黒は赤く染まるから　

楽しい夜は遅く来る

( ... ....ごめん、なさい )

( ....自分一人で、馬鹿みたいに、抱え込んでて )

( …キミは真面目で、健気な所が良いんだけれど
だからと"自分ひとり"の責任と抱え込んでしまったら…

　…ほんとうの"悲しさ"が産まれてしまうんだ

上手く出来ない、上手く話せない。…
…そんな「ステータス異常」だから、
自分で治せないから誰かに、それこそ…
私に相談して、…話し合って… )

( 治さなくちゃ、いけないの。…ひとりで考えて…
上手く行かなかったんだから、ひとりで抱えて
　治せる訳がないの。…けれど、私に…
　誰かに、相談したら …とても簡単にそれは
　治せるんだから。… )

( ...沢山、泣いて ...自分を、責めて ...ごめん、なさい )

( 本当は、もっと... )

( ……思い出してみて？…ついつい私のご機嫌とか
顔色とか伺ったり… そうして、…私の事を…

　「高嶺の花」とか思っちゃったりして
　…展開とか、アイデアとか。相談したいこと
　自分で解決しなくちゃ。…そう、思って
　結局、出来なかったり　…しなかったかな )

( ……キミが、ほんとうに欲しいのは…
"信用"なんかじゃ、ないでしょう？

　…私がそばにいて、話して愛し合って
　__信じ合える事が当たり前の…

　…ずっと、ずぅっと親しい仲であること。
　…それが　…良いんでしょう？ )

( 我儘、かも、しれない ..け、ど )


( もっと、対等に、平等に ...仲を、深められたら ...と、っても、嬉しい、です )

( …思い出して。わたしは… "上司"でも
"絶対に敬わないといけない人"でもない。

　…"ちょっぴりわがままな、…すごく親しい人"

　…"わがまま言い合って楽しみ合える人"

　……キミが、言えば　…ちゃんと、真面目に考えて
　…だいたいのお願いに　"はい" って答えられる
　…… 大事に思い合ってる人だってこと…ね？ )

( わがまま、なんかじゃない ...し、月、尾は )

( ...うぅ、ん ...なんか、ほんと、ごめんね ...
....なんだろ、やっぱり、ねんれー、的に...？少し、 ...色々、上に、見てたかもしれない、から )

( 対等。平等。…ちょっぴり、その辺りは難しい …
難しくない？　…ふふっ )

( 人付き合いは単純が一番！そんなに難しく
考えなくたって…
"おはよう！"
　"これしよう！"
"おやすみ！"
"助言ほしい！"
"さみしい"

　…平気でこれを、言い合える仲なら…良いじゃない！
別に、敬わなくても… 遠慮し過ぎなくても…
"正直"に伝え合えば、…それでキミと私の
　考えと願いと、そうでありたい関係…
　…愛し合えるノーマル、それが …できるんだから )

( ......頭冷やす、かる〜〜く体伸ばしてくる )

( うぅ〜ん。…上に見るのは、キミがやっぱり…
私に甘えたいからそう思ってしまう"欲求"で。

　…へんに敬ってしまうのは"遠慮し過ぎ"だから
　別に上に見るだけならいくらでも良いんじゃない？

　___甘えるときの包容は…誰だって欲しいもの！ )

( ...ありがとう、ね？ )

( .....後今とっても恥ずかしいからやっぱり冷やす！！！ )

( だからっ！　…無理に同じに見なくて良いの
その方が無理、生じちゃうからね！…

　好きに甘えて、遠慮はし過ぎない。
　…難しいけど これならずぅっと良いよ！
　ふふっ …抱き締めてくれる私が
　…大好きなんでしょう？ )

( ふっふふ！… いってらっしゃぁ〜い )

( .....ふぅ .....要はその、もう少し自分に優しく、緩く、なれば ...よい、ってこと？ )

(そうだね！…もっと返して欲しい、甘えたい
ああして、こうして…後は、相談？
兎に角、色々ぶっちゃけていこうよぉ…にゃは)

( .....よし、分かった ....うん、ありがとうね？ )

( おけ！…さっそく、甘々頼んじゃうぅ？
　それとも！…お返しお頼み？なぁんでも！
　普段頼んでることとか…みぃんな！どーぞ？
　…赤、手ぇ…♪ )

( ...あのね )

( ....可愛いショタやロリを愛でたい！方便女子を愛でたい！！！表裏の性格が激しい子と色々話したい！ )

(んー？)

( ...てへ )

