黒は赤く染まるから　

楽しい夜は遅く来る

「 んぎゅ ...待っひゃそれは罵倒じゃ ...んぎゅぐぅ〜〜 ... 」

( ...無抵抗とは言え面白い位に伸びる、ゴムみたい
　...両手を合わせて軽子には適当な謝罪をしながら ...困り顔 )


　　____...俺何も悪くないのに

「 …怒りますよ 」

( ぐにぐに、頬を上下に揺らしながら
ジト目で じぃっと見つめる )

　「 ....にゃんでぇ 」

( ...たっぷんたっぷん、揺れる揺れる ... ..見つめられても悪い事、と言う覚えがない )

______兄妹喧嘩のような光景を尻目に…


《 (…"幻想"を祈る歌、滑稽なテーマなのサ
　 所詮、そんなものだから歌うしかないんだヨ
　　…歌いきったのサ、カーペンターズは

　　"平和"という、幻想を。祈りを、歌を) 》

____

( 巡り、巡る人が人としてある歴史の渦に
何時の世であれど許された　"自由" はひとつ

　___祈りは、微かで …霧のように薄い …"平和")

____


( 歌は、人の世を　一生を詰めて未来へと送る
神々に真似できるかすら分からない __日常の神秘

　…彼女は聞くのだ　___"人"を )


《 ………♪ 》

　____ .......


「 ...ねぇニャルちゃん、あの子めっちゃ良い子じゃん、なんでそんな毛嫌いするのさ ....？ 」


( ....頭の中にクエスチョンが浮かぶ位には謎ってる ...
　....とても崇高な思考に、理解という物は少し難しいけれど )

《 …♪ ♪　♪ 》

( 子供、男性、女性が合唱するパートに聞き入り
声に合わせて頭を揺らす __la lalalala… )

___

「 …毛嫌いする程じゃありませんし
思考の探求にも毒はない事は分かってます

…手段を得るために必要な金銭、労力の
　ほぼ全てを他者へ依存する点が無ければ
　私めだって何も言いませんよ 」

( …じとじと目 )

　___...あ〜〜〜、そう言う


「 ...まぁ安心してよ、渡したのは一回だけだしこっから先は俺も厳しくやるから！ ...だから、大丈夫 」


( ...納得すれば、両腕を組み ...にぃと笑う )


「 それにちゃんと金銭を稼ぐ為に ...うん、仕事にせよなんにせよ、自分で稼いでもらわないとね 」

《 んぎ。ﾆﾝｹﾞﾝ的にはﾆｰﾌﾞはまだ働けないﾄｼなのサ
　あと、探求以外を諦めるほど真剣って
　言い換えるべきだヨﾖﾖ 》

( ちょっとヘッドフォンを外して )

「 …個人的には、このダウナー気質も少々… 」

( __ぐうたら身内、…自分のことのように恥ずかしく
　 説明最中も顔を赤くしてめを閉じて口を震わせ… )

　　「 働かないにしてもなんか手伝うとか ... 」


　( ...色々察してしまえば口数も少なく )

　「 ...ダウナー気質な所は可愛いとは言え何となく分かったかも ...うん、なんていうか、お疲れ様だね、ニャルちゃん 」


( .....頭を抱えて天を仰ぎながら小さな溜め息 ... ...
...確かに悩む、軽子の扱い )

《 〖マ〗。ﾆｰﾌﾞは生きてるからどうでもいいのサ
　そーいや、夜鳩って城勤めで楽しそうだヨﾖﾖ
　…しばらくｲｿｰﾛｰにでも行っちゃうヨ 》

___

「 …ご理解頂き、恐縮です 」

「 ....魔性の魅力って奴だなぁ 」

____


( さてさて、お返しそろそろ考えなくちゃ！
…明日から頑張る日が来る、…その為の
　頑張り着火材、…やっとかなくちゃね！ )

( ...んにゃ！ )

