ルール
・楽しく小説を書く!
・荒らしは厳禁!
LET'S START!
「仲間…?友人…?愛する者…?そんなくだらないモノで何ができる!」
「くだらないモノなんかじゃない!素敵な力よ!」
「その力をボクは嫌っている!素敵なんかじゃない!人間には闇がある!いつ裏切られるか分からないじゃないか!!」
ルーシィとゼレフの技が交互に交わる。そして、お互い討論しながら避ける。
「…確かに、人間には闇がある。いつ裏切られるか分からない。でもね、本当の絆っていうのがあるのよ。切ろうとしても、切れない本当の絆。それを人は『愛』と呼ぶのよ。」
「あ…い…?」
「愛よ!アンタもいるでしょ?一人ぐらい…。愛した人が!」
ルーシィは攻撃をやめた。ゼレフが攻撃をやめたからだ。
「愛…。愛した人…。メ…イビ…ス…」
ゼレフの頭の中では、自分と一緒に笑うメイビスが浮かんでいた。
「メイビス…。君は…、ボクが殺してしまった…」
「殺してなんかいない!ゼレフと初代を苦しめてたのはアンクセラムの呪いでしょ!初代が亡くなったのもその呪いのせい!それなら…、アンクセラムを…、この呪いを倒せばいいのよ!」
「そんなこと、できる訳がない!相手は神だ!」
「あたしが力を貸してあげる!」
続く
むんむん>>ありがとう!
今日は試合してないと思うから、なしだよ!
でも、どうやって出ればいいんだろう。
生き残りは、わずかだ…。
「私がは光を照らしますから、皆さんで、この方たちをどうか家族のもとに…」
その時、ビリビリ、っと何かが破れる音がした。
上を見ると、闇に亀裂が走り光が漏れていた。
だが、その亀裂はすぐに壊れる。
「ま、眩しい」
入ってきたのは、とてつもない量の光、だった。
何秒立ったかわからないが、目が慣れたと思い目を開ける。
「…!!」
皆はもう眼を開いて立っていた。
見つめていたのは、ルーシィだった。
両者絶句した状態で立ちすくんでいた。
闇を開けると、死体以外のものがあった。
何か、動いている。
1人が目を開きこちらを見た。何も言えずに、立っている。
他の奴らも見ている。
___フェアリーテイル
なぜだかわからないがそう直感的に思った。
「…ルーシィ!」
「…?」
なぜだかわからないが、今とても懐かしい声がした気がする。
だが、その声が何なのかはわからない。
声がした方を見ると、そこには黒髪のたれ目の男がじっとこちらを見ていた。
___ドーン!!
爆発音がした。
いや、正確に表すと、ルーシィが手を上げ何か呪文を唱えた。
そして、そこら中に生い茂った木々が消えていた。
さっきまでいた人々と共に。
続く
「うわぁ、紅だよ、紅。綺麗な紅!ほら、見なくていいのー?」
ヤベッ…意識が朦朧とするなか、彼女の声はクリアに聞こえる。
その周りでぐるぐる響くのは鳴り止まない爆発音。
「でもね、こんなんじゃダメなの。もっと壊して、もっと壊れて?もっと紅でいっぱいにさせて!」
少女は狂ったように笑いだす。それが腹や左脚に響く。
少女は自分のケースから鍵を取り出す。そしてそれを…
ギリッ
ーーー口の中で噛み砕き、吐き出した。
「あー、でももう時間だ。じゃあね、ギルドさんっ。今度はいっぱい紅を見せてね♪」
彼女は屋上の崖部分へと歩いていく。
その後ろ姿が幼い頃の記憶に映る彼女と似ていて…
「ッ…ルーシィ!」
思わず、叫んでしまった。
俺の声に反応した彼女は振り返り、にこりと笑う。
「あんた、うざい」
それだけ伝えると屋上から飛び降りていった……
「ふふっ、目当ての物は入手出来たわ。いい働きね、ルーシィ、ユキノ。」
「はい!ありがとうございます。」
暗がりに青い画面の光で溢れる部屋。
一人の少女は目を輝かせ、一人の少女は鍵を見つめ、一人の女性はモニターに向かいあう。
「特別に褒めてあげるわ。…ところで、リサーナは何処にいるのかしら」
女性が呟くとユキノは気まずそうに目を泳がせる。
「それが…半分壊された身体で帰還されました。なので、カリウムの元で治されています。」
「…そう、本当、使えない子よね。まあ、いいわ。」
「…明日は評議会の拠点を襲撃。何としてもポルカを入手しなさい」
「「了解」」
「おいグレイ。報告だぜ?何やってんだよ」
「あぁ、悪りぃ。考えごとだ。」
「お前が考え事か?珍しいな…まあ良い。報告を頼む」
ギルド妖精の尻尾本部。第一部隊はエルザの元で会議を行っている。
それでも頭のなかに浮かぶのはルーシィと酷似しているあの少女。
ルーシィは本に影響され、星霊を呼ぶ鍵にハマっていた。それはやはりあの鍵と関係しているのか…
駄目だ、思い浮かばない。それより会議に集中だ。
「昨日、屋上から潜入ルートには殺戮ラクリマが一体。そこで俺は左脚、左腹を重傷。それとーー」
「グレイ。私は何故お前が怪我したかが気になっている。お前が怪我するなど、よっぽどの敵だったんだろう……っ、まさか…!」
グレイの話を遮ったエルザだが、だんだんグレイの言う殺戮ラクリマに気づいていく。
「…あぁ、そのまさかだと思う。人のような容姿に相当な戦闘力。…恐らくあれがヒト型だ。」
その声で周りは静まり返る。数カ所からは息を飲む声を聞こえる。
「…そうか。まあグレイもポーリュシカさんのおかげで10分安定なだけだからな。ナツはどう思う」
「なぁ、そのヒト型ってどんな奴なんだ?新殺戮ラクリマは高精度だったけどよ…」
グレイは“彼女”を思い出す。その姿を思い浮かべば思い浮かべるほど“あの子”を思い出してしまう。
……昔の“あの子”を。
「魔導士ランクでいうと、A以上…いや、SSってところだ」
俺らがフェアリーテイル最強の『S』ランク。ここのマスターでさえSSまであと一歩のところだ。
つまり…彼女は相当な強さになる。
「そうか…グレイ以外の者が当たっていたらひとたまりもなかったな。」
魔導士ランクは一番下がE。一番上がSS。現在SSは確認されておらず、Sが最高となっていた。
その驚異的な強さに第一部隊も震えあがる。
「…もし、そのヒト型何台も生産されていたら…。」
「ウェンディさん、それは無いに等しいと思います。この技術は相当賢い、または資材が必要です。」
「あぁ、ま、ボスが相当頭良いとかなら納得できるけどよ。ギヒッ」
グレイは俯いて唇を噛む。もし昨日会ったのが“あの子”だとすれば、彼女も元は人間だ。
“あの子”はまだ生きていると信じたい。…それと同時に、彼女が“あの子”ではないと信じたい。
「グレイ、そろそろ薬が切れるだろう。部屋に戻って良いぞ」
とぼとぼと歩きだす。エルザの言う通り、そろそろ足が痛みを訴えはじめた。
(…ルーシィ。)
いつか。あの頃のように、幸せに笑いたいと思うのは、俺だけかーーーー?
「グレイ様!」
高めの声が俺の後ろで鳴る。人物像を頭の中で考えて後ろを向く。
「ジュビア、頑張ってお粥作りました!これです…」
そこに居たのは予想通り同じ部隊のジュビア。彼女は何故か俺に好意?を持ってるらしい。
“あの子”を失ったとき、ジュビアは俺の心を立て直してくれた。
『…彼女、グレイ様の事大好きだったんですね。あなたの大事な人は、あなたに生きて欲しかったから、守ったんだと思います。…だから、その子の分も、生きてください。』
初めて会った俺にも笑顔で接してくれた。その笑顔に何度励まされたか分からない。
「…あぁ、ありがとう。向こう行って食べるよ」
少しやつれ気味にお粥の入った鍋を受けとる。
「いいえ!ジュビアがあーんを……」
………時々暑苦しくなるときもあるが。…それでもジュビアは俺に頑張って話しかけてくれるから。
その笑顔に応えたいと思う。
「いや、結構足も辛くなってきてるから…」
「そうですよね!では、気をつけてください」
そう言い残すとジュビアはぱたぱたと走っていった。
…知ってる、“あの子”まではいかなくても、ジュビアの存在が大きくなってることも。
…………………あのヒト型は、敵だってことも。
それでも、可能性を求めてしまう。
もう大事なものは失わない、と。
“あの子”はあんな狂的な笑顔を浮かべるわけない、と。
「結局、それは理想なんだよな…」
その後、俺を呼び止める者もいず、静かの自分の部屋へ戻った。
「まぁ、あの子豚…逃げるなんて、ずる賢いのね。頭は悪い癖に悪知恵だけは働く…正真正銘の低脳子豚さんね。」
これって続いてる?
わからんw
408:林檎:2016/01/12(火) 21:50 ID:nNUみるくてぃ)「あら、いつどこで私が逃げたというの?そういうのは、私が尻尾を巻いて逃げたときに言いなさい。」
409:林檎:2016/01/12(火) 22:03 ID:nNU 「君が手を貸してくれても、アンクセラムには勝てない…」
「そんな…!でも「いいんだ!…本当の絆を…、愛を知れたことで、ボクの罪が少しでも…!人々に償う事が出来たなら…!」ゼレフ!姿が…!」
ゼレフは膝をつき、血を吐いた。
そして、姿が消えそうになった。
「…ルーシィ、今度生まれ変わるときは…、ボクは…、神の怒りに触れずに…っ!普通の人間として…、生きれるだろうか…」
「生きれるわよ!アンタだって…、元は普通の人間じゃない!
迎えに行く!アンタが普通の人間として生まれ変わったらあたしが…!アンタを…!迎えに行くから!!!絶対にィ!」
ルーシィがゼレフを抱いて、大粒の涙を流した。
敵でも、愛したときがあった。
愛する者がいなくなるとき、人は死よりも苦しい絶望を感じる。
それは、黒魔導士と闇滅竜魔導士だって同じ。
「…ありがとう。ルーシィ…。」
「ゼレフゥ!!!目を覚ましてェ!!」
ルーシィの腕の中でゼレフは消えた。
続く
ゼレフいい人!メイビスとゼレフの組み合わせは好きだー。
ルーシィが人型のラクリマ…せ、設定が込んでますな…((震
えーっと…両者ともがんばれー?
次の日。
目を覚ましても、あの明るさはない。
空には灰色の雲がどんよりと漂っている。
ルーシィ「今日は…曇り…」
胸騒ぎがする。
あたしの胸騒ぎはいつも当たる。嫌なことほど当たってしまう。
ーーはぁ。
自然とため息が溢れ出た。
息を吸い込んで、頬をぺちっと叩くとあたしはベッドから立ち上がった。
ルーシィ「…今日も頑張ろ」
ルーシィ「へ?妖精の尻尾が?」
朝食の為に広間へと訪れると、父上から報告があった。
妖精の尻尾が朝からいないのだ。
いないのはいつもあるが、何も言わずにいなくなるのは初めてのことだった。
レイラ「ローズクォーツのこともあるし、何もないといいのだけれど」
ジュード「そういえば…レオはどうしたね」
ルーシィ「メイド達の長期休暇とともにまた遊びに行ったのでは?」
今は新しいメイド達を育成させる為、カプリコーンなどの執事長、メイド長などは長期休暇だ。
コックも新しい人になっており、そのせいかどことなく朝食の味が変だ。がする。
朝のドレスの着せ方も、緊張で手が震えているのが目に見えた。
新しいメイド達の育成期間は一週間後くらいだ。それも今日までだ。
レイラ「しかし、今回の新しく来てくれる人達は随分緊張してるわね」
ジュード「スコーピオン達が陽気だっただけだろう」
ははは、と笑い声が響いた。
長い廊下を背筋を伸ばして姿勢良く歩く。
子供の時は頭に本を載せたりして修行したものだ。
座学の為に資料室へとはいるとカプリコーンの姿が見えた。
ルーシィ「カプリコーン?何故ここにいるのです?」
カプリコーン「ルーシィ様。勉学も継続が大事と思いまして。図書館のは一週間のうち、全て読んでしまいましたのでこちらのを読んでいました」
図書館の本を一週間で全部…。
そういえば昨日も新人さんへと手本を見せてたわね、本を読むついでに。
そういえば、あの時はクル爺もいたっけ。
新人執事「ルーシィ様!座学のお時間…カプリコーン様!」
カプリコーン「あぁ、今席を外しますのでご安心を」
どうやら本当に本を読みに来ただけ見たい。
あたしが席に着くのと同時にカプリコーンは資料室を出て行った。
新人執事「ルーシィ様、たまには隣国のことも知りたくありませんか?」
ルーシィ「あら、いいわね。何を教えてくれるの?」
新人執事「私の知人がローズクォーツ出身でありまして。ローズクォーツの歴史でもお話できたらと。」
…彼はローズクォーツによるあの爆発のことも、この国との関係も、知らないんだろうな、と思いつつ、ローズクォーツの歴史には少し興味があった。
『是非聞かせて』
あたしはそう言った。
ふと窓を見れば、日は傾き雲の切れ間からオレンジの光が降り注いでいた。
ーー本を読み漁り、小説を書いていたら時間を忘れたらしい。
しかし、妖精の尻尾のいない城はなんとも退屈だ。
…って。何考えてんのあたし。やっぱり汚染されたかなと思いつつ、夕食に呼ばれた。
夕食を取っていると、ふいに父上が声を上げた
ジュード「そういえば、妖精の尻尾が帰ってきたようだ。」
ルーシィ「え?」
レイラ「あら、ルーシィ知らなかったの?怪我なさってる方も多くて…」
ジュード「なに、また喧嘩したのだろう」
そこで会話が終わってしまったが、なかなか食が進まない。
ーーてか、今日のシェフは緊張しすぎよ。味が変だもの。
まぁ愚痴はいいとして。
早めに食事を済ませて、妖精の尻尾の方へ行ってみよう。
怪我だなんて心配だもの。
兄上は帰ってこないし、妖精の尻尾は怪我して帰ってくるし。今日の胸騒ぎはこれか…。
雲の切れ間からはオレンジの光が地上へと所々差し込んでいるが、灰色の雲はどく様子はない。
遠くで雷鳴が聞こえた気がした。
感想書いてないと少し話題になっていたようだったのでかいたです
めいびす>>もう、何を応援しているのかわかんないよね…(笑)
今日は………むんむん選手です!