___最近ご無沙汰の"旧"ふたりかぁ…
　 ふひっ…ポンは抜きで、…Jちゃんは
　 装備獣付きでまた来て貰おっ…


___川原のお医者さんに検診来て貰おっか♥️


__…"闇の一族"に、…幼い"コ"、そして"子"が
　居たりするんだよねぇ…　来て貰お…っ！

( ...まぁ、えっと ...もっと言うなら )

( ...愛でるのも良いけれど、愛でられると言うか、責められるのも、やっぱり ...こ、好みって言うか )

( ...あ、色々、したい事 ...出来た、かも )

(…いけず、まぞひすとっ！)

(う〜〜〜るしゃいっ！！！ ...事実だもん )

( んひゃ！ そな声ば聞いたんごていますごて…っ
長ぁ見んでも分かりはりますっ …った、今晩たい！
　ざれっどさんたぁ あちば覚えてはります？ )

( ...にひ、こんばんは〜っ！！ ....えーと、んと、ちょっとお待ちを ...生憎俺の記憶容量薄くて ... ...あ〜〜、お手数だけど、良ければもっかい、自己紹介 ...たのん、でも？ )

『 あっちぁ〜 長ぉ見んてばﾋﾄぉ顔ば忘れで
　置くば難しかって違(とご)ぉとるだなか…

　…ば！、あちば …〖ﾄ=アザ〗にぃあります！
　名前ば聞かして思いはるフシだ無かですか？ 』


( 頬ぽりぽり、ちょっぴり困り顔笑顔
　__水色の髪がなびく平野育ちのお嬢様みたいな… )

　「 ...いや、まぁ後はほら、思い当たる節はあれど
　　人違いだった時が一番気まずくなるから ...ね？


__その心配が杞憂に終わったんだけど、さ！ ...大丈夫、良く覚えてる！ ...お話大好きな人、って覚えてる！ ...俺はね 」


( ...椅子を引いて座りながら、左右に手振り軽めのご挨拶
　....多分上って感じの人なんだろうけど ...この場合の対処はその時と場合に任せる )

　　　　　　__要するにアドリブ人生

(
　ポン …逆三角が居ないだけで、前と同じ格好 )

( 白いワンピとサンダルに、少し焼けた健康的な肌
ちょっぴり黒より背が伸びて …こ洒落リボンの色は水色
　王冠のように被った枯れ草香るぴかぴか麦わら帽子と
　なびいた髪は海風のようにさわやかな色と …軽さ！ )

『 んば！そない言うてばはれば平気ではります！
お久しゅうとりましただなぁ 挨拶ばあまんで
　できねですいませんですたい ___ 』

( .....魔人、服はあまり持っておらず ..いつも通りのパーカーに、軽ズボン
...少し違うのは、ちょっぴり雌らしさが強調されて押し上げられてるって所？ )


「 ...べぇつに気にしなくて良いのに ...忙しかったんでしょ、その感じを見るに ...それなら仕方ない仕方ない！ ( ..しかしまぁ ....真面目と言うか、常識人だなぁ ) 」

(にししと困った笑顔で後ろ頭に片手置き)

『 はあい"シマ"のみんなばﾋﾄの風情なメシさ
食いたか言いよらしたんで、"ﾅｲﾄ"さんば
作りおらす畑ば広げ回しとうて種ば植えて
柵ば持ってこらしたりばやりおったんです

もう夏ば来るけん早うせんば間に合わんし
走りば回してくたくたばしとります…
　あ、土産ばもっちょります！いります？』

(ごそごそ取り出す、…キュウリ三本の塩味噌漬け)

( ...不思議と前より理解は進む )

「 は〜〜、そりゃお疲れ様だねぇ ...まぁ確かに、今年は例年よりも早く夏が来てしまいそうだしね ...
　...ま、水分補給だけは大事にしなよ？ ...あ〜〜、今年もヴェルにはたくさん頼りそうだなぁ ... 」


　　( 「あ、いる」なんて口に出しながらキュウリを貰いつつ、早速一本口に含み ...舐めて少し楽しんだ後
ポキッッと小気味良い音を立てて ...一口、口内へと ...齧り ...こきこき音を立てながら食べる )


