NO、5 彩side
5,翼に報告
私は次の日、学校へ。
教科書を机にしまおうとしたら、ノートが入っていた。
私のじゃないけど…誰の?
取り出して名前をみると、‘美門 翼’とあった。
誰かが間違えて入れたんだろう。
そして翼の机に何か入っていないか確かめる。一枚、紙切れが入っていた。其処には、
「アーヤへ 7:20に体育館の裏に来て。話してほしい事がある。美門」と、あった。
なんだろ。話してほしい事って?それに、翼は目立たない用、こういう方法をとったんだよね。
それが、嬉しかった。
そして、7:20に約束通り、体育館裏へ。
あっ、もう入る。
私は小走りで近付きながら声をかけた。
「翼。話って?」
「あぁ、昨日さ、秀明で何かあった? なんか、この学校の秀明生徒、ピリピリしてない?」
さすが。翼、敏感。
「うん。実は、綾美さんがね__」
そして、全て話す。
「小塚君、落ち込んでて。上杉君は知らないけれど……。私が知っているのは、此処まで。」
「そうか、なるほどね…。実は昨日、大会で…あぁ、バスケの大会だよ。
それで、秀明休んだからさ。アーヤ、教えてくれてありがと。」
「う、うん。心配だなぁ〜。」
「しばらくそっとして置くのも、一個の手だな。じゃ、俺練習あるから。」
と言って、足ばやに行ってしまった。
そっか、少しそっとしておこう。
そう思って私もその場を去った。
どう? かなり、久しぶりです。 という訳で全部、羅列するよ…。
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以上! いつ終わることやら…。