>>134
「診察か…。そういやァ、この掃き溜めは一応、”病院”だったなァ…。」
薄ら汚れた壁を見ると同時に、痣のような模様がいくつも浮かび上がった自分の右腕を見つめる。「第五元素病(エーテル病)」。それが彼の患う”奇病”であり、この掃き溜めに居続けている、無理やり此処に隔離されている理由であった。
動かない訳ではない。しかし常時痺れたような感覚が付いて回ってくる。例えるなら、座りながら寝ているときに、大きな血管が塞がれる事によって足が痺れて力が入らなくなる、あの感覚と似たような痺れが、発症してからずっと回っている。その為”物を掴む”といった事が出来ないのだった。本来利き手だった右手がこんなことになってしまった為、彼は両利きにならざるを得なかった。
「(治ンねーんだろうなぁ…。この病気は…。)」
…私は、他の医師さんと違って心のケア、っていうかあの、その、病気源になってる体を治すこととか、できない…から
( 彼の先程の威勢を若干感じなくなりつつあり。落ち着いたのか?頭にそんな疑問を浮かび上がらせては、また笑みを浮かべて彼の方を見。そしてふとなにかに気付いたのか、彼の目線を追ってみればそこには彼自身の腕。そういえば彼は…と白鷺数多のカルテに書かれていた病気についてを思い出す。
口を開いて何かを言おうとするものの、やはり何を言えばいいのかわからなくなり。精神科は患者の心の病気をケアするところ、と教わったことを思い出しては中々に違ったことを上記口に出して。 )
>>135 数多くん
【 ありがとうございます…(;▽;) 】
そ、それは…!私の大好きな…!
( 彼女が手品師のように差し出す場を見て楽しげに笑みを。そして目の前に現れたのは常日頃から自分が飲んでいるお気に入りの缶コーヒー、びっくりしながらも目を輝かせて )
>>136 朱音ちゃん
【 そんな!こちらが悪いのにもう本当に…( ; _ ; ) 】
ふふ、大丈夫よ。そこに居てくれるだけで充分
( 子供に気を遣わせてしまっただろうか?そうだとしたら申し訳ないと思いつつ、首を横に振っては上記。 )
>>137 琥珀くん
【 本当にありがとうございます…( ; _ ; )これからは気を付けますので; 】
霞ちゃんの撫で方が上手で気持ちいい
( 子供の頭の撫で方と言えば、自身の経験からしてかなりぐわぐわとした激しいものだったのだが、隣の彼女の撫で方はまるで母親のような、暖かな撫で方で。彼女の表情に少し疑問に思いつつも、上記を )
>>139 霞ちゃん