構、大変なのね…」

「…あぁ。……でもよ、この初代破滅号姫を操る奴が出てこねぇと意味ねーじゃん。」

「それは…わからない。」

ルーシィはケータイを器用に扱って大火苦戦争について調べていく。

「ねぇ、見てこれ!」

ルーシィが指差した画面には『金剛の書は遂に戦姫を導いた!戦姫の居場所はまだ掴めていない』の文字。

222:林檎:2015/12/31(木) 09:32 ID:pmk

みさ!私が怖いってどーいう意味?^言^

三年の月日が経ち、今日は星氷保育園の入園式。ルーシィとグレイは三歳になった。
「レイラ〜!」
「恥ずいからやめろって!」
レイラ達に手を振っているのはウルだった。シルバーは、赤面している。(笑)
「あら、ウル!グレイ君、何組になったの?」
「うちは猫組よ。アンタのところは?」
「うちも猫組なの。先生ってば可愛いわよね〜。」
「ハッピー先生でしょ?いい猫〜」
ウルとレイラが話していると、シルバーとロキがやって来た。腕にはそれぞれの子供を抱いて。(笑)
「グレー、遊ぼー!」
「うん。ルーシー!」
二人はいわゆる、幼馴染。男女だからといって、仲が悪い訳では無い。むしろ、仲が良い方だ。
「ちょっと、ルーシィ!?シルバー!君のところにルーシィはあげないよ!」
「知るか!親バカも良い加減にしろっての!」
そして、二人の父親は腐れ縁的な関係で、自分達からしたら仲が悪いと思っているが、他人から見たら仲が良さげに見える。(笑)
「ロキ!良い加減になさい!」
「シルバー!うるさいわよ!」
シルバーとロキが言い争いを始めると、止めるのが女性陣だ。
続く

223:林檎:2015/12/31(木) 13:32 ID:X/2

大晦日小説〜★

「サレイ!今日、グレイが帰ってくるぞ!」
オレはサレイ!オレの父ちゃんは滅多に帰って来ねぇ、S級魔導士だ!その父ちゃんが今日、帰って来るって!
「母ちゃん!今日、父ちゃんが帰って来るって!」
「そうなの?楽しみね!」
へへっ。楽しみだ!

〜三時間後〜

「帰ったぞ。ルーシィ、サレイ!」
この声は…。父ちゃんだ!!オレは玄関に向かった。
「おかえり!父ちゃん!」
「おう!サレイ、見ろ!」
オレが父ちゃんが指をさした方を見ると…
「晩メシはカニ鍋だぞ!釣ってきたんだ!」
……カニかよ!
「あら、グレイ!おかえり〜」
「おー、ルーシィ!見ろよ、カニだぜ!」
「ホント、カニだわ!今日はカニ鍋ね!」
「似てるな、お前ら!」

〜夕食なう〜

「あ、今日は紅白じゃない!リモコン!」
「あ、今日はガキ使じゃねぇか!リモコン!」
二人が同時にリモコンを取った。オレはこのとき、ヤバイと思った。
「…グレイ。この手はなぁに?」
「ルーシィこそ、その手は何だよ…」
二人の目線の間に、火花が散る。ヤベェ…。
「今日は紅白なのよ!大晦日と言えば紅白!!」
「今日はガキ使だ!大晦日と言えばガキ使!!」
そっから、ケンカが始まった。
「何よ!アンタなんか、全然帰って来ないくせに!」
「何だと!お前よりも稼いでんだよ!オレは!」
どーしよ。この二人、関係無いことまで持ってきちゃってるよ…。
「アンタなんか、息子の顔さえ覚えてなかったじゃない!!」
「お前が手紙で教えてくれねぇからだろ!」
オイオイ…。何か、オレまで出てんだけど…。
「サレイが可哀想じゃない!アンタのせいで大晦日が台無しよ!」
プツッ
オレの中で何かがキレた。母ちゃんが泣いたからだ。
「おいコラ、くそ親父!なに母ちゃん泣かせてんだよ!」
オレの怒鳴り声で父ちゃんは我に返った。そして、申し訳なさそうな顔をした。
「ルーシィ…。悪かったな。今日は紅白を見よう。な?」
「あたしも、ムキになりすぎたわ。今日はガキ使にしましょ。」
「いやいや、紅白だ。」
「いいえ、ガキ使よ。」
また何か、始まりそうなんだけど。
「今日は、ジャンケンで決めたら?」
「そうね!ジャーンケン…」
「だな!ジャーンケン…」
「「殴りィィィィ!!!!」」
ええええぇぇぇぇぇ!!!?
勝者 ルーシィ・フルバスター
よって、今年は紅白。来年はガキ使を見ることになった。
終わり
みんな、良いお年を〜♡

224:匿名さん:2015/12/31(木) 20:48 ID:fPQ

林檎ん?そのままの意味だったけど…。りんごちゃんには難しかったぁ?


私は…ナツルーが少ないのでナツルーを書こうかな。



「お姉さん、ここはどこ?」
「え?」

その時ルーシィの心の中になぜか恐怖が芽生えていた。
わからない、だが、このような覚えがあった気がする。

「ここはフェアリーテイルよ」

心を一旦落ち着かせてから答える。

「フェアリーテイル…フェアリーテイルフェアリーテ…」

少女は顔をうつむかせて口の中でずっと呟いている。

「魔道師ギルドフェアリーテイル…」
「そうよ。フェアリーテイル」
「フェアリーテイル!!!」
「え?!」

急に顔をあげたため驚いて少し退く。その少女の顔には先程とは違う歓喜の表情になっていた。

「よし!…あ、私はスティア。よろしくお願いします」

そう言って席から立ち、右手を伸ばす。
ルーシィは少し戸惑ったあとその手を掴みギュッと握りしめた。

「私はルーシィ!」
「ルーシィ…お願いしますルーシィさん」

一瞬表情が変わったような気がしていた。でも、そう思ったときは普通の表情だったため、気のせいかと思った。

「あ、そう言えばそこに温かい飲み物置いてあるから、飲んでおいて」

ルーシィはそう言い残してミラの元へ去っていった。

「ルーシィ…。見つけた」

先程の表情とはうって変わって狂気の表情になっていた。

「見つけた、よ…」

でも、数秒後にはその表情のまま涙が流れていた。




「み、皆さんよろしくお願いします。スティアです!!」
「ワー!!」

スティアは落ち着いたところで自己紹介していた。その時の姿はさっきの狂気に満ちていたのとはガラリと変わっていた。




「アンタ凄いわね」

ルーシィが皆が引いていったあとに、スティアに話しかけた。

「ありがとうございます。そ、そのお願いがあるのですが…(モジモジ」
「ん?何?」
「私、一応入ってることになったんで仕事いってもらっても良いですか?」

そうにっこり笑って指を指した仕事は…。


続く

225:みさ:2015/12/31(木) 20:51 ID:fPQ

↑ごめん私

皆大晦日 紅白派  ガキ使派 どっち?

226:みさ:2015/12/31(木) 21:47 ID:r/E

スティア目線

ふふふ。楽しみだなぁ♪
…ていうかそんなことより。

「あの、なぜ皆さんいるのですか?」
「え?俺たち仲間だし。それに討伐だっけ?燃えてくるじゃねーか!!」
「はぁ」

もう、こっそり誘ってくれば良かった…。

「俺は…ルーシィが…」
「どうしたんですかグレイさん?そういえば前から思ってたんですけどグレイさんって…」

グレイが急に顔を赤くしたから言うのをやめた。
でもまあ、ナツもだけど二人共ルーシィが好きって…バレバレ。

「ま、いいですけど」

グレイとナツの肩をそっと触る。
もう、邪魔なんだから。

「ん?……zzz」
「あれ?何で二人共寝てるの??」

あぁ!ルーシィさんに心配をかけさせちゃった。

「多分…疲れたんじゃないですか?」
「そう…かもね」

愛想笑いは疲れる。でもルーシィ相手だと全然疲れない。それに…もうすぐ『アレ』ができるのだから。

「ま、ナツ達にかかれば楽勝だと思うけど」
「…ルー、シィさん」

ああ、ルーシィさん。あの事を知らないから。でも、言ってはいけない。

「大丈夫です!ルーシィさんなら!!」
「え?」

あ、言っちゃった。ま、信じないだろうし。


「次はー終点」

「あ、降りなきゃです!」
「私二人起こすから荷物お願い!」
「はい!」

ルーシィさんのために。早く終わらせよう!

「んん?」
「ふわぁーあ」

チラッと横目で見る。
あのためにコイツらは邪魔だ。


続く

227:みさ:2015/12/31(木) 22:10 ID:r/E


「ここですね」

スティアは片手に地図を持ち森の中をどんどん歩く。

「え?ここって」

ルーシィ達が着いたところは視界が広がった大きな空き地だった。

「何だよここ」
「どーゆーことだ?」

「キャア!」

ルーシィの声がした方に二人は振り向く。
そこにはルーシィを縛るスティアがいた。そしてそっと肩を触るとコトン、と首が傾いた。

「お前!」
「何でだよ!!」

戦おうとしたときだった。

「寝ただけよ。心配する必要はないわ…それに」

スティアはいとおしそうにルーシィを見る。髪を掻き分ける。

「女神の子、よ」

「ど、どういう事だよ!」

走り出したその時。

「あまり、ガサツな事はしたくないので、暴れないでいただけますか?」
「くっ……」

スティアの隣に男が立っており、手袋をした手でルーシィの首を触っていた。

「そんなんじゃきかねぇだろうよ!それ…」
「なぜ私が手袋をしているかはお分かりになられないでしょう。まぁ、これを見れば別ですが…」

そういいルーシィの首から右手を離し、前に手をのばした。その手を右に素早く動かした。

ダン!