［ｽﾞﾘ…　ｽﾞﾘ　…］

「 ...ふぁああ 」

『 〜♪ 』


__すり鉢を扱う黒いの

「 ..何してんのぉ...？ 」

( ...寝ぼけ眼を擦る魔人、軽くあくび ... )

『 …即効性癒傷粉末 』

( …虫とか草とかキノコとか
乾かしたのを磨り潰して混ぜて )

「 ....マジで何してんの？いやまぁ、大事だけど ... 」

( ...ベッドから出ては斜めに背伸び ... ...結構見る人によってはキツい光景を余裕そうに見て )

『［ぎゅむ］…ふぁ』

( 突然魔人のお腹に抱きまくら )

　「 ...お疲れ、 ...まぁ、流石に俺も疲れたんだけれどさ 」

( ...頭なでなで、一息吐いて ...休憩 )

『 …アロマでもして
　今夜は早寝でも致しますの？
　…ミィもヴォリンも子守唄で
　イッパツでしたわぁ… 』

___尻尾に甘噛み跡が幾つか

　「 ...その分明日頑張るけれどね
　...流石に俺も肩が重いし、瞼が重いし ...
...まぁ後、ちょっと倒れたし？ 」

( ...尻尾を癒すように撫でつつ ... ...時々甘噛み跡を指でなぞる )

『 …貧血かねっちゅーしよかしら？ 』

( …おなかもみもみ)

「 ...んまぁ、そんな、かんじ 」

( ....少し、くすぐったそうで ...おまけに恥ずかしそう )

［むにゅ］__んむ。

( 唇、…急に背伸びして 奪う )

___"ねっちゅーしよ"。


(__離して、…にぃ と笑みを見せる)

『 きひひっ 』

　　「 ........っ！！！！！ 」

( ....一気に顔を赤く染め、ぽかぽか、軽めに ...ほんっと軽めに叩く )


　

いたた …お上手ですこと。

__

［ぷみぃ］__(…当たってもおしとやかそうに)

『 …ふふ、そろそろ悪戯魔人サマのご反撃でして？ 』

　　「 ..きょうはあきらめる、でもぜったいいつかふくしゅうするからね...！ 」

( ....ぎゅう、腰に両腕を回して逃がす気配皆無 )


　　　「 ....おやすみ 」

　　__抱き枕扱い

『…んきひ、おやふ…ひぃ』

　　( ...今日はぁ、色々、がんばるぅ... )

( …ニャルがオレンジジュース飲むだけ、
　こんなの書いちゃおうかな… )

( や、やっと落ち着いたぁ... )

( よぉ、レギぃ　待ぁってたよ全く )

「 ほれ "ささみフーズ"作ってみたんだ
…本に載っててよ？ ま、冷めちまったけど
　うめぇんじゃないかね 」

( ...今から、ごろごろしつつ ...頑張らないと、だな )

「 ....食べるぞ、冷めてても関係無いから
　...美味しいのと愛情は変わらないし、な〜っ 」

( エッグが薄く香る柔らかなﾊﾞﾝｽﾞ、
焦げ目が付いたそれを二枚に重ね
　…うすあじベーコンとキャベツ
　やわらかささみを挟んだ _猫ﾊﾞｰｶﾞｰ )


「 …シラフの時で恥じぃ事ばっか言うんじゃないよ
　いーからとっとと来な、…愛妻メシ っつーヤツだ 」


__ソファに座って手招き

　「 ...ん 、それじゃあ ... 」

[ ぽすん ] ( ...ソファに座るテホプの上に、丸まって座る ...温もりが程良く、落ち着く )


　「 ..いただきます、だぞ！ 」

　( ...両手を合わせて、差し出されたバーガーを持つ
　...食欲を誘う見た目と香りに、思わず涎が溢れる )


[ ばくり ]
　( ...一口デカく、約四割が口の中に ...キャベツの食感シャキシャキ音をたてる ...鼻もすんすん動かしてバンズやベーコンの匂いを楽しむ )

