銀の匙  

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26: ヴァレーニエ ◆AE:2019/08/03(土) 09:27




   ―― ひッ、

(  ふとどこからか香るラベンダーの匂いに眠気を誘われ、ふはり、すぐさま欠伸を噛み殺.すようにひとつ。さっさと部屋に戻ろうかしら、欠伸もして眠いし、と目を一瞬そっと閉じたその時、こつ、というヒールの音と「 やあ 」という夜中に見合わない大きさの声に、反射的によろけるように声をかけられたのとは反対方向に2歩。壁に手をつきつつ目をぱちぱちさせながら声のした方を見ると、なんだ、オペラさんか、とほうっと一息つき、竦んでいた肩をすとんと落として。相手の背が高いのもあるけれど、一応敵だからかしら、。なんとなく目を合わせづらくて、斜め下の床に視線も落とす。相手の質問に答えようとしたものの声帯が先ほどまでの怖さで強張っていて、変な咳のような声が出、顔を歪めつつ改めて咳払いすると、  )

   … いえ、なんと言えばいいかしら __

(  とぽつりと述べた後、徐に考えるように俯いては、口元に細い手を当てて数秒静止。ふと顔あげると少し眉下げつつ苦笑しながら、地下へと続くドアへ視線投げ  )

   __ まあ、ホラー小説を読んだ後に変な想像力を働かせただけなんだけれどね、

   >>19 : オペラさん



   さっきまで本を読んでいたのよ 、面白くて、寝るのを忘れてしまったわ

(  奇声(/Σ)のした方を警戒心むき出しに睨むように目の光をきっと強くしながらくっと顔上げると、そこにはランタンに顔を照らされているアプリコットティーの少女。よかった、と顔の辺りの緊張を緩ませて、そっと息をつき。どうして、の言葉に髪を手櫛で一度さらりと弄りつつ思案声漏らした後、背後のドア指差して上記述べ、眠くて幾分かとろんとした瞳を少し細めてふはりと苦笑。かはり、小さな欠伸を右手で隠して、少々恥ずかしいのか俯き加減にごめんなさいね、と呟き、肩からはらりと落ちた髪束を耳にかけなおしながら顔上げると、ふふと少し微笑みながら右にちょこっと小首傾げ  )

   貴方も夜中に起きているなんて、奇遇じゃない?

   >>21 : リコットさん



(  / 絡ませて頂きます!  )

   … 、御機嫌よう

(  紅茶でも飲みたいわね、と地下から読みかけの本を連れながら館を歩き回っていると、ある部屋から香るアールグレイの匂いが鼻をかすめる。それに引き寄せられるように少し開いたドアの前へ。こんこん、とドアを叩くとひょっこりドアから顔を出して御挨拶。ぐるり、と室内を見渡すも、部屋にいるのは彼女のみ、どう見ても机上のティーポットの容量は彼女ひとりぶんの紅茶とは見合わない。きっと誰かとお茶会するのね、わたしも交ぜては貰えないかしら、と淡い期待をこめつつ下記述べて  )

   どなたかと一緒にでもお茶会されるのかしら ?

   >>23 : レイさん



(  / 絡みありがとうございます〜!  )

   なんでもない、わ

(  靴音のした方にはっと顔向けると、そこには和風のお嬢様。つ、と横に目線流しては、落ち着き払ったようになるべく感情を出さないようなひんやりとした声音で上記。でもなんだか声が震えて、ちょっとだけ下唇を噛む。一呼吸、取り繕うように置いて、なんてことなかったかのように顔を上げては壁の漆喰のある部分を指でなぞり、眠いのか先ほどの怖さか、やや虚ろな瞳をしながら相手の方振り返って  )

   ちょっとした見間違いの類があっただけ、。 貴方もあるでしょう、例えば、この壁の模様が顔に見えるみたいな

   >>24 : 雛伊さん


 


 リコット ◆d5/.:2019/08/04(日) 19:15 [返信]



    ( / 絡み失礼します…! )

