不幸の神様

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1:花梨:2012/11/17(土) 21:16 ID:gUg

一度でいい 誰かに必要とされてみたい

一人でいい 心から笑い合える友達が欲しい


一日でいい───

         普通の生活を送ってみたい



【作者より】          
初!小説です。
いくら漫画家目指してるとはいえ
所詮素人の小説です。
色々と文がおかしいところあると思いますし
まず人が来るかわかりませんが 
スタートしま〜す!    

2:白うさ ◆zH6U:2012/11/17(土) 21:51 ID:AyE

こんにちは!面白そうで、来ました!!
うちも漫画家目指してるので、お互い頑張りましょう♪

3:σ(≧∀≦*)Lear__*:2012/11/17(土) 22:05 ID:kHk

>>花梨
来たよ〜♪

小説上手いね!
私小説3個書いてるww

4:花梨:2012/11/18(日) 09:22 ID:gUg

>>2
ありがとうございます!
お互い頑張りましょうね♪

>>3
来てくれたんだね ありがとう!
ていうか3個も書いてるのか…!

後で書きま〜す

5:花梨:2012/11/18(日) 09:28 ID:gUg

まずは主人公の紹介です

間宮 朝日(17)
冷めていて毒舌
文武両道だがいじめられっ子
髪は茶色のミディアムで美人
口癖
「人間ってなんて弱いんだろう」

6:花梨:2012/11/18(日) 10:13 ID:gUg

「ねぇねぇ、今一人?」
「どっか遊びに行かない?」

都会のど真ん中。
どこの誰かも知らない、たいしてカッコよくもない3人組。

…あたしだって好きでここにいるわけじゃない。

気安く触ってきたその手を31kgの握力で握り締める。

「イテテテテテテテテ!!!」
「あたしに触ってんじゃねーよ。このクソ野郎。」

心の中で思ったことを臆することなく言葉にする。
だって言ってやんなきゃこういう調子に乗ってる奴らはわかんないでしょ?

怒鳴られるかとも思ったけど奴らは静かだった。

…驚いて何も言えなかっただけだと思うけど。

あたしはさっさとその場を離れた。

人間ってなんて弱いんだろう。
こんな小娘一人にも文句が言えないの?
情けない。

そんなことより、本当だったら今頃部屋に閉じこもって
本でも読んでいたんだろうな。

…お気に入りのカーディガン切られたりなんかしなければ…!

このとおりあたしは、いじめられっ子って奴だ。
でも教科書やノート切られるんだったら分かるけど、服切るってひどくない?

無意識のうちに手は胸のペンダントに伸びていた。
お母さんに貰ったいわゆる『形見』ってやつ。

小さなハートの付いたシンプルなもの。
大きくなっても使えるように、ってお母さんが選んでくれたんだ。

あたしが10歳のときにお母さんは病気で、お父さんは事故で死んだ。

そう、あたしは 朝日 なんて名前が似合わない不幸な女なのだ。

両親が亡くなったあとは遠い親戚に引き取られた。

…別に悲しくなんてない。
もう7年も前のことじゃない。

7:花梨:2012/11/18(日) 10:45 ID:gUg

そう自分に言い聞かせる。
なのになんで…

あたし泣きそうになってるんだろう…。

そんなことを考えているうちに服屋が見えてきた。

ここは可愛くないけど、機能性には優れている。
あたしは可愛いとかオシャレとか、そういうのを捨てているから。
17歳の女子高生としてそれはどうかと思うが、それは気にしないでおこう。

とりあえず、さっさと帰りたい。

そう思い少し歩く速度を速めたとき、
何かを感じた。
実はあたし、勘がいいのだ。

決していい予感とはいえない…。

そんな勘を無視して店の中に入ったとき…

             あいつらがいたんだ。

8:σ(≧∀≦*)Lear__*:2012/11/18(日) 11:21 ID:kHk

面白いお^^
>>4
前に言わなかったっけ?
三個も書いてることをぉ

9:花梨:2012/11/18(日) 11:22 ID:gUg

>>8
2個って言ってなかったっけ?

10:桃井 ◆yZ3Y:2012/11/18(日) 17:03 ID:9HU

見たよ〜

うん!小説うまい!

マンガかになるには文才も必要だからね〜

これからも応援するよ!

11:花梨:2012/11/18(日) 17:08 ID:gUg

>>10
桃ちんありがと!
私も桃ちんの小説応援するからね!

12:花梨:2012/11/18(日) 21:23 ID:gUg

「キャハハハハハ、マッジでー?」
「マジだってぇー!」
「最強じゃーん!」

なんで…あいつらがいるんだろう。

こんな服屋に来るようなセンスの奴らではないのに…。
とにかく気付かれないようにしなくちゃ…。

あいつら…鏡見うららを中心とした鈴木千夏、高橋美咲の三人組。
いろいろなクラスの人をいじめていたらしい。

あたしも例外ではない。
むしろ今のターゲットだ。

いじめる理由は「なんかイラつく。」だそうだ。

それにしても五月蝿い奴ら。
服屋は服を買うところ、大声で喋るところではありません。
            

服を選ぶこと10分。厚手のカーディガンを買って店を出た。
うららたちはいつの間にかいなくなっていた。

…と思っていた。

「あっれ〜?アサヒちゃ〜んじゃ〜ん。」
ワザとらしい言い方、声から誰かはすぐにわかった。

「朝日ちゃんったらこんなところで買い物してるの?」
…鏡見うらら。
「やっだ、センス悪〜い!」
暖かいんだよ、ダサくても。千夏ちゃんには分からないでしょうね!!!
「こいつ根暗だから友達とかいなくて服とかどうでもいいんだよ。」
…ブチッ

13:花梨:2012/11/18(日) 21:45 ID:gUg

新キャラ いじめっ子3人です

鏡見うらら(17)
自分勝手で高飛車
勉強はできないがスポーツは出来る
明るい茶髪 巻いてサイドで束ねている
容姿もお嬢様だが実際に大手企業の社長令嬢

鈴木千夏(17)
ミーハーで流されやすい
勉強もスポーツも普通
黒髪でサイドテール

高橋美咲(17)
顔も雰囲気も大人びている
勉強は出来るがスポーツは普通
黒髪で後ろでお団子

14:花梨:2012/11/19(月) 21:55 ID:gUg

「そうよ!どうせあたしは根暗で友達もいないわよ!
 朝日なんて名前が似合わないことだって自覚してるし!!!」

…もう本当に最悪だなぁ…

「うわっ、ムキになっちゃって…。バカじゃないの?」
「でもちょうど暇だったし、遊んでくれそうじゃない?」
冗談じゃない。折角の土曜日、あんたたちの相手なんてしてらんないのよ。

無視して歩き出そうとしたその時…

「ねっ! いいでしょ?」
腕を凄い力でつかまれた。高橋のヤツ結構力あるんだな…。

ていうか顔は笑ってるけど目が笑ってないよ…。

15:はる:2012/11/19(月) 21:57 ID:cdk

主人公の感情がよく出てるね!

いくつかにまとめて改行してるし!

読みやすーい!

16:花梨:2012/11/19(月) 22:06 ID:gUg

>>15
愛ちゃんありがとう!
これからも頑張ります!!

17:花梨:2012/11/20(火) 16:02 ID:gUg

「…いいよ。」
これは断ったらヤバイ。

あたしは正直だけど空気は読めなくない。

でもマジで行きたくない。
やっぱり断ればよかった?

…なんてね。
もう後には引けない。

「じゃあ、ちょっと付き合ってよ。」

ああ、3人の顔が…。
「酷い顔…。」

あっ、ヤバイ。本当のこと言っちゃった。

でも幸い3人には聞こえてなかったらしい。

───連れてこられたのは近くのゲームセンター。

18:花梨:2012/11/21(水) 16:45 ID:gUg

「まず、プリ撮らない?」
「いいね!」
「もちろん私たち3人で!!!」

…だったら、あたしついてくる必要ないじゃん。

「で、お金は間宮が払ってね!」

そういうことか。
鏡見、てめぇお嬢様なんだろ!
金だったらたっぷり持ってるだろ!?
400円くらい自分で払えよ!

「…分かった。」

人間って弱い。あたしも弱い。
イヤだ、って言えない自分にイライラする。

19:花梨:2012/11/23(金) 13:39 ID:gUg

一旦上げ

20:まかろん:2012/11/23(金) 14:56 ID:JeM

きましたッ
面白いですね
漫画家なれるんじゃない!?ってくらい

あたしも漫画家目指して小説(はるきらら☆)を掲示板で書いてるんだけど、この話と違って、天然でアホで、
漫才のボケみたいなコが主人公のお笑い&ラブコメです。
宣伝っぽいことしちゃってごめんなさい。
えーっと、言いたいことは、あたしには、絶対思いつかないって感じのお話を
うまく書いてる花梨さんスゲーッってことです。

こんなアホなあたしですが、これからも応援させてください。

21:花梨:2012/11/24(土) 11:01 ID:gUg

>>20
ありがとうございますっ!
応援してくださるんですか!?
嬉しいです!

私もまかろんさんの書いてる小説見ておきますね!

22:匿名さん:2012/11/24(土) 11:37 ID:ZV2

面白いですね!
良ければ入れてください!

23:茜:2012/11/24(土) 11:39 ID:ZV2

↑↑すいません、名前入れて無かったです…
茜です

24:花梨:2012/11/24(土) 11:45 ID:gUg

>>22
ありがとうございますぅ〜((嬉し泣き
こんな小説でよければ入ってください!

25:林檎:2012/11/24(土) 16:13 ID:qpA

面白いです!
私も漫画家志望ですが、
小説は、駄作です…。
『菜の花学園』良ければ見てください
これに及ばないんですけども………
とにかく、読みやすいし、主人公
の性格や感情がとても個性が出てて
面白いです!応援しています。

26:花梨:2012/11/24(土) 17:24 ID:qx.

>>25
ありがとうございます!
林檎さんの書いてる小説みておきますが、
私なんかより絶対上手ですよ
私の小説は駄作なんで☆((キラーン


さて、そろそろ続き書かなきゃな…

27:花梨:2012/11/24(土) 17:56 ID:qx.

「次どこいく?」
「なんか小物見たいんだけど。」
「賛成!!!」

あれから30分。
鏡美たちの買い物に付き合わされている。

あたしは荷物持ち。
…あーあ、カーディガン買うだけで済むと思ったのに。


「このシャーペン可愛い!」
「いや、こっちのほうが可愛いよ!」
「そっちも可愛い!両方欲しい!」

どんだけ買うんだよ、あんたたちは。
もうあたしは手にいっぱい荷物持ってるのに。

あんたたちの使ってる金は誰が出してるのよ。
親がいるっていうのは幸せなことなんだから。

28:茜:2012/11/25(日) 12:18 ID:ZV2

花梨さん>親の存在はたしかに大切ですね…
ありがとうございます!
では入らせてもらいますね♪

29:花梨:2012/11/25(日) 12:48 ID:qx.

>>28
どうぞどうぞ、入ってください♪
なんだかんだ言っても親の存在大きいですからね
親がいてよかったです!

30:花梨:2012/11/25(日) 13:58 ID:qx.

「やだ、超お金使っちゃった!」
「お小遣い前借りできないかな…。」

自業自得よ。バーカ。

「ていうか、うららの家お金持ちじゃん」
「そうは言ってもね、千夏。小遣いの前借りなんて絶対ダメだよ。ウチ。」

そもそも前借りしなきゃいけなくなるほどの金使うほうが悪い。
…なーんて心の中で呟いてもあいつらには聞こえないか。

「美咲の家は?前借りとかOKなの?」
「ダメに決まってるじゃん。ケチだし。」
「やっぱり!?ウチ最初の内は前借りOKだったのに!」
「ウチもー!」

そんだけ前借りを繰り返してたんだ。
お・や・の・せ・い・に・し・て・ん・じゃ・ね・ー・よ!

「そもそも親って面倒くさい。」
「あー、分かる!ウチなんて勉強勉強うるさいし!」
「親なんていなくても執事とメイドがいれば身の回りの事やってくれるし。」
「さっすがうららー!!!」

…なによ、それ。

────ドサッ

「ちょっと間宮、なに落としてんのよ。ちゃんと持ってなさいよ!」
「そうよ、傷ついたりしたらあんたのせいよ!」

「…ざけんなよ。てめーら、ふざけんなよ!!!」

31:美麗:2012/11/25(日) 18:35 ID:gTo

来たよ!
面白いから続き早く書いてね

32:花梨:2012/11/25(日) 19:39 ID:qx.

>>31
サンクス!
今書いてるよ〜
来てくれてありがとね^^

33:花梨:2012/11/25(日) 23:26 ID:qx.

「はぁ!?あんた…あたしが誰だかわかってるの!?」
「うららのお父さん大手企業の社長さんなんだからね!?」

…そんなのもう関係ない。
社長令嬢だからって何よ!?

「執事とメイドがいれば身の回りのことやってくれる?
 その人たちを雇ってるのは誰よ!?
 勉強勉強うるさいのはあんたたちの将来を考えてくれてるからじゃない!」

「なっ…、あんたに何がわかるの!?」
「その言葉…そっくりそのまま返してやるわ!親がいなくなったことなんてないくせに!」

さすがに今のはヤバかったかな…。
でも…そのままにしておくのはあたしのプライドが許さない!

「もっ…もう行こう!こんなヤツ放っておこうよ!」
「う…うん!」

あいつらとすれ違うとき…高橋が囁いたのは何故だろう。
警告…してくれてたのかな?それともただの気まぐれで?

…分かんない。 
今のあたしは…これから起こるであろう事に恐怖を感じることしかできないよ…。

“これから何が起こっても強くいなさい”

頭の中で高橋の言葉がいつまでも回っていた。

34:花梨:2012/11/26(月) 22:18 ID:qx.

月曜日。あたしはいつも通り登校する。

───ガラッ
「………。」

無言で教室に入るのもいつもの事。
挨拶したからってあたしの存在は空気だから返事は返ってこないし。

一昨日の出来事なんてこれっぽっちも関係ない。

でも…いつもと様子が違う。
あたしを睨んでいる人が沢山いる。

ざわざわと話し声が聞こえて…。

“これから何が起こっても強くいなさい”

頭の中に高橋の言葉がよぎる。

…あいつらだ。鏡見たちに逆らったら全校…先生までを敵に回すことになる。

立ちすくむあたしの後ろにはもう…悪魔が立っていた。

35:花梨 ◆eQxg:2012/11/28(水) 22:41 ID:P0M

────ガッ!!!

急に息ができなくなって、近くの机にぶち当たる。
体中がズキズキと痛んだ。

「今の見たぁ?キッモーイ!」
「ホントにこいつ人間?ゴキブリ以下!」

…人間失格のあんた達に言われたくないし。

それにしても、高橋はなんでいつもこういうのに参加しないんだろう。
高橋だけは3人の中で『キモい』とか『うざい』とかいうのを言わない。

なんで?昨日からそれだけが疑問でしかたない。

「ちょっと何ボーっとしちゃってるの?キモい!」
「軽く蹴っただけで大袈裟なんだから!キャハハハ!」

笑い方が不快だ。やめてくれ。
ていうか、軽く蹴ったのか。どう考えても本気だったろ。

そこにクラスメイトが寄ってきた。

持っているのは…あたしのカバン!?いつも見てるだけだったクセに…!

「あんた頭いいもんね、教科書なんて必要ないでしょ。」
「教科書の内容なんて全部頭の中に入ってるんでしょうね。」

んな訳ねぇだろ。バカか。

目の前で…紙の切れ端がヒラヒラと切なく落ちていった。

36:花梨:2012/11/29(木) 22:16 ID:PjQ

「キャハハハハ!ゴミが増えたー!」
「ちゃんと片付けておいてよー!」

うわ…森に生えていた木さん…ごめんなさい。
今日の授業どうしようかな…。


それから放課後。
あの後あたしは、成績がいいからそれほど怒られなくて済んだ。
気に入られてると色々と便利だな。

でも…新しい教科書買わなくっちゃ。
おばさんお金くれるかな…。

37:花梨 ◆eQxg:2012/11/30(金) 22:02 ID:PjQ

一旦上げ☆

38:花梨 ◆eQxg:2012/11/30(金) 23:06 ID:PjQ

学校からあたしの家は近い。徒歩10分くらいかな。

でもあたしはそれが憂鬱でしかたない。
本当は1時間くらい歩いていたいな。

「…ただいま。」
「お帰り。今日テストの結果出たでしょう?」

…またそれか。もう、うんざり。
無言でテストを渡す。

「98点!?どうして間違えたりなんかしたの!勉強が足りないんじゃないの!?」

おばさんがヒステリックに叫ぶ。
勉強だったらちゃんとやってるのに…。

「とにかく、夕飯まで勉強してきなさい!課題が終わるまで夕飯は無しよ!」
「あ…あの…、教科書を買う…お金をください…。」

…怖い。おばさんが怖い。
さすがのあたしでもおばさんだけには本音が言えない。

「そんなの自分で買いなさい!お小遣いの前借りは許しません。」

やっぱりダメか。なんで分かってくれないのよ。

39:花梨 ◆eQxg:2012/12/02(日) 11:31 ID:PjQ

ひとまず上げ

40:優里 ◆I5IA:2012/12/03(月) 19:21 ID:zFU

こんばんは^^
読ませて頂きましたので、評価します。

*10点中…9点
・説明も書かれていていいです。
もっと、書いた方がわかりやすいと思います。

・人物を紹介しなくていいです。
人物を紹介しない方が、もっと面白いと思います。

このぐらいです。

気になりますね、これかも読みますよ(*^o^*)

41:花梨 ◆eQxg:2012/12/04(火) 15:59 ID:PjQ

>>40
ありがとうございますぅ〜..+’(◕ฺ∀◕ฺ)..+
今度から気をつけさせていただきます(●´ω`●)ゞ

42:花梨 ◆eQxg:2012/12/04(火) 16:18 ID:PjQ

「いいから早く部屋に行きなさい。あなたなんて
 引き取りたくて引き取ったんじゃないのよ。」

嫌味を言われるのなんていつもの事。
反発なんてしても意味なんか無い事分かってるし。

黙って部屋に入る。
電気をつけてテレビもつけて仕方なく参考書を開く。

テレビがあるのはおばさんがリビングであたしと一緒に観たくないから。
おんなじ空間にいるのも耐えられないらしい。

テレビの中の大きなクリスマスツリーの前では
今人気の女性タレントが微笑んでいる。

「そっか…もうクリスマスだ。」

誰かの返事を待っていたわけではない。ただの独り言。

冬休みなんてどこにも行かないんだろうな。
あたしは留守番。いつもそう。

43:花梨 ◆eQxg:2012/12/05(水) 17:26 ID:PjQ

考えてみれば両親が死んでから
あたしは誰かに大切にしてもらったことがない。

おばさんは嫌味ばっかり、気が弱いおじさんはおばさんの言いなり。
クラスの子達も気を使って話しかけるのをやめた。

でもこんなの小学校のころ。全然耐えられたんだ。

中学になって中間テストや期末テストが始まって、少しでも点を落とすと怒られた。
小学校の友達もいなくなってクラスでも浮く存在。

高校でもやっぱり友達ができなくて。

でも今となってはわりとどうでもよくなった。
群れるなんてバカバカしい。
友達に嫌われないように気を使っているくらいなら一人のほうがいいもの。

人なんて弱いもの。
強がっている人ほど弱い。

44:凛  ◆0P4w:2012/12/05(水) 19:10 ID:Lf.

こんばんはー!
元リンリン♪だよ!

リンか、りんで呼ぶか、凜って呼んでねぇ

45:花梨 ◆eQxg:2012/12/05(水) 20:01 ID:PjQ

>>44
あれっ リンじゃん!
どうしたの?

46:花梨 ◆eQxg:2012/12/05(水) 20:32 ID:PjQ

クリスマス。
サンタさんなんて来る訳が無い。

正体なんてお父さんかお母さんなんだから。

それでもいるっていうんならあたしに幸せを届けてみてよ。
あたしに幸せをプレゼントしてください。

虚しいな。一人でなにやってるんだろう…。
あたしが幸せになんてなれる筈ないのに。

あたしはどこで道を間違えたんだろう。
両親が死んだ時?その前?
考えても考えてもわからない。
答えが分かったところで両親は生き返らない。

47:花梨 ◆eQxg:2012/12/06(木) 15:58 ID:PjQ

分かってる。分かってるけど考えてしまう。

なんで両親が死んだ時クラスの皆はあたしに優しく話しかけてくれなかったんだろう。
そういう時こそ話しかけてもらいたかったのに。
あたしは皆に好かれてなかったのかな?

なんで中学で友達が出来なかったんだろう。
あたしが話しかけようとしなかったから?

なんで高校になっていじめられるようになってしまったの?
あたしがいつも本ばっかり読んで暗かったから?

