>>67 / Lapin ・ 気弱な時計うさぎ
(いっそ顔見知りの下に駆け込むかと都合のいい相手を思い浮かべながら指折り数えていると、何処かぶっきらぼうな、しかし聞き馴染みのある声に思考を遮られる。振り返った先にいた人物に、思わず目を瞬かせた。夜に映える真っ白な髪。しかし、今日は白いだけではなく、飛び散った赤がまるで派手な化粧のように思えた。血の匂いは戦の後である証。以前のように、昂った熱を持て余しているのだろうか。邪な考えが脳裏を過り、まるで得物を品定めするかのように色違いう双眸が歪み、口元に笑みを描く。上手くいけば、今日の宿には困らない。野良猫が擦り寄るように距離を詰めれば、腰につけた鈴が鳴る。首を傾げて顔を覗き込めば相変わず顔色が悪い、なんて感想を抱きながら甘さを孕む猫撫で声でおねだりを一つ。)
ああ、誰かと思えばウサギチャン。相変わらず仕事熱心だねぇ。…分かってんでしょ?オレはこー言う生き方しか出来ないの。それに、今の生活も楽しいしね。──ね、だから今日はアンタが構ってよ。いいでしょ?
(/あああ…!!すみません、年齢の方をきちんと考慮しておらず…!10歳頃であれば、直接手引きしたと言うよりは、ルアがきちんと情報屋になる前、下っ端の頃に初めて出会った程度なら違和感が減るかなと思うのですが、いかがでしょうか?それから仕事がある度に顔を合わせているかのような…。付き合いがそれなりに長いので、より気安く生意気な態度を取る事も多いと思いますが、どうでしょうか…?)
>>41 / エルザ ・ ハートの女王
(三つの国の中でも特に人の出入りが多いハートの女王の城への潜入は容易く、今日も情報収集とほんの少しの食事を求めて入り込んでいた野良猫が一人。女王を喜ばせる為の劇団や楽団に紛れて我が物顔で城内を歩き回っていると、不意に年若い少女の甲高い我儘が響き渡る。いつもの我儘。しかし、臣下達とっては堪ったものではないだろう。困り果てた様子が扉越しから伺えるものの、野良猫には関係のない話。態々自慢の髪色を赤く染め、オッドアイを隠す為に猫の半面を被り顔を隠したとは言え、人目に留まるのは望ましくない。さっさと離れようとした所、勢いよく玉座の扉を開けた兵士に腕を掴まれ、引き留められる。女王の為の劇団員の一人だろう、どうにかしろと丸投げされ、引き摺られるように玉座の前へ。面倒な事になった。小さな女王を前に、野良猫はついその表情を引き攣らせた。)
いや、ちょッ──!…………あー……お目にかかり光栄デス、女王陛下。
(/遅くなりましたが、絡ませて頂きました…!場所が城内と言う事で多少手荒な方法になりましたが、不都合があれば自由に変更して下さって大丈夫です。これからよろしくお願いします。)
>>42 / セセリ ・ 二尾の人魚
(BlueMermaidでは、交易が盛んであり海外からの品物を取り寄せるのであればこれ以上の国はない。品物の取引を終え、今日は何処で寝床を探そうかと視線を巡らせた先。目に留まった見覚えのある姿に、つい足を止めた。BlueMermaidにおける支配者。実質、この国における人魚姫。まだ国民に戦争開始が発表されていないとは言え、往来の多い港で考えに耽る無防備な姿に、さて、どうしたものかと考える。近付いて情報を探るべきか、接触はせずに観察を続けるべきか。周囲からは兵士の気配は感じられない。とは言え、下手に手を出せば容易く捕まる事は目に見えている。しかし、近付いておいて損はない。ついでに少しぐらい楽しんだとしても、罰は当たるまい。いざとなれば逃げればいいだけの話。野良猫は牙を隠して、眼鏡を掛ける。特徴的なオッドアイを誤魔化す為の特注品。何も知らぬ一般人の振りをして、人魚姫へと近付いた。)
───あの、すみません。……この辺りの方でしょうか?