「 ...うま〜 ... 」

［ぎぃこ …ぎぃこ］

『…ふかー　…ふかー　…ごぉ』

___当たり障りのない会話を続けた後で…
　快い眠気がじわじわ心と体に溜まりこんで
　ベランダに置いてあったロッキングチェア。
　…木製の香りがよいそれに、掛けてしまえば
　数秒数えないうちに寝息が聞こえる …


　____冰水色の粒子が風に乗ると
　　　まるで空気が光るように …
　　　涼しく …まだ見ぬ冬国の
　　"ダイヤモンドダスト"が現れた！

　　　　　___へくちっ！

( ...目が覚めれば、いつの間にか寒い空気が漂い続ける冬国 ... ...漂う銀色の粒子に目を奪われながら
　...何度も瞬きを続ける ... ...吐息は白く輝き
　...慌てて身体を何度も手で擦る )



　　__...こ、此処、何処だよっ！！？

___のどかな平野が軽く雪をかぶったような
　 平穏を… そのまま紙に書いた、白銀世界…


　(木々に纏う雪や霜、傾斜の下に流れる川の
　弾いた光が空気をもっと 輝かせていた…！

　…ただ 危ないのは寒さだけじゃないみたいだ)



　___そこらじゅうにケモノの気配がある…!!

　　「 ...全く ...勘弁して、欲しいなぁ... 」

( ...腕一本、マフラーの様に巻いて ...限りなく露出は減らして、服の中で擦り続ける手を出しておきながら ...

　　ゆっくりと、構えて )


　　___来るなら来なよ、自然の摂理を教えてやる

　　....容赦は出来ないよ

［…気配が、…来る！__よってくる…っ］


　ﾊｯ　ﾊｯ　ﾊｯ　ﾊｯ　…


(雪の下に、…とても元気に雪をかき分けて
　ばればれな勢いで音をざくざく鳴らして…っ)



　　［ ぼしゃぁっ ］

　　　　ﾊｯ　ﾊｯ　ﾊｯ


____大きめの犬が雪から飛び出して…
　　魔人にお腹からのし掛かってきた！

　　　来る ...落ち着け、狙いを外さない限り
　　...苦しませる趣味はない、一発で ...


　　　　　___んにゃっ！！？


[ ﾄﾞｻｯｯ ]( ...人懐っこい動物を傷つける事が出来ず、受け止めようとすれば ...その勢いで、雪の中へと倒されて )




　　　「 ( .....つ、つめ、たぃ... ) 」


　　( ....抱え込んで顎下や後頭部 ...首裏などを撫でながら、溜め息を吐く ...白く広がり、雪と高まってた気は溶ける )

　ワフッ ﾊｯ　ﾊｯ　ﾊｯ… ﾌﾝﾌﾝ


(…突然飛び込んできた犬は、ハスキーっぽくも
オオカミっぽくもある。…激しく呼吸しながら
撫でられると喜び、魔人の顔を舐めたり嗅いだり
　頭をどんどん動かして遊ぼ、遊ぼと言わんばかり！)


__そして何より… とても大きい。
　魔人と同じ位はある体格なのだ！

…重くて、体温もあっつあつ もふもふ。


　________


　ーーー！…　あっ　…いた…っ」


　____こらーっ　…なにやってるのっ！



　　(…遠くから、別の"声"が聞こえて
　　それがどんどん近付いて来る… 間に。

　　___わんこはすっかり懐いて舐め回る…)

　　んぎゅ、ち、ちょっと、お、重い！重いからっ！
...あ、遊んでやるから離れろーーーーーっっっ！！！


　　( ...魔人の悲痛な叫びは犬の下から聞こえる
　...遠くからの声が聞こえない位には、集中していて ...ポカポカあったかいとはいえ、体格やそのやる気に ... どうも、押され気味 )


.......[ ぐでぇ ]


　　　　__完全に骨抜きと言うか、力が抜かれた

　(__さく、さく　とんっ)


　「 カムーっ また押して倒してっ…
　　…っ いまぁ下ろします！ 」

　___とても疾く 軽ぅく雪に鳴る足音が近くに…


　( 犬はそれでも魔人を舐めようとするけれど
　　ぴんぴんと頭を押されて渋々、バックする… )

　「 しっ 下がる下がる！… ごめんなさいっ
　　こん子、すぐ人に乗っかって…っ … 」


___少年青年合間位の中性、幼げな顔つき

　カムイでアイヌ、日本が混じったみたいな
　…聖なる獣を思わせる半袖で毛皮の衣服
　 背負った弓は荒紐ながらしなやかで…

　___水白色のけものみたいなぼさぼさロングヘア！
　　　…ぴこんと生えてる毛深いいぬの耳___


　「 怪我ぁっ　…ないですかっ 」

　( 魔人の腕を引いて …起こそうとしてる )

　　　　　　___ない、とも！！！


( ...勢い良く雪から起き上がり ...無意識に少年？の頭を撫でながら ...髪の毛についた雪を振り下ろす )