こんなに悩んでいるときに慰めてくれる友達もいない。
寂しいものね。
確かに寂しい。一人は寂しい。
でもやっぱり友達なんていらない。つくらない。

気を使いたくないのもそうだけど…裏切られるのが怖い。
友達なんてすぐ裏切る。裏切る事も裏切られる事も日常茶飯事。

あの子もそうだった…。
ずっと友達だ、って言ってたのに。

48:花梨 ◆eQxg:2012/12/06(木) 16:23 ID:PjQ

「あーあ、また朝日ちゃんの勝ちかぁ。」
「ほんっとに足速いよねー。」

まだ幼かった小4の頃。

「あたし鬼ごっこは得意だもん!」
あたしは汗を拭いながらピースサインをして答えた。

正直言って勉強も運動も出来るあたしはクラスで結構な人気者だった。
テストもかけっこもいつも一番。
仲のいい友達もいて勉強会を開いたりもしていた。
そして特に仲がよかったのは…

「当然だよ!だって朝日は顔も性格もいいし勉強も運動もできるんだから!」

「わぁっ、うらら!?」

うらら。鏡見うらら。
あいつとは実は小学校の頃から一緒で親友だった。

「うららは朝日ちゃん大好きだもんねー。」
「そりゃそうだよ!あたしたち親友なんだから!」

うららは眩しい笑顔で答えていた。
今の歪んだ笑顔とは違う、純粋で素直な笑み。

「あたしたち…すっと友達だよね!」
その言葉が嬉しくてはにかんだあたしの前を赤とんぼが飛んでいったこと、
今でも覚えている。

49:りりか:2012/12/06(木) 18:57 ID:lhw

小説おもしろすぎ☆☆☆
あっ!!いきなり入ってすいませーん><

入っていいですか?

50:凛  ◆0P4w:2012/12/06(木) 19:13 ID:Lf.

花梨〜!

面白いよ&応援してるよw

51:花梨 ◆eQxg:2012/12/06(木) 21:05 ID:PjQ

>>49
あっ りりかじゃん
どうぞどうぞ入っちゃって☆

>>50
ありがと〜♪

52:花梨 ◆eQxg:2012/12/06(木) 22:09 ID:PjQ

でも、あたしの両親が亡くなった時うららは近くにいてくれなかった。
周りの様子を気にして他の子が可哀想と言ったら可哀想と言う。
そっとしておいてあげよう、なるべく話しかけないようにしてあげよう、って
意見にも賛成して。

結局はそう、周りの人がどんな対応をするか…。
いくら友達だとか言ってても簡単に裏切ることができるの。

友情なんてものは存在しない。
ただの友達ごっこよ。

中学になってうららは新しい友達が出来た。
鈴木千夏、高橋美咲。
この頃からかな、うららが変わってしまったのは。

もともと強い人間だなんて思っていなかった。
でも優しくて真っ直ぐでいい子だった。

なのに、この3人でいるようになってからはそんなモノはなくなって…。

53:凛  ◆0P4w:2012/12/07(金) 16:36 ID:Lf.

面白いよ!あたし実は今日から裏切り 虐められてて、。。。
でも掲示板では笑顔見せなきゃ。。、だから、孤独板の
「裏切り 虐めを受けてます・・・。もう耐えられません。「一人」←今はこうなっています。」
に来てね!

54:花梨 ◆eQxg:2012/12/07(金) 16:50 ID:PjQ

>>53
うん 行ったよ
でも虐め終わってよかったね〜!

55:ユズ:2012/12/07(金) 17:03 ID:kwE



やばいです!
まじ、おもしろいです!

あっ入っていいですか?
(タメ&呼び捨てOKです)

56:花梨 ◆eQxg:2012/12/07(金) 19:50 ID:PjQ

>>55
ありがとうございますぅ〜゜.+.(♥´ω`♥)゜+.゜
どうぞ入ってください!

57:& ◆U8EI:2012/12/07(金) 20:03 ID:VzA

花梨おひさ

58:& ◆U8EI:2012/12/07(金) 20:42 ID:VzA

なう

59:流星群☆彡:2012/12/07(金) 20:43 ID:VzA

流星群☆彡です!

ずっと読んでましたよ

60:花梨 ◆eQxg:2012/12/07(金) 21:19 ID:PjQ

「ちょっと邪魔!」
「何突っ立ってるのよ!?」

前までは絶対言わなかったのに、中学では平気で暴言を吐くようになった。
信じられなかった。
近くに居てくれなくても、やっぱりまだ好きだったから。

いつの間にか、うららは校内で恐れられる存在になっていた。
小学生の頃の面影は少しもない。

高校では虐めまでするようになってしまった。
不登校になった子だって居るくらい。

…あたしはまだそこまでいってないけど。
でもうららに裏切られた事だけでかなり辛い。
その事もあって、あたしはこんな性格になってしまったんだ。

61:花梨 ◆eQxg:2012/12/07(金) 21:24 ID:PjQ

>>59
あ〜っ 流星群久しぶり〜!
ボカロのスレで会って以来だよね?
読んでてくれたの!?ありがとう!

62:花梨 ◆eQxg:2012/12/07(金) 23:03 ID:PjQ

翌日。特にいつもと変わらぬ教室。

でも…あたしの机は違った。
机中に書かれた『ブス』『死ね』などの中傷。

…高校生にもなってくだらない。
犯人は分かっている。言うまでも無いけど。

「やだ、なにその机!」
「きったなーい!」

意味が分からない。
なんで?なんで…うららはそんなにも変わってしまったの?
どうしてそんなにあたしを嫌うの?
分からない。何も分からない。
あたし何か悪い事した?

「可哀想だからコレで掃除しなよ。」

そう言ってうららが机の上に落としたのは…
   トイレ掃除用の汚い雑巾。
机中がビショビショに濡れた。

「あっ、これじゃあ余計汚れちゃうか!」
「やだ、うららったらー!」

あたしは完全に思考が停止した。
ううん、考える事が出来なくなった。

うららと千夏の甲高い笑い声。
クラスメイトの冷たい…でも楽しんでいるかのような視線。
立ち尽くすあたし。

そんな狂った教室を悲しそうな目で見ていた美咲に…あたしが気付く事はなかった。

63:花梨 ◆eQxg:2012/12/08(土) 11:50 ID:PjQ

上げ上げ〜↑↑↑

64:花梨 ◆eQxg:2012/12/09(日) 11:26 ID:PjQ

予鈴が鳴り、あたしはハッとした。
クラスメイトが慌てて席に着く。

とりあえず雑巾を窓から校庭に捨て、ポケットティッシュで机を拭いて
カバンを机に掛けた。
落書きはそのまま。

正直いい気はしない。当たり前のことだけど。

自分の椅子に座ったとき本鈴がなり、担任の鈴木が入ってきた。

「先生。」

千夏が手を挙げる。
今度は何だよ…。
頬杖をつきながら、あいつを睨む。

「間宮さんが、机に自分で落書きしてあたし達のせいにしようとしてます。」
「はぁ!?」

思わず立ち上がってしまった…。
でも発想がぶっ飛びすぎてるでしょ!?

「何だと!間宮本当か?」
「違いますよ、なんでそんな事しなきゃいけないんですか。」

65:ユズ:2012/12/09(日) 15:44 ID:kwE



うぅ〜〜
主人公がかわいそ〜〜
うらら、最低!!

66:ユズ:2012/12/09(日) 15:45 ID:kwE



あと、宣伝していいですか・・・?
(すいません)

67:花梨 ◆eQxg:2012/12/09(日) 19:43 ID:PjQ

>>65
可哀想ですか〜
これからもっと可哀想になりますよ…(黒笑

>>66
その程度にもよりますが一応OKです

68:花梨 ◆eQxg:2012/12/09(日) 20:15 ID:PjQ

「本人は違うって言ってるぞ。何かの間違えなんじゃないのか?」

鈴木が額の汗を拭った。
バカみたい。こんな事で焦っちゃって。

「でも私見ました。間宮さんが自分で書いているのを。」

…はぁ?
ちょっと待って。何言ってるの?
ていうかあの人誰だっけ…。ああ、そうだ。確か赤坂さん。

「え?でも間宮は嘘だって言ってたぞ?」

…チッ。見ててイライラするのよ、こいつ。

「そんな自分がやったなんて言う人います?」
「そうですよ、あたしだって見ました。」
「俺もです。」

クラスメイトが皆乗っかる。
まぁ、あたしなんかの味方するより向こうの味方する方がお得だもんね。

言葉が出ないで突っ立て居る鈴木。そんなにあたし気に入られてたのか。
その時、遂にうららが立ち上がり口を開いた。

「先生…、ここまで目撃者がいるのに、まだ間宮さんの味方をするのですか?」

そう言って微笑むうららの顔は悪意に満ち溢れていて、
もう既に、あたしの知っているうららではなくなっていた。

69:ユズ:2012/12/09(日) 21:28 ID:kwE



わたしは、いじめ系の小説書いてるんですけ・・・
小6だし、ダメダメですけど・・・
コメントください!

復讐の連鎖 ―終わらないいじめ―

です。

どうぞよろしくお願いします!

70:花梨 ◆eQxg:2012/12/09(日) 22:47 ID:PjQ

>>69
私は小6でこんなに下手っぴなので大丈夫ですよ〜
見に行きます(●´ω`●)ゞ

71:沙南:2012/12/09(日) 23:00 ID:P82

入らせてください。
花梨、覚えてますか?
『夏鈴』です。今は『沙南』ですけど。

72:花梨 ◆eQxg:2012/12/10(月) 16:04 ID:PjQ

>>71
覚えてるよ〜 りんでしょ?
名前変えたんだ!入って入って☆

73:沙南:2012/12/10(月) 16:14 ID:P82

>>72
ありがとうね☆
ところで、小説面白いね♪
欠点がない!(バカなウチの最高の誉め言葉?)
最初から読ませてもらったよ。

あの、叔母さん最悪!!(今?)
勉強がなんだー!別に良くない?
だって、2点だけでしょ?落ちたの。
夕飯まで勉強してろって言われたら、
戸を閉めてぐーすか寝てるな、ウチだったら。

まあ、これからも頑張って☆
あと、ここって宣伝していいの?

74:凛  ◆0P4w:2012/12/10(月) 16:17 ID:Lf.

続き…読みタイおショボ─llll(。í _ ì。)llll─ン

゚。・゚(つω✚ฺ`)。゚・。シクシク
あーあ、泣いちゃった、顔文字さんが(オイオイ・・ (;´д`)ノ

75:花梨 ◆eQxg:2012/12/10(月) 16:28 ID:PjQ

>>73
叔母さんはワザと最悪キャラにしてるからね〜(✿ฺ´∀`✿ฺ)


ちなみに朝日ちゃんはあの後寝ました☆
…嘘です 真面目に勉強しましたよ〜!

宣伝ね〜… 出来ればしてほしくないけど一人一回ちょっとだったらOKっす☆
何はともあれサンキュ!

>>74
ゴメンね!今書いてる!
書くペース遅くてスイマセン;:il:il|;l|;il:i(-ω-`;)ll|l|il|;:il|
泣かないで〜!

76:沙南:2012/12/10(月) 16:32 ID:P82

では、すいませんが宣伝します。

【恋ってこんなものですか?】 を書いてます♪
一応恋愛ものなんだけど、最近方向性が変わって…(泣)

まあ、よかったら一回来てコメントしてって☆

ありがとうございました。

77:花梨 ◆eQxg:2012/12/10(月) 17:53 ID:PjQ

「いや…。そんなつもりはない。よし!間宮!
 机は自分で掃除しておけ。もうやるんじゃないぞ!」
何このダメ人間。結局強いほうに行くんじゃない。

「…はい。」

面倒臭いけど、逆らうとまたなんか起こるだろうな。
仕方がない。

「じゃあ授業始めるぞー。」

───まぁ、そのまま授業は進んで今は、昼休み。
そして場所は女子トイレ。周りには沢山の女子。

つまり、漫画なんかでよく見る光景になってるわけ。

「ちょっと朝日さ、なんであそこで素直に返事しちゃう訳?」
「『あたしは先生に気に入られてるから』とか思ってんじゃないの!?」

うららと千夏が言う。じゃあなんて言えばよかったのよ。

「そんな事思ってないから。」

正直に返事をした途端、二人の顔が赤くなる。

78:花梨 ◆eQxg:2012/12/10(月) 19:32 ID:PjQ

>>76
見たよ〜 コメつけておくね!

79:沙南:2012/12/10(月) 22:19 ID:P82

>>78
ありがとう!
見たよ♪これからもお互い頑張ろぉね☆

80:あんず:2012/12/11(火) 15:33 ID:mTs

来ました!!

すごく面白いです!!
何も言うことはありません!

これからも頑張って下さい!!

では、失礼しました。

81:花梨 ◆eQxg:2012/12/11(火) 15:48 ID:PjQ

>>80
貴重なお時間を申し訳ありませんでした〜
頑張ります!

82:ユズ:2012/12/11(火) 16:00 ID:kwE



花梨さん!
おもしろいです!

あと、呼び捨て&タメ
OKですか?
私はOKです!

『復讐の連鎖 ―終わらないいじめ―』
のコメント、ありがとうございます!

83:凛  ◆0P4w:2012/12/11(火) 16:00 ID:Lf.

面白いよ!ちょっとまた新しい小説出来たから、宣伝して良い?

お願い(>△<)宣伝させて><

84:花梨 ◆eQxg:2012/12/11(火) 16:32 ID:PjQ

>>82
ありがとうございますぅ〜!
ここでは敬語使わせてもらいますが別のスレで会ったときは
タメでやります!
私もタメ&呼び捨てOkですよ〜

>>83
いいよ〜

85:凛  ◆0P4w:2012/12/11(火) 16:56 ID:Lf.

http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1354440333/l30

http://ha10.net/novel/1355032437.html

http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1355131443/l50
多くてゴメンナ 人(+Д+‘◎))ペコペコ

86:花梨 ◆eQxg:2012/12/12(水) 16:26 ID:PjQ

「なっ…!何よ!いつも余裕ぶって…!」
「ちょっと成績いいからって調子乗ってんじゃないわよ!」

二人の言葉に他の女子もそうだ、そうだ、と乗る。
皆調子いいな…。
まぁ、気持ちは分かるけど。
逆らったら簡単に潰せちゃうレベルだからね、うららの家は。

「あたしのどこが調子に乗っていると?説明して。」

なんかムカついたから、言ってやったらそれがいけなかったみたいだね。

「っ…!あんたのそういう態度が嫌いなのよ!」
「ちょっと…何するのよ!?」

トイレの個室に押し込められる。
ドアが無理矢理閉められて、開かなくなった。

「ちょっ…と、開けてよ!開けて!」
「無理だよ。超強力なガムテープで止めてあるから。」

ドアの向こうから冷たく、感情を持っていないようなうららの声が聞えてきた。
小学校の頃のうららとは、まるで別人のような声…。

「次、数学だよ?あのジジィ、サボりとか絶対許さないヤツだけど
 どうするー?」

笑いを含んだ千夏の声。
数学…?あたし数学大好きなのに…!

「じゃ、先生にはサボりって言っておくね!バイバーイ!」
バタバタと大きな音をたてながら、トイレを去っていく女子たち。

…絶対に抜け出してやる。

87:ユズ:2012/12/12(水) 16:30 ID:kwE



花梨〜〜
天才!

花梨って翔6なの?

88:花梨 ◆eQxg:2012/12/12(水) 17:11 ID:PjQ

でも、どうやって抜け出そうか。

ドアを壊す?いや、それは無理がある。
出来ない事もないけど、流石にやりすぎだし…。
じゃあどうする?大声で叫ぶとか?
でも、うららたちが戻ってくる可能性もあるからな…。

───キィ…

目の前がいきなり明るくなる。
顔を上げたあたしの前には…高橋美咲。

「…授業、遅れるよ。」
「なっ、なんで…?」
「貴方が怒られることで授業の時間が短くなるのがイヤだから。」

歩きながら美咲が言う。
それでも普通、助けてなんかくれない筈。
本当に何なの?この人は。

「私、先に行くから。ちゃんと時間差つけて入ってきなさいよ。」

そう言って走っていった美咲は前に居たうらら達の中に入っていった。

頭の中が混乱してきた。
この前の言葉といい、今回の行動といい、何がしたいのかが分からない。
美咲にはデメリットしかないのに。
もしかしたら、これも全部計算だったりするの?

89:花梨 ◆eQxg:2012/12/12(水) 17:14 ID:PjQ

>>87
私が天才なわけないですよ〜..+’(◕ฺ∀◕ฺ)..+
正真正銘小6です!年齢詐称はしてません!

90:沙南:2012/12/12(水) 19:14 ID:P82

この主人公、数学が好きとなっ…!

ウチは算数が嫌い〜♪

91:花梨 ◆eQxg:2012/12/12(水) 19:21 ID:PjQ

うららたちが教室に入って6分後。
本鈴が鳴った瞬間に教室に入る。

「なんで?」
「ちゃんとテープで固定してたのに…!」

そんな声で教室中が埋まる。

でも無視して席に着いた。
「あんた…どうやって!?」

うららが立ち上がった時、
「騒がしいぞ。席に着け。」

数学の教師、大岡が入ってきた。
髪の毛が薄くて、説教ばかりするから生徒には嫌われている。

うららは唇を噛みながら座った。
千夏は悔しそうな顔で、あたしを睨んでいる。
美咲は…まるで興味などなさそうに座っている。

さっきの事なんてなかったかのように、知らないというように。

92:花梨 ◆eQxg:2012/12/12(水) 19:26 ID:PjQ

>>90
数学好きな人なかなか居ないと思って数学好きにしました〜゜.+.(♥´ω`♥)゜+.゜
変わった子にしたかったんです!

93:沙南:2012/12/12(水) 19:30 ID:P82

うん…
変わってる。

花梨は、算数好きぃ?

94:風実:2012/12/12(水) 19:34 ID:gTo

雑談は交流板かフリートーク板で

95:沙南:2012/12/12(水) 19:37 ID:P82

はぁい。ごめんなさい…

これからは気を付けます。

96:匿名さん:2012/12/12(水) 19:43 ID:uOM

風実さん、
それを決めるのは、スレ主の花梨さんじゃないですか?
出しゃばってごめんなさい。

97:花梨 ◆eQxg:2012/12/12(水) 19:45 ID:PjQ

>>93
あんまり好きじゃないです!

>>94
名前とIDから美麗だね!
注意ありがとっ!

98:花梨 ◆eQxg:2012/12/12(水) 19:51 ID:PjQ

>>96
雑談は私もダメだと思うので大丈夫です
風実さんの意見に賛成します

あと出じゃばってませんよ 注意有難うございました〜

99:凛  ◆0P4w:2012/12/12(水) 21:21 ID:Lf.

>>92
えぇ〜私算数好きだよ〜!!
国語と社会よりはw

続きGamba!

100:花梨 ◆eQxg:2012/12/12(水) 21:35 ID:PjQ

>>99
国語も社会も得意です!
長崎原爆の日誕生日だし…
終戦した日はカゲロウデイズの日だし…(ブツブツ…

続き頑張りま〜す 書くペース遅いですね…

祝☆100

101:沙南:2012/12/12(水) 21:38 ID:P82

おめでと♪
これからも頑張れ♪

102:花梨 ◆eQxg:2012/12/13(木) 16:16 ID:PjQ

好きな数学も、美術も終わって今は昼休み。
うららたちがいない、騒がしい教室を抜け屋上へ向かう。

「ねぇ…トイレのテープ取ったのって美咲なんじゃないの?」

千夏の声が聞こえてきて、とっさに壁に隠れる。
様子を見てみるとうららと千夏と美咲が居る。

「えっ…?」

過剰なまでに反応する美咲。
その隣では暗い顔で俯くうらら。

あの表情は見たことがあった。
確か…小学校4年生の頃。そうだ、あの時。

103:ユズ:2012/12/13(木) 17:12 ID:kwE



まじぃ!?
翔6なのに・・・すごい!!

うちも翔6だよ!
うちも小説書いてるけど
ダメ作・・・

花梨すごぃ!!

104:花梨 ◆eQxg:2012/12/13(木) 17:30 ID:PjQ

>>103
小6のしょう違う…
とりあえずありがとうございます!

105:凛  ◆0P4w:2012/12/13(木) 20:33 ID:Lf.