(/遅くなりましたが、絡ませて頂きました…!場面設定がされていなかったので、港と言う事にしてしまいましたが、不都合があれば自由に変更して下さって大丈夫です。よろしくお願いします。)
>>71(追記)
(/あああ…!!申し訳ありません!大事なお名前を間違えてしまいました。正しくはセリリ様ですね。失礼致しました…。)
…?えぇ…なにかご用ですか?
(話かけられると返答するが
心でははて?こんな人BlueMermaidにいたかしら?と
一度頭の中で整理してこの人が国民なら自分のことを
知らないわけがないし自分が今まで見た国民でこんな人は
いなかった、どこの国から来たのだろうと考えながらも
この者の普通ではない雰囲気を少なからず悟ったのか相手をじぃっと見つめて
変な動きをしたら喉元に短剣を突きつけるくらいはするかと
恐ろしいことを考えるが普段から他国民に悪い印象を
抱いているのではなく王冠略奪戦が始まるから
偵察に来る輩もいるであろうという可能性を考えた結果で
決してこの人が偵察に来た輩と決めつけてるわけではないが
相手を見つめる彼女の目はその普通ではない雰囲気を
放っている相手だからなのか心なしか鋭く見えて
>>71 誘惑のチェシャ猫さん
(/またお礼をいい忘れてました!
すみません!絡みありがとうございます!
場面設定はどこでも大丈夫ですからお気になさらずに!)
(/名前のことは全然大丈夫です!
むしろ私言われなければ気づきませんでした笑)
>>72
実際には見たことはありませんが
歴史の書物に人魚はかつてこの国に居たと
書かれていましたわ
(彼女に人魚の話を聞かれれば上記の答えを言って
昔の書物には人魚はこの国にいて人間とも
コミュニケーションをとっていたと言われるが
ここ80年以上姿を見かけたという人もいないし
自分も見たことがなく、だが国の海は
エメラルドグリーンで浅瀬であれば海の中が見えるくらいで
人魚がいたって不思議ではないほどの美しい海
だがどこからここ80年は見られていない人魚がいると噂は
流れたのやらと考えながら街を見渡せば
貝殻で作られたアクセサリー、真珠のネックレスなどを
売ってる出店などもあり、嗚呼、相変わらずこの国は
美しいものばかり売っているわなんて思って
この美しさだもの、あの女王が欲しいのも最もですが
この国の美しさを渡すわけにはいかないわ
それにここにいる異世界のアリスさんはあの女王と仲が良いわ
やっぱり油断は禁物ねと緩みかけた警戒心をもう一度ピンと
張り直して
>>73 異世界のアリスさん
>>71 Luer(Queen of Hearts/誘惑のチェシャ猫)
ま、生き方に口出しする権利なんかありゃしないか…。まあ、仕事はそれなりかな――…はあ…。そういう言い方、やめてくれ。宿くらいなら貸すから……それよりお前、ちゃんと、その…食事は摂ってるのか?
(細い腰につく鈴がちりりと鳴る。以前の『事』を反芻させるような甘い声。そう、あの夜も戦場から帰って、いつもよりも気分が高揚しているときだった。その時は、まさかこの目の前の食えない男が自分よりも10歳も年下だなんて思っていなかった。翌日に年齢を知ってから後悔に苛まれ、胃痛が悪化し、目の前の彼に申し訳ない気持ちでいっぱいになったのはなるべく思い出したくないことだ。彼にこういう物言いをされると参ってしまって、困ってるなら宿くらいは貸すぞと溜息を吐きながら言ってみる。生意気な物言いをする彼には感謝していることも沢山あり、なんだか親のような発言をしてしまう。)
(PL/とんでもないです!!ありがとうございます!そうですね、下っ端の頃に顔を合わせてて何度か依頼をした、悪友的な感じでお願いします^^そして生意気さが可愛いので是非是非ふりまわしてください!可愛すぎます^^)