むんむん選手は今のところ記録を伸ばしております!
やはり、年の差で使っていたり知っていたりする言葉が違うのが原因なのでしょうか…?
え、え?年の差?……林檎、今小学校?中学校?
「まぁ、いらっしゃったのね。全然来なかったので、怖気づいて降参したかと思いましたわ。」
星霊が使う“殺戮ラクリマ”とは何だ。星霊の使うヒト型殺戮ラクリマとは何だ。
ヒト型は何故、魔導士と同じ能力を持つのか。
一向に答えが出ない問いは頭の中でぐるぐる螺旋を描いて廻るーーーーーー
『こちら、第二部隊・カナだ。探索中に大規模テロが発生。殺戮ラクリマも見られるから、恐らく星霊の仕業だ。数もさほど多くない、第一部隊、応援を要求する。』
無線の通信LANで連絡を取り合う。連絡は第二部隊・副隊長のカナから。
星霊の目的は“破壊”。そう言われていたが、前のテロでは物が盗まれていた。
その“モノ”は何かは分からない。
『第一部隊隊長、エルザだ。要求に応える。場所は何処だ。』
『それがちっと厄介でね…評議員の集まる第一拠点シャトレーヌ城だ。』
無線通信LANで繰り出される会話をボーッと聞く。
仲間には悪いが、今は戦闘に出たくないと思う。
『何っ?!…了解だ。…前回はヒト型の目撃が確認されている。第一部隊、副隊長と私以外は個人行動をするな!第一部隊、至急出動!』
“ヒト型”
この声に反応する俺はどんだけ“あの子”を引きずっているんだよ…。
もう一回、当たる可能性だってある。その時は、ちゃんと……
「粛正、か……」
エルザの声を聞きながら勢いよく地を蹴った。
「もっと、もっと壊れちゃえぇー!あひゃひゃっ♪」
「もう、ルーシィ。そんなに連射すると弾丸が切れちゃうよ?」
「ユキノは分かってないなぁ。この連射はキレーな“紅”を見るのに必要なんだよー?あははっ♪」
私は銃で、ユキノは刀で壊す。…全部、全部。全部コワシチャウの!
あーぁ、真ッ紅な血を出してくれる人、来ないかなぁ?
周りは綺麗な紅色の炎で色づいている。何もかも壊すの。
あの炎は全部全部、真ッ紅に染め上げて、壊し尽くしちゃの。
「…よし、ある程度の目標は達成したはね。ルーシィ、Bルームから妖精がきてる」
妖精…?…あぁ、あの妖精ね♪それじゃあ、今夜の獲物はキミ達だね…?
「あんなに素早く行かなくたってきっとアイツらは逃げないのに…しかも足止めしてくれれば良いんだけど…ね」
鋭くキラリと光る刃物。…はぁ、ぜんっぜん隠れきれてないよー?きっとあれは隊長サンの武器ー。
でも、たくさんいる…今夜はいっぱい“紅”が舞っちゃうね??
そうと決まれば、さっと茂みから出る。
「あっははははっ♪いっぱい“紅”を見せてよっ…!!」
素早く銃を連射、連射、連射。これはもう乱射って呼ぶべき?
あっははっ、そんなのどーでも良い…!もっとだよ、もっとコワレテ?
「ねーね、そんな防御だけじゃ駄目だよっ…?!」
一つの銃が幼い少女を貫いた。そこからは綺麗な“紅”が飛び散る。
「うわぁ、紅だ♪キレーなキレーな紅だ!あはははははっ!」
何なの、アイツら…声も出さずにただただ防御。
きっと自分は正義ーってlp言う奴らの集まりなんだろうけどっ。
…ムカつく、ムカつく。ムカつくムカつくムカつく。
「その腐った心を壊シテあげるっ!」
一人、下っ端級のヤツを倒す。うーん、紅は紅なんだけど、物足りないなぁ。
それはやっぱ、アレが第一部隊じゃないからー?…うん。きっとそうだよね。
「ねぇ、一つだけ、教えてあげるね♪あたしたちも……」
ごめん。私さ、言うの忘れてたけど、よく行動がSって言われるんだった〜。(笑)
私は小学生だお♡
番外編〜
ナツ「闇滅竜魔導士と黒魔導士編も終わったな!」
ルーシィ「本当、疲れたわ。」
グレイ「そういえば、何でルーシィはフェアリー・ルーズが効かなかったんだ?」
ルーシィ「ああ!それはねぇ、本当は効いてたのよね〜。」
ナツ「なにっ!?じゃあ、何でこっちに戻らなかったんだ?」
ルーシィ「ほら、そこでナツ達のところに行っちゃうと、ゼレフが何するか分からないじゃない。」
グレイ「なるほどなー」
ルーシィ「じゃあ、次回!最終章!あたしの居場所編お楽しみに〜」
私も小学生だお♡うちは行動も言動もかな…??
416:林檎:2016/01/13(水) 22:07 ID:nNU私はほとんど行動だね〜
417:林檎:2016/01/13(水) 22:22 ID:nNU 「ルーシィ!」
ゼレフが消えてから、ナツ達がやって来た。
「み…んな…」
「おい!どうした、ルーシィ!おい!」
泣いているルーシィの肩をナツが揺する。
「ナツ…。あたし…、また一度愛した人を守れなかった…」
「ルーシィ!オレらがついてる…。いや、オレがついてる!
オレがお前を愛してやるから!」
「ナツ…。あたしは…、もう一度…、人を愛していいの…?」
ナツの告白にルーシィは返事ができない。
ゼレフという愛した人を守れなかった者がナツという人を愛していいのか。
「あたしは…、ウェンドーラも…、ゼレフも…、そして、フィオーレ中のみんなを…、守れなかったんだよ…!」
「オレがルーシィが守れなかった分、ルーシィを、みんなを守ってやる!」
「本当に…?」
「絶対だ!約束する!!!」
「あたし…、ナツが好きだよ…。ギルドに入ったときから。」
「オレも好きだ!世界で一番好きだ!」
二人の気持ちが重なると同時に
二人の唇も重なった。
『知ってる?ファーストキスってレモン味がするんだって〜!』
『ヘェ〜。そうなんだー!私もいつかしてみたぁい!』
昔、誰かが言っていたことを思い出した。
これを母に言うと、こんな返答が返ってきた。
『ファーストキスのレモン味は涙の味でもあるのよ。』
「知ってる?ナツ…。ファーストキスはレモン味がするのよ…」
「!!! そうかよ。じゃあ、レモンは涙味なのか?」
「ファーストキスのときだけね!」
end
林檎))すごい良い話…!「……は?」
-----あたしたちも、魔導士なんだよ?
あの時と同じように、にたり、と彼女は笑う。しかし少しもすれば背を向け歩き出してしまう。そしてまたあの時と同じ、一回止まり、振り返る。
「頑張ってね、正義サン?」
ほら、また。にこりと笑った。その顔はやっぱり“あの子”でしかない。
…何だよ、お前はいま何処にいるんだ。本当にあいつがお前なのか?
「クッ、逃がしてたまるか!行くぞ!」
「え、エルザさん!今は撤退した方がいいと思います。評議員の避難も済み、この辺りに人は住んでいませんから。」
様々な問いが螺旋を描き続ける頭の中、ウェンディがエルザを宥めている声が聞こえる。
(俺は、どっちを守りたい?“イマ”の仲間か、それとも…“カコ”の大切な想い出か…)
…いや、どっちかじゃない。どっちも、だ。どっちも、守る。
…………守ってみせる。
「…ルーシィ、よくやったわ。ユキノも、…ね。」
ユキノが本当に嬉しそうに笑顔を浮かべる。
それでもルーシィの脳は覚醒していない。
「ルーシィ、貴女、私の話の最中に考え事?…貴女は誰のモノだったかしら?」
そう言って女性はルーシィの額をピンヒールの踵でぐりぐり押す。
ルーシィは苦痛に顔を歪め、はっと我に帰る。
「あ、ごめんなさい、ごめんなさい!」
「まったく、きちんとなさい」
女性は椅子をくるりと回してモニターへ目を向ける。
「…まぁ、今回も大収穫ね。……カエルム、リサーナはどうなってるのかしら。」
「恐らく、全治2日ほど。」
「……そう。貴女達も戻っていいわ。次は…特殊魔導士ギルドを狙っていこうかしら」
(私たちの目的は、破壊だけじゃない。)
女性は心の中で呟いた。
ーーーーーーヒト型。
それは星霊の最大の武器。ヒト型は特殊魔導士ギルドの者と同じ、究極大手術を受け、魔導士になっている。
しかし、魔導士である反面、殺戮兵器という名の“機械”の技術を活かし、身体の半分、または2/3は機械などを使われている。
その機械の技術によって身体も使い手が弱い刀の攻撃では血が出ることはない。
更にヒト型にはそれぞれ“コア”があり、その“コア”を破られると、ヒト型の機能は停止してしまう。
“コア”は何処かの部位と入れ替えてつけてある。“心臓のあった場所”や、左眼、胃など、場所は様々。
ーーーーーー何故、究極大手術を受けているのか…。他の疑問も、知る者は数少ない。
ーーーーーー魔導士。
彼等は究極大手術を受け、その能力は人それぞれ。ドラゴンの力を操る者なんかも出てきている。
そんな彼等も“メンテナンス”というものが必要になる。メンテナンスがなければ細胞が衰え、死に至るんだとか。
メンテナンスには一週間ほどかかり、メンテナンスを受ける者はメンテナンス中、意識がない。
………しかし、そんなメンテナンスの資材は一握りの者しかわからない。
ーーーーーー何故、“ヒト型”が魔導士であるのにも関わらず、メンテナンスをしなくても生きているのか。
もし、メンテナンスをしているのなら、何故、その技術を持つ者が居るのかーーー
すいません、>>418は「……は?」からが小説です!
421:みかん姫:2016/01/14(木) 00:27 ID:BUI ある所にとても優秀な博士がいました 彼の弟子もまた、優秀でした
博士は、一人の捨てられて少女を拾いました
その少女が、神童と呼ばれる博士の優秀な弟子です
彼女は博士に喜んでもらうため、勉学に励みました
何かが成功するたび、博士は少女の頭を優しく撫で、ふわりと笑いました
あるとき、博士が宿題に、と出した自分の研究のデータを渡しました
この式を解いてほしいと頼みました
少女は喜びました 大好きな博士に、憧れの博士に頼ってもらえた、と
少女は今まで以上に張り切りました 全ては、博士のため
博士は、争いが暴発するなか、国を救うべく研究しているのです
少女はそんな美しい彼の生き方が大好きでした
そして、遂に、少女は式を解くことが出来ました
博士にも出来なかった難題を解決させました
少女はそれを博士に渡しました 博士は今まで以上に褒めました
そして、実現が可能になったのです
“人類人工進化”に
これは力のある“適任者”を更に強化する技術です
少女は喜びました ----これで強化された人を戦に出せば勝てる、と
強化された人が少しは長生きできるよう、“魔力充電カプセル”を作りました
…………しかし、その技術にはとんでもない“資材”が必要となるのです
少女はすっかり大きくなりました 8歳が、16歳に
しばらく博士も少女も忙しく、二人は会えていませんでした
そんな時、少女は博士に呼ばれ、博士の研究室に呼ばれました
博士の部屋には二つのカプセルが存在しています
その中には、二人の少年少女の姿
博士は言いました --彼等こそが、史上初のS級魔導士だ、と
少女は喜びました --これで世界が救えますね、と
しかし、博士はこう続けます --あぁ、君の親友の細胞は素晴らしい
少女の顔が強張ります 親友と呼ばれる人に、心当たりがあったのです
この研究施設内で唯一安らげる、年の近い彼との時間
彼は究極大手術の被験者No. 1でした その担当者として、少女も全力を尽くしました
しかし、いつまで経っても適応者には選ばれませんでした
そこで、博士は彼に言ったのです --君の細胞をもらう、と
------君がくれないのなら君の担当者であり、君の大事な親友の彼女の細胞をもらう、と
被験者No. 1の彼は心が揺れるなんてことはありませんでした
彼に取っても担当者である少女は心の支えだったから
そして、被験者No. 1の細胞を使われ、新たな方法で生まれた二人の幼い魔導士
人工的にS級魔導士は初めて 博士も喜んでいます
……しかし、少女は喜べません 確かに、強化するのは良いと思いました
しかし、それは死んでしまった者の細胞を使うはずでした
そんな少女に博士はこう告げます --多少の犠牲くらい必要だ
死んでしまった者の細胞ならまだしも、生きている人を殺してまで人を強化させる…
そんな技術が少女は許せませんでした そこで少女は研究施設を脱走しました
そして星霊に入りました 星霊のボスは、自分と同じ、この世界を変えたいという評議員
その評議員の手を借り、研究施設内に潜り込み、自らの手で博士を殺害
その時、研究施設も炎で包んだ しかし、少女は二人の魔導士を救いました
その幼い二人を孤児院へ、送ります
そんな孤児院も、一年後には星霊の手によって大炎上
それは孤児院のみんなが究極大手術を受けた少し後のこと
その際、少女は星霊のボスへと成り上がっていました
少女は一年前の二人の魔導士の内一人、少女の方を連れて帰りました
この少女以外にも、数名を捕獲しました
連れ去られた者が後に機械を身体に入れた“ヒト型”となるのです
分からないことがあれば何でも聞いて!…もう大体ひとしずくさんの小説と化してます。
「グレイ様…?」
「…あ、悪りぃ」
心配そうなジュビアの声で我に帰る。この会話は毎日のように続く。
「本当に大丈夫ですか?」聞いてくる彼女に「あぁ。」とだけ答えると不服そうだが、深く追求はしてこなかった。
「…ヒト型のことは心配かもしれませんが、大丈夫です。私達でやっつけちゃいましょう!」
俯く俺の顔を下から見上げたジュビアはにこっと笑った。全てを癒してくれるかのように。
そして、俺に手を差し伸べる。俺は安心したように笑うと、彼女の手を握ったーーー
『エルザ!第二部隊・隊長、カナだ!あいつら、また襲撃してきやがった!応戦、頼む!』
和んでいる雰囲気を壊すようにカナの声が飛び入ってきた。
かなり焦った声ってことは、さすがに連日の襲撃は予想していなかったのだろう。
『何っ…!こうも連日事件が起きると…私達の方も持たないな。第二部隊は撤退、私達だけで敵を倒す』
『何言ってんだ!まだヒト型は見ていないが、ラクリマも進化してきてる。あんたらだけじゃ…!』
『安心しろ、私達もそこまで弱くはない。』
エルザが上手い具合にカナをなだめると、第一部隊に行動を伝える。
やはり前回と同じように全員で行動するようだ。
『各自出発、後落ち合うぞ!』
その声に第一部隊全員が声をあげると、心臓がどくんと跳ねた気がした。
「うーん、そろそろ来る頃かなぁ?」
「どうしたの、ユキノ。」
ぼうぼうと炎が燃えつづけるなか、呑気に会話する少女達は勿論、ヒト型。
珍しく戦闘中に背中を伸ばしたユキノにルーシィは驚きながらも質問する。
「いえ、そろそろ妖精の尻尾が来るんではないかと思って。所詮ここも、弱小ギルドですね〜」
…確かに、とルーシィは考える。この状況が怖くなり、自らの命を差し出してくるようなギルドだ。
奥に引きこもって強いギルドに応援要請しても可笑しくない。
……それでも、全てを壊すだけ。
二人は“彼女”に忠誠を誓っている。例え過去の因縁に襲われようと、その決意は揺らがない。
ーーーーー筈だった。
「ユキノ、行ってくる。妖精の匂いがするからっ!」
「…はい、いいよ。本当、ルーシィって戦闘になると性格激変ね。いってらっしゃい。」
…ユキノはやっぱり分かってる〜。自分のこの“破壊衝動”はまだまだ満タサレナイ。
全部壊して、主様の望む世界を作り出す。………そう、全ては人類の輝かしい未来の為。
「…あれ、一人なの?なぁんだ、つまんな、い……っ!」
妖精の匂いがする方には一人の青い髪の女性。その手には星霊の機密情報チップ。
…何故、持っている。
「ねぇ、それ、何処で奪ったの?」
「奪ってなんかいません。正規のルートで手に入れたものです…!」
やけに反発してくるこの女。でも、どっかで見たような……
「…ふぅん、偽装が正規のルートなんだぁ。やっぱりねー。最近怪しいとは思ってたけど…」
最近怪しい動きの多かったあの“部品工場の雑用”はこの女だったのか。
そこまでして正義を貫く?…自分が正義ってわけ。なんか、ムカつく。
主様が苦労して出した結果を詰め込んだ作ったチップを平気で“正規のルート”なんて言って騙して奪ったことが。
何も知らない弱者が全部、善悪を決めることが。
……何も、知らないくせに。あたし達がこの国のために今までどんな苦労をしてきたか。
主様が、どんなに苦しんだか。最愛のヒトを殺し、殺され、彼女が泣かないわけがない。
ヒトの命を自分に取り込んで、何も知らないで、楽な人生を歩く奴らが、ムカつく。
「まぁ、いいよ。……でも、覚悟して」
ただじゃおかない。それなりの報酬は貰わないと、ね?