面ろいゎァ♪

書いてん(ウルウル
上げポヨ〜

ギャル真似w

106:花梨 ◆eQxg:2012/12/13(木) 21:19 ID:PjQ

>>105
小文字あんまり好きじゃない…
まぁ、ありがと〜

107:花梨 ◆eQxg:2012/12/13(木) 21:38 ID:PjQ

「嘘つかないでよ、朝日ちゃんがやったんでしょ!?」
「違う!あたしじゃないよ!」

小4の秋。
違うクラスの子の縄跳びが無くなったらしい。
それがすっごく高いヤツだったらしくて、皆が必死になって探してたんだ。

あたしも一緒になって探してたんだけど、何故かそこのクラスの子が
『朝日ちゃんが盗んでるの見た!』とか言い出して…。

あたしはやってないのに他のクラスの人は皆嘘だ、嘘だ、って言った。
クラスメイトも黙っていた。

その時に、うららのあの表情を見たんだ。

泣きそうになりながら、俯いていたあのうららの顔。
まだ忘れられないでいる。

「嘘付いてるのがバレバレなのよ、泥棒!目撃者がいるのにまだ言うの!?」
「本当だってばぁ…。」

あたしだって泣きそうだった。
やってないのに、泥棒とか嘘つきとか言われて。
大体、縄跳びなんて高かったらいいって訳じゃないのに。

「あっ…あの…、あたしは朝日じゃないと思う。」

オロオロしながらそうやって、言ってくれたのは、うららだった。
皆がうららの方を向いた瞬間ビクッって震えて。

「なんで?証拠は?」
「だって…朝日はそんな子じゃない、今使ってる縄跳びすっごく気に入ってたもん。」

涙目になりながら、そいつを真っ直ぐ見つめたうらら。
相当勇気を出してくれたんだと思う。
嬉しかったな…。

108:花梨 ◆eQxg:2012/12/14(金) 22:32 ID:PjQ

上げ

109:花梨 ◆eQxg:2012/12/14(金) 23:21 ID:PjQ

「でも、こっちには証人がいるのよ!?」
「見間違えかもしれない。」

震えていた声もしっかりしてきて、相手を強く見据えた。
向こうが言葉に詰まり始めた時、

「おーい、縄跳びあったぞ!」

縄跳びを探し続けていた、男子の声が聞こえた。
手の中には高級そうな縄跳び。

皆が目を見開き、あたしと持ち主を交互に見た。

「どこにあったの?」
誰かが聞いた。

「校庭に置きっぱなし。管理がなってなかっただけの話じゃねーの。」
男子が冷たく言い放つ。
視線はいっきに持ち主へ。

「こんな大事にしておいて、自分のせいじゃない。」
「朝日ちゃん可哀想…。」
「盗んでるの見たって言った人誰だっけ。」

そんな内容の話がヒソヒソと話される。

「謝って。二人ともきちんと朝日に。」
うららが盗んだと言った人、持ち主に言った。

「…ごめん、その…あんたのせいにしちゃって。」
「あたしも見間違いだったみたい。ごめんなさい…。」

110:花梨 ◆eQxg:2012/12/15(土) 12:46 ID:PjQ

上げ

111:花梨 ◆eQxg:2012/12/15(土) 20:52 ID:PjQ

書くペースが遅いせいで下がり続けてる…

112:沙南:2012/12/15(土) 21:08 ID:P82

ごめんっ!忙しくて来れなかった!
読んだよ!
すごい…!
その場にいるような感じがするよ…!

才能ありすぎ!少し分けて〜…

113:花梨 ◆eQxg:2012/12/15(土) 21:30 ID:PjQ

>>112
ありがと〜!
でも分けるほど才能なんてないんでね…

114:花梨 ◆eQxg:2012/12/15(土) 23:43 ID:PjQ

「いいよ、もう。気にしないで!」

無理矢理笑顔を作って言った。

皆、今まであんなに疑ってたのに…。
この二人だけが謝ればいいって訳じゃないでしょ。
あたしを信じなかったヤツは二人と同罪よ。黙って見ているなんて卑怯。

勿論、言葉にはしない。でも心の中ではそんな事を叫んでいた。
小4でも少し大人びていたから。

なんとなく、うららのほうを見てみた。

目が合って、ニッコリと可愛らしい笑顔を浮かべた。

『よかったね!』

口をパクパクと動かしながら、伝えるうらら。

…あたしの気持ちなんて分からなかったんだろうな。
何も知らないうららの笑顔。
心を見せずに嘘の笑顔を作るあたし。

あの頃から…あたしの心は曲がってしまったのかもしれない。

115:凛  ◆0P4w:2012/12/16(日) 19:24 ID:Lf.

面白いよ・・頭痛い。。

今日は、熱出ちゃったみたい。

116:花梨 ◆eQxg:2012/12/16(日) 21:33 ID:PjQ

>>115
大丈夫?ゆっくり休んでね

117:花梨 ◆eQxg:2012/12/16(日) 23:10 ID:PjQ

「じゃあ、どうやって朝日は抜け出したっていうのよ!?」

千夏の声で現実に引き戻される。

「知らない…他の人なんじゃないの?」

少し、戸惑っているような返事をした美咲。それを睨む千夏。
何かを言いたげなうららの目。

全てが夢のように思えた。
さっきまで過去を思い出していたからか、今目の前にあるものが信じられなかった。
夢を見ているかのような不思議な感覚。

「だって一番最後にトイレから出てきたのは…。」
「待って。」

千夏の言葉を遮ったうらら。
覚悟を決めたかのような瞳。
さっきまでのうららとは違う。

「あたしは、美咲じゃないと思う。」
「はぁ!?何でよ!」
「確かに一番最後に出てきたのは美咲。だけどそんな小さな事で美咲を疑いたくない!」

小4の時と同じ瞳をしていた。
仲間を守りたい、助けたいという気持ちが直に伝わってきた。
純粋で真っ直ぐな目。

うららは…本当に前とは変わってしまったのかな?

118:花梨 ◆eQxg:2012/12/17(月) 17:56 ID:PjQ

一旦上げ

119:花梨 ◆eQxg:2012/12/18(火) 22:19 ID:PjQ

上げ

120:凛  ◆0P4w:2012/12/19(水) 13:52 ID:Lf.

面白い!面白い!

fight!

121:花梨 ◆eQxg:2012/12/19(水) 16:04 ID:PjQ

>>120
サンキューで〜す☆
頑張ってもっとペースを早くします…

122:花梨 ◆eQxg:2012/12/21(金) 22:11 ID:PjQ

上げ

123:花梨 ◆eQxg:2012/12/21(金) 23:02 ID:PjQ

完全にあの頃の面影がなくなった訳ではなさそう。
もしかしたら今のうららは本当のうららではなくて…。

ううん、そんな筈はない。
覚えてる…初めてうららに裏切られたことに気付いた時のこと。
忘れるなんて出来ない。

去年、高1の頃。
友達なんて作る気もなかったから、いつも一人で居た。
勿論、うららと関わることも無い訳で。

なんの違和感も無い通学風景。
かなり普通。

あたしもその景色の中に溶け込んで、学校に通っていた。
今と同じで無言で教室に入って、誰にも相手にされずに席についたりして。

一人の時間なんて、いくらでもあった。
家でも、学校でも一人。

小学生の頃描いていた高校生像とは、まるで違う。

ただなんとなく学校に行って、なんとなく授業を受けて、本を読んで。
夢なんてまるでない。
目の前のことを考えるだけで精一杯。

あたしはそんな、毎日を過ごしていた。

124:花梨 ◆eQxg:2012/12/23(日) 17:01 ID:PjQ

高1の冬。
いきなり、セーラー服の襟をつかまれて椅子から引きずりおろされる。
ガタガタと大きな音をたてて椅子が倒れた。

足が床に強くぶつかり、痛んだ。

文句を言おうと、振り返ったあたしの後ろにはうららと千夏と美咲の3人。
襟をつかんでいるのが千夏、その後ろにうらら、さらに少し後ろに美咲が居た。

怒りの感情が消え、頭の中は真っ白。
血の気が一気に引いて、状況を理解するのに時間がかかった。

千夏の厳しい目。戸惑ったようなうららの仕草。
そして逃げ出したそうな美咲の瞳。

「ちょっと来て。」

選択の余地もなく、手を引かれどこかへ連れて行かれる。

階段を下り、渡り廊下を渡り、中庭に着いた。
上靴のまま綺麗に整えられている、芝生の上を踏んだ。

125:花梨 ◆eQxg:2012/12/23(日) 18:41 ID:PjQ

「」

126:花梨 ◆eQxg:2012/12/23(日) 18:41 ID:PjQ

↑ミスです すいません〜

127:花梨 ◆eQxg:2012/12/24(月) 11:30 ID:PjQ

ていうか まずこの小説見てくれてる人居るのかな…
いや 居なくても続けるけども!

まぁ大人しく続き書こう

128:美麗:2012/12/24(月) 11:31 ID:gTo

花梨〜入れて

129:花梨 ◆eQxg:2012/12/24(月) 11:57 ID:PjQ

>>128
ほわ〜っ 美麗!
まぁ 何のお構いも出来ませんがこんな小説でよければ入ってください!

130:凛  ◆0P4w:2012/12/24(月) 12:00 ID:Lf.

ε-ε-ヾ( o´∀)ツ[。+゚オヒサ。+゚]ヽ(∀‘o )ノ-з-з

御免ね 来れなくて

131:花梨 ◆eQxg:2012/12/24(月) 13:27 ID:PjQ

>>130
ずっと下がり続けて大変だったんだからね!

…なんてねっ
来てくれてありがとうございます!

132:花梨 ◆eQxg:2012/12/25(火) 18:15 ID:PjQ

千夏につかまれていた手が離された。
手首にはきつく握られていたのか、真っ赤な指のあとが付いていて。

風の音と鳥のさえずり。それ以外は何も聴こえない。
ずっと此処に立っていられそうだった。
心地のいい風が頬を撫でる。

そんな状態を壊し、口を開いたのはうららだったな。

「あんたさ…何か調子に乗ってるよね。」
「え?」

思わず、聞き返してしまった。
内容が理解できなかったわけじゃない。
聞こえなかったんだ。
それくらい小さく、モゴモゴと喋ったから。

「…だからっ、ちょっと可愛くてモテるからって調子に乗ってるって言ってんの!」

つまり、さっきと同じ状況。
何も進歩していないのね。

「あんたが居たから、千夏フラれちゃったのよ!?」
「そんなの知らないわよ。何?逆恨み?」

ちょっとツンツンと言ってみたけど、やっぱりダメだったみたい。

「何よ、無責任ね!」
「そうよ!あたしすっごく傷ついたんだからね!?」
「謝るとかしたらどうなの?」

3人が鬼の形相で迫ってくる。
本当に鬼になれそうな…。

133:りっさん (*´∀`)/:2012/12/25(火) 20:03 ID:CGY

私、この話し好きです!
これからも応援します!!!

134:花梨 ◆eQxg:2012/12/26(水) 09:45 ID:PjQ

>>133
すいません ありがとうございます
こんな小説を好きと言ってもらって… やる気が出てきました!

135:花梨 ◆eQxg:2012/12/26(水) 18:45 ID:PjQ

やる気は出ても書き込む気がない私を誰か助けて…
大体の流れは決まってても細かいところが思いつかない…

136:゚+。:.゚*rin*゚+。:.゚:2012/12/27(木) 14:55 ID:Lf.

細かい所…ね……。

いきなり朝日が暴力を振るう。
そして、朝日は自分が可笑しくなった事に気付いているけど、何故か止まらない。

もう耐えられなくて、ソファーにねっ転がって考えた
とかは?

137:花梨 ◆eQxg:2012/12/27(木) 15:00 ID:PjQ

>>136
そういうの私あんまり好まないんだ
とりあえず自分で考えるよ
…もう既に思いついてるけど書く気がないだけだけd((殴

138:花梨 ◆eQxg:2012/12/27(木) 23:50 ID:PjQ

「で、あたしが謝ったらそれでいいの?満足?」

あたしって何でこうなんだろうな。
素直に謝れない。
こんなこと言うと、状況が悪化すること分かってたのに。

「なっ…そういう問題じゃないでしょ!?」

千夏が怒鳴る。近くに顔を寄せて怒鳴るもんだから、キンキンした。
そしてワザとらしい泣きまね。

「酷い…なによそれ。千夏が可哀想じゃない!」
「そうよ。ねぇ、私いいこと思いついたんだけど。」

千夏の肩を持つ“元”親友うらら。
怪しくニヤリと微笑む美咲。

「どんな事?」
「うん、ちょうど前の遊び相手も学校に来なくなっちゃって暇だから千夏を苦しめた
 朝日と遊ぼうかなって。」

遊び相手。それは前うららたちのいじめのターゲットにされていた、岡野瑞希さんの事。
上靴や体操着を隠されてよく泣いていたっけ。
そんな瑞希さんも気が弱かったから、すぐに学校に来なくなってしまった。
それで、次のターゲットをあたしにしようとしてた訳。

「結構いいかも!千夏、どうかな?」

美咲の意見に賛成するうらら。少し声が震えていたような気もしたけど。
うららの声に反応して、顔を上げる千夏。
思ったとおり涙の跡なんて少しもついていなかった。

「いいね…それすっごくいいんじゃない?」

千夏はニヤリ、と歪んだ笑みを見せる。

高校1年、12月19日。この日が…あたしの地獄の始まりだった。

139:梅子 ◆N4dg:2012/12/28(金) 11:12 ID:gTo

怖い!!!
女子の戦いは醜いッスね・・・

面白いんで続き頑張ってね!

140:花梨 ◆eQxg:2012/12/28(金) 11:46 ID:PjQ

>>139
IDが特徴的だから美麗ってすぐわかるw

女子は怖い生き物だぞ〜
続きはマイペースに頑張ります…ww

141:゚+。:.゚*harin*゚+。:.゚:2012/12/28(金) 12:13 ID:Lf.

面白い!

千夏って…私のクラスにも居る…ww
虐めかぁ…。
私の小説にも虐めが出てるよっ!
「キミと居た日々。」に虐めが出てるよ〜
良ければ来てねw

142:花梨 ◆eQxg:2012/12/28(金) 12:40 ID:PjQ

>>141
宣伝一人一回まで… もう面倒臭いから宣伝は禁止にしよっと♪
千夏思いっきり悪役ですw今のところは…(意味深)

143:梅子 ◆N4dg:2012/12/28(金) 14:19 ID:gTo

>>140
そうかい?w

だね・・・w
続き頑張れ〜(花梨応援隊)

144:花梨 ◆eQxg:2012/12/28(金) 14:57 ID:PjQ

>>143
かっ…花梨応援隊…ww
がんばりまーす ありがとう!

145:花梨 ◆eQxg:2012/12/29(土) 22:28 ID:PjQ

「何よ、勝手にすれば!?あたし別にあんた達といたくて一緒にいる訳じゃないから!」

千夏の大きな声でハッとする。
吐き捨てるようにそう言い放ち、去って行った千夏。

“別にあんた達といたくて一緒にいる訳じゃないから!”この言葉が
妙に引っ掛かった。

一緒にいたくないなら何故離れない?
うららの家が金持ちだから?
ううん、そうならあんな事言わない筈。何故?どうして?

「朝日…いるんでしょ?」

いきなりのうららの言葉。驚いて何も言えないあたし。
完璧に隠れていたつもりなのに…!

「頭のいいアンタの事、一緒にいたくないなら何故離れないとでも考えているんでしょうね。」

しかも全てが見透かされていた。

そーっとうらら達の方を見ると、うららの横顔とうららを見る美咲の顔があった。
力が抜けたように立っているうららの瞳は感情を宿していないように冷たく、何処か一点を見つめていた。

その時急にうららが振り返った。
本当に急だったから隠れる事もできず、うららと目が合う。

何も言わない代わりに、何かとても大切な事を伝えようとしてる気がした。
真っ直ぐにあたしだけを見るうらら。
目を逸らしたくても何故か逸らせない、1ミリも動いてはいけない気がして。
美咲はあたしとうららを交互に見ている。

数十秒、いや数秒だったのかもしれないが酷く長い時間に感じた。

先に目線を外したのはうららだった。
そしてくるり、と踵(きびす)を返しお嬢様らしく優雅に去って行った。
それに美咲も付いていく。

彼女は昔からそう。育ちがよく、厳しい教育を受けていたから品が良い。
決してワザとやっている訳ではないのだが、それが周囲の人には伝わらず
嫌味を言われてしまうのだ。

…今はどうなのか知らないけど。
昔はうららの事一番分かってるのがあたしだったから。

146:花梨 ◆eQxg:2012/12/31(月) 11:12 ID:PjQ

暫く更新出来ないから一応上げ

147:梅子 ◆xgV2:2012/12/31(月) 19:05 ID:gTo

上げさしてもらうね

148:梅子 ◆xgV2:2013/01/01(火) 16:12 ID:gTo

また上げさしてもらうね♪

149:花梨 ◆eQxg:2013/01/01(火) 21:28 ID:CN.

梅ちゃんゴメンね パシリに使っちゃって…

150:花梨 ◆eQxg:2013/01/03(木) 18:32 ID:CN.

とりあえず上げよう

151:花梨 ◆eQxg:2013/01/04(金) 09:43 ID:CN.

でも、もうあたしはうららの側にいる事ができない。
前と同じように話すこともできないんだろうな。

寂しい?ううん、きっと寂しくない。あたしは一人でも平気なんだから。
だってうららは裏切ったのよ、約束を破って。
友達なんてそんなモノでしょ。裏切るの、いつかは。
だって人間は弱いんだもの。なにも自分から裏切られに行く必要はない。

裏切られた時は胸が引き裂かれるようだった。話さなくなっても、うららとは繋がっていると思ってたから。

これからあたしは一人で生きていくの。友情なんて恋愛なんていらない。
好きだった人にも、友達だった人にも裏切られるのはもうイヤだから。

そう、強く決め込んで朝学校に来る途中に買ったコンビニ弁当を片手に、屋上へ向かった。

152:花梨 ◆eQxg:2013/01/06(日) 00:03 ID:CN.

上げ

153:花梨 ◆eQxg:2013/01/08(火) 23:13 ID:CN.

あげ〜

154:花梨 ◆eQxg:2013/01/09(水) 22:56 ID:CN.

屋上に続く階段を駆け上がり、少し錆びた(さびた)重い扉を開ける。
冷たい11月の風が吹き、あたしのこげ茶色の髪が顔にかかった。
少し寒いけど3階建て校舎の屋上から見える景色が好きなんだ。

春には、校庭に植えてある桜の花が開く。
夏には、その花が緑色の葉っぱに変わる。
秋には、近くにある山が赤や黄色に変化する。
冬には、冬休み前に残った仕事を終わらせようと人々が慌しく(あわただしく)動き出す。

春夏秋冬どの季節の景色も大好き。
人もなかなか来ないから、あたしにはピッタリの場所。

一日のうちで此処に居る時間が一番好きだし、ホッとする。
大きく深呼吸をして、床に座る。

「ねぇ、貴方一人?」

不意に上から女の子の声がした。
いつも人なんて居ないのに、ましてや女の子なんて居た試しがないのに。

155:花梨 ◆eQxg:2013/01/10(木) 22:48 ID:CN.

振り向くと、いつの間にか貯水タンクの上に黒髪の美少女が。

あたしと目が合った瞬間、その子はニコッと笑った。
そして、2メートル近くの高さのあるタンクから軽やかに飛び降り、タンクの置いてある屋根の上に立った。

「私、2年2組の近藤麻衣。貴方は?」

理解出来なかった。あたしなんかに話しかけるなんて。
うらら達の噂はすごく有名で、そのうらら達にいじめられているあたしも有名。
全校で知らない人なんていない筈。
この人…近藤さんだってきっと何かしらの噂を知っている。

関わるといい事なんて無い事くらい分かっている筈なのに…。

「どうしたの?貴方の名前も教えてよ」

そう言うと優しく微笑んだ。

「あたしは…2年1組の間宮朝日…」
「朝日ちゃんね!隣のクラスだね。これから宜しく!」

顔は分からなくても、名前を言えば離れていくと思ってた。
なのに宜しくなんて…。
この人だったら大丈夫なのかな?仲良くしてくれる?小学生の頃のあたしとうららみたいに…。

近藤さんが屋根から降りてきて、あたしと手を繋いでブンブンと振った。

「あの…近藤さん…」
「麻衣でいいよ!私も朝日って呼んでいいかな?」

朝日。今はいないお母さんとお父さんが付けてくれた名前。
朝日みたいに皆を照らす、希望の光になってほしいという理由から付けられた名前。
こんなに優しくしてもらったのはいつぶりだろう?

仲良くなりたい。一人でもいいと思ってたのにな。
でも気になっていた事を聞かないと。

「うん、いいけど…あたしの噂知ってる?」

これで知らないなんて言われたらどうしよう?うらら達と関わっている事が分かったら
離れていくに決まってる。

「知ってるよ、鏡見さんの事でしょ?そんなの関係ないよ!朝日は朝日だもん」

麻衣は太陽みたいに笑った。
“朝日は朝日だもん” 嬉しかった。誰にも必要とされてないと思ってたから。

そんな麻衣の笑顔が不気味に見えた気がしたのは気のせいだと思いたい。

156:花梨 ◆eQxg:2013/01/13(日) 12:18 ID:CN.