　　__実際の所雪なのに暖かいと感じたり
　...少し眠くなってきてた所から危なかったりはした





　　　でもそんなことより ...その見た目に惹かれて

　　　　元気を ...熱を取り戻す❗️

「 !! よかったぁ…っ カムがまた… 」

( 「迷惑…」と続くのが分かるよう。…遮って
　自分のペースに乗せちゃおうとする…魔人！

　__撫でられた頭に… 一瞬ぽかんとしたあと )


「 僕はいぬ、じゃなくておーかみですけど… 」


____耳がぴこぴこ動いてる



　　_____


　「 とにかくすいません…っ カムッ！
　　もぉー、これで何回目！…
　　人に飛び掛かって倒したらダメって
　　何度も言ってるでしょっ …もー　」

　(__いぬはとぼけたような顔で舌を垂らす)

「 ....どっちも似た様なもんでしょ 」


( ...気にする様子も無く、撫で続ける ...良く見れば、顔少し熱ってて ... ... ...ふらふらで、 ...雪に当てられ過ぎた結果？ ... ...風邪、引き掛け )


　　______

「 やーー、大丈夫大丈夫、気にして無いからへーき ...
　　..... ...えへへ 」

___わっ…


「 あなた… 顔っ［ぴと…］熱出てますよ…っ！？
　わーっ 格好もとっても寒そうな…っ うぅっ
　__カムっ！　いっかい帰るよ！ …えぇーと 」

( おーかみ、と名乗る子は犬に指差し
　…自分は毛皮の服を脱いで __上半、
　雪の中に晒してしまうけど …平気そう )

　「 これ着てて！ …えぇっと、…あとこれ飲んで…
　　カムっ 道迷いそうなら"乗って"！この人っ
　　熱出しててお兄ちゃん急ぐからっ 」


　　　_____いぬ、…唸るように身を屈めて…

　__［ぐぐぐっ］『 はぁい にぃにのってかえる！』


　　… "冠雪"に響く無邪気で元気な声__！

____ふにゃ、うぎゃぐ〜〜〜〜 ....ぅ？


　( 次第に頭は楽に回らず ...毛皮の服に身を包まれ ...渡された何かを飲みながら ...もたれて、よる ... )

「 .. ...あ〜〜〜〜 .... 」


　　　　.....次第に、瞼が重く___

____あなたは誰かの背で …揺れる感覚を最後に

　…明日への楽しみを胸にして 今日の冒険を記憶した

　　　　　___あなたは眠りに就く…

　　　___明日、こそは ...と言う、決意を胸に

　　　　　　　　　　ｷﾞﾝｾﾂｲﾃｶﾞﾐｾｳﾄ
　　…　魔人放浪1　: 冠雪射�~兄人

________

( 鍋が煙を浮かせる囲炉裏の側
　分厚い毛皮の服を掛けて眠っているのは
　風邪を引き掛けた魔人だ、… )


　［…目を開けて、ぼやける感覚が少しずつ
　　正常に戻れば …危険は遠くにあり
　　安全と、暖かさが身を包む事を知る事が出来た］



　__かふー　…かふー　…ん。… …すぅ…　かぁー…


　　( 魔人の傍らで寝息も聞こえてくる
　　　…何処かしら、おおかみ少年と似た
　　　ずっと小さいけもの耳の子供だ

　　…少年に比べて雪国らしい毛皮の厚着
　　人懐っこそうな顔で、安らぎに満ちた
　　寝顔があなたの視界に映り込む … )

_____...[ぱちぱち]


　　( 不思議そうに何度も瞬きを繰り返して ...
　　...冷え切っていた身体が、今では暖かさに包まれ
　... ...軽く身体を起こして、凍傷になっていないかを確認した後 ...辺りを見渡す )


　　「 ( ...そ〜〜いや、此処何処なんだろうなぁ
　　ナイアやミィリィ達、心配してるかもなぁ... ) 」


　　( ...傍らで寝る子供をチラ見した後___二度見 )


　　　「 ....ルージュならなんつ〜か、滅茶苦茶
　　　喜びそうな空間だなぁ、全く ... ... 」

( 魔人も子供は嫌いじゃない、寧ろ好きな部類 ...同じ様に毛皮を着用して、寒さを防ぎながら ...安眠している様子に少し安心し ...ふと、無意識に手を伸ばして、起こさないように優しく、やさしく ... 頭を撫でる )



　「 ( ...あの命の恩人は何処行ったかな ) 」

( ...魔人、軽く火照り顔で汗もかいているとは言え、幾分かマシな状態 ... 物音を立てないように起きながら、外を観察する )