素早く女へ近づき、手で“コレ”の口を押さえて酸素を取り込ませなくする。
よし、人質1匹目は捕らえられた♪
いつの間にか気絶した“コレ”を引きずって歩く。
“コレ”から血が出ているのに、見れないのが残念だけど。
ごめん、↑は僕です!…みんな、来ないなぁ。
425:林檎:2016/01/15(金) 19:21 ID:nNU久しぶり〜!みるくてぃ、一人で更新お疲れ様!
426:林檎:2016/01/15(金) 19:40 ID:nNU 次は〜、もしも!ルーシィが小さい頃からギルドにいたら!?的な!設定GO!
ルーシィ
ナツ、グレイとチームを組む普通の星霊魔導士。
泣き虫だが、仲間を傷つけなれるとウラノ・メトリアを感情的に発動できる。(本人は無意識でやっている)
ナツとグレイに守られてばかりの自分を嫌う。ストラウス姉兄妹には可愛がられてる様子。特にミラ。
ナツ
ルーシィ、グレイとチームを組む炎の滅竜魔導士。
ものをよく壊すが、仲間を傷つけた奴には容赦しない。憧れはギルダーツ。ルーシィが好き!?
グレイ
ナツ、ルーシィとチームを組む氷の造形魔導士。
普段はクール(?)だが、結構やんちゃなところもある。仲間を傷つけた奴には容赦しない。憧れは氷となったウル。ルーシィが好き!?
リサーナはめんどくさいのでエドラスに飛ばされてない設定で!
ルーシィ「みんな!」
仮として造られた妖精の尻尾の大きな扉をバンッ!とあけると、皆が一斉にこちらを向いた。
頬にガーゼをつけている人もいれば、手や足が包帯でぐるぐる巻きになってる人もいる。
ルーシィ「わっ、みんなひどい怪我…。何があったの?」
そう聞いてみるけど、みんな顔をうつむかせるばかり。
…なんで?
…あたしには話せない事情なの?
元々あたし達は身分がある。でも、妖精の尻尾はそういうのは気にしないと思ってた。
ーー結局、そうなのか。
過去を思い出し、気ばかりが焦ってそんなことを考えていると近くでカツ、と音がした。
ルーシィ「エルザ…」
エルザ「ルーシィ」
エルザのヒールの音だった
エルザ「ここ、トパーズはローズクォーツに支配されそうになっているとグレイから聞いた」
ーーあぁ、あの時か
エルザ「いてもたってもいられなくなった私たちは、ローズクォーツに乗り込んだんだ。」
ーーそんなことしなくていいのに、どうしてそうやって突っ走っちゃうのかな…?
エルザ「まぁご覧の通り、コテンパンとなってしまったんだが…」
ーーそれもそうよ。
なにせ、ローズクォーツは今や軍事国家といわれるほど戦闘力が高い国だ。魔導師や兵士の数は尋常ではない上に、一人一人腕が立つと話題なのだ。
妖精の尻尾が最強といえども、一人一人がそれなりに強い人、しかも大量ならば、勝ち目は10から低くて5まで下がるだろう。
しかし、軽症で済むというところはさすがだ。
エルザ「だがな…グレイとジュビアが帰っていないんだ。」
…え?
グレイとジュビアが帰っていない?
聞けば、帰る途中に逸れたらしい。
エルザも『不覚…』と言って歯を食いしばっている。
みんなが俯いているのもこれで納得がいった。
ひと騒ぎした後なら必ず残党がいないか見て回る。救助をしに行っても、向こうの方が数も多く、こちらは軽症とはいえ怪我をしている。
それに、夜になってしまったならうかつに動くわけにもいかない。
第一、妖精の尻尾だあぁ!!と名乗ってきたらしいのでローズクォーツがこちらにさらに目をつけるだろう。
迂闊に動いて手薄の間に進軍されても問題だ。
そんな時。
???「わりー、遅くなっちまった」
明るい声が仮設ギルドに響いた。
その声は紛れもなくーー
『グレイ!とジュビア!』
ジュビア「すみません、交渉が中々うまくいかなくて」
ルーシィ「交渉?」
ジュビア「はい!」
詳しく聞くと、グレイは元々古の王族の末裔だという。名は、グレイ・フルバスターではなく、グレイ・フルバスター・J・アクアマリンというらしい。
伝説には聞いたことがあった。かつて広大な雪の土地をたったひとつの王族で収め、それを全て操ったとか。その王族は代々魔導師であると。
そして、いくつもある拠点の本拠点が、今のローズクォーツだと。
だが、今はその本拠地はローズクォーツ家が収めている。
どうやらその件は隕石大量落下が原因らしい。
ーー隕石大量落下。
宇宙から大量の隕石がかつてのこの土地へと落下した。それは、様々な災いをよんだ。世界は混沌へと陥り、ほぼ破壊されたと。
生き残ったアクアマリン家は、今のローズクォーツの地を守るため持つ全ての魔力を消費した。
それはエーテルナノへと変換され、アクアマリンの所有する土地は隕石の被害をうけなかった。
他の土地も、長年の時を経て自然とともに復興した。
ーーけれど、別の問題があった。
他にも生き残った様々な家が、土地の拡大をし始め、アクアマリン家に守られ当時のままの姿の土地を欲しがった。
代々魔導師のアクアマリン家は、もう魔力は無い。大気中のエーテルナノによりかろうじて生き延びているのだ。
同盟を組んだローズクォーツに、復帰するまでこの国を頼み、ローズクォーツも復帰したら国を変換すると約束し、契約状を交わした。
そして、アクアマリン家は、従兄弟の関係の、ジェイド家へと隠居した。
それが、ジュビアの家。ジュビアの本名は、ジュビア・ジェイドロクサー。
グレイ「まー。今がその時ってわけだな」
ジュビア「契約状で、返還してもらったんです」
ギルドのみんなは間抜けた顔をしている。
…多分、あたしもそうだ。
続
自分で書いててわからなくなった。
星霊にも悲しい裏事情がありそうだね…(´-`).。oO楽しみにしてるよ
めいびす))ありがとう、ちょっと意外な展開でびっくりした!やっぱりジュビアとグレイはかっこいいね!
林檎))リサーナ面倒くさいとか…wうちもそれ(ルーシィが小さい時からいたら)時々想像するけど、林檎バージョンも楽しみにしてるね〜
「ルーシィ!仕事行こうぜ!」
「バルカン退治で七万J!」
「本当に!?行く!」
あたし、ルーシィ!妖精の尻尾の魔導士。
あたしは星霊魔導士で、契約してる星霊は黄道十二問のアクエリアスと、キャンサーと、タウロス!あと、子犬座のプルーと、クル爺、ホロロギュウム!
「お、ついたぞー!ナツ!ついたから起きろ!!」
「ウエップ…。キモチワリィ…」
「大丈夫…じゃないか。毎度毎度、大変そうだねー。」
「もっと列車に慣れろよなー。」
「ナツにはムリだよ!あい!」
酔っているナツを見て、あたしとグレイとナツの相棒のこの前生まれたばっかりのハッピーが言う。
「お前ら…、他人事だと思いやがって…」
「他人事だもんなー!な、ルーシィ!」
「だよねー!他人事だもーん!」
「そうです!あい!」
ママへ
あたしは今、スゴく幸せです。
でも、あたしは弱いから
二人はあたしを庇いながら
戦って、仕事をします。
こんなあたしは、二人とチームで
いいのでしょうか。
続く
バルカン退治の為にバルカンがいる山にやって来たあたし達。
「バルカンだ!ハッピー!ルーシィを連れて空に行け!」
「あいさー!行くよー、ルーシィ!」
「そっちは頼んだぞ!ハッピー!」
「あいィ!」
まただ…。またあたしを安全なところに避難させる。そして、二人で戦う。
なんで?あたし達、チームでしょ?
なんで?あたしを逃すの?
なんで?あたしを弱いと見るの?
あたしだって
戦える!!!
「あたしだって戦えるんだからァァ!!!」
「ルーシィ!?」
あたしはハッピーの手を離して空から地面に飛び降りた。
怖いとかは感じなかった。
あたしを認めてほしかった。
「ルーシィ!お前…」
「ナツ、グレイ。あたしだって戦える!あたしだって魔導士だよ!」
「…フッ。分かった!一緒にやるか!」
「ありがとう、グレイ!」
「やってやるぞ!ルーシィ!」
「うん!ナツ!」
あたしは二人と戦える事になった。
「火竜の咆哮!!」
「アイスメイク・ハンマー!!」
「開け!金牛宮に扉 タウロス!!」
ママへ
あたしは今日、初めて
二人の本当のチームに
なれたと思います。
一緒に戦って、報酬を
もらったからです。
続く
沖田総悟ちゃうわ!林檎や!すまそ!
432:みかん姫:2016/01/16(土) 01:38 ID:BUI あと、凄い今更なんだけど、怖いの無理な人は見ないでね!