とりあえず上げましょう うん

157:花梨 ◆eQxg:2013/01/14(月) 16:19 ID:xvU

上げ…?
停電で書き途中だったのが消えやがった…

158:カイ ◆4ymA:2013/01/14(月) 16:30 ID:Sr.

初めまして!!この小説全て見させていただきました!!
主人公の心情が分かりやすくて、見やすかったです!!
頑張って下さいね!!

159:花梨 ◆eQxg:2013/01/16(水) 22:17 ID:xvU

>>158
うわぁぁあ 最近チェックしてなくてレス遅れました ごめんなさい!
ありがとうございます!マイペースに頑張りますね〜

160:花梨 ◆eQxg:2013/01/17(木) 23:55 ID:xvU

「ねぇ、これからお昼休みは一緒にご飯食べない?その方が楽しいでしょ!」

麻衣はそう言って、返事を待たずにあたしの隣に腰を下ろした。
思わず口角が上がる。もう何だっていいや。

「うん……、うん勿論」
「ありがとう!嬉しいな」

素直に自分の気持ちを口に出す麻衣。笑顔はキラキラと光っていた。
黒髪で二つ縛りをした、真面目そうな子。顔は整っていて男子ウケもよさそう。
いわゆる“誰にでも好かれる子”。そんなイメージがある。

「ちょっと朝日、それコンビニのお弁当じゃない!そんなの食べてたら健康に悪いよ」

自分のおかずをポイポイとあたしの弁当に入れていく麻衣。
まだ出会ったばかりなのに、何故そこまでしてくれるの……?
何か、仲良くなることを急いでいるような……。不覚にもそんな事を思ってしまったあたし。

でもそんな思いも、隣で微笑んでいる麻衣を見ると消えていった。
麻衣はそんな子じゃない。
そう自分に言い聞かせて、あたしは微笑み返した。

161:花梨 ◆eQxg:2013/01/20(日) 10:09 ID:xvU

とりあえずそろそろ続き書かないとヤバす!

162:花梨 ◆eQxg:2013/01/22(火) 22:46 ID:xvU

それからあたし達はメールアドレスを交換して別れた。
今まで教室に帰る時は、ダルくて足が重かったけど今日は違った。
そんな事よりも新しく友達が出来たのが嬉しかったし。
何だかんだ言ってもやっぱり、一人は寂しかったんだな。

教室ではうららと美咲、そして千夏の間の空気が重くて、何かされる事は無かった。

そして今は下校中。

「ふふ……」

麻衣の笑顔を思いだす。心が暖かくなって、たくさんの心配事も吹き飛んだ。
麻衣の笑顔は人を安心させる力もあるのかな?

家の玄関が見えてくる。
大丈夫、あたしは一人じゃない。おばさんなんて怖くないんだ。
心の奥がモヤモヤしてるけど……。

玄関のドアを開け言う。

「ただいま」

163:花梨 ◆eQxg:2013/01/26(土) 11:23 ID:xvU

上げ

164:莉羽 ◆EppM:2013/01/28(月) 22:11 ID:Lyk

花梨〜♪
来ちゃった☆←

今ね全部、読んだところなんだけど…

ホントに小6!?
あたし、中1だよ…(´Д`;)

なのに、この文才…の差…←

めっちゃくちゃ面白いんですけど!!!

美咲、今は優しいね←
前はニヤリと笑ってたとk((黙
麻衣、なんか嘘っぽい…w
友達かーらーの裏切りィ…って感じかな(笑)←

とにかく、めっちゃ面白い!
これからも頑張って☆

165:花梨 ◆eQxg:2013/01/28(月) 22:54 ID:xvU

>>164
莉羽!来ちゃったn……じゃなくて 来てくれたの!?
年齢詐称はしておりません 小6です!

ありがと〜♪
莉羽年上とは思ってたけど中1だったのか…… 
莉羽の小説見たことないけど普段の様子から絶対上手いって! 私の色々グダグダだしw

美咲はね…… キャラぶれぶれw
麻衣も本当は登場する予定なかったし 途中で大きく路線変更w

ありがとう!さて今から書きますか……

166:花梨 ◆eQxg:2013/02/02(土) 20:35 ID:xvU

この小説を見てくださっている方(もし居るのならば)
もう少しだけ!更新待っていてください……

167:莉羽 ◆EppM:2013/02/02(土) 23:16 ID:Lyk


>>165 花梨

来ちゃったの〜♪←

私、花梨より年上での文才なし…。

文才は無いが、もうそろそろ小説を書こうと思ってるの(笑)
文才は無いけどねw

私は何回か小説を書いてるんだけどね、全部が挫折したwww
路線変更どころか、衝突事故が起こってるww

続き頑張って(´ `*)

168:花梨 ◆eQxg:2013/02/04(月) 17:50 ID:xvU

>>167
私莉羽の小説読んだ事ないから無責任な事言えないけども
自信持って!「自信は成功の一番の第一の秘訣である」
私の小説がダメなのは自信がないからもあるw

衝突事故ってww

今度こそ続き書こうw

169:花梨 ◆eQxg:2013/02/06(水) 18:04 ID:eI2

「あら、お帰りなさい。ご飯は?」

叔母さんが笑顔でリビングから顔を出した。
今日は機嫌がいいみたい。あたしはそれが一番ホッとする。
怒鳴られないから、睨まれないから。

「ありがとう。でもお腹減ってないからいいや」

無理矢理笑顔を作って言った。
少しでも機嫌を損ねないように、言葉を慎重に選びながら。

「そう?お腹減ったら言うのよ」

……よかった。機嫌は損ねなかったようだ。
小さく息を吐き出しうん、と返事をする。

そして階段を駆け上がり、2階にあるあたしの部屋のドアを開ける。

手に持っていたバッグを床に落とし、ベッドにダイブすると久しぶりにまともに人と
関わった疲れや、緊張が一気に押し寄せてくる。

そのまま大きくあくびを1つして、服も着替えずにあたしは静かに目を閉じた。

170:花梨 ◆eQxg:2013/02/06(水) 22:29 ID:eI2

─────ピリリリリ

この音であたしは目を覚ました。

壁にかかった時計を見ると、時刻は午後7時40分過ぎ。
家に帰ってきたのが5時過ぎだから大体2時間40分寝ていたことになる。

ここでさっきの音の正体に気付いたあたしは、急いでバッグをあさった。

「あった……」

小さく呟き、取り出したのは携帯電話。『メールあり』の文字が光っていた。
送り主は麻衣。逸る(はやる)気持ちを抑えてメールを開く。

『こんばんは いきなりメールしてゴメンね でも伝えたい事があったの
 私朝日と友達になれて嬉しかった いつもクールでカッコよかった朝日
 実はちょっと憧れてたから これからよろしくね!   麻衣より』

たった3行の短いメール。それでも十分だった。

ずっと心の奥で遠ざけていた存在“友達”。
あたしを友達だと言ってくれる、必要だと思ってくれる。そんな人があたしは欲しかったんだ。

ねぇ、お父さんお母さんあたし……
                 友達が出来たよ。

171:あゆみ ◆XL8M:2013/02/07(木) 12:20 ID:MCE

小説なんか、同感するとこいっぱい…… !

花梨すごいね〜

172:花梨 ◆eQxg:2013/02/07(木) 15:54 ID:eI2

>>171
本当?ありがとう!
でもあゆみの方が凄いよ 
私には思いつかないもん あんな話!

173:花梨 ◆eQxg:2013/02/10(日) 10:06 ID:eI2

また更新に時間かかりそうなので上げておきます

174:花梨 ◆eQxg:2013/02/12(火) 23:05 ID:eI2

もう1回だけ上げ

175:花梨 ◆eQxg:2013/02/14(木) 22:20 ID:eI2

ダメだ 続きが思い浮かばないぃ!!!

176:花梨 ◆eQxg:2013/02/19(火) 20:13 ID:eI2

暖かい布団の中で聴こえる音。
鳥の声、目覚まし時計の音、そしてもう1つ、昨日と同じ携帯の着信音。

体を起こし、重い瞼を持ち上げるとボヤける視界に映りこんだあたしの部屋。
目をこすって周囲を見渡すと、目覚まし時計を発見。
スイッチを押し音を止めた。

「んーっ!」

大きく伸びをして、勢いよくベッドから降りると勉強机の上の携帯を開く。
案の定、送り主は麻衣だった。

『おはよ! 後で朝日の家の前に行くから一緒に学校行こう!』

家の前に行くから……?何であたしの家を知っているんだろう。教えて……ないよね?
疑問が渦巻く頭の中。

とにかく、早く着替えてご飯食べよう。
最終的にはこんな結論に至った。

クローゼットからセーラーの制服を取り出し、寝間着を脱ぎ袖を通す。
カーテンを開け、一度鏡で身なりを確認してからスクールバッグを持ちリビングへ向かった。

既におばさんは起きてきていて、キッチンで食パンを焼いていた。
テーブルの上には苺ジャムとマーガリン、そしてコーンスープに野菜ジュース。
朝ご飯のお手本のような朝ご飯。栄養面も問題ない。

「おはよう」

たった一言だけ挨拶をして椅子に座る。

「おはよう」

向こうからも一言だけの挨拶が返ってくる。

ん。機嫌は悪くないみたい。天気も良い。なるほど、いい事あるかも。
そんな淡い期待を抱いているとチン、とオーブンから音がした。
キツネ色をしたパンがお皿に乗って登場。

この家族、そしてあたしはバターよりマーガリン派だからパンに付けるのはいつもマーガリン。
丁寧にマーガリンを塗り、苺ジャムを重ねる。
角から頬ばり飲み込み、野菜ジュースを一気飲み。
コーンスープにも手をつけていると、気付けば時刻は7時50分。

そしてその時、

_____ピンポーン。 来客を知らせるチャイムが鳴った。

177:花梨 ◆eQxg:2013/02/22(金) 16:40 ID:eI2

上げた方がいいのかな?

178:花梨 ◆eQxg:2013/02/27(水) 22:15 ID:eI2

「はーい」

おばさんが、パタパタとスリッパで走る音を響かせながら玄関へ向かって行った。

ドアを開ける音と同時に聞こえたおばさんの声。
まさか……!
パンを片手に玄関を覗いてみると、そこにいたのは思ったとおり麻衣。

「あっさひ!おはよう」

麻衣はあたしに気付くとニッコリと笑って、腕が千切れそうなほど手を振った。
思わずそのテンションの高さに驚き、パンを落としそうになるほどだった。

「お友達?」

おばさんが目を見開いて言った。
そりゃ、あたしが友達連れてきた事なんて無かったしね。

「うん、まぁそんなとこ……かな」

ちょっと照れながら言うと麻衣はさらにニコニコと嬉しそうに笑った。

「ほらほら、何パンなんて食べてるの! 早く行かないと遅刻しちゃう」

そんな気持ちを隠したいのか、いーち、にーい、と数を数え急かす麻衣。

「待って待って!」

急いでスクールバッグを取りにパンを咥えながらリビングまで戻り、
それと同時進行で愛用しているカーディガンも着た。

「23秒! ギリギリセーフ!」

麻衣はそう言いながらドアに手をかけ外に出る。
あたしも靴を履いて麻衣に続いた。

______そんなあたし達の様子をおばさんはどんな表情で見ていたのかな?


 

179:花梨 ◆eQxg:2013/03/03(日) 13:48 ID:eI2

本来なら家から学校までは10分で着く。これは前話した通りだ。
でも今日は麻衣と話しながらだったからか、かなり時間がかかった。
やっと学校が見えてきた時、校舎に付いている時計の針は8時10分を指していた。
家を出たのが7時55分だったから、つまりピッタリ15分。

それにしては長く感じなかった。
好きな本の話やクラスメイトの話、好きな音楽などの他愛の無い話だったけど楽しかった。嬉しかった。
明るくて一緒に居ることが楽しい所がうららと重なったな。

麻衣とは職員室に用があると言っていたから、靴箱で別れた。
その途端不安な気持ちに襲われた。そして憂鬱なあたしのクラス、1組に向かう。

その途中誰かがぶつかってきて転んだ。見事にスネを打って、激痛が走る。

「いった……」
「あははははっ、ごめんね朝日。でも朝からアンタの良い転びっぷり見れてよかったわ」

声を聞いて確信した。

「うらら……、アンタ達もう仲直りしたの?」

視線の先にはいつもの3人組。
当たり前のように千夏も一緒に立っている。

「なあに? 喧嘩なんて元々してないもの」

澄まし顔をして千夏が答える。
……嘘つけ。昨日思いっきりしてたじゃない。
気まずそうに美咲がうららの方を見ていた。それにうららは肩をすくめ答える。

「何はともあれ……今日もいっぱい遊んでね……!」

千夏はそう言って、あたしに黒く笑いかけた。
どうやら波乱の1日になりそうです。

180:花梨 ◆eQxg:2013/03/06(水) 16:36 ID:eI2

あげ〜

181:花梨 ◆eQxg:2013/03/08(金) 21:38 ID:eI2

1話で上げを使えるのは2回までとしよう……

182:花梨-karin- ◆uPA.:2013/03/13(水) 20:50 ID:j6A

やっべぇ マジでヤバいぞ 続きが思い浮かばないという事態に……

183:鏡時 ◆MUNk:2013/03/17(日) 09:43 ID:5zI

花梨、読んだよ!

何が駄作だよ、全然面白いじゃん!

情景描写もたくさん入ってて読みやすいし!

184:花梨-karin- ◆uPA.:2013/03/21(木) 21:01 ID:vLI

>>183
ありがとぅーす!←
その言葉を励みに頑張りますw

185:匿名さん:2013/03/24(日) 17:56 ID:vLI

机や椅子が倒れる音が教室中に響き渡る。

「いった……!」

クラスメイトの冷たい視線、クスクスと堪えるような笑い声。そして、倒れた机に埋もれたあたし。
教室の中の事全てが普通では無かった。
ううん、これが普通なんだ。このクラスでは普通なんだ。これが当たり前の光景。

「ちょっとー、何そんな所で寝てるんですかぁー」
「やっだ、机が汚れるわ!」

頭がガンガン痛む中、嫌味ったらしい千夏とうららの声が聴こえた。

反論したくても言葉が出て来ない。それが悔しい。
誰かと一緒じゃないと何も出来ないくせに……!
だから人間って嫌い。汚くて弱い。

「仕方無いな、あたしが綺麗にしてあげる」

今まで黙っていた美咲も冷たい顔で口を開いた。
ボーっとしていた為、言った事が理解出来なかったあたしだけど美咲が持った物を見てその言葉の真意に気付く。

目の前には水が滴るモップ。
小学生の頃うららに見せてもらった漫画にもこんな場面があったな……。

そんな事を考えていると右腕を鋭い痛みが襲う。
同時に冬の水の冷たさ、服が体にまとわりつく気持ち悪さも感じた。

人間はどうしてこんな事をしてじゃないと自分を主張出来ないのだろう。
何故あたしはこんな所にいるの?何故あたしは生きているんだろう。
まず、あたしは生きているの?こんな毎日生きているなんて言えるの?

朦朧とした頭の中はそんな疑問でいっぱいだった。
でももう教室に響く笑い声も聴こえなくなってきていて……。

186:花梨-karin- ◆uPA.:2013/03/24(日) 18:01 ID:vLI

久しぶりの更新 名前を入れ忘れるという重大なミスを犯してしまった←
更にこの文を別の方のスレに書き込んでしまうとは……

187:花梨-karin- ◆uPA.:2013/03/28(木) 23:15 ID:kJU

思った以上に沈んでました
明日辺りに更新出来るかな……?

188:花梨-karin- ◆uPA.:2013/03/31(日) 00:49 ID:kJU

「ちょっと、何してるの!?」

遠ざかる意識を引き戻すように聞こえたあの声、一気に目が覚めた。
教室は静まり返り一斉に振り返り、視線が一人の少女に集中する。
しかし、気にせずあたしに歩み寄り、

「大丈夫!?」
「麻衣……」

黒髪の二つ縛り、大きな瞳、少し高めの声。一瞬で麻衣だと分かった。
滲む視界に映る麻衣の表情は……。

「アンタ……2組の近藤! 何勝手な事してんのよ!」

千夏のヒステリックな声で教室はざわめきを取り戻す。
近くの美咲とうららを見てみると驚きと困惑の混ざり合った表情。何かが不自然に思えた。

189:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/01(月) 17:34 ID:kJU

上げます

190:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/04(木) 23:58 ID:kJU

再び上げ

191:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/06(土) 01:38 ID:kJU

「あなた達最低よ、朝日がアンタ達に何をしたっていうの!?」」

麻衣があたしを庇って言ってくれた言葉。
でも正直、意味が分からなかった。
何故相手を煽るような事を言うのだろう、これじゃあ逆効果じゃないか。
案の定クラスメイトの表情は引き攣り、固くなっていた。

「近藤、自分の立場分かってる?」

怒りを押し殺したような千夏の低い声、思わず鳥肌がたった。
麻衣は……あたしに巻き込まれて嫌がらせをされたりしないかな?
数々の感情が渦巻く脳内、そして麻衣と千夏の間には火花が散りそうな睨み合いが起こっていた。

「麻衣……! あたしは良いの、だから……っ」

あたしはこの空気に耐えられなくて、そして麻衣が巻き込まれるといけないからこの言葉をかけた。

「朝日……」

そう呟き振り返る麻衣の口元は、何故か歪んでいるように見えた。
千夏の殺気立った声よりももっと怖い、狂気に満ちたような表情。

目を疑い、蛇に睨まれた蛙のように固まった。
しかしもう一度瞬きしてみるとそんな麻衣は消えていて、心配そうな表情をした麻衣に戻っていた。
もしかして見間違いだったのか……?うん、きっとそうだ。

「何ゴチャゴチャ言ってんの、ちょっと近藤……!」

そう千夏が何かを言いかけた丁度その時、あの学校特有のキンコンカンコン音のする予鈴が鳴った。
良いタイミングなのか悪いタイミングなのか……。
クラスメイトも各々の席に着いて行った。

「あっ、予鈴。朝日ゴメンね、何かあったら言うんだよ。すぐ飛んで来るんだから。」

まだ何か言いた気な表情で、あたしを見ながら立ち上がるあの子。
あんまりアッサリと行ってしまおうとしているのだから少し切ない気持ちになったけど、それもあたしの我が儘。

「……うん。ありがとう……ね」
「じゃあね! また来るから」

弾ける笑顔で去って行ったその姿と言葉。

「……あたしの事は人事……っか」

ただ教室の端に一人で座り込む声は誰にも届く事は無かった。

192:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/07(日) 23:09 ID:kJU

とりあえず上げ
2、3日に一度の更新を目指します!

193:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/09(火) 16:54 ID:kJU

中学校入ってバタバタなので更新遅れるかもです
または短くなるとか……

194:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/12(金) 22:11 ID:kJU

そしてその後あたしはいつも通りつまらない授業を受け、いつも通り悪口の書かれた紙が回されて来て。
本当にいつもと同じ、全く変わらない日常なの。

なのに今日は何故かとてもイライラしていた。胸の奥がモヤモヤ霧がかったようで、息が詰まる。
紙は破り捨て、授業もろくに聞かなかった。休憩時間も1人で本を読んでいると、不機嫌な事が分かったのか誰も近寄って来なかった。
……意外と良いかも、これからいつも不機嫌でいようかな。でも流石にしんどいか。

そんなこんなでまあ、昼休み。
千夏と美咲は委員会の事で呼び出されたようだ。うららは1人じゃ何も出来ない子だから今日は静かに過ごせそう。

表情を緩ませあたしは屋上へ向かう。

「ねえ、そういえば来週期末テストだよ」
「あたし勉強とか全然してないんだけど……」
「ちょっとそれヤバイってー!」

あははははっ、と笑い声を上げながら通り過ぎて行く少女達。
あたしは将来苦労するだろうな、呆れながら見ていた。

195:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/13(土) 11:22 ID:kJU

本当に短かったですね しかも見直しもしかなかったから変な所が多過ぎる……
すみません!

196:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/14(日) 21:48 ID:56s

上げ 
次の更新は>>194書き直しになるかもです
あまりにも酷いので;

197:匿名さん:2013/04/21(日) 08:31 ID:1AY

上げ

198:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/21(日) 08:34 ID:1AY

あら また入力してなかった

199:匿名さん:2013/04/22(月) 22:01 ID:1AY

本鈴が鳴り、同時に先生が入って来る。
1時限目は国語、担当は酒井愛美先生。若くて可愛く生徒……特に女生徒からの人気が高い。
あたしも、優しいし叱る時は叱ってくれるし好きな方の先生だ。

でも、この人の授業はあまり好きじゃない。教科書に沿った内容を行うだけで、正直退屈だ。
……まあ、時折ギャグを織り込ませるから他の奴らは楽しいんだろうけど。

うとうとしながらも必死に意識を保ち、話を聞いているといきなり後ろから小突かれた。
目を擦りながら振り返ると、ニヤニヤと笑いながら紙切れを差し出すクラスメイト。
大体……いや、全て理解出来た。あたしだって、そんな鈍感じゃないから。

開いてみるのも無駄だから、千切ってスカートのポケットへ突っ込む。
きっと内容は『ブス』や『死ね』というクラスメイト全員分の中傷。こんな事は毎日あるからもう慣れてしまった。

それにしても、何か変な気持ちだ。
……別に変わった所なんてないのに。いつもと変わらない、つまらぬ日常。
なのに、何故だろう。
深く霧がかった森の中をさまよっているような、どうしようもないようななんとも不安な気持ち。

あぁ、もう何も考えたく無い、とにかく今は1人にしていて。
そんな気持ちが滲み出ていたのか、休み時間でも落ち着いて本を読む事が出来た。

そうか、不機嫌だと人は寄って来ないのか、ならばこれから毎日不機嫌でいれば良いんじゃないか?
……そんな事が頭の中をよぎった。それにしても何て安易な考えなのだろうか。精神的にストレス溜まるだろ。

ふう……と1つ深く溜め息。そして大きく伸びをする。

200:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/23(火) 15:38 ID:1AY

はい 200でございます〜
まさかこんなに続くとは……

201:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/26(金) 18:10 ID:1AY

……からの上げ

202:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/29(月) 20:06 ID:yXM

とりあえず今続き書いてます が 今日の所は一旦保存して風呂入って勉強して寝ます

203:莉羽 ◆EppM:2013/04/29(月) 23:30 ID:oNo

あああ…やっぱり、いじめは止まらない…><
朝日ちゃん、本当に強いね…!((

204:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/30(火) 13:20 ID:yXM

>>203
莉羽久しぶり〜! また来てくれるなんてすっごく嬉しいです!
朝日は……まあ強いか←

今日早帰りなんでじゃんっじゃん書きます!……なんて事が出来たらいいな←

205:匿名さん:2013/04/30(火) 17:14 ID:yXM

4時限目は社会だった。
寝不足のあたしは遠慮なしに居眠りをしていたけど。

何度も自分で言うのはどうかと思うが、あたしは頭が良い。この間の事があってもまだ先生達から評判の娘だ。
ていう事で居眠りをしても怒られない。
学校としては決して良い学校とはいえないが、あたしはとりあえず数学の勉強が出来れば良いのだ。

……ガタガタと音が聞こえる。その後少ししてから聞こえた人の声。
あぁ、授業が終わったのか。
ふわーあ、と欠伸をしてから、あたしは机の横にかけてあるトートバッグを持ち、教室を出た。

206:花梨-karin- ◆uPA.:2013/04/30(火) 17:14 ID:yXM

何でいつも名前入れ忘れるんだろうな
とりあえず一旦切っての更新

207:莉羽 ◆EppM:2013/04/30(火) 23:07 ID:oNo


朝日ちゃん、お気に入りかぁ…(((
そういうのって、特するよね(笑))

朝日ちゃんは意地を張ってるんじゃなくて、純粋に強い感じだよねー^^
てゆか、そうだよね?(焦)


ごめん、質問←

【ふわーあ、と○○をしてから__。】
       ↑↑
    コレ、何ですカ?
   読めましゅえーん((死

208:光希 ◆XHe2:2013/05/01(水) 13:47 ID:6RU

>莉羽さん
【アクビ】ですよ。

209:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/01(水) 18:11 ID:yXM

>>207
でも生徒から嫌われるでしょうね←

まあね〜 とりあえずはw

あくびだよ〜 歓っていう漢字の部首もあくびって言うよ

>>208
光希……光希……ごめん rinだっけ?((

210:光希 ◆XHe2:2013/05/01(水) 19:03 ID:6RU

>花梨

rinそうだよ(
忘れるなんて、酷い←

211:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/01(水) 19:05 ID:yXM

>>210
((; =゜з゜=)) 〜♪ ←

212:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/03(金) 13:07 ID:yXM

廊下を人を避けながら駆け抜けるとき、緊急の呼び出し放送があった。
足を止め聞いてみると、千夏と美咲の所属する委員会、美化部で、何か問題があったらしい。
教室で、1人でうろうろしているうららが思い浮かぶ。
……まあ、私には関係無いけど。

あたし達2年生の教室は3階、屋上へ上がる階段も近い。
3年生だと2階になって、不便になるから嫌だな。受験だって面倒。

スピードを落とし歩き出すと、窓枠に寄りかかり話すこんな2人の少女の会話が耳に入った。

「ねえ、来週期末テストだけどさ……」
「あっ、確かにそうだね。勉強してる?」
「してる訳ないじゃーん!」
「だよねー!」

何て軽い会話だ。
あははははっ、といういかにも馬鹿そうな笑い声が彼女達の性格を表すよう。
平静を装って通り過ぎたが、頭の中は彼女らへの哀れみの気持ちでいっぱいだ。
まず大学へ行けるかどうかも怪しい。窓から覗く晴れ渡る空が、そんな未来を皮肉んでいるようにさえ見える。

でもまあ、お弁当食べるのにはちょうど良いかな。麻衣が待ってるかも、急ごう。
そしてあたしは再び走り出した。

213:莉羽 ◆EppM:2013/05/03(金) 20:58 ID:oNo



あ、今頃でアレなんだけど…。

麻衣ちゃんは、何か企んでないよね!?

214:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/03(金) 21:46 ID:yXM

>>213
ん〜 どうだr((

215:莉羽 ◆EppM:2013/05/03(金) 21:48 ID:oNo


>>214

ええええe((

私のスレ、人が来なくて悲しいよ(´;ω;`)

216:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/04(土) 09:37 ID:yXM

>>215
大丈夫 そのうち来る(`・ω・´)b

217:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/04(土) 23:38 ID:yXM

上げげ

218:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/05(日) 19:22 ID:yXM

更に上げ

219:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/06(月) 15:01 ID:yXM

そろそろ更新しなくちゃヤバい

220:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/06(月) 20:21 ID:yXM

階段を昇る音が、狭い通路に反響する。
冷たいドアノブを握り、一旦呼吸を整えドアを開くと、
眩しい太陽の光が端から徐々に暗い階段に差し込んできた。

「わ……」

思わず小さな声が漏れ、一瞬踏み出す事を躊躇する。
しかし、手すりの側に座り込む麻衣の姿を見つけて、光の差す地面に足を踏み出した。

気配を感じたのか、こちらを振り返った麻衣。
あたしを見つけた途端、この太陽にも負けないほどの明るい笑顔を見せた。

「朝日っ! 遅かったじゃない」

ニコニコと手招きをする麻衣の膝には、お弁当が入っているであろう包みがあった。
あたしが来るまで待っててくれたんだ。遅くなって悪かったな。

「ん。ゴメン、ちょっとね」

適当な言い訳をして麻衣の隣に座る。
まさかお馬鹿な少女の会話を盗み聞いていたなんて事は言えまい。

221:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/07(火) 18:49 ID:yXM

http://yaplog.jp/mazikkarin/ ブログ開始です 良かったら見てやってくださいな

222:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/08(水) 18:02 ID:yXM

とりあえず上げ
そのうち更新

223:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/08(水) 19:14 ID:yXM

「いただきます……」

申し訳程度に手を合わせ、小さく呟く。
今日は、おばさんの作ったお弁当、黄色い卵焼きがツヤツヤと美味しそう。

「朝日ってちゃんといただきますって言うんだね、何か意外」

さらりと失礼な事を言う麻衣。
まあ、確かにそう思う人は多いかもね。

「うん、お母さんとした約束だからさ」
「ふーん、朝日のお母さん……かー」

麻衣にはあまり興味無さそうに反応されたけど、これもお母さんといられた短い日々の思い出の1つだ。
今も忘れないで大切にしている。

『朝日、ご飯食べる前にはご飯を食べられる事に感謝して“いただきます”って言うんだよ』

小さい頃にお母さんに言われた言葉。
まだ、世界を知らなかった小さいあたしには、
何故何かを食べられる事に感謝しなくてはならないのかが分からなかった。

でも大好きなお母さんの言う事だから、とりあえず守っていたな。

……もう1度お母さんとお父さんに会いたい。
分かってる、叶わない願いだって。こんな風に考えてしまう自分が悔しい。
ホントバカ。ただ悲しくなるだけって分かってるクセに。

「朝日……?」
「うわっ!」

……変な声出た。すぐ後ろのフェンスにもぶつかってガシャン、と音がする。
でも、急に話しかけられ、しかも目の前に麻衣の顔が現れたんだから、驚くのも無理ないだろう。

「あ……、ごめん」

あからさまに顔を顰め(シカメ)られてしまった。
でも……、悲しさが紛れた。

「ありがとう」
「え? 何? あたし何かしたっけ?」
「ううん、何でも無い」

この時間がずっと続けば良い、凄く安易な考え。
でも……この時は本当にそう思っていたんだ。

224:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/09(木) 16:02 ID:yXM

この板は下がるのが早いなぁ〜
あぁ 遠足疲れた

ていうか私高校生じゃないから高校の話書くの難しいな
設定変えるのはプライドが許さないから次作は中学設定にしよう

225:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/10(金) 21:46 ID:yXM

上げ

226:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/12(日) 11:15 ID:yXM

ぐっふぉ! 沈んでる←

227:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/12(日) 12:39 ID:yXM

http://yaplog.jp/mazikkarin/

ブログに朝日のイメージ画うpりました〜
次回作情報もありです

228:匿名さん:2013/05/12(日) 18:29 ID:yXM

「あれ、麻衣何してんの?」

あの屋上での出来事から数日。あたし達はすっかり打ち解けていた。
でも、最近麻衣が不審な行動をする事が多い。あたしに何か隠しているような……。

「あっ……! 朝日。ごめん、何でも無い」

今日は何かの写真を見ていて、あたしが近づくとすぐに隠してしまった。
でも……、ポケットに写真をしまうまでの、その一瞬の間に見えた写真に写る人物は紛れも無く……あの『岡野瑞希』さん。

「岡野……瑞希さん……?」
「え……」

無意識の内に呟いてしまったこの言葉に、麻衣は肩を大きく震わせ、過剰なほどに反応した。
麻衣は何かを隠している、確信した。

何故瑞希さんが?麻衣との繋がりは何?

「あっ……何でも無い! 本当に何でも無いから!」
「そっか……」

訊きたい事は限りなくある。
でも、訊いた所でこの様子では絶対に答えてくれないだろう。

じゃあ……あたしが探るしか無い!

笑顔を作り答えている間、こんな探偵じみたくだらない事を考えていた。
でも割と本気で。

久しぶりに本気になれるもの見つけた気がする。
まあ、人の秘密を探るという悪趣味なモノだけど。

229:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/12(日) 19:40 ID:yXM

私はもう名前の入力忘れには触れない←

230:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/13(月) 09:31 ID:yXM

……とは言ってもあたし友達いないから、聞き込みは難しいかな。
先生だと、どうせ『個人情報だから教えられない』とか言うだろうし。
直感的に無理だと分かった。

じゃあ……、どうすれば……。
でも、こんな事考えるのも楽しいかも。

「朝日? どうかした?」

その声に顔を上げると、至近距離に麻衣の顔。
今度はもう驚かないぞ。

「何考えてたの?  何か楽しそうだったからさ」
「さあ、何でしょう」

ニコリ、と優しく微笑んだ……つもり。

「……何か怖い」

本当失礼だな。
まあ笑う事なんて滅多に無いから、引き攣ってたかも。

「まあ良いや、お弁当食べようか。昼休み終わっちゃう」

とりあえず麻衣が話変えてくれて良かったかな。
こんな麻衣にも……、隠し事ってあるのか。うん、想像付かない。

考えれば考えるほど胸が高鳴り、ワクワクしてくる。

よし、放課後から活動開始だ。

231:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/14(火) 19:01 ID:yXM

「ところでさ、麻衣の出身中学ってどこ?」

さりげなく……、を心がけ聞いてみる。

「急に何!? 南中だよ、朝日は?」

ニコニコと笑いながら、怪しむ様子も無く答えてくれた。
うん、イケるかも。

「ちょっと気になって。あたしは東中」

平静を装って答える。
放課後が楽しみだ、帰宅部で良かったとつくづく思う。

……探偵ものの本の読み過ぎかな?

でも、あくまでも犯罪まで行かないように注意。

「そっかー……」

何かを考えてるような麻衣。
視線が鋭くなったような気がしたんだけど……、気のせいか?

人の変化には人一倍敏感なあたしだけど、麻衣は何だか分かりづらい。
表情が変わったと思っても、いつの間にか元の表情に戻っていたりして、本当に変化があったのかが分からなくなる。
何ていうか……不思議な子。

凄く興味が湧く。




でも……あんな事になるなら……知らない方が良かった。

232:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/15(水) 18:04 ID:yXM

最近毎日更新中〜!

233:匿名さん:2013/05/16(木) 18:22 ID:6RU

ガンバ~~~

234:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/16(木) 18:30 ID:yXM

まさかの光希ww

235:匿名さん:2013/05/17(金) 19:38 ID:yXM

そして、待ち侘びていた(マチワビテイタ)放課後。
あたしはすぐに南中に向かった。

しかし、此処に知り合いがいる訳でもないあたしはただ校門の前で下校途中の生徒達を見送る事しか出来ないでいた。
これは計算違いだ、あたしとした事が……。

半分諦めかけた、そんな時、

「あれ、その制服! お姉さん西高の人でしょ?」

明るい、よく通る声が聞こえて来た。

西高、それはあたし達の通っている学校。
間違いない、あたしに向かって言っている。

反射的に振り返ると、そこには、何となく麻衣に似ている、ニコニコとした可愛らしい顔があった。
赤いネクタイのブレザーからして、この子は此処の学校の子だろう。

「え……? そうだけど……」

いきなりの事で戸惑いながら答えるも、その子はまるで気にする様子も無く言葉を続けた。

「やっぱり! しかもスカーフがエンジ色だから2年生だよね? 麻衣ちゃんと同じだ!」

今にもぴょんぴょんと跳ね回りそうなほど、満面の笑みの少女。
しかし、そんな事よりも『麻衣』。この単語に反応した。
きっとあたしの顔は今、驚きで溢れているだろう。

「麻衣……?」
「そうだよ、2年2組に近藤麻衣っていう私の従姉妹がいるの!」

“ドクン”、心臓が大きく波打つ。
これまでに無いほどの鼓動の早さ。
もしかしたら……この子なら瑞希さんとの関わりを知っているかもしれない。
緊張と期待の混じり合った感情。逸る(ハヤル)気持ちを抑えきれない。

「じゃあ……麻衣と岡野瑞希さんっていう子との関わりを知っている……?」
「うん、瑞希ちゃんはね……」

少女が言葉を言いかけた時、急にその子の表情が緊張に変わった。
それでも次の言葉を待っていると……、

「何……してるの?」

あの聞き慣れた声がすぐ後ろから聞こえてきた。
振り返らずとも分かる、この声はあの子しかいない!

「ま……い……!」

ゆっくりと頭を回して行くと、次第に見えて来る黒い髪に大きな瞳。
ニコリ、いつもと変わらず微笑む麻衣は、スタスタと真っ直ぐに少女の方へ向かって行く。

「理緒ちゃん、何勝手に個人情報を教えているの?」
「ご……、ごめんなさ……」

少しも表情を変えずに喋るその姿は、あたしの知っている麻衣では無かった。
笑顔なのに威圧感が半端じゃない。いや、笑顔だから余計に怖い。
理緒というらしいその子の顔も恐怖に歪み、涙目になっている。

体が固まったかのように動かない。

そして、麻衣はそのまま理緒を引き摺るようにして、あたしの方には見向きもせずに帰って行った。

初めて知った、麻衣のあんな一面。




あたしは……あたしは……。

236:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/17(金) 19:39 ID:yXM

あれっ さっきまで名前入ってたのに……

237:jimnhs:2013/05/17(金) 19:45 ID:cnE

おもしろーい^^
私も小説書いてます!
頑張って下さい(^ー^)d

238:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/17(金) 19:47 ID:yXM

>>237
ありがとうございます!
最近前以上に面白くないなって思ってたんで嬉しいです

239:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/18(土) 12:41 ID:yXM

携帯のアラーム音がこの空間に響き渡る。

スッキリしない目覚め、布団から出る気がしない。

そういえば……あれ……、あたし何してたんだっけ……?

昨日は……、確かあの後1人で家に帰って……。

そうだ、それですぐに布団に入って眠ってしまったんだ。

嫌だな、学校行きたくない。
何か……凄く嫌な予感がする。

でも行かなくちゃいけない、そんな事分かってる。

重い気持ちで起き上がり、床に足をついた。

ぐだぐだと制服に着替え、ぐだぐだと髪を整え。

あたしは、何故此処でこんな事をしているんだろう。
自分自身が本当に嫌になる。あたしの勘が絶対なんかじゃないのにうだうだ悩んで。

胸の中に大きな岩を放り込まれたよう。
何をするにもやる気が起きない。

「行ってきます……」
「あら、もう行くの? 朝ご飯は?」
「今日はいらない。ありがとう」

麻衣は、昨日からメールが1通も無いから来ないだろう。

足が凄く重い。

「あっ……!」

足を引き摺りながら歩いていた為、小さな石に躓いて(ツマズイテ)しまった。
ズザザザッ、と音をたて盛大に転ぶ。

膝から流血して、ズキズキ痛む。

本当にツイてない。
泣きそうになってくる。
こんな事で泣いてたまるか、必死に涙を堪える。

240:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/18(土) 13:05 ID:yXM

http://img-origin.yaplog.jp/timg/18/pc/m/a/z/mazikkarin/0/21.jpg&w=360

この前ブログに載せた朝日のイメージ画
キツい感じで近寄りがたいような……そんなイメージです
制服は断然セーラー派なんで(`・ω・´)

で 隣が次回作予定の主人公です

241:匿名さん:2013/05/19(日) 16:23 ID:yXM

だんだんと、登校する生徒達も増え、校門も見えて来た。

1歩を踏み出すごとに気持ちが重くなる。
ヤダ……帰りたい。
麻衣がいない、そんな事だけでこんなにも不安になるなんて、あたしは何て弱くなったんだろう。

さっき転んだ時の傷が、絆創膏を付けてもまだ痛んだ。

「はよー」
「はよっす」

そんな声が聞こえるたびに、胸の鼓動は速くなり、足が震える。

1歩1歩ゆっくりと……でも確実に校門は近くなってきている。
ここは、あたしにとって苦痛でしかない所。
いくら数学の勉強が出来ても、好きだとは思えない。

でも……麻衣はあたしの味方でいてくれる筈、そんな考えがあたしを救ってくれた。

242:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/19(日) 17:03 ID:yXM

大きく息を吸い、校門をくぐる。
真っ直ぐ前を向き、震える足を大きく前へ進める。

昇降口に着くと、まず最初に2組の靴箱に行き、麻衣の靴があるかどうかをチェックした。
上靴がある。まだ学校には来ていないみたいだ。

もしかして……今日もあたしの家に迎えに来てくれたり……?

あたしの中で喜びと申し訳ないような気持ちが混ざり合う。
そうと決まった訳でもないのに、心はなるべく前向きな方向へと考えようとする。

もしかしたら、昨日の麻衣はただの幻だったんじゃないか、そんな無理矢理な考えまで浮かんできた。

今にでも麻衣が後ろから『あーさひっ!』と、飛びついてきそうな気がして後ろを見てしまう。
でも、やっぱりそこに麻衣がいる筈も無く……。

自分を安心させようとする行動が、逆にあたしを苦しめる。

もしかしたら、麻衣はあたしの事を嫌ってしまったのかもしれない。

もしかしたら、麻衣はもうあたしに興味など無くしてしまったのかもしれない。

もしかしたら、麻衣はあたしに失望してしまったのかもしれない。

もしかしたら……もしかしたら……。

今度は次々と湧いてくる『消極的』な感情。

あたしは何をしたいの? 
自分自身が分からない。結局どうしたいの?
あたしを安心させたいのか、苦しめたいのか。

ああ、とにもかくにも早く教室へ入ってしまおう。
此処にいると、頭が可笑しくなりそう。

もう一度、大きく深呼吸をして、上靴を取り出す。




そして、あたしのよく知るあの人に、一連の行動を見られていた事も知らずに歩きだした。

243:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/20(月) 16:32 ID:yXM

めっちゃ下がってるw

上げ〜

244:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/20(月) 20:48 ID:yXM

更にもう1回上げ〜
更新は明日っぽいです

245:乃愛:2013/05/20(月) 22:22 ID:RNw

花梨〜っ♪
レス数が多いから読む気湧かなかったんだけど……めっちゃ面白くて時間を忘れて読んでしまった(笑)
明日、修学旅行なのに〜(泣)

246:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/21(火) 16:33 ID:yXM

>>245
ん? 今何か面白くて時間を忘れたとかいう有り難い書き込みがあったような……?
でもきっと幻だろうな〜……ってえ!? 幻じゃn((ry

嫌だ めっちゃ嬉しいw ありがとう! 修学旅行お土産待ってるn((

247:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/21(火) 18:05 ID:yXM

ぼちぼち書き始めるかな……

248:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/21(火) 20:26 ID:yXM

やべえ 更新間に合わねえ

保存して明日に回します!

249:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/23(木) 20:09 ID:yXM

教室に入った途端に感じる、異様な気配。
いつもとは明らかに違う……、あたしに集まる、突き刺さるような冷たく、でも好奇心も混じった視線。
まるで……これから何かのショーが始まるような……。

瞬間、背中を走る悪寒。

息が止まりそうになるほどの
、威圧感。
この感じは記憶に新しい、まさか後ろにいるのは……!

恐ろしさで、振り返るのを躊躇
していると、容赦無しに襲ってくる衝撃。

その時に起きた風に乗って香ってきたのは、あの……うららのお気に入りのフレグランス。
薔薇の花の、うららにピッタリな上品で、とても心地良い香り……。

そんな、つかの間の幸せを振り払うように、床とあたしの距離はゼロになる。

胸が強く当たり、息が上手く出来ない。
それに加え、朝の擦り傷がズキズキと痛んだ。

「いった……!」
「ふふっ……」

そして背後から聞こえる、唇から漏れ出したような笑い声。

振り返ると見えるのは、複雑な表情をした、いつもの3人組……そして、麻衣……?

「何で……麻衣が……!?」

面白くてたまらない、という様子でクスクスと笑う麻衣の姿は、今までの暖かさや、明るさなど微塵も感じさせない。
全身が『黒』で満ちあふれている。

「何で……? そうだなあ……、何でだと思う?」

麻衣は、あたしをあざ笑うかのように答える。

ダメだ、頭が混乱する……。
麻衣、どうして……?

250:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/23(木) 20:11 ID:yXM

あれ 何か変な所で改行されてる 変なの……

251:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/24(金) 22:14 ID:yXM

教室に入った途端に感じる、異様な気配。
いつもとは明らかに違う……、あたしに集まる、突き刺さるような冷たく、でも好奇心も混じった視線。
まるで……これから何かのショーが始まるような……。

瞬間、背中を走る悪寒。

息が止まりそうになるほどの 、威圧感。
この感じは記憶に新しい、まさか後ろにいるのは……!

恐ろしさで、振り返るのを躊躇
していると、容赦無しに襲ってくる衝撃。

その時に起きた風に乗って香ってきたのは、あの……うららのお気に入りのフレグランス。
薔薇の花の、うららにピッタリな上品で、とても心地良い香り……。

そんな、つかの間の幸せを振り払うように、床とあたしの距離はゼロになる。

胸が強く当たり、息が上手く出来ない。
それに加え、朝の擦り傷がズキズキと痛んだ。

「いった……!」
「ふふっ……」

そして背後から聞こえる、唇から漏れ出したような笑い声。

振り返ると見えるのは、複雑な表情をした、いつもの3人組……そして、麻衣……?

「何で……麻衣が……!?」

面白くてたまらない、という様子でクスクスと笑う麻衣の姿は、今までの暖かさや、明るさなど微塵も感じさせない。
全身が『黒』で満ちあふれている。

「何で……? そうだなあ……、何でだと思う?」

麻衣は、あたしをあざ笑うかのように答える。

ダメだ、頭が混乱する……。
麻衣、どうして……?

252:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/24(金) 22:15 ID:yXM

やっぱり改行可笑しいんで 修正して再投稿

253:乃愛:2013/05/24(金) 23:15 ID:RNw

幻なんかじゃないよーん♪
お土産(?)うーん、そうだなぁ(笑)
うららちゃんの狂気を差し上((ry

tk麻衣…ちゃん………

254:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/25(土) 07:46 ID:yXM

>>253
ひゃっほう 確かな物が此処にあr((ウザ
……返品おkですか?←

うふふふふ♪←

255:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/25(土) 16:08 ID:yXM

「どうして!? ねえ、麻衣はいつも優しかったじゃない!」

気が動転して、声が大きくなる。顔が熱くなっていくも分かった。

でも……。

「優しい? 演技に決まってるでしょ。勝手に勘違いしないで」

吐き捨てるようにそう言う麻衣は……誰か、別の……あたしの知らない人物に見えた。
麻衣の、大きなあの瞳は……まるで無機物でも見ているように冷たく、あたしをジッと見つめている。

「で……でも、友達って言ってくれたじゃない……! ねえ……ねえ!」
「触らないでっ!」

麻衣に触れようとしていた右手が叩かれる。
今まで聞いた事も無いような大きな声に、うらら達も肩を震わせた。

麻衣のその目は狂気に満ちあふれ、そして殺気立っている。

「朝日、アンタさ、ポーカーフェイス気取ってるつもりなんだろうけど……感情丸出しだよ?」

ニヤリ、人をバカにするような笑みを浮かべる彼女には、もう何を言ってもダメかもしれない……。

叩かれた手が痛む、でも……、胸はもっと痛い。
堪らず(タマラズ)にしゃがみ込む。
なのに、涙は出て来ないんだ。おかしいな、麻衣の事、凄く大切に思ってた筈なのに。

「ねえ……、私と瑞希の関係知りたい?」

突然聞こえる優しい声。
少し顔を上げると、鼻が触れそうなほど近い距離にあった、ニッコリ微笑む麻衣の顔。

「え……?」

256:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/25(土) 21:22 ID:yXM

明日の更新は無いだろうから上げ

257:のあ:2013/05/26(日) 14:11 ID:RNw

麻衣ちゃん……瑞希ちゃんとの関係……

258:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/26(日) 20:35 ID:yXM

>>257
名前変換面倒くさくなったかw

きっと分からないでしょうw

259:乃愛:2013/05/27(月) 07:58 ID:RNw

>>258
うん、まぁそんな感じかな?(笑)

260:アリス:2013/05/27(月) 09:23 ID:Sb.

こんにちわー
何これ…神小説…だと!?
と言う事でこれからもヨロです。

261:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/27(月) 17:59 ID:yXM

>>259
のあいで一発変換出来るんだから頑張れよww

>>260
はい 一応テーマは不幸の『神様』です(`・ω・´)←
おぉ! よろしくしてくださるのですか! ありがとうございます!

262:光希 ◆BAtA:2013/05/27(月) 19:11 ID:6RU

>>261
雑談ばかりじゃないか。こらこら←

のあいで変換したら
のI
になったw

263:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/27(月) 19:13 ID:yXM

>>262
さーせんっした〜((殴

とりあえず雑談やめw
今から書くけど 今日中に更新出来るかは不明←

264:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/31(金) 18:01 ID:yXM

お久しぶりです
言い忘れましたが 親の仕事の都合上平日(月曜日を除く)は家にいませんので そこんとこよろしくです

久々の更新頑張るぞ〜!!!

265:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/31(金) 21:19 ID:yXM

「……ねっ。私の顔、誰かに似てると思わない?」

麻衣はそう言いながら、制服の胸ポケットに手を突っ込んだ。
そして、再びその手が現れた時に持っていたのは、あの『写真』。

今度は、写真の全貌がはっきりと見える。
向日葵畑を背景に、ニコニコと微笑む、仲の良さそうな2人の少女。

そう、岡野瑞希と近藤麻衣。

いつも見ているあの、麻衣の笑顔。
見ている人も笑顔になってしまうような、明るく、優しい笑い方。

同じだ。
いつもと変わらない顔で微笑む麻衣の隣、瑞希さんも全く同じ笑顔。

「岡野麻衣。私の旧名よ。」
「岡野……!?」

266:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/31(金) 21:45 ID:yXM

ん? よく見たら「岡野麻衣。私の旧名よ」で。が付いちゃってる
後でまた書き直す(?)かな

267:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/31(金) 22:01 ID:yXM

「……ねっ。私の顔、誰かに似てると思わない?」

麻衣はそう言いながら、制服の胸ポケットに手を突っ込んだ。
そして、再びその手が現れた時に持っていたのは、あの『写真』。

今度は、写真の全貌がはっきりと見える。
向日葵畑を背景に、ニコニコと微笑む、仲の良さそうな2人の少女。

そう、岡野瑞希と近藤麻衣。

いつも見ているあの、麻衣の笑顔。
見ている人も笑顔になってしまうような、明るく、優しい笑い方。

同じだ。
いつもと変わらない顔で微笑む麻衣の隣、瑞希さんも全く同じ笑顔。

「岡野麻衣。私の旧名よ」
「岡野……!?」

岡野……? って、瑞希さんの岡野……?

訳分かんない、考えれば考えるほど分かんなくなる。
冷静に何て、なれやしない。

「どういう……事?」
「私達、双子なんだよね。ただし2卵生の」

一瞬、時が止まったような気がした。
双子……? 麻衣と瑞希さんが……?

頭が真っ白になる。
だってそんな素振り(ソブリ)全然見せなくて……!
でも、麻衣の表情は至って真面目だ。

無意識の内に、あたしはうららの方を、助けを求めるように見ていた。

心配そうにあたしを見るうららと目が合った。
……すぐに逸らされてしまったけど、あの様子じゃきっとあの子達は知っていたんだ。

分かりやすい子だからこそ、辛くなる。
あたしだけがこの事を知らない。

もう友達なんかじゃない、そんな事分かっているのに。
悔しい、寂しい、数々の感情が一気に溢れ出す。

268:乃愛:2013/05/31(金) 22:25 ID:RNw

>>261
のあいはノアイになりまーす(笑)
DSだから無理……

269:花梨-karin- ◆uPA.:2013/05/31(金) 23:23 ID:yXM

>>268
なるほどw

さて これからどうした事か……
まだまだ終わりには遠いw

270:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/01(土) 10:53 ID:yXM

「……もう良いよ。全部教えてあげる」

何も答えず、床に膝をついているあたしに痺れを切らしたのか、
麻衣は溜め息を吐き、そう言った。

「私だよ、アンタをいじめるように仕組んだのも……全部私の仕業」
「え……!?」

思いがけないカミングアウトに、頭がついていかない。
間抜けな声が漏れ出す。

「な……んで……?」

言葉が上手く繋がらず、息が荒くなる。

何で? どうして? 何で何で何で……!?
それしか浮かばない。

だってあたしと麻衣が知り合ったのは、ついこの間の事で……!

「何で……? 当然よ、瑞希はコイツらのせいで不登校になったの。
 仕返ししないと気が済まない」

恨みの籠った(コモッタ)目で、視線をうらら達に向ける。
冷たい、氷よりも冷たい瞳だ。
あたしに向けられている訳でもないのに、鳥肌が立ち、動けない。

勿論うらら達も震えている。
昨日の『理緒』のように。

「そんなの……、あたしは関係無いじゃない!」
「確かに関係無いわ。でもね、朝日、あなたをいじめるっていうのが一番アイツら……
 特に鏡見うららを苦しめる事が出来るの」

ごめんね、と最後に1言ポツリと呟き、嬉しそうに笑いながら麻衣は言う。

あたしをいじめる事がうららを一番苦しめられる……?
どういう事? 分からない、分からないよ。

考える事が多過ぎて頭がパンクしそうだ。

271:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/01(土) 15:29 ID:ez-xMo

失礼します。
この度は「*葉っぱ図書館*」へのご訪問ありがとうございました。
ご要望通り、感想を書かせていただきます。((他の方への感想が長くなってしまったので要約します

題名からして難しそうな小説だと思いました。
「不幸な神様」なんて...私には書けません;;
実は、ちょくちょく読みに来てました。
花梨様の描写は分かりやすいので見習わせていただきます...!!
引き続き楽しみにしています。
頑張ってくださいね★

272:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/01(土) 15:39 ID:yXM

>>271
仕事が早いw(勿論良い意味で)

ありがとうございます!
ただの思いつきで始めたものなのに 本当に嬉しくてもう何回も見直してますw
こんな小説を楽しみにしていただけるなんて恐縮です……!
頑張ります!

本当にありがとうございました

273:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/01(土) 15:42 ID:ez-dcU

*花梨sama..

いえいえ♪
仕事は早くこなしたほうが急がずに書けるので...
私こそ喜びのお言葉、ありがたいです...!!
良かったら私の小説にも来ていただけると嬉しいです^ ^*
それから...花梨とお呼びしてもいいでしょうか?

274:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/01(土) 15:46 ID:yXM

>>273
見習わせていただきますw
はい! 気になっていたので この機会に読ませていただきます
勿論です 好きな呼び方してください〜

275:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/01(土) 15:50 ID:ez-lSg

*花梨..

では、花梨と呼ばせていただきますね!
ありがとうございます♪

276:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/01(土) 16:31 ID:yXM

「瑞希はいつだって優しかった。
 アンタ達にいじめられてる時だって、『私がトロいから』って頬を掻くだけ。
 でも知ってる。影では辛くて、泣いてた事。私には見せないように……」

 眉をひそめ、そう言う麻衣の瞳には涙が浮かんでいる。
 この事から相当双子の姉妹、『岡野瑞希』の事を慕っていたのだろう。

 姉妹愛……ってヤツかな?
 
 ……愛……か。

「更に瑞希が不登校になったのが原因で、両親は離婚したわ。
 全部……全部アイツらのせい!」

 ついに麻衣から零れ落ちる涙。床に小さなシミが出来る。
 
 憎くて憎くてたまらないというような、麻衣の心の中が痛いほどによく分かる……そんな瞳。
 見ているのが苦しい、どこか……あたしと重なる部分があるから。

 何も言えない、何て言えば良いのかな。
 掛ける言葉が見つからないや。

「朝日……鏡見の一番大切な人って誰だと思う?」

277:光希 ◆BAtA:2013/06/01(土) 16:32 ID:6RU

>>268
私のパソコン、のあ で変換して人名地名押したら
「乃愛」って出たよw

>花梨

花梨samasamasamasamasamasamasamasamasamasamasamasamasama
上手い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




「様」が多過ぎてぐちゃぐちゃかもw

278:光希 ◆BAtA:2013/06/01(土) 16:34 ID:6RU

一分違い…居るかも!花梨!!←

え…
誰かなー?


教えてーw
ネタバレして良いからw

279:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/01(土) 18:26 ID:yXM

>>277
ビクッ!!!

>>278
ごめん あれ書き込んですぐ習い事行ったw

ダメ〜!
それじゃ面白くないじゃない

280:乃愛:2013/06/01(土) 18:53 ID:RNw

>>277
私はDSiだから一発変換出来ないのー…

281:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/01(土) 20:32 ID:yXM

はいはい 雑談ストップよ〜

282:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/01(土) 22:15 ID:yXM

 うららの……一番大切な人?

 涙を拭いながら、いきなりそんな問いを投げかけてくる麻衣の表情は、
 もうすっかり変わっていた。

 何て言うか……楽しそう。
 目が輝いている。

「うららの……?」
「そう、自分自身より……何よりも彼女が大切に思っているもの」

 悪戯(イタズラ)っぽく微笑む麻衣は、チラチラとどこかを確認しているようだ。
 視線の先を追ってみると、そこにいたのは『うらら』。
 酷く怯えた表情で、全身が震えている。

「分からないの? そっかぁー……」

 麻衣は焦らすように微笑む。
 ニヤリでもニコリでもない、そう……『ニタリ』、そんな言葉がピッタリな風に。
 不気味、昨日までの麻衣からは、とても想像できない。

「や……やめ……」

 震えるうららの声が聞こえてくる、とても焦っているようだ。
 こんなに動揺するうららは珍しい。
 そこまでうららが大切に思う人とは、どんな人物なの?

 こんな状況なのにどうかと思うが、あたしの中の好奇心が膨れ上がって行く。
 
 それと同時に……胸が締め付けられるような感覚も。
 何で……? だって……あたしはもうとっくに……!

「鏡見はね……」
「やめて……! やめて!」







「鏡見の一番大切な人は、間宮朝日、アンタよ」

 大きく目を見開き、口をぱくつかせるうらら。
 悪意に満ちた瞳で笑っている麻衣。

 
 そんな全ての人物の動きが止まったように感じた。

283:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/01(土) 22:32 ID:yXM

1日3回更新なんてよくやったぞ 私……!←

284:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/02(日) 12:04 ID:yXM

上げ

285:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/02(日) 13:58 ID:yXM

可笑しいな 昨日までさくさく進んだのに詰まった……だと?

286:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 13:59 ID:ez-LVE

やっぱり花梨はお上手...(´艸`*)

287:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/02(日) 14:05 ID:yXM

>>286
ありがとうw
でも鈴音ちゃんの方が絶対お上手だよ
もっといっぱい書いて練習……だね

288:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/02(日) 14:12 ID:ez-R4A

いやいや∞...
葉っぱ歴は薄いからね...
まだまだ...
あ、鈴でいーよ♪

289:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/02(日) 14:28 ID:yXM

>>288
私もまだ半年ちょっとだよw
りょーかい!

290:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/02(日) 19:43 ID:yXM

とりあえず宿題もやらなきゃという事もあって 今日の更新は無理そうです
それに少し詰まっているので また展開を確認して明日の更新を目指します

291:莉羽 ◆EppM:2013/06/02(日) 22:05 ID:oNo



おおお……!

スゴい展開だぞ、こりゃあ!(笑)


まさか、真犯人が麻衣だったとは…(´Д`;;)

292:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/03(月) 19:11 ID:yXM

>>291
莉羽だ〜!

それより私は二人が双子だった事にビックリです←

293:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/03(月) 20:43 ID:yXM

「あた……し?」

 声が震え、上手く喋れない。足、腕も小刻みに震え出す。
 
 まさか……ありえない。
 うららは、あたしの事なんてきっと……。

 麻衣は何も言わず、満足げな表情であたしを見つめている。

「そんな……嘘だ、そんなの嘘だ……!
 麻衣が黒幕だったなんていうのも、瑞希さんと麻衣が双子なんていうのも
 全部全部……あたしは信じない……!」

 訳分かんない、自分でも何を言ってるのかが。
 口では否定してても……心の奥では気付いてる。
 『全部本当』だって。

「さぁね。アンタが信じなくても私は構わないわ。 
 でも、現実逃避するのは感心しないよ」

 冷たい……でも少し笑いを含んだ、麻衣のあの魅力的な声。
 
 毎日毎日楽しみだった、麻衣に話しかけてもらう事が。
 なのに今は……。

 そんな中、教室を黙って出て行った1人の影。
 それを、心配そうに見る2人。

「あら、怒らせちゃったみたい?」
 
 麻衣も肩をすくめ、困ったような仕草をした後、教室を出て行く。

 ふらふらとした、危ない足取りで出て行った彼女はそう、うらら。

 うらら……あたしの『元親友』。
 もう友達でも何でもない、あんな子大嫌い。
 
 そう思ってる、思ってるのに……。
 なのにどうして、あたしは……うららに向かって走っているの……?

「待って……っ!」

 あの巻き髪、髪色。
 飽きるほど見ているうららの後ろ姿。

 強引に腕を掴み、止まらせる。
 細く、柔らかい……心無しか、少し痩せたように感じた。

「……何?」

 怒りを含み、震えている。
 泣いてる……?

「あれ……どういう事?」

「……知られたくなかった、朝日にだけは」

 怒っている、でも……凄く悲しそうな声だった。
 そんなうららの様子に怯み(ヒルミ)、彼女の腕を掴む力が緩む。
 すると、うららはあたしの手を払い、再び歩き出した。

 どんどん遠くなって行くうららの影。
 だけど、確かに見えたんだ。
 
 うららが……あの、人前で泣いたりしない彼女が、涙を拭っているのを。

294:-miku- ◆0w8k:2013/06/05(水) 18:20 ID:Z8.

花梨上手い!
何でこんなに上手いの!?
しかも、面白いというw
花梨天才!!


あと、おひさッス!

295:-miku- ◆0w8k:2013/06/05(水) 18:24 ID:Z8.

言い忘れ元如月です

296:乃愛:2013/06/06(木) 19:25 ID:T4A

相変わらずうまいねー。
関心、感心。←よく分からんから両方(笑)
感心、感心でいいのか……。

297:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/08(土) 13:46 ID:yXM

>>294
きさらん……だと……!?
久しぶりーっ!