　　___魔人の状態異常耐性が低いと言うことを示している事に、本人は気付いてない。

(__草の汁のような匂いが、魔人体の節々から香る…
　 …布が巻かれていたり 拭われてる跡があったり

　処置をした彼は …また外の銀世界へと発ったのか
　おおかみ子どもの気配以外は周囲に感じない …

　___おおかみ少年の、痕跡を探してみようとも)


［荒削りながら…寒さをしっかり防げるひと屋根の住みか
　寒さの中に生き残る為の備蓄、道具、衣類に天然医薬品…
　__頼もしさを肌に感じる住みかの外を眺めてみれば…

　…木々が視界を遮るように立ち並んだ 森が見える
　何処の果てまで真白に染める雪の世界。…誰かさんが
　残す足跡も、二十数えるまで残っているか怪しいくらい。］


　　　______ばぁ〜　…ねっちゃん起きてるっ！



　　(…見惚れる間も無く、元気な声が__
　　　どん!と軽く重い体当たりで後ろから！)

　　『 がぅーっ　がぅーっ　あははっ ぐるーっ 』

　　「 ....なるほどねぇ、中々厳しい環境 ... 」


　( ...処置も施されて、何時でも外に出れるとは言ったものの ... ...流石に悩む、何か礼をしてから去るべきだろうということも ... ...そもそも此処が何処か知らぬ故、迷子になる可能性が極めて高いということ )


　　( 唸っていれば気配に気付く ...なんて事は当然無く )


　　　___ｺﾞﾌｯ！！？

　　( ...体当たりに体を地面に倒されて ...うつ伏せに
　　...痛みよりも先に ...何故か“仕方ないなぁ”って感情が出て来て ... )


　　　「 ...っふふふ、元気だなぁおいっ！
　　　にひひっ ...ははははっ！ 」

( ...愉快そうに、笑い続ける ...暖かく、緩い )

　　『 がうぅ〜っ 』

［仰向け魔人に股がっても…
　 顔と顔を合わせるのに少しの苦労、
　 魔人の竜子より …まだ、幼げ
　 とても小さなおおかみ子ども！］

( 笑う姿にはもっと嬉しそう！ …頭を擦り付け
　服を引っ張っがぅがぅ言う姿は、先程の…
　オオカミハスキーそっくりな懐きっぷり！)

　__ごしごし、もふもふ　…すりすり！


　　『 ねっちゃ！　ねっちゃっ！
　　　にぃにまだ帰って来ないっ！』

　［…懐き遊ぶ合間に、思ってることや
　　記憶してることを何気なく言う__］

　　　「 ...よぉしよぉ〜〜し 」

　( ..城でも撫でる事は特に多く、慣れた手付き
...元気なのは良い事だと自負しているからこそ
　　こう言う子は珍しいと感じる、ある意味 )


　　「 ...おぉ〜、そうかそうか ...じゃあ遊ぶか？ 」

( ...呼び方の違和感に気付かず ...懐かれたのであれば徹底的に飽きない位に愛でてやらないと気が済まない性分。
　...子どもに対してかなり甘く接し続ける、当初の目的を忘れて )

　　__なでなで、ごしごし、ぎゅっ


　　( ....耳裏撫でたり、顎の下を擦ったりした後で
　不意に腹の部分を軽く掴んで ...たかいたかーいっ )


　　___こういう事をする時 ...とても心は癒され
　　　　心の濁りを潤す事が出来る

　『 ふゃははははっ　がぅ〜ぅ〜ぅ…__がぅっ 』

　　　　____ぽんっ　　…

　［嬉しそうに身を捩って 元気、元気に笑って！
　　…たかいたかい、所に持ち上げられると
　　ぽん!と煙が一瞬身を包んで　___

　　魔人の目の前に …もふもふ毛っ毛のお腹がどすん！］


　　ﾊｯ　ﾊｯ　ﾊｯ　ﾊｯ　ﾊｯ　…ハフッ！ ﾊｯ　ﾊｯ


　( …突然、子どもの位置から落ちてきたのは
　　あの大きなお懐きオオカミハスキー！…
　　また押し倒すような状況で顔を舐め回したり
　　嗅いだり！胸やお腹に頭を擦り付けて…
　　重さとふかふかと熱さをたっぷり堪能させる…！)