林檎))沖田総悟…w
ピコン
携帯用端末が鳴る。着信音は統一しているから、隣のナツかと思えば俺の端末。
普段は使わない、緊急時の着信音。しかも相手はジュビア。
そういえば、最近ジュビアのこと見てなかったな…
「誰からだ?…あぁ、ジュビアか。多分ずっと潜入調査してためてぇだし、その事じゃねぇの?」
…だ、そうだ。なんか上から目線なのが気にくわないが、緊急の連絡文を開く。
『チップを入手しましたが、敵に潜入がバレてしまいました。チップはジュビア常連の洋菓子店の店長に託しました!それを、預かってください。お願いします』
そこには洋菓子店のマップまで貼られている。衝撃的な内容に少し固まるが、ナツと頷きあえばすぐに建物を抜け出す。
「端末にはGPSがついてる。それで探すぞ!」
「てめぇに言われなくても分かってるっつーの!」
言い合いをしなが走り進む。立ち止まらないのは喧嘩していても信頼関係は結ばれているから。
隣のナツと戦うのは何時ぶりだったか…そう考えながら走り、店に寄ってからジュビアの居るところへやってきた。
…当然、ジュビアを救い出すためだ。
「この倉庫…俺は右から行く。ジュビアは多分、真っ直ぐ先だ。……俺はお前を信じているからな」
ナツは自分の強化部位である鼻を効かせて行動を指示。強化部位とは、能力が備え付けられた時に強化された部位のことだ。
「…まかせとけ。」
俺らの存在に気がついたラクリマを凍らせながら進んでいく。
ーーーーーー思えば、これは罠だったのかもしれない。
「よく、頑張ったわね、大事な人に嘘まで吐いて。相手は潜入調査の時に捕まったと思ってるんだっけ?」
周りがざわつく倉庫内、あたしだけの声が響く。後ろ、檻の向こうにいる青い女は声を出そうとしない。
「ま、いいや。それでも、罠だって気が付かなかったのかな?…ふふふ、おっかしぃ」
鍵を取り出してボキッと折る。後ろの女はなんだか怯えている。
この女が“カレ”のそばに居たって考えるだけで…イラつく。
「ぁーあ、早く来ないかなぁ」
…何で、悲しいんだろう。イラついているはずなのに。
鍵を折っては踏み潰し、鍵は折っては踏み潰すの繰り返し。
………感情的になってる場合じゃない。じっと時を待つだけ。
「……分かってるわよ」
分かってる、わかってるの。でもね、“あの人”が近づくと、包帯で隠された左目が疼いてしょうがない。
鍵の破壊をやめ、少し前に立つ“アイツ”を見上げる。
「…ジュビアを返せ」
「ふぅん…嫌だ、って言ったら?」
この前会った時のような情けない声じゃない。怒りがこもった声で女の解放を望んでる。
……何でよ、何であたしじゃないの…。あたしの方が、あたしの方が……っ
「頼む、何でもする、チップだって、ここにあるから…」
「へぇ、何でもする…ね。じゃあ、チップを寄越して。」
膝からがくんと項垂れ、頭を下げてくる“アイツ”に言い渡す。
別に、交換条件なんかじゃない。しかも何でも、とか…
「こんなの、当たり前でしょう?アンタ達は人のモノを奪ったんだよ?」
「…それは、てめぇらが悪事を働く奴らだからっ…!」
この前も似たこと言ってたっけ?……何度言わせたら気がすむんだよ。
もう、ムカつく。むかつくむかつく。最近ムカついてしょうがない!
「…前も思ったんだけど、アンタらだって、殺してんじゃん。あたし達の仲間、殺してんじゃない!」
前、ユキノに言われた“戦闘になると人が変わる”。二重人格、っていうやつ。
それが思う存分、発揮されてくる。もう全部、コワシたい。壊したい、コワシたい…
こうやって叫べば、目の前の“アイツ”はびくりと肩を揺らす。
…そうでしょ?あのラクリマも、主様の計画に参加したい、って言った人の細胞を取り分けて貰って作ってるんだよ?
「…俺を殺せ。そして…ジュビアを解放しろ」
……そっか。じゃあもう、決まりだね。
「やっぱりあたし、アンタが……」
銃を二つ、構える
カチャリ、音を拾った“アイツ”はこっちを向く。
あたしは“アイツ”の目をみてもう一度、思う
そして銃の引き金を……
「 大 ッ 嫌 い 」
……後ろに目掛けて引いた。
みさの小説、私は好きよ♡
もしも、Sランク試験だけじゃなくてAランク試験があれば?
当然、あたし達はAランク試験を受ける
「Aランク試験は三人一組だから、オレとルーシィとナツでいいよな?」
「うん!でも、ハッピーはどうするの?」
「ハッピーは留守番な!」
「…あい」
あたし達はAランク試験を受けられる力があるらしい。
だから、あたしとナツとグレイで受ける。
「Aランク試験は他のギルドも一緒に行う。それは、ギルド同士の力を見るのと自分の実力を見るためだ。」
「今回、参加すんのは、ラミアスケイル・ブルーペガサス・フェアリーテイル・マーメイドヒールだ。
自信を持って参加しろよ!」
エルザとミラが、分かりやすく教えてくれた。エルザとミラはS級魔導士だから、試験官をする。
「試験は何すんだ?」
「それはまだ、秘密だ。」
「試験内容は毎年変わるんだ。」
「頭脳関係出るのか?」
「分からないな。」
スゴく不安になってきた!
でも、このチームなら
合格できるよね!
「これからAランク試験を始める!!」
「ルールは簡単だ!試験は全部で第三試験まである!それぞれの試験をクリアする事だ!!」
今日は、待ちに待ったAランク試験の日!試験会場に呼ばれてあたし達は集まった。
「がんばろうな、ルーシィ!」
「うん!」
絶対にAランク試験に受かってやるわァァ!!!
あたしはきっと、燃えていた。
「第一試験はラミアスケイルで行う!担当試験官は聖十のジュラだ!」
ど・どうな試験なんだろ。
「これから、第一試験を行う。その名も
筆記試験だ!問題は全部で十問…。ルールは
・あらかじめ、チームの三人には一人十点ずつ持ち点が配布される。
・チームの三人中一人でも零点を取ればそのチームは失格となる。
・カンニング行為は発見次第、原点二点だ。五回見つかると、即失格。
・なお、十問目は白紙であり、試験開始からある程度時間が経てばワシが内容を発表する。
以上だ。では、席について貰おう。」
ジュラさんの説明の後、あたし達はジュラさんに言われた席についた。
席順はこう。
ルーシィ|シェリー|ヒビキ
ジュビア|グレイ|イヴ
ガジル|レン|カグラ
ミリアーナ|ナツ|
ちょ、席順書いてたのに書き込んじゃった!
ルーシィ|シェリー|ヒビキ
ジュビア|グレイ|アラーニャ
ガジル|レン|カグラ
リズリー|ナツ|イヴ
ファントムも試験参加追加
「よーい、始め!」
グレイside
聖十のジュラの合図と共にみんなは一斉に書き始めた。
つーか、左横からの視線がスゲェんですけど!!?
「イケメンイケメンイケメンイケメンイケメン…」
なんかブツブツ言ってるし!?怖ェよ!と・とりあえず…、集中しよう。
『第一問
魔導士として大切な事
A, 』
知るかよ!こんなの教えられた事ねェよ!
適当でいっか…
『第一問
魔導士として大切な事
A,人を助ける為にある事を忘れない事』
これでいいよなー。じゃ、お次行きますか!
『第二問
造形魔法の基礎
A, 』
これは分かるぜ!なんせ、オレは氷の造形魔導士だからな!
『第二問
造形魔法の基礎
A,片手でやらずに両手でやる』
この調子でバンバンやってやるぜ!
後ろでドサッと倒れる音がする。やっとあのムカつく“潜入オンナ”が死んでくれた。
…心が軽い。
「あーぁ、死んじゃったねぇ?ねーね、どう、どんな気持ち?あはっ、あははっ!」
今日はもう少し楽しみたかったんだけど…また今度、会いましょう?
…前方から人の駆けつける音を確認。…音からして第一部隊副隊長、ナツ。
さっきの銃声で来たのかな?…面白い獲物なんだけど、やっぱり今日は撤退しないとね。
元々これだけのつもりだったし。
「グレイ、ジュビア…!」
その声が聞こえたのと同時に檻を開ける。中のオンナが邪魔だけど…
とりあえず、持ち帰る。持ち帰っていっぱい“紅”を見せて貰お♪
左手でオンナを引きずり、鍵の入ったポーチにはチップ。
「それじゃ、またね」
檻の向こうに超ミニ型・爆弾装置を投げる。
数秒して爆発。その後は大炎上。
(こういう“紅”より、ヒトからでる“紅”の方がいいなぁ…)
そろそろ二重人格も消える頃かな?
コンコン、とドアをノックして俺の部屋に来たのはイミテイシア。彼女は最近第一部隊に入った、俺らに続く数少ないS級魔導士らしい。毎日、ご飯を持ってきてはいろんな話をして帰っていく。
「もう、グレイさん。いい加減、気を戻したらどうです? …彼女は、こうなる“運命 サダメ”だったんじゃないですか?」
彼女はいつでも呑気に言葉を紡ぐ。鬱ぎ込む俺の癒しにはなって欲しいが……効果はない。
心の支えだったジュビアを昔の想い人に殺されて……わからねぇ。
壁に凭れかかる俺の前に来ると、俯向く俺の顔を覗き込む。
「…私、もう行きますね。エルザさんってば、結構口煩いんですよ〜」
…そして、珍しく何も話さずに帰っていった。
何で、こんなことに……俺が、俺が強かったら、母さんも、父さんも、ウルも、ルーシィも。ジュビアだって…守れたのに。
ジュビアは何故死んだ。……分からない。いや、分かりたくない。
ジュビアが死んだ時、ルーシィは銃を構えて、それで銃声が鳴って、ナツが来て……
……ルーシィのせいだ。全部、ルーシィのせいだ。
憎い憎い憎い憎い
『グレイ、出動願いだ。…あと、お前の休んでいた二週間で一時覚醒剤が出来た。ここだ、という時に使え。』
そうか、二週間も…みんなだって戦ってるんだよな。だったら、俺だって戦わねぇと。
…ルーシィ、待ってろ。ジュビアの仇は、必ず果たす…!
「やっと来た…♪」
目の前には第一部隊が全員お揃いで。ほんと、仲良しなこと。
……でもね、今日、君らの拠点を狙ったのは…ホントの事を知ってもらうため。
「グレイ、お前は戦え。因縁があるんだろ?」
「ナツ…」
…はぁ、もう作戦会議ですか。そういうのは最初にやっておかないと。
あれ、もう逃げ出そうとしてる。……ほら、あんなことしてたから、あたしが止めちゃうよ…?あはっ♪
「はいはいあ、させないよーっ!」
先陣を切った隊長の刀を銃で弾く。流石にダメかと思ったんだけど…そうでもないんだね♪
ま、あれは囮、ってとこかなー。
「…今日は、第一部隊サンに話があるの…♪」
駄目、“アイツ”がいると最近抑えられるようになったこの人格が、疼く……
「あはははっ、今まで言ってた自分たちの“正義”の真実を教えてあげるよっ?」
……もう、あんた達で主様の真似はさせない…!
林檎))…ジュビアか。ナツとかは大丈夫かなー?大体はイグニールだよね?
ルーシィside
聖十のジュラさんの合図と共にみんなは一斉に書き始めた。
と・とりあえず集中よ!
『第一問
魔導士として大切な事
A, 』
これ、知ってる!家にいた時、パパの本で読んだ!!
『第一問
魔導士として大切な事
A,人を助ける為にある事を忘れない事』
これで合ってるはず。
『第二問
造形魔法の基礎
A, 』
これは…。これも、パパの本で読んだ!
『第二問
造形魔法の基礎
A,片手でではなく両手でやる』
よし、と!じゃ、グレイsideでも未公開の第三問目に行きますか!
『第三問
右の図の放射物は高さ七mの木の上にある敵の魔導士Aの剣における、最大射
程距離を描いている。
この剣の描く楕円に現れる
敵の魔導士の特徴及び、平面戦闘時における最大射程距離を想定し答え、その根拠を示しなさい
A, 』
何コレ!!問題のレベルが一気に上がってるじゃない!!全く分かんないわ…
あたしは小さくキョロキョロと周りを見てみた。横の人もグレイもこの問題には苦戦してるようだった。
『木人形!』
隣の人が小さな木の人形を作った。机が木だからね。その人形を使ってカンニングをしようという意味か。
ジュラさんは今は後ろの方にいる。そして、何か書いている。
このカンニングがバレればこの人は持ち点が十点から八点に点数が変わる。
…あれ?カンニングで減点二点は低すぎる…。という事は…
そうか、分かった!!!
試験官の本意は無様なカンニングじゃなくて、『立派な魔導士らしく』っていう意味だ!
要するに、ここで試されるのは
いかに試験官とカンニングをされる者に気取られず、正確な答えを集める事ができるか、よ!
ルーシィ、賢い!…ナツが木を燃やさないか心配…ほら、イラついたりして…
440:林檎:2016/01/17(日) 00:30 ID:nNU ナツside
聖十のジュラの合図と共にみんなは一斉に書き始めた。
つーか、斜め前のやつ、目付き悪すぎだろ。引くわー。とりあえず集中すっか!
『第一問
魔導士として大切な事
A, 』
分かんねェ…。人を守る事か?それとも、悪意に使わねェ事か?ま、飛ばしていいや!次だ次!!
『第二問
造形魔法の基礎
A, 』
はァ?知るか。オレ、造形魔導士じゃねェし、興味もねェし。チクショー!マジどうすんだよー。飛ばそう…
第三問目はもう見るからにムリだし…。筆記試験とかオレには向いてねェんだよーー!!
オレが頭を抱えていたら、斜め前のやつも抱え込んだ。
アイツも頭悪ィんだな。プクク〜
お?ルーシィがキョロキョロし始めたぞ。なんか気づいたのか?
こうして、オレは何もできずに、時間は経った。
林檎))やっぱりか。考えてることが面白いw
「あははっ、気になるでしょ?ね、ね?」
これはあたしの使命だから。絶対、動かさないよ?