え 上手くないけど?((キョトン←
上手くなりたいですw

>>296
相変わらず下手だよ〜
一応頑張って小説について勉強はしてるんだけどね〜……
小説とかいっぱい読んで

とりあえずこれからも頑張ります!
久しぶりのPCだから張り切っちゃうね

298:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/08(土) 17:28 ID:yXM

「……あら、相当怒らせちゃったみたいね」

 突如、背後から聞こえる声。
 教室を飛び出してから今まで、ずっと誰もいないと思ってたのに……。
 それにこの子は、あたしより先に教室を出ていた筈。

「いつから見ていたの、麻衣」

 1歩後退り、警戒して尋ねる。
 麻衣は、ふふふっ、と愉快そうに顔を綻(ホコロ)ばせた。

「ずっと、朝日が教室を飛び出してから……、ううん、朝日が学校に来た時から見ていたかな」

 何でもないような顔で、とんでもない事を言う麻衣。
 
 ずっと見られていた……? 麻衣に……!?
 体に悪寒が走る。
 全然存在を認識していなかったから余計に……。

「でも、朝日だってあたしの個人情報を探ろうとしたんだから、
 これでお相子で良いんじゃない?
 私なんてちょっと、朝日の行動を監視していただけなんだから」

 随分と上から……そして悪びれる様子も無く発したそんな言葉は、
 今までの麻衣の姿とは違った。

 友達になれて嬉しいって……朝日は朝日だって言ってくれた、あの麻衣とは違う。
 
 胸が締め付けられるように苦しい。
 皆……皆変わっていく、うららも麻衣も……。


 

299:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/08(土) 17:33 ID:yXM

もうすぐ300じゃないか

300:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/08(土) 17:36 ID:yXM

300ありがとうございます!
ほんの少し前に200を迎えたばかりだったのに 
まさかの約1ヶ月半でもう300……

いやぁ〜 これ書き始めて半年以上とはw
でもまあ まだ終わりそうにはないので これからもよろしくお願い致します

301:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/08(土) 20:07 ID:yXM

もう1回くらい今日は更新出来るかな

とりあえず上げ

302:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/09(日) 09:03 ID:yXM

間違えて書きかけの文章消してしまったorz

303:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/09(日) 16:45 ID:3Jw

 ……此処はどこだろう、とても暖かく、ふわふわと柔らかい……。
 何故だろう、視界がぼやける。
 さっきまであたしは何をしていたんだっけ……。

「あら、目が覚めた?」
 
 シャッ、と音を出しながら、一気に開くカーテン。
 その向こうには、心配そうな表情をした女性が立っていた。

「先生……。あたしは……」
「廊下に倒れていたのを近藤さんが教えてくれたのよ。
 体調はどう?」

 周りを見渡すと、消毒薬などの入った棚がある。
 どうやら此処は保健室のようだ。
 そして、今目の前に立っている、恐らく美人の部類に入るであろう女性は、ウチの学校の養護教諭だ。

「少し頭が……痛いです」

 ズキンズキンと脈打つように痛む頭。
 それに加え、吐き気もする。
 とても良い体調とは言えない。

「そうね、もう少し休んだ方が良いわ」
 
 先生もそれを理解しているらしく、大きく頷き、再びカーテンを閉じた。

 それより……さっき先生は何と言った?
 『近藤さんが』教えてくれた? あたしが倒れていた事を?
 
 近藤という苗字はこの学校に1人しかいない、間違いない……麻衣だ。
 ……とりあえずは、放置しないでいてくれた事に感謝……かな。

 それで……あたしはどうして倒れたんだ?
 あぁ、そうだ。
 麻衣の今までとの変化に、頭が着いて行かなくなってしまったんだ。

 えーっと……、確か、麻衣と瑞希さんが双子で……うららの一番大切な人があたしで……?
 もう、訳分かんない。
 とっくにあたしの頭の考える事の許容量は超えている。

 こういう時は紙にまとめると良いんだけど……。

 ふと、近くにあったテーブルを見ると、タイミング良くメモ帳とペンのセットが。
 

304:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 16:46 ID:ez-dcU

*花梨..

300☆レスおめでと―っ♪

305:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/09(日) 16:48 ID:3Jw

>>304
ありがとーっ!

きっと400まで行くことでしょうw

306:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 16:51 ID:ez-GI2

*花梨..

いえいえ〜♪
おぉっ!!
それは楽しみだッ★

307:乃愛:2013/06/09(日) 16:52 ID:iuM

300レスおめでとー!!
これからもずっと応援しとうでな♪

308:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/09(日) 17:02 ID:3Jw

>>396
いや もしかしたら500行くかも……w
とりあえずまだまだ先は長いw
良かったらこれからもよろしくお願いします

>>307
ありがとー!
うわぁぁああ! ありがとう! 
こんな駄作でもよろしくです

309:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/09(日) 17:03 ID:ez-Y/A

どこで終わろうがどこまで続こうが、私は花梨のことずーっと応援してるよ☆

310:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/09(日) 17:05 ID:3Jw

>>309
その言葉が嬉しい……w
私もコメは付けてないけどちゃんと見てるからね
いや 私なんかが見ていいのかどうか……

梅ちゃんのもそうだよ〜

とりあえず 続き……続きどうしようかな
良い表現が思い浮かばないんだよなぁ〜
それを考えるのも楽しいんだけどw

311:-miku-:2013/06/09(日) 17:43 ID:Z8.

よっ!花梨!

312:乃愛:2013/06/09(日) 19:02 ID:rwY

500どころか1000まで行っちゃえぃ!
小説板でなかなか1000行くの見かけないし…がんばれ!!
目指せ1000!

313:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/09(日) 19:42 ID:3Jw

>>312
いや……あの……えww

とりあえずこの話終わりっ!
雑談になっちゃうw

314:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/10(月) 16:35 ID:3Jw

上げ〜

部活無し帰りだからいつもよりちょっと頑張ってみる……

315:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/10(月) 19:33 ID:3Jw

やべえ また詰まったw

316:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/12(水) 22:44 ID:3Jw

上げ〜

317:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/06/12(水) 23:14 ID:ez-hK2

マジですかっっ
どーぞ見てくだされ!!

318:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/13(木) 21:15 ID:3Jw

あの……もう1回だけ上げさせてください……

319:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/15(土) 20:09 ID:3Po

「先生、此処にあるメモ帳とペン使っていいですか?」

 カーテンを少しめくり、机でパソコンを開いている先生に訊いてみる。
 すると、先生……小宮先生はすぐに頭を上げて、不思議そうに、且つ(カツ)心配そうに答えてくれた。

「ええ……、いいけど、少し寝ていた方が良いよ?」
「ほんの少しだけなんで……」

 『ほんの少し』この言葉が効いたのか、先生は渋々首を縦に振る。

 ベッドの上にどっしりと座り、ペンを持った。
 まず……麻衣は瑞希さんの双子の姉妹だってこと。
 
 それから、うららが一番……自分自身より大切に思っている人物は……『あたし』。

 一文字一文字書き進めて行くと共に、頭が痛んでくる。
 じわじわと、あたしを支配するように……。

「……あたしをいじめるように仕掛けたのって、麻衣だったんだよね」

 何気なくそんな言葉を小さく……本当に小さく呟いた途端に襲う、激しい頭痛。
 
「……はぁ……っ……!」

 息が苦しい、とても座っていられなくなり、布団に潜り込む。


 少しだけ軽くなる痛み。
 そして感じる布団の暖かさに、睡魔という名の悪魔が現れる。

 
 そのままあたしは、堪えきれずに意識を手放した________
 
 
 

320:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/16(日) 10:05 ID:3Po

上げ〜゜.+.(♥´ω`♥)゜+.゜

321:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/17(月) 18:16 ID:3Po

何故こんなに下がった……

一先ず上げ

322:莉羽 ◆EppM:2013/06/18(火) 22:03 ID:oNo



麻衣が麻衣が麻衣がぁ……。

優しいのか酷いのか、もう分からん!w

麻衣ちゃん、戻ってほしい…←


お久しぶりな、莉羽でしたァw

323:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/19(水) 18:58 ID:3Po

>>322
元々こうなるキャラクターだったからねw
戻ってくる……のかしら?((

とりあえず更新頑張るるるる

324:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/20(木) 20:58 ID:3Po

申し訳ございません
テスト前で色々バタバタなので 更新は少し先になりそうです

325:乃愛:2013/06/20(木) 22:10 ID:HO2

>>324
テストがんばって!
私もテスト週間なうだょ(笑)

326:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/24(月) 20:31 ID:3Po

>>325
あざーっす

やる事多くて大変……
提出物も終わってない……
ヤバい

327:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/25(火) 20:13 ID:3Po

「……ねえ、朝日ちゃん好き?」
「……嫌い……」

 壁の向こうから聞こえてくる、幼い少女達の声。
 
 周りを見渡すと、小学校の頃の友達の名前の書かれた、書写作品が掲示されていた。
 5-2と書かれた札、壁の落書き。
 懐かしい風景、どうやら此処はあたしの出身小学校の中らしい。

 そうか、夢を見ているんだ。

 自分でも驚くほどすんなりと理解出来る。

 そしてさっきの会話。
 どうやらあたしの事を話しているらしい。

 好奇心から、耳を壁に付けてみる。

「だよね
! 何ていうか……気に入られようと必死?」
「そうそう、先生に媚売っちゃってさ
 何であんなヤツが生きてるの、死ねばいいのに」
 
 酷い言葉を発する少女。
 血の流れが速くなり、額に汗が浮かんでくる。
 これは夢、これは夢、これは夢…………!




『……ホントウニユメ?』


 突如背後に響く、妙に機械的な声。
 振り返ってみると、

「ひっ……!」


 そこにいたのは、あたしと全く同じ容姿の少女。
 ぴったりと貼り付いた笑顔が何とも不気味で、思わず声が出る。

「ねえ、本当にこれはユメ?
 ねえねえねえねえねえ……!」

 するするする……と、音もたてずに、一瞬で吐息を感じられるほど近くに来た『あたし』。

 望んでも居ないのに言葉が口から溢れ出す。

「やめて……やめて、思い出させないでよ。
 嫌だ嫌だ嫌……!!!」



 視界が滲み、景色が揺らぐ。

 その瞬間__________



 全ての音と物が動きを止めた。
 

328:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/25(火) 20:45 ID:3Po

改行ミス発見
修正する時に間違えて改行しちゃったかな

もっとしっかり見直しするようにします
修正して再投稿

329:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/25(火) 20:53 ID:3Po

「……ねえ、朝日ちゃん好き?」
「……嫌い」

 壁の向こうから聞こえてくる、幼い少女達の声。
 
 周りを見渡すと、小学校の頃の友達の名前の書かれた、書写作品が掲示されていた。
 5-2と書かれた札、壁の落書き。
 懐かしい風景、どうやら此処はあたしの出身小学校の中らしい。

 そうか、夢を見ているんだ。

 自分でも驚くほどにすんなりと理解出来る。

 そしてさっきの会話。
 どうやらあたしの事を話しているらしい。

 好奇心から、耳を壁に付けてみた。

「だよね! 何ていうか……気に入られようと必死?」
「そうそう、先生に媚売っちゃってさ
 何であんなヤツが生きてるの、死ねばいいのに」
 
 酷い言葉を発する少女達。
 血の流れが速くなり、額に汗が浮かんでくる。
 これは夢、これは夢、これは夢…………!




『……ホントウニユメ?』


 突如背後に響く、妙に機械的な声。
 振り返ってみると、

「ひっ……!」


 そこにいたのは、あたしと全く同じ容姿の少女。
 ぴったりと貼り付いた笑顔が何とも不気味で、思わず声が出る。

「ねえ、本当にこれはユメ?
 ねえねえねえねえねえ……!」

 そう言いながら、するするする……と、音もたてずに、
 一瞬で吐息を感じられるほど近くに来た、もう1人の『あたし』。

 全く変わらない表情、姿こそはあたしと全く同じだが、
 人間離れした……まるでロボットのような動きと雰囲気。

「やめて……やめて、思い出させないでよ。
 嫌だ嫌だ嫌……!!!」

 望んでもいないのに、そんな言葉が口から溢れ出して止まらない。


 視界が滲み、景色が揺らぐ。

 その瞬間__________



 ニヤリと微笑むもう1人のあたし、教室内から漏れる、ボソボソとした言葉。

 そんな全てが動きを止めた。

330:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/30(日) 16:21 ID:VrQ

上げげ

331:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/30(日) 17:36 ID:VrQ

 何故だろう、額が冷たく、心地良い。

 重い瞼をゆっくりと持ち上げてみる。

「間宮さん……ごめんなさい、起こしちゃったかしら?」

 長い睫毛(マツゲ)に大きな瞳。
 そして、人形のように白く、透き通った肌。
 美女という言葉は似合わない、しかし整った顔立ち。
 
 最初に視界に入ってきたのは、意識を落とす前、最後に見たあの人物。

「先生……」

 その言葉に応えるように、ニコリと優しく微笑む小宮先生。

 さっきは『恐らく』美人という部類に入る……と称したが、
 近くで見れば見るほど美しい。

「いえ……大丈夫です」
「そう……。
 随分とうなされていたようだから様子を見に来たけれど、
 あなたかなりの熱よ?」

 指摘されて気付く、体が熱い。
 頭痛も収まらず、相変わらずズキズキと脈打っている。

「とにかく、熱測ってみようか」

 先生は、そう言いながら伸ばしていた腕を引っ込める。
 
 此処で初めて、さっきまで額に乗っていた、
 冷たいものが小宮先生の手だった事に気付いた。


 

332:花梨-karin- ◆uPA.:2013/06/30(日) 19:16 ID:VrQ

 棚に並べられた数々の品の中から、迷わずに1つの物に手を伸ばす先生。

 つくづくカッコイイと思う。
 優しく、小さな事にも気がつく。
 ……こんなあたしが憧れる、唯一の人。

「はい、脇にしっかり挟んでね」

 差し出された体温計を受け取り、電源を入れる。
 脇に挟み、暫く待つと鳴り出すピピピピッ……という音。

「三十……八度」

 画面に記される数字。
 先生に指摘されるまで、気付かなかった事に自分で驚く。

「やっぱり帰った方が良いね。
 今お家に連絡してくるわ」

 カタリ、静かに立ち上がり保健室を出て行く。

 帰った方が良い……か。

 あの、あたしの味方なんていない家に帰れと。

 ……まあ、学校にもあたしの味方なんて居やしないけど。

 どうしようもなく切ない気持ちになり、布団に潜り込む。




 結局、あたしの居場所なんて何処にも無いんだなあ…………。

333:花梨-karin- ◆uPA.:2013/07/03(水) 22:54 ID:VrQ

上げてみる

時間が欲しい←

334:花梨-karin- ◆uPA.:2013/07/07(日) 18:34 ID:VrQ

『死ねば良いのに』『消えろ』『アンタなんて居なくてもいい』

 突如頭の中に響く暴言。
 
 耳を押さえても、止まらない。
 むしろ大きくなっていく。

 そして、脳裏に浮かんでは消える、あたしを見て蔑み笑う子供達。

 布団の中の闇が苦しい。

 手を伸ばしても、どれだけ走っても、決して何かを掴む事も、何処かに辿り着く事もない。

 そんな、あたしの心の闇を映し出しているようで。

 
『朝日ちゃん……』『嫌い……』
『気に入られようと必死……』『何で生きてるの……』『死ねば良いのに……』

 追い打ちをかけるように、さっきの少女達の会話が頭を流れる。

 何度も何度も何度も何度も…………!

 

335:花梨-karin- ◆uPA.:2013/07/12(金) 18:38 ID:wYc

とりあえず上げときます
そろそろ更新します(´д`ι)

336:ひなの@ ◆NLsI:2013/07/12(金) 22:03 ID:bdU



ごめんね、こっちで評価させていただきます…。

結論。
100点満点中95点。
理由は下記。


あのね、花梨ちゃん?
私に何をしろっていうのかな?←
君の実力は文句なしに私の倍以上だろう?

ただマイナスしている点の解説もしますと
改行のし過ぎや
説明の不足がたまに見受けられること……ですかね。

基本も忠実に守ってますし、
読みにくい印象も受けなかったんで
私に出来ることがないのですよ。


>>334を私なりに書き直すと



『死ねばいいのに』

突然の頭痛。
頭痛が襲った瞬間に、頭の中に響く暴言。

『消えろ』
『アンタなんていなくていい』

耳を抑えようが、頭をふろうが、涙をこらえようが止まらない。
むしろ大きく、増幅していく。

そして脳裏に浮かび、消え、また浮かびを繰り返す、
あたしを見ながら蔑んだ笑いを浮かべる子供達。

布団の中にこもって自ら作り出した闇が苦しい。
手を伸ばしても、どれだけ走っても、決して何かをつかむことも、何処かにたどり着くこともない。
そんな、あたしの心の闇を映し出しているようで。

『朝日ちゃんって……』
『嫌い……』
『気に入られようと必死』
『なんで生きてるの』
『アンタなんていなくていいんだよ』

追い討ちをかけるように、さっきの少女たちの会話が脳裏を横切る。

何度も、何度も何度も。
何度も何度も何度も……!!



かぎかっこは改行したほうが見やすいかな。

ではこの辺で失礼させていただきます。
すごく面白かったよ。
これからも頑張ってね〜(*´ω`*)

337:花梨-karin- ◆uPA.:2013/07/13(土) 09:58 ID:wYc

>>336
折角上げたのに何故Σ(゚Д゚)

Σえ 
余裕でひなちゃんの方が実力あるだろ……!
うん 間違いなく

まあ とりあえずこの話は置いといて\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/オイトイテ

確かに最近改行多かったね
あと説明不足……気を付けます

ひなちゃんに書き直してもらえるなんて感動…………!

ありがとう 凄く参考になりました
>>336を保存して 意識するようにするね

よし 頑張るぞ!

338:花梨-karin- ◆uPA.:2013/07/14(日) 21:48 ID:wYc

 ……果たしてどのくらいの時間が経ったのだろう。
 十分……いや、もしかしたらまだ五分ほどしか、経っていないのかもしれない。

 一向に先生が帰ってくる気配はない。
 ……まあ、どのくらいの時間が経過したのかすら分からないのだけれど。

 そうなると、そろそろ布団の中も息苦しくなってくる。
 そして、暑い。
 じわりと汗が浮かんできた。

 快適な存在では無くなった布団の中にもう用は無い。
 もぞもぞと頭を外へ出す。

 短くはない時間、布団に潜っていた為、
 室内に差し込む太陽の光が、酷く眩しく感じた。


 ところでさっきの会話……覚えがある。
 あの声は確か、小五の頃同じクラスだった杏里(アンリ)と真知(マチ)。

 そうだな……一応仲の良い方に入る子達だったと思う。
 
 ……ただし、『表面上』は。
 

339:花梨-karin- ◆uPA.:2013/07/18(木) 18:28 ID:kAE

上げ
今日更新出来ると思うので頑張ります

340:花梨-karin- ◆uPA.:2013/07/18(木) 21:04 ID:kAE

……と思っていたのですが 明日午前帰りなので 明日に回そうと思います
申し訳ないです

341:花梨-karin- ◆uPA.:2013/07/19(金) 14:24 ID:kAE

「朝日ちゃん、日曜日皆で出掛けようって話してたんだけど、一緒に行かない?」

 うららを中心に、輪を作る女子達。
 そして杏里があたしの姿を見つけ、優しく微笑みながら声をかけた。

「行けるのはうららと私、あと杏里と璃子だって」

 間をあけずに真知が補足する。

 至って普通な、仲の良い子達。
 このやり取りだけではそう思うのが普通だろう。
 あたしだって、ずっとそうだって思ってた。

「え、そうなの? 行きたい!」

 何も知らない幸せなあたしは答える。
 裏では何を言われているかも知らないで。

 
 

342:花梨-karin- ◆uPA.:2013/07/24(水) 14:45 ID:tXY

 その言葉を聞くと、杏里と真知は顔を見合わせた。
 少し困惑したような表情を浮かべていたのは、今でも何となく覚えていた。

「そっか! 朝日も行くんだ……!
 あたし、すっごく楽しみ!」

 そんな二人とは対照的に、ニコリと嬉しそうに微笑むうらら。
 その隣では、璃子(リコ)が人形のような整った顔を緩めている。

「ん、分かった!
 じゃあ12時半に駅前集合で良いかな?」

 高い位置で束ねた髪を揺らしながら、全体をまとめるように言葉を発する杏里。
 杏里は人の前に出たり、皆を引っ張ったりする事が好きな子だった。
 まあ目立ちたがりと取れない事も無いけど……。

 そんな事から、常に女子のグループの中心に居たな。
 人気的にはうららの方が勝っていたけれども。
 でもやっぱり、しっかりしていて頼りになり、そして信頼されていた。
 ……今となっては悔しいけど、認めざるを得ないほどに。

「了解!」
 
 四人が同時にそう応える。
 あまりにも息が揃っていた為、お互いが自然に顔を見合わせる。
 すると次第に何故か可笑しくて堪らなく
なり、全員の顔が一斉に笑顔に変わった。

「ハモったぁー!」

 あはははははっ、笑い声が重なりあたし達の教室、五年二組に木霊(コダマ)した。

 あたしの幸せだった頃の平凡な記憶。

 そう、あたしは確かにあの時幸せだった。


 ただ一人、杏里に狂気の瞳で見つめられている事も知らないで。

343:花梨-karin- ◆uPA.:2013/07/27(土) 17:58 ID:tXY

上げてみる(・∀・)

344:杏奈 ◆Tr5.:2013/07/30(火) 09:40 ID:dcc



更新待ってまし(ω`ゞ)

345:花梨-karin- ◆uPA.:2013/07/31(水) 08:45 ID:A1Y

>>杏奈
プレッシャーをかけるなぁぁあああ!((クワッ←
ご期待に応えられるように頑張ります(・ω・)

346:花梨-karin- ◆uPA.:2013/08/05(月) 13:41 ID:2FE

ごめんなさい ちょっと詰まってるんで更新遅れるかもです;

347:花梨-karin- ◆uPA.:2013/08/07(水) 18:44 ID:2FE

「じゃあ、あたしピアノがあるから帰るね」
 
 保育園の頃から、両親が亡くなるまでの約5年間続けていたピアノ。
 練習しているうちに、どんどん上達していくのが楽しくて大好きだった。
 ……小五になって、おばさんに引き取られると半ば強制的に辞めさせられてしまったのだけれども。

「じゃあねー」
「バイバイ」

 当然のように返って来る言葉。
 その優しい声に此処を去りたくなくなる。

「うん……じゃあね!」

 しかし、そんな気持ちを押し殺して明るく返事する。
 その時のあたしはもう小五……更に他より少しばかり大人びた性格だった為、
 判断能力だってある程度は身に付いていた。
 それに、お母さん達を困らせてまで、此処に残る勇気は無い。

 そしてあたしは名残惜しくも、
 まだ進級したばかりで開き慣れない教室のドアに手をかけたんだ。

348:花梨-karin- ◆uPA.:2013/08/08(木) 18:24 ID:2FE

「あ……」

 頬に当たる冷たい、小さな粒。
 それが落ちて来る頻度は、ポツリ……ポツリ…とだんだん高くなってくる。

「雨……? 最悪……」

 誰に言う訳でもなく呟いた言葉は、雨に吸い込まれ、静かに消えていく。
 
 結構な大降り、そのうえ暫く止みそうにない雨。
 みるみるうちにあたしの進路を塞ぐかのように、校庭は大きな水たまりと化した。

『確か折り畳み傘があったはず』。
 ほのかな記憶を頼りに、ランドセルの中を漁ってみる。
 しかし、入っているのは教科書やノートなどの勉強用具のみ。
 
「そういえば机の上に置きっぱなしだった……」

 そしてかすかな希望までもが、雨に溶け込み、消えてしまった。
 
 ああ、折角此処まで来たのに、またニ階の教室に戻らなくてはならないのか。
 絶望にも似た気持ちがあたしの心を支配する。
 
 ……だが、この雨の中、傘無しで帰るのは流石にキツい。
 きっと明日は高熱で学校を欠席、日曜も行けなくなるだろう。
 それは絶対に嫌だ。
 仕方なくあたしは、大きな溜め息を連れ、今通ったばかりの道を引き返すことにした。

349:花梨-karin- ◆uPA.:2013/08/08(木) 18:25 ID:2FE

……よく見たら二階の二がカタカナになってる……!