  ( やっとお仕事も終了し、誰かとお喋りでもしたい所。 暫く疲れた身体を自室で休めていたが、あまりの寂しさに居ても立っても居られない、とは言わなくても疲れは取れたのだからここにいてもつまらない。 やはり誰かを探しに行きたい。 そうぱぱっと決心するとそそくさとベッドから降り、自室から少し顔出して。 ちら、と辺りを見渡すも人影は見当たらず、ちょっと暑いなと思いつつも暇に任せて自室から出ると屋敷の庭にふらり。 誰かいないかなと期待を込めて少し覗くと、そこに居たのは日本茶の彼女。 一番逢いたくなかった人の姿に、きゅっと眉顰め咄嗟にどこかに離れようとして一歩踏み出す。 と、背中の方から彼女の声が聞こえて、思わず静かに聞き耳を立てて立ち止まり。 そうこうしていると彼女の発言は余すことなく耳に入って来る。 と、すこーし発言内容に引っかかりを感じて、それは流石におかしいだろう、それでも花を何時も愛でている身かと思えば話し掛ける決心が一気に付き、庭にどこか勇ましく自信ありげに一歩踏み込む。 かさりと足元で音がするのを耳にすれば口に軽く手当て、彼女愉しそうに眺めるとくすくす笑い一言 )

  …あれあれ、お庭の花を全部枯らす気ですかね、

 >>24 雛伊さん


  △▼


  成る程…。 如何にも貴女らしい、といったところでしょうか

 ( 警戒心の解けない彼女に睨まれるともう一度びくりと身体震わせ、こくりと唾を飲む。 しかしどうやら自分を認識してくれたらしく、こちらも安心すると心も落ち着いて少し頬緩ませほう、と息を吐き。 そのまま微笑みながら二度ほどゆったりと頷いて相手の言葉受けると、あぁ、と納得の声漏らし軽く腕組み彼女一瞥すると眉下げくすりとして上記述べ。 彼女が照れていることを感じると、普段見ない彼女の表情や仕草に好奇心が疼いていることを悟られないようにいえ、と俯きがちに小声で返して。 彼女の問いにこくりと頷くと少し思案顔になり、ややあってからぱっと上げた顔は頬が火照りかけていて。 何を思ったか不自然な程に瞳を輝かせ、興奮気味に下記述べ )

  …折角です、真夜中のお茶会でもしませんか?

 >>26 ヴァレ姉
 
 
  ▲▽


  完全に無計画ですか、…まぁ、パァル姐のことですものね


 ( 自分の言葉に困惑の表情を浮かべる相手を見やると、え、と言いたげに付いた肘かくりと落とし眉下げ苦笑して。 そこから普通に机上で軽めに腕組み、可笑しそうにくすりと笑うと上記述べ。  トランプがばら撒かれるとぱっと腕机から離して目を丸くしひえっ、と声色高めに呟くと集めようか迷い視線トランプと彼女の間で泳がせ。 そのまま相手を困ったように眺めているとやがて突然机に突っ伏されてびくりと少し驚き。 とりあえず残ったトランプを集めながら小首傾げて、ババ抜きの良さを自分なりに考えてみるも2人では得策ではないな、とちょっと眉顰めて。 彼女の集めたトランプも失礼します、と貰うと最後に彼女の手からジョーカーをさっと引き抜き全て揃ったトランプを切り直しながら笑い掛け首傾げながら下記述べ )


  2人なら、スピードとか良いと思いますよ…ルール把握してます?

 >>27 パァル姐

 


 オペラ ◆e.:2019/08/16(金) 05:47 [返信]




   おや、つられてきたのはコトトさんだったね!

 ( ぴた、と身振り手振りを止めてゆらりと振り返れば、同士の仲間がこちらを見つめていて。ぱっと笑みを浮かべたかと思えば上記を明るげな声で告げると、かつかつと彼女の方へ進み始め。その途中に間に置かれたソファを避けることなく、ひょいと登って座る箇所と肘掛部分に足をかける。怒られるかも?誰にも言わなければいい話さ。さらに身長差が空いたまま見下ろして見つめれば、くすりと目を細めて。肘掛部分にもう片足を乗せ、そのまま足をわざと外してずるり。そして尻が肘掛部分に当たる頃に床に足をつき、さも先程からそこに座っていたかのように足を組んで。その足に肘をつき、手に頬を載せればまたくつりと笑い、ぴんと人差し指を上に指しては冗談めかしては下記を問い )

  そうだね、キミが来たのなら百人力だ! …もうシロップは必要ないかい?

    >>20  コトトさん


  おやおやっイナヒさんではないか! 珍しいねえ、ワタシに話しかけるなんて、

 ( かちゃ、と扉の開く音にぱっと体ごと反転して振り向いた。話相手を待っていたのだ、反応が早いのも当然だろう。中に入ってきた人物を見れば、更に目を輝かせ。ぱわわっと荒らげるように声をかけ、意地悪く目を細めては少し揶揄うように。そして先程何か言っていたな、とぼんやり相手の言葉を思い出すとこてんと首を傾げてはじい、と相手を見つめ。シロップが溢れるキーとなる親指と中指を擦り合わせ、立てた人差し指を唇に当てればにまりと弧を描いては語り出して )