「嘘…だろ」

ナツとグレイの後ろにあったはずの木が消えていた。いや、正確に言うと倒れていた。

「わかっていただけたでしょうか。この手袋の意味を…」
「あ、あ……」

コイツらは…危険だ。
ナツとグレイの頭で危険信号が激しくなっていた。

「それでは」

「ま、まてよ!!」

風が巻き上がる。
再び目を開けたときにはもうあいつらの姿はなかった。
唯一ルーシィが消えた、という証拠を残したのは、持ち主が消えてポツンと落ちていたリュックサックだった。


続く

228:みるくてぃ:2015/12/31(木) 22:42 ID:RQE

ガキ使!今も見て笑ってるww
そしてやっぱロキはルーシィを溺愛ですかw


「ほら、行くぞハッピー」

ここは魔法の使えない世界。つまりハッピーの自力で歩かないといけないのだが…


「オイラ…もう歩けないよ……」


と駄々をこねて歩こうとしないのである。


「オイラ…やっぱナツと一緒が良かった…」


さすがにイラついてきたグレイはハッピーを持ち上げると腕に抱えて歩き始めた。

「これで良いんだろ?」

「グレイ…」

「…んだよ、気味悪りぃ」

ハッピーはグレイをうるうるした目で見つめた。





「あれ?なんであたしの顔が……」

記事の下にはルーシィの顔写真が載っている。……戦姫、という字と共に。

「なんだ?これ…」

ナツも顔をしかめる。

「そういえばさっき、流死那姫って…」

229:みるくてぃ:2015/12/31(木) 22:44 ID:RQE

はい。この小説飽きた!だから通りだけ説明して前の小説の続きを!セイバー対テイルのやつ!

ルーシィは戦姫だった!

王宮まで行って初代破滅号姫に乗り、アルビート教を負けに!

無事戻ってきた!


てな感じでww

…林檎たん、怒らないで?キュピーん❤︎

230:蓮:2015/12/31(木) 23:22 ID:O.U

お久しぶりです!w

231:蓮:2015/12/31(木) 23:23 ID:O.U

林檎〜おる?w

232:きど◆WHE:2016/01/01(金) 01:13 ID:xcc

結構来てなかったなぁ(´・ω・`;)

あけましておめでとう☆☆ヽ〔●´∀`●〕ノ
今年もよろしくね(∩´∀`∩)

233:るーしぃ◆WHE:2016/01/01(金) 01:15 ID:xcc

↑るーしぃよ(笑)

234:みさ:2016/01/01(金) 08:41 ID:xuI

Happy New Year!

今年もよろしく!

235:林檎:2016/01/01(金) 08:46 ID:Qz.

あけましておめでとう!今年もよろしくお願いします!

蓮蓮〜!おひさー★笑

みるくてぃズルい!私だってあの小説やめたけど、続き思いついたもん!私だって書きたいよぉぉーーー!!!(つД`)ノ

ぇ、え?みさーどーいう意味?私、小6だから分かんないよー

私はガキ使!でも、三代目とかが出たら紅白見てた!マッチが出たときも!

236:もち:2016/01/01(金) 09:17 ID:tc2

ガララ ガララ キーーーガタン 運転手「着きましたぜ、お客さん」どうやら着いたらしい。私の名は、『ルーシィ・ハートフィリア』私はここに、マグノリアに越して来た。というか追い出されてここに来たって感じ…父上に私は反抗。
父上の怒りを買い、追い出されたから、ここに来たんだっけ。  ル「新しい家は、ここか〜」ガチャ ん、良い部屋
部屋代は、確か7万ジュエルくらいだっけ…とりあえず… ボスッ ル「ふーー、ベッド気持ち良い〜、えっと、ご飯
食べなきゃな〜、外食しよう!!」カチャン  んーっと、ここにしよう!!カランカラン ル「すいません一人なんですけど」 店員「ただいま、大変混んでおります。相席でもよろしいですか?」相席かぁ、お腹空いてるから…
ル「はい、じゃあ相席で。」 店員「じゃあこちらになります」そういって案内された相席の人は…
ル「こんばんわ、相席すいません」 レビィ「こんばんわ〜、私はレビィ!あなたは?」 ル「ルーシィって言います」レビィさんは、感じ良い子だなぁ…そうこうして私達は、仲良くなった  レ「へぇ、学校探してるんだぁ
じゃあ、フェアリーアカデミーに行けば良いと思うよ〜、ルーちゃん!!」 ル「ありがとう!困ってたんだ〜」
というわけで私はフェアリーアカデミーに通うことにした。明日から、私の新しい学校生活が始まるんだ!!

237:もち:2016/01/01(金) 09:31 ID:tc2

キーンコーンカーンコーン
ハッピー「あい!!今日は、転校生が来てます!入ってきて下さ〜い」 ガララ ル「私の名前はルーシィと
言います、よろしくお願いします!!」 ハ「あい、というわけでルーシィの席はあそこです!!」
えーと、指された先は… レビィ「やっほー!よろしくね、ルーちゃん!!」 ル「レビィちゃん!?ここに
通ってたの!?」で、でも良かったかなぁ、仲いい子ってレビィちゃんしか居ないし…
キーンコーンカーンコーン  ハッピー「あい!これで授業を終了します!!」




一回切ります。あと、あけましておめでとうございます!

238:林檎:2016/01/01(金) 09:37 ID:Qz.

「あけましておめでとう!サレイ!グレイ!」
「おめでとう!母ちゃん!父ちゃん!」
「おめでとさん、サレイ。…姫様。」
あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!
オレ達の家では昨日、ジャンケン殴りっていうのをやって、母ちゃんが勝ってからは父ちゃんは母ちゃんの事を姫様と呼んでる笑
「初詣に行くから、袴着てよ!」
母ちゃんはオレに青い袴を、父ちゃんには黒い袴を着させた。
「お前は何も着ねぇのか?」
「あたしだって着るわよ!ちょっと待ってて。」
待つ事三十分。母ちゃんがやっと洗面所から出てきた。
「ジャーン!どう?似合う?」
母ちゃんが着てたのは緋い着物だった。
「ぇ、無反応?一番傷付くんだけど〜!」
オレ達は、母ちゃんの言葉で我に返った。
「母ちゃん似合う!めっちゃキレイだぜ!」
「ああ。似合ってるぜ、ルーシィ!」
「ありがとう!サレイもグレイも似合ってるわよ〜!」
オレ達はマグノリア神社に行った。でも、そっからが大変だったんだ。
「お姉さん、俺らと遊ばね?」
「え、あたし?グレイ〜この人達が遊b「はーいはいはい。コイツ、オレの連れなんで。」
母ちゃんはあの見た目でナンパされた事が無いらしく、遊ぼうの意味を間違えてる。そして、父ちゃんを呼んで遊ぼうとする。父ちゃんはそんな母ちゃんの口を塞いで、ナンパした男を睨んで行く。
「あ、順番きた!一Jあげたでしょ?それを箱に投げて!」
「おう!」
オレは母ちゃんに言われたとうり、箱に一Jを投げた。
「そして、お祈り!」
一礼 パンパン
「(グレイとサレイが元気に過ごせますように。)」
「(父ちゃんがもっと早く帰って来て、母ちゃんが喜びますように。)」
「(ルーシィと×××をして、兄妹を作れますように。)」
フルバスター家がそれぞれの願い事をする。大体の願い事は分かるけど、言ったら叶わないから言わねぇ!
「さて、ギルドでパーティがあるから行こうか!」
「おう!父ちゃんも行くよな?」
「当たり前だ!行くぞ!」
オレらはオレを真ん中にして、手を繋いでギルドに向かった。
おしまい
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

239:みるくてぃ:2016/01/01(金) 10:11 ID:RQE

はい、いつに日かの続き。


「あいつは女神の一員なの。だから…早々に殺しておかなくちゃいけない」

リサーナはぶつぶつ呟いていた。……だからだろうか、彼女は気付けなかったのだ。



ーーーーーーーさっきまで倒れていた女性の生力が蘇っていることに。

240:林檎:2016/01/01(金) 12:06 ID:Qz.

リサーナってそんなキャラだっけ!?

