【社会民主党】
キャッチコピー:「生存のために政権交代を!!」
主要なテーマ:コロナ、経済、環境、人権、外交・防衛
1.コロナ対策
・臨時の医療施設の開設
・自粛要請の際には損失の補償を行う
・保健所と職員の増加
2.経済
・10万円給付
・消費税を3年間ゼロに
・企業の内部留保に課税
・大企業や富裕層への課税強化
・派遣労働者の規制
・最低賃金の1500円への引き上げ
3.産業
・原発再稼働の反対
・汚染水の海洋流出への反対
・温室効果ガスを2030年までに60%削減
・種子法、戸別所得補償制度の復活
・自治体の防災、インフラ整備を支援
4.福祉
・生活保護制度の「水際作戦」と扶養照会の停止
・75歳以上の医療費負担増加の停止
・自殺相談窓口の強化
5.教育
・高等教育までの無償化
・給付型奨学金を原則に
・「子ども家族庁」の設立
6.外交・防衛
・辺野古移設の中止
・日米地位協定の見直し
・日米安保の「平和友好条約」への転換
・核兵器禁止条約に加入
7.人権
・選択的夫婦別姓の実現
・クオーター制導入による意思決定機関の女性の増員
・包括的な差別禁止法の制定
・同性婚の実現
・定住外国人への地方参政権
8.政治改革
・森友・加計学園問題の真相究明
・内閣人事局の見直し
・安保法制や共謀罪の違憲部分の廃止
・学術会議の6人の任命
9.地方創生
・過疎地域での移動の権利の保障
10.その他
・憲法改正に反対
[分析]
政策の内容はほとんどが他の野党共闘の政党と被っており、独自の目玉政策もない。外交政策で独自性を訴えたいところだが、こちらは共産党とかなり被っており、中々厳しい状況である。
また、公約のpdfファイルを用意できておらず、ページも非常に簡素なもので、やる気が感じられない。自民党の方針で早まったとはいえ、どのみちこの時期に衆院選が開かれるということはわかっていたのだから、もう少しどうにかならなかったのだろうか……?
[感想]
そもそも社会民主党という政党の意義をあまり感じられない。実際には、社会運動等の場では未だに活躍を続けている訳だが、そうした現場に関わりのない一般の国民が、この政策を見た時に、社民に入れる意義を見いだせるだろうか?
このまま立憲民主党に併合されるつもりならそれでも良いだろうが、そうでないなら何か生き残りのための策を考えるべきだろう。
【選挙公約を見る:まとめ】
1.自由民主党 2.立憲民主党 >>17
3.公明党 >>18
4.日本共産党 >>19
5.日本維新の会 >>20
6.国民民主党 >>21
7.れいわ新選組 >>22
8.社会民主党 >>23