「動いたら、死んじゃうよ?」
まぁ、そう言わなくてもみんな動かない。
……真実を知りたい、ってことだよね。
「じゃ、話すよ?夢中になっちゃうかもね〜♪」
「あたし達ヒト型もね、魔導士なの。それに加えてあんた達にはないものもあるの。」
ーーーそれが、機械ラクリマ。あたし達の中には、機械ラクリマが入っている。
それで、少しの怪我じゃ死んじゃわない。でも、コアっていうのを壊されちゃうと、ショートしちゃう。
そのコアは、一人一人鍵として渡されてる。もちろん、ヒト型だけね。
よし、じゃあ次は、魔導士の誕生。>>421を説明。
ね、簡単な話でしょ?だからあたし達は、魔導士でもヒトの命を奪わずに生きていける技術を作りながら、各ギルドにある魔力充電カプセルを破壊していった。それで、今日はここの、っていうわけ。ーーー
「ねぇ、どうだった?それでも、正義って言える?…最近、魔導省に連れ去られる住民が急増してるんだって…それってさ、あんた達のために全員、殺されてんだよ?」
少し下げていた頭を上にする。まあ、やっぱり全員驚いている。
「あたし達のボス、メイビス様は、この世界を救いたい。だから今日もやってきたの」
牢屋に入れられようと、埋め立てされようと、あたしは絶対に、ジェラール様の後をついていく。
「……それが、お前らの正義か。」
「ん?…あたし達も、分かってるよ。カプセルを破壊するたび、怪我人もいる。…だったらさ、あんた達だって、その“犠牲”を使って生きている。一緒だよ。違うのは、それと同じ未来があるか、その未来をなくすかだよ」
赤い髪の…エルザ?は唇を噛み締めている。あぁ、傷ついちゃうなぁ、あれ。
「あのさ、あんた達がオッケーしてくれれば、いいんだよね。そうすれば、破壊もやめることができる。」
未だに驚いている第一部隊の顔を見渡す。
「そうなのです、ルーシィ。魔導士は、善でも悪でもありません。もちろん、私達もです。。」
後ろから突然声が掛かってきた。こ、この声、は…
「…存じ上げています、主様。」
綺麗な幼い少女はあたし達のボスであり、天才博士。
「たった今、破壊は完了しました。これで世界からカプセルは消えました。」
そこで主様はふっと目を伏せる。とても、切なそうに。
きっと、過去のあの人を、思い出しているんだね。
(…ゼレフ博士)
「そして、交渉も済みました。今日から、私達星霊、貴方達ギルドは、同盟を組みました。」
主様はそっと目を開けた。もう戦わなくて済むの…?それって、嬉しいんだけど…
「あ、あの、主様…あたし達はもう、要りませんか?」
怖い、必要とされなくなったら、嫌だ、嫌だ嫌だ。
望む答えを言ってくれるのか、分かんない。
「…そんなこと、ありません。今まで一緒に歩いてきたんですから、これからも一緒に歩んでいきましょう」
きっと、あたしのもう一つの人格は消えるんだろうね。…でも、これもあたしの一部。
すっと、心に閉まっておくよ。
「炎よ、消えろ。」
主様が魔法を使って炎を消せば、空には星空。
ーーーーもう、この世界は平和だよね。
終
みるくてぃ)ナツって単純だからなw
ルーシィside
「皆の者、手を止めてくれ。」
開始から四十五分。ジュラさんの声でみんなは手を止めた。
「これから、第十問目を言う。」
あたしは、なんとか九問目まで解けた。この十問目で、全てが決まる!
ナツside
とうとう、ジュラが問題を言う…!
オレ、問題全部解けてねェんだよな…。この十問目に賭けるか!
グレイside
最初は簡単だったが…、六問目からは解けてねェ…。ナツは零点だろうし、ルーシィは満点かもしれねェ…。どうする、この試験…
ルーシィside
「これから、ルールを追加する。
そのルールは十問目を受けるか受けないか、だ。手をあげて答えてくれ。
受けないを選んだ者は持ち点が零になり、失格。当然、同じチームの者も道連れ失格。
受けるを選び、問題が不正解だった場合、Aランク試験を今後受ける権利を持つ事ができん。
ムリに受けずに辞退すれば、今後も頑張る事ができる。ただし、その場合は今回チームを組んだ仲間に迷惑がかかる。」
「俺…やめる!」
「俺も!」
「私もやめるわ!」
みんなが次々に辞退していく。あたし達はどうしよう…。きっとナツは零点…。だけど、受けるを選ぶ。なら、あたしがあげて!
あたしが手をあげようとすると、ナツが震えながらゆっくり手をあげた。
「!? ナツ…」
「アイツ…」
あたしとグレイは息を呑んだ。
が、ナツはその手を机に叩き付けて叫んだ。
「舐めんな!オレは絶対に逃げねェぞ!!!!」
ジュラさんはそのナツの意思をもう一度確認する。人生を賭けた問にナツは力強く頷いた。
「オレは自分の言った事は何がなんでもやり遂げる!!!」
その言葉に会場にいたほとんどの人の顔付きが変わった。
「…よし、ここに残った全員に申す!!合格だ!」
みんなは顔を唖然とする。
続く
おぅ、ナイス!やっぱりみんなの諦めない強い心が結果を左右したんだね〜。諦めの早い人なんて魔導士失格だもんね。
444:林檎:2016/01/17(日) 16:00 ID:nNU 十問目の問題が出されてないのに合格。え、ウソーーー!?
「この最後の選択こそが十問目の問題。仲間を犠牲にして自己保身に走るか、難解な問題にチャレンジして魔導士としての人生を棒にふるか。とてつもないプレッシャーをかけ、それを乗り越えられる強い意思を持てるか。Aランク魔導士となった時、窮地を乗り切る強い心を持てるかを見る試験。
九問目までの試験は、忍としての情報収集力を見定める物。
そして、この十問目で問題を難解で失敗する可能性が高いと思わせるもの。それらを乗り越えて来た者を合格者とするのをこの試験。」
なるほど。ま、ナツはきっと十問目しか解けなかったんだろうけど!第一試験突破ってことだよね!!!!
あたし達が退場してから、ジュラさんは試験用紙を回収していた。
「白紙…!フッ…、面白い魔導士もいるものだな…。未来が楽しみだ。ナツ・ドラグニル殿。」
そして、ナツの白紙の試験用紙を見つけて、笑った。
勢いだけで乗り込んできた様な魔導士は今までいなかった。
将来を期待したくなったのかもしれない。
そして、第二試験!
「私が第二試験試験官、ミラジェーンだ!」
「同じく、第二試験試験官、エルザだ!」
「第二試験はズバリ!」
「サバイバル演習試験だ。」
サバイバル演習試験…。ウワサに聞くと、死ぬ確率が一番高い試験…。
ナツと、グレイがいるけど…、油断は大敵!足手まといにならないように頑張らなきゃ!!
「ルールを説明する。
直径十Kmの森で天地のラクリマを集め、中央の塔に持ってこれば合格。」
「ただし、チームには天か地のラクリマしか渡されねェ。他のチームを倒して、ラクリマを奪え。」
「なお、ラクリマの取り合いで死者が出ても不問とする。」
え、それって死んでも自分の責任ですよ〜って意味じゃない!めちゃくちゃね…
「制限時間は一週間。一週間以内に持ってこなかったら、そこで失格だ。」
「そんじゃ、スタート!!!」
ミラの声天みんなは森に入る。
うちは、グレイが小隊長。
グレイを中心に動いて行く。ナツは特攻隊長で満足みたい…
でも、あたし達は知らなかった。
この試験であたしの知らない
力が発揮される事が
すいませーん(笑)
来よう来ようと思ったんだけど時間がなくて…。
2人とも同じ年齢だったの?
そういえば、審判が途中で試合放棄なことをしたけど、続いてるのかな?
444>誤字だ!
「九問目までの試験は、魔導士としての情報収集力を見定める物。」
です!
ある少年のお話。
雪のように白い肌を持ち、海のような髪の男の子。
その子は物心がついたころから、人を殺していくのを見ていた。
あまりにも、多く見すぎていつもなぜ人々が嘆いているのかわからなかった。
それは、嘆いても無駄だと知っていたから。
___人間は殺されるものだと思っていたから。
そんな少年は友達はいなかった。ただ、3人の話すと心が落ち着く人がいた。
1人は山吹色の髪をした、やんちゃで笑うとかわいい男の子フィン。
1人は黒曜石のような髪の色をしたクールで優しい男の子、キース。
1人は誰よりも面白くて誰よりも人のことを考えているベージュの髪の女の子、スティア。
そんなある日のことだった。
「早く逃げろー!」
「さっさとやっちまえ!!」
少年がいつものように深い眠りにつこうとした時、兵が叫び騒々しくなり、起きる。
何者かが侵入したようだ。
「ど、どうしよう」
少年は動くことはできない。いつも鎖をつけられていたから。
その時、通った兵士がこちらを見つけ、考えるような仕草をしたと思ったら、突然こっちに来ていった。
「こ、こいつを殺したら…もしかしたら…」
そういうと、兵士が腰につけていた剣を外し、振り下ろそうとした。
少年は思わず目をつむる。
その時に、なぜ日知人が嘆いていたかわかったような気がした。
続く
>>447 「 日知人 」 ではなく 「 人々 」 です。
449:林檎:2016/01/17(日) 18:50 ID:nNU 「まずは作戦を立てよ。」
「そうだな。作戦無しに行ってもダメだ。」
「どうすんだよ!」
「ナツうるさい!」
あたし達はとりあえず、一夜過ごすために洞窟にいる。
「理想的なのは三日か四日ぐらいで中央の塔に行く事ね。」
「そうできねェようになっているんだろうけど…」
ナツは口を開けてポカーンとしてるけど、あたしとグレイは話し合う。
ほんと、グレイって頼りになる!
「あたし達が持ってるラクリマは天。奪わないといけないのは地のラクリマ。
あたし達よりも弱くて地のラクリマを持ってるチームを倒した方が効率はいいわね…」
すると、ポカーンとしてたナツが叫んだ。
「オレ達よりも強ェ奴を倒した方が楽しいじゃねェか!」
「ダメよ。あたし達の目的は生きること。生きてAランク魔導士になることでしょ!」
「それに、この森には猛獣が大量にいる。ムダな魔力を消費してたらもしもの時に魔力が足りなくなる。」
「うぐっ…」
グレイの論にナツが黙った。
さすが、ナツの永遠のライバル!
「今日は作戦を立てて寝ましょ。明日から活動開始ね。」
「了解。作戦はどうする?」
「作戦立てといてくれ。オレ、食料倒してくる。」
「分かった。よろしく〜。」
洞窟の前にいたクマを見ながらナツは出て行った。
「まず、敵が来たら倒しましょう。そして、ラクリマを奪うのよ。」
「ファントムのやつは避けよう。色々ゴタゴタはごめんだからな。」
「そうね。あ、ナツが戻ってきた!ナツ〜〜!!」
「ルーシィ!牛に頼んでこいつの皮を剥ごう!」
「分かったわ!開け、金牛宮の扉!タウロス!」
鐘の音と共にタウロスが出て来た。
タウロスに皮を剥いでもらってナツの炎で焼いて、余ったお肉はグレイの氷で保存しておいた。
そして、ナツに作戦を話してあたし達は就寝した。
450!!
451:みさ:2016/01/17(日) 20:04 ID:IRo>>450すいません。つい、ぴったりだと、やりたくなる…。
452:みかん姫:2016/01/17(日) 20:23 ID:BUI みさ))全然いいよ!450おめでとう?(…死後霊………)
あと、自分しかいないけど、ナツルーグレルーのオリキャラ小説更新してます!よかったら読みに来てね〜
ヤバい!私、兎兎丸の画像見てたら、グレイとナツ・グレイとリオンがキスしてる画像見ちゃった!ついでに、ルーシィとジュビアがキスしてる画像も!
禁断の扉を開いたかも…♡
ところで、兎兎丸の喋り方ってどんなのだっけ?
小説に出すんだけど、喋り方が分かんないから書けないんだよー
教えて〜♡
と、とまる?待って、検索してくる!
455:林檎:2016/01/17(日) 22:14 ID:nNU なんか、妄想書いた…。!百合注意!
「エルザ見てるとさー、エルザが男の子だったら…!って考えるのよね〜」
「イケメンだろ」ドヤァ
「自分で言うか!
…でも、エルザが本当に男の子だったら絶対に恋してたの、エルザだよ。あたし〜」
「そうか。私も、私が男だったら…と考えると、間違いなくルーシィを好きになっていただろう。」
「本当!?エルザ〜♡大好き〜♡」
「だが、ルーシィ。お前、私が男だったらグレイはどうしてたんだ?」
「そうね〜…。あたし一途だから…、眼中になかったかも!ww」
「それ、絶対にグレイに言うなよ?ww」
「言わないわよ〜!ww」
「絶対にだぞ?ww」
ルーシィとエルザはそう話していた。
エルザが男だったらグレイは眼中にない、と。
それはバッチリ、グレイも聞いていた。
「グレイ…、お前、エルザが女でよかったな…」
「ああ…。エルザが女でよかった…」
ナツはグレイを慰めていたという。
それから、ルーシィがエルザと会うと
「あ、エルザ!」
シュバッ
ナツとグレイはルーシィの前に立ち、ガードしていたとか…
完
林檎面白いw
457:みかん姫:2016/01/17(日) 22:23 ID:BUIご、ごめ。全然出てこない。もう少し探してみるけど…エレメント4なのにすごいモブ感w
458:みかん姫:2016/01/17(日) 22:24 ID:BUIね、面白いw
459:みかん姫:2016/01/17(日) 22:24 ID:BUI連レスごめん。エルザ×ルーシィはエルルーなの?エルーなの?
460:めいびす:2016/01/17(日) 23:46 ID:lis兎兎丸は最初「邪魔は…させない…邪魔は…君の方だ…」「残念だったね火の魔導師くん」とか言ってたけど、ナツに火龍の方向と見せかけてつば吹きかけてから、乱暴な口調に変わって、「ハッハー!当たらなければ意味がない!」とか言ってた人だよ。
461:めいびす:2016/01/17(日) 23:47 ID:lis…ごめん、あんまり乱暴じゃない。あと火龍の方向×→咆哮○ね
462:みさ:2016/01/18(月) 16:23 ID:IRo ねー、ねー今フェアリーテイルってどこまで来てるの?
小学生の時は見れたんだけど、部活があって今インターネットで見てるんだけど、時間がなくて、ZEROの庭のちょっとしか見てないんだよね…。
だから、もし私がみんなの話に追いつけなかったときは、「何だこいつ?」って思わないで!(・人・;)
エルルーじゃないかな?
エルルーっしょ!
めいびす)センキュー!