「いい?ルーシィ。パパとママはギルダーツに会いに行くから、グレイ君のところでいい子に待っててね。」
「ルーシィ!グレイに何かされたら、絶対にパパに言うんだよ?絶対だよ!」
「分かったー!グレーのところでお泊まり〜!」
今日はレイラとロキがギルダーツに会いに行く。ギルダーツとは、フィオーレ一の実業家だ。
「そんな訳で、ウル、ルーシィをよろしくね。」
「いいわよ!お嬢様も大変ね〜」
「ママ〜、バイバーイ」
「ええ。バイバイ。」
ロキとレイラは車で行ってしまった。
「さて、ルーシィ!ご飯食べるか?」
「うん!グレーは?」
「グレイなら部屋ん中でシルバーと遊んでるよ。」
「行ってくるー!」
「はいはい。」
ルーシィがグレイの家に来るのはこれが初めてではない。何度も行っているからどこに何があるかは知っている。
「グレー!遊ぼー!」
「ルーシー!いいよー!」
「ルーシィ、何がしたい?」
「おままごと〜!あたし、ママやる〜!」
「じゃあ、オレ父ちゃん!」
「オレは…。観客。」
「じゃあやろう!」
そんなこんなでおままごとが始まった。
続く

241:みさ:2016/01/01(金) 12:33 ID:VN6

そっか林檎ごめんねぇ(T^T)
難しかったか…。

そろそろ茶番は疲れた、やめよ(笑)

ていうか紅白赤勝ったのが意外すぎる。



スティアは、本当の自分の場所に戻ってきて、一息ついていた。
その隣にはルーシィが眠っている。

「ねぇ、スティア。この子本当にあの子なの?」

スティアに声をかけた小さな男の子。ロメオと同じくらいの子だ。

「ええ、そうよ。フィン」

にっこりフィンに笑いかける。

「え〜、でもスティアの魔法でねてんじゃん」

不満そうに口を尖らせる。

「ああ、これね。これは私の魔法じゃないわ」
「え?スティアの魔法じゃないの??」

少し目を大きく開く。

「私の魔法じゃ、寝たりなんかしないわ。それに…」
「え〜…」
「まだ納得しないのですか、フィン?」
「キース、だって信じられないよ」

木を素手でなぎ倒した男、キースが出てきた。

「私が証明しましょう」
「キ、キースやめなよ!」

キースは手袋を外し置いた。そしてルーシィの方へ手を向け素早く動かした。

「ああ!」
「……」

フィンは少し高い声で悲鳴をあげた。スティアは無言で眺めている。

「キ、キースてめぇ!!」
「まて、見てみろ」
「あぁん?」

キースに促されてルーシィの方を見る。煙がたっていてあまり見えない。が、よく目を凝らしてみるとルーシィが縄が切れた状態で座っていた。

「いいか」
「え?え?」
「この方は神にも等しい存在だ。だから私たちの計画に役に立つ」
「で、でもこいつは魔法を使う。これじゃあ!!」


キースは微笑んで言った。

242:みさ:2016/01/01(金) 14:00 ID:vfg


「あいつらが失敗したフェイス計画2!俺たちの計画が成功したらこいつは…」
「忘れるなフィン。この方は女神の子ということを…」

そして、その部屋は沈黙ができた。





フェアリーテイル

「おい、どういうことじゃ」
「わかんねぇよじっちゃん!でも…でもスティアはあいつらの仲間だ!」
「…なんじゃ、と」
「そう言えば最後に『女神の子』とかなんとかいってた気がする…」
「女神の子?」

どういうことだ。ルーシィが女神の子?意味がわからん。


「こーんにーちわー」


ダン!とドアを開け入ってきたものの声だ。その姿は小さな男の子に見える。だが、その影はひとつではなかった。

「…スティア!!」
「ルーシィ!」
「皆!!」

スティアの隣に真っ黒なドレスに身を包んだルーシィが立っていた。

「お前!!」
「静かにせい!お前ら」

大きな声をあげたのは以外にもマスターだった。

「お主ら、なぜルーシィを奪った」
「ククク。ルーシィの正体を知っているかい?」
「何だよ、それ…」

するとキースが前に出た。

「ことは昔、まだ宇宙しかないことです。
ある女神が一人でおりました。
その女神は『地球』を作りました。そこに海、陸、空を作ったのです。
そして、神を作りました。
その髪は人間、魚、動物、ドラゴンを作り、魔法、呪法を作りました。そして君たちが恐れたゼレフをもお作りになられたのです。
そして女神はある一人の子供を作りました。
ブロンドの綺麗な少女。その名は『レイラ』」
「お母さんの名前?!」
「でも、そのレイラには女神の力が宿っておりませんでした。でも、その方にも娘ができました。ルーシィです。そしてそのルーシィには、女神の力が宿っておりました」
「え??」

そんな、嘘だ!と皆口を揃えて言っていた。


続く

243:林檎:2016/01/01(金) 14:07 ID:Qz.

みさー!続きプリーズ!

「お父さ、お帰りなさい。」
「たらいまぁ。お酒ちょーらい!」
「はいはい。どーぞー。お仕事どうれしたか?」
「マルドギールに怒らえた。」
シルバーはこのやり取りを見て、ビックリした。自分とウルのやり取りだからだ。
「そうれすか。大変れしたねぇ。」
「お前に癒してもらいたいぁ。」
シルバーはニヤリとした。ルーシィかわええ。ルーシィ欲しい。と考えていたらいい考えを思いついたのだ。
「ルーシィ、お父さんが疲れてるときはキスをしてやる。」ニヤリ
ルーシィは考え込んだ。
「分かったー。やる〜。グレーおいれー!」
ルーシィはグレイをよんで
チュッ
グレイの頬にキスをした。グレイも一度考え込むと
「お返しにチュー」
ルーシィの頬にキスをした。
「ヤベェ…。うちの息子と義娘めっちゃカワイイ」
シルバーは鼻を抑えてたとか…
続く

244:みさ:2016/01/01(金) 14:39 ID:vfg


「じゃあ、お前らはなんなんだよ!」

ナツは声をあらげた。

「私たちは神の使いのもの。今、女神ははおりません。なので世界をフェイス計画2でリセットするのです」
「フェイス…計画」

それはこの前、この世界から魔法をなくそうとしていたフェイス計画の2つめだった。
だが、それは少し違って、魔法がなくなるどころかこの世界をリセット。初めの何もない状態にする、ということだった。

「何で、そんなことを…」
「今、ルーシィ様は新たな女神候補としてあがっています。でもそのためにはあなたたちが」

「邪魔なんだよ!!」

そういってフィンは暗闇をだした。
その暗闇は真っ黒でどこにあるのかわからないものだった。

「ぐぁ!」
「皆!!」

ギルドの皆はその暗闇にのめり込んでいく。
ルーシィは心の中で願った。

どうか、助けてほしい、と。

一瞬暗闇が光ったような気がした。だが、変わらず皆はのめり込んでいく。

「この闇に入ると何をしても戻ることはできません」

フィンは恭しく一礼して言った。

「あ、あ…」

ルーシィの瞳から、全ての光が失われていた。

「ルーシィさん、あいつらは消えてしまいました…」
「いやぁぁァァーー!!!!」

ルーシィの周りで風が吹き始めた。それもとても協力な。

「うわっ!これが…ルーシィさんの力。これで、この世を…」


そういって他の二人も笑っていた。


続く

245:みさ:2016/01/01(金) 18:36 ID:1ho


ここは、どこだろう。真っ暗な世界だ…。
何で、こんなことになったんだっけ…。…ルーシィ。
そうだ!ルーシィ!!大丈夫だろうか!ルーシィ!ルーシィ!ルーシィ!

「ルーシィ!!」

目を開けることが出来た。
でも、真っ暗だ。さっきと同じようだ。たっているのかもわからない。どっちが上でどっちが下で…。

その時気づいた。

回りにシャボン玉みたいなのがあって、その中に何かがいることを。
誰がいるかは分からない。
人かも分からない。
でも、希望を持って、仲間だと思って、グレイは走り出そうとした。

でも…。

「うわ!!」

どこが前か後ろか上か下か右か左か分からないのに、歩けるはずがない。

グレイはそっと足に向かって手を添える。

「アイスメークフロア」

言えたのか分からない。
だが、手に冷たい感覚があった。
床が出ているか分からないが、とにかく走って走った。

ドン!パシャン!