「 おネコサマのお気には召したかい？
…味付けにちょっぴり薄塩入れてみたんだ
　っとと そんなに焦り食いしなくたって
　メシは逃げたりしないよ … 」

( アタマ撫でくり …回すまでは行かなくたって
ゆるぅくもふもふしてやり __ま、良い機会だ )


［する，する］__しゅー

( モノのついで。レギっこの髪毛にブラシを通し…
__薄く光る朱色は風に靡き 揺れれば"赤"く変ずる )


「 …きれーな毛だね　…くっ付いてる時間が多くて
　かえって気にならなかったよ …

　色味も長さも煌めきも …こりゃ上物で違いないさ
　まるで"焔一陣の紅い風"、手入れは気長にしときな 」

( ..う〜〜〜っ、早く寝ちゃった、まだまだやるつもりだったのに ...色々待たせちゃってるぅ...
...決めた、今日は色々する、時間作る、 ...出来る限り )

( 兎に角癒しは出来るだけしないと！ )

(おう、頑張れよー？
ふぁ。…ふ 良い天気だね)

____

「 …むむ 」

( ...ま〜じでほんと、色々ごめん )

( 落ち着くの遅れるし、何も出来てないし ...うぅ、待たせてるよねぇ... )

( …いいやぁ？そういう下手に出てる
キミをみると、何だかイニシアチブ取ったって
感じの …ある種の、嗜虐っていうのかな？
　とにかくそういう需要なら満たせてるし
　…つまり？それは、それでイイ。…ひひ )

( .......へんたい )

( ....17時に帰宅して22時位まで寝ちゃっててねぇ... ...今からかなぁ、落ち着くの )

( きみ、私の事いつもそう言うから
慣れちゃったかなぁ …実際、そうかも？
　にひひっ ウチも最近帰ってきて
　色々やったあとにお昼寝しちゃうの。
　…トレンドとか、おそろいだね？ )

( ...ふふ、まぁ...うん、お疲れ様だね？ )

( きひひっ！…　あ、そうそう
今日ね？まだ、体力とかやる気がないなら… )

( お互いのキャラの、…好きな食べ物の
　公開とかしない？余興的なかんじで！ )

( ...ん、それもするけど返信もする..どっちかって言うと、今からが本番だからね..えへ )

(ひひひ、…)

「 …黒機にして従者、カロンは動物の肉を好む。
　それは"オオカミ"という 内に秘めた野生のサガ
　彼女の肉食系は、食性にも現れているのだよ 」

「 野生のサガ、というだけあり"鹿肉"を好むが
　…実は隠れて何よりも好む肉の種類がある… 」

「 …柔らかな兎肉のモモ。
　訳あって数ヶ月前から控えているらしいが、ね 」

　「 .....は〜〜〜ん ....？ ....ふふふ、なるほど
　　...あの子なら少し恥ずかしがりながらも、カロンならって事で許すと思うけれどねぇ.... 」


　「 あ、こっちは誰か ....聞かれたら、かな？
　指名制でも大丈夫だけど..んへ 」

(__バレて、…顔を赤らめながら横目で頬を搔く
　非常に 面映ゆい。が その場の誰より恥じらうのは…)

( 白い、兎… 白機は口に手を当てて __斜め下を向く
単なる好物、好きなたべもの。…そう言い聞かせても
　どうにも …黒機の口元を 牙、を意識してしまう

　__恐怖じゃ ない。…黒機以上に赤らむ顔が答えになる )

「いいよ」__と

( 続けて、…脚を見せて恥ずかしがりながら
　__"誘惑"してしまう兎 …据え膳、という訳だが
　　…流石に恥辱的で猟奇的で、官能的な欲求と
　　困惑すら混じる精神の混じりに留まる黒機 )

(__襲うようで、…襲えないあわれなオオカミに
　…"ひとこと"名前を呼べば、負け犬のような勢いで
　そぉっ、と… 身を寄せると 恐る遅く …脚に舌を這わせる)