ファントムside
「ギヒッ…。オレ達が持ってんのは地のラクリマ…」
「ジュビア達は天のラクリマを狙う…」
「妖精を狙うか…?」
この試験にはファントムも参加している。チームは、ガジル・ジュビア・兎兎丸だ。
この三人が持っているのは地のラクリマ。
「そういえば、この試験には火竜が出てるんだってな…」
「イケメンもいましたわ。」
「あと、あのハートフィリアの令嬢もいた…」
「これで決まりだな…。狙うは妖精。天のラクリマを持っていなくても狙うは妖精だ。」
ー次の日ー
ガジル達はガジルの鼻を頼りに、ナツ達を探した。そして、とうとう見つけた。
「アイツらは…、ファントムの奴ら!」
「そんな…!ファントム…!?」
「下がってろ!ルーシィ!!」
ナツとグレイはルーシィを庇うように戦闘体勢に入った。
「舐められたもんだぜ…!二対三でやろうなんてな!」
「イケメンが女を…!こぉいぃがぁたぁきぃ〜…!!!」
「待て、ジュビア…。あの女こそ、ハートフィリアの令嬢だ…」
ファントムも戦闘体勢に入る。
もちろん、ルーシィは後ろにいるので二対三だ。
「(あたしも戦いたい!みんなと一緒に!でも…、あたしがいても足手まといになるだけ!)」
続く
「火竜の咆哮!!!」
「鉄竜の咆哮!!!」
「ウォーターネブラ!!!」
「青い炎!!!」
「アイスメイク・キャノン!!!」
ダメだ…!ナツとグレイが戦ってるのに足が震えて踏み出せない!
「鉄竜剣!!!」
「グアッ…!」
「ウォータースライサー!!!」
「ゴハッ…!」
ナツとグレイに敵の攻撃が当たった。そして、二人は倒れていった。
「ナツ!グレイ!」
「残るは君だけだよ、ルーシィ・ハートフィリア。」
敵がこっちに近づいて来る。あたしは後ろへ下がるけど、後ろにはもう敵がいた。
「ジュビア達からは逃げられない。」
「痛いっ…!」
敵に髪の毛を掴まれた。そして、ナツと互角に戦っていた鉄竜が自分の腕を剣にして、来た。
「ラクリマをお前が持ってんのは知ってる…。洞窟の中も、火竜も黒髪も持ってなかったしなァ。渡したら、お前の命は許してやる。」
そんな…!ナツ達を裏切れって言うの!?そんなの…、絶対イヤ!!
「誰がアンタ達なんかに渡すもんですか!」
「ギヒッ…。イカれてるぜ。じゃあ、お前をこの剣で殺してやる!!!」
あたしは鉄竜が動く前に鉄竜の腕を引っ張って、自分の髪の毛を切った。
「なにっ…!?」
あたしはグレイとナツの前に歩んでいく
「あたしはいつも、二人に守られてきた。でも、それじゃあイヤだ。だから…ッ!今度は…、今度はあたしが二人を守るんだ!!!」
そう。チームを組んでから、二人に守られてばかりだった。そんな自分が憎くてしょうがなかった!
「二人共!
今度はあたしの背中を見てください」
あたしは笑ってそう言った。
「ギヒッ…!おもしれぇ…。鉄竜の咆哮!!!」
あたしは咆哮が来る前に避けた。
「天を測り 天を開き
あまねく全ての星々
その輝きを持って
我に姿を示せ
テトラビロスよ
我は星々の支配者
アスペクトは完全なり
荒ぶる門を解放せよ
全天八十八星…光る!!!
ウラノ・メトリア!!!!」
何か、頭の中に浮かんだ文字を言うと、宇宙のような空間が現れて、星々がファントムの三人を倒した。
ウラノメトリア最強すぎる。
みさ))気にしないでいいよー。同じものえお見てるだけで仲間なのだからね!(何、この良いことを言いました感。)
ハッハッハッー!最強だろー!
…学パロやりたい〜!!!!やりたいやりたいやりたい〜!!!!
今の小説(強制的に)終わらせよう!!!
Aランク試験も受かって、大人設定で!
ナツが姿を消した。みんな、すぐに戻ってくるだろうと思っていた。だけど、一年、また一年と経ってもナツは戻って来なかった。
あたしはグレイと付き合っている。
「グレイ…、ナツ戻ってくるよね?」
「ああ…。アイツならきっと、無事だ。」
あたしもグレイも心配してるんだから、早く戻って来なさいよ…。バカナツ…
ナツが消えて、五年後
「ただいま〜!!!!」
懐かしい声がギルドに響いた。
「ナツ!!!」
「クソ炎!!!」
あたしとグレイはナツに駆け寄る。
「おかえりなさい、ナツ!!!」
「よく帰って来たな、ナツ!!!」
「おう!ただいま!!!」
あたし、ナツ、グレイの三人が5年振りに揃った瞬間だった。
完
学パロ!ただの学パロじゃないぜ!
ルーシィ・ハートフィリア
理科・歴史担当の先生。優しく、美人で男女問わず人気者。生徒にも先生にも信頼されている。
ツッコミ担当・数少ない常識人だとか。
元はヤンキーだったとか…
グレイ・フルバスター
数学担当の先生。イケメンで、人気者だが、脱ぎ癖があり、よく上着を脱いで下の服に手を掛けようとするとルーシィにツッコまれる。
元はヤンキーだったとか…
ナツ・ドラグニル
体育担当の先生。明るく、人気者だが、デリカシーがないのでルーシィによく怒られている。グレイとはライバル。グレイとケンカすると、エルザが怒る。
元はヤンキーだったとか…
エルザ・スカーレット
国語担当の先生。怒ると怖い。主に女子に好かれる。男子にも好かれるが女子のガードが固い。ナツとグレイがケンカをしたら、止める役。
元はヤンキーだったとか…
昔、一つのヤンキーグループがあった。名前は
『妖精ノ尻尾』
名前でケンカを売られる事が多かったが、挑んで勝てた者はいなかった。
勝負を挑んだ者が必ず言うのは
「相手は四人だが、一人一人が限りなく強い」
この話は都市伝説となり、知らない者は誰一人いない。
一方変わって、ここはフィオーレ高校。この高校には一癖も二癖もある先生がいる。
元妖精ノ尻尾 幹部
異名『星の姫ルーシィ』を持つ先生
ルーシィ・ハートフィリア
元妖精ノ尻尾 幹部
異名『氷の王子グレイ』を持つ
グレイ・フルバスター
元妖精ノ尻尾 幹部
異名『火竜ナツ』を持つ
ナツ・ドラグニル
元妖精ノ尻尾 総長
異名『妖精女王エルザ』を持つ
エルザ・スカーレット
計四人の先生はホンモノの妖精ノ尻尾メンバーだ。
四人はその事を隠し、今日も教師として仕事をする。
誤字!
元妖精ノ尻尾 幹部
異名『火竜のナツ』を持つ
ナツ・ドラグニル
です!すまそ!
む、むんむん!!ありがとう…(´;ω;`)ウゥゥ
一応、267まで見たよ。
「はーい。今日の授業おしまーい。日直〜、挨拶して〜」
あたしはルーシィ。元妖精ノ尻尾幹部。今は二十四歳で教師として、働いているの!
「先生知ってる?妖精ノ尻尾っていうこの街で最強のヤンキー達!」
「え、なにそれ〜!知らなーい」
ウソです。だってそれ、あたし達ですもの。
「それでね、ウワサなんだけど〜。氷の王子って言われた人がいて、その人がスッゴイカッコいいらしいよ!」
お嬢さん!それって、氷の王子グレイじゃなくて!?
グレイは有名ね〜。ま、顔と名前を知られてないからいっか。
「へぇ〜、そうなんだ〜。その氷の王子って名前、どこで知ったの?」
「ナツ先生が教えてくれたの〜」
「そうなのー。よかったわねー。」
ナツ〜!あとでエルザと怒ろーっと!
「じゃあ、今日の授業おしまいな〜。日直〜、挨拶してくれ〜」
オレはグレイ。元妖精ノ尻尾幹部だ。今は二十四歳だが、あと少しで二十五歳になる。そして、教師として働いている。
「先生ー!ジュビア先生とは付き合ってるんですかー!?」
「いや、付き合ってねェし、まずそんな喋った事もねェよ。」
授業終了後、一人の生徒が質問してきた。
ジュビアとは、オレに好意を持ってるらしい先生だ。
「じゃあ、エルザ先生とは〜?」
エルザは元妖精ノ尻尾総長だ。結構怖いが、頼りになる。
「いや、付き合ってねェよ。」
「じゃあ、ルーシィ先生とは〜?」
ルーシィは元妖精ノ尻尾幹部だ。一緒に相手を倒す事もあった。
ルックスはかなり好みで、好きか嫌いかと言われれば好きに入る。
「…….…付き合ってはねェよ。」
ヤッベェ!間が開いちまった!!
「今の間は何ですか!?先生ー!」
「できてるんじゃね!?ヤッベェ!ちょー、スクープじゃん!!」
「今度、学校新聞に書きましょうか。」
「それ、ナイス!新聞部、頼むわ〜!」
ヤッパこうなる!!!!
「じゃあ、オレ帰るからな!ルーシィとは付き合ってねェからな!」
「今ルーシィって言った!ルーシィって!!!!」
しまったァァァァ!!!!つい呼び捨てで呼んじまった!悪ぃ、ルーシィ…。質問攻めにされたら…
おっ おっ おっ おっ ♪(v^_^)vv(^_^v)♪
林檎の小説、思わずにやける…なんと初々しいのだ、グレイ。
みさ))267ってどこらへん??
えーっと…確か最新のやつかな?
メイビスが宝のありかを教えるかでゲームして、なくて、連れて行ってもらう話…だったかな?
わかりにくいよね…。ごめん。
思い付き(笑)
ナツルー
「ルーシィ、お前オレが滅竜魔法の使い過ぎで竜になったら、キスで助けてくれるか?」
「イヤ。」キッパリ
「そっか…」ズーーーン
「でも…、今の姿ならしてあげてもいいわよ?」
グレルーギャグ小説
ルーシィ…売れっ子小説家
グレイ…ルーシィのアシスタント
オレは彼女が作った作品が好きだ。
だが、彼女自身は嫌いだ。
「テメェ、何やってんですか?」
「オリガミデスヨ。グレイサン。」
「締め切りいつだと思ってんですか?アホ小説家サン。」
「三日後デスヨ。グレイサン。アト、ワタシハ、アホデハアリマセン」
「なら仕事しろ、アホ。」
オレはテレビで見たプロレスの技を彼女にする。
「痛い痛い痛い痛い!!!!あー、もー!アシスタント冷たい心折れた!ルーシィちゃん、もう何も書けない!!」
「ほう。なら選べ…。ここで死ぬか、今小説書くか。」
「アシスタント冷たい〜〜!!!ルーシィちゃん可哀想〜!」
「死にたいとしか、聞こえない。」
「ゴメンナサイ。イマスグ書キマス。」
まず、オレがこいつのアシスタントになった訳は、あの同僚のナツのせいだ。何でも、旅行に行くからオレに変わりを頼んだ。
あと三日後にナツは帰って来る。
その前に、こいつにオレをしっかり
焼き付けておきたい
と思うのは、オレの勝手だよな…?
それが、たとえ
相手がナツの彼女でも
…面白いと思ったら、切ないやつなのね。
480:みかん姫:2016/01/19(火) 20:03 ID:BUIオリキャラ小説の方であげてたやつをあげてっちゃいまーす。
481:みかん姫:2016/01/19(火) 20:04 ID:BUI 誰一人来なくても、僕は更新を続けます。
設定〜
ルーシィ・ハートソウル 元キャラ:ルーシィ・ハートフィリア
星霊魔導士。金の鍵12本を全て所持。仲間との信頼、絆も強い。金の鍵を全て所持する者だけに与えられる魔力、“星の滅竜、滅神、滅悪魔法”を使える。星霊界での二つ名は“星霊姫”、“星の女神”。戦闘力はかなり高い。ハートソウルという名の伝説の女神族の血を引く。綺麗系美少女。
所属ギルド:巫女の涙(ディアドロップ)。闇ギルド、幹部。
服装:金髪、茶色の目。露出度の高い服。(服装は大体アニメ、漫画と一緒です)
覚醒:感情が荒んだときに覚醒。能力が格段に上がり、瞳が虚ろになる。
相棒:プルー・ニコラス(見た目は普通のプルー。しかし、“アイサイト”という相手を眠らせる力を持った。)
レイアロ・クルーガル オリキャラ (♀)
繁殖妖精使い。魔法陣から繁殖妖精を呼び出して戦う。戦闘力は上の方。ルーシィとチームを組む。クルーガル家は。ハートソウル家との関わりが深い。そのため、ルーシィと小さい頃から遊んでいる。
所属ギルド:巫女の涙。幹部。
服装:黄色くて長い髪の毛をおろしている。大体、膝上くらい。(たまにポニーテール。)年齢も幼く、ウェンディと同じくらい。洋服は、黒いローブの前を開けて着ている。ローブの下は少し緩めのワンピース。左目(前から見て右目)を包帯で巻いて隠している。目の色は朱。可愛い系美少女。
相棒:アルシア(肩に乗る黒猫。エクシードではない。人の言葉が喋れる。)
イミテイシア・ハートソウル 元キャラ:イミテイシア
悪魔との契約によって“敵に毒を加える呪法”と“全てを操る呪法”を手に入れた。(アニメでの能力はありません)。他にも少し魔力を持っている。戦闘力は上の方。ルーシィの側近として小さい頃からそばに居る。堅いのが嫌いなルーシィと一緒に過ごしていたので、側近でも気軽に話せている。ルーシィ、レイアロとチームを組んでいる。見た目は綺麗、中身は少し怖い(?)系美少女。
所属ギルド:巫女の涙。幹部。
服装:イミテイシア時の服装。(髪の毛は普通におろされれいる)(アニメのオリジナルストーリー、星空の鍵編です。)右目(前から見て左目)には薔薇と茨で出来た眼帯をつけている。服も薔薇、蔓などで出来た服。露出度の高め。目は緑。
相棒:カーバラ。(薔薇の守護精)
こんな感じです。
あ、最初の行と、最後の行は無しで〜!