風船みたいなのに当たって弾けた。
手を大袈裟に振ると何かに当たった。髪的にナツだった。
耳元に口を近付け大きな声で叫んだ。暑くなった気がした。

「うるせぇーー!!」

炎がでた瞬間にグレイは松明的なものを作り炎を入れた。
すると、回りが明るくなりナツの顔と、皆のシャボン玉的なのに入っているのが見えた。

だが見たところ、生きているか分からない状態だった。



続く

246:もち:2016/01/01(金) 19:49 ID:tc2

〜〜〜休み時間〜〜〜
外、行こうかなぁ… ガタン レビィ「ルーちゃん?どこいくの?」 んーと…… ル「………秘密!ふふっ!!」
レビィ「ええ〜!教えてくれたっていいじゃん!あ!!ルーちゃん待って〜!」ガタッ、タタタ 校内探検〜♪
ここは… ル「図書室か〜、次行こっ!」んーっとここは ル「理科室…何でこんなに魚の標本、種類たくさん有るのよ…」
ル「んーと、ここはー、家庭科室…包丁めっちゃ丁寧に保管されてる…」 カツカツカツ、ガチャ ギィィ…
一方、そのころ……
レビィ「ルーちゃん、ここには……居ないなぁ…」←図書室  レビィ「ここは〜、違う!もー!どこ〜!?」←理科室
レビィ「ここにも…居ないよ〜!」←家庭科室  レビィ(あとは、視聴覚室?は、もう行ったし、あとは…あとは〜…
屋上!?)タタタタッ      ルーシィの方に戻します
ビュオオオ… ん、風が冷たくて気持ちいい…あれ?誰か、いる…?黒髪の人と…桜髪の人と…紅髪の人…黒の人と桜の人は
大乱闘……紅の人は…止めたけど…止めたんだけど…どちらも軽く気絶してるよ………
?「ん?おい、何見てるんだ?とりあえずこっちへ来い」 えーと、私、だよね…?
?「私はエルザだ,お前の名はなんだ?」えっと… ル「ええと、ルーシィ…です!クラスは、1ー4です!」これで良いのかな?  エ「そうか。1ー4…ということは、ハッピー先生だな?……おい、起きろ!ナツ、グレイ!」
へぇ〜、桜髪の人はナツ…黒髪の人はグレイって言うんだ…  「「んんっ…」」 あ!起きた!!
グレイ「アンタは確か転校生の… ナツ「ルーシィ!!」 私の名前、知ってたんだ…言ってないんだけど……
エルザ「コイツらは、ルーシィと同じクラスだ」

一回ここで切ります

247:林檎:2016/01/01(金) 21:00 ID:2/I

「ルーシィ、グレイ、シルバー!ご飯だ!降りて来い!」
シルバーが鼻を抑えていると、下からウルの声が聞こえてきた。
「ルーシィ、グレイ。飯だ。」
「ごはーん!」
「めしー!」
二人はシルバーの声を聞くと、すぐさま下へ行った。
「おばちゃ、ご飯!」
「ちょーっと待った!手ェ洗ってきな。」
ルーシィとグレイは素直に手を洗いに行った。シルバーは行かなかったが。
「今日はクリームシチューだ。たくさん食べろ。ルーシィもな!」
「うん!いただきまーす!」
「いただきまーす!」
「おいしい!」
「うまい!」
二人はあっという間にシチューを食べ終わった。
「お風呂行っといで〜!二人で入れる?」
「入れる!グレー、行こー!」
「うん!ルーシー、行こー!」

ー脱衣所ー

「百数えるまで出ただめらんだぉ。」
「そーなの?分かった。あたし、がんばる!」

ー風呂ー

「いーち、にーい…」
「熱い!出たいれす!」
「だめらよ!」
「う〜〜…」
続く

248:みるくてぃ:2016/01/01(金) 23:25 ID:RQE



「…ん」

ルーシィは起き上がった。誰もいない部屋には、血の匂いが充満している。

「この匂い、…あ。あたしのだ。」

自分の血に気づくもスクッと立ち上がり、部屋を出る。

「リンが出場してんのに、何やってんだろ。」

そう呟いた彼女の姿は血にまみれた少女だったーーーーーーーー



「ナツ、頑張れー!」

フェアリーテイルの席でリサーナはナツを応援する。他のみんなも応援はするがここまで情熱的にはならない。

「おう!」

……あと少しでナツの番。先ほど見たリンの戦い方は自分とは違うが、負ける結果など考えてもいなかった。

『次はグレイ選手ー!一体どんな戦いを見せてくれるのかーー!」

「…はっ、お前も魔力は切れてきてんじゃねーの?」

「切れてない。そっちも気をつけて」

リンは先ほどとはうって変わって物理攻撃に移る。

攻撃の仕方は違えど武器や服装は同じ。

リン(ドキッ…)

リンは少し胸の高鳴りを感じた。

「ぐはっ…」

一瞬の出来事に目を見開く観客だが、リン自身も目を見開いている。

(何、今のドキッ、は。何故、傷つけたくないなんて…)

249:林檎:2016/01/02(土) 08:32 ID:wP2

リンってばグレイに恋したの!?ヤダァ♡

250:みさ:2016/01/02(土) 20:34 ID:IRo

林檎のキャラ不安定…。
林檎って時々すごく変わると思う人!
 
Yes or No

どっちかなー?

251:林檎:2016/01/02(土) 20:38 ID:MYI

おいコラ、みさー。どーいう意味だコラァ。B型だから二重人格なんだよ、バーカ。( ̄Д ̄)ノ

252:みさ:2016/01/02(土) 21:11 ID:IRo



グレイとナツは周りの仲間をすべて救出した。だが、その中には息絶えたものも、多くなかった。
いま、現状で残っているのは、ナツ、グレイ、エルザ、シャルル、レビィ、ガジル、ミラ、マスターの8人だった。

圧倒的に死んでいるものの方が多かった。

「ハッピー…」

ナツはハッピーを抱えながら言った。イグニールを失って、心の傷はすぐに癒えなかった。でも、やっと治りかけた時に、ハッピーをも失った。その傷はとても深い。

「ウェンディー!」

シャルルは、ウェンディーを揺すぶって、名前を呼ぶ。だがそれは変事をしない。
グランディーネを失った傷を一緒に、ずっと、分かち合って生きようと思ったのに。
シャルルだけが、大きな心傷ができた。

「リリー!!!!」

ガジルは、思い切り泣いた。
メタリカーナの時より大きな傷を負って。ずっと相棒だと信じてたものを失って。

「だ、大丈夫だよガジル」
「…大丈夫じゃねーよ……。お前は大事なものをうし…」

ガジルは気づいた。我慢しようとしても出てくる大きな粒の涙を。
わかっていた。リリーを失ったガジルへの励ましの言葉であると同時に、一緒にいた2人の大事な仲間を失っていたことを。

「エルフマン!リサーナ!!」

昔のことを思い出した。リサーナが死んだときのことを。
あのときは、エルフマンがいてくれて、みんなもいてくれて心の支えにもなった。
でも、今はどうだろうか。あの2人どころか、ほぼ全滅している。
なぜ、私が生きているのだろう、という言葉が頭によぎった。
行かなきゃ、みんなの元へ…。

「駄目だ!!ミラ!!」
「やめてエルザ!!お願い!!…お願いだから、2人の、所、へ…」

エルザに腕をつかまれ振りほどこうとする。が、力が入っておらず振りほどけず、とうとう倒れた。

「大丈夫だ、私がいるから…」
「…エルザ」

ミラは、エルザの腕の中で、眠り込んだ。心の支えは、無くなっていなかった。ぬくもりも、まだあった。

静かだな。グレイは唐突に思った。それは、ジュビアがないため。
今までうっとおしく思えていたのが、心が空っぽになったみたいに寂しくなった。
俺、ジュビアのことが好きだったのかな。でも、違う。俺が本当に好きなのは…ルーシィだからだ。
ごめんな、あんなにお前は俺を思ってくれたのに、なのに俺は…。
誰一人として助けられず、ただのうのうと生きてる。

「ちがうよ」

その言葉は皆からかけられた気がした。
ゆっくりと顔を上げると、みんなが立っていた。
そも顔は、どこがはかなげでもあったが、何かが吹っ切れたような顔だった。

「いいか、ガキども!!」

マスターは涙を見せず行った。

「わしらは仲間、家族を殺されたようなもんじゃ!でも、ここで立ち止まっちゃいかん!死んだ奴らの分まで、精一杯生きろ!死にたいなんて思うな!進め!!」



続く

253:みさ:2016/01/02(土) 21:15 ID:IRo

林檎馬鹿って言っちゃだめだよ(笑)

ちなみにうちの部活では、馬鹿って言っちゃだめだから『ホースディアー』っていうのが流行ってます。

馬→ホース  鹿→ディアー

林檎、私もB型だよ(笑)

254:みさ:2016/01/02(土) 21:16 ID:IRo

どうしよう、死んだ方々を生き返らせた方がいいか、そのまま死んだ方がいいか…。

255:みるくてぃ:2016/01/02(土) 21:54 ID:Avs

ホースディアーウケるww



『フェアリーテイル、全員破れたー!ということは…』

『リン選手の勝ちですな』

最後の相手を倒した時、リンは笑みを見せた。

リンの勝利に歓声が湧き起こり、リンの笑みに見惚れた者もいた。


「リーン、おめでとー!!」


彼女、ルーシィもそのうちの一人……の筈だった。

ルーシィはリンの勝利を一番に祝いたい、そう考えていたがーーーーー


ーーその考えは、二人の人物によって壊されたーー





「…ルーシィのこと、嫌いか?」

「…ううん。私は嫌いじゃないの……だけど、ルーシィは私を嫌ってる…!」

「大丈夫だ、俺はもうルーシィから離れる…。お前を傷つける奴なんて、軽蔑する。近づきたくもねぇ」



(…デジャブ。)

血まみれの少女は歩いていた。……ただ歩いていただけなのに、一人の親友の勝利を祝いたいだけなのに、悲惨な目にあった。

角を曲がろうとした時、声が聞こえた。その声が発する言葉は少女にとっては絶望に等しかった。

「期待したあたしが馬鹿だったのかな?」

少女が自分はフェアリーテイルに必要、そう感じていたのは事実だった。水中戦で見せたエルザの切なげな表情も、戻ってきてほしいのかな、そう感じていた。

「……もう、どうにでもなっちゃえ…!」

少女は自らの首に短剣を突き刺した。

「っ………」

血まみれの姿はさらに酷くなった。綺麗な金色の髪は血という朱で染まっている。

そして少女は願った。

(もう一度、あの頃に戻りたい…)

少女は思った。

(……貴方が、好きで、す…)

256:みるくてぃ:2016/01/02(土) 21:57 ID:Avs


「ねぇ、ナツ。今度の依頼で劇をやるの!練習一緒にしてくれない?」

「あ?劇……この名前、」

「うん、ルーシィの名前が一緒だけど…気にしないで。」

「…おう」


(知ってるの、貴方があたしと彼女を比べていたこと。気付いてた。あたしはあの子の代わりだった。…いつでも、誰からも必要とされなかった。)


(ーーーだから、こんな人生に終止符を。)

257:みさ:2016/01/02(土) 23:01 ID:IRo

(笑)
鹿の英語がわからなかった(笑)
最終的にディアー(笑)

258:みるくてぃ:2016/01/02(土) 23:33 ID:goQ

え?鹿はDEER ディアーでいいんだよ?