350:あゆみ ◆I1o.:2013/08/19(月) 16:04 ID:smw

「小説評価します」来てくださって有難うございます
そして、評価遅れてすいません

途中から、と申していたのですが、あまりに面白くて最初っから最後まで、
果てにはキャラデザまで見ました(笑)



____さてさて、本題に

キャラについて
まず、主人公の間宮朝日ちゃん
こういう“冷血”のレッテルを貼られているけど、実は心根が優しい子、大好きです。はい。←
主人については文句ナシです。
読み返して分かると思いますが、本作は1人も男性キャラが居ませんね
話の都合上仕方ないと思いますが、次回作では気をつけましょう

次は、心情表現について
細かく描かれていて良いのですが(特に朝日ちゃんや麻衣ちゃん)
いじめてる側のうららちゃんの気持ちの描写も入れたらいいかなと思います
どうして小学校から中学校、そして高校でこんなに豹変してしまったのか、
それを匂わすぐらいの描写も少し入れてみてはどうでしょう


_____全然辛口じゃないですね(笑)
欠点を見つけるのが困難だったもので。
小6の私が、中学生の花梨さんに、何言ってんだよ!って突っ込んじゃっていいですよ。

何より、約9ヶ月も同じ小説を書き続けるのなんて、あなたはすごいです。
(スーパーリスペクトです←)

もう何もかもが素晴らしいように見えるので、逆に私の小説を見てもらいたいぐらいです

長文申し訳ございませんでした

*あゆみ*



追伸:名前の入れ忘れ注意です(笑)

351:花梨-karin- ◆uPA.:2013/08/19(月) 16:48 ID:WBQ

>>350
小説評価ありがとうございます

最初から最後まで読んで下さったのですか!
しかもキャラデザまでw
どうもありがとうございますw

確かに男性キャラ出てませんね;
今後気を付けます

なるほど 暇を見てうららのことも書いてみることにしますね

うわあああ どうもありがとうございます……!
的確な評価・アドバイス助かりました
改めてお礼申し上げます

追伸について
最後にしっかり確認する癖つけますw

352:りな ◆IoXo:2013/08/20(火) 00:42 ID:9Ag

久しぶりに来てみました〜(><)
どれだけ進んだのかな?と思ったらめっちゃ進んでんじゃん……的な感覚に襲われたりたり……

次の更新も待ってるよ!

353:花梨-karin- ◆uPA.:2013/08/20(火) 08:17 ID:WBQ

>>352
わあ 久しぶり〜
いやいや 相変わらずの亀更新です;

ありがと〜! 頑張るるる

354:花梨-karin- ◆uPA.:2013/08/24(土) 01:32 ID:WBQ

 上履きも履かずに、階段を二段飛ばしで駆け上がる。
 土と草の匂いの混じった雨の香のする廊下を、息を切らせて疾走するあたし。
 ……我ながら何をしているんだか。

「はぁ……っ」

 徐々に速度を落とし、辿り着いたあたし達の教室。
 中からは、女子の談笑する声が聞こえてくる。
 楽しそうな笑い声、嬉しそうにはしゃぐ教室の中の空気感。

 ……何を話しているのだろう。
 
 別のクラスの生徒の噂? はたまた教師内での恋愛事情だろうか。
 小五らしからぬ仮定をたて、そっと一歩前へ進む。
 引き戸に耳を当てると聞こえてきたのは、

「ねえ、知ってる?
 一組の小田って、将也のことが好きらしいよ!」
「そうなの!?
 凄い、お似合いじゃん!」

 主に杏里と真知のものと思われる話し声。
 他愛のない、ノーマルな恋愛話だった。
 確かに、この年齢の子供が話す話題としては正しいのかもしれない。
 しかしまあ、好きな人どころか、初恋さえまだなあたしとしては、少し拍子抜けする内容だ。
 
 とりあえず、このまま聞いていると中に入りづらくなるだろう。
 会話を邪魔するのは気が引けるが、仕方が無い。
 一つ息を吸い、教室の引き戸に手を伸ばした。


「ていうかさ、皆朝日ちゃんって好き?」

355:花梨-karin- ◆uPA.:2013/08/27(火) 12:06 ID:WBQ

 ピタリ、無意識のうちにあたしの動きが停止する。
 心臓がバクバクと、大きく波打ち始めた。
 あたしの……話?

 いつもより低い声で杏里が口に出した“朝日ちゃん”という言葉。
 その単語一つで、教室内が緊迫した空気に包まれたことが扉越しにも伝わってくる。

 あの杏里の声の低さ、話題の出し方。
 これまでにもう何度か聞いた事がある。
 そして、その後決まって杏里は、対象の者の悪口を言い始めるのだ。
 今回でいうと、その『対象の者』とはあたしのこと。

 このままの流れで行くとあたしが……!

 居ても立っても居られなくなり、教室の引き戸についた小窓から中を覗く。
 何もしないでただ息を潜めていると、あたし自身が恐怖に飲み込まれてしまうような気がしたから。
 
 幸いな事に、皆はこちらに背を向け半円を描く形で座っている為、こっちには気付いていない。
 周りに聞こえてしまいそうなほど煩い心臓。
 
 絶対に気付かれてはいけない。

 直感があたしにそう告げる。
 呼吸さえも止めていたいくらいだが、気持ちとは裏腹にどんどん息は荒くなっていく。
 お願い、静かにして……!

「私は……」
 
 ようやく沈黙を破り、口を開いたのは真知だった。
 俯き、髪で顔を隠すようにして呟いた真知。
 
 冷静さを失ったあたしは、次の言葉を待つ事しか出来なかった。
 傷付きたくないならその場を立ち去れ。
 分かっていても、足が動いてくれない。
 
 そして真知は、杏里に睨みを利かされ再び口を開く。
 あたしにとって、最悪な、望んでいない答えを出して。

「……嫌い」
 
 一気に全身から汗が噴き出す。
 友達だと思っていた子からの、酷く残酷な言葉。
 果たして、この状況に陥ったとしたら、あなたはすぐにこの現実を受け入れられるだろうか。
 きっと大半の人は無理だろう。
 勿論、あたしも。

 しかし、対照的に杏里は歓喜の表情を浮かべるのだ。
 
「だよね!
 気に入られようと必死過ぎて笑えるんだけど」
 
 杏里はフフフッ、と実に愉快そうに笑い、全員の顔を見渡す。
 自分に賛同しないヤツには、容赦しない、そんな意思を瞳に宿して。

356:真琴:2013/08/27(火) 18:25 ID:gXU

とっても、素敵なお話ですね!
私も小説を書いているんですがうまくかけません・゜・(ノД`)・゜・
できれば、アドバイスください(`・ω・´)b

357:花梨-karin- ◆uPA.:2013/08/27(火) 20:08 ID:WBQ

>>356
うああああ ありがとうございます!

そうですねえ……やっぱり小説を書き続けてると自然に上達します
私も最初の方基本が全然守れてませんでしたが だんだん直りましたので
あと本を沢山読むのも良いですよ〜 
誰だって初めは皆初心者ですから 慌てないでくださいね*´`

私ごときが申し訳ありませんでした;

358:真琴:2013/08/27(火) 20:39 ID:gXU

ありがとうございます(*´ω`*)
よければ、私の小説も呼んでいただけないでしょうか?
・・ってうわわわ!なんかすみません!

読んでなんて図々しいですね!:(;゙゚'ω゚'):
い、一応、題名だけ書いておきます「初恋〜初めて知った気持〜」
です!

なんか、本当にすみませんでしたぁ!

359:花梨-karin- ◆uPA.:2013/08/27(火) 20:56 ID:WBQ

>>358
読ませていただきました〜
これからの真琴さんの可能性に期待して 敢えて細かくは言いませんが
…は偶数個重ねての使用が 小説を書く上での基本なので修正した方が良いかなと
そこが気になった所です

最初のうちコメント来ないのは当たり前なので 頑張って下さい(´ω`*)
続き楽しみにしてますね

360:真琴:2013/08/27(火) 21:43 ID:gXU

分かりましたーっ♪
ありがとうございますー!
私も花梨さんの小説に期待してます!
応援してます!かんばってください( ´ ▽ ` )

361:花梨-karin- ◆uPA.:2013/09/08(日) 15:44 ID:nXM

上げげ

362:りな:2013/09/08(日) 22:27 ID:MOA

杏里の悪魔ぁ•°•(><)•°•

363:花梨-karin- ◆uPA.:2013/09/08(日) 23:10 ID:nXM

>>362
クラスに1人はいる杏里のような人w

朝日の心情が上手く書けない(´・ω・`)

364:花梨-karin- ◆uPA.:2013/10/07(月) 23:21 ID:mb.

久々に上げです
1ヶ月以上も更新していないとは……!
あと少しで更新出来そうなので もしよろしければ待っていて下さると幸いです

365:りな:2013/10/08(火) 18:43 ID:n4Q

どんだけでも待つよ!(笑)

366:花梨-karin- ◆uPA.:2013/10/12(土) 10:23 ID:mb.

>>365
うわあああ ありがとう!

367:花梨-karin- ◆uPA.:2013/10/14(月) 13:20 ID:mb.

「ねー、先生に媚売っちゃってさ。
 良い子ぶってること丸見えなんだよね」

 真知は杏里に合わせた口調でそう言い、小さく笑った。
 
 媚なんて売ってるつもりは全くないのに、良い子ぶってなんかいないのに。
 あたしの心には真知の言葉が深く突き刺さった。
 正直、杏里の性格は理解しているため、何かを言われても仕方ないと思っていたんだ。
 でも真知とは同じ保育園で、ずっと一緒にいて……。

「お前らもよく言うよなー。
 普段は朝日と仲良くしてるくせに」
 
 呆れた声で会話に割り込む誰か。
 女子より少し低いこの声は、きっと増田直樹(ますだなおき)だろう。
 お調子者だが顔は良く、誰にでも分け隔てなく接するため、女子からの人気は高かった気がする。
 気がつかなかったが、まだ教室内には数人の男子が残っているらしい。

「やだなあ、これが女子の世界だよ」
「何だよそれこえー!」

 真知が静かに、且つ寂しそうに呟いた言葉には、真知なりの深い意味が込められているように感じた。
 そして直樹は本気で怯えているらしく、若干震えた声で返す。
 しかしあたしにとって直樹のことなんてどうでもいい。
 気になったのは真知だ。

 この様子だと、真知は知っているらしい。
 自分も裏で杏里に悪く言われていることを。
 
 自分の中で、悲しみという感情が沸き上がってくる。
 杏里に同調したとはいえ、やっぱり人に悪く言われることは怖いに決まっている。
 
 それなのに、嫌われていることを分かっていながら杏里に尽くす意味は何だろう。
 答えはきっと、『ハブにされたくないから』。
 杏里は、自分に逆らう奴は他人を巻き込んででも排除しようとする。
 常に自分が中心でないと気が済まない、それが杏里だ。

 このまま戸を開けて杏里に何か言えたら。
 それが出来ない自分が悔しくて唇を噛む。
 もう帰ろう、傷付くだけだ。
 そう思い始めた時、

「あたしは……好きだけどな、朝日のこと……」

 絞り出すような細い声。
 遠慮がちに呟いたのは、意外なことにうららだった。
 反射的に顔を上げ、教室内を見てみると、皆驚いたようにうららに注目している。
 元々自分の意見を口に出すことが得意ではない彼女は、その視線に怯えながらも、しっかりとした瞳で杏里を見つめていた。
 厳しい表情でうららを睨む杏里、それを心配そうに見る璃子、そして何故か満足そうに笑う直樹。

「…………バカ」

 無意識に言葉が口からこぼれる。
 
 うららは分かっているでしょう? 
 杏里に逆らったらどうなるかなんて。
 なのに、どうしてそんなことを言うの。

「どうしてアイツを庇うの?」
「だって親友だもん。
 親友のことが好きで何が悪いの?」

 
 頬に冷たい水が当たる。
 ぐちゃぐちゃと泥濘(ぬかる)んで気持ち悪い地面。
 
 杏里とうららのやり取りが怖くて逃げてくるなんて、弱いよなあ。
 ……別によかったのに、あたしのことなんて放っておいても。
 そうは思っても、やっぱりあたしを大事に思ってくれてる人がいるってのは嬉しいもので。

「良い子ぶってる……か」

 蘇る真知の言葉。
 目の奥が熱くなって、視界が滲んでくる。
 別にいいじゃない、うららがあたしのことを好きでいてくれれば。
 そう思っても、心がズキズキと音をたてて痛むままだ。
 
 嘘、本当は真知が好きだよ。
 ずっと仲良かったよね、保育園にいた頃も、小学校に上がっても。
 いつからそんな風に思い出したの?
 どうして直接あたしに言ってくれなかったの?

「……バカ。皆皆大バカ」

 重い足を少しずつ前に、前に進める。


 視界がぼやけているのは、きっと雨が目に入ったからだ。

368:花梨-karin- ◆uPA.:2013/11/09(土) 16:12 ID:W/Q

一旦上げてみる

369:花梨-karin- ◆uPA.:2013/11/15(金) 22:00 ID:ezQ

 
 蘇る過去の記憶。
 出来ればもう思い出したくは無かったのだけど……。
 もう何年も前の事、それでも少し……ほんの少しだけ胸が痛んでしまう。
 でもまあ、今考えると明らかに真知は無理して笑っていたんだよな。
 きっと真知は杏里に合わせていたんだ。
 あたしのことが嫌いな訳じゃなくて。

 あの後結局あたしは、仮病を使って暫く学校を休んだ。
 大体その辺りから、うららがよそよそしくなったのかな。
 多分……憶測でしかないけれど、杏里に何か言われたんだと思う。
 『ハブられたくないなら、朝日ちゃんと仲良くしないで』、大体そんな所かな。

 そして悪い事は続くもので、お母さんの持病が悪化したのも確かこの辺り。
 なかなか友達と遊びにも行けなくて、少しずつ皆あたしから離れて行ってしまった。
 そんなあたしを、直樹が気にかけてくれたことが少し……少しだけ嬉しかったのは内緒のこと。

370:花梨-karin- ◆uPA.:2013/11/17(日) 21:34 ID:ezQ

気がつくと今日で丁度一周年 ありがとうございます!
想像よりずっと長く続いていますが これからもどうぞよろしくお願いします
http://yaplog.jp/mazikkarin/2

371:愛乃れい:2013/11/17(日) 22:59 ID:9Fk

一周年おめでとう!!
これからも、がんばって!!

372:花梨-karin- ◆uPA.:2013/11/18(月) 16:02 ID:ezQ

>>371
ありがとう!!
私なりに精一杯やらせてもらいます

373:杏奈 ◆Tr5.:2013/11/18(月) 19:07 ID:jmk



おめでとう!

思ったら、一ヶ月くらい更新してなかった笑
これからも更新楽しみにしてるからかいて(・ω・)

374:花梨-karin- ◆uPA.:2013/11/19(火) 16:33 ID:ezQ

>>373
ありがと〜

ん? 金曜に更新したばかりだよ〜
了解 頑張ります

375:花梨-karin- ◆uPA.:2013/12/14(土) 20:34 ID:xfA

一ヶ月近く書き込んでなかったんでひとまず上げ

376:花梨-karin- ◆uPA.:2014/01/11(土) 18:29 ID:AFo

いつの間にか年が明けていました おめでとうございます

何か回想が長過ぎて訳の分からないことになっていますが……
とりあえず 朝日を現実に引き戻す事から始めてみます((

つまり 頑張って近いうちに更新します

377:れい:2014/01/12(日) 00:26 ID:9Fk

あけましておめでとう!

頑張って朝日ちゃんを早く現実に!!
つまり、早く続きが見たいなってこと

花梨の真似してみた?(笑)

378:花梨-karin- ◆uPA.:2014/01/12(日) 00:43 ID:AFo

>>377
明けましておめでとう!

ちょっと頑張ってきますw
ありがとう!

分かりにくい表現してすみませんでした……w

379:花梨-karin- ◆uPA.:2014/02/22(土) 17:03 ID:sIE


 酷く残酷で冷たい過去の夢。
 長い時間心の奥、それも一番深い所に仕舞っておいた記憶を、何故か今になって思い出してしまう。
 そして一度出てきてしまうと、望んでもいないのに細部まで一緒になって飛び出してくるの。
 
 鮮明に浮かび上がる風景、容易に思い出すことの出来るあの時の感情。
 杏里が言っていた言葉、悲しげな真知の表情、うららの真っ直ぐな瞳。
 そんな細かいこと一つ一つがあたしの心を蝕んでいく。

 窓から差し込んだ光があたしの頬を照らす。
 ふと窓の外を見上げてみると、白い雲が青い青い、どこまでも続いている空に浮かんでいた。
 明るいその色が眩しくて、何となく目を背けてしまう。

 いつだってあたしはそう。
 嫌なことからは目を背けてばかり。
 平気なふりをしていても、本当は必死で逃げ道を探しているんだ。
 うららのことも……麻衣のことも。
 だから麻衣に利用されていることに気付いても、どうすれば良いのか分からなくて。

 怖いんだ、裏切られるのが。
 うららがあたしの側を離れていってしまってから、仲良くなることが怖かった。
 だから今まで必要以上に人に近づくことはなかったし、周りもあたしに近づかなかった。
 ……あの三人組という例外はいたけれど。
 
 それなのに麻衣はあたしに暖かく接してくれた、そんな麻衣を信じてしまったの。
 「きっとこの子はあたしを見捨てない」って、根拠のない自信を持ったりして。
 だからこそ辛いし苦しいんだ。
 
 もうどうすればいいのか分からないんだよぉ……!!
 

380:@日和◆R6:2015/08/10(月) 18:32 ID:MIo

すごい懐かしいな…(゚Д゚)

検索して見つけた!w
元誰だか分かるかな。

何年ぶりだろう…葉っぱ天


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