483:みかん姫:2016/01/19(火) 20:06 ID:BUI
「ルーシィ、なんか最近正規ギルド増えてないですかー?」
「確かにね。まあ、その分闇ギルドも増えてるみたいよ?」
洞窟の奥深く。街が一個入りそうなほど広い空間にポツリと建物が立っている。
その和風な建物の中で三人が椅子に座って何やら話している。
「幹部も暇じゃないですねー。」
一人の少女は机に突っ伏し、一人の少女は何か地図に書き込んでいる。
もう一人は突っ伏す少女の話し相手。この三人以外の人は見当たらない。
「幹部って…まぁ、そうだけど。私たち以外にいないじゃない」
「もー、幹部でいいじゃないですかー。ねーね、ルーシィ。次はどこ狙う?」
突っ伏す少女は地図を書き込む少女--ルーシィに声をかける。
すると、ルーシィは顔を上げて少し悩む。
「うーん、独立ギルドだから人も少ない…っていうか三人しかいないし…」
そうして頭で悩みながら地図を見た。地図にはこれから正規ギルドが向かう仕事現場などが書かれている。
「あ、そうだ。これから妖精の尻尾が仕事に行くのよね。だからそこを狙おうかしら。」
ルーシィはまだ18歳。それなのに頭が賢く、作戦もルーシィが考えれば成功率は100%に近い。
そして突っ伏す少女ことレイアロが15歳、話し相手のイミテイシアが19歳。
「ルーシィ、そろそろ出ないと間に合わないわ。」
「あ、そうね。よし、行くわよ!」
ルーシィは立ち上がって洞窟の入り口へと走っていった。
「わわっ、ルーシィ〜〜!」
「ちょっ、姉さん!」
それに続くようにイミテイシアとレイアロが慌てて駆けていった。
「うーん、結構疲れたね、ジェット、ドロイ。」
妖精の尻尾、レビィは背伸びをしながら後ろを歩く二人に声をかける。
ちょうどさっき、仕事が終わったところだ。
「そ、そうか?俺は別にこんぐらい…」
「俺だって…!」
そう言って二人は睨み合う。こんな二人でも、仲はいい。
「あ、いたいた!おぉ〜い、そこの三人さ〜ん!」
のんびりと歩く三人に掛かってきたと思われる可愛い声。
レビィ達が声のした方へ振り返ると、手を振りながら歩く少女を先頭に、三人組が歩いてくる。
「やっほー、それじゃ、遊ぼっかぁ!」
レビィ達はぽかんとする。…そりゃあ、無理もない。
初対面の人に『遊ぼう』なんて言われているんだ。誰でもびっくりするだろう。
「----誰ですかーーー。」
そう聞こうとした次の瞬間、身体に何かが潜り込むような感覚。
それと同時に襲いかかる吐き気。三人は「かはっ…」と少量の血を吐いた。
ここは妖精の尻尾、ギルドの前。助けを呼べばすぐに来てくれるが、そんな力、三人には残されていない。
「よし、とりあえず目的は達成でいいのよね?じゃ、ノックしてくるわ」
そう言いながらドアの方へ歩くルーシィにレビィは手を伸ばす。
助けて欲しいのだろう。初対面ではあるが、彼女の心は澄みきっていると感じた。
瞳が、心の美しい人の持つ瞳がだったからだ。
「ま、待って……」
「待ってくれぇ……」
「おい、待てよ、っ…」
か細い声で助けを求める三人に目もくれず、ルーシィはドアの方へ歩いていていく。
そしてドアをコンコン、と二回だけノックすると、背中に羽が生え、空へと飛び立った。
他の二人も、いつの間にか消えていたーーーーーー
ーーーー妖精の尻尾ーー
賑わう建物内に、コンコンと、木の弾む音が二回響く。
いつもは聞こえないその音に、騒がしかった部屋が静まり返る。
誰が来たのか、とじっとしているが、ドアは一向に開かない。
そんな空気に痺れを切らしたナツがドアを思いっきり開ける。
「おい!誰だよ、早く入れっつーの!……っ!レビィ、ジェット、ドロイ!」
バーンとドアを開けたナツは、外で倒れるレビィ達に気がつく。
急いで駆け寄ってみれば、荒い呼吸が聞こえる。
すぐ後、ナツの声に反応した他のみんなも来るが、突然の出来事に軽く放心する。
三人をすぐに医務室へ運び、ナツ、エルザ、グレイ、ウェンディとシャルル、ハッピーがその場に残った。
「どうだ、匂いで犯人は掴めそうか?」
……どうやら、犯人の匂いを追っているらしい。ウェンディとナツは鼻をくんくんと働かせる。
しかし、どんなに鼻を働かせても匂いがつかめない。
あるのはここにいる四人と二匹の匂い。
ーーーー後、ポーリュシカによると、実在していない病だと。症状からは毒に近いそうだ。
「ふぁ、姫紅の洞窟ってここまでの道のりが長いから疲れる〜」
「それもそうよね。ワープとか設置する?」
「…もう姉さん。それってこの奥に何かありますよ、って言ってるようなものです」
「え〜、欲しいです〜」
姫紅(キコウ)の洞窟は、名前にある“紅”の通り、綺麗に光る紅色の宝石が散りばめられている。
三人は笑いながら建物、“巫女の涙”の拠点へと入っていく。
独立ギルドである巫女の涙は、どの闇ギルドの傘下にも入っていない。
「それにしても、イミテイシアの毒ってやっぱり凄いよね。」
「そうかしら?」
「そうですよ〜。もう、相手も一発でしたよね〜」
ルーシィが玉露(茶)と和菓子(茶菓子)を持ってくると、三人で仲良くお茶会をし始めた。
自分の好きな本とか、何が欲しいとか。仲良く話している。
「そうだ、依頼が来てたんですよ〜。」
「依頼、ですか?」
「そうですよ〜」
雑談していると、最中(もなか)を取りながらレイアロが仕事の話を引っ張ってきた。
「…どんな内容なの?」
「う〜んと、たしか…何かを買ってきて欲しい、っていうやつです。なんか、お店に出入り禁止にされた〜とかで」
「……本当なんですか?」
確かに、怪しい。お店が出入り禁止になったとは言え、なぜ闇ギルドの依頼掲示板に貼ったのか。
正規ギルドに頼まない辺り、裏の世界の関係者か何かだろう。
「……あくまでも、上辺ってことね。」
「…?どういうことです?」
ちょん、と膝の上に乗ってきたアルシアを撫でながらレイアロはルーシィを見つめる。
イミテイシアも、さっきまで寝ていたカーバラの髪を梳かしながら話を聞いている。
「だから、何かを買ってきて欲しいのと別に、もう一個依頼があるってこと。」
「例えば、どんなのです?」
「……、暗殺、とかってことですね。」
見事ルーシィの考えを当てたイミテイシアはカーバラの髪を梳かしていた手を止める。
「あ、なるほど。だから闇ギルドにお願いしたんですか。」
それにしても…とレイアロはつづける。
「この依頼、報酬がとにかく凄いんですよ。『1億万ジュエル』ですよ?」
この詐欺らしい価格にルーシィもイミテイシアも吃驚する。
「…胡散臭いですね」
「そうねー……一応行ってみるだけ行ってみよっか。」
ルーシィは立ち上がると、依頼主へ連絡をしに行ったーー
「ここですかー?なんかオシャレなカフェですね〜。」
……翌日、依頼を正式に受理した三人は相棒と共に依頼主のいる建物にやってきた。
…しかし、はしゃぐレイアロとイミテイシアとは対照的に、ルーシィは何か気ががりなよう。
(何か、おかしい。大通りに面するお店なのに人も少ない。仮に人が居ても、昼、他の人がいるところで闇ギルドに依頼…?)
ショーウィンドウを見ていたレイアロは早く早く、と二人の腕を引きながらお店へと駆けていった。
(…っ、分かった!これは……罠だ!)
気づいたときには遅い。周りは正規ギルドと思われる魔導士に囲まれている。
『ね、ねぇ。何これ。ね、姉さん…!』
『うっわぁ、暑苦しいですね〜』
『多分、何者かが闇ギルドの依頼掲示板の情報を漏らしたんだと思う。それで、闇ギルドを潰すために偽の依頼書を作った…大体こんなところね。』
三人はこそこそと話す。周りを囲む人には妖精の尻尾の紋章。
『えっ、仕返しですかぁ?』
『いや、違うでしょう』
『…きっとあの三人も気絶状態でしょ。だから……評議員に頼まれたとか?』
ちょっと呑気に話していると、三人に絶望が襲ったーーーー
「アルシアー!」
「プルー…!」
「カーバラ!」
三人の大事なパートナーが妖精の尻尾・最強チーム---エルザに捕らえられた。
「てめぇら、闇ギルドだな?」
「……アルシアを返せ。」
妖精の尻尾のナツはニヤニヤと笑う。
「てめぇらが闇ギルドなんざ、ヤルのが悪りぃんだろ。」
「……………アルシアを返せ。」
ルーシィとイミテイシアは俯き、悔しさに涙を流す。
「………アルシアを返せって言ってるでしょーーーっ!!」
____ついに、レイアロが壊れた。
ルーシィとイミテイシアは止めに入らない。自分達もそうしたい気分だからだ。
三人で顔を見合い、頷いた。そして、三人で背中を合わせて、口をそろえる。
「「「さぁ、仲間を返してもらおうか」」」
「…昨日の三人はどうなった?ねぇ、死んじゃったの、死んじゃったとかーー?あはははっ!」
レイアロはナツと。イミテイシアはエルザと。ルーシィはグレイと戦う。
巫女の涙の二人と三匹は知っているが、レイアロは戦闘となると人が変わる。
-----特に、仲間……アルシアが関わるとなると、実力も相当なため、全てを壊し尽くす。
「…はぁ…弱いよ、弱いね。そんなんでフィオーレ1か…」
レイアロはナツの鉄拳を交わしながらぴょんぴょん跳ねる。
「…もう、待てない……っ!!アルシアを、返せぇぇーー!!」
最後のとどめ。…トドメというほど攻撃はしていないが。
「いくよ、妖精の剣、妖精王を、宿せ…!」
レイアロのてから剣が現れる。その剣はレイアロの言葉に比例するように虹光を宿していく。
「…見えたっ!虹精奥義、貫通樹!」
虹色の剣がナツの左肩を貫く。魔法剣ではなく、物理剣のため、ナツの左肩から血が溢れ出す。
「ぐわぁぁっ!」
レイアロが剣を引き抜くと、ナツは床に倒れこむ。
ナツが力尽きて倒れると、周りで見守っていた魔導士が襲いかかる。
「…ナツに何したのよーー!」
「リ、リサーナッ!」
銀髪の少女がテイクオーバーでライオンのような格好になると、爪でレイアロを引っ掻く。
……一方レイアロは、邪魔な物を見るような目でリサーナを見る。
実際に、邪魔なのだ。早くアルシアを助けたいレイアロにとっては早々に潰したい存在である。
「…邪魔だよ、邪魔。……自分は彼を助けるいい子ちゃんって?ほんと、引いちゃいますよー?」
そう言って引っ掻きにかかるリサーナの足を伸ばした爪で貫く。
「はい、排除完了♪…まだ来るの?面倒くさいなぁ。ま、いいよ。潰してあげる…♪あはっ、ふふっ」
次回、イミテイシアVSエルザ。
「くっ、貴様…!」
「…弱いわ。もっと、強くなれば?」
薔薇の花や蔓で出来た剣と刀がぶつかり合う。
エルザは苦しさに顔を歪めている。どちらが勝っているのかなんて、一目瞭然だ。
「貴様ら悪になど、 負けるわけがない…私を照らしてくれる光があるからだ…!」
エルザは負けが目に見えても、諦めない。…その性格、好きだ、とイミテイシアは心の中で嘲笑う。
「…闇に染まるのと、闇に負けるのは違うのよ?」
正規ギルドは光、か。それは、一体誰が決めたのかな。…ま、そりゃそうか。闇ギルドを倒してくれるもんね。
…突如、イミテイシアは動きを止める。待っていた!と言わんばかりの勢いでエルザはその隙をつく。
しかし、イミテイシアもにやり、と笑い、シュッとジャンプ。
イミテイシアを狙っていたエルザの刀は、イミテイシアの後ろにいたグレイに刺さる。
「…グレイッ!」 「か、はっ…」
「さすが、姉さん。よくつつくだけで分かりましたわね」
「…そりゃあ、魔力を抑えるためでもあるしね。」
隣では二人が談笑している。…そんなのも気にならないくらいに、エルザは動揺している。
自分の持つ刀はまだグレイに刺さっている。幸い、今回は魔法剣だ。傷口などは大きくない。
「エル、ザ…」
グレイは苦しそうに血を吐き出すと、倒れた。
ーーー離れたところでは、ルーシィがポーリュシカに回復薬を渡していた。
「……じゃあ、あたし達は帰りましょっか。」
「そうですね、姉さん」
二人は離れたところで暴れるレイアロを見つめる。
ちゃんと、三匹は取り返してきた。
「…レイは、大丈夫なの…?」
ルーシィの腕の中で震えるアルシアは、恐る恐るといった感じでルーシィに問う。
「…ふふ、レイアロよ?心が強いこと、アルシアが一番よくわかってるじゃない。」
ルーシィはアルシアににこりと微笑む。その笑顔に安心したアルシアは、眠りへ堕ちてしまった。
「…レイアロ、帰るわよっ!」
離れたところにいるレイアロにも届くように声を掛ける。
レイアロは、一瞬止まり、ルーシィ達の方をくるっと振り返る。
「…あ、うん!じゃあ、もうこんなこと、しないでくださいね〜」
先程の裏人格はすっかり消え、間延びした口調に戻ったレイアロは、戦っていた妖精の尻尾メンバーを嘲笑う。
………所詮、モブメンバーだ。殆どの人が重傷を負っている。
そして、ルーシィ達は会話を弾ませながら店を出て行った。
「あれが闇ギルド、巫女の涙…」
店に取り残された妖精の尻尾は、三人の出て行ったドアをぽかんと見つめる。
「…ナツ」
「…グレイ様…」
「……エル、ザ」
リサーナ、ジュビア、ミラは倒れこむ三人に近づく。
そして三人とも、倒れる三人の頬を優しく撫でる。まるで、ガラスを扱っているかの様に。
店には、三人の啜り泣く声だけが響いていた。
「き、貴様らっ、何者だ!」
「……何者?評議員なら知っているでしょう、世界の姫を。女神族の血を引く、紅姫。」
……ルーシィ、イミテイシア、レイアロとそのパートナー達は評議会会議場に来ている。
それは、ある目的を果たすため。
「この、初代紅姫である私、ルーシィ・ハートソウルが命じます。」
ルーシィは床にへばりつき、怯える評議員の下っ端を見下ろす。
「…近日、正規闇ギルドを作ること。そして、正規光ギルドと正規闇ギルドの戦闘する機会を作ること」
表情を変えないまま、冷たい瞳のまま、桜色の唇で言葉を続ける。
「…そ、それは、いくら、な、な、なんでも…」
「…その戦闘で闇ギルドが負ければ、闇ギルドの勢力は落ちる。それは、国民にとっての幸せだと考えるわ」
ルーシィは、「…必ず、お願いね」とだけ伝えると、少し離れた場所で待つ二人の場所へ歩いていった。
ーーーー翌日、フェアリーテイルーーーー
「…皆の者、よく聞け!」
しんみりとする空気の中、マスター・マカロフの声が目立つ。
「近々、正規闇ギルドが出来るらしいのじゃが…わし等は正規光ギルドじゃ。その闇ギルドと光ギルド同士で……」
ーーー昨日、ルーシィの名により、評議会の緊急会議が行われた。
それの内容が、この正規闇ギルドと正規ギルド同士の戦い。
「正規、闇ギルド…?」
リサーナは困惑したような表情でマカロフに尋ねる。
「…そうじゃ。…しかし、その正規闇ギルドの管理者は、巫女の涙だそうじゃ」
マカロフは悲しそうに目を伏せた。
「…とりあえず、一ヶ月先の魔導闇光バトルに専念じゃ!」
全ての者が、苦しむ心を噛み締め、マスターに続くように雄叫びを上げた。
と、とりあえずここまで〜。
スゴイ!面白い!!!!