  素晴らしいと思わないかい? 部屋は甘い香りで満たされ、シロップで部屋は飾り付けされるのだから、

    >>25  イナヒさん


  んん、驚かせたかな?申し訳ないね、

 ( いつもの彼女にしては過度な驚きよう。それに目を丸くして、ぱちぱちと瞬きして、また見つめて。何をそんなに驚いたのだろう、なんて少し頭を回らせて思いついたのは自身の声量。前々から周りに煩いと口うるさく叱られていたことを思い出して、先程の声を思い出す。うーん、少し大きかったのかもしれない。あまり自分的には分からないけれど、と首を傾げれば少し声量を抑え、所謂小声で喋りかけて。咳払いをして問に答える彼女に、目線を合わせるようにほんのり体を曲げる。ただでさえ暗いのに、目が合っていないといつの間にか消えていそうだ。そんなことあり得ないだろうけども少し恐ろしくて、目が合わないかとじいと見つめる。そして、彼女がふと顔を上げて目が合った。なんだか思いが通じたみたいで嬉しい、ゆるりと頬を緩めた。それからすぐに視線を横にずらす彼女に釣られ、同じように地下への扉を見れば答えになるほどと頷いて )

  フム、そうだったのだね。本を読むのは良いけれど、こんな遅い時間まで一人なのは少し心配だなあ…、

    >>26  ヴァレさん


  …その声はパリュさんかい?

 ( 声だけでなんとなく分かる。少しおかしいけれど、声質はパリュさんに似ていて、身動きせずにぽつりと問いかけた。そして答え合わせのようにゆるりと三つ編みを靡かせて振り向けば、正解だあと心の中で喜んで。いつものように話しかけようかと思ったけれど、先程の鼻声とどこか気だるそうな姿に思いとどまる。ぴっとどこぞの名探偵のように人差し指を指し、きりっとした表情をしてはズバッと問うてみて )

  ムム、その症状はもしかして…風邪、というものかな!?

    >>27  パリュさん
 
 
 


  レイ  ◆tU:2019/08/24(土) 09:43 [返信]




( / 返信が遅くなり本当に申し訳ありません。絡んでくれた皆様ありがとうございます!拙いロル回しとなりますがなにとぞよろしくお願いします🙏、なお背後の記憶が戻らないため酉が違いますが、紛れもなく本人ですのでご安心下さい!(( )





( くるくるとスプーンで紅茶の水面を回しながらそこに映った自分の少し歪んだ表情を見ると、つまらなそうに視線を窓の外に移し。眩しい日差しに思わず目を細めるとどこからかこつこつと足音が。すぐさま笑顔を張り付け振り返るとくすくすと笑う日本茶の彼女が。まだ戦争まで十分ある。今のうちに味方に取り込むのもいいのかもなぁなんてあたまの隅っこで考えていると退屈そうですねなんて声をかけられて。その言葉に一瞬きょとんと首を傾げつつ、くすっと笑い下記を )


うん、ちょっと退屈かもしれない…、ひなちー、紅茶でも飲まない?


>>25  ひなちー



( お行儀が悪いことは承知で机の下で足をばたつかせながら、目の前にある自分の紅茶を一口口に含み。地下から上がってきた彼女が視界に入るとぱぁっと顔を輝かせ。少し期待の籠った声を聴くと嬉しそうに口角をあげて。もう一人分の紅茶を用意しながら、砂時計を傾け。くすっと笑った口元を隠すように手で覆い隠し、首をこてっと傾げて下記を。 )


んーん、誰も誘ってないんだぁ…

……れにちー、紅茶一緒に飲まない?

>>26  れにちー


んー、だってさぁ…なんかうーんて感じでるるんってかんじもしないんだよねぇ…

( 浮かない顔と言われて、眉を潜めたままむすっとした表情で上記をつげ。その後気まずそうに視線を下に移し、偶然目に入ったテーブルクロスの端についてるレースをひっぱったりしながらもそもそと弄って。自分の斜め前に座らず、椅子に体重だけかけている彼女に、あれ?と思い、不思議そうにこてんと首を傾げ。そういえば皆仕事もあるんだ、と今頃思い出すと、もしかして目の前の彼女もまだ仕事があるのかなと思い、少し不安そうな表情と声音で下記を告げて。 )

ぱるちー、座らないの?……もしかして用事が…あるとか?