259:みさ:2016/01/02(土) 23:37 ID:IRo

そうなの?!

むんむん頭いいね…。
私英語なんて大嫌いだからわかんないよ…………。

260:みさ:2016/01/03(日) 00:01 ID:IRo

ルーシィは力が尽きたのか、倒れた。
もう、ルーシィの心は壊れていた。目の前で仲間を殺されて、自分だけ生きている。
その状況はとても辛かった。死と同じくらいに。

「スティア、終わったか?」
「ええ、ルーシィさんは多分自分の心は残っていない」

フィンの問いかけにスティアはルーシィに近づきながら言った。

「もう、近づいても平気なのですか?」
「分からない、でもまずは運びましょう」
「そうだな」

ルーシィにスティアは手をかける。真っ黒なドレスと合う白い肌は、とても冷たく、握りしめたら壊れそうだった。




ルーシィは目を覚ます。すると、見慣れない部屋にいた。
前のことを思い出せない。名前も、性格も、すんでいた場所も、どんな人間だったかも。

___コンコン

ドアがノックされ、ルーシィは首だけを回しそちらを見る。

「ルーシィ…さん」
「あなたは、誰」

スティアにそう聞くルーシィは目から光も失い、纏うオーラも変わり、口調も変わっていた。

「あなたは、ルーシィ。女神の子」
「女神の…子?」
「そう、あなたには仲間がいない。家族もいない。友達もいない」

ルーシィの混乱して理性を失った頭に嘘の事を教え、植えこむ。

「あなたは、この世界をこわさなきゃいけない」
「何故?」
「あなたは家族を殺された。フェアリーテイル、というギルドに」
「殺…された」

その瞬間ルーシィの回りに殺気が溢れた。その凄さは、スティアもあとずさるほどだった。

「殺して…やる」

ルーシィの目は爛々と輝いていた。

スティアはやっと気付いていった。

「これじゃあ…もしかしたら」

その後は言えなかった。


続く

261:林檎:2016/01/03(日) 01:15 ID:U5o

今の小説ちょっとぶっ飛ばして、小学生時代に入ったろ。笑

262:みさ:2016/01/03(日) 07:58 ID:IRo

林檎≫え?それって私?でも、ルーシィはほぼ記憶喪失的な感じだからそう見えなくもないかも…。(もし私なら)

263:林檎:2016/01/03(日) 11:39 ID:U5o

みさ)違うよー。私の小説の事だよ〜。今は一応保育園だし。
でも、確かにみさの小説のルーシィも記憶喪失だし小学生と変わんないね〜!笑笑

264:林檎:2016/01/03(日) 11:55 ID:U5o

「皆さん!学校ではルールを守って…
「長い…、しんどい…」
「校長の話長ェ…」
林檎の都合により、保育園から小学校に変わったルーシィとグレイ。今日は入学式だ。
…ですから、頑張っていきましょう!」
校長先生の長い話が終わり、新一年生は外に退場した。
「グレイ、式はどうだったか?」
「校長の話が長ェ」
「ルーシィはどうだった?」
「あたしは、他のお母さんにジロジロ見られた…」
「そっか。ボク達のせいで…」
ルーシィの家はギルダーツに並ぶ実業家だ。金持ちのお嬢様が何故、普通の学校にいるのか。そんな目で見られた。
「でもね、お友達もできたんだよ!」
「そうだぜ!ナツって言うんだ!」
「あと、一個上のエルザ!あたしにお花をあげる係りだったの!」
ルーシィは明るい声を出して、ナツとエルザの事を話した。入学式の後、教室に入って自分の席を覚えて帰る事になっている。ルーシィとグレイは隣同士で、ナツはその後ろ、つまり同じ班のメンバーなのだ。エルザは、二年生が一年生に花を渡す事になっていて、ルーシィの相手がエルザだったのだ。ちなみにグレイはジュビアという変わった先輩だった。グレイに花を渡すなり、鼻息を荒くしたのだ。
「明日から楽しみだな、ルーシィ!」
「うん!そうだね、グレイ!」
続く

265:みさ:2016/01/03(日) 12:45 ID:IRo

林檎≫少しビビった(笑)

266:みさ:2016/01/03(日) 14:06 ID:IRo


ああ、いい天気だなということで、関係ないけどハッピーの一句!

「あい!

 魚さん おいしそうだな よだれ出そう   えへへ…(ジュルリ」



すいませんでした。

267:林檎:2016/01/03(日) 14:41 ID:U5o

みさ)ハッwピーwさwいwこwうw

268:みさ:2016/01/03(日) 15:47 ID:IRo


「出よう、とは言ったものの…」

「どうやってでるんだ、これ?」

周りは、闇、闇、闇。闇しかない状況だ。
本当は必ず死ぬため、出口などあるわけがない。

『皆さん!』

「この声…」

皆は、一斉に振り返る。
そこには、メイビスが立っていた。でも、その顔は、いつになく真剣だ。

「初代マスター…」

『このままでは、フェアリーテイルか滅んでしまいます。それは絶対に避けなければいけません。でも、あなたたちなら、きっとやってくれると信じています」

「で、でも初代。それ…」
「今、出れないのにどうやって…」

『私があなたたちを出します、でも1つお願いを聞いてください』

「お願い、とは?」

メイビスの顔は、迷っていた。
本当に言うべきか、言わないべきか。でも、これはフェアリーテイルの一存にかかわること。

『私は、あなた達をここから出したら、消えると思います。だから…』


『ルーシィを早く止め、フェアリーテイルを続けられるようにしてください!!』




___そして、涙を流した。


続く

269:みさ:2016/01/03(日) 15:48 ID:IRo

林檎ありがとう(笑)

270:林檎:2016/01/03(日) 16:27 ID:U5o

思い出しただけでww

「じゃあ、行ってきます!」
「行ってらっしゃい。ルーシィ。」
今日はルーシィ達の初登校日だ。ルーシィは近所のグレイと一緒に行く。
「グレイ、待った?」
「今来たとこだよ。早く行こうぜ!」
「うん!」
ルーシィとグレイが一緒に歩いていると、一人の男の子がやっ来た。
「お前、昨日母ちゃんに来てもらえなかったんだろ!親無し入学式ー!」
と、言って走って行った。男の子の名前はガジル。ルーシィと同じクラスの子だ。
「なっ…!アイツ〜!」
グレイは追いかけようととするが、ルーシィに止められた。
「いいよ、ホントの事だもん。ママも忙しいし、パパが来てくれたし。」
そう言うルーシィの顔はまるで、一年生とは思えない大人びていて、切なそうだった。グレイは一瞬、ドキッとした。
「ルーシィ…。なら、お前とオレが結婚したら、一人にはさせねぇ。ずっと一緒な!」
「うん!グレイ大好きー!」
「オレもルーシィ大好きだ!」
グレイとルーシィは手を繋いで学校へ向かう。
続く

