ま、まぁまぁ。えぇと…ほら、御二方そのようなお顔をしては綺麗な顔が台無し…に、…なって無いですけど…
( いじめっ子のような表情を浮べるシエンに、ムスッとした表情のリンファ。これ以上は小さな口論に発展すると思ったらしく、間に割って入ると宥めるようにぽつりぽつりと。綺麗な顔が台無しになってしまう、と言いかけたところで、双方顔が整っているためか台無しになるどころか其れも良いかもしれない、なんてレベルで後半は複雑そうな表情。一先ず、なんて呼べばいいのか聞かれたシエンの方を向いては、此方も目を合わせるような事はせず伏せ目がちに。ぺこりと頭も下げて。それからリンファの方を一度見てはもう一度シエンのほうを見、少し申し訳なさそうな表情を浮べて。)
イチコ、と呼んで頂けると嬉しいですね。ん…と、奢ってくださる…シエンお兄さん
>>41 >>44 >>46 リンファお姉さんとシエンお兄さん
( / 絡みます!よろしくお願いします〜)
( 公園に続く路地をトコトコ、両手には絵を描くための道具を抱えて歩いていて。公園は落ち着いていて、それに他の小さな魔物や動物もいて、静かに絵を描くには絶好の場所である。早く公園に行って座る場所を確保しないと。そう思って少し駆け足になったとき、視界の端に何かを捉えて。何か結ばれていたような…、くるりと振り返って其方を見るとそこに居たのは紛れもなく…魔王。此方へ招いてくれた優しい王様。暫く固まっていたが、挨拶しなきゃ!と衝動に駆られてはトコトコ走って近付いて。少し背伸びしては、表情こそ変わらないものの瞳はキラキラと輝きつつ。)
まっ、魔王様、こんにちは…!
>>47 みんなの魔王様
まあ、うれしいこと言ってくれるじゃないの!
誘う誘う、行きましょ!
(イチコのことばにあからさまに上機嫌になる単純さを見せた後、なんとなくイチコが気に入ったらしくアンタかわいいわね、やら飼いたいやら、酔っ払いのような絡み方をして)
>>48 1人の小さな命
「む……?誰か居るのか……。」
(声を聞いてすぐに反応し、姿を見るべく
ハンモックから降りながら羽織り直し、
少し下へ目線を向ければ、そこには少女の姿。)
「誰かと思えばイチコだったか。久々だな。」
(きっちりと名前、というよりは渾名を
覚えていた様で、優しく頭を撫でながら話す。)
>>49 不安の対象
「彼奴……またあの様な事を……。」
(普通とは形容し難い様相で舞う者より、
少し離れた所に植えられたケヤキの樹。
その一番上に立って居たのは、かの魔王。
視線の先にいるその女に対して魔王は、
とある事への大きな不安感を持っていた。)
>>51 些かひょうきんな男
「……この時間から此処に人間が来るとは。」
(大層響くその声が耳に入らぬはずも無く、
独り言を呟けば、おもむろに左手を空に振る。
するとその場所に亀裂が生じ、拡がっていく。
そこを突き破り現れたのは、魔王その者だった。)
「道に迷うたか。貴様、住居はここからは
随分離れているはずだが……?」
(もうひとりの魔王はその男に喋りかけ、
本来の魔王は、依然として林檎を貪っている。)