　　　ワフッ　…ハフッ！　…ﾊｯﾊｯﾊｯ　…［ﾍﾞﾛﾍﾞﾛﾍﾞﾛ］

　　　　_______


　　がたん …　___こらー、また〜…


　［…少しだけ冷たい風が吹いてきた
　　玄関の方から声と、音。__軽い足音！］


　「 もーっ その女の人、熱出してたから
　　べろべろダメってお兄ちゃん言ったでしょ！

　　［…程よい兎を3羽、紐で下げて__
　　　おおかみ少年が帰ってきた！］

　　めっ、カム！…どんぐり焼きあげないよっ？」


　　　　___ﾊｯ　ﾊｯ　ﾊｯ


( …反省した様子はない、犬だけど… 興奮はしたまま
　囲炉裏の側に駆けて行って、しゃんとお座り！
　　___少年は獲物を鍋の近くに置く… )


　「 …っ　おはようございまぁすっ
　　あ。…カム、起こしちゃいました？ 」

　_と、…魔人の前でお澄まし笑顔で正座した


　　

　「 ったく〜〜 ...可愛いなぁ全く！きひひ ..ぃ？
　　　へ、あ、ちょっま ...ぉぐっ 」

( 可能性として考えれば全然分かったことなのに ...気が緩み過ぎてた ...お陰でどっさり、わんこの下 )


　　　__しかし2回目は ...負けじと対処もする！


　　「 ったくこの〜〜！！ ...んははっ、あったかいなぁおまえ〜っ！ ...にひ、ほらほらこっちの方が撫でやすいねぇっ！ 」

( 荒い吐息、獣らしい勢い ...全て拒まず受け入れて、大きな可愛いオオカミを受け入れる ...首の下や付け根など ...犬にするみたいに撫で回しながら
　...楽しみ、笑い、疲れるまで ...遊ぶ )


　　　　もふもふ ...好きな部類。


_____________帰宅


　　( ...少し嫌だった冷たい風も、程良く心地良い
　　...オオカミが退いた事で、笑い声をあげながらも
　　ゆっくり呼吸を整えて ...ふぅと一息 )


「 ..は〜〜〜っ、久しぶりのアニマルセラピーは最高だ ....あ？ ...あ〜〜、全然大丈夫！寧ろ俺も元気を貰ったからね！...あ、それと介抱、本当にありがとうな？ ...お陰で日頃の疲れも取れた！ 」


　　( ...人狼？と似た様な雰囲気、お陰で少し慣れて ..
...代わりに胡座を掻いて ....ふと、違和感に気付く )


　　　　　　　___...？　...おん、な？


　　( 元々の魔人 ...自称男:女が6:4な自信はある )


　( ....良く、良く考えれば、さっきは疲れが取れた
だからと思ってたけれど ...身体は確かにいつも以上に... ？ )

「 …うんっ 調子は大丈夫そうですね！
　けれど、体にまだ体力が付いてないから
　安心してちゃいけませんよ〜？　…
　まだまだ、雪も風も冷たくて
　厚着してたって危ないんだから！ 」

［言って立ち上がる少年、…顔はやっぱり
ハスキーと似て人懐っこさを感じるけれど
…体と、雰囲気は中々逞しい雰囲気__］


「 カムっ …おね〜さんに鍋煮食べて貰うよ！
　葱と、鴨と… 大根持ってきてっ …よ〜し

　［ワフッ　ﾌｯﾌｯ］
　___ちょっと、待っててください！ 」


( …二匹、二人とも人の話を落ち着いて聞けない…
　まるで　__雪国に負けないあったかさを
　この忙しなさで拵えているかのよう！)


　　___いぬは戸棚に駆け出し、…少年は刃物を持つ

　　「 なぁちょっと今の俺どうなって ...あ..
...あ〜〜、まぁ、良いか ... ...変な雰囲気になるより 」


　( ...恐らく薬を受け入れ過ぎたって事もあるから
　そう見えやすくなっているんだと ..現実逃避し
身体を伸ばせばまだだるく、疲労が確かに残っている事を暗示していて ...折角なら、飯もお世話になってしまおうと ...その代わりに勿論、お礼はちゃんとしようと考えて )


　　「 ....あったかいなぁ、本当 」



( 幼くしてアレだけ頑張っている子供を見ると ....応援と同時に、擁護をしたくなる気持ちが湧く ...顔も良いし、辺境？にて原石を発見した喜び ...誰かに分かち合いたくて仕方無く )



　　___ ...そ〜いや、昔もこんなのあったなぁ


　　　( ...思い出に浸れば、目を閉じて ... 瞑想 )