271:みるくてぃ:2016/01/03(日) 17:07 ID:AEA

林檎たん))…うん、かわいい。

戦闘を終えたリンはセイバートゥースの元へもどってこきた。

「……ルーシィ。」

見当たらないルーシィに気付いたのか、リンは顔を切なげに歪めた。

「っ、まさかっ!」

リンは駆け出した。誰も追いつかないようなスピードで。

「、?リンの奴どうしたんだ…」

「…ルーシィさんの危険を察知したのでしょうか…。だったら、私達もいきましょう!」

「あぁ。」

「おう!」


ーーーーーー悲劇の幕開け--第1章 FINーーー

272:林檎:2016/01/03(日) 17:57 ID:U5o

だあぁぁぁぁ!!!みるくてぃめ!本当に続きを書きやがって!…今の小説終わったら私もしようかな…ブツブツ

273:みるくてぃ:2016/01/03(日) 20:39 ID:uQc




「あの日と、同じ…また、守れなかった…」

リンは涙をこぼした。その視線の先には血に染まり横たわる少女の姿。

「ルーシィ…君は僕を恨んでる?」

問いかけても返事は返ってこない。そんな歯痒さにリンは何も感じない。

ーーー もう、慣れてしまったのだ。

「ルーシィ、次は絶対、守るよ」

……しかし、ルーシィと呼ばれる少女にルーシィの面影なんて見当たらない。

少女は金色の髪の毛が三分の二ほど朱に染まっており、顔つきも少し幼い。

……………この少女に話しかけるリンの姿にそっくりなのだ。

髪の色は少し違えど、双子のように感じる。

「ルーシィ、僕が信じられるのは君だけなんだ…だから、--------------------」








君と幸せになるまで、ずっと闘い続ける…

274:みるくてぃ:2016/01/03(日) 21:00 ID:uQc



少女は涙を流した 優しき姉の死に

その涙は止むことを知らなかった

唯一の姉を失った少女は考えた

自分の力で世界を転移すればいい、と

その少女の願いは叶った

姉と共に過ごす日々は幸せだった




「…、」

リンが抱き抱える少女の目が開いた。

「ルーシィ?ルーシィ、起きてるの?」

リンは微笑むのを堪えて必死に詰め寄る。

「……」

しかし少女は口をパクパクさせるだけだった。

「…声が、でないの?……そっか、僕の涙で血は抑えても、傷跡は…残るね」

リンは眉を寄せた。

「でも、命だけはある…ありがとう。」

リンは自分とそっくりな顔の少女を抱きしめる。

すると少女は何で、とでも言いたげに首を傾げた。

「…生きててくれて、ありがとうっ…」

リンは泣いた。少女の温もりを感じながらーーーーー



少女と姉の幸せはすぐに壊れた

少女の姉は死んでしまった

そこで少女はまたもや世界転移をした

しかしそこでは姉が財閥家の元へ、赤ん坊の姿でうまれてしまった

そこからは繰り返し

姉はある仲間と過ごし、笑った

その笑いを奪う者が姉を苦しめた

苦しんだ姉は仲間を離れ、別の笑い溢れるところへ行った

少し後にかつての姉の仲間、今の姉の仲間は絡んでしまう

そこで姉の笑いを奪った者は姉を死に追いやった

……その、繰り返し

少女は姉が最初の仲間を離れた時に現れ、姉を見守った

姉が死んだら時間軸を戻した

世界転移をすれば話は早いが、もはや少女に世界転移をするほどの力は無かった

少女は泣いた 笑うことなんて無かった

姉の死はトラウマでもあり、生きがいでもあった

いつしか少女は感情を失った

そんな少女も、姉の死を発見した時、古き親友の前では感情を表した

いつだって、信じられるのは古きにわたる親友と姉のみ

そんな日常を繰り返していたが、奇跡が起こった

今回の時間軸で、姉は救われたのだ

275:みさ:2016/01/03(日) 21:36 ID:IRo


なんかむんむんのあの終わり方かっこいい…。


むんむんより、みるくてぃの方がいい?

276:みるくてぃ ・ おぶざ ・ むんむん:2016/01/04(月) 20:05 ID:BUI

みさ))どっちでもいいよ!


「さ、行こう。」

リンは少女--ルーシィの手を取り、歩き出そうとした。

「…、!」

しかし、ルーシィは歩き出そうとしない。首を横に振り、拒絶するだけだった。

「…大丈夫、ルーシィは一人じゃない」

その声に安心したのか、ルーシィは頷くとリンについていった。



(ルーシィが喉を壊すのは…初めてだ。)

リンはちらっと横目でルーシィを見た。

その目に映るのは自分そっくりの顔。

綺麗なセルリアンブルーの瞳も、綺麗なピンク色の唇も、柔らかな白い肌も。

まるで鏡合わせのようだ。

「ねぇ、ルーシィ。きみは…「ルーシィサン!リンサン!」

リンの言葉は今までずっと探していたらしいスティングによって邪魔された。

「良かったぁ。お二方共無事、で……?!」

何故かスティングより先に来たユキノがルーシィを見て固まった。

そりゃあそうだ。あの茶色い瞳はどこに。あの綺麗な金色の髪はどこに。

「あ、あの…失礼ながら、そ、そのような格好は…どうされたのですか?」

ルーシィはリンを見た。助けて、と言うかのように。

「…ルーシィは、“あいつ”に殺されかけた。そして…自ら声を失った。」

(“あいつ”の行動パターンなんて知れてる。この傷はきっと…自分でつけたもの。)

「そ、んな…」

「…おい、その“あいつ”って誰だ」

「敢えて言わないということはフェアリーテイルの一員って訳なのか」

そこにスティングとローグも会話に入ってくる。

リンはあからさまに顔を歪め、ルーシィはきょとんとしている。

「…正確に言うと、“あいつら”。……ここでは言えない。」

「そうですよね…」

重たい空気が流れる。リンには冷たい空気が纏っている。

「…少し、行ってくる。」

リンはルーシィを残して出て行った。





「入る。」

あれ?この声は…歌姫様じゃないの。この界では関わらないって言ってたんだけどなー。

「…どうした。」

「やっぱり、また…ね」

「そうか…ところで、やはり貴様の男装など見たくもないな。」

「煩いわね?これでも気に入ってるの。」

はい、私はアイリスでーす!天界で歌姫様の側近でーす!見張りも兼ねてこっちにいまーす♪

「今回は…早かった。その代償かは知らないけど生きている。…死にかけているけど」

「ふーん…また“あいつら”、か。何回も何回も…ほんっと、懲りないわね」

「ふん、因果が溜まっていることも事実。お前のすることはもう無い」

ほんっっっっっっとにマイヤルトはキツい言い方ね。ま、これも愛情表現、ってヤツかしらね。

「でもさ、因果が溜まっているんだし、そろそろ死ぬ確率はほぼ100%な訳でしょう?」

「あぁ、確かにな。今頃死なないとなると、可笑しい話だ。」

うーん、それなら何で…?……あ!

「それじゃさ、因果よりも絆や幸せが多かった!っていうのは?」

「…ありえる、のかも。今回はたくさんの事件、イベントがあった。」

「リン、お前まで馬鹿になったか。」

あれ?それって私も馬鹿って言ってるのといっしょ…^言^

「…マイ、アイが醜い姿になってる。天使なんだから、控えて欲しいし、君もやめて」

「そういうのが甘いんだよ。」

「…今は関係無い。もう既に感情の数値化は完了している。」

「でしょでしょ!それを見て思いついたの♪ほら、これ!」

私のデスマなら即解決(^_−)−☆

「うん、アイの考えは正しい。例年通り、中止。」

「ったく、一度しか楽しんでねぇのに…」

「ねー、少しは楽しみたーい」

「……もう、辛いルー姉は見たくないの」

ふふっ、リンはそういう子なの。大切な物は何がなんでも守る。

私たちも、そんなリンにいつも守られてきた。

「ふふ、それでこそリン。」

「…ありがと」




お前の望むことは何だってしてやる

たとえそれが、俺の死だとしても


君の希望は忘れない 君の言葉、嫌いじゃないんだ

たとえそれが、あの子への言葉だとしても






「「君が、好きなんだ」」

277:林檎:2016/01/04(月) 20:47 ID:U5o

「見て!あのお金持ちのお嬢様よ!」
「ホントだ!私達とは生きる意味が違うわよねー!」
ルーシィとグレイが教室に入ると、ルーシィをしてチラチラ見ながら、女の子達がヒソヒソと話す。
「アンタ、ハートフィリア家の人間ダロ?」
一人、ルーシィに話しかけた。その子の名前はエンジェル。
「うん…」
ドンッ
エンジェルはルーシィを押した。
「目障りなんだゾ。消えて欲しいゾ。」
エンジェルを中心に女の子達が集まってくる。ルーシィは思った。コレはまずいと。
「ルーシィ!」
「ルーシィ!」
グレイとナツが叫ぶ。
「あ・アンタ達があたしの事を目障りだと思ってても…、あたしには友達がいる…。だから消えられない…。ごめんなさい…」
ルーシィはうつむきながら席に向かった。席ではグレイが、ナツが笑っていた。
「お前の友達はオレらだ!」
「オレらはお前を見捨てねぇ!」
ルーシィは思った