______

「 という感じになるのだろうね。
　…あぁ、では"白機"君と"赤仮"君を
　頼めるかね？ 」

「 ....容易に想像が出来るね 」


「 さて、先ず白機こと月跳 ... ...小柄ではありながら見た目はとても良く ...天使の格好がとても似合う、彼女。
好みはアイスクリーム ...バニラ味。 ...棒とかよりかはカップアイスの方が好きらしいよ？ ...まぁ、軽く機体の熱を冷やせるからと言うのもあるだろうけれど 」


「 ...そして、赤仮 ...正直その日の気分によってコロコロ変わるけれど嫌いな物の方が少ないかな？
しょっぱいもの、酸っぱいもの、辛いもの、苦いもの、甘いもの、無味、なんでも大丈夫 ...あぁ、でも一番の好みはおやき？らしいね ... ...思い出の味ってやつらしいよ！ 」

(___屋上、…恵みの春に似合わない、強烈な日光。
　 夏が始まりそうな暑い日差しをパラソルで遮り
　…機のふたりはバニラ味のアイスで耐熱していた)

___…あづいぃ"〜　…あ"づいよ月跳ぉ…
　　なにさもぉ"〜今、春だって"のにこのサマー…

(…暑さに文句を垂れる黒機は、今にも溶けそうな顔で
棒つきのアイスにむしゃぶりついて __隣では)

(__適当に黒機を流しつつ、…おしとやかに
　 カップアイスの底をスプーンでくりぬいて
　…同じく耐熱中の白機 __景色を眺める)

____

(__備え付けの、キッチンから… 漂うよい香り。)

『 ぁ …せ、せきかちゃん… 』


( はじめて、…会った時から変わらない内気な笑顔
砂姫は割烹着で身を包んで …"おやき"を拵えていた
　__餡は、軽い食事に最適な肉まん系統。… )

『 …折角、だし …食べる？ セキカちゃん
　ほら …ふひ、…できたて …だし …？ 』

___横目で …恥ずかしそうに、ひとつを手のひらに乗せて…

_____


「 ふふっ…アイデアありがとう 」

「 ...こちらこそ！ ...うん、ほんっとにビックリするくらい最近暑いからね ...無茶しないように！ ...倒れたりしたら本当、滅茶苦茶心配するからね？ 」

( くくく、…暑さに弱いからこそ
私はその対策も徹底していてね？
　だから過度な心配はいらない！
　…少しの心配なら愛らしいけど )

( ...えへへ、ならよし！ ...俺は寒さに弱いタイプだからさ？
　....今のリズム多分色んな人に怒られるだろうけど )

( ふふ、…だから無理せず　今日は眠るのだ
私も、明日はたっぷり付き合えるからね！ )

( ...う〜〜〜、じゃあ、そうする...！...ごめんね？ )

(謝るなっ！…なのだよ、…おやすみぃ
　__ねこもふもふ、…明日はきみと
　　…おきつねもふもふしよっかな)

_____んん…　しょっ　…ん、しょっ

(『ﾀﾐﾚﾊ_ﾛﾊﾞﾎ』…　其所は物置。…持ち主が故の、
　そして由来が由来故の、奇怪な物品で溢れている

　__今日は年に数回の整理日)

( ゴミ箱、空箱を持ち ...そこら中を彷徨う無数の手達 ...
...いらない物、整理整頓の頼り甲斐はそこそこあり )


　____ふぁあ


( ...魔人は肘をついて寝転ぶ ... ..静かに眺め続ける )

( そんな魔人に注がれる視線… )

『 嫁ちゃんのお荷物整理やるわりに、
主人が能動的じゃないってどう思うかナ？』

__ﾎﾟｲｯ とゴミ箱に空き瓶を放る

「 ....そぉ言われてもさぁ、これはこれで結構集中力使うし ... ..何より俺も疲れてんのさ ... 」

( よいしょ、と声を出しながら ...寝る姿勢はやめて、座り直しながら、視線を返す )


「 ...後こ〜いうの、俺判別が苦手なのよ、いらないものといるものの 」

『 あー、メイドの触手みたいに無制限じゃないんだ 』

( なら納得。…と、年代物の段ボール抱え しっかり掴み
階段を降りつつ返す。…古臭さは悪く言った場合のこと。

　…この空間は感じ取ることが難しくない歴史が
　__そこらいっぱいに散らばり、…埃に目を瞑れば
　壮大なるエインシェント・ヒストリー…ロマンがある )