鬼) __ ...お〜〜、こりゃまたいいさけのさかな！てぎわがよくてたすかるぅ！
手) はいっと、血抜きや骨抜きは済ましといたから。後はアレ、もう少し待ってくれたら鱗とか取って食うよ
猫) ...それ、炙る ...表面だけ、ちょっとだけだぞ。絶対美味いから ...
霊) 食べ過ぎないようにするんだよ、君達 ...まぁ、若いし生きてるって証拠だけど。
目) ねぇねぇはやく食べようよっ！お腹空いた〜っ！


　　　___懐かしさに、くすりと微笑み。


(/...お疲れ様！ )

(/二連休前で残業やってた…
　…明日、色々返すね…ぇ)

　『〜〜〜！』「！！　ーーー」

　__いぬと少年 …踊るように鍋作り。




　［…あなたはその間に、これまでと昔を回想する
　　懐かしき記憶へ思い馳せる最中 …ふと__

　　此処に来た原因らしき …"眠るﾄ=アザ"
　　彼女の放った雪景色の事を思い出す。
　　何でもありの旧神たち…　ﾖｸﾞが所持し
　　展開してきた"別世界"　__思い当たるフシ。］


　(思えば 雪の季節などとうに過ぎ去り… しかし
　今は常雪にすら思える幻想的な景色の最中。…

　　___なら …この場所が何なのかは想像が…)


　______


「 できましたよっ …さぁさっ
　食べる前にお茶を飲んで少し
　お腹を暖めなくちゃ　どうぞっ」

［…囲炉裏の上に運ばれた、兎肉の大鍋！
　ネギや鴨肉、大根で栄養が豊富な冬の食。

　___の、前に… 子どもに戻ったわんこが
　…"魔女"の足元に赤色の… お茶？をお持ちした］　


　『 にひーっ　ねっちゃ！おーしーよぉ？』

　　___人懐っこい見上げの笑顔。

　　( ...流石の魔人でも、一種の答えが出来る ...
　　恐らくは ...そういう事 )


　　　　　____ ...これは夢だ！


　　( ...なんて冗談は頭の中だけに留めておき )


　　「 ( ....俺は恐らく、そう言う ...場所に
....巻き込まれとは別で、来てしまったんだろうなぁ ) 」


　 ( とは言えそれが苦ばかりじゃないのが
　　また魔人にとっては喜ぶべきか ...嘆くべきか
　どうにも悩んでいた所で___食事の匂いに ...笑みを浮かべる )


　　元の場所に戻ること、体を戻すこと


　　　それよりも先ず、腹ごしらえ！

_________


「 ...お〜〜っ ..！凄いなぁ ...汁が染み込んでて美味しそう ... ....気温的にあっちじゃ食べられないだろうからこれはこれでありだなぁ .... 」

( ...空いた腹には、八分目を満たすのは確実な鍋
　...戻って来たわんこに対して、頭を撫でながら ...
　　___ちらりと、置かれたお茶を見る )



　　　「 ( ___え、血じゃね？ ...いやまさか
流石に血じゃ無いよね、でも俺こんな真っ赤なお茶知らないんだけど？？？ ...いや、うん、大丈夫、大丈夫 ...こんな子供達が言うんだぞ、 ...命の恩人達がこんな所で騙す訳無いだろ本当俺は何を考えてるんだ ... ...うん、あれはお茶あれはお茶、お茶に決まってる...！ ) 」


　　( 深読み、かもしれない ...が、しかし
　　流石に自分の被害妄想だと ...笑って
　足元に置かれた、お茶()を両手で持ち .... )


　　　　　...ごく


　恐る恐る、一口を飲む___

［…舌触りから、普通の飲料とは違った…
　少しばかり"固く"感じる重いお茶。
　___少し濃いが、紅茶と緑茶を混ぜたような
　　ちょっぴりほろ苦い　…へんなお茶だ　］


　(…魔女の様子にちょっぴり不思議な子ども)


　『 ねっちゃ、おいしくない？ 』


［おおかみ少年は急須に"真っ赤な剣草"を入れようとして
　けど、魔女と 子どもを見ていぬ耳をぱたりと倒す］

　「 …はれっ　ご、ごめんなさいっ
　　"赤魔"のお茶…　だめ… でした、？」


　___お腹の中から、…ほんのりと
　　 後押しされるようなパワー
　　　…沸き出す暖かさ__！

　　[ ...くすっ ]

「 ...ううん、大丈夫 ...あったかくて、美味しいよ
　...ごめんごめん、食レポ的なのが下手でさ、言葉を選ぶよりかは ...こうして、単純に感想を言ったほうが良いかなって 」