>>27  ぱるちー



あはっ、りこちゃんだぁ、…どうぞどうぞ、

( 同じ紅茶派閥の彼女が視界に入り、先ほどの表情から一変して綻んだ表情を浮かべ。一人分の紅茶を入れながら側においてある砂時計をことりと逆さまにおき。彼女の様子からして仕事は終わったのだろう。さっきまでスプーンでかき混ぜたのもあり少し波打つ水面を見つめ、すぅっと目を細めて。一つ深呼吸をしながら時計と砂時計交互に見つめ。最後の砂がすとんと落ちたのをみて、相手のティーカップに紅茶を注ぎつつ、少し楽しそうに口角をあげながら下記を。 )

今日はどっちが勝つだろうねぇ……

>>27 りこちゃん



( ノックの音に少しビクッと肩を揺らしつつ、ドアをたたいた人を確認すると少し以外だった人だったのか目を少し見開き。自分の仕事場ではないのでよく分からないが、辺りを見渡し埃がないことを確認すると同時に、ちらっと時計を見ると戦争までまだかなり時間はあって。目の前の相手にばれないようにはぁっとため息をつきながら、はやく騒がしくならないかななんて事を思いながら下記を。 )

んー、多分終わってると思うなぁ……、こーくんはまだお仕事残ってるの?

>>31  こーくん


( ゆらゆらと褐色色の水面を揺らしつつ、ため息を一つ。目の前の庭を見つめつつ手入れでもしてみようかなんて柄でもないことを考えながら、ワンピースのすそを握ったり、離したりして。静かな廊下に響く足音に少し振り返り。扉の所に立っているいつもより不機嫌そうな彼をみて、何かあったのだろうかと不思議そうに首をかしげながら、まわりにあるカップを見つめ、にぃっと笑顔を浮かべつつ下記を。  )


なんだ、うーくんか…

………カップの意味?
だってこうしてれば人が集まってくるじゃない?

>>32  うーくん





 雛伊 ◆NY:2019/08/30(金) 23:58 [返信]



  【 皆様絡みありがとうございます、新キャラさんたちはまた後日 】

  − −

   >>26 ヴァレーニエさん

  え、えぇ……、。言わんとすることは、わかりますけれど
  (  突然饒舌になる彼女に一瞬たじろいで。とりあえず適当に相槌を打ったけれど、今までにそんな経験はあったかしら。彼女の指す壁に目を向け、まじまじと見つめてみるものの、まぁ、言われてみればそんな気がする程度。諦めて彼女自体に目を向けると、そういえば、なんで地下室の近くにいるんでしょう。地下室には何があったかしら、と記憶を巡らせ、辿り着いた答えは書架。読書好きの彼女のことだ、と全て察して。  )
  何か読んでいらしたんですの?

  − −

   >>27 パァル

  まぁ、そういうことにしておくわ
  (  相手の苦しい言い訳に、じっと目を見ながら耳を傾け。一通り聞き終えると、立ち上がりながらひとつ短い溜息。嘘や言い訳は嫌いだけれど、ついつい許してしまう自分に下唇を噛む。我ながら彼女に甘い気がして。鍋の蓋を所定の位置に直してからまた彼女に向き直り、同じ目線まで下げるようにしゃがみ。にこり、微笑みながら彼女の頭、厳密には帽子を撫でつつ、口元に人差し指をかざして。  )
  今回は水に流してあげるけど、次はダメですからね、つまみ食いなんて。さ、そのクッキー、片付けてらっしゃい

  − −

   >>29 リコットさん

  ……植物は、試行錯誤しながら育てるんです。あなたも、やってみます?
  (  影から出てきた、この館の中では一番苦手とする彼女に、一瞬言葉を詰まらす。わざとらしく吐かれた嫌味はさらりとスルーして、あくまでも冷静に、淡々と返す。あらあらお子さまな煽り方だこと、と内心毒を撒き散らすが、こんなことを考えている自分も大人げないかしら、なんて。とことん相手を見下すような言葉ばかりが頭に浮かんで、けれどその全ては表に出さないように。  )
  といっても__いつも強気で静けさというものを知らないようなあなたには、難しいでしょうけれど

  − −

   >>31 ココさん

  え、いや、しますよ、如雨露でも
  (  わなわなとひどく驚き震える相手にやや萎縮。そんなに驚くようなことだろうか、これが文化の違い?、と首を傾げ。視線を視界の端へと寄せると、錆びた如雨露がひとつ、ぽつんと土にまみれて置いてあった。おもむろにそこへ近寄って持ち上げ、土を払い、水をいっぱいまで汲んで。持ち上げようとすると、一瞬浮くだけでほとんどびくともしない。重さに顔をしかめつつ、ようやく相手の前まで持ってくると、どすん、からん、ぱしゃ、といろんな音を立てて地面に置いて。  )
  だって、重いんですもの。持ってみればおわかりかと

 


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