『 …おっ、とと 』

「 流石にね ....100万位じゃない？上限 ... ..ま、そこから更に大きくさせたり刺々しくさせるから ...実際はもっと少ないけど 」


( ...けほっと軽く咳き込みながらも、何処か落ち着き ...一度で良いから、何も考えずに両手足を広げて直接寝転びたくなる ... )


　　所謂、アンティークって奴？ばっかりで ..魔人的にはそこそこ楽しい ...恐らくもっと楽しむ奴が城には居るんだろうけれど。


　　「 ...こけんなよ〜？ 」

( 荷物に五手、黒機を支えるように二手向かわせながら ... ...ふぅと一息 )

［ポロッ］『 おおっ…と 』

(…不可抗力と不運が働く、…
お腹を支えられた拍子にポロリと
__木槌が段ボールから溢れ落ちる

　…それは導かれるように )


［ ズ オ オ ォ ォ ッ … ］


___魔人の脳天へと…



　　［　ごちんっ！　］

_______


_____


__…





　　　　　　…stage.？［???］
　　　
　　　　　　____ﾎﾞｫｫｫ――――ン…

___暗く　…光が一点のみから現れる
　　…奇妙な空間は

__［闇］を多く、感じる…

　　へ？



　　　[ ごちゅんっっ！ ] あだっ ...ｧｧｧｧｧｯ！！！？


　( 頭を抱えて大声を上げて ...うずくまる ...ごろごろのたうち回りながら、少し苛立ちを隠せず... )


　　「 だから気をつけろって言って ...ぁ？
　...？？は？何？ここ、どこ？ ....は、ぁ〜〜〜 」

　　( 非日常は突然に..... ...闇を見回す )

___闇は 内なる何もかもを覆い隠しているようで
　しかしながら掴みうるモノは何もない …そのままの闇


この広大無辺極まる闇に対し魔人の視点は皆無に等しい


____

( ...目が慣れるのにも少し時間が掛かる ...黒く、暗く ...孤独を象徴するにはとても似合っていて ... ...ひとつため息 )


　　　____ ...参ったなぁ、明かり作る事は出来るけど
　　　面倒そうな事に巻き込まれてしまったなぁ...
　　　

　打開策は無いわけではない。

__彼には希望があり、勇気がある

妻や、仲間の元へ帰るという希望があり
　その為ならば危険へ挑む勇気があるのだ

(ついでに黒い機械へのお仕置き)


__謎や理不尽の前では、実体のない心持ちこそ
　最大の武器になる。…__そしてこの状況に於ては

　　…"可能性"と"ハプニング"を導く

______



　…何かあるようで ない　そして目の前に ある
奇妙な感覚を与える闇が、空気と同じに感じる頃…

　ふと、あなたは一点の違和感に気付く。
闇は この空間において空気のようなもの
　だが その中に"濃く"感じる闇がある

　__闇に慣れていくにつれて …
　　形、気配 …間違いなく "誰か" である闇が


___あなたが言葉を放つのを、…待つように佇んでいる

____

"誰か"の全貌が露になる。…脚のない闇の騎士

　…角張と丸みを同時に帯びた籠手とﾁｪｽﾄﾌﾟﾚｰﾄ
　横に少し延びた肩部へ体の大半を隠すケープを下げ

　…騎士の兜のようなものが顔を覆い
　頭、と言える部分には髪のように
　"闇"が、…大きく靡いている

　__脚は、ない　…ﾁｪｽﾄﾌﾟﾚｰﾄから下がなく
　　しかし実体をありありと感じる …

　___一先ず、床はある ...壁、天井は無いかもしれないが少なくともそれがある ...

　　( ...ゆっくり立ち上がり指の骨を鳴らして ...
　　未知の闇に進む ... ...恐れず、怖がらず )