ありがとう

続く

278:みるくてぃ ・ おぶざ ・ むんむん:2016/01/04(月) 21:00 ID:BUI

〜 番外編 マイヤルト編 〜

リンとの出逢いは 俺の運命を変えた



何でか
一人になりたくて、近くの野原に寄った。

人見知りな俺は信用出来る人以外の前では本性を見せない。


「…っても、信用出来る奴が居ないんだよな……」

野原で寝っ転がる。運命の出会いとか何たらかんとかを考えて。

少し目を閉じよう、そう思ったとき、綺麗な声が降りかかってきたんだ。


「君、死にたい?」


「……は?」

は?…何だ急に。この声、聞いた事もねぇし…

いや、どっかで聞いてる。いつだっけな、思い出せねぇ。

「だから、君は死んでみたい?」

「…馬鹿だろ、お前。死にたいとかは考えてねぇし。」

「え、え?!えー!?」と頬を赤らめる少女が可愛くて、自分も照れたのを憶えてる。

何でか君の前では一瞬で本性を表した俺。やっぱ、必然だったのかもしれねぇ。

「でも、苦しいでしょ?!」

「あぁ?」

さっきよりも必死で食い気味に少女は聞いてきた。

「大丈夫!さっきは間違えたけど、今度こそ合ってる!ね?!」

「まぁ、行き詰まってる。あいつらは上辺だけの関係に気付きもしねぇ。」

「…え?」

「…は?……………あ」

思いっきし言っちまった。

「…あっはは、そこまで言うとは思わなかった!じゃ、リンと一緒に来て!」

そうやって君、リンは半ば強引に俺を連れて行った。



「あ、ルー姉!この人を側近にしたい!」

「…あ……」

このルーシィ様を目にして悟った。目の前の人は、歌巫女様だ、と。

「お前、側近って何?」

流石に敬語を使ったほうが良いと思ったが、さっきまで普通に喋ってたし今更と思い普通に話しかける。

「ほら、ね!この人ね、行き詰まってるんだって。だから…リンがこの人に生きる希望を与えたいって思ったの」

…少し、じんわりきた。

「そっか。じゃあお願いね、側近くん。」




またまた連れてこられたのはリンの部屋。そこには一人の女性の姿。

「はい、自己紹介ね!リンはリン!ヴァルキリー・ワルキューレロマン!」

少し変なリンの紹介につられて自分たちも自己紹介をする。

「…リアント・マイヤルト。」

「ハナマリ・アイリス、です…」

「オッケー!じゃあ二人はこれから側近ねー♪」

さっきから薄々感じていたが、やっぱり驚く。

まず、今日会ったばっかなのだ。

「二人さ、行き詰まってる、って言ったでしょ?二人とも、おなじことをいったの」

「それを思ったら、この人達しかいない!って思ったんだ。二人を…二人と、幸せになりたい」

リンの言葉は涙を誘ってきた。隣のアイリスも目に涙が溜まっていた。



そこから打ち解けるのは早く、アイリスも自分の性格を表してくれるようになった。

そして、俺はだんだんリンに惹かれていった。

だから、リンが感情を塞ぎこんだときは…


「泣くなよって、言いたかったのに…」


きっと君を傷つけてしまったと思う。






会ったときから、好きです 一目惚れでした

279:みるくてぃ ・ おぶざ ・ むんむん:2016/01/04(月) 21:01 ID:BUI

あ、私の好きなエンジェルが…あたしの天使がぁぁぁ!

280:林檎:2016/01/04(月) 21:47 ID:U5o

あ…、メンゴ(笑)

281:みるくてぃ ・ おぶざ ・ むんむん:2016/01/05(火) 00:10 ID:BUI

林檎たん))……いいえ、良いのよApple。僕みるくてぃ おぶざ むんむんはエンジェル様の全てを受け止めるからーーーー!!!!

282:みるくてぃ ・ おぶざ ・ むんむん:2016/01/05(火) 00:30 ID:BUI

番外編 ハナマリ・アイリス編



「お疲れ様でした〜」

バイト先の控え室で声を上げてからすばやくその場を去った。

わたしがやるのも所詮、上辺だけの関係。

お気に入りのケータイ小説とかで、上辺だけの関係男子とかは萌えるんだけど…

「私の場合は、違うんだ…」

だれも、見てくれない。誰も、信じてくれない。

だからこうやって地味なキャラを押し通す。

ふと視界に捉えたのは綺麗な川。

こんな所にあったっけ?と思いつつ足はそこに向かう。

綺麗な川に映るのは醜い自分。

(私は、もう要らない。でも、死の怖さを知っているから…)

お母さんは死の間際、私に精一杯生きて、そう言ったんだ。

お母さんの気持ちを蔑ろになんて出来ない。

「ねえね、貴女は死にたいの?」

昔の記憶に浸っていると後ろから凛々しい声が聞こえてきた。

川に映った私の顔の後ろには綺麗な金色の髪の少女。

この顔には見覚えがある。でも…思い出せない。

普段はケータイ小説を読み漁るかバイト以外しないからよく分からない。

…テレビだって、見ないから。

「…死にたくない。けど、ね。私が大丈夫じゃないって言った時、みんなはそれを信じる。」

初対面の子に何言ってんだろ…。そう考えても走り出した口は止まらない。

「みんな。本心じゃないって…上辺だけの関係、って気づかない…」

「そっか。じゃあ、悲しいの?」

この子は何を考えいるのだろう。さっきからにこにこしている。

「悲しいけど…私にはケータイ小説があるから良いの!!」

「…ふふ」

「え、え!?」

いきなり、笑った。……あ、叫んじゃった…引いてる、かな?

「あははっ、好きなんだね、ケータイ小説。色んなジャンルもあって良いよね〜」

思いっきり興奮した私に引かずに話しかけてくれた少女。

恥ずかしい気持ちもあるけれど、何だか心が温まった。

「それじゃ、来て!」

油断していた私も悪いけど…

「ストップー!」

彼女は強引に私を引っ張って行きました。





それから側近となった。もう一人、側近の少年とリン。三人で暮らす日常は幸せだった。

…でも、いつしか貴方に惹かれていった

あの子が感情を塞ぎこんだ時、私はズルい女になった


「ねえ、ずっとあの子を想っても無駄だよ?」




ねえ、リン。貴女は私を。恨んでいますかーー

283:林檎:2016/01/05(火) 06:40 ID:U5o

みるくてぃ…病気なのかな…?エンジェルハマり病…

284:泣き虫夢見人:2016/01/05(火) 08:04 ID:BUI

林檎たん))ふはははは、羨ましいのか、羨ましいだろう!!!

285:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/05(火) 08:05 ID:BUI

284、うちだ。

286:林檎:2016/01/05(火) 08:23 ID:bJo

「ナツー、グレイー」
「なんだよ、ルーシィ。」
「この問題わかr「分からん!」早いわ!」

今は算数の授業中だ。ルーシィは分からない問題があったので、ナツかグレイに教えてもらおうと思ったが、即答で言い返された。

「コラ、そこ!今は授業中だぞー!廊下に立ってろ!」
ルーシィのツッコミの声が大きいので先生にバレてしまった。
「うわ!バレた!」
「ちょっと!」
「声がデケェ!」
ナツが声あげ、ルーシィが口を塞ぐ。そして、グレイが注意する。
「お前ら!全部聞こえてんだよ!廊下に立ちやがれ!特にナツ!」
「オレかよ!」
ルーシィとグレイとナツは渋々立って、廊下に向かった。

辺りは笑いに包まれている。特に、ルーシィをいじめのターゲットにした女の子達が。
続く

287:林檎:2016/01/05(火) 08:31 ID:bJo

アホか!厨二病なんかになりたくないわ!羨ましくないからな!?ないからな!?

288:みさ:2016/01/05(火) 08:44 ID:IRo

エンジェルハマり病(笑)



闇の中

「助けるって…どうやって?」
『この外に出られたら…してください』

メイビスはうつむいて話し、小さいか細い声で聞き取れなかった。
でも、そこが一番重要ということはわかる。

「ごめん、聞き取れなかった。もう一回言ってくれるか?」

___ポタッ

誰かの涙がこぼれた。

『き、きっと難しいし、つら、いことだと思います』

『ルーシィを殺すか今までの記憶をすべてリセット。もしくは、植物人間で生きさせるかしか方法はありません…』



ルーシィは歩いていた。
闇に飲まれた死体を回収するために、飲まれた場所へ。

そして、手をかかげ、何かをつぶやいた。


___バン!

爆発音とともに、人間の死体も出てきた。だが、その中には、生きたやつもいた。


「ルー、シィ…」


続く

289:みさ:2016/01/05(火) 08:46 ID:IRo

林檎ツンデレ?!

290:林檎:2016/01/05(火) 09:57 ID:bJo

か・勘違いしないでよね!
何故なら私はサディスティック星三代目サディスティック女王だもん!
ツンデレなんて、するわけないじゃない!////

291:みさ:2016/01/05(火) 10:04 ID:IRo

何だよそれ(笑)

292:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/05(火) 10:38 ID:BUI

友達に林檎の事を話したら、「お前も十分ドSだわ」って返された…



「えー、今大会は、ある事件が発生したそうなので中止となります。」

「なんとも残念じゃのう…」

二人の声に会場からはブーイングが起こる。

リンは彼らと同じ、司会者の後ろにいる。そこから反対側のセイバートゥースの席が見えた。

そこにはルーシィの姿もある。

(ルー姉、声出したそう…)

「ごめんね、ルー姉。」




「フェアリーテイルとセイバートゥース、集まってる?アイ、最強チームはちゃんといるか確認して」

「はいはーい。変装解除〜♪ほら、マイヤルトも、ほら!」

「…分かった。」

二人は変装を解いた。当然、周りの人は困惑している。

「お前ら、何なんだよ!何で急に光って…「黙れ。」」

「あっはは、リン、落ち着いてね〜?」



ハッピー「以下、名前がつきます!」
ルーシィ「そしてほとんど会話!読みにくいけど許して!」



リン「やっと、会えた…」

ナツ「は?前も会ってるだろ」

エル「…貴様ら、何のつもりだ」

フェアリーテイル(主メンバー)とセイバートゥース(代表者、ルーシィ以外)の周りには緊迫した空気が流れる。

リン「うーん…こうやって会うのは初めて?…いや、前の時間軸でも…ないな。初めてか」

グレ「何で呼び出した。お前…ルーシィは何処だ」

リン「…気持ち悪い、その目で見つめないで。」

ミラ「それは、ルーシィに何かした、っていうことで良いのね?」

アイ「ねえリン、こいつらさ、絶対何をしたか知らないよね〜?」

マイ「…あぁ。つまらない茶番だな」

リン達三人は先程から相手を挑発する。スティング達は口を出すな、と言われているので口出しは出来ない。

リン「うーん…取り敢えず、1回死んで欲しいけど、無理だから…」

マイ「…待て、殺しても良いが、こいつらにも言い訳の時間を与えたほうが良いだろ?」

マイヤルトはにやりと笑った。

アイ(あははっ、本当マイヤルトはSよねぇ…リンもSだけれど)