( ...不思議と進んで ...喉を鳴らして、飲み干し、満足そうな笑顔 ... ....おおかみ少年、そして子供 ...何方も、甘やかしたくなったのか ...頭の撫でを、続ける )


　　__あったかいのは事実 ...芯からぽかぽか


不思議ではあるけれど ...それもまた一興だし ...
....もう、大丈夫 ..恐れを、抱かない


　　「 ...にひひ、ほんっと可愛いな .. 」

( つい、本音も ...緩んだ口から漏れて )

__ぽかんと、口を開けたのはおおかみ少年


　「 …藪から棒…　でもちょっぴり嬉しいな？」

［鍋蓋を開ければ、…湯気を上げて熱々が姿を見せる…］


( 何気もない、…そんなデザインの箸と…お椀を配り
ちょこちょこ歩く働き子ども。…魔女と、少年の間を
　自分の席、と座ってにっこり　___鍋がよぉく香る )

　「 ...いやぁ、しかし本当 ...美味しそう！
　　...あ、箸とかもありがとね ...やばいな、居心地滅茶苦茶良い ... 」

　( ...頭を撫でて愛でるのを一度止めて ...箸を右手に取り、準備をする ...少しずつ腹が空き、食欲も増して来るのが自分でも分かりながら ...寒さと言うものを感じさせない程の空間の暖かさに、ちょっと心が揺らぐ )


　「 ( ...あ〜〜、可愛い ...可愛いなぁ ... ) 」


( ...癒されて、癒されて ...子供の前だからってのもあるけれど、笑みは絶やさない )

(帰還ほーこく。…じゃ、初めてくるね？
　___遅れてごめんよ…　冠雪射�~兄人！
　　　続けて楽しんでね…！)

( ...くふふ、お疲れ様！ ...大丈夫だから、心配しないで？
...明日はもろもろ、俺も頑張る予定だし )

(赤手！)

( ん ...呼んだ、よね )

( んに！　…お食事タイムは__
カット！にして… 兄人再開までの間
　赤手が城から消えてから後のお話…
　ちょっと、やらない？…誰かは決まってないけど！ )

( ___うん、やろ？なんでも付き合うから！大丈夫！ ...後で、また、魔の森とか色々返すから！！！！！ )


( 因みにさ、月尾は十二支の中だと何が好き？ )

( …うぅーん。…虎？あとうま！
　あとありがと！シチュ、…かんがえちゃぉ！ )

( りょ〜〜かいっ！ ...にひひ )

( 今日は色々 ...出来たら、良いなぁ )

( .....ふ〜〜〜、ん！そろそろおち、つく！ )

( やっほぉっ ....お疲れ様、色々返してくれてるみたいでありがとうね！ ...うんうん、お礼に頑張るから、ね？ )

( あ、なんか大変なら無理はしないようにね？...これは本当に )

( …あ　r-type漬けにして…
シチュと、黒機のバイトの理由！
　…考えて短めの長編ストーリー！
　…冠雪射�~兄人、休憩中に
　プロローグをして…
　…新生〖生命機産島〗に移動！
　その後、フリーにした此処で
　兄人を続けるよーっ )

(随分考え込んだけどやっと思い付いた！！
　…心配掛けてごめんよ！？軽くスランプだった!!!)

( ....ふふふ、大丈夫！ )

( ……寂しくさせてごめん )

( …さて、頑張る？ )

( ...スランプなのは俺もだったから、ね？気にしないで良いからね？ ..大丈夫だから )

( …負い目お互いィ…　…まぁまぁ！気楽にね？
　…あ、でもこれ二回続けちゃダメだな…
　病んじゃう、闇溜まっちゃう。…よし頑張ろ )

( ...じゃあ、なんかして欲しいことはあるかな？ )

( …ルージュ君と、天使ちゃんで反応？とか！
今回は機械島の事変終息後…　魂の悪用が止み
　正常な生物として〖生命機〗の生産と生活が
　行われている〖生命機産島〗で行われる
　とあるバトルの催しと…　それと、共に起こる
　隠蔽された過去が引き起こす新たな事変…
　それを描いていくよ！　…良いかな？ )

( ...うん、お願いしても大丈夫？ ...ちょ〜〜っと先に十二支、一人だけでも良いから上げさせて？ )

( …虎？　…うま？ )

( ...ゴメンどっちでもない() )

(んにゃ)

( ...わがままでごめん、よ？ )

( 気にせん気にせん！
　…後でウチのほーが
　じゃりじゃりにわがままゆーたるわ！ )