　　寧ろちょっぴりワクワクしてるかも？



　　...一つの問題としては、彼自身がこう言うことを体験するのはとても久しぶり ...ブランクが少しあると言うこと ...なので

　　　状況によっては、もしかしたら


_________


「 さて、そこにいるのは誰なのかな？ 」


　　視線を逸らさず見つめ続ける ...ゆっくり指の一本一本を閉じて、拳を握り締めながら

「 ...おっと 」


( ....不気味の一言が良く似合う風貌に少し戸惑いを覚える ... ...浮遊している様子？は幽霊に近いのかもしれない )


　..中身を深く詮索するのは恐らく危険に繋がるな
　　気になりはするんだけれどね ...


　　( 暗い闇の中でも感じる存在感に圧
まぁ、ここにいる時点でそうだが ...ただ者では無い
　それは確実している事、問題は )

　　敵か味方か、目的は何か──。

{ 思案 貴公に知っている事は私に少しある
ヤミのモノであること　命を落としかけたこと

__この位だが、貴公は寧ろ私以上に知らねばならない }

(ひどく丁寧に闇が答える
__その声は、…深いようで どこか近い)


{ まずは 答える順が貴公にあることだ
此処は私の居住であるがゆえに__

名乗るは先に貴公となる
心得なくとも、それは礼儀だ }


(そして 言葉を閉じる
___あなたに促しているようだ)

「 ( ...あの程度で命落としかけたとか、脆くなったなぁ ...ちょっと鍛え直さないとな、そろそろ新しい部下達も入る頃だし ) 」



　「 ...へぇ、こんな所が住居ねぇ ..ま、いいや 」


　　___魔人、ザレッド・イニール

　　赤城魔王 ...次期候補、こんな所？


　　( ...胡座を掻いて座る ...中々どうして
　　　　　　　　　　　　楽しい事でしかない )

{ 魔王候補、…　しかと覚えた
…だが貴公、此処に用はないと見える }

_____

(…騎士から感じる気配が強さを増す)



{ 試練 此処から貴公が帰還するには
たったひとつの出口を開く為に …

　私と合間見え 打ち勝たねばならない }


　ﾁｬｷ__

(ケープの下に 剣のツカが覗く
__簡素な見栄え …ロングソード)


{ 現世の礼節などあったものではないだろうが…

此処は ダークゾーン 、私はその番人である以上
　貴公、君を私は見逃す事まかり通らん定め…


　　　__…最後に問おう 剣の心得は？ }



____"剣" …その言い含みに、僅かな希望が混じる

「 ...そりゃあな ...とは言え中々ラッキーだよ
こんな辺境で出会えた事、そりゃとっても面白いから 」

__________


　　　　　　カクゴを決めろ


「 ...やれやれ、どいつもこいつも戦闘狂 ... ...言っとくけど、俺は結構強いよ？ ...にひ 」

( ...不敵に笑いながら、瞳に赤光が走る ...
　...一口息を吐き捨てて、浮かぶ剣を見詰める )


　　「 ...した事が無いと言えば実は嘘になるんだよね
　最も達人ほどじゃあ無いし、切れ味は劣るよ 」


　　( ...普段ならナイフを持ってるんだけど、残念ながら今は持ってない ...なので )



　　　　___手刀で良ければ、相手するよ

{ よろしい。　…ならばこれを与えよう }


(もう片手に __聖印を刻んだ剣のツカを掴む
躊躇いなく、騎士はあなたの足元へ投げて寄越す)


　　ﾙﾙﾙ…　　キィ___…ン

(剣が刺さると鈴の鳴るような美しい音が響く
…聖印のツカ、刃は "虹"に輝き …闇を切り裂く)


{ …つるぎの名を知るは後の話

さぁ 虹を手に …　私に、挑め }



(…気配が更に強くなる…!!)