リン「…マイ、名案。はい、言い訳をどうぞ」

リサ「言い訳も何も、何があったのよ!」

マカ「…うむ。わしは分かっとる。リサーナ、お前じゃろ。ルーシィを殺したのは…」

突然のマカロフの言葉に一同は吃驚してリサーナを見る。

リン「…流石マスター。貴方はきちんと時間軸の調べをわかっている。」

アイ「…ウザい。ウザいわ。身元の知らない私をリンとルーシィ様は雇ってくれた…」
リン「でも、やっぱりイラつくんだ」

「「かけがえのないものを失った気持ち。お前らを殺したくなるほどに渦巻いてる」」

アイ「あれ、なんか今揃った…?」

リン「…アイも、同じ」

エル「悪いが…私達も大切なものを失っている。その気持ちがあるのは貴様らだけじゃない!」

ウェ「そうですよ…ルーシィさんを何で奪ったりなんかしたんですか…」

リン「奪ってない。ルーシィが望んでしたことだ。」

リン達三人(((話が通じない奴らだ…)))

ナツ「お前ら…リサーナもルーシィも仲間だ!リサーナがそんなことするわけ…リン「…その茶番、醜い。じゃあ、ルーシィに出てきてもらおっか」」

リンはそう言うと手に魔力を込め始めた。そこから円形の魔力結晶が出てきた。

グレ「ル、ルーシィ?!」

…そう、その円形の魔力結晶から、ルーシィが出てきたのだ。

エル「貴様っ!ルーシィに何をした!」

リン「うるさい。ミネルバと同じ類の魔法。何もしてない」

エルザを睨んだリンはすぐにルーシィの元へ寄る。

リン「ルー姉、大丈夫?」

リンは今まで見たこともないような優しい瞳でルーシィを見た。グレイは一瞬ドキッと胸が高鳴った。
それにつられて他全員もルーシィを見る。

ナツ「お前っ…その髪に目…どうしたんだよ」

リン「…髪の毛は血で染まった。目は…これがありのままの姿。」

リン「貴方達のせいで、声も失ったの。ルー姉、話すけど、許して」

293:みるくてぃ おぶざ むんむん:2016/01/05(火) 10:42 ID:BUI


「貴方達はルーシィを苦しめすぎた。一度は陰で裏切られ、一度は仲間と思っていた人に殺され、一度は自殺を経験した。ねえ、リサーナ。そんなことしていて楽しいの?ルー姉を傷つけて何が楽しいの?!お前なんか誰も必要としてねぇんだ!お前が今すぐ死ねよ!ねぇ、今までの分、詫びろよ!」

理性を失ったリンは叫ぶ。今までの苦しみを全て吐き出すように。

アイ「……リン、吐き出しても、何にもならないわ」

「分かってる!わかってるよ!だけど…今までずっと、ずっと!ルー姉はこいつに苦しめられてきた!ウザいんだよ、殺したいんだよ!こいつのせいでっ!僕も人への好意を忘れた!もう、三人とサーシャイライト以外は信じられなくなった!」

「ルー姉の綺麗な声を、聴きたいよ…。あの声で、癒してほしい。」

「ねぇ、ルー姉の声が聞けないなんて、嫌だ…醜い人間の声のしか聴けなくなるなんて嫌だ!」

リンは泣き叫ぶ。また全てを失ってしまうんじゃないか、と。

アイ「リン…」
マイ「俺らが…」

マイヤルトとアイリスは心を痛めた。二人とも、声を失っているのだ。
今は仮初めの声を与えられているだけ。本当の声は、聴けないのだ。

「何でっ!何でリンと関わった者は全て、不幸になるの!ねえ、リンは幸せを司る女神(つかさどるめがみ)なんでしょ…?この願い、叶えてよっ!!代償は…リンの声、聴力、視力!」



「いでよ、癒の女神…治妃(はるひ)!!!」


リンの綺麗な声はよく響いた。


マイヤルトはリンに駆けつける。

マイ「リン!やめろ!」


「マイ、危ないよっ?多分ね、今…昔に戻ってる。幸せだった、あの頃に。」

マイ「お前っ!また全部失うのか?!取り戻したんだろ!」

「マイ、リン、何も出来なくなっちゃうから、アイと一緒に、支えてくれる?」

アイ「リン…リン、やめて!」


「ねえ、マイ…もう、言えなくなっちゃうから、今言うよ?」





「  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄あなたが、好きです…」

294:林檎:2016/01/05(火) 11:16 ID:bJo

みるくてぃもSなの〜。
じゃあ、サディスティック星の人間かい?

295:みさ:2016/01/05(火) 12:45 ID:IRo

むんむんSなの?!

……頭文字Ⅿなのに…。

ってことは、林檎はまさか?!

296:みさ:2016/01/05(火) 13:53 ID:IRo


関係ないけど、ハッピーの一句

雲見ると 魚の形 おいしそう… (ジュルリ)


すいませんでした

297:みさ:2016/01/05(火) 14:28 ID:IRo

そういえば、この前フェアリーテイルの漫画買った!

298:みさ:2016/01/05(火) 14:29 ID:IRo

そういえば最近来るメンバーが決まってきてる…。

299:林檎:2016/01/05(火) 14:30 ID:bJo

今の小説やめた!前の小説へイケー!!

『待ってください!』
エルザ達のまえに現れたのはメイビスだった。
「アンタは誰ですか?」
『私はメイビス。フェアリーテイル初代マスターです。』
どうやら、メイビスの魔法で本来なら見えないスティング達も見えるようになっていた。
「初代、話は?」
エルザは溜息を吐きながら本題へ入った。
『あなた達ではゼレフに勝つ事はムリでしょう…』
メイビスの発言にみんなは俯き、暗い顔をする。
『しかし、ゼレフに勝つ算段が一つだけ…、あります。』
「あるんじゃぇか!どんな算段だ!?」
ナツの明るい声にメイビスは顔を暗くした。そして、決意して言った。
『フェアリー・エンドです。』
「フェアリー・エンド…?」
聞いた事のない魔法の名前にみんなは首をかしげる。
『フェアリー・エンドを使い…、ルーシィとゼレフを…、いなかった事にします…!!』
エンドとは、最後、終末、自殺を意味する。フェアリー・エンドを使って、ルーシィとゼレフの存在をなかった事にするのだ。
『そして、フェアリー・エンドを使えるのは…、滅悪魔導士グレイと、滅悪竜魔導士ナツ…。あなた達二人なのです…』
「オレと…グレイ…?」
『そう。フェアリー・エンドは闇を滅ぼす者しか使えないのです。』
「オレは…、オレは…!やらねぇ!」
グレイが声をあげた。涙を流して。
「グレイ!お前はルーシィと世界、どっちが大切なんだ!」
「うるせぇ!オレは仲間をいなかった事なんかにできねぇ!ルーシィはオレらの仲間なんだぞ!!」
「オレもやりたくねぇ!ルーシィと世界を選ぶなら、オレはゼッテェにルーシィを選ぶ!オレとルーシィは仲間だからだ!!」
ナツも涙を流していた。なかなか、泣かないナツが、グレイが。
『ですが!「初代…!フェアリー・エンドの発動はやめましょう!!」…分かりました。フェアリー・エンドの発動はやめにします。』
「よっしゃー!!」
ナツとグレイが喜んだ。他のみんなも安心した顔だ。
『しかし…、勝てないかもしれません…』
「んなもん、やってみねぇと分からねぇ!」
「オレは仲間の為なら死んでもいい!!!」
「当たり前だ!仲間を売るくらいなら死んだ方がマシだ!!」
「私だって、ルーシィさんが帰ってきたら治療してあげるんです!!」
「ルーシィはセイバーの仲間だ!ゼレフなんかに渡さねぇ!!」
「ルーシィには色々と世話になった…恩をあだで返す訳にはいかないからな!」
「ボクの相棒はルーシィだよ!ずっとずっとルーシィだよ!!!」
「おいらだって、ルーシィ大好きなんだぞ!!」
「ルーシィさんには帰ってきてもらわないと困りますからね〜ハイー」
「フローもそー思う」
『では、いざ!ゼレフの元へ!!』

「ボクの元へ来てもルーシィは渡さないよ。」
続く

300:林檎:2016/01/05(火) 14:31 ID:bJo

みさ)確かに!もっちゃんとか、蓮蓮とか来ないよね〜!T^T


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