489:めいびす:2016/01/19(火) 20:31 ID:lis 確かにだ。
そういえば、今日の座学で少し聞いた気がする。ローズクォーツの歴史。
グレイが話していた内容とほぼ同じだった。
グレイ「それでだな…。ルーシィ・トパーズ・HF。」
ルーシィ「は、はいっ!」
いきなり全名を言われて、とっさに返事をした。
グレイが「来い」とギルドの外へと歩いて行く。…あたしの腕を掴んで。
行くわからないまま、おとなしく連れて行かれると、後ろで「みなさんはここで待っていてくださいね」とジュビアが言うのが聞こえた。
ルーシィ「け、結婚…!?」
ギルドの裏へと案内されたあたしは、グレイからの求婚を受けていた。
…何でだろう。
ジュビア「アクアマリン家とトパーズ家は同じ魔導師。ルーシィさんも今はまだ開花していませんが、魔導師です。それに、アクアマリン家とトパーズ家は互いに惹かれ合い、代々誓いを結んできました。(不本意ですけど。恋敵恋敵恋敵」
ルーシィ「で、でも嫌よ!急にお付き合いもせず…」
ルーシィははっきり言ってパニックになっていた。
そりゃあ、確かにグレイに少しは惹かれてたのかも知れないけれど。
それでも、急に結婚なんていやだ。すると。
グレイ「しょーがねーな…」
あたしの左手の薬指にある指輪に、口付けた。
ーーのどかな野原。楽しげな声が響く。
『なぁ、ルーシィ。俺ルーシィの事好きだよ。俺と結婚してくれって言ったら、してくれる?』
『えー…でも…お付き合いもなしに、結婚しちゃうのは嫌だな…』
『…俺と、付き合って』
『…へ!?』
『ほら。返事は?』
『…よ……よろ、しく…』
少女は赤面だ。少年はそんな少女を愛らしく見つめて、微笑んでいる。
…あぁ、そうか。これはきっとーーーー
ルーシィ「…交換、留学…」
交換留学。ルーシィが15あたりの時に、ジェイド家のジュビアとルーシィが交換で一年間留学した。ジュビアはトパーズ家へ、ルーシィはジェイド家へ。…でも、あたしにはその記憶がなかった。
…でも。今グレイが指輪に口づけして、それで思い出した。
交換留学の時に、あたしとグレイは出会った。
あたし達は、すぐに惹かれあって、恋に落ちた。
月日が流れるのはあっという間で、一年が経ち、あたしが帰る日。グレイは、『いつも一緒だから』そういって、あたしの左手の 薬指に指輪をはめた。でも、グレイはその時隠されている存在で、あたしが帰って家に着いた時、グレイが関係した記憶は一切なくなった。
それでも、指輪の大切さは残っていたらしく。あたしは肌身離さず持っていた。
グレイ「今でもーー変わらず、好きだよ、ルーシィ」
ルーシィ「…っ。ばか」
あたしは涙が止まらなかった。
続
ジュビア「(私完全にいない存在になってません?…恋敵恋敵恋敵恋敵恋敵…。)」
文章がおかしくなっている気がする!
林檎>強制終了wからの学パロ*\(^o^)/*ヤンキーがどう関係してくるかが楽しみでござる
続き
あー、あいつらが変なこと言うからルーシィのこと意識してきたじゃねェか。
つーか、あれルーシィじゃね?うわ、マジかよ…
オレ今、絶対顔赤いわ。
あ、ルーシィの横にいんの、ジュビア先生じゃねェか。何かオレ見て顔赤くしてるし。
「グレイ、エルザが夜にあの場所に来いって。」
「了解。」
通りすがりに小声で会話する。エルザの奴、何か言いたいことでもあんのか?
ー夜ー
オレ達は昔の姿で集まった。
ルーシィとエルザは胸に布のさらしを巻いて、ルーシィは黄色とオレンジの袴を、エルザは紫と黄色の袴を穿いている。
オレとナツは腰に布のさらしを巻いて、オレは青と黄色の袴を、ナツは赤と黄色の袴を穿いている。
「どうしたんだ、エルザ。ん?ここでは総長か?」
「いや、エルザで構わん。
今日、妖精ノ尻尾を再結成しようと思う。嫌な奴は帰ってもいいぞ。」
妖精ノ尻尾を再結成…?また暴れんのか?
「あたしはやる!また族を叩きのめすんでしょ!それ、あたしもやりたいもん」
「オレもやる!また大暴れすんのもいいからな!!」
「オレも忘れんなよ!まず、誰か一人でも抜けたら妖精ノ尻尾じゃねェだろ!」
「お前達…!しかし、私達は教師だ。このことがバレたらもう学校にはいられないぞ。それでもいいのか?」
「ふふっ。そんなの当たり前じゃない!」
「だな!サツに追い掛けられんのも慣れてるし!」
「四人揃っての妖精ノ尻尾だ!」
「!!!
よし!じゃあ、ここに妖精ノ尻尾!再結成だァァァ!!!」
「うん!この感じ、五年振りね!」
「おう!燃えてきたァァ!!!」
「おっしゃー!やるか!」
こうして、妖精ノ尻尾は再結成した。
ルーシィ達の格好は、エルザの妖刀紅桜の色違いです!
492:みかん姫:2016/01/19(火) 21:07 ID:BUI お、いいねぇ。楽しみだ!学パロはやってたけど、暴走族ってあんまりないもんね〜。
…てっきり、ナツがエルザに絞められるのかと…
「グレイセンセェ、暑いですねェ」
ウザい。ウザすぎる。
オレは今、ジュビア先生に腕を組まれてる。
「ジュビアァ、我慢のげ・ん・か・い♡脱いじゃいましょ〜っとォ」
オレをチラチラ見ながら、上着を脱ぐ先生。ブラウスのボタンも下着が見えるくらいまで開けて。
正直、引く。
「ジュビア先生、そろそろ離してください。オレまだ、仕事残ってるんで。」
「待ってくださいよォ、グレイセンセ♡」
腕を一向に離そうとしない。
これだから、ルーシィとエルザ以外の女はキライなんだ。
少し優しくしただけで、まとわりつく。
「先生、一体オレに何がしてほしいんですか?言っときますけど、オレ金ないですよ。」
「グレイセンセ♡ジュビアァ、嬉しい♡
…何でもいいなら…、ジュビアと大人の遊び、し・ま・しょ?」
おいおい、さっきの媚声から大人の声になったぞ。
「初めてでも、緊張しないでくださいね。ジュビアがエスコートしますから♡」
ヤバい!逃げられねェ!!!
「グレイ!…先生!ナツ…先生が呼んでたわよ。」
オレがヤバいと思ったとき、ルーシィが来た。オレはいいこと思いついた。
「悪ィ、ジュビア先生。オレ、こいつの彼氏ですから。」
色々あり、大会当日。
最初はカラオケ大会だ。闇ギルド参加者は1チーム。
「課題曲は特にありませ〜ん。好きな曲を歌ってくださいね〜。これは人数に限りがあるので、1人、又は1グループで。もう既に、通知が行っていると思うので、始めちゃいますよ。」
「まずは、妖精の尻尾からにゃ!」
闇ギルドと同じ場所にいるのは変な気分だが、それでも祭を楽しむ観客。
妖精の尻尾の代表者は、ミラとリサーナ。
姉妹の歌声はそれぞれが綺麗だが、息ぴったりな2人により、美しさを上げている。
得点は……
「出ました!86点!これが基準となりますよ〜!」
そのルックスや可愛らしい性格から、人気は高い。
続いて出てきたのは、蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のシェリア。
シェリアも、可愛らしい人柄からか、人気が高い。
「……おぉ?おぉ!得点は、92点です!」
ーーーそして、シェリアを越える92点が出ないまま、順番は闇ギルドへ。
巫女の涙はルーシィとイミテイシアで、1チームとして参加する。
(※とある既存曲の歌詞が出てきます)
「私の蝶 不規則に飛びまわり あなたの手に鱗粉をつけた」
「絡み合う指ほどいて(絡み合う指ほどいて)唇から舌へと(唇から舌へと)」
・
・
・
「判定結果は、にゃんと!98点にゃぁ!」
アルシアの一言で、静まりかえっていた会場がわぁっと騒がしくなる。
彼女達の歌声に、沢山の人が感動していた。それ程までに、美しい歌声だった。
「それじゃ、カラオケ大会は、闇ギルド、巫女の涙の勝利〜!」
レイアロの一言で、カラオケは幕を閉じたーーーーー
「司会者はレイアロ・アルシアから移り変わり、イミテイシア・カーバラです。」
「これから、サバイバルゲームを始めてもらいます。言い忘れていましたが、闇ギルドのハンデはなしです。得点も皆様と同じように入ります。では、参加者は、隣の会場…天街へと移動してください。」
次の司会者、イミテイシアとカーバラは、アドリブなどは入れずに、台本を読み上げていく。
カーバラは会場へひらひら舞い降りると、ギルド参加者に天街への入り口を示す。
「隣の会場は、本物の街を再現しています。ルールは大魔闘演舞の最終演目であるサバイバルゲームと同じです。入り口に入ると、自動的に各ギルドのスタート地点へと送り込まれます。」
カーバラが扉を開くと、参加者がぞろぞろと入り口へ入っていく。
「…じゃあ、イミテイシア、頑張りましょう」
巫女の涙が入る時、カーバラは一瞬切なそうに顔を歪めた……
ふぁぁ!か、か、かれしぃーー?!キュンキュンするけど…ルーシィがジュビアとかに虐められないか、心配…
496:林檎:2016/01/20(水) 21:36 ID:nNU 「え、あたしってグレイ…先生の彼女だっけ?」
「ちょ、黙れ!そういうことにしとけ!フリだ!フリでいい!恋人のフリだ!」
「りょーかーい!」
ルーシィがとぼけるから、オレはルーシィと肩を組んで小声で話した。
「ルーシィ先生が…、グレイセンセの彼女…?」
「えっと〜…。…そう!そうなの!あたし、グレイ先生といろんなことやったの!」
「い・いろんなこと!?」
ジュビア先生がダメージを喰らってる!ナイスだ、ルーシィ!
ま、ルーシィが言ったことはウソにならねェな。族をぶっ潰したり、サツにケンカ売りに行ったりしてたからな。
「ルーシィ先生…。では、グレイセンセの好きな食べ物は!?」
勝負する気か!?
こっちは長年一緒にいる仲だ!分かるよな?ルーシィ!
「何だっけなぁ〜…」ウーン
だけどこっちは天然なんだったァァ!!
「適当だ!適当でいい!」
「りょーかーい!グレイ先生の好きな食べ物はねェ…、かき氷よ!」
オレはルーシィと肩をまた組んで、小声で教えた。
「くっ…!なぜ知っているの!?」
「彼女だからよ…」キラキラ
確かに…。適当とはいえ、オレの好きな食いモンはかき氷だ。
つーか、ジュビア先生にそのこと教えたかァ?
ま、いいや!ルーシィが来てくれて助かったわ〜
またまた思い付きw
「ねえ、グレイの好きな人っていつも隣にいるジュビアなんだって〜」
「そうなんだ…」
グレイはやっぱりジュビアが好きなんだ…!
グレイはあたしの片想いの相手。
「!?
グレイ!!」
「おせェーよ、ルーシィ。」
授業が終わったけど、あたしにはまだ課題が残ってて、それを終わらせていた。
「待ってたの!?あたしを!?」
「ああ。言いたいことがあるんだ。」
ウソ!今、スゴく雪が降ってるのに!
寒い中待ったってことは、よほど大切な話なんだ。
「オレ、ルーシィが好きなんだ。」
ウ…ソ…でしょ…
「え、ジュビアはどうしたの?好きなんじゃないの?」
「何でそこでジュビアが出てくんだよ…。
ジュビアはただ、オレの横に勝手にいるだけだ。オレが好きなのはルーシィ。お前だ。
それで?返事は?」
そっか!告白されたら返事をしなきゃ!
「あたしも…、あたしもグレイが好きでした!」
あたしの片想いは両想いに変わり、
友達から恋人に立場が変わった。
そして、何年か経って
あたしとグレイは恋人から
愛人…夫婦に変わった!
Happy・enD
ね、ね。愛人ってさ、悪い意味なんだよ。
499:みさ wow:2016/01/20(水) 23:21 ID:IRo愛人は結婚したのに浮気してる人かな。
500:みさ wow:2016/01/20(水) 23:22 ID:IRo500♪
画像|お絵かき|長文/一行モード|自動更新