　「 ...おい、これ ...っあ〜〜もう！ 」

( 色々言いたいことはあるが ..残念ながら止まってはくれない、聖印の刻まれた剣を手刀とは反対に持ち ... ...眺めて、 ...靴にて軽く研ぐ )



　　「ったく、しょーがねぇなぁ...！ 」

( ...構えて、呼吸を整えて ...その場で何度かジャンプ

準備は整った ...何も怖がる必要は無い )



　　虹の光が、奇しくも闇の中に道を作ってくれている

　ｼｬｷｨﾝ__…

(騎士も"つるぎ"を 仰々しく横に抜く。…
やはり見た目簡素なロングソード__)



　　{ 構え！ }


　　ｷｯ　__！

(…を、鋭く叫び ﾚｲﾋﾟｱの如く面前へ縦に構える
剣を中心に "縦" に直線、構える立ち姿は__威圧的…！)

　___ ｷｨﾝ!


(騎士は面前に構えた剣を振り下ろして礼節を終え

__途端に左肩を前に、右手のつるぎを引いて
魔人へ大きく走り踏み込み 勢いそのまま
　軽く __鋭い刺剣の突きを放つ！)

____


　　ｼｨﾝ!　ｶｯ　ｷｨﾝ!


(攻め手は終わらず構え直し、…右肩から切り下ろし！
右足を引いて斜めに魔人の剣を弾き… __更に脇腹へ

　身を屈めて先程の突きを入れんと迫る！)

___(戦闘は明日へ続く。)

( やや、居るかな。私が来たよ？ )

( 〜〜〜〜〜っ ...はぁ、やっと、落ち着いた ... ...またせて、ごめんよ )

( …ふふ、疲れた？ )

( ... ...うん、でも ...色々待たせてばっかりで ... ...ほんと、申し訳ないなって思ってるよ )

「 どれどれ、…ほらっ お姉さんに抱き付かんね　」

( 身を寄せると腕を広げて
元々長見をまだ大きくする )

　「 .... ....はぁ〜〜〜〜 ... 」

( ...身体中重くて、節々痛くて ...ふらりふらりと、足取り重く ... ...もたれかかるように、倒れる )


　　「 ....あ〜、動かす度にﾎﾟｷﾎﾟｷ言う... 」

「 どれどれぁ―、…可愛かっ
いつもよう頑張っとるよ …
　姉さんの可愛い君、可愛い君！ 」

［ぎゅー］

( 胸の方に抱いて寄せて
背中をさすって頭を撫ぜる )

「 ねー、最近よく体を動かす用事増えるから
疲れるねぇ …頑張っとる証拠よ 偉い偉い 」

「 ...休日は体を休めつつ頑張らないとね ...待たせた分たっぷり！ ....今はもう少し、ゆっくり、させて？ 」

( ...相変わらず軽いと言うか ... ...50未満の体重
　...大きく息を吐いて、吸いながら ...疲労を隠さずに見せる )


「 .... ...月尾の方が偉いよ 」

「 …んぁー あんまり厚みなくてごめんよ？
　ウチもまだまだ青い子やからねぇ …ふふ
　こんな風なんよ …ほれともザーくんこっちの方がすき？」

( 背中をさすりながら抱いて寄せ )

「 やーんキミ、きーみ。だから
　お姉さんをもふもふせんね、ほぉら！ 」

___身を寄せて

「 ...別にそう言うこと気にしたりはしないんですけど〜...？ ...ふふふ、でもまぁ、安心するのは事実ですから良いんですけど 」

( ...自然と笑みも溢れ溢れてくる )


　「 ...はぁあ、..触れ合ってるだけで満足なのに 」

　..手を伸ばして撫でたりしつつ ...少し頬を押し付け

「 そう？…んじゃあザーくん今度もみもみとか
久しぶりににゃんわん雌で雄の真似事やろっかなぁ 」
　__んひひ、冗談！

(組んだ脚の上に乗せて
…寝転がせるみたいに撫でる)

　「 ... ... ..う〜〜〜っ！ ...ご、ご飯食べてくる！ 」

( ...バッと慌てて、駆け出す ...顔はとっても真っ赤で
..分かりやすい )

「 …んふひ！ 」