>>66(PL:ありがとうございます!><全部を採用して頂けるとは!色々と変な奴ですがよろしくお願いします^^*SnowWhiteからの移住時、ルアくんが色んな情報を教えてくれたというの有難いです…!およそ10〜15年前なのでルアくん5歳〜10歳くらいの時ですが…そちらでも時系列的に問題なければで!><もし時系列的に問題あれば、移住してから暫くしてから情報を売って貰ったという形で出来ればと思います^^一応絡みの中ではボカしておきます!同じ国の人間として、ちょっと慣れ慣れしい感じになってしまいましたが…よろしくお願いします!)
>>40 Luer(Queen of Hearts/誘惑のチェシャ猫)
イテ。…はあ、…良くない良くない。気持ちが乱れてるな…。――ん?あれは…
(戦場から離れ、落ち着ける路地裏に乱暴にどすんと腰を下ろすと、真っ白な愛刀にベットリ着いた返り血を布で拭う。戦争が始まってからは戦いの続く日々、ラパンは基本的に軍事統率として、直接の戦闘というよりは軍師として隊を動かす役割が多かった。しかし、今日は久しぶりに自ら剣を振るったのだ。返り血の赤色に自分の髪の毛が染められると、いつだって気分が高揚して仕方ない。眠っている本能が蘇るようだった。酒でも飲みたい気分だが、こんな夜は早々に寝るに限る。その証拠に、手入れ中の愛刀によって指を切ってしまった。所作が、乱雑になっている。感情の起伏を抑えて、ミスが少ないのが自分の長所であるのにも関わらず、だ。ひとつ溜息をついて、ふるふると頭を振ってから視線を上げる。
――すると、夜闇に溶け込みそうで溶け込まないバイオレット、その中に浮かび上がる、妖しいショッキングピンク。見えないはずの猫耳が幻覚で見えるかのような姿と、整った甘い顔立ちが月明りに照らされていた。一度でも見れば覚えてしまう風貌、同じ国のチェシャ猫だ。拗ねたように口を尖らせてこの時間に独りで歩いてる所を見るに、今日もまた宿を探しているのだろうか。)
おい。ル…、…久しぶりですね野良猫。戦争が始まったんだから、いい加減フラフラするのを辞めたらどうだ。敵国もいま必死なんだ…、何かあってからでは遅ぇんですよ。
(軍略を練る際に、情報は武器になる。必要に応じて彼に報酬を渡して情報を買ったりと、年下ながらも情報に関しては信頼できる男だ。同国の彼には助けられた事も多い。居酒屋で偶然に会えば酒を共に飲んだりした事もある。戦の後で気分がどうしようも無く高揚している時に猫撫で声ですり寄られ、一度だけまんまと誘いに乗った事もある。そこそこ長い付き合いであるが故に、乱雑な口調になってしまった。純粋に心配になった気持ちが何やら気恥ずかしくて、呼びかけた名前をかき消し、誤魔化すかのようにぶっきらぼうに声を掛けた。)
>>67 / Lapin ・ 気弱な時計うさぎ
(いっそ顔見知りの下に駆け込むかと都合のいい相手を思い浮かべながら指折り数えていると、何処かぶっきらぼうな、しかし聞き馴染みのある声に思考を遮られる。振り返った先にいた人物に、思わず目を瞬かせた。夜に映える真っ白な髪。しかし、今日は白いだけではなく、飛び散った赤がまるで派手な化粧のように思えた。血の匂いは戦の後である証。以前のように、昂った熱を持て余しているのだろうか。邪な考えが脳裏を過り、まるで得物を品定めするかのように色違いう双眸が歪み、口元に笑みを描く。上手くいけば、今日の宿には困らない。野良猫が擦り寄るように距離を詰めれば、腰につけた鈴が鳴る。首を傾げて顔を覗き込めば相変わず顔色が悪い、なんて感想を抱きながら甘さを孕む猫撫で声でおねだりを一つ。)
ああ、誰かと思えばウサギチャン。相変わらず仕事熱心だねぇ。…分かってんでしょ?オレはこー言う生き方しか出来ないの。それに、今の生活も楽しいしね。──ね、だから今日はアンタが構ってよ。いいでしょ?
(/あああ…!!すみません、年齢の方をきちんと考慮しておらず…!10歳頃であれば、直接手引きしたと言うよりは、ルアがきちんと情報屋になる前、下っ端の頃に初めて出会った程度なら違和感が減るかなと思うのですが、いかがでしょうか?それから仕事がある度に顔を合わせているかのような…。付き合いがそれなりに長いので、より気安く生意気な態度を取る事も多いと思いますが、どうでしょうか…?)
>>41 / エルザ ・ ハートの女王
(三つの国の中でも特に人の出入りが多いハートの女王の城への潜入は容易く、今日も情報収集とほんの少しの食事を求めて入り込んでいた野良猫が一人。女王を喜ばせる為の劇団や楽団に紛れて我が物顔で城内を歩き回っていると、不意に年若い少女の甲高い我儘が響き渡る。いつもの我儘。しかし、臣下達とっては堪ったものではないだろう。困り果てた様子が扉越しから伺えるものの、野良猫には関係のない話。態々自慢の髪色を赤く染め、オッドアイを隠す為に猫の半面を被り顔を隠したとは言え、人目に留まるのは望ましくない。さっさと離れようとした所、勢いよく玉座の扉を開けた兵士に腕を掴まれ、引き留められる。女王の為の劇団員の一人だろう、どうにかしろと丸投げされ、引き摺られるように玉座の前へ。面倒な事になった。小さな女王を前に、野良猫はついその表情を引き攣らせた。)
いや、ちょッ──!…………あー……お目にかかり光栄デス、女王陛下。
(/遅くなりましたが、絡ませて頂きました…!場所が城内と言う事で多少手荒な方法になりましたが、不都合があれば自由に変更して下さって大丈夫です。これからよろしくお願いします。)
>>42 / セセリ ・ 二尾の人魚
(BlueMermaidでは、交易が盛んであり海外からの品物を取り寄せるのであればこれ以上の国はない。品物の取引を終え、今日は何処で寝床を探そうかと視線を巡らせた先。目に留まった見覚えのある姿に、つい足を止めた。BlueMermaidにおける支配者。実質、この国における人魚姫。まだ国民に戦争開始が発表されていないとは言え、往来の多い港で考えに耽る無防備な姿に、さて、どうしたものかと考える。近付いて情報を探るべきか、接触はせずに観察を続けるべきか。周囲からは兵士の気配は感じられない。とは言え、下手に手を出せば容易く捕まる事は目に見えている。しかし、近付いておいて損はない。ついでに少しぐらい楽しんだとしても、罰は当たるまい。いざとなれば逃げればいいだけの話。野良猫は牙を隠して、眼鏡を掛ける。特徴的なオッドアイを誤魔化す為の特注品。何も知らぬ一般人の振りをして、人魚姫へと近付いた。)
───あの、すみません。……この辺りの方でしょうか?
(/遅くなりましたが、絡ませて頂きました…!場面設定がされていなかったので、港と言う事にしてしまいましたが、不都合があれば自由に変更して下さって大丈夫です。よろしくお願いします。)